BBC世界影響度調査を読む

先日、『少し本質的なお話』の中で紹介した、BBCによる「世界影響度調査」について、分析してみました。本日はその結果をベースに、私自身が加工したデータを紹介したいと思います。

世界影響度ランキング

唐突に実施された影響度ランキング調査

英BBCは2006年以来、毎年、「世界影響度調査」というものを実施し、公表して来ました。

これは、例年、20ヵ国前後で世論調査を実施し、「世界に良い影響を与えている国」、「世界に悪い影響を与えている国」の結果を取りまとめてランク付けしたものです。

この「世界影響度調査」、2014年を最後に行われなくなり、2015年、2016年については調査が存在していません。ところが、今年7月に入り、唐突に、調査が再開されていました。

BBC WORLD SERVICE POLL(2017/07/04 23:01付 GLOBESCANより※PDFファイル)

今回のランキングでは、「世界に良い影響を与えている国」のトップをカナダが獲得しました。ついでドイツ、日本が続く、というものです(図表1-1)。

図表1-1 世界に良い影響を与えている国のランキング(2017年)

かつて、日本国内では「日本はアジアや世界で嫌われている」と信じられていました。

また、韓国、中国のメディアは、頻繁に、「日本は世界から嫌われている」、「日本は歴史を反省も謝罪もしない」などと批判しています。

しかし、「世界に良い影響を与えている」国のランキングでは、その韓国は17ヵ国中9位、中国は17ヵ国中7位であり、いずれも日本を下回っています。

一方、BBCのレポートにはありませんが、図表1を「世界に悪い影響を与えている国」の順に並べ替えると、イラン、北朝鮮、パキスタンの3ヵ国がほぼ同率で並んでいる格好です(図表1ー2)。

図表1-2 世界に悪い影響を与えている国のランキング(2017年)

また、これにイスラエルと米国、ロシア、中国、インド、韓国と続きます。

この2枚の図表からわかることは、今回、BBCが調査対象にした国は、つぎの3つのグループに分かれる、ということです。

  • 「世界に良い影響を与えている」との意見が多い国…カナダ、ドイツ、日本、フランス、英国、EU
  • 「世界に悪い影響を与えている」との意見が多い国…イラン、北朝鮮、パキスタン、イスラエル、ロシア、米国
  • 両者が拮抗している国…中国、ブラジル、韓国、インド、南アフリカ

BBCレポートの特徴と加工について

このBBCレポートには続きがあり、「ある国をどこの国がどう評価したか」、という、詳細な調査結果がグラフで掲載されています。たとえば、日本の場合だと、どこの国から高く評価され、どこの国から低く評価されているのかが一目瞭然でわかる、という仕組みです(図表1-3)。

図表1-3 日本はどう評価されているのか?

(ただし、この図表1-3は、BBCのレポートを私自身が「上位順」に並べ替えて作ったものです。オリジナルのレポートに掲載されている図表は、北米、南米、欧州、アフリカ、アジアの順で掲載されており、若干わかり辛いので、注意が必要です。)

この図表で見ると、日本は中国を除き、総じて世界中から「良い影響を与えている国」と評価されている半面、中国は日本に対し、際立って悪い評価を付けていることがわかります。

一方、その中国自身は、日本ほどではないとはいえ、比較的高い評価を付ける国が多いのですが、内訳をよく見てみると、一番高い評価を付けている国は、なんと、中国自身です(図表1-4)。

図表1-4 中国はどう評価されているのか?

これを悪い順に並べ替えると、調査結果はもっと露骨です(図表1-5)。

図表1-5 中国はどう評価されているのか?(悪い順)

中国をもっとも悪く評価している国は米国ですが、悪い順に並べて上位8位までの国では過半数が中国を悪く評価しています(ただし、図表1-5は著者による加工であり、オリジナルのBBCのレポートには掲載されていませんのでご注意ください)。

このように、「各国が他の国からどう見られているか」という一覧は、確かに色々と示唆に富んでおり、有益です。

ある国は他の国をどう評価しているか?

ところで、BBCのレポートをそのまま和訳して転載するくらいなら、誰にだってできます。

そこで、ここはせっかくなので、もう少し面白いレポートを作ってみたいと思います。それは、

「ある国は他の国のことをどう評価しているか?」

という観点です。

北米の場合

まず、米国の場合について眺めてみましょう(図表2-1)。

図表2-1 米国人が評価する世界

米国人の評価する世界によれば、1位はカナダ、2位は英国、3位は米国自身であり、それにドイツ、フランス、日本が続きます。また、意外なことにイスラエルは日本に次いで7位につけていますが、これが米国人の意識の特徴といえるかもしれません。

一方、これに対して悪い順に見ると、北朝鮮、イラン、パキスタン、ロシア、中国という順ですが、核武装をしている国(あるいはその疑惑がある国)が米国で嫌われているようにも見受けられます。

これに対し、カナダの場合は、米国とは全く違った結果が示されています(図表2-2)。

図表2-2 カナダ人が評価する世界

カナダ人は、自分の国に対し一番高い評価を与えていますが、2位にはなんと日本が来ます。そして、フランス、ドイツ、英国、EUが続きますが、ここまでのグループは、カナダ人の7割~8割が好意的に評価しています。

しかし、韓国、南アフリカ、ブラジル、インドに関しては、「良い」と「悪い」がほぼ拮抗。中国以下の国は「悪い影響を与えている」とする回答が半数以上を占め、ロシア、パキスタン、イラン、北朝鮮に至っては、7割~8割程度の人々が、「悪い影響を与えている」と答えています。

中南米から圧倒的な支持を受ける日本

次に、中南米について見てみましょう(図表2-3~2-5)。

図表2-3 ブラジル人が評価する世界

図表2-4 ペルー人が評価する世界

図表2-5 メキシコ人が評価する世界

ブラジル、ペルー、メキシコについては、いずれも、日本が1位か2位に入っており、日本よりは劣るものの、中国も上位に食い込んでいます。これに対して、米国の評価は総じて低く、また、欧州諸国、韓国も、いまひとつです。

ただし、パキスタン、イラン、イスラエル、北朝鮮の4ヵ国については、ほぼ最低ランクに位置しており、これに加えてブラジルではインド、南アフリカが、メキシコでは米国が、ペルーではロシアが、それぞれ低い評価を受けています。

余談ですが、ブラジル人にとってのブラジルの評価は群を抜いて低く、ブラジルは当のブラジル人自身による評価が最も低いという特徴があります。米国にしてもカナダにしても中国にしても、自国に対する評価が圧倒的に高い例が多い中で、非常に珍しい例だといえるでしょう。

欧州各国は自意識過剰

ここで、欧州に移ります(図表2-6~2-10)。

図表2-6 フランス人が評価する世界

まず、フランスではカナダに対する評価が群を抜いて高く、次いでドイツ、自国であるフランス、日本、そしてEUと続きます。英国に多する評価がEUを下回った理由は、BREXITのためでしょうか?これに対し、下から順に見ると、北朝鮮、パキスタン、イラン、ロシア、イスラエル、中国に対する評価が悪く、米国・インドがこれに続いている格好です。また、ブラジルと韓国はちょうどフランス人の見方が半々に分かれています。

図表2-7 英国人が評価する世界

次に、英国の場合も、カナダが群を抜いて高く、次いでドイツ、自国・英国、フランス、日本と続きます。しかし、EUに対しては「世界に良い影響を与えている」とする回答が半数近くに上昇していますが、これもBREXITの影響でしょうか?一方で、悪い方から見ると、北朝鮮、次いでイラン、ロシア、イスラエル、パキスタンが来ているのは他の国と似ていますが、何と、米国が中国よりも悪く評価されているのです。「英米同盟」というイメージがある私たちからすると、これはやや意外な結果といえるかもしれません。また、図表2-1で見たとおり、米国人は英国のことを高く評価しているのに、英国人が米国を低く評価しているのも興味深い点です。

図表2-8 ドイツ人が評価する世界

欧州の中で最も「好き嫌い」がはっきりしている国は、ドイツです。ドイツのダントツ1位は自国・ドイツですが、これにカナダ、フランス、日本、EUが続きます。しかし、英国はEUよりも下位に来てしまっており、さらに7位の米国以下の国は、いずれも「悪い影響を与えている」とする回答が「良い影響を与えている」とする回答を大きく上回っている状況にあります。特に、北朝鮮、イラン、パキスタン、インドに対する評価が群を抜いて低く、ロシア、イスラエル、韓国、中国、米国についても「悪い影響を与えている」とする回答が4割前後にも達しています。

図表2-9 スペイン人が評価する世界

欧州の中で他国にあまり良い評価を与えていない国がスペインです。この国は、1娥カナダで、ドイツ、フランス、EUと続きますが、5位の日本では「良い影響」と「悪い影響」がほぼ拮抗。6位の英国以下では、全ての国で「悪い影響を与えている」という回答が「良い影響を与えている」とする回答を上回っています。また、スペインでもイラン、北朝鮮、パキスタン、イスラエルに対する評価が低い点は他国と似ていますが、中国、ロシア、米国の3ヵ国も、酷い評価を受けています。

図表2-10 ギリシャ人が評価する世界

欧州の最後はギリシャです。ギリシャの場合は圧倒的1位がカナダ、次いで日本、フランスとなっていますが、欧州の他国と異なり、ロシアが上位4位に入る一方、ドイツに対して「世界に悪い影響を与えている」と答えた比率が50%にも達しています。また、パキスタン、北朝鮮、イラン、イスラエルに対する評価が悪い点は他国と似ていますが、他にもインド、南アフリカ、ブラジル、韓国などに関して、「世界に悪い影響を与えている」とする回答が、「世界に良い影響を与えている」とする回答を上回っている状況です。

いずれにせよ、欧州に関する5枚の図表を見て気付くのは、欧州各国は、ほかの欧州各国とEUを高く評価する傾向がある、ということです。フランス、英国、ドイツ、スペインの4ヵ国に関していえば、カナダ、日本の2ヵ国に加え、欧州各国に対する相互評価が高く出る傾向にある、ということです。ただし、例外的にギリシャの場合はドイツに対する評価が極めて低く、ドイツが「世界に悪い影響を与えている」と答えた比率は、パキスタン、北朝鮮、イランなどと並んでいます。

また、米国はいずれの国においても評価が低く、ギリシャを除くと中国に対する評価は低く、英国を除くと韓国に対する評価も低いという状況です。

なお、欧州ではギリシャを除き、ロシアに対する評価が非常に低く、国によってはイラン、北朝鮮、パキスタン、イスラエルなどと並んで低い状況にあります。

中近東・ロシア・アフリカ諸国は日本と中国が大好き

日本人にとってはなじみが薄い地域ですが、中近東、ロシア、アフリカ諸国の評価についても興味深いです。

図表2-11 トルコ人が評価する世界

まず、トルコについては驚くべきことに、日本がトップとなっています。しかし、ランキングをよく見てみると、圧倒的多数がそう答えている訳ではなく、トルコ人は総じて世界各国に否定的です。

というのも、日本(1位)、カナダ(2位)、韓国(3位)、ブラジル(4位)の4ヵ国を除けば、いずれの国も「世界に悪い影響を与えている」とする比率が「良い影響を与えている」とする比率を上回っているからです。また、イスラエルに対する評価が低いことを除けば、北朝鮮、イラン、パキスタンという「悪の枢軸」に対する評価は意外と高く、地理的に近いはずの欧州と大きな意識のズレが存在している格好です。

図表2-12 ロシア人が評価する世界

次に、ロシアで圧倒的に高い評価を得ている国はロシア自身で、米国や欧州、中国と並んで、自意識過剰ではないかと思います。しかし、2位に日本、3位に中国が来ており、この2ヵ国は欧州各国よりも高く評価されています。さらに、米国に対する評価は圧倒的に低く、米国はロシアで嫌われているということがよくわかります。

図表2-13 ケニア人が評価する世界

図表2-14 ナイジェリア人が評価する世界

そして、ケニア、ナイジェリアについては、いずれの国も他国に対する評価に顕著な違いは見られません。両国ともにイラン、北朝鮮、韓国、ロシア、パキスタンが低い評価を受けていますが、それでも「圧倒的な嫌われぶり」というものではなさそうです。

注目のアジア太平洋地域はバラバラ

さて、私にとっては「意外な結果」だと思ったのが、アジア太平洋地域です。

「アジアは1つ」という掛け声を聞くことがありますが、私に言わせれば、「アジアは1つずつ」、です。欧州や北米、中南米などと異なり、共通の傾向を見出すことができないからです(図表2-15~2-19)。

図表2-15 豪州人が評価する世界

まず、オーストラリア(豪州)の場合、圧倒的1位がカナダであり、それにドイツ、日本、英国、フランス、韓国、EUが続きます。一方、悪い方から見れば、北朝鮮、イラン、パキスタン、ロシア、イスラエルとなっており、その中間にある諸国(インド、中国、南アフリカ、米国、ブラジル)については、ほぼ評価は拮抗している状況だと言って良いでしょう。

図表2-16 インド人が評価する世界

これに対し、インドの場合、圧倒的1位はインドですが、2位には日本、3位にドイツが来ます。また、4位と5位には、他国から評判が良くないロシアや米国が入っており、欧州諸国や南アフリカ、カナダ、韓国は中位にあります。さらにイラン、イスラエル、北朝鮮のランクが非常に低いという意味では他国と状況は似ていますが、特筆すべきは隣国・中国とパキスタンに対する評価の低さです。とくに、隣国・パキスタンについては全体の85%もの人が「世界に悪い影響を与えている」と回答。印パ両国の関係の悪さを垣間見る思いがします。

図表2-17 中国人が評価する世界

次に、中国の場合、圧倒的な1位には中国が入り、欧州諸国やカナダなどが続きます。しかし、近隣国に対する評価は総じて低く、とりわけインド(11位)、韓国(15位)、日本(16位)に対する評価の低さが目立ちます。ただ、私が今回の調査で驚いたのは、米国が日韓両国よりも上位にあるということと、北朝鮮が最下位である、という2つの点です。特に中朝両国は「血盟関係」にあると見ていただけに、一般の中国人民が北朝鮮を「日本以下だ」と見ている点は、非常に興味深い点です。

図表2-18 インドネシア人が評価する世界

日本と中国がどう見られているかという観点からすれば、インドネシアの場合も興味深いです。というのも、インドネシアでは日本がトップに来ており、中国が下から4番目にあるからです。ただし、インドネシアでは上位の日本、英国、インド、ドイツの4ヵ国、下位の中国、米国、北朝鮮、イスラエルを除けば、それ以外の国は「ドングリの背比べ」のような状態で、それほど顕著な違いは見られません。

図表2-19 パキスタン人が評価する世界

最後にパキスタンの場合は、自国・パキスタンよりも中国の方が上位に来ており、その一方で圧倒的に階にあるのはインドです。また、米国に対する評価もそれほど芳しくありませんが、日本は上位3位に入っています。

視点を変えると面白い!

以上から、世界各国が他の国をどのように見ているかという観点は、非常に興味深いものです。

唯一残念なのは、今回の調査では日本と韓国は調査地から除外されてしまった点です。日本から見た中朝韓、韓国から見た日中朝についてのデータは、中国から見た日朝韓のデータと合わせることで、客観的な分析に役立つので、このデータが手に入らないのは非常に残念だと思います。

ただし、その点を除けば、今回の調査結果も、色々と視点を変えるきっかけになるものであり、非常に興味深いものです。

そして、私たちの国・日本は、資源もなく、憲法第9条第2項の存在のために、外国から戦争を仕掛けられても反撃もできない状況にあるため、善隣外交こそが日本の安全保障を考える上で、最大の武器です。

日本の場合、「世界に悪い影響を与えている」とする回答が「世界に良い影響を与えている」とする回答を上回っている国は中国だけであり、中国を除く各国から、おおむね良い評価を得ています。この点を踏まえるならば、日本の善隣外交が中国を除いて実を結んでいるという点については、素直に評価して良いでしょう。

ただし、日本に対するこうした高い評価は、私たち日本人一人ひとりが積み上げてきた信頼に基づくものであり、こうした信頼を崩すのも簡単です。別に日本は世界から良く思われることを目的とする必要はありませんが、世界の人々に対し、横柄な振る舞いをすべきではありません。

日本は引き続き、法の支配、自由主義、民主主義、積極的平和主義などの価値観を保持し、最先端の技術で世界の人々の暮らしを良くすることに貢献すべきでしょう。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 遠交近攻 より:

    「隣国を援助する国は滅びる」マキャベリ

  2. めがねのおやじ より:

    毎日の会計士様の行数は分かりやすいデータと共に、大変な作業量だと思います。仕事に影響しませんか。
    BBCと聞くとすぐ思い浮かべるのが同じ英国のBOAC(英国海外航空)です。もうとっくに赤字で倒産し、引き継いだBA(ブリティッシュ エアウェイズ)がフラッグキャリアーになってます。私がかなり歳上の知人から聞いた話では、第2次世界大戦後の10数年間、BOACは日本人客を必ず「悪い席」に案内していたそうです。まだ対日感情が悪く、激しい憎しみを持っていたのでしょう。どんなに空いていても日本人には窓側の席に座らせない。当時はワイドボディではないので通路挟んで横が4列または6列。日本人客は必ず通路側席だったそうです。戦争中、日本軍は英軍に初頭のインド洋海戦で英艦隊を航空爆撃で殲滅、ビルマ戦線でも英軍を破り多数の捕虜を得て、使役に投入し不十分な食料や劣悪な環境で死者、廃人を出してます(もっとも日本軍も待遇は同じで、特に捕虜に酷い待遇を与えた訳ではありません)。
    それを思いながらこの新宿会計士様の影響度を見ると、「日本が世界に良い影響を与えている」で、英国からは65%の支持で国別5位、逆に日本からも全く同ポイントで5位。隔世の感と、両国の絆が再度結ばれつつあることを感じました。他にも日本国が世界中の肯定的影響評価で56%の3位、ペルー、メキシコ、カナダ、ブラジル、インド、インドネシア、ロシア、トルコ、ギリシャからは1位か2位とは恐れ入りました。でも世界中の肯定的評価で中国が41%の7位、韓国が37%の9位は高すぎ、ちょっと解せませんね。中国などはアフリカや途上国をカネで手なづけているのでしょうね。逆に米国の34%の12位は大国ゆえ嫌われ者かと思います。北朝鮮が17%の16位は当然。
    欧州各国は自己中というか、自国とEU圏内に甘いですね。これに日本と南鮮も自国からの国別評価があれば、なお良かったです(なんとなく結果は分かりますが)。
    以上です。

  3. むるむる より:

    なんか最近安倍首相の海外での外交戦がやたらと韓国や中国の翻訳ブログで取り上げらていたので違和感を覚えていたんですが、トランプ大統領が日本の拉致被害者についても発言したのを見て安倍首相の外交力の凄さに驚きを覚えました。
    国内のメディアは安倍首相の外交戦を報道してもくれませんし同様に評価もしないので中々支持率に反映され難いのですが今回の一件は国内向けでかなりインパクトが大きいと思います。
    日本の首相で過去にこれだけ外交能力がある人いましたっけ?、いやまじで外交にこれだけ長けた人は生まれて初めてです。長期政権ってこういう良い所もあるんですね、よく覚えときます。

  4. 名無し より:

    このようなニュースは、大手マスコミは報道しない自由を発揮させるのですね。でないと日本は世界から嫌われていると、韓国や中国のフェークニュースを垂れ流しているのかバレますから。

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