「菅義偉政権」は「ショートリリーフ」?それとも…
気が付いたら、本日で8月もおしまいです。今年を振り返るにはまだ少し早いのですが、それにしても今月までで、日本や世界に大きな波乱が生じるような出来事が、ひっきりなしに発生してきたような気がします。こうしたなか、安倍総理の後継者として、菅義偉内閣官房長官への注目度が高まっている、などの報道が相次ぎます。これらについて、どう考えればよいでしょうか。
目次
波乱の8月
明日から、もう9月
早いもので、今日で8月もおしまいで、明日から9月です。
まだ2020年を総括するには早いのですが、それでも残すところあと4ヵ月。武漢コロナ禍を筆頭に、本当にさまざまなことがありました。
当ウェブサイトとしては、「新宿会計士」名義で産経新聞社の『月刊正論2020年5月号』、ワック出版の『月刊WiLL2020年10月号』という2つのオピニオン誌に寄稿したことに加え、株式会社ビジネス社から『数字でみる「強い」日本経済』を上梓したことが、大きな動きだったと思います。
また、著者自身のそれ以外の活動について、当ウェブサイトで詳細を開示するつもりはありませんが、今年は人生を劇的に変えるようなことが良いことがいくつかありましたし、武漢コロナ禍にしても、働き方を大きく変えるきっかけになったという意味では、個人的には必ずしも悪い側面ばかりでもなかったと思う次第です。
ただ、世間的にみると、やはりわが国を含めた世界は、かなりの混乱の渦に叩き込まれているように思えてなりません。
本来、今年開催されるはずだった東京五輪が、政治的な決断により2021年に延期されましたが、現在の武漢コロナ禍の世界的な蔓延状況を見るに、果たして来年、予定どおりの形で実施できるのかは、依然として流動的です。
また、今月発表された2020年第2四半期(4−6月期)の国内総生産(GDP)は、季節調整済みベース・名目値で▲7.4%(年率換算▲26.4%)、実質値で▲7.8%(年率換算▲27.8%)という、きわめて大きなマイナスに沈みました。
世間的には「コロナだけのせいだ」、などと思われているようですが、まちがいなく、コロナだけでなく昨年10月の消費税・地方消費税の引き上げという「世紀の大失策」が深刻な影を投げかけています。
安倍辞任
こうしたなか、国内政治経済における8月の最大の話題は、「安倍辞任」でしょう。
先週金曜日、安倍晋三総理大臣が持病である潰瘍性大腸炎の悪化を理由に、内閣総理大臣としての職を辞すると発表しました(といっても、後任が決まるまでは、引き続き総理大臣の職に留まるのだそうです)。
安倍総理といえば、昨年11月20日の時点で「通算在任日数」が2887日と、それまで最長だった桂太郎政権を抜いて史上最長を更新したほか、今月24日には2012年12月の第二次安倍政権発足以来の「連続在任日数」でも2799日と、佐藤栄作政権の2798日を抜いて史上最長となりました。
通算在任日数(2019年11月20日時点)
- 安倍晋三内閣…通算在任日数2887日・組閣回数4回
- 桂太郎内閣…通算在任日数2886日・組閣回数3回
連続在任日数(2020年8月24日時点)
- 安倍晋三内閣…2012/12/26~2020/08/24(2799日)
- 佐藤榮作内閣…1964/11/09~1972/07/07(2798日)
史上最長政権となった安倍政権には毀誉褒貶(きよほうへん:良い評判・悪い評判などのさまざまな世評)が入り混じっていますし、当ウェブサイトでも2度にわたる消費税の増税や、2015年12月の「日韓慰安婦合意」には非常に批判的な見解を示してきました。
(※もっとも、とくに1回目の2014年4月の消費税増税は、安倍総理の政策というよりも野田佳彦前首相の置き土産のようなものですので、そのすべての責任を安倍・麻生両総理に帰するのは酷というものかもしれませんが…)。
しかし、総合的にみれば、安倍政権がなしたことは、世界における日本の立場を強めるとともに、(やや中途半端ながらも)「雇用を最大化し、日本経済を再び成長軌道に乗せる端緒を開いた」という偉業だったと考えています。
また、安倍政権が公約として掲げながら達成できなかったのが、憲法改正や拉致問題解決、ロシアとの平和条約締結などですが、いずれも極めて目標が高く、達成が非常に困難な課題ばかりであり、その意味では後任の首相には、ぜひ、安倍総理の志を継いでいただきたいと思う次第です。
私たち日本国民から負託を受けた政治家、そして私たち自身の心構え
もっとも、個人的には、日本国憲法の改正もさることながら、現在の日本が最も優先的に取り組まなければならないのは、どこまでも強欲な財務省の「増税原理主義」を政治責任において強制的に止めることであると考えています。
これに加え、私たち日本国民の側としても、虚報ばかりを垂れ流すマスメディア(とくに新聞、テレビ)の報道を鵜呑みに盲信したりせず、政治・経済を含めた社会全体の問題についてはきちんと自分の力で考え、判断していくという態度を、身に着けていかねばなりません。
当ウェブサイトは、「マスメディア関係者でもなく、ジャーナリストでもない単なるビジネスマンであっても、誰でも簡単に確認することが可能な一次情報や公開情報、客観的なデータのみを手掛かりにして、知的好奇心を満たす議論を提示することができる」のかどうかの実験の場、という意味合いがあります。
もちろん、「知的好奇心を刺激する」ような知的営みは、当ウェブサイトの著者が提供する議論だけでは不十分であり、立場を異にするさまざまな読者の皆さまが多様なコメントを寄せてくださることで、初めて形になります。
その意味では、読者の皆さまには引き続き、活発な読者コメントをお願いしたいと思う次第です(※コメントは当ウェブサイトに対する批判であっても問題ないものの、くどいようですが、『引用・転載ポリシーおよび読者コメント要領』などで触れたとおり、第三者への誹謗中傷や著作権違反などにはご注意ください)。
後継者選び
本命?ショートリリーフ?
さて、安倍政権の退陣に伴う目下の最大の焦点は、後継者選びです。
ここで難しいのは、安倍総理の自民党総裁としての任期が2021年9月、つまりあと約1年であることに加え、衆議院議員の任期もその直後の2021年10月に到来する、というタイミングにあります。この2つの要素が、後継者選びに影響を与えないはずはありません。
ここで、すでに「ポスト安倍」の有力候補が育っていて、2021年9月の総裁選でその候補者が自民党総裁に選ばれるというコンセンサスも醸成されている、といった事情があれば、その人物が1年前倒しで出馬すればよい話です。
しかし、現実には、「ポスト安倍」としてのの代替となり得る、確たる候補が存在するわけではありません。
この点、いちおう、安倍総理自身は岸田文雄・自民党政調会長を自身の後継者として本命視している、などと伝えらるいっぽうで、一部のメディアは石破茂・自民党元幹事長が「世論調査などによると、国民に最も人気がある候補者だ」、などと騙っているようです。
保守界隈では河野太郎防衛相、茂木敏充外相、世耕弘成元経産相らに対する人気が高いようですが、彼らにしたって、今すぐ総理大臣職を引き受けるだけの準備が整っているのかといえば、そのような保証はありません。
それに、現行憲法上は「参議院議員が内閣総理大臣になってはならない」というルールはありませんし、大日本帝国憲法下だと、貴族院議員から首相に就任した幣原喜重郎などの事例はありますが、少なくとも参議院議員が内閣総理大臣に指名された事例はありません。
(※余談ですが、もしも世耕氏が安倍総理の後継者として名乗りを挙げるなら、少なくとも衆議院への鞍替えが必要でしょうし、そうなれば、最短でも総理大臣に就任できるのは、2021年10月までに行われる衆院選よりも後です。)
さらにいえば、ときの首相が衆議院の解散総選挙を実施せずに任期満了を迎えてしまった場合(あるいは任期満了のぎりぎり直前に解散した場合)、一般に与党には不利に働くとされています。
少なくとも戦後に関して、任期満了にともなう衆議院議員総選挙が行われたのは1976年12月5日の第34回総選挙のみですが、このときには自民党が過半数割れに追い込まれて敗北し、当時の三木武夫首相が衆院選直後に辞任しています。
また、麻生太郎総理大臣のもとで2009年8月30日に実施された第45回総選挙は、衆議院解散が7月21日というタイミングでしたが、このときには9月10日の任期満了まであと1ヵ月少々しか残されておらず、結果的に自民党が大敗して下野するという憂き目に遭っています。
このため、2021年9月に選ばれる「新総裁」のもとで任期満了に伴う衆院選は避けたいというのが多くの自民党議員のホンネでしょうし、できればそれ以前に解散総選挙を実施すべきだ、という主張が、自民党内で強まる可能性があります。
それに、今すぐ「ポスト安倍」の本命が自民党総裁・内閣総理大臣に就任したとしても、どのみち1年で自民党総裁としての任期が満了すること、衆議院議員の任期もその直後に到来することなどを踏まえると、新総裁は就任早々に「自民党大敗」の責任を取らされる、ということにもなりかねません。
したがって、当ウェブサイトとしては、安倍総理の退任直後から、常識的に考えて、「選挙管理内閣」が組閣されるのではないかと考えてきました。
とくに、当ウェブサイトの主観的な意見ですが、安倍政権自体、総理大臣が2人存在する、「安倍・麻生連立政権」のようなものであり、これを菅義偉内閣官房長官が支える形をとっていたからこそ、安倍政権がここまで強かったのだと思います。
このように考えていくと、現・副総理兼財相の麻生太郎総理か、もしくは菅官房長官のどちらかが、最長でも来年9月までの「ショートリリーフ」として総理大臣を務める、というシナリオが現実的ではないかと思うのです。
そして、この「ショートリリーフ内閣」が、少なくとも自民党の過半数割れを生じないようなタイミングを見計らいつつ、できるだけ早期に解散総選挙を行って無難な戦績を収め、そのうえで来年9月にもう1度行われる総裁選で「本命」に政権をバトンタッチする、というかたちでしょう。
本命は「どっち」?
では、麻生総理、菅官房長官のいずれが後継者として適任なのでしょうか。
基本的に2人とも安倍総理より年上であり、また、安倍政権内で一貫して同じポジションに在任していたため、どちらが総理大臣に就任したとしても、現在の安倍政権の方針を継続することも可能ですし、選挙管理内閣としては十分に機能します。
もっとも、年齢面だけでいえば、菅官房長官は今年72歳であり、今年80歳の麻生総理よりも8歳若いです。正直、2人とも、これから何年も総理を務められるような年齢ではありませんが、現実的には菅官房長官がショートリリーフとしては最適でしょう。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
と、ここまでの考察を練ったところで、昨日、「菅氏が総裁選に出馬へ」、「麻生氏は出馬せず」、「二階派が菅氏を支持」、などの見通しを、各社が報じました。また、岸田文雄氏も出馬するのだそうです。
二階派、菅氏支持の方針固める 自民党総裁選で
―――2020.8.30 16:22付 産経ニュースより
総裁選ドキュメント】自民党総裁選、岸田氏が出馬を明言
―――2020.8.30 22:46付 産経ニュースより
当ウェブサイトとしては、岸田氏については2015年12月の日韓慰安婦合意をまとめ上げてきた人間であるのと同時に、武漢コロナ禍の際の特例定額給付金でケチをつけた人物だと考えているため、石破茂氏と並んで「首相にしてはならない人物」だと考えていますが、この点はとりあえず無視しましょう。
正直、個人的には自民党内の政局を読むのに長けているわけではありませんが、岸田氏は知名度や政権中枢への近さなどの観点からは、「ショートリリーフ」としては菅氏が最適で、岸田氏はまだ早い、などと判断される可能性が高いのではないかと思います。
ただし、もしも岸田氏が今回の総裁選を制した場合、衆議院解散総選挙の結果次第では、岸田氏が来年9月以降も続投、というシナリオが視野に入ってくると思います(※もっとも、菅氏もその気になれば、来年以降も総理を務めるなど、意外な長期政権となる可能性もありますが…)。
ロシア方式
さて、自民党総裁選については、これからしばらくさまざまな報道も出てくるでしょうが、最後にあえて当ウェブサイトとしての勝手な「計画」を提示しておきたいと思います。
安倍総理は今回の辞任により、いったん自民党総裁を退くことになります。どのみちあと1年で、自民党総裁としての任期が切れ、現行の党則上は「4期目」を務めることができないため、自然と内閣総理大臣職はあと1年でお終い、という可能性が高かったのですが、この見通しが不透明になりました。
極端な話、今回の辞任によりしっかりと休養を取り、体調を万全に整えれば、2021年か2024年のいずれかの自民党総裁選で復活する、という芽も出てくるでしょう。
これを当ウェブサイトでは勝手に「ロシア方式」と呼びます。
ロシアのウラジミル・プーチン大統領は、当時のロシア連邦の憲法の規定により、2008年にいったん大統領を退き、腹心のドミトリー・メドベージェフ氏を後任大統領に就任して当選させ、メドベージェフ大統領のもとで4年間、ロシア連邦首相を務めました。
その後、2012年にはロシア大統領に返り咲き、いまだにロシア大統領を務めています。
このロシアのケースは少し極端ですが、安倍総理がいったん退任するも、病気を治した暁には、天命を受けて再び総理大臣に就任するというのは、理屈の上ではあり得なくはないと思います。
あるいは、安倍総理は辞任後、快癒したあかつきには、内閣総理大臣とは言わずも、後継政権で何らかの重要ポスト(たとえば財相や外相など)を担う、という可能性もあると思います(実際、麻生太郎総理のように、総理経験者が閣僚を務めるという事例はあります)。
辞め方はタイミングが重要
さて、本稿では最後に脱線してしまいましたが、冷静に考えてみると、安倍総理の辞任発表は、やはり絶妙なタイミングだったのではないかと思いますし、第1次政権崩壊の経験から、注意点を良く学んでいるのだと思います。
すなわち、2007年9月の時点では、安倍総理がそこそ「突然に」辞めると述べ、その結果、当時の自民党内にもかなりの動揺が生じました。この経験は、安倍総理自身、苦い記憶として覚えていることでしょう(『文藝春秋「失敗が安倍晋三を育てた」に見るリーダー論』)。
だからこそ、安倍総理は今回、「本当ににっちもさっちもいかなくなる」よりも前の時点で、武漢コロナウイルス問題が落ち着くタイミングなどを見計らって、周到に準備して自身の引き際を発表したのではないでしょうか。
いずれにせよ、このあたりについては別稿でじっくりと議論したい部分もあるのですが、取り急ぎ現時点では、安倍総理が決して「完全に終わった政治家」とは限らない、とだけ申し上げて本稿を締めたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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次期自民党総裁、ふさわしいと思うのは?(YAHOOアンケート)
https://news.yahoo.co.jp/polls/domestic/41690/result
↑アカウントの数だけ投票できてしまうのですけど、河野氏の一人勝ちになっています。
次回の総選挙の顔とするのなら、知名度の高い菅・河野氏のいずれかを全面に立てるのがいいのかもですね。
*石破氏の就任だけは何としても回避して欲しい気持ちでいっぱいです。
カズ 様へ
石破氏のように、「世間をハスに見る」ような人はダメです。
門外漢さま
そうですよね。
「世間をハスに見る」のは当事者意識のない人。
慎重に見極めるばかりで主体的な意思表示に欠ける人物は「トップたる政治家」には向かないと思います。
後講釈の得意な彼の天職(転職?)は、評論家のような気がします。
おはようございます。更新ありがとうございます。
菅さんは政治エリート家の出身ではなく、官僚出身でもない。今の地位まで登ってこられたのは相当切れ者だからなのだろうと思っています。
福田さんは官房長官時代は良い味を出していたのに総理になったらサッパリでしたが、菅さんは華はなくとも、自分の役割をよく理解して、淡々と物事を進めてくれそう。案外長期政権になるかもしれないですね。少なくとも、石破・岸田両氏に比べたらずっと良いと思います。
次の総理大臣・内閣の扱いは大変難しい。総裁選を実施してしまうと、総裁任期の関係から来秋予定の次の次の総裁選は、衆議院任期満了の寸前ということに。解散総選挙に打って出るなら、次の内閣でということに。
つまり、いわゆる次の内閣が「選挙管理内閣」では、国民は来秋以降の総理大臣が誰になるかわからない状況で選挙に臨まないといけない状況に陥るか、来秋の総裁選実施後に選挙では、ほぼ衆議院任期満了次期を迎えてしまう。
いずれにしても、自民党は厳しい選挙戦になることが見込まれます。
それを避けるには、①総裁選を経ないで次期に総理大臣に交代する、②総裁選で選ばれた次期自民党総裁は来秋以降も続投することを既定路線とする。
①は総裁選実施までは時間がかかるので、現副総理がそれまでの期間総理の座を預かり、自民党はしっかりと時間をかけて(最大で来秋まで)、次の総裁を選ぶための準備期間を設けて万全の体制で次の総裁を選出するというシナリオです。どうやらこれはないということのようですが、私はこちらを希望していました。
②は、菅氏が出馬見込みということで、これも雲行きが怪しい状態です。菅氏が不適格という気は全くありませんが、来秋までのつなぎという意識で総理になるなら、少なくとも自民党のため、国民のためになりませんから自重していただきたい。安倍氏の代わりの一時的な総理であるなら現副総理の麻生氏でないと筋が通らない。諸外国からは「日本のトップは数ヶ月から1年程度変わるから大事な話、長期的な話はできない」という悪評が図らずも復活します。
菅氏が総理総裁に立候補するなら少なくとも5年は勤め上げるつもりで出馬したと明言していただきたい。そうでないなら自民党両院諸氏は、菅氏を支持しないで頂きたい。今の不安定な状況が1年以上続くということの意味が理解できないで「菅氏は次の総理にふさわしい」などという寝言は永眠前提で言っていただきたい。
国民は、コロコロトップが変わるのを望んでいない。
ケロお様
>諸外国からは「日本のトップは数ヶ月から1年程度変わるから大事な話、長期的な話はできない」という悪評が図らずも復活します。
そうでした。安倍総理が諸外国首脳の信任を得ているのは、トランプさんと話ができる特異な外交力だけでなく、日本で久しぶりの長期政権であったことが大きいですよね。
それを踏襲、継続しようとするなら、次期政権もある程度の長期(少なくとも4年以上)である必要がありますね。
大統領制ではないのですから 議院内閣制の建前から内閣すなわち首相は普通は衆議院の多数党の国会議員によって選ばれるものでしょう。その意味で党員選挙などはふざけています。理論上はなりすまし党員を普段から増やしていざという時動員すれば野党の意向で選挙が左右されます。「地方で人気」などと言うのもこの手のモノかもしれません。党員選挙などやめるべきです。
更新ありがとうございます。
次期内閣総理大臣を誰にしていただくのが良いか、とても難しいですね。自分の意向とは真逆の結果になりがちなので、「絶対にこの人」とは言いません。
しかし、現状の候補の方々をみると、菅義偉氏が一番スンナリと安倍政権を引き継いで運営出来ると思います。また1年ポッキリの「選挙管理内閣」ではなく、5年間を全うしていただくのが良い。
なまじ短命と思われると、衆議院議員選挙で保守は現状維持も難しいですから。
河野氏はどうかな?出るならまず票を抑えないと。岸田氏は何故、安倍総理大臣が買うのか、分からないのです。石破氏に至っては論外、泡沫候補でしょう(笑)。
第三次安倍政権や後継者の話は、昨日読者雑談専用記事通常版でしてしまったので、別の観点から。
次回の総選挙を経るまでは、本格政権は難しいでしょう。
そして選挙では、(順不同で)
(1) 第三次安倍政権発足
(2) 消費減税
(3) 憲法改正
を争点にして欲しいと思います。(3) のハードルが高過ぎるなら、
(3′) スパイ防止法
(3″) 特別永住者の廃止
等、外来雑音を減らす措置が先に必要かもしれません。
総裁選の情勢分析は、新宿会計士さんの言う通りだと思います。
石破氏を一番人気としているのは、一部ではなく、ほぼ全てのメディアですね。
東京新聞の世論調査です。
次の首相、石破氏1位34% 共同通信世論調査、菅氏14%、河野氏13%
https://www.tokyo-np.co.jp/article/52136?rct=politics
安倍首相の退陣時期については、
退陣表明の時期については「適切だった」が58.6%。「遅過ぎた」は25.3%、「早過ぎた」12.7%だった。持病による辞任でやむを得ないとの見方があるためだとみられる。内閣支持率は56.9%で、8月22、23両日の調査より20.9ポイント増だった。
と内閣支持率が、20%以上上昇し、安倍首相に続けて欲しいという、国民の声だと思います。
一方、ハンギョレから。
石破元幹事長けん制のため略式選挙を推進?
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e53a613f52a2be1235aeea8e4084e358dd3e1dd
これから韓国マスコミの論調は、「自民党の総裁選は、適切に実施されなかった。日本の民主主義は未開だ」という流れになると思います。
おまいらには関係無いから、こっち見るな。
だんな さん
>これから韓国マスコミの論調は、「自民党の総裁選は、適切に実施されなかった。日本の民主主義は未開だ」という流れになると思います。
なりそうですねw
韓国の民主主義wを象徴するのがロウソク革命で、「流石は売春婦が権威者で、詐欺師が権力者で、テロリストが英雄な民族だなぁ」と思います。
クロワッサンさま
次は、反日階層社会(政権による、反日を建前とした差別社会)を予想しています。
だんな様
Yahooのアンケートと共同の世論調査結果の乖離は・・。
Yahoo(2020.8.31現在)
河野63.8%石破14.5%菅10.3%
共同(2020.8.30)
石破34.3%菅14.3%河野13.6%
現役世代(忙しい)とそうでない人たちの違い?
ネット環境の有無の違い?
調査対象が違えば結果も変わるものなのでしょうが、でも違いすぎるのもどうかと思ってしまうんですよね。
カズさま
Yahooの調査だけ、何かのバイアスが掛かっていると見るのが、普通だと思っているので、ずっと見てます。
河野さんの比率が、少しは下がって来てますが、石破さん、菅さんより票数の伸びは多いです。
菅さんは、立候補を表明してから、支持率が上がっています。
一方で、安倍首相につける点数は、支持層で分断されている様で、納得しやすい結果です。
逆に石破さんの支持率が、全てのメディアで操作されている可能性も、無い訳では有りませんが、良く分かりませんね。
両方真逆にバイアスがかかってるからここまで乖離しているんだと思いますよ。
ネット民限定のヤフーは言わずもがなですが、共同通信の調査も共同通信に協力する人物という時点で割とバイアスかかってます。
菅総理
河野官房長官
岸田副総理
ではないかなと思います。
2Fにはショートリリーフということで説得
麻生氏には河野氏に次期総理のステップとして官房長官の椅子で説得
岸田氏には政権一本化のために副総理の椅子。
しかし、裏では1年後に安倍氏が奇跡の復活のシナリオが、、、、
更新ありがとうございます。
次期首相候補は悩ましい所です。
総選挙のタイミングを考えると、管さんか河野さんか…蓋を開けるまで悩みます。
どちらにせよ、残事項と総選挙をどうするかを十分考慮する必要があります。
ありがとうございます
私も菅さんはワンポイントだと思っています
正直、2F氏に詣でた、ということでちょっと危惧はしていますが、まあ解散総選挙管理内閣だとすればそれもありかなあと
いずれにしても、私も麻生さん菅さんがやってくれるのが良いとは思いますが、お二人ともやはり年齢の事を考えると、後進にやらせるべきなのは間違いない
経産相として頭角を現している世耕さん辺りを押したいですが、準備不足と言われるのも理解できます
となれば、やはり第三次安倍政権が一番望ましいですかね
いずれにしても、マスゴミ、特亜が必死に押してる石破氏だけは、やめて欲しい、アレは新進党騒ぎのことを見ても自己利益以外には全く興味がない、その意味で2F氏に近い(2F氏はもう少し老獪だとは思いますが、人望が無いのは同じ)
アレと2F氏が自民党内の最大のガンだと思っています、なんでヒゲ隊長は義理立てして石破派閥にいるのかと(どう見ても政治方向が違っている)
菅さんのリリーフ登板が決定的のような雰囲気ですね。
岸田さんも出馬表明こそしましたが、ドコか重要ポスト確保狙いというか取り敢えず出とけとの指示?による出馬のように見えます。イシバ氏に至っては敗北回避に様子見を表明したようです。
まぁ、麻生さんが出馬しないと表明した時点で何らかの路線は定まっていると感じます。
菅さんがショートリリーフとなるのかイニングを跨いでのロングリリーフとなるのかでポスト菅さん?が岸田さんになるのか河野さんになるのか、はたまた茂木さん以下の他の議員になるのかが決まってくるのではないでしょうか?
菅さんがロングリリーフとなった場合には岸田さんの線は消滅するような気がしてます。幹事長とかの要職にはずっと就いてるとは思いますけど…
また同時にイシバ氏の芽も完全に潰えることになりそうです。
多分また離党するのではないでしようか?
個人的には病の癒えた安倍さんがどう動くか?に関心があります。
再々登板を目指すのか?一議員として過ごすのか?
日本を取り巻く環境を鑑みれば安倍さんには病が癒えた暁には若い宰相を支え得るポスト(例えば外務大臣とか副大臣とか…)に就いていただきたいと願っております。安倍さんが再々登板しなくてはならないような局面の方が余程恐ろしいです。
私は本質的には菅氏を首相適任者として考えていません.
ただ、思想主義的に「合わない」安倍首相の官房長官として長年重用された実績は無視できません.
何より、日本のマスコミや野党のほか、外国特に米中韓が「菅政権は安倍政治の継続」と捉えるだろうことは間違いなく、米国には安定を、中韓には牽制の意味で、安倍首相の予定外の病欠による退陣後継としては適任と考えます.
ふと思ったのですが、新しい総裁の下で、今秋に解散総選挙みたいなのはないのかな?
菅氏なら、ショートリリーフと勝手にミスリードさせておいて十月解散仕掛けるんじゃないですかね。タノシミ
菅さんが、今回の選挙方式で、総理大臣になると、密室政治と言われるように思います。
内閣支持率が、急上昇しそうですので、国民の信を問う面目で、速攻で解散総選挙をすれば良いと思います。
武漢肺炎の蔓延、米中摩擦の激化など、現在は準有事とでも呼ぶべき状況にあります(そもそも「平時」とはなんぞやという話は措いておいて)。さらに、自民党総裁任期、衆院議員任期がいずれも残り一年程度ということを考えると、現内閣の方向性を大きく変えるのは不可です。
そのような観点からすると、一番望ましいのはやはり麻生氏、次いで菅氏となり、それに続くのは河野氏という感じになると思います。
ただし、麻生氏は高齢というネックがあり、今のところご本人も積極的ではなさそうです。となれば、いよいよ菅氏ということになるでしょうか。石破氏は論外、その他に手を挙げそうな下村氏、野田氏は蚊帳の外、岸田氏は今回は幹事長を目指すべきでしょう。
ということで、菅内閣の大胆かつ無責任な布陣予想。
総理大臣…菅義偉
副総理兼財務大臣…麻生太郎(留任)
官房長官…河野太郎
外務大臣…茂木敏充(留任)
防衛大臣…小野寺五典または佐藤正久
自民党幹事長…岸田文雄
もちろん、全然の大ハズレでも知ったことではありません(エヘンッ)。
龍さま
普通の予想でしょう。
二階さんが、菅さんを総理にして、身を引くとは、考えにくく、岸田さんの適当な居場所が、無いんですよね。
酒かガッキーが元気だったらなあと思ってしまいました。
この期に及んでも、TVでは、「国民の支持が高い石破氏」と言っています(笑)。どの国民?韓国民から頷けます。日本人じゃないですよね。それとも、その国民って、特定メディアの方々かしら。
置いといて、私は安倍総理が健康を直されて、3次内閣を作られるのを切にお待ちしているものですが、次期総理と声の高い河野、茂木、世耕3氏、また小野寺、甘利氏と、準備万端とはいえなくも、人材が後続しております。彼らを、安倍内閣を踏襲するだけの中継ぎに終わらせるのは、あまりに酷いですよね。
彼らは人材であるだけに、潰してはいけないと思いますの。これって、嬉しい悲鳴??
心配性のおばさま
>どの国民?韓国民から頷けます。
参りました。〔笑笑い⤴︎
>特定メディアの方々かしら。
そうですね。使えないトップを就任させることが政権交代への一番の近道ですものね。
本当に石破氏への国民の支持が高いというのであれば、離党して新党を結成すればいいんですよ。そうすれば実態はどんなもんかはっきりするでしょう。ここでは概ね「石破氏だけはダメだ」ということで一致してますが、ここがズレてないという保証はありませんしね。
なお、個人的には安倍さんの再登板はあまり望みません。彼が日本憲政史上でも指折りの手腕を有していたという点には全く異存ありませんが、強いて言えば、彼の一番の失敗は後継者を育てられなかったことです。期待していたであろう岸田氏は線の細さを未だに拭うことができず、ちょっとは期待していたかもしれない稲田氏は防衛相をまともに勤められずに馬脚を現し、結局後継者と呼べるような人材は育っていません。
ここでなお安倍待望論を唱えるようでは、いよいよ次代を潰しかねないと危惧します。安倍さんの時代は終わりました。ならば、我々も次代を見据えなければならないと考えます。安倍さん麻生さんには、元老として大所高所からの指導鞭撻を期待したいと思います。
龍様
>個人的には安倍さんの再登板はあまり望みません。
>ここでなお安倍待望論を唱えるようでは、いよいよ次代を潰しかねないと危惧します。
安倍待望論は、次代を担うものを必要以上に苦しめ、結果、潰してしまうやもしれませんね。
本当に、安倍さんの再登板が必要となるということは、次代が思うように成長できず、日本がにっちもさっちもいかない苦境にあるということですものね。
後続する人材が、安倍さん以上の政権を築けるよう。若さゆえ、諸外国の罠にかからぬよう、応援することですかしら?
でもね。石破さんは嫌!岸田さんも西村さんも嫌!
個人的には、体調が戻られても、総理に返り咲くのは反対です。
有能な政治家である事は間違いないと考えているのですが、在任期間が長くなった弊害も出てきています。
ここは一つ、若い世代に席を譲って、今迄の経験を活かして政権を陰から支える側に回って貰いたい。
次の世代を育てるのも、政治家として重要な責務です。
能力がある有能な政治家なだけに、是非その分野でも力を発揮して欲しいところです。
なんだか、マスコミの石破押しが聞いてて痛々しい。。。
情弱だけ取り込めればいいと思っているのでしょうか。党員選挙にしろって必死にアピールしそうです。
(世論調査、露骨すぎるでしょう(笑))
私は、菅さんと麻生さんなら、麻生さんがいいと思いますが、ご高齢で失言をまた面白おかしく取り上げられそうなのがわかるので、菅さんの安定感に期待したいです。
ただ、私個人的には菅さんもあまり評価してなくて(ふるさと納税や、携帯電話料金引き下げなどでも)、できるかどうかわかりませんが、ホント個人的には、甘利さんがいいんじゃないかと思います。TPPをまとめ上げた手腕を発揮出来たらなと思います。
世耕さんは、まず衆議院に鞍替えいただくとして、茂木、河野はその次(3年後)でいいんじゃないかと勝手に思ってます。
失礼しました。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(というより、そもそも論なので)
次期自民党党首が菅義偉氏になると決まっていません。また、総理になったとしても、総選挙で負けることもあります。そのため、菅義偉政権がショートリリーフになりかを議論するのは、時期尚早ではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
マスコミに人気の石破茂氏は、7年前の自民党総裁選では、地方党員の支持を集めましたが、コロナ不況の今、支持を集めることが出来るでしょうか。また、前回は政権奪還のための総裁だったので、今回とは違うと思います。また、7年前とはネット環境(?)が違います。この前回とは違う環境で、今回の立候補者の誰が政権を維持できるのかによっても、違うと思います。
駄文にて失礼しました。
非常に個人的感想ですが
思想立ち位置は違えど菅さんは野中さんに近い要素を感じるので、
政治的腕力有り組織内集団の長としての顔なれど組織全体の長という感はないのです今のところ
なので「安倍総裁の残り任期やり残しをきちんとやり納める」を前面に出して総裁選に臨み、
組閣後はコロナ禍を理由に「消費税減税を国民に問う」と解散総選挙に打って出る!
という儚い妄想をしております…
新宿会計士 様
> これを当ウェブサイトでは勝手に「ロシア方式」と呼びます。
ロシアとのケースと今回のケースは少し違います。
2008〜12年のロシアではプーチン氏は引退しておらず、首相として権力を維持していました。上司のプーチン氏が首相に、部下のメドヴェージェフが大統領に、両方が同等の実権を持ってましたので、当時は「トロイカ体制」と呼んでました。また、wikipediaですと「タンデム体制」という記事になってます。
2012年になると今度はプーチン氏が大統領、メドヴェージェフ氏が首相となり、今年1月まで続きましたが、プーチン氏の権力が圧倒していたので、トロイカともタンデムとも言われてません。
一方で、安倍総理は退陣した後で閣僚になる事は考えにくく、周囲もさせないでしょう。体調が落ち着いてから要職についたり実権を握ったりする事はあるかもしれませんが、それを例えるなら「院政」と呼んだ方がいいです。
どちらにせよ、ロシアのトロイカ体制と今回のケースは完全に別ものであり、共通点もありませんから、「ロシア方式」という名称は不適切です。
来年9月の自民党総裁任期を考え
臨時なら麻生さんと思いましたが
麻生さんは不出馬
このことから二階さん、麻生さん
安倍さん達、現リーダーは来年9月
ではなく、その前に解散総選挙に舵を
切ったのではないかと予想します
選挙の顔、継続性を考えれば消去法で
菅さんが残った
菅さんの出馬会見で何をお話しになるか
間違ってもリリーフなどは聞きたくない
注目です
菅さんが出馬されるとのことで、ほっとしています。
わが国の危機に際しては、この方しかいないと思っておりましたから。
ショートリリーフ、菅さんもそのお心づもりではないでしょうか。
コロナウイルス禍真っ只中の今だからこそ、ご決断されたのだと思います。
石破さん、この方が務まるのは防衛大臣だけでしょう。
麻生さんは、お歳ですからね。
岸田さんは、言葉が弱い。
もし、参議院議員から選ぶならば、山田 宏議員です。
菅さんが総理になる方向に進みそうで、私はほっとしています。安倍さんが総理を辞任すると聞いたときは、実は不安でした。すでに米中は戦争状態に突入し、米国は次々と中国を干し上げる策を実行しています。レバノンの謎の大爆発、米国空母・強襲揚陸艦4隻もの謎の火災。米国での暴動先導。中国の歴史的大水害。米国は本気です。そうした中、世界の国々はどちらの陣営に付くのか踏み絵を迫られています。当然日本も今までの様にどちらとも仲良くしましょうは、通用しない世になるでしょう。安倍総理は、コロナ禍のなか、もう今まで見たいに中国に依存していると危険だから早く撤退するように、補助金を出すという形で警告しています。正直、私は安倍総理うまいと思いました。昨日チェコの外交団が台湾を訪問しました。これから、台湾を訪問することで、中国にはつかないとよという意思表示をする国々が増えてくると思います。今日報道された米国有名投資家の日本主要商社5社の株式保有。9・9%まで買い増す。これは、米国からのサインと見えます。早く中国と手を切れという。中国もあせっています。日本を味方にすることが必要だという記事が発信されています。これからの1年間は激動の世界情勢となっていくと思います。ブログ主様には大変失礼ですが、総理・政府は1年後の選挙云々なんて考える余裕などない、判断・決断・行動を迫られるときになると想像します。選挙はあっさり自民が勝つと思います。(この前の都知事選のような)日本は米国とともに進んでいくでしょう。日本に実害が出る可能性もあります。何もなければよいのですが。有事下にあって、日本のために適切に判断し同盟国と緊密な連携がとれる総理・政府であってほしいと思います。日本の命運がかかった1年間になると思います。私は、菅総理・麻生副総理になるのではないかと思います。官房長官会見をよく見ますが、菅さんは頭脳明晰で、感情を表に出さずいつも冷静です。菅さんのあの時期の米国訪問は、今思うと顔見世の御挨拶ではなかったのかと思います。どう動いていくのか、目が離せません。
菅氏で気になるのは、やはり二階派が出馬を促し支持に回ったという点。
岸田氏は政調会長として習近平の訪日中止を譲らなかったため親中派閥の二階派と激しく対立し、二階氏は「岸田だけは絶対に総理にさせない」と激怒。当初二階派は石破氏を支持するとみられていたが、急遽”勝てる候補”の菅氏を立てて岸田氏を潰しにきたようだ。岸田氏は今回大敗するか出馬見送りでも総理の目はほぼ潰え、派閥の瓦解まで囁かれる。
この経緯から、菅氏が総理となった場合には再び習近平の訪日問題が再燃すると思われる。
確かに菅氏には一部で「隠れ親中派」という評価もあり、予断を許さない。
ちなみに世耕氏もまた二階氏から嫌われているようで、衆院鞍替えが難しい状況とされる。
なるほど、岸田氏は(出ても出なくても)詰んじゃったわけですね。
河野氏も出ないようですし、菅氏と石破氏の一騎打ちでしょうか。
広言した手前、石破氏はもはや逃亡できないでしょうから、小泉氏の応援でも取り付けるかして頑張るしかなさそうです。
まさに天網恢恢疎にして漏らさず。
麻生派菅氏支持へというのが事実なら、河野氏は出馬見送りということになります。有力な対抗馬がいなくなりましたので、ほぼ菅総理当確と。
次期総理総裁として周囲の声をよそに固辞してきた菅氏の内面にどういう変化があったかは現時点ではうかがい知ることはできませんが、少なくとも党内の多くの支持を得ることで説得させることが可能になったとは言えるでしょう。
となると菅氏は「ショートリリーフ」のつもりか否かが注目されるところです。菅氏が民意にかまわずショートリリーフであると公言するような愚か者ではないと思いますので、それこそ来秋の総裁選が近づくまでは(憶測に基づく情報、自称関係者の証言があったとしても)真意はわからないでしょう。いずれにせよ、菅総理の最初の大仕事は「いつ民意を問うか」というところになります。選挙で勝利して民意は我が上にあることを示さないことには、国家のトップとしては半人前です。今の議席は安倍現総理が率いる自民党が得たものであり、菅新総理のものではありません。党内の支持が圧倒的であり、世論調査なる怪しげなアンケートで高い支持率を得たとしてもマスコミのバイアスのかかったアンケートなど民意とは言えないのはここの読者のみなさんはよく知るところですし、国民の多くも疑わしく思っています。日本国を代表する総理大臣である以上は、選挙で民意を得たことを内外に明らかにしないことには何も始まらないでしょう。解散総選挙の伝家の宝刀をどのタイミングで抜くのかに注目ですね。