「日中韓サミット不参加」事実なら日本外交の変曲点か

以前の『菅外交は米豪印・アジアを重視、中国軽視、韓国無視?』でも触れた、「菅義偉総理は自称元徴用工問題で韓国側から『現金化しない』という確約がなければ日中韓3ヵ国サミットに参加しない」とする話題を巡って、共同通信に今朝、その「続報」が掲載されています。個人的には、自称元徴用工問題を巡り、中国が韓国に対し、何らかの圧力を加えるという展開があるのかどうかには注目したいと思います。

共同通信の以前の報道をどう読むか

以前の『菅外交は米豪印・アジアを重視、中国軽視、韓国無視?』でも触れたとおり、共同通信は9月30日付で、「外務省幹部」の話として、自称元徴用工判決を巡って差し押さえられた日本企業の資産の「現金化はない」との確約がなければ訪韓しない方針だ、と報じています。

「首相訪韓は徴用工確約が必要」 外務省幹部、譲歩引き出す狙いか

―――2020/09/30(水) 20:59付 Yahoo!ニュースより【共同通信配信】

情報源が「毒水を流すインフラ屋」とも揶揄される共同通信であるという点を踏まえると、全幅の信頼を置いて良いのかどうかは微妙ですが、それでもこれが事実だとしたら、非常に興味深い話です。

「日本は気に入らないと首脳会談の開催自体をタテにとる、浅ましい国だ」という印象を国際社会に与えかねないという副作用があることは確かではありますが、それと同時に、日本外交にとっては非常に大きな転換点でもあるからです。

そもそも、日中・日韓などの首脳会談は、これまで中韓などがその開催をタテにとり、日本に対してさまざまな政治的譲歩を迫ってきた場だったという事実を忘れてはなりません。

たとえば、安倍政権発足直後には、中国政府が安倍晋三総理大臣と習近平(しゅう・きんぺい)主席との首脳会談の条件として、日本領である尖閣諸島に「主権の係争が存在すること」を認めることを要求していた、という事例がありました。

安倍首相 、中日首脳会談の「無条件」開催を要求

共同通信社によると、近日中の中日首脳会談が絶望的になっていることについて、安倍晋三首相は6月30日に「課題が存在する限り、会談による対話は正確な外交姿勢だ。双方は会う会わないといった条件を設定すべきではない」と発言した。<<…続きを読む>>
―――2013年7月1日付 中国網日本語版より

また、韓国の朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領などは、日韓首脳会談の条件に慰安婦問題を含めた「歴史問題」を巡って、「日本の姿勢転換が必要」と要求していて、これを官房長官時代の菅義偉総理が批判した、という事例もありました。

日韓首脳会談「前提条件なしで」 官房長官

菅義偉官房長官は13日の記者会見で、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が日韓首脳会談の実現に「日本の姿勢転換が必要」との考えを示したことについて「隣国の首脳が会うのに前提条件を付けるべきではない」と強調した。<<…続きを読む>>
―――2015/1/13付 日本経済新聞電子版より

安倍総理、優し過ぎるがゆえに付け込まれた?

つまり、安倍晋三、菅義偉の両総理大臣自身は過去に、中国や韓国の首脳らが、なにかと理屈をつけて日本との首脳会談を拒んだ際、「首脳会談の実施には条件を付けるべきではない」と述べていたことは非常に重要な事実でしょう。

当ウェブサイトなりの理解に基づけば、安倍政権は当初、「両国で問題があるならばこそ、むしろ積極的に両国首脳がひざを突き合わせて会談を実施し、問題を解決すべきだ」という姿勢を貫いていました。その姿勢が、中韓に利用された格好です。

だからこそ、あくまでも個人的な感想を申し上げるならば、彼ら自身が首脳会談の開催自体を政治利用しようとした過去がある以上、わが国も中韓両国に対しては、それをやったところで大きな問題はないのではないかと思う次第です。

もっとも、安倍晋三総理の時代だと、G20サミットの機会に合わせて来日した文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領との会談を見送ったなどの事例もあったのですが、日中韓首脳会談の開催に、日本側がここまで露骨に条件を付けたというのは、あまり事例がないのではないでしょうか。

昨日の『ワンイシュー全力投球のメディアは「置いてけぼり」に』では、「菅義偉総理という人物は、安倍総理と比べてそこまで優しくない」という仮説を提示したのですが、この仮説は日韓関係に対しても同様に成り立つように思えてなりません。

続報「日本が受け入れ可能な措置を」

こうしたなか、本日その「続報」が出てきました。

首相、年内の日中韓会談に難色/徴用工進展条件と韓国側に伝達

―――2020/10/13 06: 17付 共同通信より

報じたのは同じく共同通信ですが、これによると、「元徴用工問題」(※自称元徴用工問題のこと)を巡って(日本が)受け入れ可能な措置を(韓国側が)講じない限り、菅総理が日中韓首脳会談に出席しないとの立場を韓国に伝えていたのだとか。

共同通信は「複数の日韓関係筋が12日に明らかにした」としているのですが、ただ、続報を出したのが同じ共同通信であるという点については、若干、信憑性に疑義を生じさせる材料ではあります。

しかし、仮にこの報道が事実ならば、「日本が韓国に対して条件を付ける」ことで、日中韓3ヵ国首脳会談が見送られる、ということであり、先述のとおり、日本外交にとっては大きな転換点でもあります。

自称元徴用工判決問題自体、韓国の裁判所が結果的に国際法に違反する状態を作り出したという側面があるのですが、このまま判決を強制執行すれば、韓国が国として正式に、国際法を破ったという実績が出来上がります。

あくまでも個人的な暴論を申し上げるなら、韓国が国の意思としてそれをやるのであれば、日本としてもそれを尊重して、「韓国は国際法違反国家だ」と認定したうえで、経済制裁など適切な措置を講じるべきなのだと思うのですが、日本政府はそのようには考えていません。

共同通信の一連の報道が正確なのだとすれば、こうした日本政府の行動は、あくまでも韓国に対して国際法を守るように要求するという行為の一環であると見るべきであり、こうした日本政府の姿勢は、むしろ韓国に対して非常に宥和的であるとすらいえるのではないでしょうか?

ただし、日中韓首脳会談の見送りで気になるのは、韓国ではなく、中国の反応でしょう。

日中両国間では現在、中国が提唱する「一帯一路」構想と、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」構想が大きく対立し始めています。しかし、米中対立が深刻化するなかで、中国としては正面切って日本を敵視し辛い事情もあるようです。

このように考えていくと、菅総理が就任した直後という状況で、中国としては日中首脳(※)が直接膝突き合わせて会談する機会は、むしろ中国から見て貴重なものではないかと思います。

(※といっても、中国側の参加者は習近平主席ではなく李克強(り・こっきょう)首相ですが…。)

ということは、自称元徴用工問題を解決するよう、韓国に対して中国から圧力がかかるという可能性もあるのかもしれませんね。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. より:

    > 自称元徴用工問題を解決するよう、韓国に対して中国から圧力がかかるという可能性もあるのかも
    それはまずないと思います。すでに韓国の取り込みをほぼ完了している中国としても、わざわざ日中韓首脳会談を開催する意味はほとんどないと思われるからです。日中首脳会談は両国にとってそれなりに意味がありますが、中韓/日韓の首脳会談には、現状ほぼ意味がありません。ならば、別途日中首脳会談開催だけを調整すれば済む話で、わざわざソウルで開催するのは時間のムダです。隠れ蓑にすらなりませんし。

    近隣国による儀礼的な会合に全く意味がないとまでは言いませんが、今はそんな呑気なことをしているような状況ではないでしょう。

    1. 自転車の修理ばかりしている より:

      >日中首脳会談開催だけを調整すれば済む話
      日中韓会談が流れて日中だけで開催すると、また韓国が騒ぐことでしょう。それもうんざりです。中韓会談を首脳クラス・大臣クラス・次官クラス・底辺クラス・経済分野・文化分野・風俗分野と好きなだけ開いて、「日本外し」だと喜んでいればよいのではないでしょうか。是非「漢字/韓字討論会」をやってみてください。

    2. HJ より:

      日中韓の3か国で今最も会議を開催したいのは中国じゃないでしょうか?中韓や日中の問題ではなく、中国の対米戦略としてです。

    3. より:

      自転車の修理ばかりしている様
      韓国がキャンキャン吠えるのはいつものことです。無視しても日本が困ることは何もありません。放っておけばいいのです。

      HJ様
      中国側もすでに「韓国が中国に取り込まれた」ことがアメリカに知られていると認識しているものと思われます。であれば、日中韓首脳会談も、特にアメリカへのプレッシャーにはならないと思います。わざわざ韓国を交える意味はありません。

  2. HJ より:

    最後の一文、鈴置さんにも匹敵するほどの新宿会計士さんの洞察ですね。その慧眼、素晴らしい。
    そして、菅総理が本当に韓国に対して中国の圧力を利用しようとしているなら、その対特アの外交センスは侮れませんね。菅総理に期待してしまいます。

  3. tomiron より:

    東京での日米韓防衛大臣会談に韓国が出てこなかったんだから、それだけでもひとまずソウルでの日中韓首脳会談をつぶしに行くぐらいは当然かと思います。

    日米防衛大臣会談同様、3か国では集まれないなら、二国間だけでもやればいいでしょう。李克強首相が、菅首相の来ないソウルにわざわざ来るのかどうかは知らんけど…

  4. 門外漢 より:

    >受け入れ可能な措置を(韓国側が)講じない限り、菅総理が日中韓首脳会談に出席しないとの立場を韓国に伝えていた

    どのような措置か知らないが、ムンの言う「司法に介入出来ない」を貫くなら、判決は変わらない。判決はそのままにして、財団設立か政府買い上げか何かを探るという事になる。
    つまり、少なくも韓国内では、「併合は不法」と言う事が既定事実化されるので、いくらでも「謝罪と賠償」を要求する訴訟が可能となる。
    これではダメだ。
    日本が容認できる措置とは、「大法院判決は無効」と宣言する以外にはあり得ないと思うのだが。

    1. ぼけ老人 より:

      実態は別として、ムン君が三権分立と喚いている以上、最高裁判決を無効にできる権限はムン君にはないでしょう。

      しかし、南朝鮮政府は元徴用であると主張しているメンバー渡すお金をネコババしているのですから、ネコババしたお金から喚いている連中に支払えば良いことでしょう。ムン君がネコババしていると言っているわけではなく、前任者が南朝鮮のためにネコババしたのですから現在の政権担当者が予算を組んで支払う分には何の問題も無いでしょう。

      日本から毟り取ろうとするところに問題があるわけですよ。

      もっとも支払うときには対象者が確実に元徴用工であることを調べる必要があるでしょうけどね。

    2. 阿野煮鱒 より:

      日本の立場・主張がどうであれ、既に「日韓併合は不法」というのは韓国の常識になっているわけで、その前提で、自称元徴用工に対する「謝罪と賠償」の請求、あるいは「慰謝料」の請求は、全て韓国政府が肩代わりするという仕組みができれば、我も我もと自称元徴用工が現れ、日本政府に対して「慰謝料」請求の訴訟を起こして勝訴すれば、韓国政府がそれを肩代わりし続けることになります。そうなれば日本は困りません。困るのは韓国政府です。

      1. 門外漢 より:

        阿野煮鱒 様へ
        実際的な解決として、韓国政府肩代わり案はあり得るとは思うのですが、「今回の徴用工に限り・・・」ということになれば、訴訟の度に「今回はどうしょうかなあ」というのが韓国のカ-ドになってしまいます。
        なので韓国政府肩代わり案にしても「強占期の訴訟一切は・・・」くらいの縛りが無いとダメでしょう。

    3. 名無しのPCパーツ より:

      正直、徴用工問題がかいけつしても無駄な気がします。
      「上が下に逆らってはいけない」という価値観がある限り
      また別の問題を蒸し返すだけでしょう。

      価値観を共有できない以上、距離を取るしか無いのでは。

      1. 門外漢 より:

        >「上が下に逆らってはいけない」

        これは逆立ちして読めば宜しいか?

  5. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (なにしろ、希望的観測が混じっていますから)
     日本政府としては、裏の理由として米中新冷戦があることを匂わせて、日中韓サミットに(当面)不参加してもらいたいものです。
     駄文にて失礼しました。

    1. だんな より:

      引きこもり中年さま
      日本は、第三国で日中首脳会談を嫌がる理由は、無いと思います。

      1. 引きこもり中年 より:

         だんな様へ
         日本政府としては、どうせ不参加なら、他にも理由があることを匂わせればよいと考えました。
         駄文にて失礼しました。

      2. タナカ珈琲 より:

        だんな様

        第三国で日中首脳会談、、、、は反対です、、、
        但し、唯一消極的に賛成できる場所は、、、。
        ソウルです。日帰りトンボ返り、、、、。

        1. れんげ草 より:

          タナカ珈琲様
          日中首脳が会談を終えるのを扉の向こう側で“誰か”が待ち構え退出のドサクサに紛れて両首脳に握手をねだり、国内向けに「韓中日による首脳会談は無事に終了したニダァ!」と発表されることが懸念…いえ予見されますのでソウルでの開催は…

        2. だんな より:

          タナカ珈琲さま
          第三国とは、あくまでも日中韓とか、G20とかの多国間協議をするタイミングです。
          その為だけに行く訳では、有りません。

        3. 自転車の修理ばかりしている より:

          日中会談は尖閣諸島で。日韓会談は竹島で。
          両方とも日本の固有領土ですので、外交官特権のない中韓の随行員の方は、パスポートをご用意ください。
          (と言ってやれば絶対来ないな)

          1. 門外漢 より:

            自転車の修理ばかりしている 様へ
            日中会談を竹島で、なら中国は乗って来ませんかねえ?
            その代り中韓会談を尖閣でやられそうですが。

          2. 自転車の修理ばかりしている より:

            門外漢様
            >日中会談を竹島で、なら中国は乗って来ませんかねえ?
            →韓国、なぜか中国には何も言わず日本にのみ激烈な抗議、日本大使館前でキジを食い殺す

            >その代り中韓会談を尖閣でやられそうですが
            →やる前に米国大激怒、韓国は米国大使館前で踊ったりデモしたり

          3. 門外漢 より:

            自転車の修理ばかりしている 様へ
            日本大使館前で雉を食い殺すくらいなら良いのですが、雉を撃たれた日にゃあ・・・臭くて・・・
            彼の国ならやりそうなので、とりあえず言って見ましたww

  6. だんな より:

    中国から韓国への圧力は、龍さんの言う通り考えられ無いと思います。
    ソースが共同通信ですので、ふ〜んと聞いとく話だと思います。
    断りの理由として、日本が条件をつけるなら、「韓国が徴用工問題を解決する」くらいにハードルを上げとかないと、意味が無いと思います。
    武藤大使も言ってましたが、帰って直ぐに現金化されたりする可能性も有りますので、私はこのやり方は、上手とは思えません。
    「胸に手を当てて、良く考えてみろ」というのが、お勧めです。

  7. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    先日のグアムでの日米韓防衛大臣会談に韓国が出て来ませんでした。コロナ禍を理由にして。それなのにソウルでの日中韓首脳会談に日本がホイホイと参加する必要があるでしょうか?確か防衛大臣の時は中国から釜山に来た要人には、盛大に歓迎してましたよね。

    安倍政権は首相の優しさがどんな敵対する連中にもにじみ出てます。しかし国内の野党、マスコミ、リベラル、反日勢力、対外では中韓に利用されました。

    菅首相はぶっきらぼうにポイッと投げ棄てる感じ(笑)。だから、日本が日中韓首脳会議に参加の、容認できるギリギリの範囲とは韓国政府が「大法院判決は無効」「国際法が優先」と明言する事です。

    中国は開催したいから韓国に圧をかけるのかーーと言われれば、韓国も悩むところですが、日本蔑み、日本は徳が無い、また支持基盤の反日感情の愚民を思うと、いくら中国指示でも中国が飲めない注文を韓国は付けると思います。で、怒られてオシマイ。

    という事で日中韓の首脳会談はナシ(爆笑)!

    1. 匿名 より:

      安倍さんは色々と叩かれていましたが、本質は優しい方だと思っています。だからあれだけ韓国に詰られ変な像まで作られてもさして気にせず、なんとか韓国との関係改善をいろんな角度から探していたように見えます。
      しかし菅さんは実務的でカミソリ後藤田さんの如く、凄みと鋭さを持った実直型の方です。
      韓国は関係改善を期待していたようですが、本当にこの国の認識はあまりに甘すぎ。
      今後、恐らく菅さんには斬り付けられ続けるようになるでしょう。安倍さんの時に様に反撃と卑下の機会すら与えられずに、見事に具の根も出ないほど叩かれると見ています。
      韓国は菅さんに関して恐怖の目で見る様になりますよ。

  8. 通りすがりの若輩者 より:

    日中韓首脳会談の今年の議長国は韓国なので、韓国からすると仮に開催されないと「面子を潰された」形になりますね。
    共同通信からこの記事が出てしまった以上、仮に日本の官邸が記事内容を仮に否定しても黙殺しても、韓国では事実と受け止められるでしょうし、青瓦台には大きなプレッシャーになりそうです。

    中国から韓国へ直接圧力がかかることは、自分もまずないと思います。
    ただ、中国からしても日本とパイプを繋ぎ止めておきたいし、仮に「問題解決のために無条件で開催」を主張するなら、間接的に日韓の問題に引き摺り込まれることになりかねません。

    この記事がどのような経緯で出たのか知りませんが、少なくとも韓国・中国側には見た目以上に大きなプレッシャーがかかっているようにみえます。
    もし仮に、官邸から意図的に流したものだとすると、なかなかの策士がいそうですね。

    ただし、これは日中韓首脳会談を我々がやりたくないと思うということは、中韓からするとやりたいと思ってるという前提ありきですが。
    仮に日中が、袂を分つ決意を裏で固めているなら、これは3国にとって不開催のための出来レースである可能性もあります。

    これから出るであろう、各国の反応に注目ですね。

  9. sey g より:

    約束を守らない者との会談ほど無駄な事はないでしょう。
    無駄な事をバッサリ切れる菅総理らしいです。
    政府としては、韓国が日本との約束を守らない限り会談をしても意味がないとアナウンスした方が世界に韓国の無法を知らしめるれると思います。

    1. 閑居小人 より:

      sey gさま
      >政府としては、韓国が日本との約束を守らない限り会談をしても意味がないとアナウンスした方が世界に韓国の無法を知らしめるれると思います。

      素晴らしいご意見です。
      日本政府は大人し過ぎです。

      1. sey g より:

        閑居小人様

        おっしゃる通り、日本政府は大人しすぎです。
        そこらじゅうにケンカを売るのはいけませんが、韓国が悪手を連発してる今、喧嘩上等アナウンスをすべきです。
        韓国か慰安婦問題で被害者の証言が証拠だと言ったのと、ライダンハンで被害者の証言は、証拠にならないとの発言を並べて拡めるのも効果的かと。

    2. しきしま より:

      say g 様

      >無駄な事をバッサリ切れる菅総理らしいです。
      素晴らしいですね。
      私、正直、菅さんを見くびっていました。
      参謀、相談役みたいなタイプで、国のトップになるタイプとは思っていませんでした。

  10. 匿名29号 より:

    K国内でも自称徴用工の問題は膠着してしまっているのではないかと想像します。情報の出元が共同通信 一社であることを考えると、この膠着を何とかしてーな、とまたぞろ中国、日本を巻き込んで解決してもらおうと、火のないところに煙を立てた可能性もあります。

    1. かえる より:

      自ら煙を立てて、物事を難しくしてしまう。
      今回の記事で間違いなく多くの国民の頭に血が上り、簡単に日本との会談はできなくなるでしょう。
      他の国なら有り得ない悪手ですが、韓国ならあるかもと期待してしまいます。
      ソースが共同通信だからなーとは思いつつ、ちょっとワクワクして成り行きを見守っています。

  11. 名無しのPCパーツ より:

    >「首相訪韓は徴用工確約が必要」 外務省幹部、譲歩引き出す狙いか

    譲歩よりも「条件を盾にできるだけ距離を取りたい。」かなぁ
    価値観を共有しない国とはできるだけ関わらないのが吉。

  12. クロワッサン より:

    更新ありがとうございます。

    尖閣問題や朴槿恵政権時の自称日本軍慰安婦問題と文在寅政権における自称日本軍慰安婦問題や自称徴用工問題との違いは、棚上げにした状態の問題か、それとも解決済みの問題かの違いだと思います。

    自称元徴用工は基本条約の付随協約で、自称元日本軍慰安婦はそれに加えて慰安婦合意で解決済みの問題です。

    なので、棚上げで合意した問題を用いて「議題にしないなら対話しない」と主張するのは筋が悪く、解決したとして合意した問題を取り上げて対話を求める相手については無視で良いのだと思います。

  13. 名無しのPCパーツ より:

    >韓国に対して中国から圧力がかかるという可能性

    うーん、中国としては日中会談すればいいのでは。
    わざわざ三カ国にする理由が思いつかない。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

sey g へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告