【読者投稿】在韓日本人が見た韓国の住宅「ここが変」
『読者投稿募集につきまして(2019年6月24日版)』などでもお知らせのとおり、当ウェブサイトでは「読者投稿」を常設化しており、読者の皆さまからの寄稿をお待ちしています。こうしたなか、韓国在住者としての視点からいつも興味深いコメントを寄せてくださっている「韓国在住日本人」のハンドルネームのコメント主様から、今週も待望の論考を頂戴しました。大好評の「在韓日本人が見た」シリーズ、今回で13回目ですが、本日はどんなテーマでしょうか?
今回のテーマは?
以前から『お知らせ:読者投稿を常設化します』などで報告したとおり、当ウェブサイトでは読者の皆さまからの寄稿を受け付けております(投稿要領については『読者投稿募集につきまして(2019年6月24日版)』をご参照ください)。
ところで、この「読者投稿」シリーズでもとくに人気が高く、回を追うごとに好評を博してているのが、「韓国在住日本人」と名乗るコメント主様から投稿です(当ウェブサイトでは勝手に「在韓日本人」シリーズと名付けています)。
第13回目となる本稿のテーマは、「韓国の住居」です。なお、いつもながらタイトルや小見出しなどについては、当ウェブサイトにて一部、勝手にアレンジしておりますことをお詫び申し上げます。
(※これ以降が韓国在住日本人様からの投稿です。)
韓国の住宅事情
さて、今回は韓国の住居について書いてみたいと思います。
タイトルは「韓国の住宅は住みやすいか?」です。
小生は韓国に来て、4つの地域で5件のマンションに住みました。この5件のなかで、最も古いものは1990年の建築で、最も新しいものは2015年の建築です。約20年の差がありますと、建物もかなり変わってきますので、このあたりの体験も踏まえつつ、韓国の住宅事情を紹介したいと思います。
不思議な家
韓国での住居と言えばほとんどがマンションです。ところが少し田舎に行くと、戸建てに準じた、低層の建物が数多く残っています(※ちなみに韓国人は「アパート」のことを「アパトゥ」と呼びます)。
あるとき、バスから眺めた風景に違和感を抱いたことがありました。
通りの家がほとんど3階建てなのですが、よく見ると、3階の窓に、ガラスがある家と、ガラスがない家があるのです(!)。雨が降ったらどうするんだろうと思い、よく観察すると、じつは3階に見せかけた壁でした。
つまり、2階建ての家を少しでも高く見せる(?)ために、屋根の上に壁を作って、正面から見たらあたかも3階建てに見えるようにしてあるのです。したがって、建物の裏に回ると2階建ての家の反対側の面に壁が見えます。
今になって思い返すと、おそらく2階建ての街並みのどこかに3階建てが建ったため、自分の家が小さく見えるのが気に食わなくてやったものと思われます(「見せかけの3階」を目撃したのは、小生がまだ韓国に住み始めて間もないころでしたので、当時はこれに何の意味があるかまったく理解できませんでしたが…)。
そして、おそらく韓国のことですから、強度などほぼ無視していると思われ、強風や地震の時は非常に危険です。
値段
小生が実際に住んできたマンションの取引価格を見てみます。記憶があいまいな部分がありますので、詳細な価格は何とも言えませんが、さほど大きくずれていることはありません。
築年数 居住年度 面積 地区 価格 15年 2009年~ 83㎡ 太田 2.5億ウォン 21年 2011年~ 100㎡ 京畿道 2.5億ウォン 21年 2013年~ 83㎡ 京畿道 1.8億ウォン 2年 2016年~ 83㎡ 世宗市 3億ウォン 7年 2017年~ 100㎡ 京畿道 2.5億ウォン これからわかることは、築年数が増加しても価格はさほど変わらないということです。
この理由は様々です。
まず、最初のマンションは太田という田舎にも関わらず価格が高いです。これはマンションのすぐ横に有名な学校があることが一番の原因です。
韓国は高校進学の際に区域制を採用していますので、良い大学に入るためには進学率の高い高校に入学する必要があります。そのため、親が無理をしてでも進学率の高い高校がある区域に住居を持とうとします。韓国の教育に関心のある方は以下のURLを参照してください。
韓国の学校教育制度等(文部科学省HP)
2番目と3番目の物件は、最初の物件よりは都会にあるのですが、さすがに古すぎることと、イマイチ進学には適していない区域だったことが価格に影響しているものと思われます。
4番目は韓国政府の第二庁舎があるところで、新興住宅街です。おそらく、家主や不動産屋がひと儲けを企んでいるため、価格を釣り上げていると思われます。
なお、この庁舎が出来たときに、ソウルからの移動を嫌がる公務員のために、補助金を出すことが決まりました。ソウルの住宅を処分し、世宗市に移れということです。ところが、ほとんどの公務員はソウルの家を引き払わず、世宗市の家を購入し賃貸住宅として貸し出しています。これはかなり問題になりました。
世宗市は今もマンションの建築が進んでおり、建築作業員用として賃貸住宅は需要があります。実際、小生の下の階は男性3人が共同生活をしていました。毎朝、○○建築と名前の入った作業着で出勤してました。
現在住んでいる5番目が妥当な線かも知れません。ただ、現在の住居は正式にはマンションではなくオフィステルという名前で、1階と2階が事務所や食堂等になっています。一般的なマンションに比べると、壁も薄く天井も高いため、夏は暑く冬は寒いということが分かりました。
冷暖房
韓国の暖房と言えば「オンドル」です。
基本的には温水を床下に張り巡らせて温める所謂床暖房です。最近は電気式オンドルもあります。小生が韓国に来た頃はオンドルのコントローラがひとつしかなく、各部屋の温度調節はシンクの下にある温水管のバルブを絞って調整していました。
オンドルへの給湯は何種類かあり、一つはマンションに設置されたボイラーで温水を供給する方法と、もうひとつはごみ焼却場等の排熱を利用する方法です。
排熱を利用する方法は送水管が地下を通って各マンションに供給されますが、送水管の老朽化が激しく、冬場などは送水管の近くで雪が解け、それが再度凍るので非常に危険です。また昨年はこの送水管が破裂し、熱湯を浴びた住民が死亡する事故が起きました。
次に冷房ですが、韓国では各部屋に冷房を設置するといった方式は少ないです。リビングに大きなタワー型のエアコン(クーラー)を設置して、それで全ての部屋を冷やします。
家の広さが40㎡だろうが120㎡だろうが一台です。従って、各部屋の扉は開けっ放しになります。非常に非効率的であり、光熱費も嵩むのですが、韓国は電気料金が安いので、夏場の冷房よりは冬場の暖房の方が料金は高くなります。
古いタイプのマンションでは室外機の設置場所はベランダになります。しかし、ベランダの外側にもガラス扉があるので、冷房を使う時はその扉を開けなくてはなりません。開けっ放しにすると、微細粉塵でベランダが真っ黒になります。
違法ですが、ベランダの外に室外機を吊るす事もしています。小生も古いマンションではそのようにしていましたが、設置する時はヒヤヒヤでした(16階)。何度か落下事故も発生していると聞いています。
新しいマンションでは室外機専用スペースがあります(当然1台分)。ところが、設計が悪く排熱が上手く出来ないため、冷房が利かくなり最終的にエアコンが故障します。
鍵
韓国ではマンションのカギは持ち歩きません。ほとんどが電子ロックになっており、表の入り口と自室は暗証番号で開けることができます。電子ロック専用の解除用の電子キーもあり、金属のカギはほぼありません。
あるとき、電子ロックが故障したことがありました。
前から調子が悪いと思っていたので、電池を取り換えて使用していたのですが、全く受け付けなくなりました。管理人室に行って対処してもらったのですが、電子ロック自体が故障しているのでどうしようもありません。それでも、扉の前で1時間ほど粘っていると、どうにかロックが解除されました。
翌日業者を呼ぶと、原因は電子ロック内の基板の故障(タッチ式キーボードの接触不良)でした。電子ロックを一式交換し終えた後、業者に「よくある事なのか?」と聞くと、業者は笑ったまま何も答えませんでした。
単なる電池切れの場合は、角型電池を買ってくれば開けることはできますが、本体の故障の場合はどうすることもできません。小生の場合はある程度韓国語でやり取りできるのでどうにかなりましたが、韓国に来た直後にこのようなトラブルに巻き込まれると、本当にパニックになります。
小生も韓国に来てすぐにそのような事がありましたが、それについては追々書かせていただきます。
最後に
韓国はマンションがほとんどなので、住民同士のトラブルも結構あります。
最近のマンションは防音が何処されており、さほど気にならなくなりましたが、古いタイプでは上の階の音がまる聞こえです。特に小さな子供がいると大変で、夜中からピアノの練習をしたり、縄跳びの練習をしたりでたまりません。一度、張り紙をしに行ったことがあります。
夫婦げんかも大声で叫びながらするので、非常に迷惑です。
他人に配慮しない韓国らしい文化と言えばそれまでなのですが、もう少し考えてくれないと、日本人には耐えられないです。
駄文にて失礼します。
(了)
読後感
いかがでしょうか?
いつもながらすっきりと、しかしグイグイ引き込まれる文章であり、あまり余計な感想を付け足すのはいかがなものかと思いますが、それでもあえて2つほどコメントをさせていただきたいと思います。
1つ目は、「3階をハリボテで作った家」という下りです。
以前、インターネットのどこかのサイトで、北朝鮮の建物が見事にハリボテばかりではないか、といったことが話題になっていたのですが(※この点については真偽不詳です)、ハリボテで階数を嵩増しするのも面白い発想だと思います。
(※ただし、似たような話はわが国の名古屋市でもあったようですが…)
河合塾名駅校の隣のビルが解体されて、高さを詐欺ってたのが露わになってしまった話おもろすぎやろ… pic.twitter.com/Fm1xgMNik3
— 半蔵 (@hanzou_400) April 1, 2019
2つ目は、韓国語がわからない段階でトラブルに巻き込まれてしまった場合にどうなるのか、という下りです。韓国在住日本人様は「おいおい明らかにする」とおっしゃっていますが、個人的には今すぐにでも知りたい(笑)という気持ちでいっぱいです。
いずれにせよ、毎度のことながら、本当に「肌感覚」で知る韓国に関する情報を教えてくださる韓国在住日本人様には、心の底から感謝申し上げる次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
南朝鮮の住民トラブルというと思い出すのは報復スピーカーですね(笑
まだやってるんでしょうか?
韓国に住まずにすんでいることに幸せを感じる記事でした。
建物の階数を高くするのは、狭い土地の使用効率を上げるためですよね。
私はマンション暮らしだからかもしれませんが、平屋のほうがよっぽど贅沢だと思います。
競う基準は目に見えるもの、ということでしょうか。
新聞テレビ雑誌でブームを起こせば、なんでもすぐ引っ掛かりそうですね。
韓国在住日本人さま
日本のマンションと比べて、面積が広い気がします。
壁の厚さや天井や梁など、構造的な違いが有れば知りたかったです。
後は、すごく狭い地下室があって、水害が有れば間違い無く死者が出る話しとか、キッチンに便器の有る部屋とか、非常口の外に階段が無くて、落下して死者が出る話しや、
新築で雨漏りする高級マンションや、傾いているマンションの話を聞きたかったです。
まあ、そんな所に、住むわけはありませんわね。
だんな様の仰る狭い地下室はコシウォンですかね。
コシ=考試=公務員試験+ウォン=院 で受験のための安仮宿が由来だそうで、現在は格安低所得者向け物件だとか。
通り沿いの半地下に窓だけ出ているものなどは当然水没するそうです。
そして確認のためにググったら日本の業者が留学用に薦めていたり(居住性安全性は最悪と書いてはいますが)一昔前の改行たっぷりブログで紹介していたり……ちと問題があるような。
韓国では安全係数を極限に低く設定することがコストカットの常識であり、それによって上辺が発展し全体を構築された社会である、と上記知識を得た他所で何度も読みました。
セウォル号事件はただそれが大きく表れただけであり、この姿勢を変えない限り第2第3のセウォル号事件が何度でも起きると。コシウォンもドンキ式火災逃げ遅れや台風で水死等……
そしてwebで得た知識に加えて生のご報告に触れる(まぁこれもwebではありますが)と事故や事故のおそれがある事象が本当に多いのだなと実感してしまいます。
韓国在住日本人様は良いお宅にお住まいでしょうからコシウォンやオンドゥル破裂はともかく、どうかお気を付けください。ハインリッヒの300の上に建ち29が頻発する国ではどこで頂点の大事故に巻き込まれるかわかりませんから。
韓国在住日本人様
いつも面白い話をありがとうございます。韓国らしい生活臭がプンプンしてて、在住さんのお話はいつも一気に読めます。また二度見、三度見もします(笑)。
韓国はマンション社会というのは聞いてました。土地が狭いからか、集合住宅の方がコスト的に安いからでしょうか。
それにしてもマンションは中古でも価格が高いですね。ご存知でしょうが、超都市圏は別にして、日本は中古は相場がかなり下がりますヨ。新築が人気あります。
駅まで遠い、都心から遠い、工場の喧騒、異臭がする、とか条件が悪くなりますけど、最新設備の新築が良い人が多いですね。それと韓国よりマンションは狭い。60.0平米〜85.0平米が主流と思います。100.0平米超えるなら、戸建にする方が多いでしょう。
3階建てに見える個人住宅(笑)って。やはり見栄張りですね〜(笑)。耐震大丈夫ですかあ。北朝鮮の平壌には舞台に貼るような、ハリボテ級「超薄っぺら高層ビル」も雑誌等で見ました。
案内係兼監視が、訪北客が近づくのを制止するそうです(笑)。見るだけだ!近づくなッ。と偉そうに説明するとか。奥行き1.8mしかないし(笑)スケルトンかハリボテか。
私もマンション住まいですが、上下左右の物音は聞こえません。左、上の2軒は全くしないので、住んでいないと思ったぐらいです。という事で今のところマンションライフは快適です(笑)。
更新お疲れです。
何部屋あるのか分かりませんが、一台のタワー型エアコンで全部屋を冷やすという発想がホント非効率に思えてなりません。。。
セントラルのダクト式(集中管理)はアメリカでも欧州でも一般的ですよ。
むしろ個別に内外置いているとこの方が少ないようです。最近は増えてるみたいですが。
まぁお話拝見する限りだと、ダクト使わずに、単に各部屋開放して冷やしてるかのような書かれ方をされていますし、それだと非効率というかそもそも他の部屋がほとんど冷えないのでは?と思いますね。
未開文化圏の人が見様見真似で機械を使ってる、そんな印象を受けます。
確かに、冷気の排出口が複数あって、冷やしたい部屋の排出口を開けて冷やす、なら効率的に感じますね。
ただ、韓国の場合は出入り口を開けて冷やすだから、、、
言ってみれば、冷蔵庫を開けて部屋を冷やす方式。前衛というかラディカルですよね。
韓国在住日本人 様
>リビングに大きなタワー型のエアコン(クーラー)を設置して、それで全ての部屋を冷やします。
日本にも室外機と本体の数が〔1対N〕になってる「セントラル方式」の空調があるのですが、流石に本体が1台のみとの発想は無かったです。驚きました。
日本では機器の省エネ化が進み、セントラル方式は使い勝手を優先して各部屋ごとの空調に転換されています。
*16階での重量物の吊り下げには、恐怖を感じます。
*次回の掲載も楽しみにしてます。
*****
北朝鮮の薄っぺらな高層ビル群は、グーグルアースの衛星写真で確認できるみたいですね。
平壌のメイン通りをズームアップすると建物の配置までは判るのですが・・。窓ガラスは入ってるのでしょうか?
韓国在住日本人さん、興味深いナマの韓国事情を伝えて下さってありがとうございます。
また、ソウル周辺や釜山に住む日本人は少なくないですが、
太田や「世宗新首都」に住んだ人は少ないので、その点も貴重な御経験だと思います
韓国の集合住宅はトラブルが多そうだなあ(騒音など)と感じましたが、
>韓国ではマンションのカギは持ち歩きません。ほとんどが電子ロックになっており、
これも大概だなあと思いました。「韓国では自分の部屋に入る事さえ確実な事ではない」
という事になりますからねえ・・
>なお、この庁舎が出来たときに、ソウルからの移動を嫌がる公務員のために、補助金を出すことが決まりました。ソウルの住宅を処分し、世宗市に移れということです。ところが、ほとんどの公務員はソウルの家を引き払わず、世宗市の家を購入し賃貸住宅として貸し出しています。これはかなり問題になりました。
これは日本にも通じる話です。省庁の地方移転が進まないのもこれです。
日本と朝鮮の歴史や文化は全く違いますが、同時に東アジア共通の似ている点もあります
例えば科挙を元とする学歴信仰や、都鄙意識(中央信仰)です
日中韓には大きな違いもあり、同時に似ている点も地理的歴史的原因から多いです
私論として、現在の東京一極集中・首都圏過密の問題は、「世宗市」の様に新首都、
或いは行政特化都市を新設するしか無いと思っていますが、
世宗市計画が進まないのは、日本と同じ都鄙意識のせいなんだろうなと思います
国土が狭い為もあり都鄙意識が強烈な韓国(朝鮮)よりは、日本はマシだとは思いますが、
比較的にマシなだけというものだとも思います
本文から逸れた事を論じてしまって申し訳ないです
更新、ありがとうございます。
韓国在住日本人様は、最後まで韓国で粘る気合いがありそうです…
決心がおありのようなので、こちらからは心配の言葉をかけることも迷惑でしょう。
韓国の住環境ですが、まず壁が薄い。下世話な話しですが、日本の風俗店も壁が薄い…(笑)
建て付けのルーズさは、日本とは別格…
そして、何故かトイレがキッチンに併設…
(今はそんな住居が減って来ているものと思いたい…)
朝鮮人とウ●コの関わりは、かなり濃密…(笑)
それも古来から…(笑)
そして有名な話しですが、公衆トイレではウ●コがついたペーパーがトイレ脇に山積み…
こんな有り様では、個人宅も相当なものなのでしょうね…
他人に配慮しない韓国らしい文化・・・これは韓国に限った話ではないと思いますねぇ。日本以外のほとんどの国では他人への配慮なんて考えていない人が多いような気がします。外地にいると日本人の他人への配慮が度が過ぎているような錯覚に陥ります。
ただし今いる国では電車内などでさっきまで周囲に何の配慮もなくテキトーにふるまっていたにもかかわらずお年寄りや妊婦さんが視界に入るなり即座に席を自然に譲る行為をする人が多々います。一気に3つも席が空いたときにはこれも何か一つの文化なんだろうなぁと思いました。
日本の建物の名誉のためにw
あのスペースは「高架水槽」を置くための場所ではないかと思います。
今はポンプの性能が良くなって、「下の水槽からポンプで加圧給水する」方式や、「水道管から来る水を直接増圧給水する」方式が主流になっています。
超高層を除けば最近はあまり見かけませんが、『ポンプが圧力を上手に制御しきれなかった時代』に、屋上の一段高い位置に水槽を置いて、重力で給水していました。
高架水槽の周りは大概、壁で囲ってあります。
壁を作る必然性があり、建物との統一性を考慮したデザインとしたと思われます。
見栄はあったけど、見栄だけでやったことではない....まぁ、見栄は大きいかw
二階建ての家で、高架水槽が必要という事は、断水等が頻発する地域なんでしょうか?
話飛びますが、、、
セントラル方式は、欧米では掃除機なんかでもやってます。ホースとその先だけ持ち歩けば良いので楽です。
高層住宅を増やすと、コンパクトシティーになり、地方自治体とすれば、インフラコストが安上がり。
日本はコンパクトシティー化が非常に遅れているので、地方自治体の中には既存インフラの保守費さえ満足に捻出できない所も少なくない。
高架水槽は「河合塾名駅校の隣のビル」の話でして、誤解させてしまったのならごめんなさい。少々言葉足らずでした。
戸建て住宅で高架水槽というのは、おっしゃられる通り「断水頻発地区」でしょう。かつての沖縄本島がそうでした。
かの国の給水事情は分かりませんが、『非常時に備えて設備に金をかける』可能性は非常に低いと思われますので、ハリボテでしょうねw
コンパクトシティーはインフラだけでなく、『免許を返納したら生活が成り立たない高齢者』などにもつながる問題だと思います。平成27年3月「 コンパクトシティの形成に向けて-国土交通省」が出ていました。好奇心の刺激をありがとうございます。
もし「高架水槽」だとすれば、凍結対策が必要になります。小生が経験した最低気温は氷点下17℃です。そこに断熱なしに水を溜めれば、かなりの確率で氷結すると思います。一度凍結すると溶けるまでには何日もかかるので、あまり実用的ではありません。
沖縄の場合は1971年に水源地のPCP(PCBではありません。Pentachlorophenol)汚染があり、本島南部一帯が一月ほど水道が使えなくなりました。その後高架水槽の設置が増えたような気がします。
また、その頃は福地ダム(1974年完成の沖縄最大のダム)が建設中であり、井戸も年々少なくなっており、渇水対策のため高架水槽が必要となっていました。
沖縄の場合は凍結対策が必要ないので、このような高架水槽が普及しました。
駄文にて失礼します。
今回も楽しく拝見いたしました。
>強度などほぼ無視していると思われ、強風や地震の時は非常に危険です。
>送水管が破裂し、熱湯を浴びた住民が死亡する事故が起きました。
>電子ロックが故障したことがありました。
>何度か落下事故も発生していると聞いています。
>住民同士のトラブルも結構あります。
いわゆる「常に危険と隣り合わせ」ですね。お気をつけ下さい。
>微細粉塵でベランダが真っ黒になります。
これは自動車の排気ガスですか? もしかして これがPM2.5の原因ではないでしょうか。(中国に喧嘩売っていますが、、) そろそろ その季節が到来します。
御存知かもしれませんが、日本気象協会のHPです。中にPM2.5の分布予測があります。
https://tenki.jp/pm25/
半島内で普通に発生してます(笑)。 ソウルやピョンヤン周辺でしょうか。 放射線測定結果も期待しております。
韓国在住日本人 さま
毎回、想像通りの半島人生態をご披露いただき、ありがとうございます。
通常だと、「予想の斜め上」と書くべきところですが、最近では、「やっぱり」と思って驚かなくなっております。
当方に、相当の免疫ができてきたのでしょう。
韓国は日本の30年前位と比較した方が理解できるかもしれません。30年では足りないかもしれませんが。そもそも日本にもまがい物は多かった。給食のイチゴ風味のジャムとか。しかしそれは豊かにしたいと言う正常な欲から始まっており、本物を手に入れられるようになったらその役目は終わる一過性ものだったのですがね。
楽韓さんに丁度記事が載りました。
日本人の常識では受け入れることが不可能な間取りかと
http://rakukan.net/article/471136114.html
2のキッチンで作ったカレーは食いたくないっすわ~。
①仕切りはシャワーカーテンを使えばいいんだろうけど、シャワースペースが傾斜天井だから目線の高さを便座に近づける必要がある。
②便器を残飯処理専用とするのなら便利かもしれない。けれども客は呼べない。
③〔水を跳ね返すと前置きして〕防水仕様のマットと浴槽に添加する防カビ剤の調達が必要かも。〔君は生き延びることができるか?・・。〕
どの事例もセンターコア〔設備の集中配置〕に特化した金儲け主義の具現化ですね。
衛生面に配慮した建築基準とか存在しないのでしょうか?
建築確認なんかないんでしょうか?
>屋根の上に壁を作って、正面から見たらあたかも3階建てに見えるようにしてあるのです
懐かしいなあ。
日本でも戦後しばらくはこの手の建物がありました。東京五輪や大阪万博の頃までは残っていたものです。
近所の店舗が鉄筋コンクリートのビルになっていくと、木造瓦葺きはみすぼらしいように思い、全面だけ「ビル風」に壁を造ったものです。
こういうのを業界用語で「看板建築」と言うそうです(笑)。