「ストリッパー」まがいのダンサーを呼んだ県議が離党

例の「ストリッパーまがいのダンサー」を招いた過激ショーの問題で、問題の会合を主催した和歌山県議が自民党を離党したようです。県議辞職ではなく自民党離党で済ませるあたりの感覚にも驚きますが、それ以上に罪深いのは、今回の騒動がパーティー券騒動で支持を失っている自民党に対する「押しの一手」となりかねない点にあります。とりわけ衆院選では「維新タナボタ効果」の影響で、自民党が減らした議席がそのまま立憲民主党に移る可能性があるのです。

2024/03/12 08:44追記

記事カテゴリーを誤っていましたので修正しております(内容に変更はありません)。

問題の県議が自民党を離党

近畿地方の自民党若手議員の会合に、ストリッパーと見まがうような女性「ダンサー(?)」が登場し、参加者らが口移しでチップを渡すなどの破廉恥な行為が行われていたとする話題は、先日の『自民党会合で「ストリップまがい」の過激ショー開催か』でも取り上げました。

その「続報」でしょうか、この自民党「破廉恥会合」事件に関し、続報が出て来たようです。

ダンサー招待、自民県議が離党 「心からおわび」―和歌山

―――2024年03月11日18時12分付 時事通信より

報道によると、問題の会合を企画した自民党和歌山県連の川畑哲哉県議(46)が11日、離党届を提出し、受理されたのだそうです。ちなみに務めていた県連の青年局長については8日付で辞任していたのだそうです。

なかなかに、県議辞職ではなく離党で済ませるというのも、なかなかに驚く対応です。

川畑氏は世耕氏の秘書を9年弱務める

では、この離党した川畑氏とは、いったいどういう経歴の持ち主なのでしょうか。

川畑哲哉 Official Site』の説明によると、川畑氏は1977年8月7日生まれの45歳で、2006年1月3日から2014年12月20日までの9年弱の間、旧清和政策研究会(いわゆる安倍派)の「重鎮」でもある世耕弘成・前自民党参院幹事長の秘書を務めていたという人物でもあります。

世耕氏といえば故・安倍晋三総理大臣にも近い人物であり、その世耕氏に長年仕えたという立場にありながら、ストリッパーもどきの「ダンサー」を呼ぶというのは、安倍総理を(いまだに)批判する勢力をも勢いづかせる手掛かりともなり得るでしょう。

ちなみに前回の記事では、この騒動に対し、自民党に同情的な見方を示すコメント主の方も多かったように見受けられます。

いわく、「そこまで目くじらを立てるべきではない」。

いわく、「昭和時代のノリだ」。

いわく、「特定野党の脱●疑惑の方がもっと騒がれるべきだ」。

どれも、ひとつの意見としては、おかしなものではありません。

ただ、昨年の「エッフェルオバサン」騒動に続き、当ウェブサイトでこの話題を取り上げるのには、大きな理由があります。

それは、ただでさえ自民党や岸田文雄政権に対する世間の見方が厳しくなっているタイミングで、このような不祥事を発生させることが、自民党に対してどれだけの打撃となるのか、自民党関係者には明らかに自覚が足りないからです。

有権者の政治不信に拍車をかけかねない

この点、「自民党の不祥事で大騒ぎするなら、特定野党の不祥事でも大騒ぎすべきだ」とするご指摘はまったくその通りですが、残念ながら、現状で政権を担い得る政党が自民党くらいしか存在しないというなかで、「どうせ政権を取らない(取れない)政党」よりも、自民党が不祥事を発生させる方が、インパクトは大です。

有権者の政治不信に拍車をかけかねないからです。

ウェブ主自身、当ウェブサイトでこれまで何度も表明してきたとおり、自民党は素晴らしい政党だとは思っていませんが、それと同時に「高くてマズい」にせよ、「まともに食べられる食事を提供してくれる食堂」が自民党しか存在しない以上、「よりマシ」な選択肢として、多くの有権者が自民党を選んでいるという事情もあります。

入店しても隣の「自民食堂」の悪口しか書いていない食堂や、うっかり入店すると毒入りの食事を提供される食堂などが溢れているわけですから、自民党が「よりマシ」な選択肢に浮上するのも、ある意味で仕方がない話、というわけです。

しかし、こうした会合を見せつけられると、前回までの選挙で自民党を支持した有権者のなかには、「自分が支持した自民党の議員はこんな人たちだったのか」と失望を覚えているケースがあったとしても不思議ではありません。

このように考えていくと、自民党が今回、川畑氏の県議辞職を勧告しなかったことは、いかにもヌルい対応と受け取られても仕方がありません。

藤原崇氏と中曽根康隆氏は「被害者」?

なお、先ほど紹介した時事通信のリンクによると、自民党青年局は11日、「極めて不適切な内容の余興が企画、実施された」、「深くおわび申し上げる」とのコメントを発表したそうです。

また、党青年局長を辞職した藤原崇衆院議員(40、岩手3区・当選4回)、党青年局長代理を辞職した中曽根康隆衆院議員(42、群馬1区、当選2回)の両名は「内容を知らされておらず、終了後に注意した」、と記載されていますので、これが事実なら両氏も被害者のようなものかもしれません。

ただ、党内としては、両名は「被害者のようなもの」という立ち位置かもしれませんが、私たち有権者から見て、やはり現在の自民党の綱紀が緩んでいることは間違いありません。とくに自民党はこの会合を巡り、「結果として実施を許してしまったことは国民の信頼を損ねるものだった」と述べたそうですが、これも認識が甘すぎます。

今回のように、自民党が「全国的に騒がれる」話題を提供することで、自民党全体の足を引っ張ることにもつながりかねないことを、自民党関係者らは、もう少し自覚すべきでしょう。

昨年の「エッフェルオバサン」騒動などでも判明したとおり、自民党の一部には綱紀が緩みまくっている議員もいますし、こうした議員に対しネジを締め直すくらいのことは、党として取り組んでおかねばならなかったのではないでしょうか。

なお、くだんのディナークルーズ騒動がどれだけ非常識なものだったのか、まともな保守層ほどこのクルーズ騒動に怒り狂った理由はどこにあったのか、などについては、『保守層を激怒させる?松川るい氏「ディナークルーズ」』で詳しくしたためていますので、本稿では繰り返しません。

(※なお、当ウェブサイトで「エッフェル塔おばさん」、「エッフェルおばさん」、「エッフェルオバサン」などと表記が混在してしまった点につきましてはお詫び申し上げます。)

野党とマスメディアの問題点

もっとも、個人的に、今回のような事件が発生する温床としては、やはり最大野党である立憲民主党を含めた野党、そして政治家の不祥事を偉そうに追及するマスメディアの報道のレベルがあまりにも低い、という点にもあると見ています。

たとえば野党側は自民党議員らのパーティー券収入の政治資金収支報告書不記載を舌鋒鋭く追及しているわりに、立憲民主党の安住淳・国会対策委員長のパーティー券収入の政治資金収支報告書不記載を「訂正したから問題なし」で済ませている、という「ダブル・スタンダード」ぶりをいかんなく発揮。

さらには、梅谷守・衆議院議員による有権者への日本酒提供事件についても「なかったこと」にしてダンマリを決め込んでいます。

しかも、メディア(とくに新聞、テレビなど)は、こうした野党議員の行状をあまり舌鋒鋭く追及しようとせず、それどころか「報道しない自由」を駆使してこれらの議員の不祥事を国民から隠そうとすらしています。

このインターネット時代に、そんな手口が通用するはずなどなく、選挙(大型国政選挙、衆参補選、地方選挙など)をやれば、かなり高い確率で自民党か自民系の候補者が勝つ、といったことが常態化しているのが昨今の状況でしょう。

その意味では、自民党に代替する、あるいは自民党を脅かすほどの有力な政党が出現するのか(あるいはしないのか)については、引き続き日本が抱える大きな課題のひとつであることは間違いありません。

維新タナボタ効果で立憲民主党が「躍進」も?

この点、著者自身の見立てとしては、一部には注目に値する政党・候補者もいないではないのですが、残念ながら「今すぐ自民党を政権の座から追放し、政権を担い得る政党」は見当たりません。

ただ、差し当たっては、次の衆議院議員総選挙で、日本維新の会あたりが立憲民主党を最大野党の地位から放逐する、といったシナリオについては注目したいと考えているのですが、今回の「ストリッパー会合」事件のようなものが発生すると、そのシナリオが狂います。

自民党が勢いを失うと、いわゆる「維新タナボタ効果」で立憲民主党が議席を増やしてしまう可能性があるからです。

この「維新タナボタ効果」は、わが国の衆議院議員総選挙の仕組みが小選挙区・比例代表並立制にある、という点に由来するもので、たとえば自民、立憲民主両党の候補者が拮抗している選挙区で維新の候補者が「どちらの候補者からより多くの票を奪うか」によって、両党の議席数が決まる、というものです。

立憲民主党の支持率が一定であったとしても、自民党の支持率が低下し、維新の支持率が上昇すると、「なぜか」立憲民主党の獲得議席が増えてしまうというのは、こうした小選挙区制度の特徴から導き出される結果なのです。

その意味では、自民党関係者としては、今回の破廉恥会合騒動が自民党にとっての「押しの一手」とならないことを祈っていただくのが良いのではないか、などと思う次第です。

とりあえず、4月に東京15区、島根1区、長崎3区の3つの選挙区(いずれも衆院)で補選が予定されていますが、最初の注目点は、自民党がどれだけ勝てる(あるいは勝てない)のか、という点であることは間違いありません(※もっとも、一部選挙区では自民党が候補者の擁立を見送るのではないか、と言った観測も出ているようですが…)。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. taku より:

     雑談専用記事に掲載されているのは、場所が違うのではありませんか?
     趣旨は同感です。
     セクハラ規制が社会風潮として強まっていく過程で、当初〇〇ホテルに行ったらアウト→宴会で女子社員に触ったらアウト→宴会で他の社員が触っても場所長はアウトと、会社の処罰基準も厳格化されていきました。
     今回も、自民党青年局長は、そのショーを見ていて、止めさせなかったのですから、辞任やむなしでしょう。議員辞職までは不要かな。
     直接の責任者である、和歌山の自民党県議はどうなんでしょうか。県連レベルでは離党はさしてダメージにならなそう(国政は別)。やはり議員辞職が相当かな。

  2. 匿名 より:

    自民が政権を担い続けるのは最悪だが立憲は絶望

  3. いねむり猫 より:

    川畑氏が主催したからと言って藤原崇氏と中曽根康隆氏はその場にいて何も言わなかったのがよくないと思います。
    仮にこの一件が表に出なかったら、いつものように会場でワイワイ騒いでやっていたことになります。
    『県議や市議、党関係者ら計50人が出席』と言っていますが、出席者全員の責任を問わないといけない。
    和歌山県連の国会議員は二階氏で、藤原氏と中曽根氏が呼ばれていれば闇の部分を感じてしまう。
    表に出た川畑氏がトカゲの尻尾切りになったようです。

  4. KN より:

    この件を批判している人たちは、

    ①自民党の議員が
    ②党費(≒公金)で
    ③官能ダンサーを招待したこと

    のどれを問題視しているのでしょうか。

    ①かつ②かつ③であれば、批判が大きくなることも当然と思いますが、
    ①②③のいずれかが置き換わったとき、同様の批判をするのかどうかは注視したいと思う。

    ①野党議員、官僚、その他の公務員の場合
    ②自費だった場合
    ③普通のタレントや歌手だった場合、反社を疑われる人物だった場合、

    ①の人たちが軽率な行為で支持や地位を失うことは自業自得であり、身分をわきまえろとか、処分をどうしろとか、わざわざお説教する気も特にありません。ただ、メディアが都合よく切り取った情報に煽動されないよう、事実を見極めていく必要があるでしょう。

  5. 一之介 より:

    自由民主党青年局?とか自民党若手議員の会合?とか、40歳も中盤になって青年とか若手とか?世間一般からすれば40にもなって若手?かよ。企業なら部長職、早ければ、執行役員になってる年代、海上自衛隊なら艦長になってますね。世界では大統領になっても不思議では無い年代。よくもまあ、恥ずかしげもなく青年?若手?言ってますね。日本政治の世界はかくも幼稚なのでしょうかね。と、思ってしまいます。

    1. 匿名 より:

      自民党青年局は組織運動本部に置かれていて、組織的に党勢拡大運動を展開する本部の中で青年、つまり若年層を対象に政治参加を働きかける活動をする組織です。青年局に所属している国会議員が青年なのではなく、自民党に対して青年からの支持を得られるような活動を目的とするから青年局なのです。女性局も同様。

      1. 一之介 より:

        匿名様
        ご教示ありがとうございます。
        なるほど。私の『青年』に対する認識が誤っておりました。
        では、自民党で一般的に言われる若手政治家とは?何歳のお方に使われているのでしょうか?当選回数なのでしょうか?1,2回生?1回生で60歳の方は若手?まあ、こんなしょもないことに拘う必要は全くありませんけれども、なんとなく気になるんですよね。私自身の感覚とズレまくっているのでは?と。世間ではよくあることですけれども。ちなみに35歳くらいまでは、嫌々『若手』は許せるんですが。

  6. 匿名 より:

    この件はこの選挙区の内紛、産経にリークしたのも自民議員、いわゆる内ゲバ。

  7. 雪だんご より:

    残念ながら、菅(すが)政権終了後の自民党はだんだんたるんでいる感がありますね。
    今回の件は「野党が論外だから自民党を仕方なく支持している」有権者が多い現状に
    甘えている気がしてならない。

    それでも緩いとは言え一応は処分を下したあたり、「問題その物を認めるのも嫌がり」
    「渋々認めても殆ど責任を取らない」野党よりはマシだと言わざるを得ない。
    オールドメディアが死滅する時代までは我慢が続きそうだとつくづく感じます。

  8. 元日本共産党員名無し より:

    世間的な評判に対応しての今回の「離党届受理」ですか。いや、もしも世間の評判を気にするのであるならば自主的な離党の申し出を了承して受理はなんだかおかしな話ですね。
    もしも世間的にケジメと言うのであるなら除名など組織の側が言い渡す事にしなければ。自民党県連は結局何も反対しなかった事になるし、離党なら復党もあるわけで。
    首相が閣僚に辞表届けを出せと命じた、みたいな表向きは自主的でも実質は処分と言う感じにもこれでは思えません。
    なかなか「汚職でもあるまいし何が悪い」と正当化して居直るのは難しいのかも知れないが、かと言って世間の風を読んで、読んだにしてはオソオソに、gdgdに一人責任にして、さりとて明確な処分もせす、離党だけさせて臭いモノにフタみたいな。要するに今後は隠れてやるよと。ダンサーさんたちも悪いレッテルを貼られてしまった感がある。

  9. 簿記3級 より:

    職業人には夢があり。会社の経費で無駄使いした時、学生から成長したなあと実感するのだと思います。
    ある人は夜討ち朝駆けの取材でタクシーを乗り回した時にある人はセーヌ川でディナークルーズに乗ったとき、ある人はストリップガールと戯れている時に
    それこそ職業人になった志しというものですし、夢を叶えた後の心境の変化も聞きたいもんです。

    1. 元日本共産党員名無し より:

      「日本防衛の最前線の一翼である自覚」を持って貰う必要があるという事ですよね。田舎の消防団や水利組合のおやじの職業人意識ではなく、日本を護る仕事なのだと。そうするとこの職業人のインセンティブは何になるか。それなりに高い社会的信頼、人望、高い報酬ぐらいでしょうか。
      潜水艦のクルーとか、沿岸警備隊とか、スクランブルで中露に対応させられるパイロットとか。そういう皆さんもストリップガールズと戯れる方向に職業人の本懐を実感しないことを信じたい。だがそうしますと、日本の政党政治を担う人にどのようなインセンティブを与えたら満足するのでしょうか。

      1. 簿記3級 より:

        本来ならインセンティブは民間でも食いっぱぐれのない技能が望ましく民間で稼げるならケチな福利厚生でにっこりすることもないように思います。(法曹の公証人的な利権が議員にも必要なのかも?)

        国防の最前線のヒトは性格がさっぱりしてカラッとした方が多いのであまり思想を持っておらず誇りを持っているのは自分のプロフェッショナルな技能だけというのが多数であると思います。
        一部には三島由紀夫的愛国心に富んだ方もいらっしゃるでしょうけどパイロットは将官なのでともかくそれ以外の割合は低いことでしょう。

        民間で教授を出来るくらい才能豊かな舛添要一さんが不適切な会計をしていたのは彼が知事や議員という職業に誇りを持っておらず、自分の本職は吝嗇家に誇りを持っていたということではないかと思い残念に思います。

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