当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』でときどき紹介する、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の最新論考が、昨日、『デイリー新潮』に掲載されました。これは相変わらず優れた論考ですが、それだけではありません。到底見過ごせない下りを発見したのです。それは、「韓国の保守派が日本の経済制裁を国内政争の具として期待している」というふしがある、という指摘です。この仮説からは、裏返しとして、「なぜ日本が現在に至るまで、徴用工判決問題などを巡って韓国側に制裁措置を講じていないのか」という疑問への答えが見えて来ます。
目次
ウェブ評論の醍醐味
当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』は「政治経済評論サイト」と名乗っており、執筆者である私自身は「ウェブ評論家」と名乗っていますが、私自身の本業は学者でもジャーナリストでもありません。たんなるビジネスマン(中小企業経営者)です。
ただ、ビジネスマンという、マスコミ各社や政府、政党などから独立した立場だからこそ、「ビジネス感覚」から自由な発想で政治・経済について論じることができる、という長所のあるのだと思います。
もちろん、私自身は学者ではありませんから、厳密に学問的な意味で政治経済を論じているわけではあありませんし、「独裁や権威主義を深く理解したらアベは独裁者だ」などと述べる人(『「安倍総理は独裁者」と主張する方とツイッターで対話してみた』参照)とは話が通じないのも当然かもしれません。
ただ、逆に、超一流大学の教授の肩書を持ち、何やら難しい学術的な議論を持ち出して一般人を煙に巻くような人たちと違って、私のようなウェブ評論家には「権威」というものがありませんから、多くの方々に納得してウェブ評論を読んで頂くためには、説得力というものが必要です。
そこで、当ウェブサイトが採用したアプローチとは、
- 記事執筆に当たっては「知的好奇心を刺激する話題」を選ぶように心がける
- 一次ソース(客観的事実)と、そこから導かれる分析・予測・感想(主観的意見)を分ける
- 読者コメント欄を開放し、ルールさえ守れば、基本的には誰でも自由にコメントを打ち込める
という議論方式です。
もちろん、「読者の知的好奇心を刺激すること」、「客観的事実と主観的意見を分けること」という点については、100%実践できているわけではありませんが、それでも、これらを目標に掲げること自体は間違っていないと信じています。
そして、「全知全能」ではないウェブ評論家が政治・経済について議論するならば、できる限り自分の主張の論拠を明らかにするのは最低限の義務ですし、読者コメント欄を開放して、読者の皆さまからの忌憚なき意見を募るのは、議論が独善的になることを防ぐためには必須です。
超一流の論評術
鈴置氏に学ぶ「公正で鋭い議論姿勢」
ただ、「客観的事実と主観的意見を分ける」という議論のスタイルについては、べつに私のオリジナルではありません。
というよりも、「客観的に誰でも確認できる情報源をたくさん集めて来て、全体像を把握する」という、一見すると地道な(しかし正確な議論を行うためには欠かせない)議論姿勢をする先達がいたので、当ウェブサイトではその先達のマネをしているに過ぎません。
その優れた「先達」の1人が、日本を代表する韓国観察者である、鈴置高史氏です。
「韓国」について議論する人であれば、誰しも1度は鈴置氏の論考を読んだことがあるのではないかと思うのですが、鈴置氏の凄いところは、やはり、その議論の姿勢の公正さと鋭さにあります。
あくまでも私の主観ですが、インターネット上では「韓国が嫌いだ」と公言する意見(いわゆる「嫌韓」)が増えている気がします。そして、鈴置氏の論考は結果的に「嫌韓」的な思考を有する人たちから絶賛されている部分もあるのですが、私が見たところ、鈴置氏の議論姿勢は「嫌韓」ではありません。
あくまでも客観的な情報(各国政府当局者の発言、ある事実について韓国メディアでどう報じられたか、過去に似たような局面でどの国がどう振る舞ったか、など)をベースに、現在の状況を分析し、そこから少し先の流れを予測していく、というスタイルです。
そして、鈴置氏は感情的な「嫌韓」論に対してはむしろ批判的であるらしく、ときどき、「韓国の失敗を叩いて溜飲を下げる」とうい姿勢を厳しく戒めます。
こうした客観的で公正な議論姿勢こそが、「鈴置説」が多くの人々から信頼される理由であり、私などもこうした議論姿勢をできるだけマネしたいと思っているのです(それが実践できているかどうかは別として)。
複雑な気持ちになる論考
ただ、「鈴置氏の議論が公正で鋭い」からといって、「それを読んで溜飲を下げられる」とは限らない点には、注意が必要です。
昨日、『デイリー新潮』に掲載された次の論考も、その典型例でしょう。
韓国「ウォン急落」で防衛ライン突破間近 文在寅が払わされる反米・反日のツケ(2019年5月14日掲載付 デイリー新潮より)
当ウェブサイトでは最近、某匿名掲示板のネット・スラングである「ワロス曲線」という単語を持ち出して、韓国ウォンの急落について紹介したのですが(『「プチ・ワロス曲線」とやっぱりおかしい韓国の外貨準備高』参照)、鈴置氏の手に係れば、このような記事に仕上がる、という典型例でしょう。
私などは心の中で勝手に鈴置説を「元祖・知的好奇心の塊」と呼んでいるのですが、記事はウェブページで3ページにまたがる長文であるにも関わらず、あっという間に読了でき、最後に納得感と知的好奇心を刺激される感覚が得られるはずです。
ちなみに、「米国は韓国を通貨でお仕置きする(かもしれない)」「ウォンが急落すれば通貨危機につながる(かもしれない)」、といった可能性は、今回のウォン安局面よりもはるか以前、2月1日付の『韓国、輸出急減で通貨危機の足音 日米に見放されたらジ・エンド?』ですでに提示されていました。
その意味で鈴置氏の慧眼には舌を巻くばかりです。
しかし、なぜこれを紹介しようと思ったのかといえば、看過できない下りがあったからです。
その下りは、次のとおりです。
「韓国の通貨危機は国内の権力闘争の武器にもなる。韓国の保守派から「いつ、韓国に対し報復措置をとるのか」と聞かれる日本人が相次ぐ。それも「不安そうに」ではない。「期待感を込めて」である。」
…。
いったいどういう意味でしょうか?
朝鮮半島の伝統は「国内政争に外国を巻き込むこと」
これに触れる前に、私自身、かなり以前から気にしていることを申し上げたいと思います。
歴史を学ぶと、朝鮮半島は「国内の政争に外国勢力を巻き込む」ということを繰り返してきた地域だ、という事実にぶつかるのです。
日本が古代の白村江の戦いから近代の日露戦争に至るまで、経験してきた対外戦争の多くは、朝鮮半島が関わっています。
とくに近世までは、白村江の戦いは唐・新羅連合軍と日本・百済連合軍の戦いだったとされていますが、その後は元・高麗連合軍が日本に攻め込んできた元寇、逆に日本が朝鮮半島に攻め込み李氏朝鮮や明と戦った豊臣秀吉の朝鮮出兵などは、いずれも朝鮮半島や九州などが戦の舞台となっています。
また、日本が鎖国を解除し、開国して明治維新を迎えて以降、初めて経験した本格的な戦争が日清戦争ですが、私はこの戦争の原因が、李氏朝鮮の内部が独立派(親日派)と事大派(親清派)に別れ、それぞれの派閥が日本と清を政争の具に使っていたことにあると考えています。
そして、日本による韓国併合の遠因となった日露戦争などは、清国から独立した「大韓帝国」が自力で国家を運営していく能力を欠いていたがために生じた「要らざる戦争」の典型だったと考えていますが、日本にとって本当に朝鮮半島というのは「鬼門」なのだと思います。
このように、日本の目から見たら、過去の大きな対外戦争はたいていの場合、朝鮮半島が関わっているのですが、これは日本以外の国から見ても同様でしょう。
たとえば、戦後、ソ連の後ろ盾で成立した北朝鮮は、共産化した中国と仲良くしたり、ソ連と仲良くしたりしながら、中ソ両国に対して二股外交を仕掛けて来たと思いますし、一方の韓国も、朝鮮戦争での「大統領自身が敵前逃亡」「後先考えずに敵を深追い」なども、外国を戦場に引きずり込んだものといえます。
最近だと朴槿恵(ぼく・きんけい)前政権下の韓国が米国と中国を両天秤にかけた「二股外交」を繰り広げていたことを思い出します。
米国からしたら、巨額の朝鮮半島駐留経費を負担していながら守ってやっている韓国が、米国の言うことを聞かずに中国に擦り寄り、「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)に出資したり、大統領が軍事パレードに参加したりするのを忌々しく眺めていたのではないでしょうか。
歴史に学ぶ朝鮮半島情勢
保守派が日本の制裁を政争に使う?
以上を踏まえて、先ほどの鈴置説の続きを読んでみましょう。
「日本の報復により韓国経済が混乱に陥れば、それをテコに左派政権を糾弾できる、との計算である。前の朴槿恵(パク・クネ)政権の大統領から大幹部に至るまで牢獄に送られた保守にとって「通貨危機」は最高の反撃材料となる。」
これは、いったいどういう意味でしょうか。
いうまでもなく、日清戦争前夜の「独立派・事大派の争い」のことです。
そもそもの前提として、現在の韓国国内には、「右派(保守派)と左派」がいると考えて差し支えないでしょう。私の文責で右派と左派をざっくりと分けると、
- 右派とは:恐中、反北、親米、用日
- 左派とは:親中、親北、反米、反日
という傾向がありますが(※かならずそうである、という意味ではありませんが)、文在寅(ぶん・ざいいん)大統領自身は左派を支持基盤としており、朴槿恵、李明博(り・めいはく)の前・元大統領は右派を支持基盤としています。
確かにこの前・元大統領は汚職容疑などで拘束されていますし(※李明博元大統領は収賄容疑で約1年間の拘束後、3月に保釈)、保守派としては文在寅政権の「チョンボ」を狙っている、という仮説は、実に説得力があります。
そうであるならば、迂闊に安倍政権が韓国に対して何らかの制裁を課し、韓国経済が大混乱に陥ってしまうと、日本が韓国の大混乱のトリガーを引く、という事態にもつながりかねません。
安倍政権が対韓制裁を見送る理由とは?
さて、以前から当ウェブサイトでは、徴用工判決問題やレーダー照射事件などを巡り、あれだけ韓国からコケにされていながら、なぜか日本政府が毅然とした対抗策を取っていない点を、疑問視して来ました。
とくに、『徴用工判決問題に対する仲裁手続移行の遅れ、なぜ?』でも触れたとおり、日韓請求権協定第3条第2項に基づく「仲裁手続」は、現時点ではストップしている状況にあります。
そして、昨年10月30日の新日鐵住金(現・日本製鉄)に対する大法院(※最高裁に相当)の「徴用工判決」から、そろそろ半年が経過するにも関わらず、日本政府は韓国に対して、何らかの経済制裁措置を講じているわけでもありません。
その理由については、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では以前から、次の2つの仮説を立てています。
- ①日本企業などに韓国リスクを周知徹底するため
- ②制裁に積極的な首相官邸と消極的な官僚が綱引きをしているため
これについては以前から、「個人的には可能性が高いのは①の方だと考えている一方、②の可能性についても警戒は必要だと思う」、と申し上げて来ましたが、ここでもう1つの可能性があるとすれば、
- ③日本政府は経済制裁が政争の具に使われることを警戒している
というものを提示しても良いかもしれません。
言い換えれば、日本側が設定した「トリガー」を引かない限り、韓国の行動を積極的に放置することで、韓国が自らの行動の結果、自分で自分のクビを絞めるのを待っている、という仮説です。
もしこの仮説が正しければ、ここでいう「日本側が設定したトリガー」とは、「日本企業に不当な損害が発生するかどうか」、です。その詳細については、河野太郎外相が昨年12月24日の臨時記者会見(モロッコ)で述べた、次の内容の発言がわかりやすいと思います。
「韓国側は李洛淵総理を中心に対応策を検討していただいております。これは韓国側の中でも難しい問題というふうに理解をしておりますので、日本としては日本企業に不当な不利益が生じない限り静観をしたいというふうに思っております。」(※下線部は引用者による加工)
要するに、差し押さえている日本の「戦犯企業」の在韓資産を売却したら、その瞬間、日本としては韓国に「強烈なカウンターパンチを浴びせるぞ」と警告しつつ、それ以外の日韓間の諸懸案については積極的に放置し、もって韓国の「自滅」を待つ、という戦略でしょう。
この仮説が正しく、日本政府がそこまで深く考えて行動しているのだとしたら、それはそれで1つの見識だと思います(私としてはこれに全面的に賛同するつもりはありませんが…)。
制裁は「積極的制裁」に限られない
ただし、『「韓国に対する経済制裁の在り方」についてまとめてみた』のなかでも触れたとおり、日本が韓国に対して講じる措置は「積極的経済制裁」(日本が積極的に「韓国に対して経済制裁する」と宣言するタイプの制裁)に限られるものではありません。
あくまでも私自身の考察に基づく分類ですが、広い意味での対韓制裁措置としては、ざっと次のようなものが考えられます。
この点、日本政府はいまだに韓国に対する積極的制裁に乗り出していませんし、今ひとつ安倍政権からのメッセージも見えてこないため、私自身ももどかしい思いを抱えていないと言えばウソになります。
ただ、考え様によっては、日本政府があえて積極的制裁に乗り出していない理由は、
- 日本企業にサウス・コリア・リスクを認識させること
- 韓国の瀬戸際外交を相手にしないこと
といった点もさることながら、決定的な制裁を避けることで文在寅政権を長持ちさせようとしている、という可能性もあるのではないでしょうか。
ただ、日本が積極的に韓国を制裁するつもりがないのだとしても、国防上などの観点からは、そろそろサイレント型制裁を発動すべきでしょうし、また、今回の徴用工判決問題などと無関係に、北朝鮮情勢などの観点からは、韓国国民に対する入国ビザ制度の見直しは必要です。
(※余談ですが、『「韓国に対する経済制裁」のうち、「ヒトの流れの制限」とは?』でも述べたとおり、ヒトの流れを制限するにしても、「ビザなし入国の滞在可能日数を90日から15日ていどに短縮する」など、方法次第では日本の観光産業にさしたる打撃を与えない方法はあるはずだと考えています。)
また、「鈴置説」でも紹介されているとおり、韓国に通貨危機という嫌な兆候が忍び寄っているという可能性についても否定できません(※たんなる通貨当局による通貨安誘導という可能性もなきにしもあらずですが…)。
こうしたなか、いざ韓国が通貨危機に陥った際、わざと日本が「韓国を助けない」で距離を置く(あるいは韓国以外の国とこれ見よがしに通貨スワップを結ぶ)ことも、上記でいう「消極的制裁」としては賢いやり方でしょう。
文在寅政権は無事続くのか?
ただし、『文在寅政権の2年を振り返る:当ウェブサイトの予想は的中?』などでも申し上げたとおり、文在寅政権が長続きすれば、それによって日韓関係はますます破壊されていくであろうことは容易に想像がつく点ですが、そのこと自体、却って日本にとって好ましいのではないか、という論点はあるでしょう。
逆に言えば、消極的制裁であれサイレント型制裁であれ、何らかの形で韓国に打撃を与えた結果、文在寅政権が倒壊してしまうと、それはそれでさまざまな混乱が生じ、そこに日本が巻き込まれるという可能性を懸念しなければなりません。
正直、私個人も日本国民の1人ですから、昨年の徴用工判決問題やレーダー照射事件、今年の国会議長による上皇陛下侮辱発言事件などを巡っては、キッチリ落とし前を付けさせたいし、謝罪させたいし、また、日本から韓国による厳格な経済制裁を実施して欲しいという気持ちがないといえばウソになります。
しかし、文在寅政権が次から次へと問題を起こし、それによって日韓関係が清算に向かうならば、たとえ日本政府が韓国に対して断固たる措置を講じなかったとしても、結果的には良かった、ということになるのかもしれません。
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米中貿易戦争はWTO機能不全のツケを払っている。北朝鮮核問題でも先延ばしは犠牲が大きくなるだけ。いずれツケを払うことになる。
維新の若手議員の発言についてアサヒなどが大騒ぎしてる。何もあんな場で言わなくても・・・というのは別にして 戦争と聞いただけで思考停止状態で逆上するアレルギー患者のほうもどうかと思う。政治家なら真面目に戦争を議論しなさいと言いたい。触らぬ神に祟りなしの政治家ばかりでは いざという時何も期待できないよね。国会で憲法改正が進まないのも同じ構図だと思う。チャイナの横暴を見て見ぬふりをしてきたツケを今払っている米中貿易戦争と同様だ。ツケは利子がついてくる。
思考停止でもなければ逆上でもない。9条改正反対、安倍政権叩きのカードにしているだけ。維新の国賊議員から思わぬ大きなプレゼントを手にしたので徹底的に使い倒すだろう。
反日野党・反日メディアの「9条改正=戦争できる国になる」プロパガンダが息を吹き返す。丸山は万死に値する。
「メディアと老人を見たら反日と思え」を忘れたら、議員はやっていけない。
そのとおりで脇が甘すぎますね。場が読めない(状況判断ができない)者は国会議員などの要職に就くべきではない。余計な混乱を招き、結果、国益を損ねることになります。
一国民さんへ
>余計な混乱を招き、結果、国益を損ねる
蓋し正論
でも、"悪名は無名に勝る"とも言いますし
議論の機会が増えるコト自体やヨシとしましょうよ
鞍馬天狗様
了解です。
大臣でもなければ与党でもない若手議員の発言に逆上しているメデイアや野党のほうがむしろ異様に映る。彼の発言は大多数の日本人特に若者の本音をついているんだよね。維新の魅力はそれなんだよ。騒げば騒ぐほど左翼の票が減るんだよね。分かんないだろうなあ。
保守太郎様
彼は報道特注に出演したリ、外国人の生活保護の違法性を国会で質問したリ、パヨク従北親中勢力には目障りだったのですよね。 杉田水脈議員や元TBSの山口敬之氏が狙われたのと類似構造です。保守言論人や政治家はパヨクに付け入る隙を見せないように自重をお願いしたいです。
「厚労省はぬるい!」維新・丸山穂高氏、外国人の生活保護受給&医療費未払いに切り込む
https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/190427/soc1904270009-p1.html
辻元清美は、耳なし芳一のように身体中に関西生コン北朝鮮と書いてあり、死人が2人出ているのにマスコミ報道はないですね。 NHKは受信料欲しけりゃちゃんと報道しろです!
酔って島民宅で暴れた挙げ句に訪問団長に対するメディア取材に割って入っての問題発言。狙われたんじゃなく完全に自爆自滅。
https://www.youtube.com/watch?v=7TA_Qk4NDRs
朝食会と思われる会場で前夜の大虎っぷりを事務局を務める自治体職員から指摘され、外套を着たままイヤイヤ謝るところにこいつの人間性が余すところなく表れている。
憲法改正に反対する勢力とロシアにただで攻撃材料を与えたことは万死に値する。
元TBSの山口はちがうと思うでw
保守太郎 様へ
あの団長の小父さんも「戦争の結果として取られたのに、また戦争って・・・・」と言ってましたが、論理矛盾に気が付いてないんですね。
戦争の結果として取られて、且つロシアは当然の戦果だといっているのですから、戦争する以外に取り返せる方法があるとは思えません。
朝日や野党(維新以外の)辺りは盛んに攻め立てますが、毎度お馴染みの「戦争はダメダ、お話合いで」で還って来た領土なんてあるんですかね?
それこそ戦争がダメなら代案(実効性ある)を出してほしいものです。
勿論そんな風に使われるのが判らず、選挙前の情勢なのに、ウッカリ喋ってしまうってのは議員失格でしょうけど。
門外漢さんへ
>議員失格でしょうけど
ソレは、選挙で決まるコト
彼が再選されたなら、
十分に議員としての資格が有るコトになる
結果でしか判断出来ないヨ
アノ若手議員は今回はちょっとやり過ぎましたが維新は日本人がいだいている本音をかなり代弁している政党だと思いますよ。外国人への生活保護とかは 日本人ならほぼ誰もが思っていることですが 自民党は何も言ってくれませんよね。そんな中維新の若手議員がズバリ言ってくれると「そうだそうだ」と拍手している者が結構多いんですよ。メデイアや野党が彼をたたけば叩くほど 実は野党の票は減っていくんだろうなと思います。(政治的に正しい)発言ばかりでみんなウンザリなんですよ。今度の選挙で維新が伸びる可能性は大きいと思いますよ。トランプさんも国民の本音に訴えてPCばかりの既存政治家を打ち負かしましたね。日本でもそうなることを期待しています。
毎日の更新お疲れ様です。色んな視点からの論考になるほどとよく首肯する事多々あります。朝鮮民族は善悪の識別が曖昧であるため行動に一貫性がなく責任転嫁で逃避する。いわば被害妄想を患った状態で国を動かしている感じではと考えます。文氏を筆頭に発言に一貫性や責任感を感じないのは結果を思考【出来ない】。独立国として隣国にこれからも多大な迷惑をかけるのは明白なので次回の通貨危機を好機としてIMFではなく国連統治になった方が良さげです。
思うことを何点かに分けてコメントさせてもらいます
1.保守派が日本の制裁を政争に使う?
→この鈴置氏の視点はさすがですね
2.国防上などの観点からは、そろそろサイレント型制裁を発動すべきでしょう
→もうすでにサイレント制裁は発動されていて、その結果の通貨危機であり、将来の見えない韓国産業の陳腐化です
韓国は、国防では米国、技術・経済(資本)では日本の、跡切れのない援助でのみ成り立っていける国です
ソウルの慰安婦像を移動しない対抗措置で、日本はハイレベル経済会議、スワップ協議を中止していますが、これがもう制裁です
3.韓国に打撃を与えた結果、文在寅政権が倒壊してしまうと、混乱が生じ、日本が巻き込まれる
→この懸念から制裁してないということではないと思います
日米は、韓国の保守派を含めて朝鮮民族を見限っていると思います
「豊かにすればまともになって、日米韓の三か国同盟で中国に対抗する」という日米の根本方針を裏切ったからです
裏切者からは、与えた経済的メリットをすべて取り上げるというのは、当然の方針です
いまの通貨防衛で、韓国当局は巨額のドルを溶かしてますが、これがカネ(ドル)の吸い上げです
当面日米として、この状況を続けるのが、韓国からドルを取り上げる一番良い方法でしょう
韓国当局も、このままではきりがないことは分かっていても、日米の支援(スワップなど後ろ盾)がない限り、ハゲタカの餌食が続くだけです
ボクの推測ですが、借金がチャラになるディフォルトは、最後の最後までさせないと思います
IMFにしても、デフォルトにしても、経済再生がもくてきですから
今回は、韓国経済を立て直すことが目的ではなく、破壊するのが目的だからです
この状態から抜け出すのは、日米韓で中国に対抗する側に戻ることですが、右派:親中、反日、左派;恐中、用日では、見込みはないですね
これだけ無能無策を晒しても文在寅の支持率は40%台後半で底を打ってこれ以上は下がらない。この岩盤が北朝鮮の思想工作が浸透している従北層。
仮に日本が経済制裁を打てば、この層の不満や怒りは文在寅ではなく日本に向かう。つまり、経済制裁を楽しみにしている保守層に、アンチ文在寅という支持が流れることはない。
大韓民国成立直後から民主化の名の下に展開してきた北朝鮮の思想工作は、既に保守派と言われる層が逆転できない域まで浸透しているのではないか。であれば、鈴置氏の言うような国を二分する政争は起きない。
保守派の抵抗は、大韓民国が真っ赤になるまでのスピードに少しブレーキをかけるだけで、もう、北朝鮮と対峙する親米国家には戻らないということだ。
匿名さんへ
匿名相手に、言って無駄だけど
>国を二分する政争は起きない
"朝鮮人が三人集まると七つの派閥ができる"
と云う法則も知らないのかね
不勉強にも程が有る
>おりこうちゃんの駄馬天狗
政権維持・奪還をかけて与野党が大統領選挙、議会選挙を戦うのは民主主義国家ならどこにでもある日常風景。そんなものを政争とは言わない。
それで、鈴置氏の言う“最終戦争”って具体的に誰がどんな戦いするの?なぜ最終?お勉強している駄馬天狗なら解説できるよね。
匿名様へ
少しはお勉強しているかもしれない『駄馬U』が答えさせてもらいましょう。(笑)
≫政権維持・奪還をかけて与野党が大統領選挙、議会選挙を戦うのは民主主義国家ならどこにでもある日常風景。そんなものを政争とは言わない。
政争とは政権の奪い合いであり、与野党の攻防を政争と呼ばずに、何と呼ぶのか?
≫それで、鈴置氏の言う“最終戦争”って具体的に誰がどんな戦いするの?なぜ最終?お勉強している駄馬天狗なら解説できるよね。
鈴置氏が言う『両派の最終戦争』の表現は、自分が言っていた『保守派への最後のチャンス』を意味するでしょう。
韓国は民主化より長い期間、韓国メディアの多くは従北派に肩入れしてきました。ですがここ最近、韓国メディアが保守派に肩入れする地殻変動が起きています。韓国政府はメディアに介入して弾圧することで対抗しています。
メディアは保守派に最後のチャンスを与えようとしているのでしょう。保守派にとっては扇動に弱い韓国国民が大きく保守派寄りになるボーナスステージです。万が一、保守政権が返り咲いたなら、保守政権は北朝鮮への糧道を止めようと動くでしょう。北朝鮮にとっては死活問題です。
これをさして鈴置氏は『最終戦争』と表現しているのでしょう。自分と鈴置氏の見立てが一致を見たことは喜ばしい限りです。
朝鮮半島の"最終戦争”って石原莞爾の言う最終戦争くらい最終だと思いますよw
あるいは最終電車の最終くらいかなあ。
友好は諦めたとしたら、北と南が適度に揉めてるのが良い状態なんだと思います
制裁には、溜飲を下げる、相手の行動の変化を促す、打撃を与えるといった目的かと思います。ひとつ目はそれなりに大切なんだと思います。ふたつめは気付きと反省ができることが前提だけど個人はともかく集団としては無理。3つめはやりすぎると赤化統一まっしぐら。と考えるとなかなか制裁をするのも難しいように思います
まぁ、口先と軽めの措置で振りまわして状況を安定化させつつ、赤化統一は仕方ないと諦めて韓国の国力を削ぎながら、北が中国の言いなりにならないよう適度に周囲との対立を残させる
う〜ん 結構なムリゲーな気がします
と赤化ましっぐら
独断と主観で失礼します。中東戦争のようにある程度なガス抜きが半島には必要悪だったと思います。なまじ強力な清や日本、米国が介在したばかりに未熟かつ迷惑な国家になったと思います。
立ち寄り人さんへ
>未熟かつ迷惑な国家
でアリ続けるコトが、
彼等の生存戦略なのかもしれないヨ
歴史をみれば、周辺諸国は常に巻き込まれ
彼等の生存戦略は成功している
簡単なことで、手を出せば逆にボッコボコにされると分からせればいい。言葉も道理も通じない相手には「実力」をもって分からせる、中国がやっているように。
その際、「躾」は面倒がらずに非礼非道のたびにすべき。特に、他国や国連などの国際機関を舞台にした侮日には逐一締め上げる。それを続ければ馬鹿なりに従順になる。
こと対韓国については、今こそ中国に倣うべき。
更新ありがとうございます。
冒頭、ウェブ評論家には権威が無いと言われてますが、なんのなんの、説得力があります(ヨイショ)。
さて、日本が制裁をすることによって、韓国の保守系が喜ぶとか。保守系だろうが進歩系だろうが、反日、用日で日本の足を引っ張る、あるいは蔑み、溜飲を下げる勢力であるのは間違いありません。
いつも日本は半島、大陸勢力に掻き回された。日本だけでなく、米国等他の大国も同じです。つまり、『寄生虫』なんですね彼らは。自分では対処出来ない、国際政治にはモノ言えないが、金魚の糞よろしく付いて回るだけ。で、都合のいい方に付く。
糞なら害は少ないが、アイツラは来て貰った加勢する勢力をグジャグジャにする。日本は何度も煮え湯を呑まされた。
関わり薄く、関知せず、カネは出さずが一番宜しいかと存じます。
話変わって、日本維新の会の若手議員が北方四島元住民と短期帰国中『戦争になっても取り戻したいか』と聞いた。それが何か大問題かのようにテレビ、新聞は書き立てるし、本人も党籍を離れました。参議院選挙が近いから仕方ないでしょう。
でも、立憲民主党の辻元清美らが非難する。アンタは自分の事を放ったらかして、言える身分か?他の方も同じだ。ここぞってばかり集中砲火浴びせている
良く橋下氏にこの議員さん、ツィでボロクソに言われてますが、裏返せば期待の表れ。コイツは違う!と思われてんでしょうね。この件、私は『取り返すか』の問いはそんなに間違って無いと思う。
何も与えず、マネージして、オートファジーさせておくしかない。
せめて「アポトーシス」と書かずにオートファジーにするのが鬼畜w
牛島さんへ
流石"ウシジマくん"
渋い表現をする
(山田孝之好き)
いまさらですが、Web主さん、いつ寝ているんですか?この記事の投稿、朝の5時ですよね。
さて、ご紹介の鈴置氏の記事ですが、偶然私も読んでおりました。
>「韓国の通貨危機は国内の権力闘争の武器にもなる。韓国の保守派から「いつ、韓国に対し報復措置をとるのか」と聞かれる日本人が相次ぐ。それも「不安そうに」ではない。「期待感を込めて」である。」
この下りまで読んだ時、韓国の理性と呼ばれる教授の次のような嘆きを思い出しました。「この国の民族主義は、先進国のそれとは異なり、民族の統一からの建国をなしえなかった。」
教授は「この国は、自力で滅びることも、自力で立つこともできなかった。」とも嘆いています。
そういえば、あの国は、「外国の侵略により、自国が滅ぼされた」と恨み、「外国の強要で、自国を建国した」と恨んできた。ということです。
教授曰く「外国の侵略に自ら抵抗した訳でもなく、自国の建国を自らの意志で行った訳でもない」その責めを自らにするのではなく、他を恨むことできたと。
教授は、愛国者の立場で、あの国の来し方を嘆いてみえますが、私たち周辺国の立場は違います。あの国の未来がどのようなものであれ、「見て見ぬふりをして、関わらない。」それが自国の国防ですよね。
ありがたいことに、世界は今、米中貿易戦争で大きく揺れています。日本にも世界にも、半島国家を無視する言い訳が立ちます。
日本政府には、半島国家の自滅には、ヘタに関わらず、ただし、国防上の措置は急いでいただきたい。と思います。
ふつうに予約投稿だと思うんですが・・・。
時々投稿時間で遊んでおられるので確実にw
りょうちんさんへ
>ふつうに予約投稿
成る程、
心配性のおばさん さんと同じく、
Web主さんの睡眠負債を心配してました
りょうちんさんの推察が、正しいことを願います
本日9:00を過ぎてから₩が猛烈な勢いで下がっています。
現在1$=1191.4₩です。
1$=1200₩が視界に入ってきました。
駄文にて失礼します
韓国在住日本人様 ご無事ですか?
ウォンの急落ですが、別のサイトの論者さんは、米中貿易戦争というより、アメリカのイラン制裁の影響から、イラン中央銀行のウォン建て口座が凍結されたことに起因しているのではないかと論じています。
経済の難しい話を続けるのは、おばさんには、ムリなのですが、その論者さんは、イラン中央銀行ではありますが、ウォン建て口座凍結には、アメリカの関与を疑っているとのこと。イランと敵対しているアメリカの意志で、イラン中央銀行の口座が凍結??もう、おばさんにはついていけない世界です。
それでは、韓国在住日本人様、何度もしつこいですが、お気を付けください。
チャートを見ていると、韓国の通貨当局は1$=1190₩を当面の間の防衛ラインにしているようですがそのラインも1週間も持たないような感じですね。日本もアメリカも韓国を助けないと市場は判断してるでしょうしどこまで行ってしまうのか目が離せない状況です。
韓国在住日本人さんへ
いつも、面白い情報をありがとうございます
1$=1500₩を超えるまで、
糠喜びは控えます
皆様、ご無沙汰しております。
今年に入ってから仕事が多忙で、コメントを差し控えておりますが少しだけ。
新宿会計士様が危惧されている様に、いつまでウォン買いで防戦出来るのかってところだと思います。
外貨準備高に疑義があるわけで、すぐに底をつきそうな気がするのです。
(ハードカレンシーとスワップ要請するのか、今あるスワップでしのぐのか…
まさか、19日の来日はスワップのお願いか?)
そんな最中、仕事の同僚が韓国へ2泊3日の旅行に出かけています(奥様がご希望の様です)。
ご主人(同僚)は「潰れる国を見てきます」なんて言ってましたが、実際どうなるんでしょうかね。
帰国時に為替で損するのは確実ですが、韓国好きには気にならないのかもしれません。
個人的には、ウォン下落は韓国の輸出比率の内、中国依存度の高さに絡むんだろうと思っていたのですが、
イラン系口座凍結が韓国に絡んでいるのは存じませんでした。
失礼いたしました。