「約束破り」の常習国家が日本に「約束を守れ」と要求
2015年に日本政府が明治期の産業革命関連施設の世界遺産登録を目指した際、韓国が国を挙げてこれを妨害して来たという件については、当ウェブサイトでも以前からしばしば取り上げてきたところです。正直、「穏便にことを進めよう」とした外務省のどうしようもない失態が、佐藤地・ユネスコ大使(当時)の “a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions” という妄言に尽くされているのです。こうしたなか、韓国が今回、日本を「約束破り」と批判して来たようですが、これをどう考えるべきでしょうか。
目次
約束破りは韓国の文化
約束破りの常習国・韓国の詭弁
日韓関係がうまくいかない最大の原因が、韓国が日本との約束を何度も何度も破ってきたからである、という点については、当ウェブサイトではこれまでも折に触れて指摘してきたとおりです。
ではなぜ、韓国は約束を守ろうとしないのか。
これについては、以前の『韓国メディア「約束破りは韓国の文化。日本は理解を」』でも触れたとおり、どうやら、「韓国で約束をするということは、『ほかの特別な事情がなければ』という、約束よりさらに重要な事情がある場合は相手を説得できるという無言の前提が入っている」からなのだそうです。
「約束よりもさらに重要な事情がある場合には相手を説得して良い。」
当たり前ですが、こんな話、少なくとも先進国・法治国家では通用しません。
AさんとBさんが何か契約・約束を交わして、あとから「その契約・約束よりも重要な事情ができたから相手を説得して良い」という話は考えられません。もしもそんなことが罷り通るようであれば、信頼を前提とした社会が崩壊してしまいます。
だからこそ、「いちど交わした契約は守る」のは当たり前の話であり、もしもどうしても契約を守れない場合(いわゆる債務不履行の場合)には、守れない側の当事者はペナルティを科せられるのが普通です(たとえば、「違約金を支払う」、など)。
そして、どうしても約束を守らない人たちには、裁判所に出頭していただき、契約書などに照らして、どちらにどういう責任があるかを公的に明らかにしたうえで、相手に対して強制的に損害賠償を支払わせる、ということもあります。
裁判を通じて約束を履行させる?
本来ならば、国と国との関係も、これとまったく同じです。
先進国同士・法治国家同士であれば、いちど取り交わした契約、約束、条約については守るのが当たり前であり、それを破るような場合には、しかるべきペナルティを相手に対して支払わなければなりません。
ただ、国と国との関係に関しては、個人同士の関係と異なり、「裁判を通じて強制的に債務を取り立てる」ということが難しいのも実情です。
いちおう、「国際司法裁判所(ICJ)」という組織もあるにはあるのですが、「主権国家」に対してICJが軍隊を送り込むなりして、強制的に債務を取り立ててくれる、国際正義を実現してくれる、などというようなものでもありません。
だからこそ、国際社会においては自衛的手段として、わが国としても相手国をランク分けして、「あの国は信頼できる」、「この国は信頼できない」、などとふるいにかけて行かねばなりません。
その意味では韓国メディアが「自爆」的に、「我が国は約束を守らない国ですよ~!」と喧伝してくれるのは、ある意味では有難い話だといえるのかもしれませんが…。
痛快なブーメラン
約束破りの国が「日本は約束守れ」と叫ぶ
さて、以上を踏まえたうえで、こんな記事を紹介しておきたいと思います。
韓国外交部、冨田日本大使を招致…歴史わい曲・約束不履行を抗議
韓国外交部は15日、富田浩司・駐韓日本大使を招致し、産業遺産情報センターに日帝強占期の徴用歴史が十分に反映されていないことを抗議し、日本が約束を守らないことに対して遺憾を表明した。<<…続きを読む>>
―――2020.06.15 18:16付 中央日報日本語版より
韓国政府外交部(外務省に相当)は昨日、富田浩司・駐韓日本大使を呼び、明治期の産業革命関連施設で「朝鮮人の強制徴用の歴史」を巡って、「厳しい環境下で働くことを強要したことを認めて犠牲者を記憶する」と「約束」したことを守れ、などと要求したそうです。
この点については、少し注釈が必要です。というのも、明らかに外務省のチョンボだからです。
じつは、2015年7月、当時の日本が世界遺産登録を目指していた明治期の産業革命施設に関し、韓国側からは「朝鮮人労働者の強制労働が行われた施設が含まれている」として、猛烈な妨害工作がなされました。
実際、当時は自国で中東呼吸器症候群(MERS)が蔓延するなどの状況にあるにも関わらず、尹炳世(いん・へいせい)韓国外交部長官(当時)がわざわざ訪欧するなどして、日本が登録しようとしている世界遺産が「朝鮮人を強制労働させた場だ」などとする虚偽の事実を言いふらしたのです。
こうした虚偽の歴史を捏造し、日本を貶めるのは韓国と北朝鮮の常套手段ですが、当時の日本はバカ正直に、韓国を説得しようとし、正面からこれに対応しようとしてしまったのです。
自称元徴用工問題に関する外務省のチョンボ
そして、外務省はおろかなことに、2015年7月14日付で次のような声明を発し、あたかも強制労働があったかのように読める文章を残してしまったのです。
Madame Chairperson,
Thank you for the opportunity to deliver this statement on behalf of the Government of Japan.
It is quite an honor for the Government of Japan that the ”Outstanding Universal Value” of this property has been duly evaluated and that, with the support of all Members of the Committee, it has been inscribed on the World Heritage List by a consensus decision.
The Government of Japan respects the ICOMOS recommendation that was made from technical and expert perspectives. Especially, in developing the ”interpretive strategy,” Japan will sincerely respond to the recommendation that the strategy allows ”an understanding of the full history of each site.”
More specifically, Japan is prepared to take measures that allow an understanding that there were a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions in the 1940s at some of the sites, and that, during World War II, the Government of Japan also implemented its policy of requisition.
いちおう、下線部を当ウェブサイトなりに意訳しておきましょう。
「日本は非常に多くの朝鮮人を含めた労働者がいくつかの場所で、1940年代に厳しい環境の下、自らの意思に反して連行され、強制労働に従事させられた(中略)ということの理解の促進に向けた行動を取る準備がある。」
外務省のアホな寝言、そして「戦犯」を栄転させる腐敗ぶり
外務省のウェブサイトはこの文章について、
- 「『意思に反して連れて来られ(brought against their will)』と『働かされた(forced to work)』との点は、朝鮮半島出身者については当時、朝鮮半島に適用された国民徴用令に基づき徴用が行われ、その政策の性質上、対象者の意思に反し徴用されたこともあったという意味で用いている。」
- 「今回の日本側の発言は、違法な『強制労働』があったと認めるものではないことは繰り返し述べており、その旨は韓国側にも明確に伝達している。」
などとする注記を付しているのですが、なにをアホな寝言を言っているのかといいたい気持ちでいっぱいになります。普通に考えたら、
“a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work”
などという表現を使えば、外務省が省内でどう考えていようとも、国際社会ではその字面通り、
「あぁ、日本は大量の朝鮮人を意思に反して連行して強制的に働かせたことを認めたんだね」
と受け取るのは当たり前すぎる話です。したがって、「自称元徴用工の強制連行」は日本政府の公式発言により「事実」と認められてしまっているのです。
さらに信じられないことに、こう発言した佐藤地(さとう・くに)なる当時のユネスコ大使は、信じられないことに、いまだに懲戒免職されていないどころか、現在はハンガリー大使に栄転しているようです。まったく外務省という組織は完全に腐敗し切っていると言わざるを得ません。
ついでに申し上げるなら、当時の岸田文雄外相は、2015年12月の日韓慰安婦合意を締結して来た「実行犯」でもありますし、現在は自民党政調会長ですが、武漢コロナ騒動では特別定額給付金の実現を巡る政策調整能力のなさを露呈した人間です。
個人的には、こんな人間を次期首相にしてはならないという気持ちでいっぱいです。
バカ正直に約束を守る必要などない
ただ、ここでひとつ気付いたのですが、こうした約束をバカ正直に履行する必要などないのかもしれません。
なぜなら、今回は相手国があまりにも酷い約束破りを繰り返しているからです。
もちろん、相手国が「約束破りの常習国」である韓国でなければ、日本はある程度、相手国と取り交わした約束を真面目に履行しなければならないでしょう。そうしなければ相手国からの信頼を失ってしまうからです。
しかし、いまさら韓国とのバカげた約束を履行しないからといって、なにか問題でもあるのでしょうか。
この点、中央日報の記事を読むと、次のような記述もあります。
「日本政府は2015年明治日本の産業革命遺産23カ所を世界文化遺産で登録する過程で反発が起きると、韓国人と日本人を強制徴用し、厳しい環境の下で働くことを強要したことを認めて犠牲者を記憶する次元でセンターを設置すると明らかにしたことがある。しかしセンターでは強制徴用問題が十分に扱われておらず、これを否定する証言と資料が展示されていた。」
…。
大変申し訳ないのですが、この記述を読むと、思わず快哉を叫んでしまいそうになりました。要するに、佐藤地なる者が国際社会で吐いた
Japan is prepared to take measures that allow an understanding that there were a large number of Koreans and others who were brought against their will and forced to work under harsh conditions in the 1940s at some of the sites, and that, during World War II
という妄言に対し、その後の外務省当局者は、自称元徴用工問題を取り扱うセンターをいちおう設置したものの、むしろ強制性を否定する証言と資料を展示してくれるというのは、なかなか痛快です。
外交とはこうありたいもの
いずれにせよ、佐藤地なる者は当時、ユネスコの場で日本政府を代表して “a large number of Koreans were brought against their will and forced to work under harsh conditions” と発言してしまった以上、朝鮮人の強制連行を日本が認めてしまったわけです。
本来ならば、日本政府は自分の言葉に責任を持ち、たしかに「大量の朝鮮人が意思に反して連行され過酷な環境で強制労働させられた」とする証拠を展示するのは、一種の国際公約です。本来、約束破りは褒められたものではありません。
しかしながら、あれだけ大量に煮え湯を飲まされ続けているのですから、「約束を守ることができない『ほかの特別な事情』が発生したから約束を守らない」という韓国のロジックを少しくらい援用しても、韓国に対しては許されるでしょう。
(※いちおう補足しておくと、「韓国理論」など持ち出さなくとも、契約に虚偽などが含まれている場合、そもそも契約自体が無効になることもあります。日本政府が明らかに誤った事実に基づき約束を交わした以上、に対し「約束は無効」と宣言することも、状況によっては許されるかもしれませんね。)
日本が今回、韓国に対して「約束破り」をしたように見えてしまうことは事実でしょう。しかし、その土台となっている約束自体がウソの事実認定に基づくものなのですから、これをクソ真面目に履行すること自体、外務省の日本国民に対する背任である、という言い方もできます。
正直にいえば、国際社会もユネスコ世界遺産登録ごときで日本が約束を破ったからといって、日本にペナルティを科すことはあり得ません。せいぜい、「日韓双方でちゃんと話し合って解決してくださいね」、でお終いでしょう。
このように考えていくと、外交とはむしろ、こうありたいものです。
いずれにせよ、日本政府が2015年の佐藤地なる者の大失態をカバーしていくかどうかについては、日本国民のひとりとして、じっくりと見させていただこうと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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読者雑談専用記事通常版 2020/06/13(土) にコメント したように、
韓国紙にも「ユネスコはすでに韓国など数か国を要注意国として警戒しているという。」とありました。
嘘つきの常習犯だとばれた以上、韓国が何を言っても無駄ですね。
無視していれば、例によって脊髄反射で何かしでかすでしょう。
それが GSOMIA 破棄にせよ、日本企業の資産売却にせよ、本来あるべき日韓関係に関係へと総転移する、きっかけの一つとなりますように。
韓国が後頭部を殴られるのがお好きのように外務省も煮え湯を飲むことが大好きのようです。懲りずに熱湯ばかり喉に突っ込んでいないでたまには指でコップの温度の確認をして頂きたいものです。
佐藤地さんは今頃、ハンガリーでワインと温泉に入りながらのんびりしているのかと思います。
日本は、ユネスコと約束したとしても、韓国と約束したんですかね→間違ってたら指摘してください。
そうすると、ユネスコとの約束を守れば良い訳ですよね。
ユネスコに日本は、誠実に履行したと言わせれば良いんじゃないですかね。
別サイトですが、私の尊敬する人のコメントで
「徴用工に対する、韓国の歴史の変遷」を展示すべきだと言う意見が、有りました。
他の事でもそうですが、日本側の資料では無く、韓国が歴史を改変してきた歴史を、展示することに意義がある様に思います。
>他の事でもそうですが、日本側の資料では無く、韓国が歴史を改変してきた歴史を、展示することに意義がある様に思います。
だんな様、いいアイディアですわね。少なくとも日本側から見た『韓国の嘘の歴史』というのは、おもしろい角度かも知れません。
ただ、韓国ほど目立ちませんが、中国でも反日のための歴史改竄は行われており、こちらは外交上慎重に行うべきかと存じます。半島文化は自国の困りごとに周辺国を巻き込むことです。『韓国の嘘の歴史』展示に中国が反応しないよう十分な配慮が必要かと。
そうですよね。
韓国の主張の一貫性のなさをしっかり国際社会に浸透させないとですね。
韓国側からの求めに応じ103万人分相当(含む北の分)の補償を韓国政府に一括清算したこととか・・。
(朝日新聞 1959年7月13日 2面 「大半、自由意思で居住 外務省、在日朝鮮人で発表 戦時徴用は245人」とか・・。)
2005年に自国民から個人請求されると、韓国政府は103万人は根拠のないでたらめだった言い放ち78,000人にしか補償しなかったこととか・・。
日韓併合の件も「もはや無効」の言葉のもと、「解決しないこともっての解決」を前提として基本条約に合意したこととか・・。
ぜひとも、広報して欲しいですね。
>日本側の資料では無く、韓国が歴史を改変してきた歴史を、展示する
先日の挺身隊に関するTBSの報道もお願いします。そういう意味では良い報道だったと思います。
言い忘れましたが、金与正の発言とおんなじです。
北も南も朝鮮人。区別しても仕方有りません。
>「約束よりもさらに重要な事情がある場合には相手を説得して良い。」
言葉の意味どおりなら常識的な範囲だとは思うのです♪相手がその事情を汲んで約束の変更に応じることもあると思うのです♪
ただ韓国の考え方は、
「説得してる間は約束の履行は中断しても良い。」
だし、
「相手は納得しなければならない。」
だから話にならないと思うのです♪
七味さま
ただ韓国の考え方は、
「説得してる間は約束の履行は中断しても良い。」
だし、
「相手は納得しなければならない。」
上の方は、あまり出てこなかった見方で、新鮮でした。
>ただ韓国の考え方は、「説得してる間は約束の履行は中断しても良い。」だし、
>「相手は納得しなければならない。」だから話にならないと思うのです♪
うふふ。今回の金与正氏の口撃にあわてふためく、文在寅政権。
不覚にも、七味様おっしゃる対日本の韓国スタイルを北朝鮮に使ってしまったからかしら?
であれば、韓国在住日本人様のおっしゃる通り、ただのおバカさんということになります。ただね、金与正さん、これから半島を代表して外交される立場であられるなら、約束の履行が可能な相手かを見極める力は必須です。まして、同族であるなら、そういう文化をもった手下であることは、ご承知なかったとしたら、ご自身のミスですよ。
心配性のおばさんさま
金与正が、馬鹿かどうかでは無くて、朝鮮半島内では、通用するんだと思いますよ。
だんな様 誤解があったようです。
文在寅政権を北朝鮮の出先機関と主張する私に対し、韓国在住日本人様は「政治シロートのただのおバカさん。」と評されて来ました。
金与正氏に、私が申し上げたかったのは、文在寅政権が北朝鮮に半島文化である嘘を使ったとして、同じ半島人として、その嘘に引っかかるほうのことが問題です。半島政治家として不覚悟であると申し上げたかったのですわ。
小母さんへ
>半島政治家として不覚悟
ヨジョン女史もムン氏も、同じ半島人なのですから、そんなことは百も承知。
最終的には論理的な説得より声の大きい方が勝つ、相手を黙らせた方が勝ちという文化なんです。
腕を組んだままで延々と汚い言葉の応酬をするのが彼らの「喧嘩」なんです。
日本人のようにカッとなって手を出すということはなかなかありません。その点は立派なものです。
忠臣蔵はあちらでは流行らないと思います。知らんけど。
ユネスコの世界遺産が好きな人が多いようです。
私はソレナニ?です。
ユネスコに頭下げるのはやめにしたら、と思います。
小学校の時、国際連合は世界の平和を守る組織と教わりました。
それは違うと、高校の時感じまして、
UNってありがたがってアホちゃうか…って思っています。
で、シーロムの飲み屋さんで話が盛り上がりまして、
そのお姉ちゃんが日本好きで、ハシマ、って言うんです。
ハシマ?
突然タイのお姉ちゃんがハシマって何?でしょ。
スマホ見たら軍艦島でした。
タイのお姉ちゃんはハシマが好きです。
モトモト美人のお姉ちゃんは好きですが、
それ以降、タイの美人のお姉ちゃんは好感度ダイです。
引き続き今も好感度大です。
軍艦島を嫌いな国がある様ですが、無視すればいい…、
駄文です。
記事とはずれるけど、「害務省」と揶揄される外務省にちょっぴり同情なのです♪
昔は外交って、外務省が一手に引き受けて頑張ってたんだろうけど、今はというか、かなり前からそんな事は無くなっていると思うのです♪
国同士のお付き合いが深くなって、話合われるのは「国益」という大きな括りじゃなくて、個々具体的な事項についてなのです♪
そうなると外務省の人よりも、担当府省とか民間の人の方がそれには詳しくなってるのです。
その上、交渉相手とのお付き合いも現場の方が深いし、大切な相手だとお互いに足場があるから、別に大使館とか外交官を通じなくても、情報は手に入るんだと思うのです♪
そうすると外務省の役割は、ただ翻訳だけみたいにもなっちゃうのです♪でも、その翻訳も専門用語になると、やっぱり外務省にはできないし、結局、会議の場でうろつくしかないんだろうと思うのです♪
現地に長期間居るメリットを活かして、一般情報の収集とか、なかなか会えない人とのパイプ作りみたいな地道な活動もしてくれてる人もいて、そこは感謝だけど、国内・国民向けには全くアピールできるようなことじゃなさそうなのです♪
なんていうか外務省の役回りって担当同士で平行線になったとき、それでもどっかで妥結しなきゃいけないって説得して、100点か0点の二択を60点にする事なのかな?って気がするのです♪
そういう役回りって、とっても難しい上に、中途半端って批判も受けやすいんだと思うのです♪
ユネスコとの約束は守ってるのではないでしょうか。日本側は、募集工や徴用工として、日系・台湾系・朝鮮系の労働者が産業発展のために労働していたという事を示す施設を、きちんと作っていますし。
ユネスコの現事務総長はフランス人
なのでなせがホッとした
岸田氏が次の総理?
私も反対に一票
「約束は貴方が守るものであって、私が守るものではない」
韓国スタイルですね。
仕事でも他部署の韓国人に仕事を依頼して一月後、「やってれるって約束しただろう?」と尋ねると、「貴方も約束破った」と言い返されます。「何の約束?」と聞くと「この間、いつか一緒に食事しようと言ったままじゃないか」と言います。
「仕事と私事を混同するな」と思うのですが、やってもらわないと困るので、「じゃあ、近いうち食事に誘うから、こっちが頼んだことやって下さい」と言うと、「分かりました」と言うので安心しきっていると1年経ってもやってくれません。その間何回か「やってくれ」とお願いしたり、「食事はいつが良い?」と聞いたりしましたが、「何時までにやっておきます」や「最近忙しくて食事に行く時間がない」との返事ばかり。
今考えると、小生の頼んだ仕事をやりたくないのか、記憶力が大幅に欠如しているかのどちらかです。
当然小生はその他の部署や業者に迷惑を掛けており、上層部に対しても合わせる顔がありません。
韓国の会社で仕事をする場合、その韓国人に直接の人事権や決裁権を持っていないと仕事をしてくれません。従って、他部署の韓国人に仕事を依頼する場合は、人事権や決裁権を持つ上司にお願いするしかないのです。
自分の利得に関係ないなら、約束など反故にしても何ら問題ない社会です。
駄文にて失礼します。
韓国在住日本人様 それ、もっと早くにお報せいただきたかったわ。
>「約束は貴方が守るものであって、私が守るものではない」 韓国スタイルですね。
>自分の利得に関係ないなら、約束など反故にしても何ら問題ない社会です。
外務省はともかく、一般の企業、私人なら、それに気付くまでに致命的なほど時間がかかるのですもの。
もっとも、日韓議連の所属の国会議員のセンセー、長ぁーい時間をお使いながら、まだお気付きじゃないようです。病気?
韓国在住日本人さま
それは、なんとも、お疲れ様でございました。
(目上の方にはお疲れのありませんように、と言うのが正しいと学びましたが、その件は疲れざるを得ないので)
しかし、疑問なのは、よくそれで経済や会社が回るなーというところ。在住さんのようにきちんとした実力のある誠実な方が、存続している会社に1〜2人は居るということなのでしょうか。
>「約束よりもさらに重要な事情がある場合には相手を説得して良い。」当たり前ですが、こんな話、少なくとも先進国・法治国家では通用しません。
国際社会の中で、韓国人の「約束」の感覚は浅薄です。
しかしながら、韓国の論に少しも理が無いか、といえば喉につかえるモノがあります。
そこで、すこし考えてみました。
専門家ではないので、歴史的事実に詳しい人がいたら、補足や指摘を頂ければ幸いです。
それは日本が幕末に締結した「(いわゆる)不平等条約」を、明治維新後に改正した過去があることです。
そして、私たちが学校で習う「(いわゆる)不平等条約」は、主に以下の3つを指します。
・諸外国に領事裁判権を認める
・日本の関税自主権の放棄
・片務的最恵国待遇
横道にそれますが、私は、日本が締結した段階で「不平等」と認識していたかどうかは甚だ疑問に思っています。
なぜなら、当時は、実際には欧米諸外国のルールしかなかったのですから。
それを、我々が「不平等」と言ってしまえば、欧米諸国にとっては、日本が輸出「管理」を輸出「規制」と言っているのに等しい可能性があるからです。(日韓における輸出管理の問題は、日本が自主的に制度を決められるものですので、条約とは異なり、この例えは誤りなのですが感覚の問題という理由で誤解を恐れず書かせてもらいました)
本筋に戻ります。
当時の明治政府は、これらを欧米諸国と改正するために、きっと「(不平等というより)実情に合わない」であるとの認識の上で、まずは改正をするめに様々な自国に改正を受け入れられる基礎を作りました。
1、欧米と伍すことができる法体系(憲法など)を作る。
→日本に欧米並みの法体系が無いが故に領事裁判権を認められなかったことによる。
2、世界が看過できないほどの国力をつける。
→植民地になるのか、彼らのルールに則るのかの2択しかなかった当時。舐められないようにする。
3、幕府から明治政府に政権の変化。
→新しい体制のもとに新たな条約を結びなおす必要性の前提。
また、実際に改正するための交渉においては、外国人の内地雑居を認めることなど、欧米諸国への配慮もしました(当時の認識としてはペナルティだったと思います)。
以上をもって、私は「約束」に対する日本と韓国の違いは、以下の3つだと思います。
日本は、「約束」を厳守する。
韓国は、「約束」を軽視する。
日本は、「約束」を「変える」ために自らが変わる。
韓国は、「約束」を「変える」ために自らは変わらない(それゆえ進歩しない)。
日本は、「約束」をしてくれた相手を尊重する。
日本は、「約束」をしてくれた相手を貶める。
全然、ちがうわけです。
一部誤りがありましたので、訂正します。
日本は、「約束」を厳守する。
韓国は、「約束」を軽視する。
日本は、「約束」を「変える」ために自らが変わる。
韓国は、「約束」を「変える」ために自らは変わらない(それゆえ進歩しない)。
日本は、「約束」をしてくれた相手を尊重する。
“韓国”は、「約束」をしてくれた相手を貶める。
ごめんなさい。
頓珍韓さま
なるほど。興味深い対比です。
日本開国当時、いわゆる欧米列強との間で日本に不利な条約を受け入れざるを得ませんでした。
当時の日本は独自の社会システムで統制されていて、彼らにとって未知で未開の野蛮な国と見なされており、彼らと共通のルールを守れる国であるという信用がなかったからです。
彼らとしては、違う価値観のもとで約束を守るかどうかもわからない相手と対等の関係で約束ごとなどできるはずもなく、植民地化されずに国際グループの仲間に入りたいと言うならまずは国家として片務的であっても約束を守れるか証明してみよ、その国体の与信を見極めたうえで判断する、という手順は当然のことだったと思います。
日本はそのような事態に対処すべく、内戦を経て国内体制をひっくり返してまで国際国家の体裁を作り、不平等条約の修正を得た。
その総仕上げの対等国資格認定試験の課題こそが、アメリカの代行として朝鮮半島を国際ルールのもとにコントロールすることであったと、個人的な見解ですがそのように考えています。
日本はその試験に合格して、当時のいわゆる主要国と「共通の価値観」を持つ国として認定された。
ここで重要なのは、日本は自国のローカルな価値観からくる自画自賛なプライドを捨てて、国際ルールに適う、より広く普遍的な価値観を重視する国となることにプライドを見出したことです。
日本はアメリカに全面戦争を挑み、歴史上最も致命的手段で徹底的に破壊させられたのに、なぜ主要国のポジションになれたのか。日本と同様に枢軸国だったドイツやイタリアもG7メンバーなのはなぜなのか。
経済力や地勢だけではないと思います。
根っこの部分、どんなにギリギリな都合が悪い状況に追い込まれて暴走しても、最後は潔くルールに従うという信用じゃないだろうか。
そのように思うのです。
***
特A国において、邪な者には悪い報いがあるとか、現象世界は自分を映す鏡である、そんな宗教or哲学的価値観の欠如が根本にあるのではないか。
インド発祥のヒンズーとか仏教だけでなく、クリスチャン(宗派はともかく)やムスリム、ユダヤ、自称無宗教な日本人でさえ、教義の範囲内ではあるにしても、とにかく因果応報という価値観が通用します。
宗教によっていろいろな思い込みはあれ、その基本にあるのは善悪の判断基準であり、悪事を避けて善を為すことに眼目が置かれているという点で共通していると思います。
そこで儒教とは何かを考えるとき(私感ですが)アレは政治思想であって宗教ではない。
伝統宗教は措くとして、スミスやマルクスとの対比できても、カントとは違うジャンルでないかと(このへんの感覚はかなり個人的です)。政治経済の話であって倫理とは言えない。
儒教とは、周りの状況を制御するにあたって、ときによっては道具として有用であっても、それに依って人格形成して生きる拠り所とはなり得ないように思うのですね。
それなのに儒教的な価値観を絶対的真理としてしがみついて生きるなら、それは霊長性が足りないというか、言ってしまえ目の前のことに反応して生きる野生動物が目先の知恵だけで行動しているように思えてしまうのです。
霊的に生まれ変わらなければならないという話は決して冗談ではなく、ローマ教会から、本能的に善悪の判断できないやつはいますぐ死んで地獄に行けと言う宣告を受けたに等しいぐらい、決定的なダメ出しだったと考えています。
とにかく、約束は守れ、約束を破ったなら謝罪してペナルティーを受け入れろ。
まずはルールを守ること。話はそれからです。
それしかないのに、約束自体が無効とか言ってるからそういう扱いなのだと気付かなければ、先進国とは何かを理解していないのだから、先進国入りなどという夢想が実現しない現実は永久に不滅です。
ラスタ様
補強していただき、さらに形而上のご考察までしていただき、誠にありがとうございます。
当時の日本人の話は自省させるものがありますよね。
世界情勢を基礎とした大局的で戦略的な取り組み、かつ徹底した真摯な姿勢には感動がありますね。
アメリカの傀儡国家と経歴詐称の山賊の末裔が国家元首の独裁国家の因果を考えると、むべなるかな。
心根と場数が違い過ぎる。
決して伝わらないであろうと、明鏡止水の境地です。
更新ありがとうございます。
ユネスコなんて、今の組織なら脱退してもいいでしょう。日本1国だけがジョーカーを握らせられるのは困りものですが。ま、いきなり脱退が無理は分かりますけど。
無視!ですね。相手が南北朝鮮なら『約束よりもさらに重要な事情がある場合には相手を説得して良い』そうだから、日本にも特段の理由が出来た。今迄散々貴国に騙されて来た。だから韓国の指摘は当たらない、です。
あんな炭鉱、志願して来たんですよ。日本人も台湾人も中国人もいた。なんで給料貰ってい続けたのか?半島じゃカネ稼げないからだろ?
「しかしセンターでは強制徴用問題が十分に扱われておらず、これを否定する証言と資料が展示されていた。」やるやん、外務省!まだ甘いがネ!
センターって産業遺産情報センターの事ですよね。
https://www.ihic.jp/館内展示案内/
これで充分じゃないですか。
戦時中の徴用の資料もありそうです。
朝鮮半島だけでなく日本からの徴用もあったので、そこは差をつける必要はないでしょう。
もし不足している様なら徐々に揃えていけばいいのです。
あくまで当時の実相を掴むのに必要な資料である事が大切です。
展示などの内容について他国からの干渉を受ける筋合いはありますまい。
実際にそこで働いていた朝鮮人労務者の「証言」が、
給与袋や明細書という「物的証拠付き」で
展示されているのですから、
「証拠は自称慰安婦婆さんの”証言”」のみ
なんて話よりも遥かに手の良いスジの通ったものでしょう。
第三者たる南鮮為政者共が四の五の言って、
証拠も無しに被害者ヅラを押し付けてくる事こそ
真に「歴史歪曲」でしょう。
文句を言われる筋合いなどありません。シカトでたくさん。
対馬から盗まれた仏像をユネスコ条約に違反して返還しないだけではなく、
まともな保管すらできない要注意国が、何を勝手なこと言ってるんでしょうね。
佐藤地の大失態といい、朝日新聞による慰安婦報道の売国行為といい、その後ものうのうと仕事を続けたり新聞を発行し続けたりと、日本という国の甘さに辟易してました。
しかし、昨今の外交面における毅然とした政府対応、反日新聞への読者離れ・SNSの普及による国民による監視活動など、以前とは変わってきていることが救いですね。
しかし、いつも業腹なのが、韓国如きが日本の大使をささいなことで夜中にでも呼びつけることです。
緊急性も無く翌日の営業時間でも済む内容をわざわざ上下関係をマウンティングさせるために行うのです。
今回のなんか、時節柄、「申し訳ありませんが、コロナ自粛中のため、テレワーク外交でお願いします」と外交部への出頭を拒否すれば痛快だったのにとマスクを装着して、外交部に赴く大使の写真を見て思いましたw
1930年に国際労働機関(ILO)で採択された「強制労働条約」では、禁止する強制労働を「forced or compulsory labour」と表記していました。
2015年7月に、日本政府がユネスコに「明治日本の産業革命遺産」を世界文化遺産として登録する際、事前の日韓外相会談で、世界遺産委員会での日韓両国の声明を「forced to work」とすることで合意していました。しかし、その直後、韓国政府はこの合意に反し、世界遺産委員会での韓国政府声明案を「forced labour」とすることを通知してきました。
これに激怒した日本政府は、合意破棄も辞さない強い姿勢で韓国政府と交渉し、最終的に「forced to work」とすることを韓国に約束させました。日本政府は「forced to work」を、当時国際法上認められていた「戦時中の徴用」であると説明し、韓国政府にも了承させていました。
しかし、韓国メディアは登録決定後「日本が強制労役(強制労働)の事実を国際社会で初めて認定した」と大きく報じました。
今回の韓国政府の動きは、こうした一連の流れの中のものですが、産業遺産情報センターの展示内容は、「forced to work」が当時国際法上認められていた「戦時中の徴用」で、「強制労働条約」が禁止する「強制労働(forced or compulsory labour)」ではないという日韓合意に基づき、世界文化遺産登録の際に世界遺産委員会から受けた「各施設の『歴史の全貌』が分かるようにする『解釈戦略』を立てなければならない」という勧告に沿ったもので、「歴史的事実の歪曲である」との韓国政府の主張は、単なる見解の相違だと思います。日本は決して約束を破ってはいないと思うのですが。
当時「強制労働させられたと書け!」に対して「検討します」というような返事をしたと記憶していましたが、違ったかな(^_^;)
「検討します」でしたら「検討の結果こうなりました」で別に約束は違えていないですよね。
当時の労働状況の実態調査の結果なのだから、ウソついてる訳ではないのだし、そうゆうことなのだと思います。
調査の実態のままでの展示なのだから、履行できる展示内容は、それ以上でもそれ以下でもないはずなんですけどね。
まあ約束を繰り返し破り続ける韓国との約束なんて無視していいとは思いますが
(韓国は軍艦島のユネスコ登録の際に約束破りしてるので尚更)
ただ日本は約束をきちんと守ってると思いますよ。
日本が約束したのは当時の徴用政策が理解できる資料を設置することだったと認識しています。
日本はどういう文面でどういう資料をどこに設置するかなんていうのは約束してません。
そして情報センターには徴用政策が理解できるよう5つの文書がパネルで設置されてるとのことです。
それからその隣に日韓請求権協定の全文があるそうです。
おそらく国民徴用令が発令されてその後の問題が解決されるまでの流れがわかるようになってるのかと想像します。
外務省の肩を持つわけではありませんが、
国際労働機関の公式用語で「奴隷労働者」は「forced labor」になってます。
そして当時韓国は「forced labor」とするようしつこく求めてきたと認識してます。
とりあえずは奴隷労働者とは認めてないとは言い切れる形になってるかとは思います。
もし民主党政権だと韓国の言い分を受け入れてたんじゃないかと思うので、その点は不幸中の幸いだったのかもしれません
とある懸案事項において互いに合意した約束ごとがあったとして。
約束を破った相手との約束はもはや守る必要がないし、今後その相手とは約束などしない。
というのが常識ではないですかね。