ここ数日、当ウェブサイトでは不定期に追いかけているのが、米国との為替スワップに基づく各国の米ドル借入額です。意外な話かもしれませんが、昨日(つまり4月7日時点)において、FRBから最も多額の米ドルを借りているのは日銀です。ただ、調達金利に関して言えば、メキシコ、韓国、シンガポールの3ヵ国が非常に高いということもわかります。本稿ではまた、韓国の外貨準備を巡り、個人的に最近気になっている論点などを紹介しておきます。
目次
為替スワップの現状
米韓為替スワップから見た主要国との関係
先日の『【資料】リーマンショック時に実行された為替スワップ』では、2008年のリーマン・ブラザーズの経営破綻に端を発する金融危機(日本語でいう「リーマン・ショック」)の際に、米連邦準備制度理事会(FRB)が各国中銀と締結した為替スワップの実行状況について報告しました。
その一方で、今回の武漢コロナウィルス蔓延局面において、米FRBは現在、当時と同じ14の中央銀行・通貨当局との間で類似の為替スワップ協定を締結しているのですが、まずは事実関係として、為替スワップから見た各国中銀・通貨当局の関係は、次のとおりです。
【参考】為替スワップから見た米FRBと主要国中銀等の関係
- 期間・金額無制限…日本、英国、スイス、カナダの各国中央銀行と欧州中央銀行(ECB)
- 期間6ヵ月~・金額上限600億ドル…豪州、ブラジル、韓国、メキシコ、シンガポール、スウェーデン
- 期間6ヵ月~・金額上限300億ドル…デンマーク、ノルウェー、ニュージーランド
- 為替スワップのない相手…中国、香港、ロシア、インド、インドネシア、トルコ、アルゼンチン、南アフリカなど
為替スワップのない国はこれから苦労する?
ごく大雑把にいえば、米FRBと為替スワップを締結しているのは、G7諸国のすべてを除けば、G20諸国のなかでは豪州、ブラジル、韓国、メキシコの4ヵ国に限られ、また、G20以外では北欧3ヵ国、スイス、シンガポール、ニュージーランドの各国に限られています(図表1)。
図表1 米FRBとの為替スワップが存在するかどうか
区分 | 為替スワップあり | 為替スワップなし |
---|---|---|
G7諸国 | EU、英、日、加 | ― |
G20諸国 | 豪州、ブラジル、韓国、メキシコ | アルゼンチン、中国、インド、インドネシア、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、トルコ |
G20以外の主要国 | 北欧3ヵ国、スイス、シンガポール、ニュージーランド | 香港、台湾など |
(【出所】著者作成)
いわば、これらのうち「為替スワップなし」の国・地域については、「金融機関が必要なときに米ドルでおカネを借りることができる」という保証がない状態に置かれている格好です(コロナ騒動と関係するかどうかは微妙ですが、これらのうちアルゼンチンは、さっそく、外貨建て国債のデフォルトを宣言しています)。
もちろん、為替スワップは通貨スワップと異なり、「民間金融機関に対して外貨を直接貸し付けるための政策手段」ですので(その意味で「流動性スワップ」という言い方をすることもできます)、もしアルゼンチンが米国との為替スワップを持っていても、国債のデフォルトを防ぐことができたかどうかは微妙でしょう。
為替スワップの使用状況
最新の借入状況一覧
さて、今回の為替スワップについては、その残高がニューヨーク連銀のウェブサイト “Central Bank Liquidity Swap Operations” に随時公表されているようであり、基本的には国別の借入状況について詳細なデータを知ることができます。
これについて、4月7日時点の融資実行状況をまとめたものが、図表2です。
図表2 3月4日以降の為替スワップに基づく米ドル資金供給の状況(4月7日時点)
中央銀行 | 残高 | 平均日数 | 平均金利 |
---|---|---|---|
日本銀行 | 1,750.2億ドル | 68.77 | 0.34% |
欧州中央銀行 | 1,309.9億ドル | 81.32 | 0.36% |
イングランド銀行 | 312.9億ドル | 61.84 | 0.34% |
韓国銀行 | 87.2億ドル | 76.94 | 0.87% |
スイス国民銀行 | 73.5億ドル | 56.50 | 0.33% |
メキシコ銀行 | 50.0億ドル | 84.00 | 0.91% |
デンマーク国民銀行 | 28.5億ドル | 80.37 | 0.34% |
シンガポール通貨庁 | 26.4億ドル | 81.90 | 0.96% |
ノルウェー銀行 | 15.8億ドル | 84.00 | 0.35% |
豪州準備銀行 | 6.5億ドル | 84.00 | 0.32% |
NZ準備銀行 | なし | ― | ― |
スウェーデンリクスバンク | なし | ― | ― |
カナダ銀行 | なし | ― | ― |
ブラジル銀行 | なし | ― | ― |
合計 | 3,660.7億ドル | 73.10 | 0.37% |
(【出所】ニューヨーク連銀(Federal Reserve Bank of New York)の “Central Bank Liquidity Swap Operations” のページに掲載されているエクセルファイル “U.S. Dollar Liquidity Swap – Operation Results” を参考に著者作成)
これによると、FRBと期間・金額無制限の為替スワップを締結している「5大銀行」(欧州中央銀行、日本銀行、イングランド銀行、カナダ銀行、スイス国民銀行)のうち、日・欧・英の3つの銀行の借入額が圧倒的に大きいことがわかるでしょう。
とくに日銀の借入残高は数日前より少し減ったとはいえ、依然として1700億ドルを超えていて、欧州中央銀行(ECB)の1309億ドルを大きく上回っている状況が続いています。
もっとも、「平均日数」がECBよりも短い理由は、日銀が7日物の短期ファシリティをECBと比べてより多く調達しているという証拠でもあります(逆に、ECBは比較的期間が長い84日物の調達が中心ということでもあります)。
一方で、カナダ銀行やブラジル銀行、ニュージーランド準備銀行、リクス銀行(スウェーデン)などは現時点で残高がゼロなのですが、これは、現時点において、これらの地域に米ドルの短期資金調達を必要としている金融機関が存在しない、という意味でもあります。
調達金利がお高めな3ヵ国
さて、図表2を眺めていて、もうひとつ気付くのは、中央銀行・通貨当局によって、調達金利が異なっている、という点でしょう。これについて、借入金の平均金利が高い順に並べ替えると、次のとおりです。
4月7日時点の各中銀・通貨当局の調達金利
- シンガポール通貨庁…0.96%
- メキシコ銀行…0.91%
- 韓国銀行…0.87%
- 欧州中央銀行…0.36%
- ノルウェー銀行…0.35%
- イングランド銀行…0.34%
- 日本銀行…0.34%
- デンマーク国民銀行…0.34%
- スイス国民銀行…0.33%
- 豪州準備銀行…0.32%
上位3つ(シンガポール、メキシコ、韓国)は0.9%前後であるのに対し、それ以外の中央銀行の調達金利は、いずれも0.3%台です。とくに、金利が一番低い豪州準備銀行(RBA)と一番高いシンガポール通貨庁(MAS)には3倍の差がついていることがわかります。
このように考えていくと、現時点の残高に関しては、「高金利国」と「低金利国」という2つのグループに、くっきりと別れている、という言い方をしても良いのかもしれません。
とくに、このうちメキシコについては、米FRBがカナダと並んで唯一通貨スワップを提供している国でもありますが、やはり「米国の隣国である」というだけの理由で、FRBがしぶしぶ為替スワップを締結したという状況が浮かぶような気もします。
本日以降はどうなるのか
さて、昨日は『為替スワップ2回目の入札、「韓国の危機は去った」?』でも取り上げたとおり、私たちの隣国・韓国でターム物(8日物と84日物)の流動性供給入札が実施されたところ、「札割れ」状態になりました。
常識的に考えると、「札割れ」とは、民間金融機関がそこまで多くの米ドル資金を必要としていない、という証拠でもあります。
ちなみにインターネット上のコメントでは、「韓国の民間金融機関が米FRBから為替スワップの貸出を受ける際には、米ドル建ての有価証券を担保に積む必要があるが、この担保適格資産がなくなったからではないか」、といった書き込みもあったのですが、このコメントは事実関係を間違えています。
そもそも論として為替スワップに基づく流動性ファシリティを受ける場合、その金融機関は「その国の中央銀行に対して」、「その国の中央銀行が定める適格担保」を積むこととされており、通貨要件はありません(※この点は各国共通)。
そして、韓国銀行の場合も、「担保は外貨融資額の110%とし、適格担保は国債、政府保証債、通貨安定証券が優先されるものの、不足すれば銀行債、住宅金融公社の住宅抵当証券、ウォン現金も担保として認める」とされています(『韓銀、米韓為替スワップのうち120億ドル分を実行へ』参照)。
通常、民間銀行が自国通貨不足に陥ることはほとんど考えられないので(※もしそうだとしたら、それこそ今すぐ金融危機が発生していなければなりません)、韓国の民間金融機関がウォンの現金不足に陥る、ということも、非常に考え辛いのです。
したがって、「為替スワップが札割れした」という事実は、「韓国の銀行が意外とドル現金不足に陥っていない」という状況の裏付でもあります。
ただし、ニューヨーク連銀のウェブサイトに掲載されるであろう各国の流動性入札の状況については、本日以降も要チェックでしょう。コロナ騒動の影響で、各国の資金繰りの逼迫状況がどう変わるか、現時点で予断を持って予測することは難しいからです。
為替スワップの次は通貨スワップ
さて、米韓為替スワップの次に韓国が求めるのは、日韓通貨スワップですが、韓国が日韓通貨スワップを執拗に求める理由のひとつはおそらく、
「日本との通貨スワップの存在を前提に、為替介入で通貨安誘導し、コロナショックで傷ついた韓国経済を輸出主導で立て直すこと」
ではないでしょうか。
昨日の『2008年の金融危機時、韓国はわざと通貨安誘導か?』でも説明しましたが、どうも韓国は2008年の金融危機の際、実質的な危機は2008年12月で脱していたにも関わらず、米韓為替スワップや日韓通貨スワップの裏付けのもとで、堂々と為替介入をしていたフシがあります。
その理由として、個人的には、「リーマン・ショックによって傷ついた韓国経済を立て直すために、わざと自国通貨安誘導を行い、輸出主導で産業の回復を図ったのではないか」、という疑いを抱いているのです。
また、韓国が自称する外貨準備高は4000億ドル少々ですが、これについては米国債などの外国公社債だけでなく、どうも資産性に乏しいもの(自国の金融機関が発行した外貨建て債券など)が含まれているのではないか、といった疑いもあります(※これについては確たる証拠はありませんが…)。
そして、韓国の通貨は非常に脆弱ですので、通貨スワップや為替スワップなどのバックストップがない状態で下手に為替介入(自国通貨安誘導)を行うと、自国通貨が暴落してしまいかねませんが、そうなればそうなったで困るのは韓国自身です。
というのも、韓国の通貨の「ハビタブルゾーン」は非常に狭く、
- 韓国ウォンが上昇し過ぎれば、韓国企業にとっては輸出競争力がそがれる
- 韓国ウォンが下落し過ぎれば、韓国企業にとっては財務内容が悪化する
というジレンマにあると考えられるからです。
なお、韓国の為替介入については、米財務省も半期の『為替監視レポート』で韓国が「自国通貨が上昇し過ぎず、下落し過ぎない範囲で、微調整を行っているようだ」、などと認定しています(『米国の為替監視レポート詳細 中国とドイツを問題視する米国』等参照)。
このように考えていくと、「なぜ韓国がしつこく日韓通貨スワップを欲しがるのか」についての仮説については、
- ①韓国が2008年4~12月に通貨防衛に溶かした外貨準備の額が500億ドル前後だった
- ②中国が2011年10月に韓国に提供したスワップの規模がドル換算で500億ドル以上だった
- ③米国が2020年3月に提供した600億ドルの為替スワップの代替手段が欲しい
- ④日本との通貨スワップをバックストップに為替操作を行い、輸出主導で経済を立て直したい
といったものが考えられるのかもしれませんね。(日本にとってメリットが皆無である日韓通貨スワップを、日本の側から復活させるという選択肢がないことだけは間違いなさそうですが…)。
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【論説室のニュースを読む]「韓国は老衰病弱経済...コロナに全世界が止まった今、このリセットの機会」
朝鮮日報
ガンギョンフイ論説委員
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2020/03/27/2020032700097.html
2008年から、私は「三つの30%」を強調してきた。
第一に、特定の市場や企業への依存度が30%つぶれも耐えられるように、経済体制を変えなければならない。 第二に、世界的に売上高が30%つぶれも耐えることができなければならない。
第三に、キャッシュフローが30%抜け耐えることができなければならない。
このような基準で、中国への依存度も再検討しなければならない。 各企業のポートフォリオもある変わらない。」
今回の危機管理は、家計負債を再調整することに重点を置くべきである。
韓国が先行獲得した機会の地」パル経済特区」中に奪われると
https://www.msn.com/ko-kr/news/world/한국이-선점한-기회의-땅-팔루-경제특구-中에-뺏길라/ar-BB113CUy
パル経済特区は、インドネシア進出韓国人企業STMグループとパル地方政府傘下機関BPSTが8対2で投資して開発
「韓国企業は首都ジャカルタのあるジャワ島に安住する傾向がある」とし「パルを中国に奪われる前に韓国土地公社(LH)のような公企業と現代などの大企業が投資に乗り出すべきだ」
為替スワップの平均金利の差は、借入残高と平均日数にある程度の相関はあるが、最大の差は国家の信用度にあると見ております。
メキシコは隣国、シンガポールは交易の要衝、韓国は政治的理由で通貨スワップを設定しているが、積極的に使ってもらいたくないという連銀の意思の現れではないかと。
韓国は日本の金(通貨スワップ)で経済を立て直して…という目論見ですが、コロナ禍で世界のモノの動きが鈍っている中、何を売って儲けを出せるのか見当がつきません。
バイオ関連と言っても規模や役に立つモノも大して無いでしょうし。
医療衛生関連物資の輸出が数としては一番出そうですけど、中国の使い捨てマスクやマレーシアの医療用手袋のように大量生産可能なリソースが国内にある訳では無いので、苦しい状態は続きますね。
(これらの必要な物資は各国とも国内生産へシフトするような流れが出て来そうですし)
韓民国は、米国からの借金を踏み倒して担保の外貨準備金の米国債を失いたくない。
だから日本から借金(スワップ)した莫大なドルでアメリカから借金したドルを返済する。
もちろん日本からの借金はいつものように踏み倒す。そのために日本とスワップスワップと喚いてる。
と
こんなところじゃありませんか。
韓国の2回目のドルオペ平均金利はさすがに0.3%台になるはずです。前回は札割れにならない可能性に怯えて高い金利で札入れした金融機関が、今度は安心して最低入札金利で札入れするからです。これを以て信用力の差ということにはにはなりません。
もしドルオペの担保にウォン現金も可能とすれば、そのオペが協力な「ウォン資金吸収オペ」になってることに注意が必要です。ウォンも超金融緩和局面なのに一方でウォン資金吸収してしまう。そんな状態です。
日本にしても同様です。ドルオペは事実上の円資金吸収オペとなっています。ただ、日本はすでに数百兆円を強制的に供給してうえでのたかが20兆円の資金吸収ですからそこまでの矛盾ではないですが。
金融機関がウォンを潤沢に準備できるというのは間違いです。結局は担保となる資産に見合ったウォンしか調達できません。その担保になる債券の保有高がどんなもんか、それを見なければいけません。
韓国の現状や願望がどうなのかは詳しくは分かりませんが、今すぐどうこう、というほどの窮状ではないのでしょう。
為替も株も安定的に戻してきてます。
コロナショックで失業者などは急増してるでしょうが、それはどこの国も似たようなものでしょう。
日本だって相当に傷ついています。
日本としてはV字回復の為にどのような手を打っているかが気になります。
昨日の緊急事態宣言で、その後の回復を考慮した二段構えの制作である旨を言っていました。
まずは感染を抑えながらのピークアウトを目指し、
そして感染者を減少させながら社会の再建、
その後に爆発的な回復をしなくてはならない。
感染の収束が世界より遅れると、それだけで経済回復の起爆剤を失う事になります。
我々は緊急事態宣言を重く受け止め、今後のV字回復の為にも感染者の爆発的増加が出ないよう努めましょう。
韓国がらみのスワップの話は食傷気味なので,ジャンク債の金利の話を書いてみます。欧米の信用格付けの低い社債等を俗称ジャンク債と言います。韓国も外貨準備の結構な部分をジャンク債で持っているのではないか,という話もあります。世界各国が協調して政策金利を引き下げても,企業や個人が低い金利で借金できることを,必ずしも意味しません。コロナ騒ぎ以前,アメリカのジャンク債の金利はせいぜい3%台だったと思います。最近は10%くらいのジャンク債を結構見受けます。どうして金利が上がるかというと,倒産確率の上昇で,債券が償還されない可能性が高くなっているからです。
ジャンク債は新発債の金利が上昇するだけでなく,既発債の金利も上昇します。つまり,持っている債券の価格が暴落するわけです。韓国ネタをやるとすれば,韓国政府が持っている外国債券が,どの程度傷付いたかでしょう。例えば,10億ウオンで買った債券が8億ウオンに下落していたとすると,それを現金化して為替介入したら,通常の1.25倍のレートで交換していることと同じになります。それができないので,日本にスワップを要求してくるのでしょう。
愛読者 様
ジャンク債の金利上昇スピードで企業の体力、ジャンク債の平均金利上昇スピードでその国の体力が見えてきそうです。
怪しさ大爆発の韓国の外貨準備の多くが外債関係だったら…確かに使うに使えない。(笑)
以前よくある紋切り型に「貿易に依存している日本は世界中の国と仲良くしていかなきゃいけない」というスローガンがありました。しかし今やこうしたブログでそれが日本ではなく韓国にこそ当てはまることが白日の下に晒されています。
貿易のために世界中と仲良くしていかなきゃならないはずの韓国だった。
それなのに韓国は「自分の価値観(先入観)でのみ判断」した善悪の規定を他国に押し付け負い目を負わせたと思い込み、「好意を権利と勘違い」するような甘えを平気で行い、自分らと仲良くする努力を一方的に要求しつつ、自らは感情的のおもむくままに子供じみた八つ当りをし続けている。
無茶苦茶です。しかし他国がそれを無茶苦茶だと呆れ果てる時期はとうに過ぎ、今や韓国自身がそれを無茶苦茶だと自覚して改善しなければニッチもサッチもいかなくなってきたようですね。
韓国はいつもヤバいですが、今回こそ本当にヤバいのかも。
https://grandfleet.info/military-news/fa-50-exports-to-south-korea-and-argentina-disappear/
https://grandfleet.info/military-news/indonesia-south-korea-break-deal-chance-to-buy-submarine-from-turkey/
韓国兵器の輸出が次々と頓挫。
僕等の大好きなKF-Xのインドネシア脱落も既定路線です。
原発政策の中止で斗南重工業のような一流企業が経営難に追い込まれたように、もともと余裕の無い韓国兵器産業も落ち目。
頼みのSamsungもGalaxy S20はカメラの不具合で韓国人ですら放り投げた品質。
(ソニーのイメージセンサーと内製化したものが混載されていますが、原因はどっちにあるのか不明w)
韓国を好意で助けようなんて国は存在するはずもありません。
もちろん韓国を狙い刺しで叩く国もないかもしれませんが、どこかを切り捨てるのだとすれば「選ばれる国」の筆頭であるのも確かです。
そんな話もあるんですね。これもまた「ウォン安」に誘導しなければ、性能や品質という点で競争力に遜色のある韓国工業製品の問題にあたるように思えます。戦闘機や潜水艦等、韓国が最近になって参入した兵器の分野は特に韓国の場合はそれが如実に現れてる分野のようですね。
ゼネコン関連でも悪名高いですし…
大きなトラブルがあったら、会社潰してトンズラです。
(当然政府は対応に関与しない)
>「札割れ」とは、民間金融機関がそこまで多くの米ドル資金を必要としていない、という証拠でもあります。
韓国企業が相当弱っており、投資、借入する余裕がない
必要なのは、借入金、配当支払い。
資金調達は香港、シンガポールで、シンガポールは現在、通常の業務を停止に入ったようです。
日本はそんなにドルが逼迫しているんですか?ちょっと年単位の推移も見てみたいですね。
逼迫してないでしょ。
我が国は、巨大な円相場で24時間無限にドルを購入できる。
我が国の世界最強通貨円はハードカレンシーだから、莫大なドルと手軽にスワップできて便利なんでしょ。
我が国は、莫大な輸入代金のドル需要もドル投資も銀行のドル/円相場でのドル需要も莫大
その莫大なドル調達は、市場でドル買い/円売りとか為替スワップとか。
世界一の米国との為替スワップ金額は、利払や手数料等々有利なドル調達をしてきた結果なんじゃないでしょうか。
ウォンが暴落しない理由として、ウォンが不足してる可能性を提起します。
韓国の中央銀行が資金供給しようにも金融機関が適格債券を持ってない。だからウォンが足りない。
解消のために社債やCPを適格債券にする動きはあるでしょう。多分それがウォン暴落の引き金になると予想します。