「菅義偉政権下の閣僚人事」と衆議院議員総選挙の動向
ジャーナリストの松岡久蔵氏が本日、現代ビジネスというウェブ評論サイトに、「菅義偉総理の閣僚人事」と題した、なかなか興味深い論考を寄稿されています。まだ発足していない政権の閣僚人事とは、少し気が早いかもしれませんが、それでもリンク先記事は客観的に確認できる情報や論拠が豊富であり、「知的好奇心」という視点からはまことに興味深いものでもあります。
ジャーナリスト・松岡氏の興味深い論考
安倍晋三総理大臣が持病の悪化により辞任する方針を表明したことを受け、現在、自民党内では後継者選びの動きが本格化しています。といっても、多くのメディアの報道を眺めていると、おそらくは自民党内の各派閥の支持を固めつつある菅義偉内閣官房長官が、内閣を承継するのではないでしょうか。
これについては各派閥の狙いなどについて、さまざまなメディアが書きたてている一方、気の早いメディアのなかには、さっそく、「菅義偉内閣」の閣僚人事に関する観測記事を掲載しているような事例もあります。
「菅義偉総理」誕生へ…その閣僚人事をどこよりも早く予測する
安倍晋三総理が8月28日、体調不良による辞任を表明したことにより、ポスト安倍レースの号砲がついに鳴った。本稿では、次期総理最有力候補に躍り出た菅義偉官房長官の政権構想、そして閣僚人事を大胆に予想してみたい。永田町や霞が関関係者、報道関係者への取材を総合し、それぞれ根拠も合わせて説明していこう。<<…続きを読む>>
―――2020/09/01付 現代ビジネスより
リンク先記事は、ウェブ評論サイト『現代ビジネス』に本日掲載された、ジャーナリストの松岡久蔵氏が寄稿した論考ですが、これがなかなか秀逸です。
松岡氏は「国民からの認知度・人気」、「党内を納得させ、黙らせるだけの力や実績」、「公明党とのパイプの太さ」、「霞ヶ関を掌握する調整力と統率力」などを総合的に判断すれば、結果として、現状では「菅氏以外に総理が務まる人材がいない」と指摘。
そのうえで、「理念先行型ではなく実務家タイプの政治家」(※松岡氏)である菅氏は、「新たな国家像を打ち立てるというよりは、安倍政権の路線を継承しつつ、規制緩和や省庁改革など、社会の効率化路線を一層推し進める」と予想しています。
ただし、松岡氏は菅氏の弱点について、①多くを説明せずごり押しに頼る「口数の少なさ」、②人を見る目のなさ、③外交力・英語力の弱さを列挙。とりわけ「華やかさに欠け、国民へのアピール不足・説明不足にもつながりやすい」、「それがとりわけ懸念されるのが、外交分野」と述べています。
松岡氏は河野太郎官房長官、茂木敏充外相を予測
ただ、もしこの松岡氏の指摘が正しいにしても、「欠点がない完璧な人間」などというものはこの世に存在しませんから、菅氏は自身の弱点をきちんと把握したうえで、それをうまくカバーできるような閣僚人事に成功すれば、「菅義偉内閣」は長続きしてさまざまな成果を収める可能性がある、ということです。
リンク先記事に対し、100%同意できるというものではありませんが、松岡氏が提示する閣僚人事案は、なかなか説得力があります。
まず、最も難しいのが、官房長官です。
松岡氏によると、安倍総理は「菅総理には菅官房長官がいない」と語ったことがあるそうですが、この指摘はまさに正鵠を射ています。菅氏は官房長官としては非常に有能だったかもしれませんが、自身の後継者として同様に有能な人材を得ることができるかが、最初の関門といえるかもしれません。
これについて松岡氏は、「有力候補は河野太郎防衛相」と述べますが、その論拠としては、「河野氏は政界では『親の七光り』と見られていて人気はない」が、「同じ神奈川県を地盤とする菅氏と距離が近い」、ため、菅氏がグリップしつつ、河野氏を引き上げるという狙いがあると見ます。
ことに、菅政権が「1年の短期政権に終わる可能性もある」ことから、いわば、ショートリリーフとして菅氏が自身の後継者含みで河野氏に官房長官を担当させる、というシナリオですね。
そういえば、安倍晋三総理大臣自身も、小泉純一郎元首相のもとで官房長官を経験していました。「官房長官から首相」という流れが定着しているわけではありませんが、さまざまな情報が集まる官房長官という立場は、首相への登竜門としては良いポストといえなくもありません。
一方で、松岡氏は、菅氏が英語力を含め外交が「苦手分野」と指摘していますが、英語に堪能な茂木敏充氏を外相に留任させて日米関係の維持を図る一方、対中外交は二階俊博・自民党幹事長の人脈でカバーする、と予測します。
これも、「苦手な部分は他人に任せる」という場合における、ひとつの人事の在り様でしょう(※もっとも、総理大臣自身が外国首脳と良好な関係を築かなければならない局面は多いため、「丸投げ」するにも限度はありますが…)。
麻生総理はどうなるのか?
ただ、閣僚人事について考えていくと、ここでふと疑問に思うのが、財相という要職です。
あくまでも個人的な印象ですが、安倍晋三政権が8年近くも長続きした最大の理由は、菅氏という有能な官房長官の存在もさることながら、麻生太郎総理という「重鎮」が、副総理兼財相として入閣し、政権を支えたからです。
ただ、安倍総理が辞任するということは、「安倍・麻生・菅」というトライアングルが終焉を迎えるという意味であり、「菅義偉政権」に麻生総理自身が引き続き副総理兼財相というポストで入閣し続けるとは考え辛いものがあります。
安倍政権下で2度に及ぶ消費税の増税は、麻生総理が財相として実現したものではありますが、逆に、2度目の増税を数回延期することができたのも、麻生総理が財務省を抑え込んだからだ、という見方もできるでしょう。
財務省はただの官庁ではありません。予算の入口(国税庁)と出口(主計局)を一手に握り、役所全体が「増税原理主義」に染まっていて、その意に反する者は、たとえ国民から選挙で選ばれた政治家であっても排除するだけの隠然たる権力を握っています。
そうなると、財務省を抑えるためには、総理大臣のみならず、財相自身が相当の実力者である必要があります。松岡氏は、この財相ポストに、「甘利明・自民党税制調査会長が就くとの観測」があると指摘します。
「財務相は麻生財務相が留任するシナリオが有力だが、加藤勝信厚労相がスライドする可能性もある。(中略)一方、甘利明自民党税制調査会長が財務相に就くとの観測もある。理由は、新型コロナウイルス流行により、世界経済が壊滅的な打撃を受ける中、日本でも近く『コロナ債』の発行が現実味を帯びてくるためだ。」
武漢コロナ蔓延の終息の目処がたたないなかで、第2波、第3波が発生して自粛要請が発出された場合、経済への悪影響は、計り知れません。
こうしたなか、「財相が財政規律に厳しい人物では思い切った政策を打ち出すことができない」ため、松岡氏は、「経済再生担当相としてアベノミクスによる金融緩和を支えてきた甘利氏に、白羽の矢が立つ可能性がある」と述べているのです。
この点、たしかに甘利氏は現在は政権から離れていますが、2016年1月、自身の不祥事が週刊誌に報じられて閣僚を辞するまでは、「3AS(安倍、麻生、甘利、菅)の一角として政権にいた」人物であり、甘利氏の入閣と積極財政が実現すれば、官邸対財務省という構造が出てくるかもしれません。
短期政権か、長期政権か
松岡氏の文章はなかなか興味深いものであり、記事の末尾では
「以上、菅内閣の青写真を提示してみた。予想はあくまで予想であるが、一つの考え方としてお楽しみいただきたい。」
などと記載されていますが、松岡氏が提示した予想は客観的に確認できる情報や十分な理由付けなども非常に豊富であり、知的好奇心という観点からは、まことに興味深い論考と言わざるを得ません。
当然、現実の閣僚人事については、「菅義偉内閣」(?)が発足してみないとわからないのですが(というよりも菅氏が総理に就任するかどうかは流動的ですが)、政治家の資質や人格などを踏まえたうえで、複雑な閣僚人事をあれこれ議論するのは、私たち有権者としての当然の権利でもあります。
ただ、個人的にもう少し気になるのは、やはり「菅義偉政権」が来年9月までの1年間のショートリリーフなのか、それとも数年は仕事をするつもりなのか、という視点です。
もちろん、菅氏自身が総理に就任するとして、政権発足時に「私の政権は1年限定ですよ」とわざわざ述べるとも思えませんが、最初から短命・選挙管理政権のつもりなのか、それとも腰を落ち着けてじっくりと仕事をするつもりなのかについては、閣僚人事からもある程度は予測がつくかもしれません。
当ウェブサイトの読者コメント欄では、「安倍総理が1年間、しっかりと療養し、来年9月の総裁選で再々登板する」ことへの期待を示すコメントも多々見られましたが、もし「菅総理」がそれを視野に入れているのならば、「菅内閣」の閣僚人事は現在の安倍内閣のそれをほぼ踏襲するでしょう。
しかし、菅氏が3~5年程度の「長期政権」を目指すのならば、やはり、先ほどの松岡氏の文章にあった「河野太郎官房長官」、「甘利明財務相」などの人事が見られるのかもしれません。
もっとも、菅氏自身も今年12月に72歳の誕生日を迎えるという高齢者であることを踏まえると、長期政権に耐えられるのかについては、議論の余地はあるでしょう。
解散総選挙はお早めに?
さて、「菅義偉政権」を巡るさまざまな議論が交錯するなかで、もうひとつの焦点は、解散総選挙の時期でしょう。一般に、衆議院は任期満了に近付けば近付くほど、解散するタイミングが絞られてきて、与党には不利に働くという傾向があります。
戦後、衆議院が解散しないままで任期満了を迎えた事例は、1976年12月5日の第34回総選挙のみですが、このときには自民党が過半数割れに追い込まれて敗北し、当時の三木武夫首相が衆院選直後に辞任しています。
また、麻生太郎総理大臣のもとで2009年8月30日に実施された第45回総選挙は、衆議院解散が7月21日というタイミングでしたが、このときには9月10日の任期満了まであと1ヵ月少々しか残されておらず、結果的に自民党が大敗して下野するという憂き目に遭っています。
ただ、あくまでも個人的な感想を申し上げるならば、今すぐ解散総選挙を実施したとしても、来年10月の任期満了まで選挙が実施されなかったとしても、自民党は多少議席を減らすでしょうが、大勢に影響はないと思います。
その大きな理由は、最大野党・立憲民主党の規律の弛緩です。
たとえば、立憲民主党といえば、石垣のり子参議院議員(46)が28日、安倍総理の辞任会見を巡り、ツイッターに「(安倍総理は)大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」などと投稿して批判を浴びる、という出来事がありました。
安倍首相辞任に反応いろいろ 立民・石垣議員はツイート大炎上! 室井佑月氏は「乾杯したいね」
安倍首相が持病の潰瘍性大腸炎を理由に辞任を表明したことを受け、立憲民主党の石垣のり子参院議員(46)が28日、ツイッターで「大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物」と投稿、大炎上した。<<…続きを読む>>
―――2020.8.29付 zakzakより
どう考えても、病気で辞任する人物に投げかけて良い発言ではありません。
そして、このような考え方を持つ人物が所属する立憲民主党という組織は、私たち一般国民の意識からはかけ離れていることは間違いありません。その証拠が、こんな記事です。
立憲・枝野代表、議員会館で喫煙 「認識甘かった」
―――2020年08月31日16時54分付 時事通信より
時事通信によると、立憲民主党の枝野幸男代表は、受動喫煙対策を強化する「改正健康増進法」が全面施行されているにも関わらず、喫煙が禁止されているはずの衆議院議員会館事務所内で喫煙を続けていたことを認めたのだそうです。
しかも、枝野氏は
「制度を明確に認識し、厳格に運用する認識が甘かったと反省している」
などと述べたそうですが、自分自身が国会議員として法の制定に関わる立場でありながら、法を守らないという姿勢はどうかと思いますし、そのような人物が代表を務めている政党というものが、私たち国民の期待に寄り添うとも思えないのです。
いずれにせよ、最大野党がこの体たらくですから、総選挙が行われた場合、少なくとも自民党が「大敗して過半数を失う」、という状況なのかは微妙ではないでしょうか。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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菅総理大臣となると、岸田氏の居場所が難しいと思いますが、現状維持になるのかな。
麻生さんの後の甘利さんは、良いと思います。
そろそろ党員投票は無しが、決まる頃ですね。
石破氏は、いずれにせよ立候補するらしいですから、推薦人が、集まる事をお祈りします(棒)
解散総選挙は、総裁決定方式が密室政治と非難されると思いますので、国民の信を得る為に、早くやった方が良いと思います。
えだのんは、たるんでますね。
枝野氏と石破氏は、「カラオケ好き」が、共通点ですかね。
こちらは、涼しくなってきました。
日本で台風の被害が、出ない事をお祈り申し上げます。
その後は、「どうなっても、しらんがな」です。はい。
だんな様
石破氏は、国民の敵であるマスゴミを利用して、知名度を上げています。
人格に問題があり、人望がまったくなく、一緒に仕事をした人には、ほとんど嫌われています。
なんといっても、お世話になった人が、窮地に追い込まれた時に、裏切り
後ろから、鉄砲で打つ陰湿でズルイ人物です。
ですから、いつ、日本を裏切るかわかりません。
日本が苦しい時、チャイナマネーなどが入れば、簡単に日本を裏切ることでしょう。
石破氏を応援している政治家以外のメンバーの名前を見ると驚きます。反日や左派の評論家やジャーナリストなど、まともなのが一人もいません。
これに、反日マスゴミが加わり、世論操作をして石破の人気をつり上げています。
石破氏が総理になると、共産中国の操り人形となり、朝鮮の言われるままに、謝罪と賠償を繰り返し、日本の威信と誇りは崩壊し、日本人は自信を喪失し、経済も崩壊することでしょう。
匿名希望の平民さま
ご教授、ありがとうございました。
その通りだと思います。いいね。
平成30年7月に健康増進法の一部を改正する法律が成立し、令和2年4月1日より全面施行されます。 本法律により、望まない受動喫煙を防止するための取組は、マナーからルールへと変わります。 改正法によって、違反者には50万円以下の罰則(過料)が適用されることがあります。
ひっひっひ
ありがとうございます
野党はもう、問題外でしょう
「たかが喫煙」と思っているかも知れませんが、本来、自ら範を垂れるべき党首がこのざまでは、下も緩みまくってる、と見た方が妥当。元々野党は仕事自体をする気が無い、与党自民党と政権に反対していれば飯が食える、と思い込んでますからね
次回選挙があれば、野党の議席はさらに減ることになるかと思います
さて、菅内閣の人事ですが、私もショートリリーフだと思っています
菅さんは明らかに番頭タイプでいわば仕事上の憎まれ役です。こういう方は実務を取り仕切る方がその能力を発揮できるでしょう
となれば、自分のカラーを出すより安倍政権の方針を引き継ぐ選挙管理内閣、となるのも自明
岸田さんは党の要職に就けておいて、内閣としては河野太郎氏、世耕氏、甘利氏、茂木氏、高市氏辺りを徴用する、というのは無理がないかと。
あと麻生さんもそれなりに遇する必要があると思いますが、財務大臣を引き続き、ってのは年齢的にどうなのかなあ(やって欲しくはありますが)
ここでしくじりが見えるようだと、また安倍さんが担ぎ出されるかなあ
済みません、一エントリに何度も投稿は失礼かと思いましたが、ちょっと動きがあったので
フジテレビ、毎日新聞が「総裁選は党員投票なし 両院議員総会で選出 自民総務会で正式決定」と報じています
多分コレで決まるんでしょう、裏切り者で自己中な石破氏の芽が摘まれて何よりでした
想定通り、菅内閣でしょうね
石破氏にとって最悪なのが、党員投票ありで惨敗するパターンです。地方で強いだの国民に人気だのは、前回総裁選に出馬したときの話であって、現時点では眉唾です。
党員投票がないことを確認して出馬表明したとも考えられます。そういう人物でしょ。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、個人的な感情丸出しなので)
酔うよう様へ
終わってみるまで分からないのが、(総裁選も含めて)選挙というものではないでしょうか。
蛇足ですが、もし総裁選が、自分にとって嫌な結果に終わったら、マスゴミの代理人のなかで思考停止になる人が出てきそうです。なにしろ、中には(嫌なことが多いのが現実なのに)嫌だという個人的な感情が全てが止まってしまう人が多そうですから。
駄文にて失礼しました。
酔うよう様
菅さんの総理就任は間違いないとは思うのですが
ショートリリーフかロングリリーフとなるかは
解散総選挙の獲れ高と後継者を望む機運次第ではないかとも思います。
菅さんで選挙を大勝したら菅さんでもう少しとなるやもしれません。
菅さん自身があくまでも繋ぎであるとの信念を持ち続けられれば総選挙後にサッと身を引く潔さをみせるかもしれませんが、そもそも端から1年間限定の約束で後継も決まっているのか当事者しか知り得ないことです。
また人間には「欲」という業がつきまといます。
ネットでは河野さんが一番人気で私自身も河野さんには期待していますが僅か1年で適任となり得るのか分かりません。
外国との交渉力という点からすれば現状では河野さんより茂木さんや甘利さんの方が実績で勝っている気がします。
誰が1年後の総理になっているか?
その時にならないと分からない!…ということではないでしょうか。
更新ありがとうございます。
まだ喫煙してチェーンスモーカーなの?枝野幸男代表は(笑)。吸う吸わないは自由だが、そこは駄目でしょ。年配者が多いから、国会議員は喫煙者が多そうですね。いっそのこと、一箱3,000円ぐらいにして税収増やしたらどうですか?吸いたいヒトは、それでも買いますよ。
何となく「菅義偉内閣」の誕生になりそうな勢いですね。ここ36時間ぐらいで石破氏や岸田氏を押すマスコミの煽りが減りました。「いくらやっても、もうダメ」なんでしょう。
影の主役、ナンバー2の官房長官は河野太郎氏(次期の布石か?)、英語に堪能な茂木敏充氏を外相に留任、ここまでは良い布陣だと思います。日米関係の維持、対中外交は二階の人脈でカバーする。
私は甘利氏がTPP設立で苦労されたのは、心に残ってます。器量の大きい人なので、しょうもないスキャンダルで3年ほどフイにしましたが、財務相は務まると思います。
あと荻生田氏、世耕氏、前々防衛大臣(○○森氏?名前忘れました)らが重量閣僚になっていただきたいですね。
石破氏もチェーンスモーカーらしいですね。
禁煙は世界的傾向ですから、首脳会談などで海外に出たときにプカプカなんて、マイナスイメ-ジでしかありません。
まあ中韓相手なら構わないでしょうけど。
門外漢様
レスありがとうございます。
石破氏もヘヴィスモーカーですか。画像だけでは分かりませんが、本人が近づいて来たらさぞ臭いんでしょうネ。アノ匂いは服や皮膚に染みつきます。
中国や下朝鮮のトップの前では年齢や「道徳的に上」の方が優先ですから(笑)、石破氏は喫うのに許可が要るのではないでしょうか?(爆笑)
> 一箱3,000円ぐらいにして税収増やしたらどうですか?吸いたいヒトは、それでも買いますよ。
全くです。喫煙者はニコチン依存症です。かつて喫煙者であった私は、タバコをやめるにあたって、つくづく喫煙は麻薬中毒の一種であることを実感しました。あのまま喫煙を続けていたら、一箱一万円でも買うと思います。
増税は税収を意味する財務省理論からすれば、タバコはいくら値上げしても売れますよね。()
阿野煮鱒様
レスありがとうございます。
偉そうなこと言ってますが、私も30歳代半ばまで喫ってました(恥笑)。でも子供が生まれまして、物心ついたとき、「オヤジはスモーカーだ。なら僕も喫おう」となれば困ります。
そう思ってたらインフルエンザに罹り、ぶっ倒れて、スッと止めれました。ニコチン依存症も無く、3か月したらタバコの匂いが嫌になりました。元々喉が弱いので、体質に合いません。
東京や大阪のドヤ街では1本売り(1本40円前後)がまだあるそうです。大阪で見たのは「新品1本売り」と書いてました。という事はシケモクも20円ぐらいであるの?売ってる人に聞く勇気はありませんでした(爆笑)。
【石破氏は、韓国に媚びた政治家】
http://m.newspim.com/news/view/20200831001142
次期首相候補に名前が挙がる石破茂氏がロイター通信の取材に「韓国は重要な国で関係強化が必要。日本は韓国をよりよく理解するために更に努力しなければならない」と答えた。石破氏は韓国が最も期待する候補者。
日本の国益に反する総理候補は必要ない。
ロイター通信で、石破氏インタビューは日本語版もリリースされたが、韓国に触れた発言は日本語版ではカットされている。英語版のみで配信された。こういうところからして、石破氏は信用できない。
https://jp.reuters.com/article/japan-politics-ishiba-idUKL4N2FX3DF
ブログ主様
菅さんの人を見る目、というのが元記事にありますが、少なくとも対官僚ではなかなかのものではないかと。横浜市議時代も人事に取り組んだようですし、官僚の重要人事を内閣が決めるようになっていますし。
対議員は分かりません。
同感です。安倍総理は、人を見る目が弱点です。奥様からしてアレです。
第二次安倍内閣が長期政権になれた一員は、内閣人事の巧みさだったと思います。どぶ板選挙で成り上がった無能政治家が一定数いて、論功行賞に配慮せざるを得ない党内事情を抱え、不祥事やスキャンダルが避けられない中で、致命的な不祥事が起こらなかった人事は、安倍さんの人を見る目ではできなかったでしょう。
菅さんと安倍さんはタイプの異なる政治家ですが、だからこそ相補い、政権が安定化したと思います。
アレな奥さんである意味学習したからこそ、トランプさんのような型破りの人物とも笑顔で付き合えたと…
叩き上げの政治家に、人を見る眼がなかったら致命的です。現在の地位にまで這い上がれる訳がありません。先の内閣改造で入閣させた側近に相次いでスキャンダルが発覚しで失脚してますが、多分別な計算があったと思います。その証拠に、あれで菅氏は殆ど傷ついていません。それ処か、今や次期首相の有力候補です。
それより気になるのは、過去に自ら、政治家としての「志」は持っていないと言っていた、という点です。一国の宰相としては、権力闘争を勝ち抜くだけが目標の人では困ります。過去には自らを韜晦する必要性があり、やむなくそう言ったのかも知れませんが、これからは、明確なビジョンを国民に示しこの国を導いて欲しいです。
高卒で上京して段ボール工場で2年働いてから法政の夜間学部に入り
卒業後普通にサラリーマンになってから政治家を志す。
こんな泥臭いキャリアの人物に、本当に政治家としての志なり大人に
なってから芽生えた実現したい何かしらの理想が無いなんて
あり得ないと思う。
どうもここ数日の状況を眺めていると、菅総理就任は、自民党内では完全にコンセンサスが取れているように見えますね。
若干、違和感があるとしたら岸田さんでしょうか。
禅譲されるつもり満々だったけど、梯子を外されてしまったように見えますが……(もし、本気でそう思っていたなら、自信過剰すぎるというか単純に能力を疑います)。
石破さんは、この重要な時期に挨拶回りをするわけでもなく、テレビや取材に奔走しており
本気で総裁を狙っているようには見えません。
そもそも、仮に総裁になれた場合、相当の苦労をすることは政局に明るい(嫌味です)石破さんには当然わかっているでしょうしね。
むしろ、テレビで今回の人事が国民からの負託を受けていないことを強調して、来年の総裁選を有利に進めるのが目的なように自分には見えます。
個人的には、麻生総裁がまた見たかったという気持ちもあります(ただの願望でこれが最良ではないのはわかります)。
菅さんは……たぶん本当に総理になりたいとは心の底から思っていないのだと思います。
なんとなく、今の菅さんは終戦に導いた鈴木貫太郎首相を思い出します。
国のために、君しかいないと言われてしかたなくというような雰囲気があります。実際、報道でもそういう流れでしたしね。
もちろん、菅さんが実は影では首相に意欲的で、裏でほくそ笑みながらロングリリーフになる。実は実務能力はあれど、首相としては適正に欠けて、自民党を潰してしまうなど色々シナリオはあります。令和の鈴木貫太郎になれるかはわかりません。
ただ、どうかご無理だけは、なさらないで欲しいですね。
思うことが多くて、今回の件ではどうして多弁になってしまい申し訳ありません。
安倍総理は、内閣人事ではなかなかの策士だったと思います。主要閣僚は、しっかりとした人たちで固めます。既存メディアで次期首相候補と持ち上げられていた人々は、どっかに起用します。するとどうでしょう。次々と脇の甘さ・力量のなさで自滅していきました。最近では、セクシーですね。メディアや野党はここぞとばかりに任命責任と攻撃していましたが、安倍総理は涼しい顔です。だって、予定通りですから。私は、見ていてとても面白かった、策士だなあと眺めておりました。裏では、麻生さんと「ちょっとあいつ入れてみようか。潰れっから。」とか話をしていたのではないかと勘繰ります。メディアにおだてあげられる時点でアウトな人材ですから、自民党内のお掃除をうまくやっていたと思いますよ。菅さんは、どうするのか。また、興味深く拝見したいと思います。
小泉つぶしは完全に同意です。潰れてもOK、潰れなければそれでもOK。どっちに転んでもいい。環境大臣は丁度いい塩梅でしたね。
「おい、あいつセクシーとか言い出しやがったぞ、ほんと脳みそ空っぽだなwww」とか言ってそうですねえ。
もし菅内閣成立となったとすると、その立役者はかの望月衣塑子記者ではないかと考えます。いや、真面目な話。
総理大臣となれば、国会でバカな野党議員のバカな質問に真摯(に見えるように)対処しなくてはなりません。この緊迫した情勢下で「バカヤロー解散」をしている余裕はないのです。その点、菅官房長官は、バカな記者のバカな質問に、繰り返し冷静に答えてきた実績があります。バカすぎる質問は受け流す能力も証明してきました。ここまでバカ耐性をコンバットプルーフした人材は、自民党といえどそう居ません。
菅支持に回る自民党議員の脳裏には「あの菅さんなら野党のフリップ攻撃にも対抗できる」という信頼があるのではないでしょうか。
>ここまでバカ耐性をコンバットプルーフした人材は、自民党といえどそう居ません。
様式美でしたね。
馬鹿な記者「(バカな質問または的外れの指摘)」
菅官房長官「(オウム返し)という批判はあたらない」
馬鹿「(同じ質問の繰り返し)」
官房長官「繰り返しになりますが(同上)という指摘はあたらない…ほかございますか?」
気がついたら時々安倍総理や麻生副総理も使ってましたね。
総理「〇〇という批判はですね、これは、あたらないかと、思われます」
副総理「あー、〇〇という指摘ですが、これはあたらない。オタク他に言うことないのか、あ?」
文字にすると何がヤバいなあ、副総理。
そういう麻生さんが大好きです。本音でずばっと行きますね。トランプさんと似てるかも。また麻生節が見たいなあ。
自転車の修理ばかりしている様
>菅官房長官は、バカな記者のバカな質問に、繰り返し冷静に答えてきた実績があります。バカすぎる質問は受け流す能力も証明してきました。
そんな菅さんの姿を見ていつもスッキリしてました。
冷静にバッサリ切り捨てたりして、なかなかできる人ばかりじゃないですよね。
ケロお様
麻生さん、それが(それも)魅力ですが切り取り叩かれやすいんですよね。
再登板を見てみたかったですが、くだらないことでマスコミに袋叩きにされるのも辛いので菅さんで良かったと思います(まだ決定じゃないけれど)
すみません単なる麻生&菅ファンのつぶやきでした。
>「菅総理には菅官房長官がいない」
安倍総理の最大の武器の一つが菅官房長官であったのは間違いのないところです。菅総理の最大の弱点を表すのにこれ以上のものはないですね。麻生氏も財務相・副総理を続けるとは思いにくいところですし、官房長官、財務相、外相あたりが肝というのは、全くそう思います。
素人の予想ですが、河野官房長官はないと思います。誰がやっても「菅官房長官」に比べ見劣りするという状況です。官房長官はそういう意味では、入閣待機組または重要閣僚未経験者からの抜擢もありうると思います。
次の次で総理を目指す河野氏にとって、今回出馬を見送ったという大きな「貸し」があるので、「見返り」は外務や財務など最重要閣僚または幹事長(最低でも党3役)でなければ、釣り合いが取れません。河野財務相(兼金融担当)と予想します。先進国にとっては、世界経済がコロナ禍でガタガタな上、中国外しをしなければいけない大事な時期です。これ以上ない見返りになるでしょう。
私は菅内閣となったとしても、解散総選挙までの内閣だと思っておりますの。ですから、官房長官以外の閣僚人事については、いじらないのじゃないかしら?
その官房長官ですが、私は岸田さんじゃないかと考えています。線は細いですが、これと言って、マスコミの餌になるようなことは、お持ちじゃないので。
岸田さんが受けるかという問題はありますが、彼の線の細さなら、安倍総理の説得に応じるかもです。
>これと言って、マスコミの餌になるようなことは、お持ちじゃないので。
叩くネタがなければ作るのがマスコミですよ。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
朝日新聞が盛んに「自民党総裁選で、一般党員にも投票させるべきだ」と書いていますが、安倍総理の政治を否定したい朝日新聞としては、なんとしても石破茂氏に総理になって欲しいのでしょう。(さすがに、次期政権は立憲民主党政権にとは、書けなかったのでしょう)
だから、もし一般党員の投票で菅義偉氏が有利になるという見込みが出れば、「新型コロナウィルス感染で大変な時に、一般党員が投票している余裕があるのか」と言い出すでしょう。
駄文にて失礼しました。
首相は国会が(議員が)決めるものです。党員という国民の中のごくごく一部の人間の投票が結果の行方を左右するのはおかしなことです。マスコミなどが「党員投票を」というなら なぜこの点に触れないのか不思議です。
引きこもり中年 様へ
仰る通りです。
議会制民主主義ですから、国会議員が総理を決めるのです。
100歩譲って、総裁選挙だから党員が参加することがあっても良いでしょう。
しかしそれをやるか、やらないかということは、党員にしか権利が無いので、世論(立民支持者を含む)に従う必要など微塵もありません。
総理になれば毎日国会議員を相手にしなければなりません。
党内の国会議員も纏められないようでは、総裁の資格なんかありません。
安倍の七光りがあるにせよ、菅にこれだけの根回しができるのは驚きです。それだけで総裁の資格ありだと思います。
連投蒙御免
更に考えると、根回しを十分にやって、党員票を入れても石破に過半が行かないようにした上で、党員投票をやる手もあったと思います。
それで石破が勝てなかったらもう次の目は無くなる訳で、アサヒも韓国もガッカリでしょう。
そこまで二階の力とセンスが及ばなかったということでしょうね。
引きこもり中年様
私ね。党員って、国会議員のサポーターに過ぎないと考えています。サポーターと申し上げました。フルスペックでの総裁選って、サッカーのチーム編成にサポーターが関わるのと同じことでは?
党員が準国会議員として、国会議員の政策の手足となっているのであれば、まだしも、党員は私たちが票を入れ、国政を委ねた方ではありません。
石破さんは非常にLogic(理屈)とDue Process (手続き)を重要視しますが、それが、「重要視」以上に「耽溺」されてるように見えます。 ですから、同志の人たちの政治的行動も、理に染まないと感じたら生理的に距離を置いてしまいます。それが裏切りとしてとらえられてしまうように見えます。
しかし、国家観、歴史観をあまり発信されていません。 そこがわかりにくいので、票を入れにくい。 Logic(理屈)とDue Process (手続き)の大事なことを延々と聞かされてるうちに眠くなります。
対外国の交渉においても、Logic(理屈)とDue Process (手続き)を聞いてくれる国ならよいでしょうが、それぞれの国の現実的な事情があるでしょうから、横紙破りな要求と対応をされますので、延々とそれに対応しているうちに、自分の方がそのLogic(理屈)とDue Process (手続き)に同調していくのではないかと危惧します。
このような体質は、メディアとも親和性が高いように見えます。
早い話、日本国の大将としてはダメです