【速報】防衛省が韓国側言い分に再反論、その重要な意義とは？
今朝、当ウェブサイト『新宿会計士の政治経済評論』では、『韓国との外交では、「道徳外交」「密室外交」を完全否定せよ』のなかで、今後わが国は、韓国との外交を考える上では、「脱・道徳外交」、「脱・密室外交」を徹底すべきだと申し上げました。こうした私自身の思いが防衛省に通じたのでしょうか、防衛省は先ほど、『韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について』とする文書を発表。20日に能登半島沖のわが国のＥＥＺ内で発生した「火器レーダー照射事件」を巡る韓国政府側のふざけた言い訳をピシャリとシャットアウトする見解を出してきました。
防衛省が再反論
せっかくのクリスマスなので、何か別の話題を提供しようと思っていた矢先、わが国の防衛省がさきほど、こんな内容を発表しました。
韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について（2018/12/25付 防衛省ＨＰより）
この発表は先週土曜日の『韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について』に続くものです。まずは原文を確認してみましょう。
１２月２０日（木）午後３時頃、能登半島沖において、韓国海軍「クァンゲト・デワン」級駆逐艦から、海上自衛隊第４航空群所属Ｐ－１（厚木）が、火器管制レーダーを照射された旨、２１日（金）、防衛省から公表を実施しました。／本件について、昨日、韓国国防部が見解を発表していますが、防衛省としては、事実関係の一部に誤認があると考えています。／まず、防衛省では、２０日（木）のレーダー照射事案の発生後、海自Ｐ－１の機材が収集したデータを基に当該駆逐艦から発せられた電波の周波数帯域や電波強度などを解析した結果、海自Ｐ－１が、火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射されたことを確認しております。／また、海自Ｐ－１は、国際法や国内関連法令を遵守し、当該駆逐艦から一定の高度と距離をとって飛行しており、当該駆逐艦の上空を低空で飛行した事実はありません。／加えて、海自Ｐ－１は、国際ＶＨＦ（156.8MHz）と緊急周波数（121.5MHz及び243MHz）の計３つの周波数を用いて、「韓国海軍艦艇、艦番号９７１（KOREA SOUTH NAVAL SHIP, HULL NUMBER 971）」と英語で計３回呼びかけ、レーダー照射の意図の確認を試みました。／防衛省としてはこのような事案が発生したことは極めて遺憾であり、韓国側に再発防止を強く求めてまいります。こうした事案によって日韓防衛当局間の連携を損なうことがあってはならず、今後、日韓防衛当局間で必要な協議を行っていく考えです。
この報道発表を、どう考えるべきでしょうか？
言い訳をして逃げる韓国側
あらためて、本件を巡り、韓国側の言い分（政府発表だけでなく匿名情報源の報道も含む）を並べてみましょう。
- 「わが軍は正常的な作戦活動中だった。作戦活動の際にレーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」（2018.12.21 21:05付 聯合ニュース日本語版『海自機に射撃レーダー照射 「追跡の目的ではない」＝韓国国防部』）
- 「火器管制用レーダーを作動させたのは事実だが、日本の哨戒機を狙う意図はなかった／（駆逐艦が）遭難船救助のため、通常、作戦を行う海域よりも、東側に進んだのは事実だが、韓日のＥＥＺの中間水域で起きたことだ／日本の反応は多少、度を越している側面がある」（2018年12月22日09時03分付 時事通信『漁船捜索でレーダー照射＝当局「日本は過剰反応」－韓国紙』）
- 「当時波が高く、気象条件が良くなく駆逐艦のすべてのレーダーを総動員した／この過程で射撃統制レーダーについたナビゲーションレーダーが360度回転しながら撮影した信号が、日本の海上自衛隊Ｐ１哨戒機に検出されたもの」（「2018-12-23 10:01付 ハンギョレ新聞『韓国軍艦、自衛隊哨戒機に「射撃統制レーダー」撃った”日本の激しい抗議』【韓国語】）
- 「わが軍は人道主義的な救助のため、正常な作戦活動をしたのであり、日本側が威嚇と感じるようないかなる措置もしなかった／遭難した北朝鮮の船舶を捜索していた艦艇に向かって急速に接近した哨戒機を識別するため、映像撮影用の光学カメラを稼働した／光学カメラは追跡レーダーと連動しており、カメラを稼働させると追跡レーダーも作動する」（2018.12.24 12:20付 聯合ニュース『日本哨戒機追跡のためレーダー運用せず 「威嚇なかった」＝韓国国防部』）
- 「当時、日本の哨戒機は韓国艦艇の上空を飛行するなど、むしろ「威嚇飛行」を行っていた／韓国軍関係者は「日本の哨戒機は艦艇が捜索救助作戦を始めてからしばらく後、接近してきた」として、「艦艇の上空を飛行するなど、むしろ威嚇的だった」と伝えた」（2018/12/23 18:53付 朝鮮日報日本語版『日本哨戒機接近し撮影用光学カメラ稼働 ビーム放射はせず＝韓国軍』）
- 「（日本の哨戒機の搭乗員が無線でレーダーを照射した意図を問い合わせたと主張していることについては）通信感度があまりにも低くてノイズがひどく、われわれが認知したのは『コリア・コースト（ガード）』（海洋警察）との単語だけで、船舶を救助した際に周辺に海洋警察艦がいたため、海洋警察艦を呼び出していると認識していた」（2018.12.24 12:20付 聯合ニュース『日本哨戒機追跡のためレーダー運用せず 「威嚇なかった」＝韓国国防部』）
つまり、最初からの言い分をリストアップすると、
- 「韓国軍は正常な活動中だった」
- →「日本の海上哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はない」
- →「火器管制用レーダーを作動させたのは事実だ」
- →「ナビゲーションレーダーが360度回転しながら撮影した信号が、日本の海上自衛隊Ｐ１哨戒機に検出された」
- →「映像撮影用の光学カメラを稼働したら追跡レーダーが作動した」
- →「むしろ日本の哨戒機が威嚇飛行を行った側だ」
- →「日本の哨戒機の搭乗員が無線でレーダー照射の意図を問い合わせた際の通信感度が低くてノイズもひどく、海洋警察艦を呼び出していると認識した」
というものです。
徹底的に抗戦しますね
以上を踏まえて、先ほどの防衛省の文章を読んでみましょう。
「日本の海上哨戒機を追跡する目的でレーダーを運用した事実はない」
→事案発生後に海自哨戒機の機材が収集したデータについて、慎重かつ詳細な分析を行い、当該照射が火器管制レーダーによるものと判断した
「ナビゲーションレーダーが360度回転しながら撮影した信号が、日本の海上自衛隊Ｐ１哨戒機に検出された」、「映像撮影用の光学カメラを稼働したら追跡レーダーが作動した」
→当該駆逐艦から発せられた電波の周波数帯域や電波強度などを解析した結果、海自Ｐ－１が、火器管制レーダー特有の電波を、一定時間継続して複数回照射されたことを確認した
「むしろ日本の哨戒機が威嚇飛行を行った側だ」
→海自Ｐ－１は、国際法や国内関連法令を遵守し、当該駆逐艦から一定の高度と距離をとって飛行しており、当該駆逐艦の上空を低空で飛行した事実はない
「日本の哨戒機の搭乗員が無線でレーダー照射の意図を問い合わせた際の通信感度が低くてノイズもひどく、海洋警察艦を呼び出していると認識した」
→海自Ｐ－１は、国際ＶＨＦ（156.8MHz）と緊急周波数（121.5MHz及び243MHz）の計３つの周波数を用いて、「韓国海軍艦艇、艦番号９７１（KOREA SOUTH NAVAL SHIP, HULL NUMBER 971）」と英語で計３回呼びかけ、レーダー照射の意図の確認を試みた
…。
いかがでしょうか？
防衛省側の反論文書は「韓国国防部の見解には事実関係の一部に誤認がある」などとしたうえで、淡々と説明していますが、ここまでくれば、もう全面的な見解の衝突です。
対韓外交の鉄則は「国際法」「公開」
今朝の『韓国との外交では、「道徳外交」「密室外交」を完全否定せよ』の続きですが、韓国との関係で韓国が日本に対して一貫して求めて来ているのは、「道徳外交」と「密室外交」です。
道徳外交とは、歴史上、韓国が日本に対し「道徳的優位にある」から、「日本は法を振りかざすのではなく、韓国に対し配慮しなければならない」という、無理筋の要求です。また、「密室外交」とは、日韓間の重要な外交交渉は非公開にしてほしいという考え方です。
このどちらにも応じてはなりません。
今回の防衛省の文書は、この「道徳外交」と「密室外交」をともに否定するものです。というのも、あくまでも韓国が行ったことは国際法に照らして違法な行為であり、準戦闘行為だからであり、韓国側には弁解の余地などないからです。
また、おそらく今回の防衛省の文書も、韓国政府と調整を行わず、日本政府だけの判断で公表されたものだと考えて良いでしょう。この「事前調整も行わずに日本政府が公表してしまう」というのは、韓国（や中国や北朝鮮）が最も嫌う手法でもあります。
もちろん、防衛省が今回、「極めて遺憾」などと述べているのは、日本の反撃としては不十分ではないかといった意見があることは重々承知していますし、私も日本国民の１人として、「もっと踏み込んで韓国に対する経済制裁を今すぐ発動して欲しい」という気持ちがないわけではありません。
ただ、韓国が嫌う「正論外交」、「公開外交」に踏み切ったこと自体、従来の「事なかれ主義」からの決別を意味するものであり、その意味では、12月22日に続く本日の文書公表に対しては、「よくやってくれた」と素直に歓迎したいと思います。
ただし、韓国に対する対応がこれで終わって良いわけはありません。
韓国の日本に対する不法行為の数々は止むことはありませんし、おそらく今回の事案以外にも、韓国軍による不法行為は数々行われていたのではないかと思います。
防衛省、外務省、海上保安庁におかれては、韓国当局による犯罪行為については逐一証拠付きで公表するとともに、その内容を逐一、英語にして全世界に向けて発信するという努力をしていただきたいものです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』（https://t.co/PKOiMb9a7T）。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー読者コメント一覧
※【重要】ご注意：他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率（引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率）は10％以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意：人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、ＵＲＬの入力は必要ありません（メールアドレスは開示されません）。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するＵＲＬを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
  | 自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で９冊目の出版をしました
 | 日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
現実世界と外交は全くもってオセロゲームだから
道徳外交は別にして、密室外交は先方が要求するのであれば 逆にカード化ができるかもしれません
言質は確実に取った上で さらに必要に応じて いつでも公開できる状況を確保した上ですが
多分それが 外交という代物だから
囲碁はいざ知らず、オセロならば 日本は本来強いはず
展開は有利にできそうです
相手が盤面をひっくり返す暴挙がないならば・・・・・
クク様
韓国以外は、密室外交も有力でしょうが、韓国相手に密室外交はお勧めできません。
最後に書かれているように、気に入らなければ、前政権のせいにしてひっくり返しますから。
囲碁はいざ知らず・・・現状はトホホの状態です。井山も調子を落としていますし。
以上、グチも入りましたが、私の意見です。
確かに！日本の外交官は オセロも下手っぽいですね！
小学5年生の方が 絶対強い(世界チャンピオン)
修正です。
「下手っぽいです し ね！」
盤面をひっくり返されるような 戦いは するべきではないと思います。
極力 関わらずに済ませられたら それが良いように思います
>あくまでも韓国が行ったことは国際法に照らして違法な行為
これは事実誤認ですが、こうした事例を裁ける国際法が存在しません。
だから、中国すら含めた、多国間の紳士協定を結んだのが、
「洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準」《Code for Unplanned Encounters at Sea》
です。
文書内に法的拘束力は持たず、国際法に優越するものでは無いともはっきり書いてあります。
それよりは、EEZ内で無害通航以外の活動をしていたことの方の釈明の方が確実に国際法に絡んできます。
EEZ云々は韓国側からの話で、
防衛省からは「能登半島沖」以外
具体的な地点は発表してませんよね？
何故かは判らないけど防衛省が
事件海域を明らかにしない限り
その筋で攻めるのは辛いかと…
人工衛星Sentinelの写真なんかは無料で見れるので、暇な人なら探せるんじゃないのかなぁ
もっと分解能の高い人工衛星の写真はお値段がお高いから、金持ちじゃないと無理だけど。
ちなみに世界最高の分解能を持つWorldView4だと人がギリギリ認識できる。まさにSFの世界。
日本の公的機関が「能登半島沖」と表現するなら、実際に領海か少なくともEEZ内ですよ。
もちろんP-1にはINS/GPSの詳細な情報が電子的に記録されており、証拠は持っているんですが今回の動きを見るに情報を「小出し」にして韓国側がボロを出すのを待っている節があります。
そもそも自衛隊としては、詳細な取得情報は出したくないのがホンネなんですよね。
韓国の軍艦が合同演習や親善訪問でもないのにEEZ内に入ってくるのは自衛隊の注意を喚起します。
中国海警が尖閣諸島のEEZ内を無害通航しただけでもコメントを出すんですよ。
KDX-1なんて韓国の虎の子が日本に事前通告も無しに近づいたのなら何かがあると考えるでしょう。
P-1は最初は北朝鮮の瀬取監視の任務なのかと思っていましたが、そもそも瀬取の本場は東シナ海。
もしかしたらP-1の出動自体が最初から韓国の軍艦の調査が目的だったのかもしれません。
>あくまでも韓国が行ったことは国際法に照らして違法な行為
まあ、不審な人物が自分の子供の頭に安全装置外した拳銃の銃口を向けて、引き金に指を
かけるようなものなんで国際法がどうのこうのでなくても、広く世界に伝える事は
非常に重要なポイントだと思います。
> 不審な人物が・・・・・引き金に指をかける
アメリカでそんな事したら警察に射殺される可能性ありか
元海上自衛官のペンギン氏が書かれている、「自衛隊で奏でた交響曲」の12月22日付記事によると、今回の事案は下記の通り説明できるようです。
・水上捜索救難の為であれば、Xバンドレーダーでシークラッタ―対処能力に優れる、米レイセオン製「AN/SPS-55」対水上捜索レーダーの方が向いている。
・仏タレス社「STIR180」は射撃管制レーダーで、防衛省発表の写真でP-1に向いていることが確認できる。
・この写真から、艦橋上部にあるオランダ製「ゴールキーパー（CIWS)」のレーダー作動も確認でき、このことから２種類の火器管制レーダー照射が一定期間起きていた可能性がある。
・韓国は大和堆での「操業権の既成事実」化を目指しているのではないか。
・（内憂外患の状況を打破するため）1982年にアルゼンチン軍事政権が起こしたフォークランド紛争のような事が韓国で起きる可能性が一気に高まりまった。
https://xn--f9jpa9702acflt2twe7b60ky74azbd.com/archives/2786
引用終わり。
この記事を読んで個人的には、日韓大和堆紛争が起こればこれを機に米がクーデターを起こし親米政権樹立させ、日本には竹島を奪還してもらいたいと思っています。
元海上自衛官のペンギン氏が書かれている、「自衛隊で奏でた交響曲」の12月22日付記事
なんとも不気味な話ですね。
改憲しなければ ・・・
暫くは サイが投げられたならば その都度 そっとお返しする事態が続きそうです
アメリカとの同盟や他国の論議に期待するのは 間違いと思います
そうした意味では 取り敢えず 一触触発の事態は、回避出来た。
改憲で抑止力を振るい得ることを 鮮明にして さらなる愚挙を抑制する必要があると考えます。
自衛のための大和堆紛争が勃発した時 、旗色を鮮明にしていないアジアの他国がどう動くかの問題が大きすぎると思われます
此処で一つの問題として、レーダー照射行為を誰が指示したかです（個人、軍、政府等）
韓国も一枚岩では無い事を承知していますが「公表しないで」って言う事からすれば政府ではなさそうですね。
軍が危険極まりない行為をする事の背景には何があるのかと、単に任務に不満、待遇に不満、文に不満と言うレベルの話では無いような。
日本に攻撃させる積もりとしか思えませんね。
そもそも北の漁船が海難事故起こしたというのは本当なのでしょうかね？遭難の連絡を誰からどうやって受けたのかという記者の質問に、軍関係者は「答えは差し控える」とのこと。現場の写真や救出者の供述も公開していません。それよりもなによりも、「北」の漁船の遭難ごときに南の駆逐艦が駆け付けるのは不自然です。海洋警備隊とかいるでしょう。（でもセウォル号の時のように役立たずなのか？）レーダー捜査するなどずいぶん熱心です。まるで大事な瀬取り船が沈没したかのような騒ぎではありませんか（笑）
哨戒機をロックオンして追い払いたかったくらい、北の首領様の威光が現場の人間に強く働いた可能性もあります。一大事に至れば日韓の離間が一気に捗りますので、北には願ってもないことでしょう。
そういえば救助された北朝鮮から
韓国軍への感謝と、韓国を糾弾する日本への非難発言が出てませんね。
いつもならこういう時を見計らって
日本を非難する側に廻るんですけど。
この件、まあ韓国ならこんなもんだろうなということで、特に書くこともないかなと思っていました。なにしろ、銃弾分けてもらってもなかったことにしたがるような人たちなわけで。
誰かが書いておられたように、実はこの件の背後には深慮も遠謀もなく、単に「思いつき行為と糊塗」がすべてではないかと私も考えていました。けれども、背後に後ろ暗い「何か」があった可能性もないとはいえません。瀬取り幇助もありうるし、漁業権に関わる何かもありうる。
昨夜「みずきの女子知韓宣言」さんに上がったエントリの以下のくだりを読むといかにも臭い。
>24日午後にあるメディア（ニューデイリー）は興味深い記事を掲載した。
(中略)
>そもそも広開土大王艦は、いったいそこへ何故行ったのか？
(中略)
>国防部は「北朝鮮の木船探索救助作業と関連して、北朝鮮が関連の情報を通知したかについて、知らせる情報はない」と明らかにした。
>北朝鮮の木船の漂流情報をどこから得たのか明らかにしなかった。
自衛隊も何がしかの情報をつかんでいる、あるいは疑っている可能性があると思います。「疑い」のレベルで公表したりはしないでしょうが。
「あ、イルボンのやつらだ。イライラする。レーダー波当てて追っ払え」的なことが実際にありうるから、まあ、どの辺までマジメに考察すべきか悩むんですけれどね。ただ、今回のアチラの「行為」については、理由が何であれ、今回ばかりは捨て置けません。下手すると紛争になりうる事態です。
今まで、自衛隊にさんざんレーダーを浴びせてきたのだろう。日本政府は今までは日韓関係を考えて公表しなかったのだろうけど、徴用工でもう遠慮する必要がなくなり、発表したようだね。韓国側の狼狽ぶりをみているとよほど以外な展開だったのだろう。いくら国際法に違反しないからといって、友好関係にある相手の軍隊に火器管制レーダーを照射するなんて、いかにも軍人として恥ずかしい行為。こんなこと自衛隊がしたら制服組トップが辞任だろう。日本を通じてこんな行為を韓国がしていると世界中に発表するわけだから、世界の韓国を見る目がかわるよね。
なるほど
そうなると 公表されていない事実は まだまだある訳だ。
戦々恐々としてるのかもしれないし はたまた 窮鼠猫を噛む寸前の状態かもしれない
誰か処方箋を！
中央日報はこの防衛省の発表を受け「韓国国防部の主張に正面から反論したのだ。しかし日本防衛省は具体的なデータを提示しなかった」などと書いています。
https://japanese.joins.com/article/459/248459.html?servcode=A00§code=A10&cloc=jp|main|top_news
いつもはったりばかり言っている韓国は、日本もそうだと思うのでしょうね
何しろ相手が韓国ですからねぇ。
局長級協議でも「政府として」しらを切った訳ですし。。。
証拠を突き付けたとしても、謝罪までは行かないような気がしています。
今回、日本側が１００％打ってこない事を認識したうえで、意図的に「照射」して直後の「無線を無視」した訳です。
仮に、しらを切り通しても日本からの具体的な制裁等がない場合には、日本を怒らせるための新たな娯楽が見つかったくらいに思って、２度目３度目があるような気すらしてしまいます。
政府・首相官邸は相変わらずの「遺憾」「今後協議を進めていく」との発言のみ
野党も大概だが
これでは話にならない
徴用工判決に基づいて差押執行されるまで政府・首相官邸も動く気がないな
自民党・国防、外交部会の意見が何処まで取り上げられるかに期待するしかないのか
差押え執行程度なら余裕で「遺憾」「厳重に講義する」ですよ、きっと。
古人曰く「嘘をついた途端に、良い記憶力が必要になる」
どんな人間でも、完全な嘘つきになれるだけの優秀な記憶力は持ち合わせていないという意味ですね。自称慰安婦のお婆さんなどは、証言内容をある意味自由自在に変えていました。劇団員でも並以下の部類だったのでしょう。
日本人は「おてんとさまが見てござる」から、だいたいの人間は正直です。信用を失うことは日本社会ではかなりのダメージ。嘘をついちゃダメは強迫観念ですらある。間違いを犯したら「正直」に謝るのは、謝れば許して貰えるのが前提にあるからなのですけどね。誰にだって過ちはある、悔いて償えば水に流そうが日本人。
もしこれが、謝っても謝っても許して貰えない、「真正な謝罪」を永遠に要求されるような共同体だったらどうでしょう。チャラにならないなら謝っても損なわけです。だから謝らない。謝らないために自分の非を認めない。認めないために嘘をつく。もう文化ですね。伝統。
しかし悲しいかな、とっさの嘘をつく芸当には磨きがかかってみな名人の域に達したのですが、いかんせん記憶力は進化しませんでした。思慮のない者はその場しのぎの嘘でだませても、一定の論理的思考能力を持つ相手に「子供だまし」は通用しない。
詐欺も誣告罪も他国に比べると桁違いに多い韓国ですが、だます方もだまされる方もレベルの高い嘘ではなさそうですね、この調子では。
< 更新ありがとうございます。
< やっと日本も効果的な一発を韓国に浴びせましたね。『遺憾に思う』『善処を期待する』だけでストレスを感じてた方は多いでしょう。しかし今日の防衛省の発表でホンの少しは溜飲を下げられたのではないでしょうか。
< 煽動する気はないが、もっとやれッ徹底的にやれッと！。。、、、。。わ
なな韓国は所詮そんな嘘つきの国。隣国の新聞社は日本のぐうの音も出ない客観的事実を織り込んでおり、悔しさいっぱいの記事です。
< 火器管制レーダーのロックオンばかりに注目が集まるのは仕方ないですが、韓国の駆逐艦が何をしていたのか、が気になる。北朝鮮の漁船、、いったい大和堆の近くで南北はナニをしていたか？
< 危
< すみません続きです。
< 危険を犯して海上で接する意味は、資金供与か？但し駆逐艦なので瀬渡しには向いてない。北朝鮮のボロ漁船と韓国駆逐艦では、喫水線も違い作業はしにくいです。
< 北漁船遭難なら海保の艦艇の出番、ホントに沈没し始めて、際どいタイミングなら付近を航行する船に呼びかけるでしょう？いくら快速駆逐艦とはいえ、まるで接線を決めてあったような動き方です。
< 日本の今日の『自衛隊哨戒機ロックオン事案』の声明は、韓国との擦り合わせもせず、メディアに流した。それが強い意志の表れと思う。勿論当時の記録もデータで持っている。
< 韓国はぐうの音も出ないが、またまた火病起こして、『日本は嘘を吐いている』『謝罪するのは道徳心のない日本だ』とか言うつもりだろう。ホンマ恥ずかしい阿呆な民族（笑）。
< さて、日本は韓国の謝罪なり、事実に即した韓国側の発表の期限を伝えて欲しい。12月31日朝8時迄とか。是非、期限を一方的に伝えるべきだ。また、徴用工のニセ被害者の弁護士ら、結局なーんも出来ない連中で、金杉局長も話は物別れだったようです。
< いいゾッ。中途半端に譲歩せず、敵の胸ぐら掴んで揺するつもりでお願いします。次回会談も決まらずとか、非常に良い傾向。ダラダラは相手のペースだが、今は日本が仕掛けている。以上。
＞『韓国との外交では、「道徳外交」「密室外交」を完全否定せよ』
時事的タイムリー且つ、先駆けの提言、内容において新宿様が一本とりましたね。
これは自画自賛しても許されるレベルです。
「密室外交」
ちょうど一年前の韓国女性家族部慰安婦TF(タスクフォース)発表で
慰安婦合意は、密室会談を通じて主に進行されたため問題がある‥‥
密室会談は文在寅政権自ら否定的なはずが、
実際は密室非公開外交をせざるを得ないという自縄自縛。
次政権でロックオン事件TFを立ち上げられて
将来、文在寅大統領も逮捕されるかもしれませんね。
「日韓漁業協定」
いつだったか時期や詳細は失念してしまいましたが
日本と韓国との漁獲割り当ての交渉中に
あまりに韓国側に違法操業で拿捕される漁船が多いため
日本側排他的経済水域内の警察権を寄越せという
無理難題の要求があったと記憶しています。
(※情報の裏付け取れず申し訳ない)
今回の事件もその延長線上かも。
防衛省の正論反論で韓国から一本をとった形になりましたが
韓国側は別件で「名誉返上・汚名挽回」とばかりに
攻勢をしかけてくるかもしれませんね。
南朝鮮の言い訳に防衛省が反論(証拠付き)、南朝鮮が次の言い訳以下ループ？
南朝鮮の言動が1日1日とコロコロ変わって内容が180度も違うせいで自分の頭が混乱してきます。
芸人のコントじゃないんだからもう少しマシな言い訳か謝罪、責任者の吊るし上げすればいいのにニュースを記事を読むだけで頭痛の種です。
何方か処方箋をください。
> わが軍は正常的な作戦活動中
日本の領土で？
領海の打ち間違いでしょうか。
領海は領土または領土の突端を結ぶ「基線」から12カイリ、20キロちょっとですねしょうか。
異常視程であれば沿岸から目視で見える距離。
でも、日本からの公式発表では能登半島沖しか明記されてないので
領海内なのか、接続水域なのか、EEZ内のどこなのか詳細不明です。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/25/2018122580041.html
日本の保守系メディア、韓国の「レーダー照射」を連日猛非難
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/12/25/2018122580037.html
「射撃用レーダーだった」 日本が再び声明で全面反論
どうも、日本人はレーダー照射の事実以上に、韓国が嘘をついていることに立腹しているのが理解できていないですね。
たぶんレーダー照射を素直に陳謝していたら、不完全燃焼で終わっていたことでしょう。
彼らにしてみれば自分の立場を少しでもマシにするための嘘は生来の権利の様に考えているので、真面目に日本の怒りを理解できず困惑している。
２点知りたいことがあります。
ひとつは発生場所です。日韓双方とも正確な場所をむ発表していないようです。日本領海なのか、接続海域なのか、それとも巷間言われているようなＥＥＺなのか。それとも正確に発表すると不都合なことがあるのか。
二つ目は韓国駆逐艦が国旗など掲げていることが写真から判らないのですが、もしそうなら何故堂々と国
籍を隠したのか。
どなたか教えてください。
コメントがもう多すぎて、どこにあったのかも探せなくなってしまいましたが岩屋防衛大臣が、「韓国を信じたい」と発言したといって非難されているコメントを見た記憶がありましたが、本日の記者会見で
http://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2018/12/25a.html
Ｑ：海自の人に聞くと、海自に限らず、防衛省・自衛隊員の中には、大臣が「韓国側のことを信じたい」とか、今おっしゃられたこととか、もちろん大局観というのは大事だと思うのですが、極めて危険な行為の直後に、怒りよりも、むしろそちらの方が際立つような発言をされているようなことについて、すごく士気が落ちるというような声も、取材によると出ていますけれども、そういう部分に対しての受け止めをお願いします。
Ａ：そのようなことはないというふうに私は思っております。こういう事案については、冷静沈着に対応しなければいけないというふうに思っておりまして、誤解のないように申し上げておきますが、私が「信じたい」と申し上げたのは、テレビ出演中に、記者から、「これは、これまでの日韓関係が影響しての行為でしょうか」という質問がありましたので、「いや、そうではないと信じたい」というふうに申し上げたところでございます。
——————————————————-
まったくコンテクストを無視したマスゴミお得意の切り貼りだったというのが確認されました。
りょうちん 様
いつもコメントありがとうございます。
この岩屋大臣の発言を切り張りしたのではないかとの疑惑は、たしか『楽韓Web』さんの方でも指摘されていましたね。
岩屋防衛大臣「韓国側の見解には誤認がある」……外交用語で「あいつら嘘ついてる」って言っちゃいましたね
マスコミの切り貼りをそのまま信じてはならないという良い事例だと言えるでしょう。
引き続きのご愛読ならびにお気軽なコメント、何卒よろしくお願い申し上げます。