福島処理水放出巡り「承認も反対もしない」=IAEA
福島処理水も佐渡金山も「3つのポイント」を守るべし
福島処理水の海洋放出を巡り、IAEA側は「我々は承認も反対もしない」と明言しました。当たり前の話です。日本政府の処理水放出を巡っては、すでに昨年4月の時点で、米国が「日本の方針は国際慣行に合致し、透明だ」と全面的に支持しており、また、IAEA側も「日本政府の要請に基づき環境アセスメント等に参加する」と述べていたからです。ただ、この問題を巡ってもっと重要な点があるとしたら、日本政府が「3つのポイント」を守らなければならない、という意味では、佐渡金山と構造がまったく同じである、ということでしょう。
目次
ALPS処理水の海洋放出
菅義偉政権の384日
当ウェブサイトでは常々、菅義偉内閣が史上まれに見る「仕事をする内閣」だったと申し上げており、このあたりの具体的な実績については『菅総理辞職:日本にとって価値ある384日が終わった』などでも詳しく列挙してきたつもりです。
たとえば、外交・安全保障分野における「自由で開かれたインド太平洋」、あるいは英語の “a Free and Open Indo-Pacific” 、すなわち「FOIP」で知られる構想は日本の外交の基軸となりましたし、日本にとって最重要の外交パートナーである米国を筆頭に、豪州、インド、英国、カナダなどからも強く支持されています。
また、菅総理自身が昨年5月、「1日で100万回を超えるワクチン接種を行う」と宣言したことを受け、実際にコロナワクチンの接種は、6月から8月にかけて、平均すると1日100万回を大きく超えて、その結果、菅総理が退任するころには、対象者の8割近くがワクチンの2回接種を終えていたのです。
さらには、携帯電話料金引き下げ、日本学術会議の会員任命に関する決断、デジタル庁の創設など、さまざまな事績を遺した菅義偉総理という人物には、やはり、決断力もあり、実行力もあったのでしょう。
もちろん、個別に眺めてみると、思わず頭に疑問符が浮かぶような政策の事例がないわけではないのですが、ただ、安倍晋三総理のもとで7年8ヵ月間、官房長官を務めていた時代を含めた菅総理の決断が、今後の日本にとってはかなり大きな意味を持って来ることは間違いないと考えている次第です。
さて、こうした菅内閣における重要な決断のひとつに、福島第一原発のALPS(多核種除去装置)による処理水の海洋放出が挙げられます。
菅総理が海洋放出を決定したのは、昨年の4月のことです。
『処理水は「汚染水」に非ず:海洋放出は合理的な決定だ』でも議論したとおり、この問題は菅(かん)直人元首相の時代に福島第一原発事故が発生して以来、ずっと懸案として残り続けていたものですが、これに菅総理が終止符を打った、というわけです。
まさに「菅は菅でも菅(かん)違い」、というやつでしょう。
米国やIAEAの「お墨付き」
しかも、用意周到なことに、菅政権は米国政府、さらには国際原子力機関(IAEA)などからの、事実上の「お墨付き」を得ています。
たとえば、日本政府からほどなくして、米国務省のネッド・プライス報道官は「福島の『処理水』(treated water)」の海洋放出を巡り、「いくつかの選択肢やその効果を比較検討し、透明性を保ちつつ、世界的に認められた原子力安全基準に従ったアプローチを採用したと考える」、とする声明を出しました。
それほど長くないので、全文をそのまま引用しておきましょう。
Government of Japan’s Announcement on Fukushima Treated Water Release Decision
The Government of Japan (GOJ), in close coordination with the International Atomic Energy Agency, has taken measures to manage the aftermath of the Fukushima Daiichi nuclear accident in March 2011, including radiation monitoring, remediation, waste management, and decommissioning. The GOJ announced its decision on the Basic Policy on Handling of the Advanced Liquid Processing System (ALPS) Treated Water to dispose of the treated water by discharging it into the sea.
The United States is aware that the GOJ examined several options related to the management of the treated water currently being stored onsite at the Fukushima Daiichi site. In this unique and challenging situation, Japan has weighed the options and effects, has been transparent about its decision, and appears to have adopted an approach in accordance with globally accepted nuclear safety standards. We look forward to the GOJ’s continued coordination and communication as it monitors the effectiveness of this approach.
―――2021/04/12付 米国務省HPより
米国政府がちゃんと「処理水」という正しい用語を使ったうえ、日本政府の海洋放出という決定自体は「国際的な基準に従ったアプローチ」だ、と述べるなど、ほぼ全面的に、日本政府の決定を支持しています(もちろん、実際の海洋放出手順が国際基準に合致している、という前提ではありますが)。
また、IAEAも「日本が選択した水処理の方法は技術的に実現可能なもの」、「国際的な慣行に従ったものである」などと指摘したうえで、現実のの海洋放出については、日本政府の協力要請に基づき環境モニタリング活動に参加することにした、などと発表しています。
IAEA Ready To Support Japan On Fukushima Water Disposal, Director General Grossi Says
―――2021/04/13付 IAEAウェブサイトより
すなわち、国際的な基準に準拠し、適切なプロセスを経て行われる海洋放出に対し、事実上、日本の最も重要なパートナーである米国だけでなく、IAEAからの「お墨付き」を得た格好です。
韓国政府「日本の汚染水放出に反対する」
ところが、この決定に対し、反発している国が、いくつか存在します。
その典型例が韓国であり、中国であり、そしてロシアです。
とくに韓国に関しては、わざと「汚染水」という誤った用語を使い、処理水の海洋放出を「韓国との十分な協議と了解なく決められた一方的な措置」などと非難したうえで、「日本政府の今回の決定は絶対に容認できない」などと反発しています。
韓国政府、日本の汚染水放出に「一方的決定…あらゆる措置取る」
―――2021.04.13 16:32付 中央日報日本語版より
韓国政府、韓国メディアが揃いも揃って「汚染水」という誤った用語を使っている点もさることながら、韓国政府側が「韓国国民の安全に向け必要なあらゆる措置をすべて取っていく」などと強調してみせたことに関しては、印象的です。
また、その後も韓国政府は国際社会に対し、この福島第一原発の海洋放出を巡って自国の立場の主張を続けているようです。韓国政府のいう「あらゆる措置」とは、もしかして「国際社会に対して日本の措置の不当性を訴えること」も含まれている、ということなのかもしれません。
佐渡金山と構造はソックリ
ただ、この福島処理水の海洋放出を巡っては、「あれ?どこかで見たな…」、と気付く方もいらっしゃるのではないでしょうか。というのも、他の日韓諸懸案とも、構造がソックリだからです。
その典型例は、つい最近の話題でいえば、佐渡金山の世界遺産登録でしょう。
日本政府は今月、佐渡金山をユネスコの世界文化遺産に推薦しましたが、韓国政府はこの措置の撤回を求めており、文在寅(ぶん・ざいいん)大統領自身が「遺憾だ」と述べたのに加え、韓国国会までがこの撤回要求を決議しています(『韓国国会が日本政府に佐渡金山世界遺産推薦撤回を要求』等参照)。
韓国側の言い分をまとめると、「佐渡金山では戦時中、朝鮮人の違法な強制労働が行われていた」、などとするもので、また、2015年に長崎県端島(俗にいう「軍艦島」)などの世界遺産登録の際にも、「朝鮮人の違法な強制徴用が行われていた事実を説明する」という「約束」を破っている、といったものです。
こうした韓国側の言い分に対しては、『やるなら徹底的に:佐渡金山登録を巡る3つのポイント』でも述べたとおり、日本政府が守らなければならないポイントが3つあります。
具体的には、「①ファクトをベースに」、「②国際社会に対して」、「③徹底的に」日本の立場を説明すること――です。
もちろん、国際社会もさまざまですので、なかには日本が丁寧にファクトをベースに主張しているにも関わらず、こうした「ファクト」が無視されてしまう、という事例もあり得ます。
ただ、「朝鮮人に対する違法な強制労働」がなされていなかった証拠は、逆にたくさんあるはずであり、賃金台帳や年金記録などは、これらの労働に違法性がなかったことを裏付ける確たる物証の一部です。
また、佐渡金山を巡っては、韓国側が「この場所では朝鮮人の違法な強制労働がなされていた」と主張しているわけですから、「佐渡金山で朝鮮人が違法な強制労働を余儀なくされていた証拠」を示す義務は、韓国側に存在します。
韓国側が自分たちの主張で、いったいいかなる証拠を出してくるのかはわかりません。
しかし、少なくともマトモな国であれば、確たる物証をもっている側と、そうでない側のどちらが「正しい」と判断するかは、答えは明白でしょう。
日本政府の正しい対応
日本政府の愚劣な対応
さて、せっかく佐渡金山の話を出したので、ついでに、日本政府の対応のまずさについても振り返っておきたいと思います。
2015年の世界遺産登録の際は、日本の側にも重大な過失があります。日本の当時のユネスコ大使は、 “forced to work” “brought against their will” などの用語で韓国側が主張する「朝鮮人の違法な強制労働」が、あたかも事実であるかのごとき誤解を全世界に与えたからです。
しかも、2015/07/14付の外務省『「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業」のユネスコ世界遺産一覧表への記載決定(第39回世界遺産委員会における7月5日日本代表団発言について)』のページが、さらに噴飯物です。
- 「意思に反して連れて来られ(brought against their will)」と「働かされた(forced to work)」との点は,朝鮮半島出身者については当時,朝鮮半島に適用された国民徴用令に基づき徴用が行われ,その政策の性質上,対象者の意思に反し徴用されたこともあったという意味で用いている。
- 今回の日本代表団の発言は,従来の政府の立場を踏まえたものであり,新しい内容を含むものではない。
- 今回の日本側の発言は,違法な「強制労働」があったと認めるものではないことは繰り返し述べており,その旨は韓国側にも明確に伝達している。
…。
本当に、説明になっていない説明ですし、こんなマヌケな言い分を、よもや国際社会が信じるわけがありません。
日本政府がわざわざ “brought against their will” や “forced to work” 等の表現を使えば、「これらの施設で韓国が主張する『違法な強制労働』と等しい行為が行われていたことを、日本政府が認めた」、という誤解を与えるからです。
まさに、愚劣な対応そのものですね。
2015年の時点で、日本政府が本来主張しなければならなかったのは、「違法な強制労働という事実は存在しない」の一点であり、その意味では、今回の佐渡金山の世界遺産登録では、是非ともこの失点を挽回してほしいと思う次第です。
(※もっとも、2015年当時の岸田文雄外相が現在の首相を務めているという時点で、本件も非常に心もとない次第ですが…。)
「3つのポイント」、福島処理水もまったく同じ
ただ、この佐渡金山の事例を振り返って気付くのは、じつは、先ほど挙げた3つのポイント――「①ファクトをベースに」、「②国際社会に対して」、「③徹底的に」日本の立場を説明すること――は、韓国の日本に対するさまざまな主張に対応する際の鉄則でもある、という点です。
すなわち、たとえば佐渡金山の件では、日本はべつに韓国と「協議」する必要などないのです。ユネスコ世界遺産登録が目的であるならば、ユネスコ委員国21ヵ国のうち、日本を除く20ヵ国を説得し、3分の2に相当する14ヵ国の賛同が得られれば良い、という話です。
そして、福島第一原発の処理水放出に関しても、これとまったく同じことがいえます。
すなわち、「①科学をベースに」、「②国際社会に対して」、「③徹底的に」日本の立場を説明することがとても大事であり、極端な話、韓国や中国、ロシアなどと「協議」する必要はまったくありません。
先ほども引用したIAEAの声明文にもあったとおり、IAEAとしては日本政府の要請に基づき、環境モニタリング活動などに参加する方針を示しているのですが、これは言い換えれば、IAEAとしては日本の処理水放出プロセスの透明性を担保する、という格好です。
IAEA「処理水放出は各国の責任であり、承認も反対もしない」
こうしたなか、韓国メディア『ハンギョレ新聞』(日本語版)には昨日、こんな記事が掲載されていました。
IAEA、福島原発汚染水の放出に「承認も反対もしない…各国の責任」
―――2022-02-19 07:04付 ハンギョレ新聞日本語版より
この『ハンギョレ新聞』の記事でも、記事タイトルを含め、「汚染水」という誤った用語が用いられているのはご愛嬌、といったところですが、重要なのはIAEA事務次長などの関係者が会見で、「放出自体を反対あるいは承認する計画はない」などと述べた、という点でしょう。
具体的にはIAEAのリディ・エブラール事務次長が18日、オンラインで開かれた記者会見で、「IAEAが汚染水の海洋放出を行ってはならないという結論を下す可能性があるか」という趣旨の質問に対し、次のように回答したのだそうです。
- IAEAは決定に対し、承認も反対もしない。各国の責任のもとに(決定が)下されたためだ
- 原子力の安全に関するプロジェクトに反対するか承認するかの決定は、(各国の)国家規制機構によってなされるべきである
- ただし、原子力の安全に関する役割はIAEAにあり、安全基準(の確保)への支援を行っている
- IAEAは(処理水放出計画が)国際的安全基準に準拠したものかどうかを調べる
…。
ごく当たり前の話です。
2021年4月時点のIAEAのプレス・リリースを読んでいれば、こういう答えが返ってくることなど判り切っていたはずですが、もしかしてこの質問をした記者の方は、こうしたIAEAの基本的な役割、建付けについて理解なさっていなかったのでしょうか?
科学的見識もない人たちとの面会は無意味
ハンギョレ新聞はまた、15日の記者会見で、来日したIAEAの調査団が現地の漁業者団体や環境団体など「汚染水(※原文ママ)海洋放出に反対する人に面会する計画があるか」という質問に、IAEA原子力安全・核セキュリティー局のグスタボ・カルーソ調整官が次のように答えた、としています。
「日本政府が決めた相手と会うことになっている」。
このあたりも、とても当然の話でしょう。
環境アセスメントに無関係な団体と面会しても時間の無駄ですし、ましてや科学的見識も持っていない人たちとの面会に意味があるとも思えません。
その一方、ハンギョレ新聞は「調査団は福島第一原発敷地内のタンクに保管されている汚染水(※原文ママ)からサンプルを受け取り、これをモナコなどの研究機関に送って分析する予定だ」としています。
これなどまさに、米国政府などが絶賛した日本のプロセスの「透明性」そのものであり、そして、こうした分析手続などは、当ウェブサイトの唱える「3原則」、すなわち「科学的知見に基づき、世界に対して徹底的に説明すること」と整合するものだと考えて良いでしょう。
軍艦島の教訓
いずれにせよ、佐渡金山、福島処理水の2つの問題から垣間見えるのは、「韓国に妙な配慮をするのではなく、国際社会に対して主張すべきを粛々と主張すること」の大切さです。あるいは、「軍艦島の教訓」、とでもいえば良いでしょうか。
2015年の佐藤地(さとう・くに)ユネスコ大使(当時)による “forced to work” “brought against their will” などの失言、さらには1993年の河野洋平による「河野談話」といった具合に、相手国に配慮し、政治的に決着を図ろうとしたことが、今日に至るまでさまざまな禍根を残していることを思い出しましょう。
「自称元慰安婦問題」、すなわち「戦時中、日本軍が組織決定に基づき、朝鮮半島で少女20万人を強制的に拉致し、戦場に連行して性的奴隷として使役した」とされるウソが、国際社会では完全に事実であるかのごとく信じ込まれているのも、日本の政治家や外務省の不作為に基づく失態そのものです。
ただ、自称元慰安婦問題が30年もの歳月をかけて国際社会に浸透したという点を踏まえるなら、それを完全に否定するのに、下手をしたら同じくらいの歳月がかかることも覚悟しなければなりませんし、その過程で、佐渡金山にせよ、福島原発にせよ、「ファクト」に基づき徹底的に主張するのも良いことかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
日本もトリチウム海洋放出理由に朝鮮半島や中国からの
海産物を輸入禁止にすれば良いのに
それでは、「日本自身がトリチウムの放流に問題の存在を認めた」とされてしまうのかと・・。
水産物等での意趣返しは、”大腸菌ほかの食品衛生検査の厳格化”で実施されてると思います。
大腸菌よりも化学物質汚染の方が怖い
相変わらず国内からフレンドリーファイヤーするクズどもの多い事。
奴らは半島の原発事故については何も触れないので「察し」ですが。
慰安婦・靖国はフレンドファイアーが発端でした
犯人は罰や社会制裁ではなく
むしろ名声・社会的地位を向上という報酬を受け取ってしまいました
だから今でもフレンドファイヤーがあるのです
自国である日本に対してフレンドリーファイヤーするパヨクや放射脳どもは韓国の原発事情に対して文句の一つも言わない時点で「察し」ですね。
自国を貶めたくてたまらないと言う狂気でしか動かないのが奴らです。
地理的にも処理水放流の及ぼす影響が最も少ないであろう国が、こんなにも騒ぎ立てるなんてね。
終わることのない難癖の行く末は、「厳格な日本基準の全世界適用」に繋がりかねないのに・・。
中韓鮮が発するウソは兎も角、日本の公共的放送局と称する機関が流す捏造虚報情宣は、世界中が信用する。
諸悪の根源はNHK
https://ncode.syosetu.com/n8719gt/34/
しかも、この放送局は、日本人から巻き上げた視聴料で、中国人民に無料で捏造虚報情宣を流して中共政権の正統性を洗脳するから始末に負えない。
https://monqu.web.fc2.com/uyghur.html#NHK4
韓国は、いつもどおりにメシの種に難癖つけて金を巻き上げようとしただけです。
今迄なら日本は韓国にも理解してもらえる様に説明に行き、何を言っても納得してもらえないので、お金で解決という流れになりました。
今回も、科学的根拠は関係ない。とにかく静かにしててやるから金を出せ。という チンピラの如き行動。
しかし、チンピラなんでギャーギャー騒いでクレクレする以外なにも出来ません。
ご近所さんには、韓国さんは頭がアレで科学的知識がとぼしい未開の国なんです。彼の行動にはいつも難儀してますわ。と、韓国のアタオカを常識にする方向でいいと思います。
「佐渡島の金山」の世界(文化)遺産登録については、「過去に申請施設において強制労働が無かったこと」が世界遺産登録の必須要件になっている訳ではないので、韓国政府の主張は無視して粛々と登録申請手続きを進めれば良いと思います。
ただし、昨年7月、端島(軍艦島)を含む「明治日本の産業革命遺産」について「意思に反して、厳しい環境の下で働かされた多くの朝鮮人や他の人たちと徴用政策についての説明が十分ではない」として、日本政府に理解できるような方策をとるよう要求した、世界遺産委員会の決議(勧告)については、今年中に勧告の実施状況をユネスコに報告するよう求められており、2023年の世界遺産委員会で進捗状況が審議されることになっていますから、誠実な対応が必要だと思います。
具体的には、東京・新宿の「産業遺産情報センター」の展示内容に、
➀1944年9月から1945年3月までの7か月間に朝鮮半島住民に行われた徴用政策に動員された人数
➁1939年7月から終戦まで日本国民に行われた徴用政策に動員された人数
➂端島(軍艦島)や佐渡島の金山において徴用による労働に従事した朝鮮半島住民や日本国民の人数
➃徴用による労働に従事した朝鮮半島住民や日本国民の労働内容や報酬
などの事実を淡々と展示すれば良いと思います。
「戦時中に佐渡島の金山において朝鮮半島住民に対する強制労働があった」という韓国政府の主張に対しては、「1930年に国際労働機関(ILO)で採択された強制労働条約では徴用による労働は禁止されていない」と主張すれば良いと思いますが、世界遺産登録には直接関係の無いことですから、深入りしないことが大切だと思います。
全く同感です。
例を挙げると、エジプトの遺跡は兎も角、ギリシャやローマ帝国の遺跡群のかなりの割合には確固たる戦争の捕虜達の使役・強制労働の記録があるし、米国の発展の途上ではアフリカ大陸出身の奴隷の強制労働が重要な役割を果たしていたのは疑いの無い史実ですので朝鮮半島の主張は筋の通らないいちゃもん以外の何物でもないでしょう。
日本政府は世界遺産登録においては以下の前提の周知を徹底すべきです。
1)奴隷使役・強制労働が存在したかどうかは考慮外である。もしそれを考慮に入れるとすると古代の遺跡は殆どすべて除外されるべき。(朝鮮半島の場合では総人口の3割以上が「奴婢」であって殆ど全ての肉体労働が「奴婢」と「白丁」よる「強制労働」であった事を勘案すると、朝鮮半島の構造物は全て世界遺産登録から除外されるべき。)
2)更に、慰安婦問題にしても、端島・佐渡金山にしても「強制性が存在したかどうか」の「強制性の存在の証明義務」は告発者である韓国側にあり、日本側には「強制性が無かった事の証明義務」はありません。
そろそろ日本政府も韓国に対しては「民事の示談」のメンタリティーから「刑事事件での冤罪の証明」の心構えに移行して欲しいです。
処理水問題は、国内の狂信的なゼロリスク信者に見切りをつけた点でも画期的と思います。コロナや安全保障もこのような流れになってほしい。
菅前総理は、今から思えば大変有能な方でしたね。
コロナ対応で成果を上げていたにも拘らず、マスコミの難癖で引き摺り下ろされてしまいました。
日本国の正常な運営を阻んでいるのは異常なマスコミであると言わざるを得ません。
国賊ですね。
あくまでも一般論としては、相手国や関係国に一定の配慮を行うというのは決して悪いことではありません。意味もなくやたらと摩擦を起こしてもプラスにはならないからです。もちろん、配慮と言っても限度があり、原理原則の部分を枉げてまで”配慮”するのでは、無定見国家として軽蔑されるだけなので、あくまでも「一定の配慮」以上ではあってはなりません。そのような”配慮”は、中国やロシアのような国に対してでも、ある程度までは有効であると思います。
しかしながら、皆様もよくご理解いただいているように、配慮に全く意味のない、それどころか却ってマイナスにしか働かないという稀有な国が実在します。なにしろ、「配慮されて当然。特別扱いを受けて当然」という国なので、配慮してやっても単に要求水準を上げてくるだけです。「善意や優しさとは弱さの表れなのだから、付け込んで当然」という誠に意地汚い発想を当たり前のものとしているので、一般論が適用できないのです。
このような下司の発想しかできない国に対する扱い方は、中国のやり方が一番参考になるでしょう。何か言ってきたら無条件に却下、飴など与えず棒でしばくのみという対処法です。「優しい日本人」にはなかなか難しいやり方ですが、厳しい国際社会を生き抜くためには習得しておいて損はないでしょう。人への対処法と犬との対処法とでは自ずから異なるのです。
# 先に謝っておきます。犬さん、ごめんなさい(_o_)
傍白:
なんだったら、一度「不当な貿易制限」を掛けてみればいいんですよ。当然、向こうはWTOに提訴してくるでしょうが、WTOの採決が下るまでには時間がかかります。まして、上級委が機能していない現状では、最終判断が確定するまで相当な時間がかかるでしょう。そしていずれ裁決が確定したとしても、措置を撤回するだけのことです。それまで持ちこたえられるかどうかまでは知りません。
まず「福島の太平洋沖に放出した処理水がどうやって(どういうルートで)韓国に届くのか」と問い質すべきでは?
とても基礎的なことで、小学校の理科の授業でも教わるし、キッチンで調味料やパスタの計測でもそうなのだが…
自国領海の放射線量の増減を科学的に証明して他国の責任を口汚く罵る為には、
「現在の領海の放射線値を公式に正確に計測して公表して、そこを原点として増減の評価や増減値を計測しなくてはならない。」
という計量の基礎中の基礎がわかっているのだろうか?
IAEAも全世界の国の領海海域で事前に放射線値計測してからじゃなければなにも言えないはずなんだが?
「韓国の独自の主張は受け入れられない」
もうこの表現に尽きます。個別具体論に入る必要はありません。まず彼らの主張が「独自の主張」でないことを示させる必要があります。
もしなんらかの資料を提示したら、その資料そのものや読み方について否定すれば良いのです。
日本は悪魔の証明、ないことの証明をさせられてしまうからいけないのです。
すでに、計画は了承され、実施中。
IAEA は、その確認をしに、来日したに過ぎないわけで。
もう、専門知識に乏しい連中の出番は無いし、
口を出させてもいけないんだな。