精力的な安倍外交は健在

ドイツ・ハンブルクで行われたG20会合のサイドラインで、日本は重要な首脳会談を数多くこなしています。本日は首相官邸のウェブサイトをもとに、安倍総理訪欧の「中間レビュー」として、それぞれの会談の意味について、私なりの味付けで解説を試みたいと思います。

安倍総理訪欧の中間レビュー

精力的な首脳会談

ドイツ・ハンブルクで行われていたG20首脳会合が閉幕し、共同宣言が採択されました。

日本からは安倍晋三内閣総理大臣が会議に参加しました。ただ、形骸化著しいG20会合を分析したところで、それほど意味があるとは私には思えません。しかし、安倍総理は今回の訪問で、ドイツだけを訪れるのではなく、EU本部のあるベルギーや、北欧諸国(スウェーデン、フィンランド、デンマーク)、さらにバルト三国の一角を占めるエストニアを訪問する予定です。

安倍総理はドイツ訪問に先立ち、ベルギーで欧州連合(EU)のトゥスク理事会議長とユンケルEC委員長を訪問。ドイツでも精力的に会議をこなしました(図表1)。

図表1 安倍総理の個別会談相手(日程はいずれも現地時間)
訪問地日付会談相手
ベルギー・ブリュッセル7月5日ベルギー(ミシェル首相)
7月6日NATO(ストルテンベルグ事務総長)
EU(トゥスク議長、ユンケル委員長)
ドイツ・ハンブルク7月6日日米韓首脳会談
7月7日韓国(文在寅大統領)
インド(モディ首相)
トルコ(エルドアン大統領)
ロシア(プーチン大統領)
英国(メイ首相)
7月8日シンガポール(リー首相)
中国(習近平国家主席)
ノルウェー(ソールベルグ首相)
米国(トランプ大統領)
7月9日以降スウェーデン、フィンランド、デンマーク、エストニア

(【出所】外務省ウェブサイトより著者作成)

以上の通り、安倍総理は一気に12人(10カ国・2機関)の首脳と面会したのですが、それぞれの会談の内容も濃く、都議選での自民党の惨敗にも関わらず、安倍総理が「気力を失い、へたれている」という兆候は、微塵も感じられません。

一方、米国のドナルド・トランプ大統領にとっては初のG20会合であるという事情もあり、私は個人的に、トランプ氏がどのような人と会うかに注目していました。調べてみると、米国は大国だけあって、安倍総理と同じ日程で、9人の首脳と面会しています(図表2)。

図表2 ドナルド・トランプの個別会談相手(日程はいずれも現地時間)
訪問地日付会談相手
ポーランド・ワルシャワ7月6日ポーランド(ドゥダ大統領)
クロアチア(キタロヴィッチ大統領)
ドイツ・ハンブルク7月6日ドイツ(メルケル首相)
日米韓首脳会談
7月7日メキシコ(ペニャニエト大統領)
7月8日英国(メイ首相)
インドネシア(ウィドド大統領)
シンガポール(リー首相)
日本(安倍総理)
中国(習近平国家主席)

(【出所】ホワイトハウスのウェブサイトより著者作成)

EUとの会談は絶妙なチョイス

それはさておき、今回、安倍総理が首脳会談を行った相手国の選択は絶妙です。

ベルギーはEUの本部があるブリュッセルを抱える国であり、G20会合の前にトゥスク議長、ユンケル委員長の両名と会談を行ったことは、なかなか興味深いところです。実は、安倍総理は数年前から、EUの議長国とも個別に面談を行っています。これは、「近くの大国」である中国を牽制する意味で、「遠くの大国」であるEUとの関係を重視している証拠の一つです。

EUは(見た目は)日本と同じ、自由・民主主義社会であり、法の支配が貫徹している地域の一つでもあります(※最近ではそうでもないようですが…)。そして、EUは日本にとって、領土問題もなければ通商問題もありません。そういう相手との連携を強化しておくというのは、非常に賢明な選択肢です。

一方のEU側も、英国のEU離脱による打撃を抑えるため、アジアの大国である日本との連携は重要な柱となっています。

北欧訪問とノルウェーの重要性

それだけではありません。今回の訪欧では、日本の首相としては珍しいことに、訪問先に北欧諸国(スウェーデン、フィンランド、デンマーク)が含まれています。

実は、安倍総理の北欧訪問は、もともとは今年4月に計画されていたのですが、それが日本側の事情でドタキャンとなりました。覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、5月9日の韓国大統領選挙を前に、米国が北朝鮮攻撃に踏み切る可能性が高い(と首相官邸が判断した)時期でもあり、安全保障上の観点から総理の海外出張日程が短縮されたのです。その意味で、今回の訪欧で北欧が訪問先に付け加わっていることは、私としては非常に歓迎したいと考えています。

ただ、地理に詳しい方なら「おや?」と思われたかもしれませんが、今回の訪問では、ノルウェーが含まれていません。

ノルウェーは北欧の大国のひとつですが、EUには加盟していません。ただ、日本と同じ捕鯨国でもあり、また、北欧という安定した地域を構成する重要な国の一角でもあります。私は、今回の訪欧でノルウェーが訪問国に含まれていないことを危惧していたのですが、今回、ノルウェーの首相との会談が実施されたことで、ひとまずは安心しています。

では、なぜ日本は北欧と仲良くしなければならないのでしょうか?

実は、安倍総理が今回訪問するフィンランドやノルウェー、エストニアは、いずれもロシアを挟んで日本と隣国です。ということは、「潜在的な敵国」であるロシアを挟むということで連携を確認するという、戦略上非常に重要な意味があるのです。

また、エストニアは第二次世界大戦時にソ連に強制併合されたバルト三国の一角を占めていますが、1991年に独立したことで、ソ連崩壊の間接的な引き金を引いた国でもあります。そして、エストニアは今年のEU議長国であるという事情もあり、地中海の島国・マルタに続き、EU議長国を訪れることで、北朝鮮の核開発問題や中国の海洋進出問題などに強く働きかけを行うという意味があります。

英国と「第二次日英同盟」を締結せよ!

こうした中、今回の一連の首脳会談で最も重要なものは、日英首脳会談だったのかもしれません。

というのも、英国は日本と同じく米国の同盟国であり、北朝鮮核開発問題、拉致問題などで連携できる相手国です。さらに、英国はEUとの関係が悪化しており、EU離脱後の国際的な孤立のリスクがあります。同じ自由民主主義・法治主義国家として、英国は日本との関係強化を強く望んでいます。

そして、英国は小規模であるとはいえ、核武装国であり、また、国連の常任理事国でもあります。そんな英国は日本にとって、「外務・防衛大臣による2+2会合」を開催している相手国の1つです。今回、安倍総理とメイ首相は、安全・防衛分野についても「日英間で今後とも協力を深める」ことで一致したとしています。

また、英国はGDPの規模こそ日本・ドイツより小さいですが、世界の金融センターでもあります。私は個人的に、金融規制が強化されることを嫌い、EUから多くの金融機関が拠点をロンドンに移すのではないかと見ていますが、そうなれば、軍事面、金融面の両面にわたり、英国は日本にとっても非常に重要な国となることが想定されます。

安倍総理は機会を見てはメイ首相と個別協議を行っています。個人的には、いっそのこと、「第二次日英同盟」を目指しても良いのではないかと思いますが、日英関係の強化には期待したいところです。

日中首脳会談について

また、多くのメディアは注目していませんが、今回のG20会合では、安倍総理は習近平(しゅう・きんぺい)中国国家主席との首脳会談を行いました。

安倍総理大臣は会談の冒頭、「先月上野公園で生まれたパンダは元気に育っている」と言及しましたが、私に言わせれば、日中に対立があり過ぎて、パンダくらいしか日中友好の材料がないという証拠ではないかとすら思えます。

それはさておき、日中両国は次の6点で合意しました。

  1. 両国は、日中共同声明や日中平和友好条約を始めとするこれまでの日中間の合意を基礎としながら、引き続き、日中関係の改善を進め、安定的な関係構築を進めていくこと
  2. 特に、両国首脳同士がリーダーシップを持って関係改善を進め、直接対話を行っていくことが重要であり、今後の様々な国際会議の機会や将来的な二国間訪問も念頭に置き、首脳間の対話を強化していくこと
  3. 「45周年」と「40周年」は、国民交流を進める絶好の機会であり、互いに関連の取組を強化し、こうした流れを、2020年と2022年の東京及び北京におけるオリンピック・パラリンピックの機会も活用して、更に拡充していくこと
  4. 両国国民の利益のためにも、経済面の協力を更に発展させ、金融、観光、貿易、環境・省エネ等、各分野の協力を一層深化させていくこと。特に、日中の金融協力について、関係当局間で積極的に意思疎通を進めていくこと
  5. 「一帯一路」を含め、日中両国が、地域や世界の安定と繁栄にどのように貢献していくか議論していくこと
  6. 日中間には様々な課題もあるが、経済は経済、民間交流は民間交流として、発展させていくことが重要であること

ご覧の通り、日中の会談では、懸案の「北朝鮮に対する対話と圧力を通じた核放棄」については一切含まれていないことが確認できます。また、中国による東シナ海や南シナ海の強引な海洋進出についても、安倍総理は「法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序」を求めたのに対し、習主席は「東シナ海の平和と安定を維持していく」と述べるに留まっており、日中間の懸案は持ち越しとなっています。

ただ、中国側は数年前、「安倍総理が靖国参拝を行わないと言明し、かつ、尖閣諸島の領有権問題があるという事実を認めない限りは首脳会談に応じない」と言い張っていたのに、いまや毎年のように首脳会談が行われています。

つまり、日本は一歩も譲歩していないのに、中国側が歩み寄ってきた格好だともいえるでしょう。それに、習近平国家主席は来年、日本を国賓として訪問する予定だとする報道もあります。今回の日中首脳会談も、日中間に相違点が多いものの、「会談自体は行いましょう」という点では合意している証拠です。

数年前に「中国との首脳会談が実現していない!」「安倍(総理)が極右性向で中国を刺激しまくっているからだ!」などと大騒ぎしていたマス・メディアの皆さんは、大いに反省するのが良いでしょう。

(※もっとも、反省も謝罪もできないのが日本のマス・メディアですから、私はマス・メディアの皆さんには全く期待していませんが…。)

日露、日印、日星、日土関係

今回のG20では、他にも、ロシア、インド、シンガポール、トルコという、それぞれの「要」となる国との個別首脳会談が行われました。

このうちロシアについては、先日も『改めてロシアとの関係を考える』で述べたとおり、ロシアとは北方領土問題の拙速な解決を急がず、実質的な棚上げを図りつつ、共同経済活動で「実を取る」ことを目指すべきだと考えています。その理由は、中国に対する牽制にあります。日露関係が(表面上だけでも)良好であれば、中国は尖閣諸島などの日本の領土・領海に、下手に手出しし辛くなります。

また、インドとの関係も全く同じ文脈で捉えることができます。とくに、日本はインドとは領土問題を一切抱えておらず、同じ民主主義国どうし、軍事面、経済面からの関係を強化することが期待できます。

さらに、シンガポール、トルコは、いずれも経済的には「小国」かもしれませんが、それと同時に地政学的な要衝にあるという事実を忘れてはなりません。とくにトルコは、ロシア海軍がクリミア半島の基地から外洋に抜ける上で、必ず通らなければならないダーダネルス・ボスポラス両海峡を抱えています。トルコがその気になれば、ロシア海軍の艦船の通行を止めることができてしまいますし、そうなればロシア海軍は機能を停止します。

G20加盟国の中で、これらの国をチョイスした安倍総理のセンスを、私は高く評価したいと思います。

日米韓首脳会談と日米首脳会談

さて、今回のG20会合では、一応、「日米韓首脳会談」が「目玉」だったようです。しかし、正直、あまり大きな成果はありませんでした。文在寅(ぶん・ざいいん)大統領が親北派であることから、安倍総理、トランプ大統領ともに、どうも韓国との間では連携のレベルが落ちているように見受けられるからです。

そこで、2つの会談を見比べてみましょう。

日米韓首脳会談
日米首脳会談

まず、日米韓首脳会談については、北朝鮮に対し、次のような声明が発せられました。

  • 7月4日のICMB発射に対する非難
  • 検証可能な、かつ不可逆的な非核化という共通目標の為に3カ国が連携することの重要性を確認
  • 北朝鮮に対する最大限の圧力を掛けるために協力する
  • 北朝鮮が正しい方針を選択すれば、国際社会の他の国々とともに、北朝鮮にとってより明るい未来を提供する用意がある

これに対し、韓国を排除した日米首脳会談では、安倍総理が「北朝鮮に対する圧力を一段階引き上げる必要がある」と強調。また、米国側の報道発表でも、日米首脳会談の議題の多くが北朝鮮問題に割かれたことが示されています。

さらに、ホワイトハウスは日本の安倍晋三総理大臣との個別会談については、共同記者発表会談内容の要約を掲載しているのに、日米韓3か国首脳会談については共同声明しか掲載していません。

米国の韓国に対する扱いは、明らかに軽いのです。

安倍政権の外交に期待したい

以上、今回の安倍総理の海外出張について、概要を眺めてみました。

私は、安倍政権の全ての政策を無条件に支持している訳ではありませんが、外交に関しては、非常にうまくやっていると考えています。

もちろん、外交分野においても、特に日韓関係においては稚拙な(あるいは卑怯な)合意もなされており、これについて私は決して評価していません。しかし、私の理解では、安倍総理の行動は、

「日本の国益を脅かす要因を除去する」

ということで一貫しています。

あくまでも私の理解に基づく、「日本にとって重要な国リスト」を作成すると、図表3のとおりです。

図表3 日本にとって重要な国・地域のリスト
ランク基本的な考え方具体例
最も重要な、日本と「共通の価値」を持つ国・地域軍事・経済両面において日本が深く信頼すべき相手米国、EU、豪州、英国、インド、台湾
日本と「共通の価値」をもたないにしても重要な国軍事面、あるいは経済面などで戦略的互恵を目指すべき相手ASEAN諸国
日本と価値を共有していないが地理的に重要な国短期的には関係悪化を避けるよう「管理」しつつ、中長期的には根本的な対処が必要な相手中国、ロシア、南北朝鮮
日本と価値を共有していないが戦略上は重要な国日本に戦略物資を供給する国との関係は良好であるに越したことはないサウジアラビア、カタール等

この中で一番厄介なのは、中国、ロシア、南北朝鮮という、「日本とは価値も共有しておらず、永遠に分かり合えないが、短期的にはお付き合いを止めるわけにはいかない国」です。安倍政権は今のところ、韓国をASEAN諸国などと同列に位置付けているようですが、私は少なくとも韓国については中国、ロシア、北朝鮮と同列に位置付けるべきだと考えています。

いずれにせよ私は、今のところ安倍政権の強みは「外交と人事」にあると考えています。そして、安倍外交には、今後とも期待したいと考えています。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. ムルむる より:

    更新ご苦労様です。
    エストニア訪問は九州豪雨の影響で取りやめになったそうです。
    まぁ安倍首相のことですから機会があれば後日エストニア訪問はされるんじゃないでしょうか?

    “パンダくらいしか日中友好の材料がない”ここには大変笑わせていただきましたwww
    さてそんな中国ですが今現在進行形でインドと国境で小競り合いが起きているようです。
    YouTubeに小競り合いの様子が投稿されてるので一見の価値ありです。

    あと安倍首相の支持率が落ちてると報道されてますが正直就職率がこれだけ高くなり経済もそこそこ安定して長かった就職氷河期もようやく脱した状況だと私達若年層には安倍政権を不支持にする理由が無いので、支持率急落が事実なら世代間ギャップとしか考えられません。
    マスゴミの偏向報道も問題ですがテレビ・新聞といった旧来の媒体を鵜呑みにする人達も困ったものです。

  2. めがねのおやじ より:

    いつもお世話になります。安倍首相の今回の活動は、大変成果の大きいものでした。特に根回しは済んでいるとはいえ、EUとの貿易、関税障壁についてEPA協定という成果を挙げた(反対者はいると思いますが)。また欧州という遠い国とのパイプを太く構築できた。彼らは、中国とか北鮮の脅威をほとんど感じていません。日本という国の関心も今一つです。こういう協定、会談が開けたのは、タフな安倍総理だからできたと思います。トルコ、エストニアなど開発途上ではない先進国に近い国で疎遠だったところや、脱欧(敵対?ドイツ)を目指すイギリス、それに北欧のフィンランド、スエーデン、ノルウェー、デンマークとも仲良くできました。環太平洋だけでなく、この辺りとも関係を深めるのはとても良いと思います。少し荒っぽい言い方ですが(いつもですが)、私はG20なんて世界会議、不要ではないかと感じます。なくすのではなく、地球規模の大きな枠組みを西側社会で研究し、意見を交換し、実行するのはG7で十分と思います。日中、日韓など首脳会議を開いても、何も進まない。すべて平行線、未だに日華事変の日本軍の行動を非難する。その裏でシナは、金でほっぺたをたたいて、中小国、欧州を思い通りにAIIB、一帯一路で取り込もうとしている、安倍首相とキンペイ君の握手の写真を見られましたか?ブスッとして嫌々キンペイ君が握手しているのがわかりますよね。こんな写真、世界に配信されるんだから、彼は外交的儀礼など、日本には感じてないのでしょう。また文氏は日米韓首脳会議直前でどこで情報を得たのか、トランプ氏と同じ赤系統のネクタイをし、安倍首相が青で南鮮のマスコミは「ウリの勝ちニダ」としょうもないことで喜んでいるレベル、日韓会談では従来の主張と全く変わらず、北寄りの姿勢を崩していません。こういう20もの国の中で、露(露は微妙だが)、中、南鮮と異質な国家が入っているのは、決してよくないこと。2019年に日本が議長国なら、G20を少し国数を減らしたい、という提案などどうでしょう。理由は「世界のならずもの国に援助をしている国家への制裁、停戦中で当事者国の南鮮は会議体に入るべからず」で十分でしょう。

  3. 匿名 より:

    会計士さん本日16時頃に出された記事が消えてますが何か有ったのでしょうか?

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