参院選意識?立憲、予算審議で「追及型」の布陣=産経
「立憲民主党は批判ばかりのブーメラン政党」。こう感じる有権者が増えていることは間違いありません。実際、立憲民主党は政党支持率も「投票したい政党」でも日本維新の会と逆転し始めていますが、これは社会がインターネット化し、新聞、テレビなどのフィルターを通さずに直接、立憲民主党を見る有権者が増えてきたことの裏返しである、というのが著者自身の見解でもあります。こうしたなか、昨日の参院予算委員会でも、やはり「追及型」の布陣がなされていたようです。
コロナ禍にMKS追及の立憲民主党
社会のインターネット化の進展にともない、新聞、テレビなどのオールドメディアのフィルターを通さずに、直接、立憲民主党を見る有権者が増えているからでしょうか、最近、立憲民主党といえば、「批判ばかりの政党」という印象が一般社会に広まっているのではないかと思います。
著者自身の仮説を申し上げておくならば、同党が昨年10月の衆院選で、109議席だった公示前勢力を96議席に減らしたことについては、こうした現象とは無関係ではない、というものです。
ただ、これは「著者の主観的な印象」というものではありません。実際、立憲民主党が国会の場で「もり・かけ・さくら(MKS)」などのスキャンダル追及で時間を潰しているという点に対しては、一般社会からも批判があり、これに対して立憲民主党関係者からの「言い訳」が出てきているからです。
たとえば、昨年の選挙で落選した川内博史・前衆議院議員の雑誌のインタビューに対する質疑については、(『立憲民主党の前衆院議員のインタビューがなかなか凄い』あたりでも取り上げたのですが、このあたりは正直「衝撃的」としか言いようがありません。
また、国会議員の役割が「スキャンダル追及」「批判」にある、などと勘違いしている事例は、それだけではありません。昨年11月の立憲民主党の代表選で、泉健太・現代表と代表の座を争った小川淳也衆議院議員が、「理想は国民がほれぼれするような批判だ」と述べた、という事例なども、その典型例でしょう。
支持率・投票したい政党で維新に抜かれる立憲
さらには、すでにいくつかのメディアの世論調査でも、政党支持率や「投票したい政党」で「維新>立憲」という逆転現象が観測され始めています(『共同通信の調査でも参院比例投票先が「維新>立憲」に』等参照)。
立憲民主党が昨年の選挙で議席を減らしたのも、各メディアで支持率などが低迷し始めているのも、結局のところ、コロナ禍の折に貴重な国会質疑の時間を「MKS」で潰したこと、普段からの言行不一致、自分に甘く他人に厳しい「ブーメラン」の数々が、有権者から呆れられているからではないかと思うのです。
いや、もちろん、ごく一部の「コア支持層」なるものは存在するでしょうが、もう少し正確にいえば、現在の立憲民主党はこうした「コア支持層」に特化するあまり、一般の中道的な国民の支持を取り込むのに失敗しているのではないでしょうか。
昨年11月の代表選を制した泉健太氏が代表就任時のインタビューで述べた、「原点は国民の皆さまに何をお届けするかということが大事」、「国民に対する説明、発信を強化する」などの方針については、現在のところは完全に空手形だったのではないかと思えてなりません。
やっぱり懲りずに追及型
こうしたなか、22日に衆院を通過した予算案の審議が参院でも始まりましたが、これを巡り、産経ニュースには昨晩、こんな記事が出ていました。
立民、参院選意識し追及型へ 参院で予算案審議入り
―――2022/2/24 20:19付 産経ニュースより
産経は、立憲民主党が24日の参院予算委員会で、村田蓮舫、白真勲、森裕子、小西洋之の各氏ら「攻撃型」の質問者をそろえた、と報じました。もちろん、「攻撃型の質問者」というのは産経の分析ですが、おそらく言いたいことは、「政府を舌鋒鋭く追及する質問者」、という意味でしょう。
ちなみに村田蓮舫(もしくは斎藤蓮舫、あるいは謝蓮舫)、白真勲、森裕子、小西洋之の各氏といえば、いずれも今夏の参院選で改選を迎える人物でもありますので、参院選に向けてテレビでアピールするのも狙った、ということでしょうか?
産経によると、小川淳也政調会長は24日の記者会見で、「政権与党と対決しない野党第一党はあり得ない。参院の強力な布陣に大いに期待したい」と述べたのだそうです。
ただ、その「強力な布陣」というのが、また強烈です。
たとえば、白真勲氏は「政府の前経済安保法制準備室長が更迭された問題を取り上げ」、「政府から十分な回答が得られなかったとして審議はたびたび中断」した、などとしていますが、これも「自分の望む回答が得られなければギャーギャー騒ぐ」という、いつもの立憲民主党議員の行動パターンそのものでしょう。
もっとも、村田(斎藤・謝)蓮舫氏はウクライナ情勢を受けて、NSCの開催を逆提案し、これにより首相や閣僚がNSCのために退席した、などとしていますので、この点については公正さのため、いちおうは取り上げておきたいと思います。
今夏の参院選、有権者は賢明な判断を!
いずれにせよ、ロシアによるウクライナ侵攻、原油高による国民生活への影響、中国の対外拡張野心など、わが国が内外さまざまな課題を抱えているなかで、立憲民主党の「批判ばかり」、「ブーメランばかり」という体質は、変わりそうにありません。
今夏の参院選でも、私たち有権者はよく考え、賢明に行動しなければならないことは間違いないでしょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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こんにちは。
ここ数日の展開、予想されていたこととは言えあれよあれよという間で、鈍い私など何周遅れか、こちらへの書き込みも多くの方に言いたいことを代弁してもらってますが、ツイッター上でどなたかの「これで日本の戦後が終わる」という書き込みを見て、今まで同じことを何度も聞いてきたけど、今度こそ本当にそうなるのかな、と感じています。
多くの人がそれなりに「どこか遠い国の出来事」という思いだけでなく「明日はもしかしたら日本が?ではどうする?」って考えるようになったのではないかと感じます。
ついでに新型コロナ騒動もこれで終わるかもしれない、という期待はさておいて(汗)この状況でモリカケサクラアベガースガガーだったら、その政党と心中でもするつもりの人以外からは見放されてしまう気がしますね。もっとも、そういう人々の票さえ取れれば、末端を切り捨てても主だった面々はやっていけるのかもですが。
Talkers are no good doers.
議員の本分は、法律制定を通してより良い社会を実現をすること、にありますが、特に立憲民主党はその本分を果たしていないように見えます。ただこれについては与党側も誉められるほどのことをしていないように思え、国民の一人として不満です。
立法だけでなく、今の行政の中核である内閣もtalk onlyの疑いがあり、フラストレーションの貯まる今日この頃です。すでに、安倍さん菅さんが懐かしくなっています。
特定野党(≒活動家)の行動原理は、法律制定を妨害してより良い社会を実現をさせないことですからね。より良い社会になったら、彼らの存在意義がなくなりますから。
マスコミが「揚げ足取り」のことを「追及」「対決」「攻防」などと表現するから、野党議員が勘違いするんだと思います。
そもそもマスコミ自身がその区別がついていないっぽいので、○○の再生産サイクルが回ってるんだと思います。
>産経によると、小川淳也政調会長は24日の記者会見で、「政権与党と対決しない野党第一党はあり得ない。
小川「私達は揚げ足取りを続けます!(キリッ)」
>「政権与党と対決しない野党第一党はあり得ない。
願望なんでしょうね。
昔の自社は、なあなあでしたけどね。
「建設的な意見を持って討議をしない、野党第一党」は、存在意義が無いと思います。
しかし、いつも思うんだけど予算委員会では予算の話をしろと。
ネットならスレのタイトルの話題以外で延々と書き込みしてたら無視されますが。
それは自分も思います
ロシアにウクライナ侵攻とそれに伴いチェルノブイリ占拠等の情勢や未だに解決していないコロナ禍で、立憲民主党や左派さんの言い種とか、南北半島との確執とかは既にぶっ飛んじゃいました。
予算も含め審議の邪魔や与党議員個々の攻撃なんか今さらやって存在価値が高まると思っているんだろうか?
退場願いたいんだけどな…
日本も世界もそれどころじゃないんだ今!
文大統領支持率はどんなこと(不動産価格倍増、借金激増、出生率世界一等々)があっても40%を維持。
なんか野党がブーメラン炸裂でも微減で済んでいるのと同じような感じがします。
固定層が厚いんでしょうねえ。
先ほどの九条教もそうですが詭弁でも信じる層ですね。
なかなか手強いと思います。
なにせお亡くなりになるまで支持を続けるんですから。
そこを煽るオールドメデアが本当に困るんですけどね
追及型=いつもと変わり映えしない
国民の期待する野党像は「追究or追求型」なのにね・・。
特定の野党にとっての国会は、仕事してますムードをアピールして、選挙で勝つ、のための場以上でも以下でもない気がします。そういう議員の本分を忘れた面々をどうするのかは投票する人にかかってますね。