【夕刊】森友問題は形を変えた北朝鮮のテロ?
森友問題は日本が朝鮮半島問題に関わるべき貴重な1ヵ月という時間を潰すための、一種のテロである――。私は最近、そう考えるようになりました。
森友問題は新手のテロだ!
日本の国会が森友問題でうつつを抜かしている間に、世界情勢は大きく動いています。私は「森友問題とは、何らかの勢力が安倍政権の動きを封じるために仕掛けたテロではないか?」という仮説を持っているのですが、別にこれは発想としては不自然ではないと思います。
その一例としては、朝鮮半島情勢があります。ドナルド・トランプ米大統領は韓国の特使の提案を受け入れ、3月8日に米朝首脳会談の実施で合意しました。また、3月末には北朝鮮の独裁者・金正恩(きん・しょうおん)が突如、訪中。習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席と会談を行いました。
本来ならば、日本としてもこの問題に機微に対応しなければならないはずです。しかし、日本国内では3月2日に「財務省が決裁文書を書き換えた疑いがある」と朝日新聞が報じたことで、国会が空転。佐川宣寿(さがわ・のぶひさ)元国税庁長官の国会証人喚問などが行われました。
たしかに、今回の「森友関連決裁文書の書換事件」とは、財務省による公文書偽造であり、程度の差こそあれ、れっきとした犯罪行為です。このこと自体は許すことができませんし、場合によっては司直の手による捜査も行われるべきでしょう。
ただ、たかだか十数億円の国有地の売却案件を、国会が1年以上の時間を掛けて議論するのは不自然です。しかも、安倍総理本人、昭恵夫人らの関与がなかったことは、かなり初期で判明しています。このように考えていけば、森友問題の裏には北朝鮮や中国の工作があると見るべきでしょう。
私は、日本にスパイ防止法がないことが非常に大きな問題だと考えています。この国家の重大局面に、森友学園問題で国政を麻痺させようとする野党議員やマス・メディアなどの勢力は、明らかにテロリストです。実際、野党議員には北朝鮮や中国と密接なつながりを隠そうともしない者もいるほどです。
ジャーナリストの冷静な視点
NBOを是非読みましょう
ただ、こうした状況にありつつも、冷静な視点を失わないジャーナリストは、確実にいます。その1人が、ジャーナリストの福島香織氏です。彼女は本日、日経ビジネスオンライン(NBO)に1つの重要な論考を寄稿されています。
中朝対話後、中国の次の「一手」は?/米中韓朝の「四カ国平和協定」 新しい安全保障枠組み提案か(2018/04/04付 日経ビジネスオンラインより)
何度も繰り返しで恐縮ですが、NBOの記事を読むためには日経IDの取得が必要です。しかし、福島氏の論考(と、昨日掲載されている鈴置高史編集委員の論考)を読むためだけであっても、わざわざ手間を掛けてまで日経IDを取得する価値は大いにあります。
まだ日経IDを取得されていない方は、是非、取得してください(といってもNBOには読む価値のない論考もたくさんありますので、このあたりは注意が必要ですが…)。
福島氏の力作
と、いつもの前置きはさておき、今回の記事では、さすがにジャーナリストと舌を巻く箇所が多々ありました。テーマについてはタイトルにもある通り、3月25日の金正恩の電撃訪中と、「犬猿の仲」であった習近平国家主席との会談です。
論考には一部同意できない箇所もあるものの、トータルな視点でさまざまな報道、さまざまな情報を結び付けており、「これぞまさにジャーナリストの仕事」といえる、まさに「読ませる力作」です。私の文責で、ごくかいつまんで記事論旨を紹介すると、次のとおりです。
- 今回の金正恩の訪中は、いわば、泣きつく形で金正恩サイドから習近平サイドに訪問を打診し、実現したものだが、中国にとっても「頭越し」に米朝合意や南北統一が進むのは嬉しくないはずだから、いわば渡りに船だ
- もっとも、中国のCCTVで「金正恩が習近平の話を聞きながら真剣にメモを取っている様子などが映され、習近平皇帝と朝貢国の金正恩王、といわんばかりの構図」が強調されるなど、中朝両国での報道ぶりは大きく異なる
- 北朝鮮がこのタイミングで訪中を急いで決定した狙いは、中国が北朝鮮を見捨てて米国に与するような事態を回避するためだが、これに対し中国としては、あたかも米朝に助け船を出すという体で、中国、韓国を交えた4ヵ国協議に誘導したいところだろう
…と、いつもながらに洞察が鋭く、この短い文章でよくぞここまで中朝両国の思惑を描写しているものだと思います。
私自身、今回の金正恩の訪中が実現した要因は、むしろ中国側からの要請に北朝鮮が乗ったということではないかと思っていて、この点においては福島氏の意見に賛同しないのですが、ここはあまり本質的な問題ではありません。というのも、中朝両国が何らかの思惑の一致を見たという点が重要だからです。
そして、北朝鮮核開発問題において、再び中国が関与することとなったことで、この問題が「米国対北朝鮮」から、「米国対中国」という構図に変化する可能性が出て来たという点でも、私は福島氏の見解に同意します。
手駒を持たない日本がここまで頑張るとは
ただし、私は福島氏の見解に、100%賛同しているわけではありません。その下りとは、次の部分です。
「こうして考えてみると、北朝鮮の核兵器に一番おびえているはずの日本が、この問題にほとんど関与できていないことがわかるだろう。中国の四カ国平和協定提案は、半島問題から日本とロシアを排除しようという動きでもあり、ここで中国が主導権を取ることになれば、これは日本の安全保障からみても、かなり不利である。日本側がこういう状況に焦っているのを見越してか、6月初めにも日朝首脳会談が行われる可能性についての情報が北朝鮮筋から朝日新聞を通じてもたらされた。」
「日朝首脳会談が本当に行われるかどうかはまだ不明だが、やったとしても成果がでるか北朝鮮にいいようにあしらわれるのかは、日本の覚悟次第だろう。日本側は“譲歩”カードは多く持つが、“恫喝”カードはあまり持たない。いや、できる“恫喝”というのは、多少はある。例えば朝鮮総連の解体や親北勢力が急激に増えている民団への対応、あるいは日本の核武装論なども、もっと議論されてもいいかもしれない。 だが、それをする意思が国民や国会にはない。そういった論議に意味や効果はないと早々に断じてしまう。となると、米国への“お願い”をするしか、半島問題にはかかわれない状況にある、というのがなんとも残念なところである。」(下線部は引用者による加工)
ここで冒頭の話題を思い出していただきたいと思います。
森友学園問題は、いわば、国会の質疑を空転させるために、何らかの勢力が安倍政権を妨害しようと仕掛けたスキャンダルだと見るべきだ、という私自身の見解です。どこかの陰謀論者と違って、私は今回の問題が北朝鮮による工作だと軽々に申し上げるつもりはありません。
ただ、それと同時に、北朝鮮と朝日新聞の密接なつながりは、ジャーナリストの間では「知る人ぞ知る」論点であり、これに加えて、「国会や国民は安倍(総理)の退陣を望んでいる」といった声の裏に、外国勢力の支援が存在することは確実と見て良いでしょう。
このように考えていくならば、私は「日本国民の見識」を、ここまで軽く見るべきではないと考えます。意外と日本国民の多くは、「もりかけ問題」がマス・メディアと野党の問題であるということを理解していて、むしろ安倍政権にはこのような下らない問題で足を取られることを望んでいないように思えるのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、3月2日から本日までの約1ヵ月間、日本政府・安倍政権は「森友問題」への対応の忙殺され、その結果、朝鮮半島情勢に力を割くことができませんでした。これは、いわば「朝日新聞に潰された1ヵ月」とも言うべき問題でしょう。
ただ、日本がいつまでも朝日新聞に良いようにやられるヤワな国であるとも思えません。私たち日本国民の朝日新聞に対する反撃は、これからが本番です。私もウェブサイトを通じて、ささやかながら朝日新聞社の倒産と朝日新聞の廃刊に向けて、微力を尽くしていきたいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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毎日の更新ありがとうございます。
以前にもコメントさせていただきましたが、
韓国のローソク革命は、従北法曹と従北メディアや従北労組を動員した、
朴槿恵を捏造証拠で弾劾した北のテロ以外の何物でもないと考えます。
あのまま朴槿恵政権が続いていれば、北は四面楚歌で遠からず暴発か亡命かクーデタになったはずです。
「大韓民国が恥ずかしい」検察の組織的反乱 捏造知りつつ11カ月間隠蔽
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=83517&thread=01r01
朴槿恵自体は能力は別として、かの国では例外的に極めて清潔であったと思います。
そこで、最も弱い脇腹として、崔順実をターゲットにしたのが、大成功でした。
特に、韓国の若年層の閉塞感やルサンチマンと民族性で大炎上となったのでしょう。
北にとって最も都合が悪いのは、日韓関係が良好で、足並みを揃えて制裁を強化することです。
日本でも、安倍首相の弱い脇腹である、昭恵夫人を捏造証言で狙い、
倒閣と憲法改正阻止の言論テロをしかけていると考えます。
モリトモに関しても、発端からして福島・辻元・木村・朝日新聞といった、
慰安婦捏造の挺対協・総連関連の同じ構図で、吉田清治の役割を籠池氏が担っています。
幸運にもネットの普及のでフェイクニュースも捏造がネタバレするのに加えて
アベノミクスの効果により、就職状況の良い若年層が覚醒してくれているので何とかもっています。
ここが、韓国との決定的な差かと思います。
第一次安倍政権は、参議院選に敗れた上、自民党内の親中派によりひきづり落とされたと思います。
あいかわらず、自民党内の中国や北朝鮮で楽しい思い出や記念写真のある、石破氏や旧田中派の親中・従北議員が
後ろから鉄砲撃ってきますが、今回は圧倒的に議席があり、前回の反省もあり、青山・杉田・山本など
発信力のある議員が支えてくれているので、従北勢力の言論テロ成功しないものと期待しています。
< 夕刊の配信ありがとうございます。
< 福島氏、鈴置氏の今回の寄稿は力作でしたね。つい先週「NBOなど読むのやめようかな」と申し上げた私ですが謝罪し訂正します。登録して読んでください。但し、両氏の寄稿でやめようと言ったのではありません。読むに値しないと言ったのは『ココだけの話』『ア ピース オブ ケイク』です。他にも単発でくだらん寄稿があります。ご注意を。
< この1か月、モリトモの件で安倍内閣、与党は足を引っ張られ続けました。たかが金額的には8億か10億円かで、首相や夫人が直接タッチしているのならともかく、財務省の不明朗な対応の件であり、異常な圧で大きく扱われた。ワザと国会を空転させた。これを謀ったテロリストは朝日新聞社はじめマスゴミ各社。特に朝日だね。自グループの他の媒体も含め一斉に集中攻撃、それに野党、保守系親韓、媚中議員、在日、総連、民団、商工会、朝青同、左巻日本人、半島人らがズブズブで繋がった。
< よく切り抜けられたな、と思います。つまり世論、大衆はしっかり見る眼を持っていたということ。アホな連中のツイにも反対意見ばかり。少し安心しました。
< 日本も関わらない訳にいかない北問題で貴重な時間を空費しました。ちょっとそれますが、中朝会談は金正恩が経済的逼迫で動いたと思いましたが、韓国に文が居て、何とかなる。やはり中国でしょうね。もし、米朝会談があるとして、そこで重要事項が決定されたら、中国は蚊帳の外、対朝で厳しくなる。どうしてもワタリを付けておきたかったと思います。
< さて福島氏は「恫喝」カードが少ないと言われるが、核心敵性国の北、韓、中に対しては日本が改憲し、(今は時期尚早だが)『核装備を検討し終わり、来年度中に小型制限核を実戦配備の予定』とでもいえば、ビビるでしょう。韓、北、中、露が猛烈な反日戦、口撃、軍出動演習など示威行動をする。しかし、負けてはいられない。北が秘密裡に持つなら日本も所持する事、米英仏印には伝えておけばいい。届かないよって。世界からの制裁は米国が黙認なら、どこもできません。
< 失礼します。