上念司氏参院選出馬表明、青山繁晴氏に続く…のか?

当ウェブサイトでは「エイプリルフール」だからといって積極的にウソをつくつもりはありませんが、やはり、著名人のなかには、なかなか興味深いツイートなどを発信されている事例が散見されます。とりわけ耳目を引くのは、経済評論家の上念司さんがご自身のツイッターで「(実在しない人物を首相にするために)参院選に出馬される」と表明されたことです。ただ、「ネタとしては面白い」と思われているようですが、正直、単なるエイプリルフールネタに終わってほしくない気もします。

本日の「小ネタ」です。

経済評論家の上念司(じょうねん・つかさ)さんが、今年夏の参議院議員選挙に出馬されると、ツイッターに投稿されたようです。

突然ですが、今日の放送を持ちましておはよ寺ちゃんを降板することになりました。みなさま今までありがとうございました!!(2019/04/01 5:45付 ツイッターより)

降板の理由は、来る参院選への出馬です。本日記者会見しますのでみなさま応援よろしくお願いします。選挙頑張るぞーー!!(2019/04/01 5:46付 ツイッターより)

上念さんほどの人物であれば、本気で参院選に出馬すれば、当選は間違いないでしょう。そうなれば、青山繁晴参議院議員と並び、『虎ノ門ファミリー』出身の国会議員が誕生するわけです。

…。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

といっても、この発言は、おそらくはどうせ上念さん特有のエイプリルフールのネタだと思います。

上念さんほどの人物であれば、国会議員になってしまえば、議員報酬は現在稼いでいらっしゃる額にほど遠いでしょうし、また、発言も何かと制約を受けてしまうでしょう(といっても、青山繁晴氏のように、国会議員でありながら歯に衣着せぬ発言をされる方もいらっしゃいますが…)。

また、実際に「日本をより良くする」ためには、必ずしも国会議員として職務遂行する必要はありません。「経済評論家として現在の調子で自由に発言していただく」というやり方でも、「思想」を通じて日本経済に良い影響を与えることができるかもしれないからです。

「消費増税は間違いである」、「日本銀行の金融緩和の本気度が問われている」、といった点については、不肖ながら当ウェブサイトでもときどき主張しているものですが、上念さんの場合は縦軸(歴史)、横軸(他国比較)による独特の説得力があり、経済評論家としてはピカイチで優秀な方だと思います。

もっとも、仮に本気で上念さんが参院選に出馬するなら、私としても本気で上念さんを応援したいと思うのですが、いかがでしょうか?(笑)

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. ととちん より:

    同感ですが、上念さん我慢できず元に戻ってしまいそうです。虎ノ門ニュースがそのまま国会に影響与えられれば良いと毎日思います。主様のサイトも政治家全員に読んでもらいたいです。

  2. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     「(日本マスコミ村の言うところの)ネトウヨ出身からも、国会議員が
    生まれるかもしれない」、、もしそうなれば、日本の政界も多様性のある
    面白い(?)ことになりそうです。尤もそうなれば、多様性を言っていた
    日本マスコミ村は、発狂するかもしれませんが。

     駄文にて失礼しました。

  3. カニ太郎 より:

    さすが主さま、今日がエイプリルフールだからって、悪い冗談ですよ。

    >上念さんほどの人物であれば、本気で参院選に出馬すれば、当選は間違いないでしょう<

  4. ミナミ より:

    https://www.youtube.com/watch?v=KiNLE9W0DLk

    >もっとも、仮に本気で上念さんが参院選に出馬するなら、私としても本気で上念さんを応援したいと思うのですが、いかがでしょうか?(笑)

    出馬したら最高だと思いますが、あり得ないですねw

  5. munakatazin より:

    窮屈な政界で発言するよりも、在野のまま強烈に皮肉ってください。もっとも参議院に立候補されても余裕で当選でしょうが、今の上念さんの発言が最高です。

  6. みねよしとみ より:

    実は本気で出馬するか否かで検討中で、エイプリルフールを利用して世論の反応を伺っているのでは?と期待を込めて。

  7. 心配性のおばさん より:

    今日のプライムニュースのお題が参院選に臨む各党の意見とやらだったので、パスしようとしたのですが、反町氏再登板の日だったので、視聴しました。
    反町節が炸裂してました。やっぱり、こうじゃなくっちゃ。議論のいつになく白熱して場外乱闘状態。反町さんサイコー。

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