改めて考える「お金との付き合い方」

当ウェブサイトは「政治経済評論」と称していますが、その割に最近は政治評論ばかりが多く、どうしても経済評論――とくに「お金との付き合い方」――に関する記事が少ないことに気付きました。そこで本日はやや趣向を変えて、私が昔、ブログ時代に執筆した「お金との付き合い方」に関する記事をいくつか集めて再録し、そのうえで私自身の持論をアップデートしておきたいと思います。

昔執筆した「お金との付き合い方」

私がウェブ言論活動を始めたのは、2010年7月のことです。

当時は大手ブログサービスの「アメーバ・ブログ」や「楽天ブログ」などに個人ブログを開設していたのですが、2016年7月に当ウェブサイトを立ち上げたことを機に、現在はこれらのブログを事実上、撤退しています。

ただし、当時のブログは現在でもそのまま残しているのですが、これを少しずつ、こちらのウェブサイトに再録する作業を続けています。

ところで、ときどき自分でも設定を忘れそうになるのですが(笑)、私はいちおう、公認会計士です。

普段の当ウェブサイトのコンテンツは、政治ネタが多すぎて、経済ネタがおざなりになっていますが、それでも個人が貯金をする際のテクニックについては、ずいぶんと過去ブログでも取り上げたものです。

そこで本日は、今から約6年前、2011年10月下旬に執筆した、シリーズものの原稿を再録したいと思います。なお、文体は原則として当時のままですが、ここでは4日分の記事を1つの記事に再編し、文章の体裁等に修正を施し、読みやすくしています。

貯金ができない人の特徴

「ポイントが貯まるのに貯金ができないの」

大昔、私は「クレジットカードについて」というテーマでブログを書きかけていたことがある。

書きたかった内容は、「同じ支払うならポイントがつくクレジットカードで払うべき」というだけのシンプルな内容だった。しかし、ギリシャ危機が深刻化する中で ((2011年といえば、欧州債務危機の真っ最中であり、私も当時のブログでずいぶんとギリシャ国債の話題を取り上げたものです。とくに、「ギリシャと同じく日本は国の借金が多すぎるので財政破綻する」といったトンデモ論には一生懸命反論していたのですが、今となってはそれも懐かしい想い出です。)) 、BIS規制や金融商品会計など、ブログで取り上げたいテーマが目白押しだったため、第1回目を書いたところで頓挫してしまったのだ。

このテーマを、ある日突然思い出した。そのきっかけは、帰宅途中の満員の通勤電車で耳にした、ある二人組の女性の会話である。

  • 女性A(以下「A」)「あなたお金貯まらないって言っているけど、何に使っているの?」
  • 女性B(以下「B」)「それが変なのよ。そんなにお金使ってないのに。」
  • A「でもあなたの給料って手取りで25万円って言ってたでしょ?」
  • B「うん。実家暮らしだから、お昼代とか飲み代とかを考えても、1ヵ月にせいぜい10万円しか使わないはずなのに。」
  • A「でもあなたの言っている通りなら、1ヵ月当たり15万円貯金が出来るはずでしょ?」
  • B「でも、ポイント10倍の日は●●(店の名)でドカッと買い物したりするし。」
  • A「あ、それが原因じゃない?」
  • B「確かにそうかも。だって、せっかく●●カード(クレジットカードの名前)作ったし。」
  • A「ちょっと待って、その●●カードって確か年会費が1万円するんじゃない?」
  • B「でも、考えてみたら●●カードってポイント還元率が良いから、元は取れてるはず。」
  • A「でも、1万円の年会費を払ってまで元が取れてるのかしら?」
  • B「うん。こないだ貯めたポイントで松坂牛と交換したの。」

私は聞いてはならないと思っていたが、この「松坂牛」の下りで思わず声を出して笑いそうになってしまった。必死にこらえたが(笑)

さて、AさんはBさんの同僚らしく、Bさんが一生懸命貯金しようとしているのに全然お金がたまらない理由をさりげなくBさんに諭してあげていたらしい。Bさんの発言からすれば、彼女はデパートやら通販やらで「ポイント還元率の良い」カードをあちこちで作っており、さらにポイント還元という甘言(駄洒落じゃないです。失礼!)に乗せられて、不要なものを衝動買いしているようだ。それじゃ貯金はできん!

ちなみに松坂牛がどれだけ美味しいのか知らないが、わざわざポイントを貯めた結果、交換するような商品じゃないだろう…(笑)

同じおカネを使うなら

ところで、Bさんが「貯金できない理由」を私なりに考えてみると、「お金の使い方が下手だから」、という結論に至る。

先ほどの会話から判断すると、Bさんが毎月、貯金できる金額は、15万円である。

「毎月手取り25万円」-「昼ごはん代等10万円」=15万円

それなのに彼女は、「毎月、全然貯金ができない」とぼやいていた。

しかし、年会費1万円のクレジットカード等に入会し、ポイント目的でドカンと買い物をして、溜まったポイントを松坂牛に交換するような生活だと、貯蓄などできっこない。

いや、おそらく彼女は自分自身の支出をまったく把握していないようなのだ。そして、彼女が「貯金したい」と思うならば、まずは毎月の支出を把握することから始めるべきだろう。

ここに、小学生でもわかる公式がある。

  • 毎月の貯金額=毎月の収入-毎月の支出

当たり前ですな。

毎月の貯金額を増やしたいと思うなら、毎月の収入を増やすか、毎月の支出を減らすか、そのいずれかしかない。毎月の収入が増えないならば、毎日飲む缶コーヒーとか、タバコとか、お菓子とか、そういったこまごました支出を節約して、毎月の貯金額を増やすのも一つの手だ。

だが、毎月の収入を増やすにはどうすれば良いか?自分自身の才能を開花させるために、自分自身に投資するというのも1つの手だ。

もう1つの公式を提示しよう。

  • その人が生涯で作る財産=その人の生涯収入-その人の生涯支出+資産運用収益

「その人が生涯で作る財産」とは、その人の生涯に労働で得た賃金から支出を引いて、さらにその人が投資をして得た利息なり、配当なりを加算したものだ。コツコツとカネを貯めて投資用不動産を買うのも1つの手だし、資格試験なり学問なりに巨額の費用を投じて自分自身のビジネスマンとしての価値を高め、その会社の役員にまで上り詰めて高額の所得を得るというパターンもあるだろう。

要するに、お金を使うなら「死に金」ではなく、「生きる金」を使うべきなのである。

(ただし、ここでは「その人が相続した財産」は含めない。なぜなら相続した財産は「その人が作った財産」ではないからだ。)

持論:クレジットカードとの付き合い方

リボ払いにご用心!

さて、先ほどの女性の発言を聞くと、もう1つ、重要な示唆がある。

それは、ポイントを目当てにあちらこちらにクレジットカードを作っていて、そのいずれも十分にポイントが貯まっていない、ということだ。

実は、ここに「クレジットカードとの付き合い方」という重要な論点が隠されているのである。

実は、私は若い人たちに対して、「貯金しろ」、「カネを使うな」などと申し上げるつもりは全くない。むしろ、若いうちこそ、積極的に「カネを使う」ことをお奨めする。もちろん、自分の収入以上にカネを使うのはダメだが、それでも「カネの使い方」の一環として、クレジットカードを上手に使うことを覚えたいものだ。

厳守して欲しい点が、3つある。

1つは、「リボ払い」には絶対に手を出さないことだ。貸金業法の改正により、消費者金融業界がこぞってクレジットカードを「ラスト・リゾート」と見なしている中、貸金業者にとって「リボ払い」こそが収益源である。逆に言えば、クレジットカードを使う側からすると、「リボ払い」には巨額のコストを支払わされている計算になる。さらに、キャッシングをリボ払いで利用するのは言語道断だ。

ちなみに、「リボ払い」とは、例えば今月8,000円分クレジットカードを使ったと仮定して、

  • 翌月に4,000円
  • その翌月にも4,000円

といった具合に、毎月一定額を支払う契約だ。

「毎月一定額しか支払わなくて良いから楽だ」と考える人もいるし、「リボ払いだとポイントが沢山ついてお得だ」と勘違いする人もいる。しかし、リボ払いには金利が付いているので、トータルで支払うべき金額が嵩上げされてしまうことになる。

消費性ローンで金利を負担するなど、愚かな行為だ。クレジットカードを利用するなら、「リボ払い」ではなく「一括払い」を利用しよう(クレジットカード会社さん、収益源を奪ってごめんなさい)。

ちなみに現在、私の手元には、あるカード会社の利用明細書が届いている。これによるとキャッシングやリボ払いの金利は実質年率14.40%と記載されているが、残念ながら私は「キャッシング枠」をゼロにしており、さらに全ての利用が一律で「一括払い」になるように設定している。

残高管理とカード集中がカギ

2つ目の留意点は、当たり前のことだが、毎月のカード利用限度額を自分できちんと管理する、ということである。別に家計簿を付ける必要はない。ただ、自分の給与水準と見比べて、使って良い限度額を自分できっちりと把握しておくべきであり、その自信がないのであれば、カード利用限度額を低めに設定しておくことをお奨めする。

そして3番目の留意点は、「カードの集中」だ。冒頭に紹介した女性は、あちこちでカードを作り、結局はポイントも分散してしまい、残高の把握も難しくなっていた。

とにかく、あちこちでカードを作るのはやめよう。

クレジットカード利用者側からすると、ポイントを貯めることを目的でクレジットカードを使うという側面もあるが、特段の理由もなくあちこちにカードを作ると、結局ポイントが分散されて貯まらない。確かに、よく出かけるデパートのカードとか、年会費無料のカードとか、世の中には色々なカードがあるが、還元率が良くて自分なりに使い勝手の良いカードを探してきて、それを集中的に使うべきだろう。

自分にあったカードを見つける

ちなみに私の場合、メインで利用しているのは某家電量販店の発行する有名な緑色のカードで、利用金額100円ごとに1円弱のポイントが付与される(条件にもよるが)。そして、このカードは某電子マネーを兼ねており、貯まったポイントは電子マネーにチャージすることができる。つまり、実質的に1%の払戻を受けているのと同様の経済効果が得られているのだ ((ちなみに、このカードはその後、ポイントが貯まる条件が悪化しており、「1%の払戻」を受けている状況ではありません。)) 。

ただし、このカードは海外での利用に弱い。従って、サブとして利用しているのは、国際的なブランドで有名な某コンビニ系カードだ。還元率は緑の量販店カードと比べると低いが、年会費は実質的に無料であり、時々海外に出かける人間にとっては便利だし、海外利用でもポイントが付くのが嬉しい。

これに加えて、某航空会社のカード(年会費10,500円)にも加盟している。私は出張が非常に多いため、羽田空港等のラウンジが無料で使えることや、空港での買い物が条件次第で1割引になるなどの優遇を考えれば、この程度の年会費など安いものだと思っている ((現時点では年会費が10,800円、空港での買い物は5%引きと、条件は悪化しています)) 。

もちろん、この年会費の高いカードは「お金の無駄遣いだ」と指摘する人もいる。

しかし、私にとっては、結果的にこのカード年会費に見合うだけのベネフィットを得ていると考えており、決して「お金の無駄遣い」だとは思わない。

いずれにせよ、世の中には、一見すると魅力的なカードが沢山存在する。だが、あまりカードを作りすぎると、冒頭の女性の例のようにポイントが分散してしまう。

あえてカードを作りたければ、集中的にポイントを貯めるためのカードを集約することが理想だろう。

ATM手数料は払いたくない

損をする人の行動パターン

古今東西、ありとあらゆるモノには「値段」というものがある。

そして、受けるサービスに対し適切な対価を見極めることが出来る人は金持ちになるし、払うことが出来ない人は貧乏になるのだと思う。

私なりに日々感じている、「損をしている人」の行動パターンを指摘するとともに、私自身のささやかな工夫を紹介したい。

コンビニのATMでおカネを下ろす人がいる。最近であれば、休日でも無料でお金を引き出すことが出来るサービスもあるようだが、一般的にはコンビニのATMでは手数料が嵩む。

飲み会の予定があるのにサイフにお金が入っていないという人もいるようだが、私に言わせれば、これも言語道断だ。お金を使う予定があるのなら、計画的に準備しておいた方が良い。

考えてみれば、自分のお金を引き出すのに手数料を支払うというのは馬鹿らしい。私の場合、会社から給与振込口座として指定されてしまっているA銀行は、平日9時から18時までの時間帯以外におカネを引き出すと、手数料を取られてしまう。

通常の社会人であれば、昼間はどうしても忙しくて、夕刻にならないと時間が出来ないという人もいるだろう。そうであるならば、ここでささやかな工夫をしたいところである。

手数料管理は重要

私がメインで利用しているB銀行では、24時間365日、ATMの入出金の手数料が無料だ。店舗自体は少ないが、地下鉄の駅など、東京中にATMが設置されている ((現在、この銀行はATMから撤退していますが、代わりに某ネット銀行のATMを無料で利用することができます。)) 。この銀行の場合、コンビニATMで引き出した場合も手数料が無料になる。

さらに、私は某証券会社Cに口座を持っているが、この証券会社は預け金の預入・引出の手数料が無料だ。しかも大手銀行を始め、多くのATMを使って入出金ができるし、インターネットバンキングを使えば銀行から手数料無料で入金できる。ただ、1つの難点は、土日に現金の出し入れが出来ないことだ。

そこで私は、平日の昼間に銀行AのATMでおカネを引き出して、銀行BのATMを使って入金する、という作業を行っていた。ただ、AとBの店が遠く離れている場合に、まとまったカネを持ち歩くという危険性がある。このため、時間のあるときに、インターネットバンキングやATMを使って銀行Aから資金を証券会社Cに移しておき、さらに証券会社Cから銀行Bに資金を振り替えるという方法が、最も安全・確実かつ少ない手間でできる資金移動の方法だと気付いた。

このため、私はほぼ毎月、給与が振り込まれたら直ちに銀行Aの口座から全額を証券会社Cに移し、さらに必要な金額だけ証券会社Cから銀行Bに移すという作業を行っている。以上の作業により、少なくとも10年間、引出手数料を支払ったことはない。

ケチな方法も「塵も積もれば」

以上の方法は、ケチな方法かもしれない。これだけの労力をかけるくらいなら、1回の引出で手数料を払った方が楽だ、という考え方も成り立つだろう。

それでも、預金引出手数料は105円とか210円とか、小額であるとはいえ積もり積もると結構な金額になる。事情があって、昔、様々な銀行の預金引出手数料を調べたことがあったが、こうした細かい手数料の優遇を行っている銀行におカネを預けると、何かと便利かもしれない ((現在は消費税率が変わっているので、手数料は108円だったり、216円だったりするようです。)) 。

なお、預金保険法上、同一の金融機関に1000万円を超えるおカネを預けていると、その金融機関が破綻したときに元本1000万円までとその利息は保護されるが、それを超えた分は保護されない可能性もあるので、1つの金融機関に預ける預金残高は1000万円を超えないようにしたい。

…といっても、私はそんな大金は持っていないが(笑)… ((この点については現在でもまったく同じです(笑)。)) 。

補足:その後の実践状況

家計簿の勧め

以上が、過去に執筆した、私なりの「お金との付き合い方」の概要です。そして、当時の「クレジットカード論・ATM論」については、いまでも実践しています。

繰り返しになりますが、その前提として気を付けなければならないことは、「こまめな残高管理」です。

実は、私自身、複式簿記で家計簿を作成しています。といっても、エクセルベースのごく簡単な代物ですが、1つ自慢できることがあるとすれば、私の過去の家計簿はMicrosoft Accessを使って管理していて、約20年分、遡ることができます。周囲からはよく、「毎日のお金の出入りをどうやって管理するのか?」と尋ねられるのですが、歯磨きとかと同じで、習慣にしてしまえば良いだけの話です。

定期的にサイフの中からレシートをすべて取り出し、現金の残高を数えて金額をエクセルに打ち込んだリスト(現金実査表)と、家計簿から判明する現金の出入りの金額を比べ、大きな不整合が生じていなければ合格、です。

ついでに言えば、普通預金だの、定期預金だの、MRFだのの残高は、逐一記録に残り、通帳やインターネットで残高を追いかけることができます。このため、日常生活では「自分の手元にある現金」の金額をだいたい把握していれば良いのです。

データ管理という最大限のメリット

ところが、この「こまめな残高管理」をやり始めると、今度は現金ではなく、クレジットカードか電子マネーの方が、却って何かと都合が良いのです。

昨年執筆した『IT化はここまで進んだ!』のなかで、私は「現金ではなく極力、クレジットカードか電子マネーを使っている」と申し上げたのですが、実は、これも「いつどこで何にお金を使ったか」を客観的な記録として残すことができるという長所があるからです。

とくに、SUICAなどの電子マネーは、カードリーダー(※確定申告やe-taxで使う機器)で残高や利用履歴を読み取り、エクセルに落とすことができますし、最近だと、インターネットでSUICAのクレジット・チャージなどが可能です。

一方で、極力現金を使わないようにしようとすれば、1つ1つの買い物をしっかりと記憶できるというメリットも生じます。また、現金の場合、うっかりレシートを貰い忘れてしまうと、何にお金を使ったのか思い出せなくなってしまいがちですが、現金ではなくクレジットカードや電子マネーを積極的に使うようになれば、自販機など、レシートが出ない場所での買い物は控えるようになる、という効果も得られます。

さらに、効率よくポイントが貯まるため、毎月数千円分、無料で電子マネーにチャージできるという恩恵もあります。

カード利用の罠

ただし、私が以前からクレジットカードや電子マネーの利用を推奨しているのは事実ですが、以前、『IT化はここまで進んだ!』のコメント欄に頂いたご意見によれば、「クレジットカードや電子マネーだと、つい使い過ぎてしまう」という欠点もあります。

情報源は失念しましたが、とある研究によれば、現金を主に使う人と比べ、電子マネーを主に使う人の方が、コンビニでの1回あたりの買い物に使う金額が大きい、という報告もあるそうです。

このため、当ウェブサイトで主張した内容の大前提は、あくまでも「こまめに残高管理をすること」、「リボ払いやATM手数料などの余計な費用を払わないようにすること」、「自分にあったカードを見つけ、あちこちでカードを作らないこと」に尽きると思います。

以上、当ウェブサイトの内容はあくまでも1つのご参考として捉えて頂くのが良いでしょう。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 関澤 より:

    最近のクレジットカードは、ネット明細を種類毎に分類して家計簿みたいに使えるので、記録が苦手な自分には役立ってます。おかげで支出を後で見直せるようになり、無駄遣いが減りました。
    現金だから、クレジットだから無駄遣いするのではなく、遣って良い残額が把握出来ていない、無駄遣い、貯金が出来ないことを深刻に考えていない、もっと突き詰めると、破産するとどんなに大変か知らないなど、教育、認知能、性格の問題もあるのではないかと思いますが、如何でしょう。

  2. 水谷 より:

    自分は逆に財布に現金が入ってるといつの間にか使ってしまうので、極力現金ではなくカードで支払うようにしてますね。
    ネットでカード支払い明細をたまに見る癖が付いてれば、大体その時点で一ヶ月の平均的な支出からどれくらいの位置にいるのか理解出来るので、大雑把にではありますが支出の幅の管理も出来ますし。
    最近の会計ソフトは口座やクレカとの連携もやってくれるはずですし、そういうソフトを買うなり無料のやつを使うなりして家計簿にするのも一つの手かも。

  3. むるむる より:

    会計士様本日の投稿内容とは関連がないのですが韓国が早期のTPP参加を目指して日本の事務方に接触を図っていたとニュースになっています。(まーたすり寄って来たよww、
    http://www.sankeibiz.jp/macro/news/180224/mcb1802240615011-n1.htm
    米国も再交渉を目指していますが関連国に突っぱねられており面白い展開になって来ました。
    3月8日に署名式が行われるので今後の動向に注視する必要があるでしょう。

    あとすでに話題になってはいますが北朝鮮選手がショートトラックで日本人選手に妨害をした事を日本の国内メディアが殆ど批判せず沈黙しているためネットでは炎上案件となりメディア不信を更に高める案件に発展しています。(今更だけど)

    またフランスでは中国が広大な農業用地を買収し始めた為フランスの農業団体からマクロン大統領が直接直訴され中国の土地買収を規制すると宣言しました。
    http://www.afpbb.com/articles/-/3163837?cx_module=latest_top

  4. めがねのおやじ より:

    < 本日も更新ありがとうございます。
    < クレジットカード決済は、ほとんどしなくなりました。以前は家電製品とか家具とか大きいものは、手持ちの現金が少ないこともあり、結構使ってました。でも、1〜2か月後の引き落とし日に入金を忘れた事があり、直接銀行へカード会社の口座に入金に走った事があります。その時(こちらが悪いんですが)結構、電話で偉そうに言われて良いイメージがありません(笑)。
    < そういえばVIZAやJCB、マスターは良く聞きますが、以前「信販系カード」といわれたところは、あまり聞きませんね。失礼ながらどうなったのかな。
    < クレジットカードではないですが、交通系や流通系カードの電子マネーは便利ですね。ただポイントは以前200円に1ポイントが100円に1ポイントに引き上げられましたが、1000ポイント貯めようと思ってもなかなか溜まりませんし、溜まったところで僅か1000円。もう少し利用者目線にならないかと思います。それと1ポイントや2ポイントの為に、わざわざ遠くの店に行くのもツライです。
    < 偉そうな事言ってますが、「いつもニコニコ現金払い、ポイントも要らぬのか」と言われるとそうじゃない。私も簡単な家計簿付けてますが、『出るを減らす』に限ります。その為には繁華街、モール、大型スーパーに行かない事、大した収入も貯蓄もないのに、分相応で。やっと住宅ローンを昨年夏に完済したので、やり方は間違ってなかったと思います。
    < 失礼します。

  5. 匿名 より:

    今日の記事は評論って言うよりもどちらかと言えば金融リテラシーの問題だね。いくら金を使ったかわからないってのはサイフにいくら金を入れてるかわからないってこと。現金主義だろうがカード主義だろうが、自分が使った金を把握できないって人に貯金は出来ない。逆に言えば何にいくら使ったかメモしてる人ならばむしろクレジットカードやICOCAみたいな電子マネーを使えば利用履歴を出せるから便利だろうと思う。

  6. 団塊 より:

    カードの明細書を出納帳代わりにできるような経済人間には無用なことですが、普通の人がお金を貯めたきゃ
    給料日に積立預金ですよ。
    毎月給料日に信用金庫に行って15万円を積立預金することですよ、電車のなかのお金を貯めることができない女性が今すぐすべきことは。
    (もうひとつ、カードを全て解約、いつもニコニコ現金払い。ポイントもスマホの割引も金欠病の病原菌と割りきる。
    ….こうすれば一年間に180万円貯まります。5年もすれば預金するだけで1000万円の財産ができている。
    (給料900万円 +ボーナスは全額貯金)

    もっと良いのは給料天引きの財形貯蓄です、会社がしっかりした会社であり社員が天引きで銀行に積み立てたはずのお金を会社の運営費に使い込んだりしない会社なら。

    なにが言いたいかというと 収入ー支出=貯金額という手順では 貯金は少しも増えない。← 除くお金の天才

    料日には最初に積立貯金。その残りで生活。カード(後払い)は、なし。これだけ。

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