靖国参拝の衛藤大臣「そういう質問の方が異常だ」
土曜日は75回目の終戦記念日でしたが、この日に合わせ、4人の閣僚が靖国神社に参拝しました。現職閣僚の参拝は4年ぶりだそうです。ただ、「閣僚が参拝した!」などと大騒ぎすること自体、正直、中韓に対してエサを提供しているようなものであり、感心しません。ただ、靖国参拝した人物のひとりである衛藤晟一内閣府特命担当大臣は土曜日、「中韓の反発が予想される」などとする一部記者の質問に、「そういう質問の方が異常だ」と応じたそうです。
目次
終戦記念日に4閣僚が靖国参拝
8月15日といえば、日本では終戦記念日です。
もっとも、『安倍政権は連続在任最長へ:国の在り方、今こそ議論を』などでも報告したとおり、当ウェブサイトとしては、「8月15日が終戦の日だ」とする考え方自体に強い違和感を抱いています。というのも、1945年8月15日以降も、日本軍とソ連軍との戦闘が発生しているからです。
ただ、世間的にはあくまでも8月15日が終戦記念日であり、ひとつの節目とみられていることはまちがいありません。だからこそ、終戦記念日には凝りもせず、毎年のように「安倍総理は参拝するのか」、「閣僚は参拝するのか」、などと騒ぐメディアが出てくるのでしょう。
こうしたなか、すでに報じられていますが、今年は4人の現職閣僚が8月15日に靖国参拝をしました。参拝したのは萩生田光一文部科学大臣、高市早苗総務大臣、小泉進次郎環境大臣、衛藤晟一内閣府特命担当大臣です。現職閣僚の参拝は4年ぶりだそうです。
メディアの誘導報道
朝日新聞「靖国にはA級戦犯が合祀」
当たり前の話ですが、日本国憲法には信教の自由が規定されており(同第20条第1項)、靖国参拝をするもしないもその閣僚の自由ですし、玉串料についても私費から支出している分には、憲法上、なんら問題となることはありません。
ところが、閣僚の参拝に難癖をつけようとする勢力は、あとを絶ちません。
たとえば朝日新聞は同日、「靖国神社には戦争当時の指導者で、極東国際軍事裁判で『A級戦犯』とされた14人が合祀されており、中国や韓国が首相や閣僚の参拝を問題視している」などとして、この閣僚の参拝を批判的に報じています。
小泉氏ら4閣僚が靖国参拝 終戦の日、4年ぶり閣僚参拝
―――2020年8月15日 18時02分付 朝日新聞デジタル日本語版より
「A級戦犯」、「B級戦犯」などの区分が「罪の重さ」を意味しているものではないにもかかわらず、まるで「A級戦犯が合祀されているから問題だ」とでも言いたいかのような記事ですね。
TBS「中韓両国が否定的な反応」
また、目についた限りでは、テレビ局も本件については否定的に報じており、TBSも同日深夜、「安倍内閣の閣僚4人が靖国神社を参拝したことなどを受け、中国と韓国は否定的な反応を示しています」などと報じています。
閣僚4人 靖国参拝、中国・韓国は否定的反応
―――2020年8月15日 23時59分付 TBSより
紹介し始めるときりがないのでこの辺にしておきますが、これらのメディアの報道を読んでいると、閣僚の靖国参拝が、あたかも「悪いこと」であるかのような印象を受けてしまいます。
当ウェブサイトでは普段から報告しているとおり、メディアに本来求められる社会的役割のひとつは、「客観的事実をありのままに伝える」ということにあるはずなのですが…。
衛藤大臣「そういう質問の方が異常だ」
こうしたなか、産経ニュースに非常に興味深い記事が出ています。
衛藤担当相 靖国参拝「中韓からいわれることではない」 記者に反論
―――2020.8.15 11:21付 産経ニュースより
産経の記事によれば、4閣僚のうちのひとりである衛藤晟一・衛藤内閣府特命担当大臣(領土問題等担当)は同日、「記者団の一部から『中韓の反発が予想されるが』と質問され」たことに対し、「中韓から言われることではない」、「そういう質問のほうが異常だ」と応じたのだそうです。
端的に言えば、「隔世の感あり」、ですね。
ひと昔前であれば、こんな受け答えをした瞬間、特定メディアからは大バッシングの嵐となったでしょうし、場合によってはメディアが「衛藤大臣が失言」などと騒ぎ立てて、失職に追い込んでいたかもしれません。
また、産経によれば、江藤氏は、「こういうことを七十何年間続けてもしょうがないのではないか」と述べたのだそうですが、ここでいう「こういうこと」「とは、「記者団の一部」が「中韓の反発が予想されるが」という「異常な質問」をしたことでしょう。まったく同感であると言わざるを得ません。
マスメディアへの信頼は?
鍵をかけるのにドロボウの許可を取る人はいない
一部のインターネットサイトによれば、この質問をしたのは某新聞の記者だ、という書き込みがあるのですが、これについては残念ながら、本稿執筆時点においてウラが取れていないので、当ウェブサイトとしては、とりあえずは無視します。
ただ、記者団から「中韓が問題視する」といった具合の誘導質問が出るのは、べつに珍しいことではありません。おそらくその狙いは、安倍政権の閣僚の「失言」にあるのでしょう。
そういえば、「安全保障政策の見直しに関して中韓などから十分な理解を得ていない」という記者の質問に対し、河野太郎防衛相が「中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか」などと反論したとする話題は、『「なぜ中国からの防衛で中国の理解が必要なのか」』でも紹介したとおりです。
あらためてその質問を振り返っておきましょう。
東京新聞記者(以下「東」):安全保障政策の見直しに関して、自民党提言にあったような相手国の領域でのミサイル阻止能力を検討する場合はですね、周辺国からの理解というのは重要になってくると思われますが、現状では特に中国や韓国といった国からは、防衛政策の見直しについて、十分に理解を得る状況ではないようではないかと思いますが、防衛政策の責任者として、現状の認識と、今後もし理解を得る際に、必要だと思われることがあればお願いします。
河野太郎防衛相(以下「河」):すみません。周辺国ってどこのことですか。
東:主に中国や韓国になります。
河:主に中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか。
東:すみません、韓国に関してはいかがですか。
河:何で韓国の了解が必要なんですか。我が国の領土を防衛するのに。
(【出所】防衛省・2020年8月4日付『防衛大臣記者会見』を著者が加工)
…。
メチャクチャな質問ですね。
質問者が「中韓の了解なく日本が防衛力を高めることは悪いことだ」という暗黙の前提を置いているということだけはわかるのですが、このインターネット時代において、私たち一般国民の多くを納得させられる質問とは到底考えられません。
ピンとこない方は、これをドロボウ対策に置き換えて考えていただければ、よくわかります。通常の人は、出掛ける時には家に鍵を掛けると思いますが、この記者の質問は、「家に鍵を掛けるためには空き巣の理解が必要だ」、などと述べているのとまったく同じだからです。
脱マスメディアの時代へ
さて、一連の報道を見るに、戦後日本の近隣国との外交問題を作ってきたのは、結局、これらのメディアだったのではないか、という気がしてなりません。それが、現代における「インターネット社会化」の進展により、過去のものとなりつつあります。
マスメディアはかつて、メディアスクラムなどの手法を使い、「報道しない自由」を徹底し、私たち一般国民の世論を騙してきたのではないかと思います。しかし、インターネットの普及により、こうした時代は終焉しました。というのも、私たち個人が世界の出来事を知るのに、新聞、テレビなどを必要としていないからです。
今回のような、中韓に対するいわゆる「ご注進報道」は、むしろ私たち一般国民がメディアに対して不信感を持つきっかけともなるのではないでしょうか。
マスメディアの社会的な影響力はまだまだ強いのですが、これからの時代、その影響力が弱まる方に動くことはあっても強まることはない、というのが当ウェブサイトなりの仮説なのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
護憲の立場の人たちが憲法第20条信教の自由をないがしろにするのが許しがたいです。「何人も」ですからもちろん閣僚にも同様に自由があります。他の憲法の規定で何か閣僚の参拝を妨げるものあるんですかね。
護憲なら護憲。しっかり筋を通して欲しいです。
かなりとんちんかんな回答
靖国神社参拝問題点
①靖国神社参拝は「宗教行事」なのか?
②靖国神社参拝は「公人」としての行為か?
つまり「公人」として「宗教行事」に参加することは「政教分離」に反するのではないか?
中国・韓国が「内政干渉」をするので問題の本質がすり替えられるのは毎度 w
「政教分離」にしても某政党の支持母体が宗教団体であることを考えれば w
わんわんさん
まず政教分離の原則について、その意味を根本的に勘違いしているのでは無いでしょうか。
まぁ、それはあなたに問題があるとかではなく
勘違いさせるように働きかける人たちが
未だに存在しているからですが。
それでしたら「具体的」にどうぞ
このサイトにアクセスする際に使用したブラウザを使って
「政教分離 正しい意味」やら「政教分離 誤解」やらでちょっと検索でもすれば
私が出るまでもなく沢山「具体的」に書かれていますので
是非調べてみてください。
人の意見などどうでもよい
自分の言葉で表現するように要請したつもりですがね
私も他と同じく「人の意見」ですよ(苦笑)
反応の仕方から、説明しても私の出した言葉やニュアンスに対して固執し
論点を誘導しそうな感じでしたので
説明の前に検索するように一旦勧めて正解でした。
確かに
質問にまともに答えられない方の相手をするのは時間のムダでした w
そもそも政治家も人間だし、人間である以上いかなる宗教(の考え方)も排除しなければ政治に携わってはならない、なんて考え方(あるとすれば)自体が無茶苦茶ですものね。
少なくとも、靖国神社は政府組織ではないし、誰でも参拝したければすればいい。
「あの人は靖国神社に参拝しちゃう人なんだ」って見られる結果がついてくるだけ(私はそれを肯定的に受け止めますが。
わんわん 様へ
政教分離については、NET上に情報があるでしょうし判例もあるのだと思いますが、個人的な思いを書かせて貰います。
個人の信教の自由は国会議員にも認められるでしょうから、大臣であろうと長官であろうと、靖国に参拝されても横町のお稲荷さんにお参りしても、政教分離に反するとは思いません。
署名の肩書をどうするかというのは(自分的には)微妙な問題で、公職を書くのはその宗教への支援と言われても仕方ないと思います。今回安倍さんは「自民党総裁」だったようで問題は無いと思いますし、玉櫛料も党費或いは私費なら問題にはならないと思います。
でもパフオ-マンスでなく、心からの慰霊なら、肩書なしが本当じゃないかというのが個人的な感想です。
参拝に当たってはその宗教の作法に習うのは当たり前のことで、二礼二拍手じゃなければ良いのだなんてのは屁理屈以外の何物でもありません。
過去には「一礼しただけだから」なんて言い訳してた大臣がいましたが、そんな言い訳するくらいなら参拝なんかするなよ!と思います。
尤も、キリスト教の教会で南無阿弥陀仏と唱えても失礼には当たらない、という考えなら何も言いません。その人はそういう宗教観なのでしょうから。
ただ靖国には民間人は祀られていない訳で、身内に靖国にお祀りされている方が居られるなら別ですが、そうでないのに靖国にだけお参りすると言う事なら、それなりの理由が欲しいとも思います。
「8/15」に参拝するなら、靖国と千鳥ヶ淵(も微妙ですが)の双方に参るべきではないかとも感じますが、だからと言って外国からのクレ-ムを想定して遠慮する義理など、爪の先ほどもありません。
ご意見ありがとうございます
「政教分離」について
「靖国神社設立経緯」「明治憲法」「国家神道」等多岐に渡り単純に「白黒」がつく問題ではないかと思います
「靖国神社参拝」「教科書検定」は一貫して「内政問題」のスタンスです
参拝賛成のなかにも微妙な考えの差がありますがそれはそれぞれの「個性」と受けとめてます
「中道左派」のウリは極左売国メディア(テレビ・紙に書いたプロパンガス新聞)には、もう何年も見ていないニダ。🐧
テレビ・新聞は徐々に無視される様になり、インターネットの世の中になるニダ。🐧
ハゲ親父 さま
>プロパンガス新聞
うまいですね、炎上する記事が得意ということですな。
毎朝新聞社賞を進呈したいです。
侮朝新聞社賞でもいいのかも。
マスゴミは、中朝工作機関だと言う事ですね。
→大分長い事、言い続けていますが、皆さんどうですか?
遅いですが、少しずつ普通の国に近づいているんだと思います。
今現在、中国は尖閣諸島で、韓国は長崎県沖のEEZで、日本の国益を侵害しようとしています。
周辺国だから配慮するではなく、相手国との価値観の共有や危険度で、評価、判断して外交を考えないと、いけないという事ですね。
だんな 様
事実が見えてきている方から見れば、その判断で正しいと私も考えております。
中韓は行動が露骨になってきておりますが、自国の状況が苦しくなってきている事の裏返しでもあるかと。
一般論として、「こちらが軍備を増強すると相手も増強する。そういった軍拡競争は良くない。」ってのは理解するのです♪
ただ、現状みてると日本の国防力増強に関係なく、中国は軍拡を進めてるし、韓国も、やれ空母欲しいだの、核を持ちたいなどと、軍拡を進めてる中で、日本だけが何もしない訳にはいかないと思うのです♪
もちろん独自に整えるんじゃなくて、同盟国である米国の力を借りるという選択もあるけど、トランプ大統領が言う応分の負担は、ある意味当然の要求だと思うのです♪
日本のことをとやかく言う前に、周辺状況をどうやって改善するのかを考える、それこそ言論の役割だと思うのです♪
七味 様へ
軍拡が競争になるのは望ましく無い。これは分かります。
じゃ、日本が軍備をしなければ中韓も軍備を放棄するのか?と言えば、そんなことはあり得ません。
反日左翼諸氏は分かってて(分ってなければバカです)この後の議論をすっ飛ばしていますね。
それはアンフエアと言うものです。
その昔、社会党の石橋政嗣氏は非武装中立論を盛んに唱えておられました。その根幹となる主張は以下を前提としたものでした。
「日本から戦争を起こすことがなければ、日本では戦争は絶対に起きないのだ」
石橋氏によれば、それは歴史的に証明されているとのことでしたが、当時、氏の著書を読んだ私はこう思いました。
「こいつは本物のバカか?」
9条教徒の方々は、おそらく今でもこのように固く信じているのです。
「歴史的に証明されている」
っていう言説って、大抵は「過去にそういう事象が無かった」だけが論拠なんですよね♪
ここで、「都合の良い事実だけを切り取って論拠にしてる」というのは置いといても、「過去に戦争を起こしたことのあるどんな国も、最初の1回目の前は戦争を起こさなかった」ってことからもわかるように「これまで○○は起こらなかった。だから今後も○○は起こらない」ってのは、論理的にもおかしいんですよね♪
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
って言うけど、都合の良い事象だけを切り取るにしても、その背後にある諸条件から因果関係を明らかにした上じゃないと、歴史に学んでるじゃなくて、経験に学んでるだけなんだと思うのです♪
非武装中立論の根幹である「自分が武装していなければ自分は戦争に巻き込まれない」というテーゼが平和維持に全く無力で現実離れしているということは、軍備を持たなかった当時のクウェートがイラクによって侵攻・蹂躙されクウェートの多数の一般国民が殺戮されたことで明確に実証されてしまいましたからね。
クウェートの人々には申し訳ないが、あのイラクによるクウェート侵攻は我が国に巣食っていた非武装中立論という世迷い言に対して致命的な打撃を加えてくれたと思います。
あれ以降、少なくとも非武装中立論や一国平和主義によって国防軍としての自衛隊の存在意義を否定する一般国民は確実に極めて少数になり声高に非武装中立論を唱える人々も福島瑞穂のような一種の狂信者を除いて居なくなったと個人的には感じています。
未だに9条2項と自衛隊との矛盾を無視して「9条2項を維持すべきだ」というのが世論調査で過半数を占める国民意識の現状はどうかとは思いますが、少なくとも非武装中立論が実際上、一般大衆から全く支持されなくなったことだけは日本国民の進歩だと思います。
「対象人物の家の近くで張り込みをし、あるいは出先まで追跡し対象人物の動向をうかがい、それを詳細に至るまで明らかにする.」
これを読んでみて大半の人が真っ先に連想するのは、「メディア」ではなく「ストーカー」だと思います.
しかし、「公共性」というただ一つの壁があるためにメディアは「ストーカー」と見做されないわけですが、逆に考えれば、「公共性」を失った時点でメディアはストーカーに転落しうるとも言えるわけです.
翻って一連の「閣僚・国会議員の靖国参拝」記事の場合、単に(論評抜きで)事実を伝えるだけであれば、「公共性」はなんとか保たれてるのでしょう.
一方、一部メディアの場合「速報」で伝える場合によくある枕詞「アジア諸国(と言っても大概「中韓」に限られるわけですが)の反発が予想される」という「報道」はどうでしょうか?
起こってもいないその反応を勝手に「既成事実化」する「報道」に「公共性」があるとは思えません.それどころか、「アジア諸国(≒中韓)」に対象人物の行動をご注進し、「反発」を「督促」する行為は、どう贔屓目に見てもマッチポンプとしか見えません.
結論としてこういった「靖国参拝閣僚・議員報道」で、「アジア諸国(≒中韓)の反発」を先回り報道する一部メディアの行為は、一部外国の反発を巻き起こそうとする意図だけで公共性がないわけですから、「ストーカー」に当てはまると言わざるを得ません.
捨韓人様
公共性は薄くなる一方、「中共性」は強くなるばかり?
もひとつ追加なのです♪
>極東国際軍事裁判で『A級戦犯』とされた14人が合祀されており、中国や韓国が首相や閣僚の参拝を問題視している
まず、国のために命を捧げた方への敬意と感謝を示すのは、国として当然の事だと思うのです♪百歩譲って「国のためでも犯罪は良くない」と言うなら、むしろ通常の戦争犯罪のB級の方を問題視すべきなのです♪
次に、「日本としては名誉回復してても、関係国が許してない」というなら、関係国は極東軍事裁判に関与した米国や中華民国であって、韓国や中華人民共和国じゃないのと思います♪
(もっとも中華人民共和国が中華民国の正当な後継国家なら、中国のいちゃもんは、まだ意味を持つけど、韓国はどう転んでも関係無いと思うのです)
自己レスなのです♪
あと靖国神社参拝について、心情面での配慮が必要なら、まっさきに配慮すべきは、中韓という外国人ではなくて、日本人のご遺族だと思うのです♪
それでもなお、「近隣諸国民への配慮を」というなら、総理も陛下も参拝していないってだけで、過分な配慮をしてると思うのです♪
個人的には、現状すら自国民を蔑ろにして中韓へ過剰な配慮をしてると思っていて、すくなくとも、どちらかだけも(出来れば陛下には)参拝して欲しいと思うのです♪
自衛隊殉職者は、靖国には祀られないんですよねえ。
歪んだ構造になっています。
ブログ主様
面白いことに、韓国与党側、韓国与党側メディア、日本の左翼メディア、日本の左翼層、日本の保守層で共通の願いがあります。
それはブログ主様も時々主張される「文大統領の続投」を願うことです。
こんなにも支持される大統領はあまりいないでしょう。しかも日本の革新、保守両方から支持されるのも珍しいことです。
我々も全力で文大統領の続投を支持しましょう。(政策を支持するとは言っていない)
東京カモノハシ倶楽部様
ホワイトハウスには文大統領のファンクラブがあるそうです。ボクも文大統領の熱狂的なファンです。理由は同じです。
「東京文在寅ファン倶楽部」なんて良さそうですね。
HN忘れた様
恥ずかしながら、ワタシもブンザイトラさんを応援したいとオモッテいます(棒)
正式名は『勝手にブンザイトラを禿げ増す会』略称『虎の会』
『阪神タイガースを励ます会』では有りません。
タナカ珈琲 さま
勝手に名前を使われたトラたちに代わって、「謝罪と賠償を要求する!」
だいたい、寅の字を使うこと自体おこがましい奴です。
日本の報道官は官房長官です。官房長官は重要閣僚ですから、その発言は非常に重く、それで慎重な「遺憾発言」に終始してしまってるように思います。
もっと職位の軽い名もない報道官をおいて、もっと無礼に厳しく対外発言を行えればいいように思います
靖国神社への参拝は、『公務』として行われるのでなければ、国の内外を問わず、誰からも否定されるべき事柄ではない。
公人か私人かなどは、そもそも関係無い。
多分、マスゴミの記者たちはA級戦犯の定義を説明できないでしょう。また、彼らがA級だけを問題にし、B/C級を取り上げない理由も説明できないでしょう。思考停止したまま、毎年同じことを叫んでいるだけです。
靖国神社を問題視するなら、春秋の例大祭に参拝する閣僚も大騒ぎすればいいのに。
「みたままつり」も取材して、一般の人々が靖国神社にどのような思いを抱いているか見ておくといいですよ、ゴミ記者の皆様。
靖国神社に祭られている戦犯?
私たち現代の日本人は関係ないとでも言いたげなメディアの立ち位置ですのね。
A級だかのレッテル付けをした人たちだけをスケープゴートにして免罪なんて、恥ずかしくありませんの?
当時、事情はそれぞれでも、大多数の日本人が参加した戦争じゃなかったのかしら。
恥ずかしいといえば、歴史改竄に余念のない韓国の方々。あなたがたも、当時は日本人として戦争に加担していたのですよ。独立したからといって、したことを無かったことにする。まあ、民族性ですから仕方ないのかしら。
でも、純正日本人までが、そうなんて、草葉の陰でご先祖様が泣いておられます。「おまえ、本当に俺の子孫なのか?」と。
思うに、マスメディアは、長年紡いできた「マスメディア的常識」の枠から一歩も出ることができないのです。例えば、「中韓に配慮しなければならない」「中韓を刺激してはならない」などは典型的なマスメディア的常識です。彼らはその常識を疑うことなど夢にも思わず、しかもそれが広く社会で共有されていると未だに盲信しています。それがメディア業界というある意味狭く閉ざされた世界の中でしか通用しない「常識」でしかないことに、彼らは全く思い至りません。だからこそ、彼らは彼らの常識に従った質問を行い、ちょっとでも反問されると何も返せないという醜態をさらすのです。
結局のところ、最大の喜劇は、マスメディア的常識が完全に時代と遊離してしまっていることにメディア内部の人が全く気付いていないという点にあります。彼らが固執する「常識」が完全に時代遅れであることを理解していない、あるいは理解できないでいるのです。彼らは「常識」に反することには目をつぶるか、なかったことにする以外の対処法を知りません。
個人的には、ジャーナリズムの根幹は、まず事実を徹底的に追うこと、そして常識や思い込みを疑うことにあると思っていますが、その観点で言えば、事実よりも「常識」や思い込みを優先する記者など、到底ジャーナリストの名に値しません。困ったことに、そういう記者ほど「俺はジャーナリストだ」とふんぞり返る傾向にあるようですが。
あ、申し添えておきますが、全ての記者がバカだなどということはありません。
本ブログでも度々名前の挙がる元日経の鈴置高史氏、元産経の福島香織氏、あるいは朝日の元ソウル支局長の牧野愛博氏など、その知見と見識に敬意を払って然るべき方々もおられますので。
龍様
たまさかにメディアの人と接する機会があったのですが、彼らの中には記者仲間同士でも異論を許さない雰囲気がありますね。例えばそれは聖教新聞の一記者がセンセーや教団や支配政党の批判をできないのと同じようなものなんでしょうね。ボクもネットのおかげ、このようなブログのおかげで目覚めることができました。
思うに、もし今、筑紫哲也などの思いっきり「リベラル」が生きていたらどんな視点を発してくれるたかなあ。
いつも楽しく拝見させていただいております
私には11歳と6歳になる子供がいます。
彼らは当然戦後生まれです。私も戦後生まれです。私の両親も戦後生まれです。
1000年立っても立場は変わらないとどっかの前大統領はいってましたが、もうこれ以上下の代に馬鹿な負債を引く継ぐのは止めるべきです
相手も何代も前のことを何時までグチグチいうのか
少なくても民主国家であれば親の罪がたとえあっても、子供には引き継がれません
もう4世代になります、戦後賠償もとっくに済んでいるのに何を何時までいうのか!
真の謝罪?戦争は望みませんが私が亡国に謝罪する気持ちは全くありません
更新ありがとうございます。
20年ぐらい前の大臣の靖国神社参拝や対中対韓に関する姿勢とは、隔世の感がありますね。抽象的な曖昧な答弁で切り抜けようとする人が多かったのに、「そういう質問の方が異常だ」。「中国がミサイルを増強しているときに、何でその了解がいるんですか」(快哉!)
私は何も、大臣は全員揃って8月15日に靖国神社に参拝しなければいけないとは思いません。別に混雑するなら他の行きやすい日に行けば良いし、個人の信条で現役閣僚中は止めるでも構わないです。
朝日新聞は「A級戦犯が合祀されている」とは何たる言い草。B級、C級でも死刑に(外地法廷で、勝ったモン勝ちの一方的な審議しかされてないケースが多い)処された方は多いです。
決してAが最高刑でB、Cがそれより下、準じるものでは無い。ちゃんと報道しろよ、マスゴミ!また近隣の特亜国に忖度してたのは、ATMはじめ旧型新聞社、テレビ局だったんですね。さ、そろそろ死んで貰いましょうか!
「A級戦犯分祀」を企てていた(いる?) 国会議員がいました。 元自民党幹事長・古賀誠。
https://www.sankei.com/premium/news/161130/prm1611300006-n1.html
過去にさかのぼって「お墓を掘り起す」ような行為はどうなのかな?と思いますし、靖国神社自身がこれを否定しています。
しかし、合祀する前にもう少し広く議論されても良かったのではないかと 個人的には思っています。
絶対命令下の組織の軍人は合祀されるべきと思いまし、絞首刑になった政治家も同様だと思います(広い意味で戦死)
でも、服役中や判決前に病死した外交官・政治家はどうなのでしょうか。 過酷な勾留が原因で病死したとも考えられますが、絶対命令下に置かれていなかった彼らを靖国神社に合祀することに少しだけ違和感があります。
まあ これも過去にさかのぼり「今の感覚」で物申す「お墓を掘り起す」ような意見かもしれませんが、、。
靖国神社自身が否定している分祀を支持している訳ではありません。
御霊を分離する意味で分祀を言うのは間違いです。神道の考え方では、分祀すると、分祀元と分祀先で神様が増えるのです。
思考停止したまま「A級戦犯ガー!」などと叫ぶパヨク様たちは、言葉の意味に立ち返って話をしていただきたいものです。
ま、それができたらパヨクなんかやってられないのですけどね。「イルボンは戦犯国」などといってふんぞり返っているどこぞの国と同じで、論理的な定義ができない言葉を振りかざすのが、彼らのお約束です。
東京裁判で見せしめのように絞首刑になった方々は、主権回復後、国会決議をもって名誉回復され、法務死(殉難者)とされているはずです。競輪選手でもあるまいし何がA級だと。私の祖父はシベリアから生還しましたが、思想改造を全く受け付けず、亡くなるまで筋金入りの共産党嫌いでした。
戦争責任の再検証を極度に恐れる報道関係者達は、自虐史観を神聖化し、疑問を持つことすら罪悪であるかのように情宣してきた。「歴史修正主義を赦さない」は彼らの護符である
https://monqu.web.fc2.com/arimaTets0.html
いつも楽しく拝見させていただいています。
つまらない指摘で恐縮ですが「終戦記念日には凝りもせず」ではなく「終戦記念日には懲りもせず、」ではないでしょうか。
いつも思うんですが、なぜいつも2次大戦のA級戦犯だけを中国韓国は問題にするのでしょうか。BC級とかもとかそういう問題でなく。
日清戦争・日中戦争とか直接的なのもありますし(朝鮮は…まあ、青山里戦闘とかなんか細々したその他の騒乱の鎮圧など)、そっちにも文句つけることがあってもいいのでは。
当時は共産党政権でなかったとかいう問題ではないでしょう(2次大戦だって同じことだし)。
文脈的に考えて「2次大戦時の日本はとにかく悪!当時のことを永久に謝罪し続ける責任がある!」という難癖だから、それ以前のことは特に言わない(言うとボロが出る)だけかな。
だとしたら日本の対応としては「戦死者の慰霊は日本のことで、外国からとやかく言われる筋合いは何もない」で終わりですよね。
「中韓から言われることではない」
「そういう質問のほうが異常だ」
完璧に正論。
> なぜいつも2次大戦のA級戦犯だけを中国韓国は問題にするのでしょうか。
ぶっちゃけ、中国も韓国も本質的には何も理解していません。朝日新聞がご注進報道を行ったことを真に受けて、脊髄反射的に騒いでいるだけです。
1985年まで、中国も韓国も靖国神社に無関心でした。中曽根元総理が同年8月に靖国神社を参拝したことを朝日新聞がイシュー化してから、中国が反応し始め、韓国もそれに便乗して騒ぎ出しました。
中韓ともに、神社・神道というものを理解しておらず、理解するつもりもなく、平然と「靖国神社の位牌」などと叫びます。
> 「家に鍵を掛けるためには空き巣の理解が必要だ」、などと述べているのとまったく同じ
ここのところは、ちょっと筆が滑った感がありますね。
その例えであれば、「家に鍵を掛けるためには隣家やご近所の理解が必要だ」くらいで十分です。
隣家が空き巣、と言い切っちゃうのは流石に「まだ」触りがあるし、河野大臣もそこまでは(むきつけには)もちろん言わないわけです。
家に鍵をかけると、隣近所の人が「あの人は、私たちのことを信用していない」って言っちゃうみたいな話ですか?w
田舎ではありそう。って、私は昔それなりの田舎に住んでたけど、実際にはそんな話は聞いたことないなあ。
コメントありがとうございます。はい。どんな田舎でもそんなこと聞いたことありません。
なのでたとえとしてはそれで十分なのです。
できるだけこちらは上品にいきましょう。
韓国に関しては、ストーカー隣人ですが、今のところ空き巣ではありません。北朝鮮は、日本の方に向けてミサイルを打つ国ですから、侵入予告をしている潜在的泥棒です。
中国は、現に尖閣諸島を連日脅かし、小笠原諸島や伊豆諸島で赤珊瑚を乱獲してきた、立派な泥棒国家です。
東京新聞の記者が質問したことは「家に鍵を掛けるためには空き巣の理解が必要だ」ですよ。
日本には「嘘つきは泥棒のはじまり」という言葉がありますよ。
朝日の論理だと松井大将はA項無罪だから問題ないですね。
毎日の更新、有難うございます。
さて、この手の記者会見のターニングポイントは新藤義孝氏でしょう。
【2013.12.26】新藤義孝総務大臣記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=4u616Hi7uP8
35:00~靖国参拝につき朝日記者が「海外から批判されているが」と質問
36:00~新藤大臣が「まず、海外とは具体的にどこからですか?」と切り返し。これに「どうでしょう、韓国とか・・」と返答、そして「韓国と・・・?」と詰め寄られ「韓国と中国と・・・」と答え、さらに「韓国と中国と・・・?」に対し「どうでしょう、私の知る限り、ニュース報道で知る限りは・・・」と曖昧になる。そして新藤大臣から「それは海外とは言わず2か国ですね」とダメを押される。
1.マスコミの無知蒙昧、傲慢さ、売国的な振る舞いに対しては、その度に指摘し質すべし。
2.我が国のために生命を捧げた英霊への哀悼、慰霊、感謝に対し、他国が口を挟む隙間は全く無く、控えをれ。
3.靖国神社の設立経緯を承知していますが、是非とも、我が国のために生命を捧げられた「すべて」の人を祀って頂きたく存じます。