(事前投稿)朝鮮半島情勢の最新報道を予想する

本日は私用により、早くとも夕方まで、最新時事情報の更新ができません。そこで、多少苦し紛れではありますが、代替的なコンテンツを準備しました。

お詫び:最新情勢の更新ができません

本日は「予定投稿」です

冒頭にお詫びがございます。

本日は、「予定投稿」記事です。

読者の皆様がこの記事を読むころには、すでに日韓首脳会談の状況、平昌(へいしょう)冬季五輪開会式の状況などの話題が明らかになっていると思いますが、諸般の事情により、この原稿を執筆している時点では、これらの情報がまだわかっていません。

本稿を執筆している時点で、私はひそかに、安倍総理が日韓首脳会談後、酷寒を理由に平昌五輪の開会式参加を見送るという展開を期待しているのですが、さて、どうなることやら。

ところで、当ウェブサイトを訪問して下さる読者の皆様にとって、朝鮮半島情勢は非常に関心が高い分野でもあります。

そこで、やや苦し紛れではありますが、最新情勢の更新ができない代わりに、暫定的な代替コンテンツを準備しました。

私も、更新できるタイミングがあれば、ツイッターや当ウェブサイトのコメント欄などに、情報や所感を掲載していこうと思います。

来週以降の当ウェブサイトについて

私の見立てでは、先月9日に行われた「南北高官級協議」を機に、韓国は急速に北朝鮮に乗っ取られ始めました。

その意味で、今回の平昌五輪も南北赤化統一の契機になりかねないイベントです。

これから平昌五輪(パラリンピック含む)が閉幕する3月18日までの期間は、「五輪休戦」が予定されていますが、それでも閉幕した翌日である3月19日以降、再び朝鮮半島情勢が大きく動く可能性があり、こうした動きは、今後の東アジアの未来を読むうえで目が離せないものです。

ただ、私は来週以降、本業の方で請け負った連載(会計専門誌、金融専門紙)の仕事をこなす必要があります。

このため、当ウェブサイトの更新頻度が落ちるかもしれませんが、その分、毎回の記事を充実させ、読み応えのあるコンテンツを提供したいと思いますので、どうか引き続きご愛読、そしてお気軽なコメントを賜りますと幸いです。

見るべきポイント

安倍総理は結局、日韓首脳会談で何を伝えたのか?

まず、予定では昨日(2月9日)、平昌五輪開会式前の時点で、安倍総理と文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領による日韓首脳会談が行われることになっていましたが、これが無事、予定通り行われたという前提で、ポイントは「何が協議されたか」、です。

ただ、肝心の文在寅氏側が、開会式前で浮かれているという事情もあるでしょうから、日韓首脳会談で何か実のある協議が行われるようには思えません。

私は本稿執筆時点で、安倍総理が日韓首脳会談で、

これ以上韓国が北朝鮮に寄って行くならば、日本は米国と歩調を合わせて韓国を切り捨てるぞ!

と強く警告し、文在寅氏の態度次第では開会式に出席せず、日本にさっさと帰ってくる、という展開を期待しているのですが、果たして結果はどうだったのでしょうか?

平昌の開会式は無事行われたのか?

次の論点です。

平昌五輪の開会式は、酷寒の真夜中に行われます。平昌は積雪量が多くないくせに気温は低いという、冬季五輪を開催するうえでは、まことに不向きな土地柄です。

それだけではありません。

事前報道によれば、スタジアムの建設が杜撰だ、観客のための施設が不足している、平昌に宿泊施設が足りない、鉄道交通の便が悪い、食事が酷い、といった、現地の惨憺たる状況が伝わってきます。

明らかな準備不足で行われる平昌五輪開会式。私は、最後の聖火リレーで慰安婦が登場する展開を予想しているのですが(笑)、果たして平昌五輪開会式はどうだったのでしょうか?

日朝接触はあったのか?

私が個人的に気にしているのは、金永南(きん・えいなん)最高人民会議常任委員会委員長以外に、北朝鮮から「実力者」がやって来るのかどうか、です。

事前報道によれば、金正恩(きん・しょうおん)の妹である金与正(きん・よしょう)なる人物が、五輪開会式に合わせて急遽、訪韓するとの未確定情報もありましたが、本稿執筆時点において私は、安倍総理が金正恩にきわめて近い人物と接触する可能性に注目しています。

日朝接触があったのかどうか。

その場合、北の核開発、日本人拉致などを巡って、何らかの対話が行われたのかどうか。

もちろん、「大外し」の可能性も高い論点ではありますが、いちおう、論点としては残しておきたいと思います。

スポーツの政治利用

もちろん、本稿を執筆している時点では、平昌五輪の開会式の様子もわかりませんし、日韓首脳会談の状況も判明していません。

ただ、私にはどうしても「嫌な予感」を排除することができないでいます。

スポーツマンシップを全く理解しない韓国政府と北朝鮮政府、そしてIOCが、全面的かつ露骨にスポーツの政治利用を行うという、ある意味で前代未聞で画期的な(?)五輪になるとしか思えません。

もしかして韓国と北朝鮮とIOCは、平昌五輪を徹底的に政治利用することで、五輪の精神は堕ちるところまで堕ちてしまうかもしれません。

平昌五輪でスポーツマンシップが徹底的に穢され、貶められた直後であれば、それを復活させなければならないという意味で、2020年・東京五輪に課せられた使命は非常に大きなものとなるでしょう。

その意味で、私は本当の勝負が、2020年の東京大会を成功させることができるかどうかに掛かっていると見ているのです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. むるむる より:

    オリンピック開会式がようやく終わりましたが酷いものでしたね、どう見てもリオのオリンピック時に日本が閉会式にやった奴のパクリで劣化版でした。
    すでにネットで炎上していてその辺のまとめが出ているので「平昌オリンピック リオ パクリ」でググると比較画像が出ています。まぁオリンピックの問題を言い出したらキリがないので止めますが、問題の会談や歓迎会が酷い事になりました。(予想してたけど)

    まず開会式の歓迎会に北の人間が呼ばれていたらしくその北の政府要人とムンジェイン、ペンス副大統領、安倍首相の席が一緒になっていて、事前にアメリカ側は北の人間と合わせない様にして欲しいと要請していたにも関わらず一緒にされた為かペンス副大統領(アメリカ側)と安倍首相が開会式の歓迎会に遅れて来て(不快の意思表明)、その上ペンス副大統領は激怒し5分で退席したとの事です。因みにペンス副大統領は断る口実にアメリカの選手団との食事があると言っていた様です。(個人的にはよく五分も我慢したなと思うけど、安倍首相は感情をそんなに表に出さないので解りませんが表情だけ見る限り最初っから諦めていたんでしょう)

    安倍首相とムンの会談内容は予定通りに行い、合意の履行と北への制裁の履行の二つだけですが本当にムンに直接言った様です。ペンス副大統領とムンの会談は報道だけだと北への制裁一色だけだった様ですが、どう見ても他にも言ってそうです……

    また北の黒電話の妹が文在寅に早期の訪朝を呼びかけたとの事です。

    開会式初日だけでオリンピックの不祥事除いて要点だけ上げただけでこの有様です、北への訪朝が本当に実現したら赤化統一の可能性が更に上がるでしょう(てかなりそう)
    初日でこれです最初っから最後までロクでもないオリンピックで終わるのは確実かと思われます。

  2. 匿名 より:

    平昌五輪開会式に怖すぎる「人面鳥」1000年生き、天と地を往来。韓国の神話に登場
    http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/51522556.html

    うん。キモい。

  3. めがねのおやじ より:

    < 更新ありがとうございます。
    < 日本のパクリイルミネーションや、気持ちの悪いオカルトの人面鳥など内容もお寒い大会ですね。安倍首相が出席しているのだけ確認しました。寒いからほとんど観客席もガラガラ。-5℃、体感気温-22℃という激寒で、こんな場所時間にやるかなという感じですね。日本勢は大半が欠席したそうです。
    < 安倍首相は文に対し、①慰安婦合意の即履行②北朝鮮にこれ以上近づかない、融和政策批判③北朝鮮に対する圧力を日米と共に最大限かける④日米韓の枠組を維持する⑤在韓大使館前領事館前の不潔な像の撤去⑥徴用工像の設置停止等、要求した。結構厳しくいきましたね。
    < また、文大統領からは慰安婦合意を破棄しない、再交渉はしないという言質を引き出しました(嘘つけ!)。
    < 開会式に合わせてレセプションが開かれたようですが、ペンス副大統領は事前に『北朝鮮高官との接触は避けたい』と言ってたのに、韓国は約束を破り、安倍首相共々同じテーブルにした。怒ったペンス副大統領は、5分で出たそうです。そりゃジジイの金永南の顔など、見たくないし、同じ場所で息を吸うのも嫌でしょう。まだ停戦中ですよ。この辺の神経は日本、米欧には理解不能というか異様。事前に察知したペンス、安倍首相はわざと文のスピーチ終わってから、入室したとか。やりますネ。また安倍首相は金永南氏と拉致問題について、短時間話して退席したそうです。ま、こんなもんでしょ、出来る事は。あ〜あ早くパラ終わらんかな。いずれも報道済みなので、ご存知だと思います。
    < 失礼しました。

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