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米韓首脳会談を巡る鈴置氏の論考と朝鮮半島の先祖返りリスク

米国時間の4月11日に米国で行われた米韓首脳会談(『米韓首脳会談は予想どおり新味なし』参照)を巡り、デイリー新潮に鈴置高史氏のコラムが掲載されました。相変わらずキレが鋭く、参考になる記事ですが、ただ、それと同時に私などは同氏のコラムを読んで、陰鬱になってしまいました。というのも、鈴置氏は「韓国の次の注目点は、国をも滅ぼす激しい左右対立だ」と指摘するのですが、この点はまさに歴史上に照らし、朝鮮王国や朝鮮戦争当時の南北朝鮮などの振る舞いを見れば、「さもありなん」と感じてしまうからです。いわば、「古来からの朝鮮半島に先祖返り」し、周辺国を争いに巻き込むということをしでかす可能性は強いのです。

大失敗の米韓首脳会談

改めて振り返る米韓首脳会談

米国時間の4月11日、ワシントンで米韓首脳会談が開かれ、ドナルド・J・トランプ米大統領と、1泊3日の強行軍で訪米した文在寅(ぶん・ざいいん)氏が2時間弱の会合を持ちました。

ただ、これについては一昨日の『【速報】ポンペオ国務長官に制裁緩和主張してしまった文在寅』や昨日の『米韓首脳会談は予想どおり新味なし』などで報告したとおり、端的にいえば、事前の予想どおり、文在寅(ぶん・ざいいん)氏の要求をすべて米国が突っぱねた、というものに終わりました。

当ウェブサイトで紹介した点に加え、昨日を通じて出てきた報道をベースに、改めて今回の米韓首脳会談について、私が気になった点を簡単にまとめておきましょう。

  • 今回は実務的な協議でありながら夫婦同伴という異例の首脳会談となった
  • 空港で米国の儀仗隊が掲げた韓国国旗が色褪せていた
  • 共同記者会見は首脳会談前に行われ、首脳会談後の会見はなされなかった
  • 共同声明も発表されず、米韓それぞれが内容の異なるブリーフィングを発表した
  • 実際の1対1の会見はわずか2分(!)で終了した

いかがでしょうか?思わず頭が痛くなるようなものばかりですね。

米国は最初から「協議」する気なし

それでなくても今回の会合は、当初から異例づくめでした。

当ウェブサイトでも『文在寅の「とんぼ返り」 米韓首脳は意味ある会談できるのか』で触れましたが、事前に設定されたスケジュールがタイトすぎ、実のある協議は実施できないであろうことくらい、容易に想像がつく点でした。

先日から申し上げているとおり、今回の首脳会談を米韓のどちら側が言い出したのかはわかりませんが、仮に米国が言い出したのであれば、文在寅氏が力を入れていた「大韓民国臨時政府樹立100周年記念式典」の日を狙って、韓国を説教するために呼びつけた、という仮説が成り立ちます。

一方で、北朝鮮からせっつかれるなどして、韓国が懇願して入れてもらったのだとしたら、米国はわざわざこの日1日だけを指定し、実のある会談が何1つできないというタイトな日程を設定して嫌がらせをした、という仮説も成り立つでしょう。

それだけではありません。

あれほど米国側から釘を刺されていたにも関わらず、文在寅氏は米大統領との会談前に行われたポンペオ国務長官らとの会見の場で、開城工業団地や金剛山観光事業に言及してしまったようですし、何でもかんでもツイッターで呟くはずのトランプ氏が、本件でツイートしていないことも、気になる点です。

いずれにせよ、今回のスケジュール設定に加え、実際の米国側の対応を見るにつけ、米国が最初から韓国と「協議」をするつもりがなかったことは明らかですし、現在の韓国の文在寅大統領が、いかに米国から信頼されていないかということが、これでもかというほどに示されたのが今回の会合だったといえるでしょう。

思わず陰鬱になる「韓国の分裂」

こうしたなか、いくつかの分析記事を読んだのですが、思わず陰鬱な気持ちになってしまったのが、次の記事です。

米韓首脳会談で赤っ恥をかかされた韓国、文在寅の要求をトランプはことごとく拒否(2019年4月12日付 デイリー新潮より)

執筆者は日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏で、ウェブページで4ページにも及ぶ長文ですが、いつもながら論旨明快であり、あっという間に読めてしまうことは間違いありません。是非、リンク先で直接、お読みください。

ポイントだけを列挙しておくと、次のとおりです。

  • ①夫婦同伴という異例な首脳会談。その「夫婦同伴の首脳会談」でさえ2分間に終わった
  • ②韓国が望んでいる北朝鮮への制裁緩和などについては全否定。一方的な説教の場になった
  • ③文在寅政権は北朝鮮からも「尻を叩かれ」たにも関わらず、文在寅氏はトランプ大統領に面と向かって「制裁を緩和してくれ」と言い出す勇気はなかったようだ
  • ④しかし左派メディア『ハンギョレ新聞』はあたかも米韓首脳会談が成功だったかのようなミスリードする見出しの記事を掲載した
  • ⑤今回の米韓首脳会談の失敗を受け、保守派は勢いづくだろう。議会で3分の2を得れば、文在寅大統領を弾劾するのも夢ではないと述べる者すらいる

実際にはもう少し詳しく記載されているのですが、いずれにせよ、読んでいただければ、その説得力に共感していただけると思います。

ただ、どうして私が「陰鬱になる」と申し上げたのかといえば、記事の最終行に、次のような指摘があったからです。

ここで政権を責め立てれば、2020年の国会議員選挙で保守派が圧勝できる。保守の中には「もし3分の2の議席を確保すれば、文在寅弾劾も夢ではない」と語る人もいる。韓国の次の注目点は、国をも滅ぼす激しい左右対立である。」(※下線部は引用者による加工)

これは、どういうことでしょうか?

恥ずかしい朝鮮の歴史

百年経っても変わらない朝鮮人の行動様式

「国をも滅ぼす激しい左右対立」とは、おそらく、韓国の国内における激しい足の引っ張り合いのことを指すのではないでしょうか。

僭越ながら、あえて当ウェブサイトの過去記事で申し上げるなら、『文在寅政権の「空中分解」は日本にとって、むしろリスクだ』や『ハンギョレ寄稿に見る韓国の思い上がり、じつは却って好都合』で、文在寅政権が崩壊することがリスクだと申し上げたことがあります。

あくまでも私の理解ですが、韓国の「左派」と「右派」の代表的な考え方は、

  • 左派:親中・親北・反米・反日
  • 右派:親中・反北・用米・用日

です。

「用米」「用日」とは聞きなれない言葉ですが、要するに、「利用できる部分では日米両国を利用してやろう」という、まことに都合の良い考え方のことです。その意味では、シンプルな反日・反米派である左派の方が、いっそのこと清々しい気がします。

(※なお、先日の読者コメントでは、韓国の左派と右派の考え方は「親中」ではなく「恐中」ではないか、との指摘もいただきましたが、この点については確かにそうかもしれません。要するに、長年の宗主国である中国に対しては、左派、右派を問わず、恐れを抱いている、という仮説ですね。)

たとえば、うんとシンプルに決めつけると、文在寅氏自身の出身母体である「ともに民主党」は、支持基盤としては左派に分類され、朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領や李明博(り・めいはく)元大統領らの支持者らは右派に分類されます。

ただ、この現代韓国社会における「左派」「右派」の対立は、李氏朝鮮時代の「独立派」「事大派」の対立構造とそっくりです。朝鮮半島を舞台に日中両国が激突した「日清戦争」も、韓国国内における親中派である「事大派」と親日派(あるいは用日派)である「独立派」の争いだったといえます。

当時の「事大派」における「宗主国・清朝」を現代の中国ないしは北朝鮮に変えれば、それは現代韓国社会の左派と驚くほどそっくりですし、「独立派」における日本を現代の米国ないし日本に帰れば、それは現代韓国社会の右派と驚くほどそっくりです。

日清戦争直前の韓国における勢力と現代の類似点
  • 独立派(親日)→右派(用米・用日)
  • 事大派(親中)→左派(親中・親北)

鈴置氏の嫌な指摘

これを踏まえて、先ほどの鈴置氏の文章を読んでみましょう。

赤っ恥をかかされた文在寅大統領はどうするのか――。とりあえずは「韓米首脳会談は成功だった」と言い張るつもりだろう。

会談後、青瓦台(大統領府)高官は韓国メディアに「文大統領はトランプ大統領に南北首脳会談の開催方針を伝え、肯定的な返事を得た」と明かした。これも「米韓首脳会談がうまくいった」とのイメージ作りだ。

この点については、まったくそのとおりです。

韓国大統領府が発表した声明文が、ありがたいことに日本語訳され、次の『ハンギョレ新聞』(日本語版)に掲載されています。

文大統領、韓米首脳会談で「早期に南北首脳会談を推進」(2019-04-12 11:56付 ハンギョレ新聞日本語版より)

これを読むと、実際に韓国大統領府は全力で、今回の大統領の訪米が大成功だったかのように演じようと必死になっていることがよくわかるでしょう。

しかし、それと同時に「今回の首脳会談を材料に保守勢力が文在寅政権批判を強めるのは間違いない」し、「そもそも政策の失敗により韓国経済は苦境に陥っている」のです。右派が2020年の国会議員選挙に向けて、巻き返しを図り、その結果、韓国の政治がさらに混乱する可能性だってあります。

そこで、先ほどの「もし3分の2の議席を確保すれば、文在寅弾劾も夢ではない」という「保守派」のつぶやきに繋がっていくのです。

日米中北を混乱に巻き込むのか?

冷静になって思い返してみると、日清戦争、日露戦争、朝鮮戦争は、いずれも、朝鮮王国ないしは大韓帝国、あるいは南北朝鮮といった国々が、外国勢力を国内に引き入れて争った戦争である、という共通点があります。

たとえば、日清戦争の場合は日本と清国ですし、日露戦争の場合は日本とロシアです。また、朝鮮戦争では北朝鮮がソ連・中国を、韓国が米国・国連軍を朝鮮半島に引き込み、泥沼の戦争に巻き込みました。

1点だけ指摘しておくならば、仁川(じんせん)上陸作戦で国連軍が韓国の首都・ソウルを奪還した時点で深追いせず、直ちに停戦すれば、朝鮮戦争の被害はあそこまで大きくならなかったはずです。しかし、国連軍が38度線を越えて北侵したことが、中国義勇軍の介入を招いたことは間違いありません。

これについては私の勝手な仮説ですが、どうも李承晩(り・しょうばん)が率いる韓国軍が「イケイケ」で後先考えずにどんどんと北侵したのではないかと思わざるを得ません。しかし、山がちな地形の北朝鮮の奥地にまで攻め込んでも、制圧に手間取ることは当然のことでしょう。

いずれにせよ、仮に韓国側で文在寅氏が罷免され、たとえば黄教安(こう・きょうあん)前首相のような右派・保守派の政治家が後任大統領に就任すれば、再び韓国が日米に擦り寄ることは目に見えています。

距離を置くのが唯一の正解

だからこそ、当ウェブサイトでは以前から、文在寅政権が長続きしてくれた方が、かえって日本にとって都合が良いのではないか、と申し上げているのです。

もちろん、日韓断交など今すぐにできるものではありませんが、『「日本にとっての韓国は洗濯機」理論と対韓経済制裁を考える』でも申し上げたとおり、幸いにして、韓国は日本の「隣国」であるわりに、そもそも日韓の経済関係はそれほど深いものではありません。

少なくとも貿易高、投資高の両面から見て、日本にとっての韓国は確かに重要な国ではあるものの、「死活的に重要だ」とまでは言えないのです。

だからこそ、日本は「しばらくの間」、韓国と距離を置くべきですし、少しずつ韓国から投資を引きあげ、サプライチェーンから韓国を外す動きを進めるべきなのです。

この「しばらくの間」というのがどのくらいの期間を指すのか、現時点ではよくわかりませんが、朴槿恵氏の名言「被害者と加害者の関係は千年経っても変わらない」にちなんで、「千年」は距離を置いた方が良いのではないでしょうか?

いずれにせよ、文在寅政権が1日でも長く続き、そのことによって日本が韓国との関係を薄めていくことは、結果的に日本の安全保障上の立場を高めていくことに繋がるのではないかと思うのです。

新宿会計士:

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  • > 文在寅政権が1日でも長く続き、そのことによって日本が韓国との関係を薄めていくことは、結果的に日本の安全保障上の立場を高めていくことに繋がる

    全く仰る通りです。従って「距離を置くのが唯一の正解」なのですが、その前に、昨年秋から立て続けに韓国が仕掛けてきた反日事案に対し、日本政府が「何もしない」ことの戦略的意味を国民に説明しなければなりません。戦略的である以上、、事実をありのままに言う必要はありません。国民が納得できればよいのです。ただじわじわと距離を置けばよいというものではありません。コアな自民党支持層はかえって嫌気がさして支持率を下げるでしょう。

  • 米国が本当にここまで韓国をコケにするとは・・・。
    韓国のネット上では2分大統領と揶揄されているようです。
    外交的に死亡診断書を出されたのも同然と思います。
    でもまだ韓国政府は死んでることに気づいてないようです。
    この期に及んで早期の南北会談を目指すとか、6月の日韓首脳
    会談に期待とか言ってますから。まあ6月のG20が昨年のそれ以上に
    悲惨な結果に終わって、ようやく気付くのかな。

    今後、韓国は外交的にできることがほぼなくなくなると思います。
    残るは内政ですが経済回復も絶望的ですから、いわゆる積弊清算
    に全力投球するしかないでしょう。このままでは来年の選挙で
    大敗するのは確実なので、あらゆる手段で自由韓国党の候補者を
    減らすしかない。朝鮮名物の党派抗争を日本はしばらく高みの
    見物ですね。

  • 韓国人は1000年間、親兄弟を売っても自分だけは勝ち組に入ろうとしてきた人たちです。

    ですので、ここは、新しく省庁になったばかりの我が「出入国在留管理庁」の出番ですよ。

    名目としては、2020年オリンピックを前に、日本にテロリストを入国させないために、反日ヘイト言動を行う人間をデータベース化する、と「発表する」だけで、反日ヘイトの仲間を売る韓国人が続出すると思います。

  • 日本が報復すると、右派の攻撃理由にされそうですね。
    文政権が倒れるのは困るな・・・。

  • 朝鮮半万年の歴史には白村江の戦いとか元寇とか超時空太閤ヒデヨシの件もありますな。
    白村江の戦いはさすがに勘弁してもいいですが、元寇はそもそも朝鮮が絡んでいなければ日本に国交を要求することも無かったし、ヒデヨシの件も誠実に外交していれば少なくとも日本に攻められることは無かった。

    そんな事大もあーったねとー♪

  • 鈴置氏の記事の最後の部分に、自分も引きこまれました。鈴置氏も韓国のメディアの多くが、現政権に否定的な見出しを掲げ、ムン政権を批判する記事を多く出して来ていることに気がついていますね。
    今まで左派側を長く応援してきた聯合ニュースも、放送事故を装いながら、ムン・ジェインを揶揄してきているのでしょう。その前段階で、ネットでは保守派のコメントを多く取り上げるようになっていました。
    おそらくこの流れは大きくなり、メディアの政権批判の声は保守系メディアだけにはとどまらなくなるでしょう。悲しいかな、扇られ易いのが韓国の国民の性です。
    国を二分する左右対立をメディアが扇動し、その混乱を周辺国に波及させて行く厄介な構図がまた繰り返されることになるでしょう。

    さらには、韓国は通貨危機への忌避感が強い。韓国でまたまた通貨危機があれば、多くの国民が現政権に見切りをつけることは必定でしょう。(それでも、左派の鉄板層はいます。)
    鈴置氏が予想するように、2020年の選挙で自由韓国党など保守派が圧勝することがあれば、ムン・ジェイン弾劾も夢ではなくなるでしょう。ファン・ギョアンは要注意です。自分は彼の政治的手腕を高く評価しています。
    そんなことがあれば、煽り専門のコメントマンは、日本でも弾劾騒ぎをお祭り騒ぎにしていくでしょう。今までは、あれほど熱くムン・ジェインを支持してきたのに、その手のひらを返してくるでしょうね…
    (こんなことを書くから、自分のコメントは徹底的に嫌われる…笑)

    • 私は貴方の知性溢れる文章が好きですよ。誰とは言いませんが煽り専門のコメント馬鹿は朝鮮人と大差なく見苦しいですからね。

      • ありがとうございます。
        より、精進してまいりたいと思います。

        • 私は以前から文在寅は盧武鉉化すると申し上げてきましたが、現在まさにトランプは文在寅を韓国を代表するコメディアンとして扱っています。奥さんを伴った首脳会談。しかもたったの2分。鈴置さんの在韓米軍撤退は大外れです。アメリカにとって韓国をコントロールすることは犬を飼うのと同じだからです。しかもアメリカは直接犬を躾けるようなことはしません。朝鮮人の躾けは朝鮮人にさせるでしょう。

  • 最悪、右派(用日派)が復活したとして、それにホイホイ乗ってしまう日本人がいることが悔しいです。この日本人たちを駆除するためには、どうすればいいんでしょうか?ここは、日本が考えないといけません。今のように「なにもしない」対応では、「用日に乗る日本人」を根絶やしにはできないと思います。インフルエンザは、解熱しても数日間は出席停止です。

    •  独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

       (どうやれば出来るかは分かりませんが)日本の有識者に、都合の悪い
      事態になった場合に、過去の発言との整合性を取ることを義務づければ、
      (韓国に)用日派が復活した時に、それにホイホイ乗る日本人を減らすこ
      とが出来ると思います。「過去の発言が間違っていたと認める」でもよい
      のですが、(北朝鮮が拉致を認めた時の)日本マスコミ村の対応を考える
      と、法律による裏付けでもないと、そんなことは難しいとも思いますが。

        駄文にて失礼しました。

       

      • 引きこもり中年様

        う~んマスコミですよね。政治家は落選がありますが、マスコミ(特にATM)は、”国民の代表”と勘違いしてますが、単なるフラワー パヨクですからね。リベラルとか気取ってますが、全然違いますからね。
        過去の発言との整合性は、マスコミの力が必要ですね。

    • 実行委員さんへ

      保守(用日派)になったとして、
      追軍売春婦だの、出稼ぎ朝鮮人問題で
      日本に折れるコトは出来ないんじゃないですかね?

      少なくとも、日韓議連の韓国側からの謝罪が
      無くては、日本の売国政治家ですら
      用日派に乗っかれないと思います

      • 鞍馬天狗様

        常識人だったら、おっしゃる通りですね。
        売国政治家は、都合の悪いことは棚に上げます。いづれ、常識人には考えられないことをしそうで、怖いです。国益ではなく、私益優先で、国民にわからないように動きますから信用できません(マスコミ、中途半端な左翼言論人を含む)。

  • オバマ政権後期以来アメリカが文政権、というか韓国に内心うんざりしているばかりでなく、トランプ以降はあからさまに韓国を(半島情勢を激変させない様コントロールしつつ)冷遇しているというのは、もはや「説」ではなく厳然たる事実だと言っていい状況でしょう

    そういうアメリカの自国に対する態度に対して、文政権が「鈍感」だと考えるのは間違いで、むしろこういう塩対応にめげず、隙あらば「金剛山・開城」緩和をネジ込もうと虎視眈々な文氏・韓国人の姿勢には、日本人・日本政府においては常に警戒すべきでしょう

    先日のWTO「逆転敗訴」も、日本人なら潔くまたは気持ちを切り替えて受け入れるところ、そういう韓国人の、無茶苦茶な論理を振りかざしても泥仕合に持ち込んでもというなりふり構わない「しつこさ」が奏功した事例だと思われます

    日本政府には、「用日派」の再台頭を阻止すべく、文政権を「生かさず殺さず」攻勢をかける不断の努力と、日本国内の「保守勢力内の用日に呼応する一派」・「反日に呼応するサヨク勢力」への対応を間違わないことを望みます

  • 更新ありがとうございます。

    『日本より先にトランプ大統領と会談した』という手柄(?1対1は正味2分で恥ずかしい限りだが)だけが成果のようです。

    米国もよくやるなあ、という気もします。『都合がつかない』の方が、韓国に対する情けだと思いますが、要は『裏切り者』を晒した格好ですね。

    自分の国内政治を自分達の民族だけで進め、醸成出来ない為、常に不安定な国体です。中国、日本、米国、露国という大国に挟まれた地勢的な理由だけではない。千年以上、見すぼらしい半島だったのは自らの責と為政者にロクな奴が居なかった為です(現代も日本のおかげで高度成長して見てくれは良いが、千年以上に含まれています)。

    次の韓国大統領選挙まで、文大統領が持つかどうかギリギリでしょう。これ以上加速的な経済・雇用の失速が続き、北に籠絡される行動を続ければローソクデモする愚民と保守系が多数派になる。

    私は一日でも長く文吉クンが居座って、クーデターの起きる手前まで破壊の限りを尽くして欲しいです。どうせなら文末期で韓国崩壊の方が良い。次期大統領は要らない。

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