菅総理「携帯の次はNHKをやれ」=週刊文春
本日発売の『週刊文春』に、受信料値下げを巡り、NHKの前田会長が「番組の質が下がる」として難色を示しているとするインタビュー記事に加え、菅義偉総理大臣が武田良太総務相に対し、「携帯の次はNHKをやれ」と指示を出した、とする話題が掲載されているようです。とくに菅総理がそのような指示を出したという報道が事実ならば、なかなか興味深い話です。
NHKを巡る疑問
かねてより当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では、NHK問題を取り上げて来ました。
当ウェブサイトとしては、現状のNHKにはさまざまな問題があると考えているのですが、その論点としては、次のようなものがあると考えています。
- ①現代の日本社会に公共放送というものは必要なのか
- ②公共放送を担う組織として、NHKは適切なのか
- ③そもそも受信料制度自体が妥当なのか
- ④NHKの現在の受信料水準は妥当なのか
- ⑤1兆円超の金融資産などはNHKの経営に必要なのか
これらについて、より詳しく論点を振り返っておきましょう。
公共放送は必要なのか?
たとえば、そもそも社会のインターネット化が進行する現代において、「公共放送」という存在が必要なのかどうか、疑問です。
もちろん、大規模停電を伴った災害時には、情報を知るために、手動電源式のラジオなどがあれば助かる、という話はあるのですが、日本のマスメディアの過去の災害報道を振り返ってみると、どうも客観的な事実よりも災害現場をセンセーショナルに脚色して報じてきたような気がしてなりません。
たとえば、『自然災害と「国民の敵」という二次災害』などでも触れたとおり、災害や事件に関し、NHKを含めたマスメディア各社の報道姿勢には公共性という点から疑問を感じます(※もっとも、これはNHKだけでなく、民放や新聞も含めたマスメディア全体の問題といえるかもしれませんが)。
現代だと(操作性が良いとは言い切れないにせよ)「政府インターネットテレビ」「衆議院インターネット審議中継」「参議院インターネット審議中継」などのプラットフォームもあるわけですし、それこそ国営チャンネルをひとつ設けてそれに公共放送の役割を担わせるという在り方も検討すべきでしょう。
NHKは公共放送を担う主体として適格なのか?
この点、NHK『よくある質問集』に掲載されているNHKの言い分を要約すると、「国営放送だと国家の統制から逃れられない」、「民間放送だと営利目的となってしまう」ということだそうですが、ではNHKが公共の福祉のための放送をしているというのでしょうか。
もちろん、なかには科学系のドキュメンタリーや教育系の番組などで、それなりに高い評価を得ているケースもあるのかもしれませんが、しかし、NHKが番組には、お笑い番組、クイズ番組、ドラマ、歌番組、と、じつに多様なジャンルが含まれています。
正直、莫大な予算を費やして大河ドラマを製作することが「公共」放送の役割だとは思えません。
契約に基づく受信料制度
さらに、放送法第64条第1項は、簡単にいえば、「テレビなどを設置したらNHKと受信契約をしなければならない」と定めています。「受信料を支払わなければならない」、ではなく、「契約をしなければならない」、というのがひとつのポイントです。
もちろん、こういう話を書き始めると、ときどき、「法律なんて無視して、NHKと契約しなきゃ良い」、「契約してもNHKに受信料を払わなければ良い」、などと言い出す人も出て来るのですが、個人的にはそのような考え方には同意しません。
日本は法治国であり、いかに悪法とはいえ、法律に定められている内容は守るべきですし、法律に定める要件を満たした場合は法律に従って受信契約を結ぶべきでしょうし、もしも契約をした以上は契約を履行する(つまり契約に定められた受信料を支払う)義務があります。
しかしながら、本来、日本は自由主義経済を採用している国であり、自分自身が欲しくないと思った財やサービスに対しては、基本的には「カネを払わない」という自由があるはずです。そして、例外的にそれを認めないというのであれば、よっぽどの理由が必要でしょう。
この点、「テレビを設置したらNHKと受信契約を結ばなければならない」という規定にあえて強引に理屈を付けるとしたら、「NHKに公共性があるからだ」、というロジックなのだと思いますが、「公共性がある」と騙るならば、契約に基づく受信料ではなく、それこそ税金で運営するのが筋ではないでしょうか。
受信料の使途
そのうえで、当ウェブサイトで以前から何度も提起しているのが、NHKの受信料の使途です。
NHKには過去の受信料の成果でしょうか、連結財務諸表上、オフバランスシート項目である「年金資産」を含めれば、じつに1.1兆円を超える金融資産が存在しています(ただし、退職給付債務などの負債も存在しています)。
また、帳簿価額は低いものの、渋谷の広大な放送センターを筆頭に莫大な不動産を資産として抱え込んでいますが、これらについても時価評価をすれば数千億円、あるいは数兆円規模になるかもしれません。
これに加え、一部報道では、NHKは都心部に超豪奢な社宅を保有していて、それらを職員に格安の賃料で住まわせている、という情報もあります(※このあたりについては事実関係を確認したわけではありません)。
いずれにせよ、これらの莫大な資産は、NHKが放送事業を営むにあたって、果たして必要なものなのか、NHKは明確に説明をしていません。
さらに、NHKは職員1人あたり、少なく見積もって1550万円という人件費を計上しています(給与、諸手当、退職給付費用、社会保険料などを含む)。これに「職員に格安で提供される超豪奢な社宅」を含めると、NHK職員の実質年収はいくらくらいになるのか、興味深いところですね。
さて、菅義偉政権が発足して以降、当ウェブサイトではNHKに関する話題を取り上げる機会が増えているように思えます。たとえば、この1ヵ月だけでも次のような記事でNHKに言及しています。
- NHKが2020年10月以降、月額受信料をホンのちょびっとだけ値下げしたとする話題(『「金融資産1兆円以上」のNHKが月額35円値下げ』等参照)
- 武田良太総務相がNHK側に受信料引き下げを要請したとする話題(『「武田総務相がNHKに受信料引き下げを要請」=産経』等参照)
- テレビ設置時の届け出の義務付け、個人情報を照会できる制度の創設をNHK側が要望したとする話題(『NHK「テレビ設置届け出義務化要望」は本末転倒』)
正直、ここまでさまざまな話題が出て来るということは、菅政権とNHKのあいだで、すでにさや当てが始まっているという証拠でしょう。
受信料水準の妥当性?あるいは受信料制度そのもの?スクランブル放送化の是非?NHKの組織改革?
議論はどこまで進むのか(あるいは進まないのか)については、現時点ではよくわかりませんが、少なくとも現在のように「テレビを設置したすべての視聴者から受信料契約に基づき決して安くない受信料を集める」というNHKの在り方に、何らかのメスが入るという可能性はあるでしょう。
ミスターシステム障害「受信料値下げありきでは番組の質が落ちる」
こうしたなか、本日、興味深い話題を発見しました。
NHK前田会長が受信料値下げに否定的見解「ありきでは番組の質が落ちる」
―――週刊文春 2020年10月29日号より
NHKの前田晃伸会長といえば、個人的に心の中で「ミスターシステム障害」と呼んでいるのはここだけの話ですが、その前田氏は『週刊文春』の取材に対し、「近い将来の受信料値下げには否定的な見解を示した」のだそうです。
週刊文春が報じた前田氏の発言の一部は、次のとおりです。
「値下げはできる状況になったらするし、最近でもそう言っている。ただ、中期経営計画には書いていない。いま計画を作っている途中で、値下げありきでやっていたら計画が組めないから。値下げありきで、番組の質が落ちたらどうすんのよ、と。番組を全部ボロボロにしちゃえば、値下げはすぐできる。コストをぐんと落として、半分以上を再放送にしちゃえばいいわけだ。だけど、それは違うでしょう」
このあたり、受信料の使途に言及せず、またNHK本体が抱え込んでいる莫大な資産にも言及せず、「番組の質を落とすことになるぞ」と逆ギレしているわけですから、一般人の立場としては、なかなか理解に苦しむ発想です。
NHKは「みなさまのNHK」と称していますが、結局、前田氏は「NHKの経営者」としてNHKに向き合っているのであり、国民に向き合っているわけではないのでしょう。
それはともかく、前田氏の発言にはツッコミどころだらけで、「今のNHKの番組、すべて質が高いとでもお思いなのですか?」、「優れたコンテンツがあるならば再放送でも良いのでは?」、「そもそもNHKが民放と同じレベルで放送する必要はあるのですか?」といった具合に、疑問がいくつも浮かびます。
ただ、前田氏がこのように発言すること自体、NHKに対する受信料の値下げ圧力、改革が相当のものであるということの証拠であるように思えてなりません。
なお、前田氏に対し、少しひねくれたツッコミを入れておくと、「値下げして番組の質が下がればNHK廃止論が加速するかもしれないから、個人的には大歓迎」、と述べたいと思う次第です。
菅総理「携帯の次はNHKをやれ」
こうしたなか、リンク先記事の末尾の情報によると、10月22日、つまり本日発売の『週刊文春』には、約1時間にわたる前田氏との一問一答のほか、次のような記事が掲載されているのだそうです。
- 菅首相が武田氏に出した「携帯の次はNHKをやれ」という“極秘命令”
- 肥大化したNHK子会社を巡る高市氏の告発
- 幹部人事で官邸の”介入”をはねつけた前田会長の人物像
これについて、ツイッターではすでに画像が出回っていて、「週刊文春を初めて買いたいと思った」、「ガースー(※)いいぞ」、などの反応も出ています(※「ガースー」とは、おもにネット上で観察される菅義偉総理大臣の仇名のこと)。
昨年の参院選で政党要件を満たすほどの票を得たはずの「NHKから国民を守る党」(N国党)はいったい何をやっているのかと思うのも事実ですが、いずれにせよ、こうした動きが自民党政権の側から出て来ることは興味深いと言わざるを得ません。
菅政権が掲げる電波改革は、たんに携帯料金で終わるのか、NHK改革に踏み込むのか、はたまた電波オークション制度創設に伴う電波利権解体にたどり着くのか。
あるいはNHKが「抵抗勢力」と化して、こうした動きに逆らおうとするのか。その場合、NHKはほかのメディアを味方につけるのに成功するのか、失敗するのか、などを巡って、しばらくは目が離せない展開が続きそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
まずは、給料から下げれば良い。
それで放送の質が下がれば、また給料を下げれば良い。
世の中の企業は、能力主義に賃金体系が変わっているので、NHKが親方日の丸という意識を変えるのが、国民の理解を得る方法だと思います。
「予算が少ないから番組の質が落ちる」と言うのは、言い訳のようにしか聞こえません。低予算で面白い番組を作り出すテレビ東京を私は高く評価しています。
同意、というか、ある意味では低予算だからこそ良質になっている部分がテレ東にはあると思います。
要するにテレ東には金がないから大量の芸人をひな壇に並べてバカ騒ぎするスタイルの「教養」番組つまりバラエティ番組は作れない。だからテレ東のは司会役兼進行役のタレント1~2人だけを使った古典的なドキュメント番組にせざるを得ないのだと個人的には理解しています。
他の東京キー局でも傘下のBS局(当然ながら地上波に比べて桁違いに視聴者は少ないから予算も少ない)はバカバラエティばかりの地上波と違って金がないからかもっと見るに耐える=テレ東スタイルのドキュメント番組を制作・放送してますからね。東京キー局の地上波だとそのスタイルのドキュメント番組って視聴者が遊びに出掛けてて視聴率の低い週末の昼間ぐらいしか放送されない。
更新ありがとうございます。
菅総理の発言が「携帯の次はNHKを屠れ(ほふれ)」に聞こえました(笑)。武田総務相、是非「公営放送だ」「受信料値下げしたら番組の質が落ちる」とかヌカス前田NHK会長ら経営者をマトにして下さい。
高市大臣も、かなり噛んでるナ〜。まずはNHK職員の給与カット、不要資産の国庫への返還、そしてスクランブル化で視聴料一律徴収は止めさす。誰が見るか、あんなしょうもないテレビ、NHK!
しかし、動き早いな〜菅総理。ずっと前から腹案があったのでしょう。それと任期が短いのも考えて、出来る事からやっているのか。どちらにしても拍手です。
たぶんルビが間違っていたのです。
「携帯の次はNHKを殺れ」
だったのかと。
>「受信料値下げありきでは番組の質が落ちる」
質を判断するのは誰なんですか?視聴者側としては「番組の質が落ちているから値下げをしろ」とも言えるわけです。
コストと質を天秤に乗せて論じることが出来るのは、そこに需要等供給のバランスが成り立ち、優者必勝劣者必敗の理がなりたつ場合です。民放の状況がもし自由市場であれば「質の低下」→「視聴率の下落」→「スポンサー料の減少」という負のサイクルを防ぐために、懸命な企業努力がなされるはずです。各TV局の視聴率争いの興亡は、コストと質の平衡機能を窺わせるものとなっています。残念ながら放送法による電波割り当て制度のため不完全ではありますが…。
さて、受信料の徴収を法によって保障されているNHKは、そのコストと質のバランスを、何をもって担保してくれるのですか?
やれ表現の自由だ、やれ公共放送としての独立性だと要点ずらしを行い、この質問に真正面から答えないNHKの態度が、問題視されているのだと感じています。
私見ですが解決法は二択。競争原理を取り入れる(スクランブル化など)か、外部監査を受け入れる(政府による会計監査など)か。中間地点で都合の良いところだけつまみ食いすることは、もう許されません。
見たい人が視聴料を払って見ればよいようにすれば済む話。
他の有料TV同様にスクランブル化する法律を国会に提出してください。
NHKの様々な問題点にメスを入れる、あるいは改善させるというのはとても良いことです。菅政権の「蛮勇」に期待します。
しかしながら、ブログ主様が毎度掲げるご意見には賛同できません。理由については、さんざんコメントしてきたので、繰り返すことはしませんが、潰すことありきの主張には賛成できません。
龍 様
私も同意します。
目立っている所だけで潰すというのは判断を誤ると私も考えております。
国は、コンテンツの質(内容も)と資産の妥当性について大いにコミットする必要があるのは確かですけどね。
???
済みません、この、ブログのどこに、<NHKは潰すべき>って書いてあるんですか?それってブログ主様の主張なんですか?私の目には、NHKは、現在のままじゃ駄目だ、って主張しているだけにしか、見えないのですが。。。どこを銅読んだらそう、なるのか、教えてくださいませんか?
匿名様、残念ながら龍様とNHKに関する議論をしても無駄です。
彼の理屈では、例えば、飲食業界にもいろいろ問題があるので、ワタミだけ批判するのは許されないのと同じように、放送業界には、いろいろと問題があるので、NHKだけ批判するのは許されないようです。
龍様と、NHKに関しては、是々非々で議論をすることはできません。
念のため、誤解の無いように申し上げておきますが、(これは私の感想ですが)龍様の、他の考察を拝読するに、とても良識的で、深く考えさせられる考察がたくさんあります(特にプログラムに関する考察がよかった)。
ただ、NHKに関しては、ご自身が関係者なのか、身内に関係者がいるのかわかりませんが、なぜか頑なにNHK批判を許されません。NHKを批判するなら業界全体を批判しろとなります。
差し出がましいようで申し訳ありません。お伝えさせていただきました。
この人が、NHKについて、議論するのは拒否するってのはわかったのですが、だからと言って<NHKを潰せ>って相手が言ってもいないことを、勝手に、ねつ造して騒ぐのはおかしいと思います。一応何回か読み返したのですが、このブログに<NHK潰せ>って、主張は見当たりません。<おかしいところはおかしいと、主張すべき>って話だと、思うのですが。。。
ゴメンナサイ、議論を拒否すると言うよりも、聞く耳を持たない、と言うことでしょうか。
> 相手が言ってもいないことを、勝手に、ねつ造して騒ぐのはおかしい
匿名様の仰る通りですね。失礼しました。
私も先日、龍様と議論させていただいたのですが、最終的にたどり着いた私の結論は、龍様はNHK批判に対して「被害妄想」をもっているのではないか、でした。
残念ながら、この問いにはお答えいただけなかったのですが、今回の飛躍した解釈<NHKを潰せ>の主張を見ても、あながち間違ってないのかもしれません。
横から大変失礼しました。不毛な議論になっては、と老婆心でした。
ホント匿名様の仰る通りです。私も経緯を見守りたいと思います。
私はNHKを批判するななどとは一度も申し上げておりませんが?
残念ながら、どうしても私の論旨を読み解いてはいただけないようなので、これ以上は繰り返しません。
ただし、一点だけ。私はNHK関係者ではありませんし、身内にもそんな不届き者はおりません。不当な侮辱に対する撤回を要求します。
> 私はNHKを批判するななどとは一度も申し上げておりませんが?
わかってます。
> どうしても私の論旨を読み解いてはいただけない
私も、貴殿とはもう分かり合えないと思います。
> 私はNHK関係者ではありませんし、身内にもそんな不届き者はおりません
ご自身や身内は、かばって当たり前だと思います。踏まえて、あまりにNHKを擁護するように見えましたので、てっきり身内のかたでもいらっしゃるのではないかと推察した次第です。
いらっしゃらないのでしたら、私の推察はハズレで、「わかりました」と言うだけです。
ただし、私は、貴殿の身内に「不届き者」がいると侮辱してません。まったくそんなつもりもありません。私の友人にもNHK関係者がいますし、なおさらです。私が書いたことをよく読み返してください。逆に貴殿はNHK関係者は「不届き者」と思ってらっしゃいますか?
書いてないことを曲解して言うことは、よした方がよいように思います。
それよりも、なぜ今回のブログ主様の主張が<潰すことありきの主張>とされるのか、ご説明されてはいかがでしょうか?
サイト主さんの記事ですが、たとえば
https://shinjukuacc.com/20200425-01/
「公共の福祉に反する番組作るNHKの廃局を議論すべき」
上記記事の中の小見出し:「NHK廃局に向けて」
同上:「NHKに公共放送を担う資格はない!」
https://shinjukuacc.com/20200731-03/
「公共放送論とNHKが公共放送騙れるかどうかは別問題」
上記記事の中の小見出し:「NHKは不当利得を得ている不法集団」
等とありまして、これらを考えると、私としては「廃局を議論すべき」はたぶん「潰すべき」のご主張かと受け取っております。
読みました。
<検討すべき>、であって、<潰せ>.じゃないですよね?これどうやったら潰せ、になるんですか?ねつ造も、対外にしたら?って思いました。
賛同します
まずは改革ありき
ちょっとリテラシーが足りない方がいらっしゃいますね w
リテラシーの件は、前後の流れから私の事でしょうか?
もし、そうだとしたら、大変お見苦しい文章を展開したこと、お詫び申し上げます。
私は私の信念に基づき、NHK改革を主張してまいりましたが、龍様とは意見が相容れず、このような文章になってしまいました。
もう、お目汚しの無いように、書き込みは控えたいと思います。
失礼いたしました。
龍様へ質問です
龍様は、NHKをスクランブル化して、NHKに受信料を支払った人だけが、
NHKを視聴できるようにすることには、反対なのでしょうか?
世の中には、龍様のように、NHKが大好きで、毎日NHKを視聴している人もいれば
NHKに興味がなく、まったく見ない人も大勢います。
NHKをまったく見ない人からも、受信料を強制的に徴収することは
公平とは思いません。
スクランブル化して、NHKが好きだという人のみから受信料を徴収すれば
公平でよいのではないでしょうか?
そうすれば、「公共料金」の原則にも合致するのではないでしょうか?
◆「公共料金」の原則
公共料金の基本的な考え方として、利用者の料金負担に関しては、サービス等を受けたものが自分の利用した量に応じて、その原価に見合った額を支払うということ(受益者負担の原則)、事業の経営に関しては、経営にかかる費用を全て自らの収入で賄い、外部から補助を受けずに経営を行うこと(独立採算制の原則)が挙げられます。
> NHKに受信料を支払った人だけが、NHKを視聴できるようにすることには、反対なのでしょうか?
正直に言えば、個人的にはどちらでも構わないが、公共放送という趣旨には合わないだろうなと思います。なので、積極的には賛成しません。
まず、私は公共放送不要論には与しません。少なくとも、現時点では災害情報など、公共放送が必要とされている場面が存在します。そんなもんラジオで十分だとコメントされている方もいましたが、例えば、台風の進路予想などが音声情報のみで十分と言えるでしょうか?到達予測時刻と緯度経度情報だけで状況が把握できるなんて、よほどの専門家だけです。また、スマホで見られるから問題ないという方もおられたと思いますが、スマホの電池が無限に持つとでも?また、携帯電話の基地局が災害とは無縁とでもお思いなのでしょうか?
さらに離島などの難視聴地域、つまりそもそも電波の届きにくい地域をどうカバーするのでしょうか(元々NHKが衛星放送を導入するための口実は難視聴地域の解消でした)。
それならば、通常時だけスクランブルをかけ、災害などの緊急放送時だけ解除すればよいというかたがおられるかもしれません。でも、そんなムシのいい話が通るでしょうか?
以上のような(多分他にもあるでしょう)懸念点を踏まえた上で、なおスクランブル化すると政府なり国会なりで決定するのであれば、あえて反対はしません。
ついでに申し上げますが、どうやら私がNHKをこよなく愛し、擁護している人間であるかのように思われているようですが、それは明らかな誤解です。確かに、私が視聴している番組はNHKが多いですが、そもそもテレビ視聴自体長くても2時間/日くらいですし、全く見ない日も少なくありません。
また、組織体としてのNHKを擁護しているつもりもありません。多くの問題点があり、改善を要することは明らかです。しかしながら、批判にもなってないただの愚痴を垂れ流すのであれば、それは違うよと指摘しているだけです。
私がNHKに限らず、放送業界全般、あるいはマスメディア全般に対しどのような感想を持っているかは、いくつものコメントにおいて少しづつ用語法などで表しているつもりですが、残念ながらその意図を汲み取っていただけないこともあるようですね。きっと私の書き方にも問題があるのでしょう。
いずれにしても、「愚痴」に同調しないからといって「聞く耳を持たない」などという暴言を吐く人とは、今後議論しようとは思いません。
なんとなくだけとNHK擁護をしてみるのです♪
番組の質について、質の高い番組だったら多くの視聴率が見るはずということで、ビデオリサーチの週間視聴率を見てみたのです♪
https://www.videor.co.jp/tvrating/
関東地区・報道の上位5つなのです♪
番組名、放送局、世帯視聴率
1位 NHKニュース7、NHK総合、16.3%
2位 NHKニュースおはよう日本・首都圏、NHK総合、13.8%
3位 news every.サタデー、日本テレビ、12.7%
4位 ニュース、NHK総合、12.6%
5位 ニュース645、NHK総合、12.6%
特定の1週間の結果だし、視聴率そのものの胡散臭さはあるけど、これだけ見ると、報道についてはNHKは頑張ってるように思うのです♪
ところで、1兆円も資産があれば、それを元手に基金でも作って運用すれば、受信料なしでも運営できたりしないものなのでしょうか?
公共性に配慮して、運用益への課税を減免するとかすれば、Win-Winにならないのかな?
七味様
独断と偏見で名古屋の住人が選ぶ「優れたNHKの番組ランキング Top5」はこちら~。
1位 ピタゴラスイッチ
2位 テキシコー
3位 0655/2355
4位 ねこねこ日本史
5位 ざんねんな動物辞典
ん?なぜかEテレの番組ばかりだな・・・。
さらに、独断と偏見で名古屋の住人が選ぶ「絶対に見ることはないNHKの番組ランキング Top5」はこちら~。
1位 ニュース9
2位 ニュース9
3位 ニュース9
4位 ニュース9
5位 ニュース9
んんん?NHK総合のニュース9しかないぞ?
女性アシスタントのSアナが安倍総理をにらみつけるような番組は絶対に見ません!!!
NHKの7時のニュースと言えば、古い話ですが、のりピーが覚醒剤で逮捕後保釈され、カメラの前で頭を下げる映像をトップニュースで流してましたね。
もう立派なワイドショーだと思ったもんです。
名古屋の住人様
ピタゴラスイッチはあたしも好きだったのです♪
ありふれた物を使って、いろいろ楽しい装置を造ってて、目に入ると思わず最後まで見ていたのです♪
ただ、「公共放送」に相応しい番組なんだろうかな?って自問すると、なかなか結論を出すのが難しいなって思ったのです♪
放送法第15条には、NHKの目的としては「公共の福祉のために」ってざっくりとしか書かれてなくて、ピタゴラスイッチは、見て楽しい娯楽に過ぎないとも思うし、いやいや何かを考えるきっかけになる教育的な役割もあるから、「公共の福祉」って目的に叶うとも思って、ぐるぐる回っちゃうのです♪
ただ、放送法ができたときと違って、今は情報の提供手段も多様化してる訳だから、「公共放送って?」ということを考えるのも、大切なんだなって思うのです♪
まぁ、あたし自身、しっかりした考えがなくて、いろんな人の意見を聞いてるのが楽しいって感じなのです♪
放送法
第十五条 協会は、公共の福祉のために、あまねく日本全国において受信できるように豊かで、かつ、良い放送番組による国内基幹放送(国内放送である基幹放送をいう。以下同じ。)を行うとともに、放送及びその受信の進歩発達に必要な業務を行い、あわせて国際放送及び協会国際衛星放送を行うことを目的とする。
七味様
レスありがとうございます。
ピタゴラスイッチはいつ見ても面白いですよね。
ランキングTop5に挙げたテキシコーの番組名は「プログラミング的思考を獲得せよ!」の「的思考(テキシコー)」からきています。
いずれもEテレ(元・NHK教育テレビ)の番組ですが、民法にはないとてもクオリティの高い番組の一つだと思います。
公共放送にふさわしいか否か・・・という点については、「公共放送」というものを広義的に解釈するか、それとも狭義的な視点で判断するかによって議論が分かれるところです。
例えば、ピタゴラスイッチにでてくる「ピタゴラ装置」は身の回りにある定規やクリップ、紙などを使ってビー玉をころころ転がしていくものですが、これは「ものづくりの楽しさ」を体現したものと言えますし、「ピタゴラ装置41番のうた」は「ものごとは必ず成功するとは限らない。失敗に失敗を重ねて心が折れそうになっても、繰り返しチャレンジを重ねればいつか必ず成功する時が来る」ということを伝えています。
元々が子供向けの番組なので「楽しさ」「面白さ」が前面に出ていますが、ピタゴラスイッチがきっかけで何かに興味を持った子供たちが、近い将来日本を代表する科学者・技術者へと成長する可能性も全くゼロではありません。
少し話が飛びますが、私は自衛隊という組織は「○○しかしてはいけない」というポジティブリストではなく、「自衛隊は××することを禁ずる」というネガティブリストでその行動規範を制定すべきであると考えています。
それに倣って、NHKにとって「ピタゴラスイッチが公共放送にふさわしい番組か?」という視点ではなく、「公共放送として何をしてはいけないのか」という角度でNHKとその番組を今一度観察してみてはいかがでしょうか。
あくまで私の個人的な意見ですが、NHKは国民の受信料を基に運営する「公共放送」として、最低限「報道姿勢の中立性を保つ」「一方的な政権批判、反日的な報道を極力避ける」「巧妙にウソや捏造をちりばめない」「アナウンサーが現役の総理大臣を睨めつけない」ことが必要であり、それを遵守する限り、アニメ・娯楽番組・歌番組等があっても特に構わないと考えています。
余談ですが、「NHKの財源を税金にすることはできないのか(よくある質問)」に面白い回答がありました。
下記URLのNHKからの「回答の2つめ」をぜひご覧ください。
https://www.nhk.or.jp/faq-corner/2jushinryou/01/02-01-07.html
(特定野党とNHKは同じ穴の狢であることを改めて認識しました)
名古屋の住人様
返信ありがとうございます♪
>「公共放送として何をしてはいけないのか」
この視点はありませんでした♪
とっても新鮮なのです♪
ただ挙げていただいた規範は
>「報道姿勢の中立性を保つ」
を除いては民放も守るべき行動規範のように思うのです♪
放送の中立性は、たしか放送法で民放も含めて求められてたと思うのですが、特に政治的な中立性は、民放には適用しないでも良いんじゃないかと思うとこがあるのです♪
例えば、放送するコンテンツで、公共放送は「〇〇は放送してはいけない」ってできると、わかりやすいのかなって思うのです♪
ビデオリサーチの視聴率調査からの借り物だけど、
報道、教育・教養・実用、音楽、ドラマ、アニメ、映画、スポーツ、その他の娯楽番組
って分類のうち、少なくとも「映画」は、本来営利目的で作成されるものだから、ダメな気がするのです♪
いただいたNHKのページを拝見しました♪
「財政を政府に依存すると、政府の影響を大きく受ける」という懸念は、わからないでもないのです♪
ただ、その理屈だと、視聴者から受信料を集めるのであれば、視聴者からの財政的な影響を受けることは受忍するってことだと思うのです♪
そうだったら、視聴者の財政的な影響力行使を担保するためにも、強制的な取り立てはすべきでないと思うのです♪
公共放送は(視聴者を含めて)何者にも縛られずに、公共の福祉に資する放送を行う使命がある
とでも言うのでしょうか?
なんとなく同意しちゃいたい気持ちもあるけど、そのためには公共放送の定義や統制の在り方をしっかりとしないといけないと思うのです♪
>表現の自由を守るべき言論報道機関としての役割を十分に果たせなくなるおそれがあります。
最後にこの部分だけど、この理屈だと、政府から運営資金が出ている学術会議には、学問の自由を守るという科学者の国会という役割を十分に果たせないおそれがあるけど、そのあたりはどう思うのかな?って思ったのです♪
皆様
返信ありがとなのです♪
あたし自身は受信料制度自体はなんかおかしいな?とは思うけど、NHKは無くすべきという思いがそれほど強い訳じゃないこともあって、ちょっと擁護してみようかと思って書いたコメントだったのです♪
視聴率を見てみたのは、質が高い番組は多くの人が見ていて、質が低い番組はあんまし見られないと、素朴に思ったからなのです♪
ただ、視聴率ってテレビ同士の比較でしかなくて、そもそもテレビを見てる人が少ないなら意味がないし、ネットとか他の媒体と比べないで、
視聴率が高い=番組の質が高い
とは、必ずしも言えないとは思うのです♪
> 値下げありきでやっていたら計画が組めないから。値下げありきで、番組の質が落ちたらどうすんのよ、と。
笑うとこですよね、ここ(笑)
今でもタダの民放と同レベルのバラエティ、テロ朝並みのフェイクニュース、新華社並みのプロパガンダしか流してないところが質をどうこう言う資格がありますかね。
値下げが嫌なんて生温い。いっそ受信料そのものを廃止してしまえばいいでしょう。NHKがなくなったって、今は他に代替メディアがあります。
NHKの会長の名前に「前田」を見たとき、まさか みずほ の関係者ではないよなぁと考えました。しかし、事実は自己の権力保持のために みずほ を混乱の極みに落とし込んだご本人。
その人から、「番組の質が」ウンヌンというセリフが漏れるって喜劇を描こうとしているのでしょうか。
災害などの緊急時の放送インフラとしての機能ならば、AMラジオ一波で十分なんじゃないでしょうか。
競合はJ-Alertですかね。
月額100円くらい?
最近の傾向としては、テレビ・ラジオより携帯でしょう。
一家そろって箱の前に座って拝聴するなんて家、まだありますか?
「放送」にこだわり、「可能な限り単純な構造の受信機」を想定してみました。
鉱石ラジオでも行けます。
でも今時は、AMラジオなんて持ってない家の方が多いかもですが。
番組の質が…発言はコトの本質を如実に示してるんですよね、既得権益確保ありきで費用対効果、自己の存在意義、国民に負担を強いる必然性といった外からの視点を全く持ってないんだろうなと聞いた人が直観的に分かってしまいますものね。
新宿会計士様始めネットでのNHK改革論議がやっと日の目を見るようになった。
無駄ではなかったと思いたい。
当然ながら今後も注意を怠らず適切な論議を続ける事が大切かと。
私事ですがNHKへ苦情を言ったことがあります。
家族で統一教会信者がおり高額のお金を取られ悲惨な状況になっていました。それなのにNHKにて桜〇淳子の歌を歌いながら踊るアナウンサーを見て思わず”止めてくれー”と言いましたら電話の向こうから”あー”と納得の声が聞こえ記録をお願いしました
影響のあるなしは別にして視聴者(国民)の素直な声はあげないよりあげた方が良いと思います。
ちなみに歌は現在無くなり当のアナウンサーは九州の方に居るようです。
新宿会計士様も記されていますが管総理の行動が早すぎ(夜盗、メデアが遅すぎ)矢継ぎ早の改革が行われようとしています。社会の常として改革は痛みを伴い必ず反対する物が出てきます。
我々は政府の政策を是々非々で良いと思いますが声をあげ続けることが改革の後押しになると信じています。
んん、以前にも書きましたが、私と家族はNHKのスポーツ中継を筆頭に好きな番組が数多くあるので、潰れてほしくもないし、質を落としても欲しくありません。
ただ、経営陣の時代を読む能力のなさには失望しています。国鉄・電電公社・専売公社・郵便・営団地下鉄など次々に民営化されていく中で、次は自分たちの番が来ると覚悟していないというのが信じられません。
公共放送と名乗り、法律の下に料金を強制的に取る特権を持っている、言わば準公的機関であり準公務員であると思います。この制度を維持しようとするのなら、それなりになってもらわないといけません。
まず、給料を公務員と同等に下げる。それから、不必要な住宅施設は全て売却する。これだけでも、番組の質を落とさずに受信料金を下げることができるでしょう。
それから、NHK開局以来保存されてきた膨大な音響・映像資料は、国民が払った受信料でつくられた大切な国民の財産です。全て国会図書館所蔵に変更し、日本国民は無料で視聴でき、格安な手数料のみでダウンロードできるようにする。高額なDVD販売権は全て剥奪する。
この位は、最低してほしいと考えます。
できない?じゃあ、市場原理の中で生きていけるように頑張りなさい。放送法は廃止。民営化です。
すが総理は徹底的にやると思うので、どうなるのかな。非常に興味深いです。
> NHK開局以来保存されてきた膨大な音響・映像資料は、国民が払った受信料でつくられた大切な国民の財産です。
このポイントはとても重要であると思います。著作権の問題等があるので自由に再使用というわけには行かないでしょうが、希望すれば視聴は可能にすべきですね。
おそらくNHKのライブラリには未放送だけど貴重な映像や音声がたくさん眠っているはずです。何らかの形で国民に還元するべきでしょう。
個人的願望です。
NHK交響楽団へ対する、NHKからの交付金だけは減額しないでほしいです。
ニュース系番組は、大鉈を振るう必要を感じております。
昔から持ち続けている個人的願望はN響の廃止です。
音楽に熱がないからです。綺麗ではあるけど、魂が感じられない。
あくまでも個人的な趣味の問題からの書き込みです。
NHK職員の給与カットと書いておられる方が少なくありませんが、その手の僻みっぽい対策はNHK問題には不要というか邪道ですよ。
NHKは災害時のために報道部門だけを残して、他の部門は分離・民営化すれば良いのです。またNHKの放送技術研究所などの研究開発部門は経産省傘下の産総研などのように総務省傘下で国立研究法人(独立行政法人の一つ)とすれば宜しい。
もちろん民営化して生まれる株式会社にとっては現在の受信契約はリセットされることになります。放送法とは全く無関係な通常の民民の契約として新たに契約を結び直してWOWOWのように受信料で経営するか、地上波民放のようにCM料で運営するかは自由に決めれば良い。
そして残される報道部門は現在のNHKのような特殊法人という中途半端なものではなく国営にして、その職員の身分は国家公務員とする、つまり日本国籍を持つ者だけに限定するのです。これによって外国籍職員の意向や圧力による従来のNHKニュース等での目に余る反日偏向報道はある程度は改善できるでしょう。
また国家公務員とすることで、給与や退職金や年金の水準も国家公務員に合わせれば宜しい。
国家公務員水準ならば自動的に大幅減給になります。「文句があるならば退職して頂くか民放化する法人に行って頂いて結構です」と言えば良いのですよ。国家公務員待遇で募集すれば、アナウンサーでも記者でも喜んで飛びついてくる方々は地方ローカル局に山ほどいるのは間違いない。
分離・独立する民間放送局としての(報道部門以外の)旧NHKが現在のNHKの施設を利用する場合には、施設の利用料(つまり家賃)は各施設の所在地の相場通りとして国庫に支払って頂く。ですから現在の代々木のNHK放送センターのスタジオなんて使おうものなら目が飛び出すほどの家賃を国庫に納めて貰えるということになります。
また現在の電波枠の地上波・BSそれぞれ2波は各々1波ずつを国営放送と民放化post-NHKに割り当てれば良いのです。
それから従来のNHKの全てのソフト資源(つまり番組)は皆様の受信料で制作されたものですから国営放送が権利を持つことになります。
冥王星 様
この案はとてもいいですね。総務省が進める方向は、この線に近いかもしれないと思いました。
バカ高いミカジメ料を払い続けることに業腹です。
公共放送としての最低限の番組(受信料不用)とそうではない番組(有料放送)を体系を分ければよいと思っています。
現在の総合と教育のチャンネルを無料放送と有料放送に振り分ければよいのです。
無料放送チャンネル
・ニュース、気象情報、教育番組の一部
有料放送チャンネル
・無料放送以外
事実上の解体ですね!
もうすぐ過去記事におちる直前の記事で、独り言。
個人的には視聴率を気にする必要のない公共放送はやはりあった方がいいと思っています。
例えば日曜日の夜などに能や狂言を放送しています。
あんなん誰が見てんねんと思います。
私も見てないです。
ただ、ああいう、一応全国で鑑賞される場があるという事は演じる人の励みになります。
日本の文化を守り継承していく上で一定の役割をはたしていると言えます。
また、過去のデータの保存についても現行か国営の方が適しているのではないでしょうか。