【夕刊】野党の分党・合流報道に心から呆れる

本日2本目の配信です。野党のうち、民進党と希望の党が合流するだの、しないだの言い始めています。

呆れる野党

くっついたり離れたり――議員の生活が一番!

昨日の産経ニュースに、こんな記事が掲載されました。

民進、希望に3月メドの合流・新党結成を打診 大塚耕平代表と玉木雄一郎代表が会談(2018.2.10 08:10付 産経ニュースより)

これによると、民進党の大塚耕平、希望の党の玉木雄一郎の各代表が、9日に国会内で会談。大塚氏はまず、希望の党が(玉木氏ら執行部と意見を異にする)松沢成文参議院議員らのグループとの「分党」を実現したうえで、3月をめどに両党が合流して新党を結成することを提案したのだとか。

何だか色々と意味が分かりません。

私の理解ですが、そもそも希望の党は民進党を離党した細野豪志氏や長島昭久氏、後藤祐一氏など、おもに民進党に見切りをつけた人たちが中心に結成された政党だったはずです。これに小池百合子・東京都知事の「側近」で、自民党を離党した若狭勝氏(10月の衆院選で落選)、「日本のこころを大切にする党」を離党した中山成彬・恭子夫妻らが合流したものであり、「再び民進党に合流する」となれば、昨年10月の衆院選時点での有権者に対する説明が虚偽であったと批判されても文句はいえません。

もっとも、私自身、昨年9月に執筆した『「民進党離党者にとっての」希望の党』などの記事を読み返してみても、希望の党の党是なり、目標なりが、今ひとつよくわかりません。

つまり、希望の党とは、最初から「所属する議員が衆議院議員選挙に再当選すること」だけを目標に結成された、単なる「選挙互助会」であって、「希望の党」という党名にいう「希望」とは、「沈む泥船である民進党議員らにとっての希望」という意味だった、と批判されても仕方がないでしょう。

で、合流するの?

産経ニュースの記事に戻りましょう。

9日の両党代表の会談で、大塚代表が「合流しましょう」と提案したことに対し、玉木氏側は即答を避け、回答を保留したとしています。

ただ、民進党と希望の党の両党は、各種世論調査で支持率低迷に苦しんでおり、民進党の大塚耕平代表は2月4日の民進党大会後に党名変更を検討する可能性に言及したほか、希望の党では党の創設者である小池百合子氏に離党を促す動きや(『【夕刊】しょせんは党名ロンダリング』参照)、松沢成文氏・中山成彬氏らのグループを中心に「分党」の動きなども報じられています。

現時点でこれらの情報はいずれも観測報道が中心ですが、こうした観測報道が出てくるということ自体、民進党や希望の党が迷走している証拠でしょう。

個人的感想は「好きにすれば?」

彼らが再度、1つの党に合流することにした場合、正直「騙された」と思う有権者もいるかもしれません。

ただ、私個人的な感想は、ただ1つしかありません。

好きにすれば?

です。

もともと、昨年9月28日に、当時の民進党の前原代表が、突如として「民進党の衆議院選挙立候補予定者全員が希望の党の公認を申請する」と発表したことでもわかるとおり、私に言わせれば民進党も希望の党も似たような勢力です。

それが再び合流するとしても、まったく予想通りです。

民進党も希望の党も、何か結党の理念なり、理想なりがあるわけではありません。しょせんは単なる「選挙互助会」に過ぎず、強いて政党の目標を挙げるならば、そこに所属する政治家が選挙に勝つことしかありません。

もっと言いましょうか。

「選挙互助会」とは「議員の生活が一番」ということであり、私たち有権者の敵です。そして、敵は一箇所に固まっていた方がマーキングしやすいという事情もあります。

その意味で、私は民進党と希望の党が合流するにしても、「どうぞご勝手に」としか申し上げられないのです。

ただ、これは「民進党と希望の党がどう集合離散するかは彼らの自由だ」と申し上げているだけであって、こんな人たちが選挙で当選する事態は避けなければなりません。

その意味で、私は1人の日本国民の立場として、当ウェブサイトを通じ、こうした野合の動きを厳しく牽制していくつもりです。

読者コメント一覧

  1. めがねのおやじ より:

    < 夕刊の配信ありがとうございます。
    < 野党連合はそんなことやって、また選挙に出るつもり?旧民進党だろうが希望の党出身だろうが、中身変わらずだから、無理ですよ。選挙民をまた馬鹿にしているのか?これで選挙戦に勝てたら、そこの選挙区民の良識を疑う(自分とこはどうなんだろう。多分、民も希もいなかったと思うが)。野党第1党がこれだもんね~。政策をキッチリ出せて、地方議員で力のある人を衆参議員に持ってこないと、安倍首相には勝てませんよ。2大政党制が来て欲しいなあ。おバカな江崎沖縄・北方担当相があと2~3回言い間違えても、更迭する必要ありません。まあ、野党第1党さんは、好きなようにやんなさい。全然なんの影響もないから。
    < 失礼しました。

  2. 何となく より:

    こんなんだから「気をつけろ、あの政党も元ミンス」なんて馬鹿にされるんですよね。

    本来は政策で勝負すべきなのだから、選挙公約を推進することが一番信頼を得る手段なのだけど、党を変えたり、移籍したり、与党批判の為に自身が公約を推進しなかったり。仕舞にはモリカケスパや線香・香典問題でブーメラン喰らったり。

    これではモリカケスパや以上に議員報酬と政党交付金の税金の無駄が多過ぎて、全く支持されない。それにしても党内調整すらままならず、まともに公約推進出来ない野党議員には早々にご退場願いたい。

  3. 非国民 より:

    野党として伸びていくのは立憲民主党だろう。自民党が嫌いというのも日本国民の中に一定数いる。日本を守る自衛隊も嫌いという人も一定数いる。するとその受け皿は自民党には全て反対の政党がよい。立憲民主党と共産党がそれになるけど、共産党は本家のソ連がつぶれたのでこれは信頼に値しない。とすると立憲民主党だろう。立憲民主党の議員は楽だ。とにかく自民党の政策に反対すればよい。理由なんか「安倍総理の顔が気に食わない。」でもいい。反対すればそれなりに票が回る。一番してはいけないのは間違っても与党になることで、野党は居心地がいい。以前、立憲民主党の議員が本会議で居眠りしているシーンをマスコミに報道されたが、あれでいいんです。本会議なんかまじめにやることはなく、総理がでてきたら反対するだけ。これが野党の生きる道です。面倒くさいのは全部自民党にやらせる。もし自民党が自衛隊をなくすといったら、逆に自衛隊を存続というくらい、徹底的に反自民で生きるのが野党議員の役目と思います。

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