内閣支持率50%超と「れいわ新選組」の躍進の意味

共同通信などのメディアが公表した世論調査によると、「れいわ新選組」などの新興政党に対する支持率が既存野党に対する支持率に迫る一方、同じく共同通信は安倍政権の8月の支持率が50%を超えたと報じました。少ないデータで断定することは尚早ですが、あえて独断と偏見で申し上げるならば、2009年8月の政権交代から10年が経過するなかで、有権者の間で「民主党不信」と「マスコミ不信」が根強く残っている証拠ではないかと思えてならないのです。

「れいわ新選組」の支持が躍進?

共同通信にこんな記事が出ていました。

れいわが倍増、政党支持率/共産に並ぶ4.3%付(2019/8/19 01:30付 共同通信より)

これによると、共同通信の政党支持率調査で、次のことが判明したとしています。

  • れいわ新選組の政党支持率が4.3%(7月と比べ2.1%ポイント増加)
  • 野党第1党の立憲民主党に次ぐ支持率で、共産党に並んだ
  • 若年層の支持率が高かった
  • 「NHKから国民を守る党」の支持率も1.3%(7月と比べ0.3%ポイント増加)

といっても、リンク先の共同通信の記事だと短すぎ、調査対象(母集団)、調査実施時期、他党(自民、立民、公明、共産など)の支持率、といった重要な情報が一切掲載されていないため、これをもってすべてを判断することは難しいと思います。

しかし、いかにメディアが落ちぶれているにせよ、さすがに世論調査でウソをつくとは思いませんし、世論調査は各社によって若干の色が付くのですが、実際に「れいわ新選組」(と「N国党」)がことし7月の参院選で議席を獲得したことも事実です。

さらに、共同通信ほど極端ではないにせよ、「れいわ新選組」やN国党の支持率が堅調であるというのは、他のメディアの調査とも整合しています。ためしに時事通信の8月の世論調査結果についても確認しておきましょう。

  • 自民…28.0%(+4.4)
  • 立民…5.8%(+1.9)
  • 国民…0.6%(±0)
  • 公明…4.1%(±0)
  • 維新…2.2%(+0.4)
  • 共産…2.1%(▲0.5)
  • 社民…0.4%(+0.1)
  • れいわ…1.0%
  • N国…0.4%

(【出所】時事通信。カッコ内は7月からの増減。ただし、リンク先記事は閲覧時点によって毎月どんどんとデータが書き変わってしまいますのでご注意ください)。

これを見ると、「れいわ新選組」やN国党に対する支持率が既存政党のそれに迫っていることがわかります。「れいわ新選組」の1.0%といえば、かつては立憲民主党と最大野党の地位を巡って争った国民民主党のそれを上回ってしまっていますし、N国の0.4%というのも社民党のそれと並んでいます。

政権交代選挙から10年の節目

では、なぜこの手の政党が高い支持率を獲得しているのでしょうか。

ここで思い出すのは、今年は自民党から民主党への政権交代が発生するきっかけとなった2009年8月の衆院選から、ちょうど10年目の節目である、という事実です。

麻生太郎総理率いる自民党が大敗を喫し、鳩山由紀夫代表(当時)が率いる民主党が300を超える議席を得て地滑り的な圧勝を収めました(ただし、鳩山政権発足は翌・9月のことです)。

けっきょく、民主党政権は3年3ヵ月続いたのですが、その政権が国民からどう評価されたのかの答えは、もう出ていると思います。というのも、2012年12月の衆院選以降、6回連続して大型国政選挙で旧民主党系の勢力は獲得議席数が自民党に完敗し続けています(図表)。

図表 2012年12月以降の大型国政選挙
時点改選数と自民獲得議席民主党系の獲得議席
2012年12月16日衆院選480議席中294議席57議席(民主)
2013年7月21日参院選121議席中65議席17議席(民主)
2014年12月14日衆院選475議席中291議席73議席(民主)
2016年7月10日参院選121議席中55議席32議席(民進)
2017年10月22日衆院選465議席中284議席55議席(立憲民主)
2019年7月21日参院選124議席中57議席17議席(立憲民主)

(【出所】著者調べ)

もちろん、現実には民主党が四分五裂し、とくに2017年10月の総選挙では「希望の党」や無所属などで旧民主党出身の政治家が当選していたりもしますが、民主党とその後継政党(民進党や立憲民主党)の獲得議席数が1度も自民党のそれを上回っていないという事実が重要です。

今後の各政党の議席動向について、現時点で予断を持って軽々に述べることは不適切かもしれませんが、あえて独断と偏見で申し上げるならば、自民党という最強の与党の1強体制は当分続く一方、「最大野党」は一進一退を繰り返しつつ、徐々に勢力を弱めていくような気がしてなりません。

内閣支持率は50.3%!

さて、各社の世論調査を見る限りでは、「れいわ新選組」やN国が順調に支持を伸ばしていることは間違いなさそうなのですが、肝心の安倍政権に対する支持率はどうなのでしょうか。

内閣支持率は50.3%(2019/8/18 16:42付 共同通信より)

共同通信によると、安倍政権に対する内閣支持率は50.3%(!)で、前回調査の48.6%から1.7ポイント上昇したそうです(不支持率は34.6%)。

本来ならば、内閣支持率についても各社を並べてトレンドで判断すべきであり、共同通信のこの記事だけをもって「安倍政権は安泰」と見るのは早計ですが、それでも2012年に発足した安倍政権が7年目にしてこの支持率を誇っているという事実は無視できません。

なぜか知りませんが、お隣の国では「NO安倍」運動が生じる(『NOジャパンからNO安倍へ?』参照)など、「韓日の市民(※)」が連帯し、一生懸命に安倍政権退陣運動をしているにも関わらず、肝心のわが国では安倍政権が倒れる気配は一向にない、ということでしょう。

NOジャパンからNO安倍へ?

(※「国民」ではなく「市民」である点が1つのポイントだと思いますが…。)

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、一部メディアを除けば、各種世論調査では一様に安倍政権に対する支持率が堅調であることに加え、旧民主党のなれの果てである各政党(とくに立憲民主党と国民民主党)については支持率、獲得議席がいずれも低迷しているという事実は、なかなか興味深い現象です。

とくに先月は、参院選の期間であったにも関わらず、投票率も振るわず、選挙戦も盛り上がりに欠けた気がしますが、それでも自民党は前回より議席を減らしたとはいえ、安倍政権が設定した勝敗ラインを上回りました。

これらの状況を踏まえて、やや大雑把な感想を申し上げるならば、これまでマスコミ各社は民主党(やその残骸の政党)を一生懸命に後押ししようとしてきましたし、安倍政権のやることなすことにケチを付けようとしていたものの、有権者側がメディアの世論誘導に乗らなくなっているのではないかと思います。

結局のところ、自民党支持層・内閣支持層が岩盤のごとく堅調に存在する一方、野党支持層は「れいわ新選組」やN国党などの新興政党に流れることで、野党同士が支持率を食い合っている、というのが、現在の状況なのかもしれません。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 韓国在住日本人 より:

     しばしの休暇を終え、先日また韓国に戻りました。日本は台風と酷暑で大変でしたが、のんびりと過ごさせていただきました。

     韓国は気温がかなり下がり、今朝の気温は21℃とかなり過ごしやすくなってきました。

     さて、入手した放射線測定器ですぐにあっちこっちを測っていますが、日本よりは若干高いくらいで大きくな違いはありません。測定値を記します(単位はµSv/h)。

     小生宅(大阪府内):0.05~0.12
     関西空港:0.05~0.10
     仁川国際空港:0.08~0.16
     韓国小生宅近所:0.10~0.28
     会社:0.08~0.18

     入手した測定器が家庭用であるためあまり精度は期待できません(±20%)

     とりあえず、空港での没収もなく持ち込むことが出来ましたので、健康管理を兼ねてあっちこっち歩いてみようと思います。

     駄文にて失礼します。

    1. 匿名 より:

      また続報をおまちしております。

    2. つくし より:

      お、いよいよですね楽しみにしています。

    3. ただのオヤジ より:

      韓国在住日本人様
      お待ちしておりました。韓国国内の現在の状況とか、なにか変わった点とか。無理がない範囲で書きこんでくれたらうれしいです。

    4. 椿三十郎 より:

      韓国在住日本人殿

      道路、公園など土やアスファルト、街路樹、またビルの屋上などを危惧しております。
      ご自愛ください。

      ところで、告げ口外交団がEUで活動しているはずですが、戦果を発表するはずの韓国メディアが沈黙してますね。また、韓国発の香港情報はほとんどありません。やはり自国の都合のみなんでしょうね。

  2. ポプラン より:

    韓国在住日本人様
    ご苦労様です。目標達成を記念いたします。
    れいわ新鮮組ですが、ボヘミアの伍長殿を見ているような気がするのです。
    長期に政権維持した自民党に対する漠然とした不満が民主党政権を押し上げたように自民党にたいして不満を抱く人々は移り気に感情移入できる政党を求めていると思います。その人々をひきつけ利用するため、また攻撃された際の弾除けに障害者を利用する。山本太郎氏はボヘミアの伍長殿とは障害者に対する態度が反対なように見えて実は同じように利用しているだけなのではないか。
    まさかと思われたナチスによる政権奪取のようなことが起きないようにするため、投票行動を十分に考えて行わなければならないと思います。

    1. ポプラン より:

      自己レスです、
      記念→祈念でした。

  3. 自転車の修理ばかりしている より:

    安倍政権の支持率が5割超えという点について、ジム・ロジャース氏の意見を聞いてみたいものです。「安倍は政治的災害」でしたよね?
    「I am nit ABE」「No ABE」界隈の皆さんは、どう説明するのでしょう。国民のレベルが低い?政府が真実を隠している?マスコミの偏向が足りない?

    実際のところ、この支持率の最大の貢献者は文金両氏でしょうね…

  4. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    自由民主党の支持率、安倍総理の支持率が上がるのは良い傾向と思いますが、「れいわ新選組」というのが、結構支持を集めたようですね。参議院選挙では2議席取れたし。社民党、日本共産党、聞いてるか?(笑)。

    しかし、ここの読者の皆様には叱られるのを覚悟で言うと、「れいわ」は何となく胡散臭さを感じてます。代表の山本太郎氏の発言もそうで、改憲に反対と。党名自体、自分が昔出てたテレビ番組から拝借したんじゃないですか?

    それに当選した2人はALSと脳性麻痺という重度障害者です。今は判断力も気力も充実しているでしょうが、6年間本当に活動出来るんでしょうか。

    前例の無い介助人を国会に入れる事を許可したり、椅子スペースも拡大し、賛否のボタンも本人の代わりに介助人が押すらしい。

    重病人は選ぶなと言ってる訳ではありません。でも、障害者以外の重病人なら、立候補もしないのが普通ではないかと。末期ガンの方が出馬しますかね。重病なら厳しい日程の議員活動など、不可能です。

    私も普段、障害者の方と接する機会は多いですが、基本、喋っている事と行動は繋がらないケースが多いです。それを理解して助けてあげるのが介助の役目です。

    また、サーモスタットのように判断力、理解力も今繋がっていても、温度が上がると切れる(意識が無くなる、飛ぶ、違う事を言い出す)こともあります。

    これらの点を勘案し、弱者である2人を山本太郎氏がわざと自分より上位にランクさせ、あわよくば3人当選を狙ったのではないかと、穿った見方をしています。

    障害者の方が活躍出来れば、それに越したことはないですが、山本太郎氏という方のお考えは、別の方にも向いてる気がします。

    1. 阿野煮鱒 より:

      山本太郎は保守層の受け皿にはなり得ない人物ですね。反原発ですし、園遊会で天皇(現上皇)陛下に書簡を手渡しした前科があります。存在価値は、サヨク支持層の票を分散させることくらいでしょう。

      重度障碍者を国会議員に選ぶことの問題点も仰る通りですが、迂闊にそういう事を言うと、差別だ人権侵害だと指さされます。ご本人が自粛しない限り、表だっては誰も止められないでしょうね。

  5. カニ太郎 より:

    れいわ新撰組は怖いですね。
    そこでこのままいったら日本の政界はどんな未来予想図になるのか予想してみました。
    れいわ新撰組の怖いところは消費税減税を歌っているところです。
    れいわ新撰組、経済政策でググるとMMTが出てきます。
    私が大嫌いな近代マネー理論です。
    これを是とする政党は、異次元金融緩和をやります。
    つまり、初期のアベノミクスと同じ政策です。
    この金融緩和を政策で打ち出す政党には、金融界が味方します。
    大企業が味方します。
    それにぶら下がってる御用経済学者が味方します。
    おそらく、まだ確認してませんが、安倍応援団で消費増税に反対していた、芸人系コメンテーターたち、情念某や高橋某や三橋某や長谷川某のようなスポンサー忖度主義系の経済学者はこぞって靡く可能性がああります。
    彼らは節操がないですから。
    安倍政権は今回消費増税を止められませんでした。
    だから、ほぼ100%秋の消費増税で日経平均は2万円を大きく割り込むでしょう。
    更にオリンピック景気の終演と重なって1万9000円位にまで落ちるかも、いやいや米中貿易戦争の激化で1万8000円を割り込むかもしれません。
    だから多くの経済評論家はリーマンショックのあとのように予算削減の煽りを受けて収入が大幅にダウンするでしょう。
    そこで、アベノミクスに代わる財政出動してくれる政党を全力で応援します。
    そこで金融緩和一本足政権だった安倍政権は、アベノミクスを捨てて、外交に活路を見いだします。
    といっても北方領土は安倍さんの力量では無理なので、韓国に的を絞ります。
    政権維持のため対韓国追加経済制裁、対韓国強硬路線宣言、対韓国外交パフォーマンス重点主義に政権支持率を賭ける事にします。
    その作戦は世論の支持を得ます。
    賭けが見事に当たって、安倍政権支持率50%を維持します。
    これに味をしめた安倍政権は、経済が落ち込む度に、困ったときの韓国叩きを始めます。
    今回の「ホワイト国外し」で支持率がアップしたのが忘れられないのでしょう。
    対韓国外交で強気に出れば政権支持率がアップするという、日本では、はじめての現象が起きるわけです。
    お隣の韓国の反日すれば政権支持率が上がるのと同じ構図です。
    こうなれば、しめたものです。
    私も参院選で自民党を応援したかいがあったというものです。
    日本は嫌韓政策、韓国は反日政策、お互い政権維持のためにより過激に対立がエスカレートしていくわけです。
    ここのブログの住民には、大変喜ばしい状況になるということです。
    そして、安倍政権に対抗する軸が、MMT理論によって、無限に借金できるという夢の財政を唱えるれいわ新撰組となるわけです。
    共産党も立憲民主も維新も、存在感はなくなります。
    れいわ新撰組には、緊縮財政で予算を削られそうになった省官庁が一斉になびきます。
    予算にぶら下がって旨い汁を吸ってきた民間マスコミメディアも喜んで後押しします。
    重度障害者の事なんかどうでもよくなります。
    たぶんただの予算獲得の道具、票集めの道具としか思ってなかったことが徐々に世間に暴かれるのでしょう。
    酷い世の中になるでしょう。
    とまあ、こんな未来予想図が出ました。

    1. 名無Uさん より:

      カニ太郎様へ

      おやおや…
      れいわ新撰組を推さないのですか…
      貴兄はベタ褒めするものと予想していましたが…
      これは『U』を警戒して、れいわを推すのは他のコメント者に任せたのでしょうか?

      ≫れいわ新撰組には、緊縮財政で予算を削られそうになった省官庁が一斉になびきます。

      推さないと見せて、それとなく『れいわ推し!』
      まあ、日本の省官庁がれいわに靡くことはない。(断言)
      ですが、メディアに露出する時には、靡く擬態をとることは十分にありえるところです。(笑)
      ここが、日本のメディアの最大の病理なのですよ。(笑)

      1. カニ太郎 より:

        名無U様へ

        まだ私のことが、よくわかってらっしゃらないようですね。
        国が株価を買い支えるような政府は嫌いなんです。
        チャートが乱れるじゃないですか。

        それでなくても売りの方が得意なのに、暴落が見えてきたところで、日銀に介入されたんじゃやってられません。

        情報が早い機関投資家が得するだけでしょう。そんなの八百長レースです、資本主義の否定ですよ。

        れいわ新撰組が政権とったら、日銀に爆買いされて、真面目にチャート分析してるマネーゲーマーが大迷惑します。

        私のような、短期の暴落で泡銭を、と考えてる民は泣かされること間違いなしです。

        MMTを支持するれいわ新撰組なんて大嫌いです

    2. 泣ける より:

      現自民党政権に任せていけば「大多数の敗者(9割以上)と一部の勝者からなる国」
      が形成されるのは間違いない
      消費税増税・入管法改正に伴う外国人大量受け入れ・新グローバリズムの推進
      (水道法等)は日本国民を貧困化させ国を衰弱死への道に導くだろう

      れいわ新選組が山本太郎氏だけでなく他の参議院選候補者も左派系なのは事実
      ただ、MMTを世に広めつつあるのは功績だと思う

      MMTは危険な社会実験なのかもしれないが今のプライマリーバランスを究極目標
      とする財務省主導の現状を変えるためには仕方ない

  6. 七味 より:

    あたしも政権支持かって聞かれるとビミョーなとこですが、この前の参院選では他の野党よりも良いと思って投票したのです

    ところで、本文の極一部分だけに反応するのですが、
    日本人が「NO安倍」というのは良いと思うのです
    でも外国人である韓国人が言っちゃダメだと思うのです 外国人の運動で政権変わるなんてことは国として認められないことだと思うのです♪
    そういう意味では、彼らは政権を標的にするじゃなくて、日本政府の政策を標的にすべきだったと思うのです

    以下は反応したとこの引用なのです♪
    >なぜか知りませんが、お隣の国では「NO安倍」運動が生じる(『NOジャパンからNO安倍へ?』参照)など、「韓日の市民(※)」が連帯し、一生懸命に安倍政権退陣運動をしているにも関わらず、肝心のわが国では安倍政権が倒れる気配は一向にない、ということでしょう。

  7. birdwhitsle より:

    テレ朝 17~18日 れいわ0.8 共産4.5 N国0.9 自民44.3 立憲10.0
    共同 17~18日 れいわ4.3 共産4.3 N国1.3 自民40.9 立憲10.0
    時事 09~12日 れいわ1.0 共産2.1 N国0.4 自民28.0 立憲5.8
    FNS 03~04日 れいわ1.6 共産3.4 N国1.3 自民37.4 立憲8.7
    JNN 03~04日 れいわ1.3 共産2.9 N国0.8 自民37.4 立憲7.8
    NHK 02~04日 れいわ1.2 共産3.0 N国0.2 自民36.1 立憲7.2

    れいわの「躍進」は今のところ共同通信だけの現象のようですね。

    支持率1%取るだけでも十分すごいという意見もあるかとは思いますが。
    保守票をほとんど切り崩せていない現状では、
    古株の左党が持っていた「左の票」を新顔が奪い取ったに過ぎず、
    それを「躍進」と呼んでいいかどうかは微妙かと思います。

    1. ヒカゲ より:

      旧民主党勢力は左派からも見捨てられつつあるという事です。自民党政権が盤石な理由は、自民党の政策が優れているというより、野党の対案がまともなものがほとんどないからです。結果、野党は政権交代どころか指示率を下げる一方です。そりゃ左派からも見捨てられます。
      実は今の自民党の経済政策は穴がかなりあるんですが、野党はそこを目玉の政策にしません。
      自民党の長期政権を支えてきたのは実質何もしない旧民主党勢力なんですよね。

    2. birdwhitsle より:

      ちょっと追記

      読売調査(※2019年8月23~25日)では
      れいわ0%(前回1) N国 1%(前回0) でした
      0%は「0.5未満」の意味です

      参考までに共産は2%(前回3)
      自民 41%(前回40) 立憲 7%(前回12)でした

      やっぱり「れいわ4.3%」ってのは サンプルが偏ってるんでなければ
      何かのノイズなんじゃないですかね

  8. 匿名 より:

    私は、山本太郎さんを応援しています。そして彼のような若い人がもっと出て欲しいと願っています。

    なぜ彼が多くの支持を得たのか?それは消費減税につきると思います。

    私は、日本国民がなぜ消費税率アップに強固に反対しないのか理解できません。この板の皆様は、そこそこ裕福な方々と察します。しかし、私を含めた年収が300万円そこそこの人間にとって、この消費税というのは本当に堪えます。バス、電車代から食料品まで、生きるための支出にことごとく“罰金”がかかるのですから。しかも教育費、年金も欧州のような政府の助けも少ない。今の若者が結婚をしない、ましてや子供を作る気になれない気持ちは痛いほどよくわかります。今に日本国民はジリ貧になるでしょう。安倍さんなんかが外国に援助の大盤振る舞いをカッコよくできたり、日本人が優秀でいられるのも今だけだと思います。

    山本太郎さんは、まだ未熟な人だと思いますが、そんな国民の気持ちを魂を込めて選挙で訴えていました。この問題を熱く取り上げていたのは彼だけです。

    脱原発の運動も彼は初めは純粋な気持ちでやっていました。それなのに左翼の反政府売国のやつらが彼を利用しました。大江健三郎のような愚か者が元凶です。

    山本太郎さんは、政治家としていろいろ理解が浅いところがありそうですが、根はしっかりしてると思います。彼が貧しい国民を助ける立派な政治家として成長するよう応援したく思っています。

    1. ヒカゲ より:

      私も消費税増税には反対なので、参院選は維新に入れました。維新も消費税増税凍結を公約にかかげてましたので。れいわ新撰組はそもそも選挙区に候補者がいなかったのもありますが、最低時給1500円は無理があります。地方は倒産ラッシュで壊滅的な打撃を受けますよ。お隣の韓国でも最低賃金を無理矢理上げたのもあり不況になっており、失業者や就職できない若者が溢れております。
      実は大盤振る舞いの政策は欧州左派政党も採用する趨勢ではあります。ただ、左派政党はいつも分配の話ばかりで、国全体の経済成長政策に乏しいのが難点です。
      労働者の取り分を多くするだけの政策は、毎年続けていると、経済全体のケーキが小さくなります。企業が小さくなって行くからです。結果的に労働者の取り分が減るんですよね。
      経済成長政策も十分に持った左派政党が出てきても良さそうなもんですが、今のところいないんですよね。

  9. 初心者 より:

    山本太郎と言えば、最近その名前を
    高山正之氏が週刊新潮のコラムに「太郎は逃げた」
    と題して書かれたもので見ました。
    主題の山本太郎の方は放っておいて、津川雅彦氏には改めて惚れ直しました。
    しかし、

    >この話はテレビでも流されたが、続いて語った父、雅彦の話はなぜかどこも流さなかった。

    とあるように、マスコミは一般には流さなかったんですね。
    いわゆる、報道しない自由、ってヤツですかね?

    ※全文が「短足おじさんの一言」というブログに引用されていました。
    http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1669.html

  10. 丸に違い矢 より:

    れいわの人気は、既製野党がナマクラだったからと思って下ります。
    最大野党に成り得るか?と言えば彼等の人員の構成として無理でしょうし、身障者への基金や行政サービスの向上が有れば先ずは口を塞ぐのではないか?と考えるからです。
    それに、れいわの議席が10席ぐらいになった時に、任期中の病状悪化で登場出来ない等の事象が出て来たら有権者の目が覚めるのではないでしょうか?

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