当ウェブサイトは「韓国専門サイト」であるつもりはないのですが、結果的に日々、当ウェブサイトでは韓国関連の報道を紹介してしまっています。その理由は、次々と隣国の自爆的な話題が届いてくるからです。こうなった以上、毒を食らわば皿まで、ではありませんが、当ウェブサイトでも当面は割り切って、取り上げられるだけ韓国の話題を取り上げてみたいと思います。本稿では、3つほど、記事や論考を紹介します。
「事務的な説明会」、5時間以上粘られた!
当ウェブサイト、別に「韓国専門サイト」として運営しているつもりはないのですが、最近、結果的にそうなってしまっています。隣国から出て来る話題が、それだけ豊富過ぎるからです。
昨日も『ウソツキ国家の真骨頂「日本の違反事例こそ徹底調査すべき」』『露骨な写真に思わず苦笑 「協議じゃなくて説明会」』などで、韓国の時事ネタを取り上げていますが、本当に日々、話題を取り上げ続けていないと、それこそ取り残されてしまうという状況にあるのです。
こうしたなか、本稿でもまずはこちらの話題を取り上げておきます。
韓日当局 5時間議論も平行線=輸出規制巡り初会合(2019.07.12 21:08付 聯合ニュース日本語版より)
これは、昨日も紹介した、「経産省の2名の課長がノータイで殺風景な会議室に韓国側の課長2人を出迎えた」という話題の続きであり、記事自体は21時過ぎに公表されたものです。
会議の冒頭1分間だけ、様子が報道陣に公開されたのですが、後ろのホワイトボードにマグネットで「輸出管理に関する事務的説明会」と、手作り感満載のやる気のない紙が貼ってあって、思わず苦笑してしまいます。
日本側の課長2名は先に会議室に入って着席しており、韓国側の課長2名が入室して着席する間も、起立も握手もせず、それどころかただのヒトコトも言葉を発することすらせず、じっと前を見つめているだけなのが不気味です。
マスコミがどうトリミングしようとも、いかに韓国側が「協議だ」と主張しようとも、これを見れば「日本側はこれを『事務的な説明会』と位置付けている」ことと、「日本側は韓国側を歓迎していない」ことがビジュアル的に明らかです。
また、他サイトを含め、一部では「クールビズは日本の官庁の正装であり、欠礼には当たらない」だの、「官庁で民間企業担当者を招くときも会議室でこんな対応をするのが普通だ」だのといった指摘もあるようですが、ポイントは、わざわざこのシーンをメディアに撮影させた、ということにあります。
実際、百の言葉を尽くすより、たった1枚の写真を見せることで、日本政府の韓国に対する空気の冷え込みをうまく伝えることができたのではないでしょうか。
なお、肝心の会議については、韓国側が5時間以上も粘ったのだそうですが、日本側は
「韓国大法院(最高裁)が日本企業に賠償を命じた強制徴用訴訟問題に対する報復措置ではなく、韓国政府の貿易管理に問題があったため輸出規制を強化した」
との説明に終始したもようです。
ワタミさんは引退済みですよ~
次は、当ウェブサイトで火曜日に『悪い冗談?日韓関係破壊した張本人が「突破口を開く」の怪』で紹介した話題の続報です。
韓国国会議長 今月末に日本へ代表団派遣=輸出規制問題で(2019.07.12 16:45付 聯合ニュース日本語版より)
聯合ニュースによると、文喜相(ぶん・きそう)韓国国会議長は12日、各党の代表や専門家7~8人で構成する訪日団を組織し、参院選後の今月末に日本に派遣する方針を明らかにしたのだとか。
ただ、今年5月には、訪日した5人の「韓国の重鎮の国会議員」を、当選1回目で、かつ参議院議員通常選挙に出馬せずに引退することが確定している渡邉美樹・参議院議員が1人で出迎えた、という珍事も発生しています(『韓国の重鎮議員を迎えたのは「ワタミ」さん1人だったが…』参照)。
仮に今回、韓国国会が7~8人からなる訪日団を派遣したとしても、彼らを1人で対応することになるはずの「ワタミ」さんですら、参院選後で引退しているのではないかと思います。
日本の国会側では、いったい誰が彼らを出迎えるのでしょうか?
志位和夫・日本共産党委員長でしょうか?それとも、枝野幸男・立憲民主党代表でしょうか?はたまた社民党でしょうか?
だいいち、文喜相氏は今年2月に天皇陛下(現在の上皇陛下)を「戦犯の息子」だの、「日王」だのと蔑んだうえで「(自称)元慰安婦らに謝罪せよ」と要求したことで、皇室を敬愛する多くの日本国民を傷つけた人物でもあります。
文喜相氏が上皇陛下と日本国民に対して真摯に謝罪しない限り、同氏が国会議長である間は、残念ながら、日本の国会議員の側にとっても、韓国の議員らと会うこと自体が非常に大きなリスクでしょう。
優れた論考を1つ紹介
さて、以前、当ウェブサイトでも次の記事を取り上げたことがあります。
日本に「怪しい国」認定された韓国 文在寅は「受けて立つ」というが、保守派は猛反発(2019/07/09付 デイリー新潮より)
これは、月曜日に公表された論考で、執筆者は日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏です。鈴置氏は経産省が7月1日に発表した『大韓民国向け輸出管理の運用の見直しについて』を巡って、この論考の3ページ目で、こんなことを指摘します。
「経産省は世界の需給状況を見ながら、韓国への素材の供給を調節できるようになったのです。世界のDRAMの需要家から文句が出ないよう、韓国の半導体メーカー2社の生産量をコントロールしつつ、他のメーカーへの注文が増えるよう、誘導すると思われます。」
この下り、私はずっと気に掛かっていました。
というのも、この下りが正しければ、日本がこれからやろうとしていることは、「自称元徴用工問題を巡る日本から韓国に対する報復、あるいは経済制裁」という次元のものではなく、「韓国を経済的に焦土化すること」だからです。
そのことについて、より深く突っ込んだ記事が、昨日、公表されました。
北朝鮮への「横流し疑惑」で、韓国半導体産業の終わりの始まり(2019年7月12日掲載付 デイリー新潮より)
この記事は、良い意味で「期待外れ」です。
というのも、鈴置氏が「単なる韓国専門家だ」と思い込んでいる人にとっては、鈴置氏が産業の実態に非常に明るいことに驚くはずだからです。鈴置氏は、
韓国が得意とする半導体のうち、2大アイテムであるDRAMもNAND型フラッシュメモリーも、現時点では国際的な価格は落ち着いている/7月1日に日本政府が韓国向けのIT素材の輸出管理を強化すると発表したにも関わらず、それ以降も半導体市況に特段の動きは見られない
という事実を挙げたうえで、韓国紙の日本語版や日本の左派系紙がこうした経済の実情を無視し、「大変なことになる」「安倍(晋三総理大臣)が悪い」といった無責任な論調で社説などを執筆していることを批判しているのです。
寸止めと焦土化
今回の論考は、鈴置氏にしてはやや珍しい「米国が裏で韓国の半導体産業を潰している」という「陰謀論」めいたことも紹介されています(※ただし、鈴置氏自身は「米国黒幕論」に確たる証拠があるわけではない、と釘を刺していますが…)。
私自身もこの「米国黒幕論」には合理性があると思います。
いや、べつに米国が黒幕でなかったにせよ、少なくとも日本の今回の措置には、米国の「了解」は得られているであろうと考えて良いと思います。
また、手前味噌ですが、今回の経産省の措置を巡っては当ウェブサイトでは相当早い段階で、「これが経済制裁と呼ぶには緩すぎる」と申し上げて来ました(当ウェブサイトではたとえば、経産省発表に先立って、『フッ酸輸出規制は「経済制裁」としては不十分だが…』という論考を作成しています。)
これに該当する部分として、鈴置氏は日本政府の今回の措置を「『寸止め』の輸出管理強化」と表現。
「中長期的には韓国には、恐ろしい未来が待ち構えていると思います。先ほど「寸止め」と言いました。日本の突き出した剣の切っ先は韓国の喉元で止まっています。韓国が日本に強気に出たりすれば、切っ先は喉に突き刺さるでしょう。」
と、その趣旨を説明されているのですが、このあたりは経産省の輸出規制対象品目が現時点で3品目に過ぎないという点を踏まえるなら、きわめて説得力が高い考察です。
さらには、日米などの「脱・韓国」がこれから本格化するとした場合、米国は韓国から撤収する前に、「焦土化」する、との可能性に言及されています。その下りが、以下です。
「麗澤大学の西岡力・客員教授は米国の安全保障の専門家から「我々がこの半島から撤収する時は、焦土化して引き上げる」と聞かされたそうです。/焦土化とは物理的に燃やしてしまう、ということではなく経済的な資産を破壊する、との意味です。同盟を廃棄した後、つまり中立化した韓国は中国の衛星国となる可能性が極めて高い。」
日米に見捨てられ、経済的に焦土化されて中国の衛星国かなにかに成り果てる。
その前に、準備が整うまでのあいだは、韓国の半導体産業をハード・ランディングさせることなく徐々に衰退させる。
これこそが、日本の経産省の措置の正体ではないか。
私は今回の鈴置論考をこう読んだのですが、これが正しいのかどうかについては、意外と遠くない未来に判明するかもしれません。
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更新ありがとうございます。
この度の経済産業省の「事務的説明会」は、写真一枚で百の言葉よりも雄弁に日本政府の本心を露わに示しました。言葉にしていないのが素晴らしいです。この事態を産経新聞ですら戸惑い気味に報道しています。他は推して知るべし。
お役人様の世界では前例が大きく物を言います。これが前例になったのですから、外務省も迂闊に逆コースを辿れないでしょう。歴史の歯車は確かに回りました。
しばらくは韓国の阿鼻叫喚を鑑賞できそうですが、対岸の火事というわけには行きません。経済難民対策、新アチソンライン対策など、日本がやらなくてはいけないことが沢山あります。韓国をどうにかすることよりも、日本人を目覚めさせることの方が難しいかもしれません。
そうした観点からも、日本政府があくまで安全保障上の問題として動いているのは正しい方針だと思います。それをマスコミが「報復だ、制裁だ」と歪曲するのも頷けます。安全保障問題だと困るのでしょう。
私も、鈴置氏「北朝鮮への「横流し疑惑」で、韓国半導体産業の終わりの始まり」の中で、「産業の実態や変化を調べずに、「大変なことになる」「安倍が悪い」と書くのは無責任極まりないと思います。」とのコメントに、いつもより強いマスコミ批判だなと感じました。
あまりの恣意的な記事に、呆れているようにも思えます。
新宿会計士さんが仰る
>私は今回の鈴置論考をこう読んだのですが、これが正しいのかどうかについては、意外と遠くない未来に判明するかもしれません。
には、まったく同感です。早く結果が知りたい。
以前 りょうちん 様が紹介されていた
http://agora-web.jp/archives/2040232.html
と鈴置先生のコラムを合わせ読むと
中韓の半導体部門まとめて?
まあ、唯一この先生き残れる方策としては、Samsung, SK Hynixが中国のプロジェクトは全部白紙にして、工場をアメリカ本土に作ることでしょうね。
そこまで靴を舐めるような姿勢を見せれば、米国様が日本にも「オイ、ちょっと許してやれw」というご下命が下ることでしょう。
韓国側の説明会で文在寅の隣にはSKグループ会長のチェ・テウォン
SK建設、SKハイニックス[Who Is?]チェ・テウォンSKグループ会長
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12413220259.html
サムスン副会長,日本金融機関の人事なぜ会ったのか
https://ameblo.jp/yukibakda/entry-12493313090.html
三菱UFJフィナンシャル・グループなど
日本の3大銀行をはじめとする金融業界関係者を主に接触
韓国政府が公式に(今回の輸出検査強化の件で)
主催したイベントに参加せず、
日本に行って、金融機関の人たちと接触
サムスンが日本との関係悪化でもっとも気をつけているのは、
実は「(日本関連の)お金」
SKはダムや韓国国内に新工場が建設済、
大宇の様に消えるかも。
今回は通貨危機の以上だろうから、
サムスンはのみ韓国企業でなくなって生き残れるかもしれないです。
先日の本サイトの記事、「史上初?韓国の資金循環統計を解説してみた」
https://shinjukuacc.com/20190712-02/
のコメント欄にある情報を合わせて考えると、サムスン副会長がメガバンと接触した、というのは面白いですね。邦銀の信用保証が今後どれほどシビアな条件になるか探りに来たとか?実質的な経営トップが自ら飛んできた、ということは相当やばいと判断しているのでしょうが(サムスン本体が飛ぶということはないでしょうが、関連企業はあるいは…?)。会合内容についての報道は、韓国メディアでもさすがにぼかしてますね。
しかし、こうした情報が知れ渡るより、彼らが気づかないうちに日本のサポート全停止>焦土 というのを見てみたい気もします。「輸出規制ガー」「日本製品不買!」と騒いでいるうちに、金融の方で命脈を断たれる図。
新宿会計士さんのコメントで
>また、他サイトを含め、一部では「クールビズは日本の官庁の正装であり、欠礼には当たらない」だの、「官庁で民間企業担当者を招くときも会議室でこんな対応をするのが普通だ」だのといった指摘もあるようですが、ポイントは、わざわざこのシーンをメディアに撮影させた、ということにあります。
とあるのですが、いやしくも相手は他国の政府関係者ですから、日本の民間業者の苦情受付窓口じゃあるまいし、本来ならば、スーツ姿で笑顔で立ってお迎えするのがスジですよね。
それを、画像のように仏頂面で対応した、と言うことは、やはりそこにハッキリとした意向があったのは、間違いないでしょう。
ただ、日本の担当者の顔がアップされた時、かすかに含み笑いをこらえているように見えたのは、私の勘違いでしょうか。
笑ってはいけない事務説明会5時間in霞ヶ関
事務「的」説明会ですね。
「的」が入ることで事務レベルという意味ではなく、やっつけ仕事、非生産的な流れ作業といった意味に変わります。あっちにそういう言い回しがあるかどうかは知りませんが、経産省のこの説明会へのスタンスがこの「的」に如実にあらわされてますね。
役所が住民説明会を開く時、事務「的」説明会と銘打つことなど想像できないことを考えれば、事務「的」という言い回しの冷ややかさは半端ではないです。いまのところ、ここを問題視したあっちの記事は見てないですけど。
ペーペー同然の課長クラスを送り込んでくるなんて逆に日本をバカにしていますよ。背広を着ているかどうかなどどうでもいいのです。
課長クラスを要求したのは日本ですよー
韓国側のこの説明会に関する事前の報道の推移を見ると、韓国側は局長級の「協議」にしようと相当ごねたようです
しかし日本側はまったく聞き入れず、「協議はしない」「協議対象ですらない」「説明をするだけならOK」「だから課長級で結構」「あー5人も要らないから。2人で」……そしてこの様に素敵な事務的説明会になったのですw
>>日本政府は輸出管理の国内運用を見直す措置のため、2国間の協議対象にならないとし、今回の会合を「事務的に説明するための場」と位置付け、措置の撤回も否定している。
此処から事務的説明会を相手の要望に応えて開催という至極真っ当な流れですね、詰まり輸出管理規制は日本国内問題であってあなた方がトヤカクいう問題では無いと、チョット半島労働者裁判判決と似てませんか?両者WTOに提訴なんてWTOも受け付けたくないですよね。
>>サムスン電子はメモリーからシステムLSI(大規模集積回路)など、非メモリー分野に経営の重心を移そうとしています、日本の措置はサムスン電子がライバルに育つのを阻止する狙い、と韓国の専門家は見始めたわけです。
この辺が隠れた重要なポイントの様な気がします、極端紫外線(EUV)を利用した最先端の「EUVレジスト」とこの原料に関連した技術の阻止、サムスン副会長銀行回りするのも頷けますね。
>日本の措置はサムスン電子がライバルに育つのを阻止する狙い、と韓国の専門家は見始めたわけです。
某スレの勉強で学びましたが、とっくに日本はその分野ではレースを降りています。
ライバルになりようがないです。
ゴールドラッシュで金を掘るのをやめてスコップを売りつける商売に転身しました。
その高性能スコップ、売る相手は日本が決めると言う事では無いでしょうかね?
非野阿礼様へ
>日本が決めると言う事
そうだと思います。
ゴールドラッシュでも、最も金を儲けたのはスコップを売った人間だと言われていますね(笑)
で、今回もスコップを買いたい人間は台湾や中国にも居る訳ですし、韓国が掘るのを止めるなら日本でももう一回掘ってみるかということになります。
要は買手はいくらでも居ると言う事です。
最近ロシアもスコップを売りたいようですね。
ブログ主様の記事内の以下のリンクが切れてます。
>韓国国会議長 今月末に日本へ代表団派遣=輸出規制問題で(2019.07.12 16:45付 聯合ニュース日本語版より)
内容は
中央日報
7月13日(土)
韓国国会議長「7、8人の国会訪日団を参院選後に派遣」
https://s.japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=255486&servcode=a00§code=a10
と同様とは思いますが...
>文議長は「一部の日本議員も現在の事態に遺憾を表し、解決すべきだという意を伝えてきた」とし「(訪問時期は)遅れることもあるだろうが今月末ごろ」と説明した。日本の参議院選挙(21日)以降ということだ。
一部の議員って誰???
特定野党? 日韓議連?
更新ありがとうございます。
昨日夜遅くに産経系のizaに次のような記事が出ていますね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000591-san-bus_all
(Yahoo!のほうが読みやすいのでリンクはそちらにしました。)
これによると、
>「韓国側の理解が進んでおらず丁寧に説明した」ため、会合の時間が長引いたという。
>会合を通じて韓国側から措置の撤回要請や抗議などはなかったという。
だそうです。
別の記事では、日本側が「北朝鮮への横流しなんて関係ないよ」と述べたようなニュアンスも書いてあったように記憶していますが、その記事が見つかりません。
で、この「説明会」でのやりとりについては、明らかに韓国側の発表と違うわけですが、その違いについても、FNNで今朝早く次のようなニュースが出ています。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190713-00420735-fnn-bus_all
まあ、両国で言ってることが違う場合はアチラの嘘であることが多いわけですが、今回のこの件については、どうも日本側が敢えてスットボケているようにも感じます。
すなわち──
日本としては「応募工問題への報復」や「北朝鮮への横流し防止」として今回の措置を行うわけではないんですから、そんな見当はずれのことで喚かれてましても抗議としては受け止められないわけでございまして、まずは今回の措置の意味をきちんとご理解いただけますよう言葉を尽くしてご説明申し上げるのみでございます。
──てな感じでしょうか。
自己レス。アホでした。
同じ記事の中に次のパラグラフがあったのを見逃していました。
>日本は「不適切な事案」については「第三国への横流しを意味するものではない」と説明した。韓国産業通商資源省は会合後、「北朝鮮をはじめとした第三国への戦略物資の輸出を意味するものではない」と説明されたと明らかにした。
つまり、そういうことなんですよ。
思わず笑ってしまいます。
どこも「横流し」についての話ばかりですが、「核開発」も疑うべきじゃないですか?
前科がありますし。
「不適切な事案」ってかなり広いものをふくみますよね。
なんか、その疑いも出てきているみたいですね。
12日に行われた日韓事務的説明会で日本は「不適切な事案」については「第三国への横流しを意味するものではない」と説明したことについて、「もえるあじあ」では韓国がウラン濃縮をやってるのではないか?と言うコメントもありましたね。
https://www.moeruasia.net/archives/49636301.html
いつもありがとうございます。
今回の措置は南鮮への影響はきわめて大きいものの、日本の行為そのものはごく小さいものと見えます。日本のテロ支援国認定を免れるための行動でしょうが、我々一般には目的地がわかりません。会計士様のおっしゃるように焦土化なのか、どこか着地点を想定しているのか、アメリカは本気で南鮮を切り捨てたのか、それともクーデターのようなことをさせるつもりなのか、防衛線は対馬海峡になるのか、それとも北をてなづけてシナに対抗させるのか。そして台湾が浮上するのか。よく見ていないと気がつけば元の木阿弥もないことではないでしょう。金と女は得意技らしいですしね、
今我々は胸のつかえが取れていい気分ですが、政府にはこうした不愉快な隣人が二度と現れないよう、厳正な対応を望みます。
単なる説明会で本省の課長が2人も出席したことにビックリなのです♪
最初に「本日はお忙しい中、説明会に多数参加いただきありがとうございます」とか挨拶して説明は担当者に任せるものだと思うのです♪
机もくっつけてたけど、離して講義形式にするとか、いっそ経産省の担当者は演題で立って説明とかでないだけ、
わざわざ外国からきた人に専用の説明会までして、ちゃんと配慮してるのです(´∀`)
まぁ、運用が変わるし、「り」地域って新設みたいだから、現場担当者や業者さんへの周知しなきゃいけないし、そのためのチラシとか説明会とかの準備で、担当の方は忙しいのかな?
経産省担当者の対応は冷遇でもなんでもありません。本当に冷遇の意識があれば、経産省担当者は部屋の奥の窓に背を向け、韓国側担当者は入口側に背を向けるように机を配置します。つまり席に上下をつけると思います。さらに机の間を離して隙間を開けるか、隙間に長机を一つ二つ挟むかして彼我の距離を開けることによって心理的な距離感を演出するぐらいはします。ドメスティックな説明にもかかわらず経産省側が通訳をつけているようでもあり、また勤務時間を超えても閉庁時間ぎりぎりまで退席を促していないのを見ても、これを冷遇と評価されては両課長はたまったものではないでしょう。あくまで冷水でもお白湯でもなく常温の水道水をコップに入れたにすぎません。時間不足で多少雑な仕事になったかもしれませんが、官僚としてはごく平均レベルの対応です。この慇懃無礼さを秘めたニュートラルさと、貼紙とクールビズにより今回の説明会があくまでもドメスティックな対応でありWTOでいう「二国間の協議」ではないことを徹底して言質を与えなかったことこそが評価されるべきなのです。
息の長い韓国ウォッチャーほど今回の「冷遇」にホルホルしているところを見ていると、客観的なつもりでも知らないうちに観察対象の思考方法に侵食されていくのだなとゾッとしますが、おそらくこれから先は彼らウォッチャーの想像や既存概念を一瞬で通りすぎるような強力な日本政府の対応が控えていると予想しています。
両課長には今後も最前線で活躍していただかなければならないのですが、やれ「貼紙が粗末だった」「クールビズで対応した」「部屋が粗末だった」「椅子が片付けられていなかった」等と韓国人と同じ感性で浮かれていては却って両課長を追い詰めることにもなりかねません。公務員が対象を差別し公平公正に取り扱わない等ということは決して許されず、対外的にそう取られたのは配慮が足りなかったという批判が上がれば両課長が手落ちを責められる可能性があるからです。今後両課長の仕事をやりやすくしてあげるためにも、「一泡吹かせてやった!」ではなく「それが普通ですけど何か?」とポーカーフェイスを見せることがこの際肝要なのではないかと愚考します。
貴方のおっしゃっていることもわからなくはないんですが、
韓国側は絶対に「冷遇されたわけじゃない」とは受け取らないと思います。日本側も韓国が「冷遇」と受けとることを見越してあえてやっているのでしょう。
日本の韓国ウォッチャーが喜ぼうが喜ぶまいがが大勢に影響はありません。
おっしゃるとおり、経産省が、韓国側が冷遇ととるのは別に構わないと考えていると私も思います。ようは日本側の対応の正当性が担保されておりしっぽを掴ませないだけの根拠が用意できていればよいだけの話です。むしろ韓国側の声闘に巻き込まれることなく、日本側はあくまでドメスティックなルールに基づき平常運転しているだけだという非対称性と心理的な距離感が保たれている状態こそ官僚にとって最も仕事がやりやすいのではないかと考えます。感情を見せると付け込まれる隙を与えるだけです。
報道を元に光景を想像しますが、「この場ではあくまでも法令に基づく取り扱いの変更について説明を行います。貴国の見解や要望をお伺いする場ではなく、また伝言をお預かりすることもできません。」「先程から繰り返し申し上げておりますとおり、説明を聞かれないのであれば現時点をもってただちに説明会を終了します。あとはHP(or資料)を元にご自分で変更点をご確認願います。」「以上で説明を終わります。何かご質問はありますせんか?ないようならこれで説明会を終了します。もしお帰りになった後で何かご不明な点がありましたら担当者までメールいただければ回答します。」と真顔で淡々と詰められた韓国側担当者は、日本が本当にこの取り扱い変更を実施するつもりでいることを悟った瞬間、泡立つような恐怖を覚え動揺したことだろうと想像しています。一方で、5時間の説明の中で通産省の両課長は一度も声を荒げることなくペースを乱されることなく対応したに違いありません。官僚が持つこの冷徹さ、情にほだされることなく対象を突き放して法令を実施する姿勢こそが彼の国に対してもっとも有効な態度であるという認識を広く共有できるのが理想的なのですが、一部のウォッチャーは我知らぬままに既に声闘に巻き込まれているようにも見えて若干危惧しているところです。もちろんそれだけでは大勢に影響がないのもおっしゃるとおりですが、それが変に自粛ムードに結びついてしまい、回りまわって通産省がせっかく用意しているインパクトある次の一手を諦めざるを得なくなってしまったりしたら...と愚考しました。
繰り返しとりとめのない長文で申し訳ありません。