ウェブ言論を考える

最近、当ウェブサイトの記事が某大手言論サイトに転載され始めたようです。当ウェブサイトの記事を選んでくださったことは光栄であり、その言論サイト様には感謝申し上げたいと思います。こうした中、本日は久しぶりに「時事ネタ」から離れ、「ウェブ時代の言論」について考えてみたいと思います。

ウェブ時代の言論空間

大手言論サイトの転載に感謝!

当ウェブサイトは「読んで下さった方の知的好奇心を刺激する、独立系ビジネス評論サイト」です。

新聞やテレビなどの、いわゆる「マス・メディア」とは異なり、執筆者である「新宿会計士」はジャーナリストではありません。新宿の片隅で中小企業を経営する、1人のビジネスマンです。そして、当ウェブサイトの目的は、「1人のビジネスマン」としての感覚から、さまざまな話題を取り上げ、それについて議論の場を提供することにあります。

当ウェブサイトは、まったく宣伝していないにも関わらず、気が付いたら日々、延べ1000人前後の方が訪問して下さっています。読んで下さる皆様には、「感謝」以外の言葉しかありません。

さて、私は、「民主主義社会においては自由な議論が何よりも大切だ」と考えており、この方針の裏返しとして、当ウェブサイトでは原則としてコメントを自由としていますし、また、当ウェブサイトのコンテンツにつきましても、商業利用ではない限り、自由に引用・転載していただくことを推奨しております。

実際、最近だと個人ブログにそのまま転載して頂いている場合や、YouTubeなどの動画サイトの題材としてご利用いただいている場合もあるようですが、こうした利用形態については、全く問題ありません。どんどんご利用ください(ただし、引用・転載に際してはURLの明記をお願いしたいと思います)。

そして、これに関連して、最近、とても嬉しい話題がありました。

先日、とある大手言論サイトから、私のウェブサイトのコンテンツについて、転載のお申し出を頂いたのです。それも、そのサイトのご担当者様から直接、当ウェブサイトのコンタクト先(info@shinjukuacc.com)にご連絡を頂いたものです。

これは、非常にありがたいお申し出です。なぜなら、当ウェブサイトにアクセスしていただけるチャンネルは、多ければ多いほど良いからです。そのウェブサイトには心から感謝申し上げたいと思います。

いずれにせよ、私のウェブサイトのコンテンツは、商業利用でない限りはすべて転載自由としておりますし、加工も自由ですので、他の方も、どうか当ウェブサイトのコンテンツをご活用くださると幸いです。

転載をお断りする事例

ただし、私が「転載を歓迎する」と申し上げている理由は、読んで下さった方々の知的好奇心を刺激することにあります。ということは、「政治・経済に興味があって、インターネットに接続している人であれば、だれでもアクセスできる」という状態でなければなりません。

私が転載をお断りする事例は、大きく3つあります。

1つ目は、「出所を示さない行為」です。

最近、YouTubeなどで多くみられるのですが、どこかのテレビ番組などの音声を勝手に切り張りし、動画としてアップロードしているような事例があります。私が見たところ、青山繁晴さんや上念司さん、百田尚樹さんといった「有名どころ」が話した音声を、勝手に写真と組み合わせて動画に仕立て上げている、といった事例があります。

このような行為は、非常に卑怯です。なぜなら、情報を受け取った人が、その発言者の「真意」を確かめようとしても、発言の機会や日時などの基本的な情報すら欠落している状況では、検証のしようがないからです。転載するならば、その出所を示すのが最低限の礼儀でしょう。

2つ目は、「反社会的なウェブサイト」等への引用・転載です。

最近、風俗系の広告をベタベタ張っているウェブサイトが、「客寄せ」目的で当ウェブサイトを偽装しているという事例がありました。こうした不法ウェブサイトについては、発見次第、当ウェブサイトからリンクをブロックしています。

3つ目は、「商業利用」に使われる場合です。

この「商業利用」とは、たとえば、当ウェブサイトのコンテンツを有料サイトに転載するような行為が該当します。また、私は「引用も転載も自由」としているものの、著作権を放棄していません。私が過去に執筆した文章を勝手に再編し、商業出版することについてもお断りしています。

もっとも、当ウェブサイトのコンテンツについて、残念ながら現在のところ商業出版のオファーはありませんが…(笑)

コメントは「原則として」自由です

私は「言論の自由」こそが民主主義社会を良くしていくと考えており、その意味で、コメント欄については読者の皆様方に開放し、いつでもご忌憚のない意見を寄せて下さることを希望しています。

コメントについては、私自身の記事の内容に賛同して頂く必要などまったくありません。いや、むしろ、批判的なコメントについても、歓迎したいと考えています。

世の中のウェブサイト、ブログサイトなどを眺めていると、「コメントは管理人が承認したときしか残せない」、というケースがありますが、これは非常にもったいない話です。というのも、コメント欄は読者の方と対話をするための、貴重な場だからです。

実際、読者コメント欄を拝読していると、ハッと気付くことも多々あります。私自身が記事を執筆している時には思いつかなかった発想が得られることもあるからです。

もちろん、中には非常に残念なコメントもあります。

私自身が直接、コメント欄に反論することはめったにありませんが、ないわけではありません。たとえば、数日前に上梓した『【速報】カナダ・韓国間の為替スワップは通貨スワップではない!』に対して、次のようなコメントを頂きました。

ユーザー名:**(コメント日時:2017年11月17日 19:08、IPアドレス:***.**.***.***)

「為替スワップ」と一般にマーケットで呼ばれるものは、FWDと言って、足元で通貨を交換し、満期日にそれぞれの通貨の「将来価値」の価格で再交換する取引です。/(満期日で交換する元本金額を、現在価値に引き戻して手前で交換する、と言った方がわかりやすいか)/会計上も実態上も、有利子のローンではありません。/用語の使い方を間違っているか(カナダ政府の言ってるbilateral liquidity swapの誤訳)、なにか誤認されているのではないでしょうか。/そもそも、「通貨スワップだからよくて」、「為替スワップではダメ」というものでもありません。/マーケットでは、一般にボラティリティが大きい長期の取引には通貨スワップを、6ヶ月以内等の短期の取引を為替スワップで行うことが多い、というだけで、外貨運用調達手段、ポジションのヘッジ手段としては何らかわりありません。(後略)

こちらのコメント主様は、私の記事について、「事実誤認」、「誤訳」などと批判されています。これが事実ならば謝罪して記事を撤回しますが、残念ながら、こちらのケースでは、コメント主様のほうが知識不足です。

「為替スワップ」という用語自体、先物外国為替取引(いわゆる「バイ・セル(buy-sell)取引」)という意味の方が一般的に広く使われていることは事実です。おそらく、このコメント主様のコメントからも、「為替スワップ」イコール「先物外国為替取引」と勘違いされたのでしょう。

少し調べれば、「為替スワップ」という用語が、中央銀行が他国の中央銀行との間で、自国の金融機関に流動性供給を行う目的で、相手国通貨を借りてくる取り決めの意味としても利用されていることくらい、わかると思うのですが…。

また、「会計上も実態上も、有利子のローンではありません」という下りについても、「ベーシス・スワップ」や「金利スワップ」などについて、もう少し調べてから書き込まれた方が良いのではないかと思います(当ウェブサイトの領域から外れますので、詳しく知りたいという方は、デリバティブや金融商品会計などの専門書を読んで下さい)。

ただ、このコメント様のコメントについては、事実誤認が酷すぎるため、例外的に私自身が直接、反論しましたが、だからといって「変なコメントをするな」という意味ではありません。むしろ、どんなコメントであっても、そこから議論が広がる可能性があるため、コメントについて規制を掛けるつもりはいっさいありません。

コメント欄は活発な意見を交わす場として重要だというのが、私の思想であり、信条なのです。

スパム・ユーザーをどう処理するか?

アメブロの「スパム・コメント」問題

ところで、せっかく「コメント」に言及したので、ウェブ言論時代特有の「悩み」についても申し上げておきたいと思います。

私は当ウェブサイトを「独立系ビジネス評論サイト」と名付けていますが、実質的にはブログの延長のようなものです。

といっても、「ブログ」をバカにすべきではありません。むかし、あるブロガーの方が、「最近の新聞の社説はレベルの低下が激しくてブログ化している」と批判していましたが、これは実に失礼な話です。というのも、最近、ブログでも新聞の社説をはるかに上回るクオリティのウェブサイトが出現し始めているからです。

それはさておき、ウェブ評論活動は誰にでも始められますが、「ブログ」はその取っ掛かりとして、ちょうど良いシステムです。とくに大手ブログサービスの場合、使いやすいツールも整備されているし、最初からアクセスも集めやすいという長所があります。

実際、私自身も当ウェブサイトを立ち上げる前にも、大手のブログ・サービス(アメブロや楽天ブログ)で、この「新宿会計士」の名前を使ってウェブ評論活動を行っていました。

ただ、私は2016年7月から、それまでのアメブロを切り上げ、こちらの独立系ウェブサイトにコンテンツを移管しはじめました。その最大の理由が、「スパム・ユーザー」問題です。

アメブロは誰でも気軽にユーザー登録できますが、それと同時に、1人でいくつものアカウントを持つことが可能でもあります。そして、アメブロにはユーザー同士の交流のために、「コメント」、「読者登録」、「ペタ」などの機能がありますが、「スパム・ユーザー」は、アメブロのブログ主をターゲットに、片っ端から「コメント」、「読者登録」、「ペタ」を行うのです。

「スパム・ユーザー」からのコメントは、「お、誰かがコメントをくれたな」、「お礼も兼ねてその人のブログを見てみようか」というブログ主にとっての心理を逆手に突いたもので、リンク先のブログは、たいていの場合、アフィリエイト・サイトへのリンクしかありません。

これだと、せっかく一生懸命に記事を執筆しているのに、自分のブログがその手のスパム・コメントで占められてしまえば、腹も立ちますし、やる気もなくなってしまうでしょう。

アメブロのスパム・コメントが激増したのは、2015年秋口以降だったと記憶していますが、いくら削除してもすぐにコメントが沸いてくる、IPアドレスごとアクセス禁止にしてもすぐにIPアドレスが変わる、といった具合に、完全に「いたちごっこ」だったのです。

ユーザー名:リサ ~ニート城を買う~(コメント日時:2016/06/17 (金) 01:22、IPアドレス:126.61.71.30)

コメントタイトル:リサと申します。

季節の変化を感じる今日このごろです。俗にいうリア充というやつでしょうか、羨ましいです。今でも風で飛んでいきそうな私のブログですが、ご覧いただけると幸いです。

ユーザー名:【最新版】facebook自動バイラルツールプレゼント中!(コメント日時:2016/04/12 (火) 09:09、IPアドレス:218.229.240.234)

コメントタイトル:どうもです★こんにちは★

いろんな方の記事読ませてもらってます^^今facebookバイラルツールを無料でプレゼントしてるのでよかったらお役立てください♪アクセスアップになると思うので是非活用してみてください♪

いずれも、「コメント主のブログを見てくれ」と要求する内容になっていますが、これらのブログの大多数は、何らかのアフィリエイト・ブログに誘導する記事があるだけです。

独立系ウェブサイトにもスパム・コメントは沸く

もちろん、私がアメブロをやめてこちらの独立系ビジネス評論サイトを立ち上げた理由は、「スパム・コメント」だけにあるのではありません。ほかにもいくつかの理由があるのですが、本日はそれらについて申し上げることは控えたいと思います。

アメブロと違って、こちらのウェブサイトは、wordpressを利用して、ゼロから立ち上げたものです。ウェブの素人である私が、ここまで頑張ってウェブサイトを作り上げたこと自体、奇跡のようなものではないでしょうか?(笑)

というのは冗談として、当ウェブサイトを運営していて、さまざまな悩みもありますが、その最たるものは、やはり「スパム・コメント」問題なのです。

実は、当ウェブサイトには、さまざまなスパム・コメントが寄せられ続けています。読者の皆様の目に入らないように処理しているだけであって、酷いときには1日100件を超えるスパム・コメントが付いたこともあります。

これらのコメントの多くは、英語やフランス語などですが、ごく稀には、次のように、非常に怪しい日本語で書きこまれるケースもあります。

ユーザー名:Fred Joseph(コメント日時:2017/11/21 (火) 17:33、IPアドレス:103.208.220.135)

あなたはビジネスを開始するか、請求書を払うためにローンを探していますか?だから、私たちは2%の利子でローンを必要とする人を助けるためにここにいるのですから、私たちに連絡してください。 あなたの時間と理解に感謝しています! だから我々の[email] ********* @ gmail.comに戻ってください

これらのコメントを放置していると、読者の方が、うっかりそのURLを踏んでしまい、ウィルス・サイトなどに誘導されてしまう可能性もあります。

実は、これらのコメントの多くは、wordpressの「アンチスパム」というプラグインを使って排除しているのですが、中には「アンチスパム」の網の目をかいくぐって、自動承認されてしまうケースもあります。また、この「アンチスパム」は、ごく稀に、正当なコメントを間違って「スパム」と認定して排除してしまうこともあります。非常に困った話です。

このために私は、承認されたコメントの中に怪しいものがないか、あるいはスパム・コメントに正当なものがないかを、手動でチェックせざるを得ないのです。本来であればウェブサイトの執筆に専念したいのに、こうした手間が発生してしまうのは、非常に困ったことです。

中国とウクライナとオランダとロシアを禁止したら…

ところが、これには意外な解決策がありました。

wordpressのプラグインの中に、国を丸ごとアクセス禁止指定できる、というものがあったからです。

ためしに数週間前から、中国とウクライナ、オランダ、ロシアの4ヵ国をアクセス禁止にしたところ、スパム・コメントの数が、1日2~3件に激減したのです(!)

もちろん、スパム・コメントの発信地は、この4ヵ国だけではありませんが、それでもこの4ヵ国をアクセス禁止にしただけで、スパム・コメントの件数が95%以上削減されたことは事実です。

逆に言えば、中華人民共和国とロシアをインターネットから排除するだけで、世界のインターネット空間は飛躍的に安全になるのかもしれませんね(笑)。

外国を全面禁止にしないわけ

ちなみに、アメブロと違って、独立系評論サイトの場合は、日本国内からスパム・コメントが付くことは、まずありません。

アメブロの場合は、ブログのURLが途中まで同じで、末尾(ユーザー名の部分)が異なるだけですから、自動ツールを使って1日に何百人、何千人のブログにコメントを付けまくることができますが、独立系評論サイトの場合はURLもコメント欄のフォーマットもてんでばらばらです。

筋金入りのスパマーが跋扈する海外と違い、日本国内だと、そこまで悪意を持ったインターネット・ユーザーは滅多にいません。せいぜい、アメブロでレベルの低い自動ツールを使うのが関の山でしょう。

ということは、日本国内以外の地域からのアクセスを完全に排除してしまえば、スパム・コメントはほとんどなくなる、ということになりそうです。

では、どうして私は日本以外の全世界からのアクセスを排除しないのでしょうか?

その理由は、簡単です。外国であっても、現地に在住する日本人や、現地の日本語学習者が、当ウェブサイトを読んで下さる可能性があるからです。

中国の場合、現地に日本人や日本語学習者が多く存在していることは事実ですが、それよりも、スパム・コメントのユーザーの方が遥かに多いため、やむなく遮断しています(ウクライナ、ロシア、オランダについては、現地在住日本人、日本語学習者などの数がそれほど多いとも思えませんが…)。しかし、それ以外の国は、できるだけ「国ごとブロックする」ということは、したくないのです。

少しだけ希望のある話

韓国からのアクセスを歓迎する理由

さらに、以前『「新宿会計士の通貨スワップ論」が韓国人に人気?』でも申し上げた通り、最近、韓国からのアクセスが増えています。それも、調べてみると、当ウェブサイトのURLを、韓国国内の翻訳ウェブサイトで翻訳しながら、一生懸命読んで下さっているようなのです。

平素から当ウェブサイトをご愛読頂いている方からすれば、このウェブサイトは「嫌韓サイト」ではないかと思われるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。私は個人的に韓国という国が、決して「好き」ではありませんが、それでも個人的な韓国人の友人もいますし、何より私自身が日韓ハーフでもあります。

もちろん、私が日韓ハーフであろうが、韓国人の友人がいようが、韓国という国が日本に対して仕掛けて来ている、さまざまな加害行為を見る限り、私は日本が国として韓国と友好関係を維持することは、もはや不可能だと考えています。

しかし、それと同時に理解しなければならないことは、韓国にも日本との友好を願っている人が、ごく少数ながら存在している、という事実です。

中には、韓国人ブロガーの「シンシアリー」さんのように、韓国国内にいながらにして、韓国という自分たちの国の異常性をはっきり認識し、何が事実で何が事実ではないのかを自分なりに調べた結果、韓国が生き延びるためには日本との友好しかない、という認識に至る人もいるのです。

もちろん、「韓国という国が日本に対して異常な加害行為を繰り返している」という事実は消えません。しかし、それと同時に、「韓国人は全てが悪人だ」、などと考えることは、間違っているのです。

正論を絶対に曲げない

私は、韓国の方々が、翻訳ソフトの助けも借りながら、頑張って当ウェブサイトを読んで下さっていることを、非常に嬉しく思います。

ただ、それと同時に宣言しておかねばならないことがあります。私は、こころのどこかでいまだに「日韓友好」を夢見ているのも事実ですが、だからといって、私が韓国の皆さんのご機嫌を取るための記事を書くことは、絶対にしない、という点です。

私が考える「日韓友好」とは、韓国の皆さんが考える「韓日友好」とは、おそらく似ても似つかぬものです。

韓国の皆さんが考える「韓日友好」とは、「日本が韓国に全面的に配慮し、韓国が主張する『正しい歴史認識』を持ち、過去に対する反省と謝罪を常に表明し続けること」です。

これに対し、私が考える「日韓友好」とは、「隣国同士、未来に向かってともに手を取り合い、発展していくこと」です。

私が心の奥底のどこかで、いまだに「日韓友好」を夢見ていることは事実ですが、だからといって、韓国の皆さんが主張する「正しい歴史認識」云々という考え方には、絶対に同意することはありません。

もちろん、韓国という、一種の「反日ファシズム」の社会環境にあって、その環境に疑問を持つ韓国人が、社会的少数派として苦しんでいることも事実でしょう。

しかし、非常に申し訳ないのですが、日本にとっての優先順位は、「日韓友好」よりも「日本自身の国益」です。日本が「自国の国益を曲げてでも韓国に配慮する」などということは、あってはならないことですし、おそらく今後はあり得ないでしょう。そうであるならば、日韓友好を実現するために変わらなければならないのは、日本人ではなく韓国人の方です。

よって、私は韓国の皆様方が読んで下さるとしても、今後も自説を変えるつもりは一切ありませんし、韓国国内の「良心派」に配慮するような記事を書くことも、絶対にありません。

むしろ韓国人の方からのコメントが欲しい

私は常々、異なる意見の方からのコメントは歓迎したいと考えています。

日本国内の「左翼的勢力」と思われている人々からのコメントは、ほとんど付きません。これは残念なことです(ときどき「左翼」様がコメントを下さるくらいでしょうか?)。しかし、ホンネでは、「護憲派」、「反原発派」、「天皇制廃止論者」などの方々からも、コメントを頂きたいと考えているのです。

実は、これについては韓国人についても全く同様です。もし読者の中に、日本語ができる韓国人の方がいらっしゃるのであれば、当ウェブサイトの主張に賛成か反対かを問わず、ぜひ、ご忌憚なきコメントを頂きたいと思います。

できれば「日本は過去の歴史問題で反省していないし、謝罪もしていない」など、典型的な韓国人の立場の方からのコメントが有難いです。

いずれにせよ、よっぽどスパム・コメントが酷くならない限り、韓国からのアクセスは遮断しません。韓国の皆様、期待してお待ち申し上げております。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 団塊 より:

    大韓民国の反日でないブログは次々に閉鎖に追い込まれたなか、シンシアリーさんのブログだけは続けていられるのは不思議でしたね。
    ところで、ご存知でしょうが、シンシアリーさんはもう大韓民国に住んでいません。日本に住んでいる、それも借家でなく購入した自宅に。
    というようなことを本人が書いてますよ。。。。

  2. 通りすがり より:

    コメントはご無沙汰してます。
    私もこれまで海外出張のときにコメントを書いてしまい、お手間を取らせてしまったことが何回かありました。その際はありがとうございました。海外からだと表示されるまでタイムラグがあったので、何となく事情は勝手に想像して納得していましたが、お世話をおかけしました。

    関連する内容だったので、その際のお礼を申し上げさせて頂きました。今後も迷惑をおかけすることがあるかも知れませんが、そのような機会がありましたら、宜しくお願いします。

  3. まさ より:

    カナダ在住です。いつもブログを拝読させていただいています。アベマTVなどが海外対応していない中で、そのような海外在住者への配慮は嬉しい限りです。今後とも頑張って下さい。

  4. 埼玉県民 より:

    毎日拝読させていただいております。
    海外への心使いありがとうございます。
    小職がネット動画やネットラジオに接触が増えたのは、海外駐在の時でした。
    物理的に新聞とテレビ番組に接触できないので、日本語と日本の情報に渇望感でネットから主体的に情報を取得する習慣ができたようです。 あわせて現地のニュースと比較して客観視できるようになった気がします。

  5. めがねのおやじ より:

    < 毎日の更新ありがとうございます。
    < 海外の方は別にして、国内の護憲派、天皇制反対、原発反対派、保守嫌いの人等は、このサイトに一度来たら「もうやめた」になるのではないですか。彼らの集うところがそうであるように、コメントしても基本削除か徹底的にやり込まれる、と思うような気がします。もっと言えば一度来たらもう見ない(笑)。怖いもの見たさで来ても自分と基本的な価値観が違うので、「なぜ、そういう論調に広がるのか、書いてある事がよくわからない」でしょう。
    < いわゆる左派、ニュートラルといいながら左傾、とりあえず保守が嫌い、体制を認めたくない、新聞テレビが好きという方々は、時代の激しい流れについて行けてるのでしょうか疑問です。私はこう言いながら、自分で右派だタカ派だとは思ってないです。日本国が良くなって欲しい、それだけです。福島瑞穂氏の発言などを聞くと、30年ぐらい揺るぎもせず同じ事、空論を話してます。こりゃ頭が逝ってるな。田原総一郎氏なども若い頃の経験値だけで、皆さん高齢化したためか、ヒトの意見を聞かない。途中で話しを遮ぎる。とにかく平和憲法があり、若い人の血を流させない、米国追従は駄目なんだ、だから9条は必要なんだ、と来る。
    < さてスパムコメントの被害、甚大なんですね。でもロシア、中国、ウクライナ、オランダを止めたら95%なくなるとは、彼の国はやはり民度低い。オランダはすでに雑多な人種の流入でよくわからないですが、あとの3か国は先進国ではない。人口は多いが「ナニカシタロ」というワルも多い。次、ストップは何処国かな?
    < 実は私も心の隅っこの方に、韓国とは仲良くした方がいい、という気持ちがあります。なぜかと言うと隣国で交流が多いからです。でも今の日本に対する反日侮日行動、半万年経っても恨みは忘れないそうですから、諦観してます。また日本人と合わないのは、彼らは仲良くなれば、すぐ軽く叩いたり、蹴ったりする行為をする。何度も見て来ました。それが親しい間柄だそうですが、日本人は親しき仲にも礼儀あり、それを嫌がります。私もです。「日韓友好」「政治はともかく、民間は兄弟同士仲良くやろう」という言葉が曲者。友好とは困っている韓国を一方的に助ける事、しても当たり前、却って迷惑だった、もっと援助出来ただろ、足らへんねん、言われるより前に察しろよ、、。いずれ日本が困った時は助けるから(笑)*(それを信じてた日本人がバカだった)。それと「兄弟同士」。韓国が兄、日本は弟。ナニこの上から目線はッ。小中華思想そのものじゃないか。
    < 現地の韓国人は、彼らは年齢、出身地(京城や仁川、京幾道辺りが上、南を下に見る)、高学歴、財閥系勤務か高級官吏か、医師教授弁護士等高資格者らは甲、劣る者は乙という観念、日本人には理解出来ません。これは両班だな。以上の社会の成り立ちは朱子学から始まってるのか、日本にも入ってきたが、阿呆の一つ覚えでそれだけが浸透した訳ではない。様々な学説、教義を比べて自分たちに取り入れた。中国がそばだから押し付けられた面もあろうが、朝鮮人は何事も深く考えず他国に頼り、不甲斐ない歴史を刻んで来た。今、極少数派と言われるフラットな立場でモノを発信する「シンシアリー」さんとか「趙」さんとか身元が判れば危ないでしょう。本当に気の毒と思うが、もう半島根性は治らないと思う。呉善花氏のように日本で帰化するのも一手だと思います。
    < 失礼いたしました。新宿会計士様へスマホ回復しました。大変ご迷惑をお掛けしました。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

通りすがり へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告