イラン「韓国が資金凍結解除で全面合意」→韓国が否定
あくまでも個人的な興味として、「瀬戸際外交」が大好きな国同士が正面から争ったらいかなる事態になるか、という点には強い関心があります。その典型的な事例が、『イランによる韓国船拿捕の裏にある両国の浅からぬ因縁』などでも取り上げた、イラン当局による韓国船舶の拿捕と韓国のイラン資金の凍結という問題です。これについて一昨日からいくつかの動きが報じられたようです。
目次
いつものちょっとした宣伝
先日よりお伝えしているとおり、今週金曜日には人生で10冊目となる書籍『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』が全国書店で発売されます。
【参考】『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』(新宿会計士 著)
(【出所】アマゾンアフィリエイトリンク)
この書籍の第5章『日韓を普通の二国関係にしよう』(P226~)では、当ウェブサイトでも何度となく説明してきた、「韓国や北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交」という論点を収録しました。
【参考】韓国や北朝鮮が大好きな5つのインチキ外交
- ①ウソツキ外交…あることないこと織り交ぜて相手国を揺さぶる外交
- ②告げ口外交…国際社会に対してロビー活動を行い、相手国を貶める外交
- ③瀬戸際外交…協定・条約の破棄、ミサイル発射、資産売却などの不法行為をチラつかせる外交
- ④コウモリ外交…主要国間でどっちつかずの態度を取り、それぞれの国に良い顔をする外交
- ⑤食い逃げ外交…先に権利だけ行使して義務を果たさない外交、あるいはドロボー外交
ただ、これについては自分自身で書いてみて気付いたのですが、韓国はこのような外交を日本に対してのみ仕掛けて来ているわけではありません。米国に対しても、同じように展開しています。
しかし、あくまでも「知的好奇心」という視点ですが、もし相手が同じような「瀬戸際外交」、「ウソツキ外交」を展開した場合、韓国はどういう反応を示すのかについては、見てみたい、という気がします。
タンカー拿捕とウォン資金口座
こうしたなか、「韓国に対するウソツキ外交」という可能性がある話題を発見しました。それが、「ウォン資金の凍結を解除する」とした、イラン側の発表です。
これについて紹介する前に、ことの経緯を簡単に振り返っておきましょう。
今年1月4日、ペルシャ湾を航行中の韓国の船舶がイランの革命防衛隊に拿捕され、抑留されているという話題については、当ウェブサイトでは『イランによる韓国船拿捕の裏にある両国の浅からぬ因縁』で「速報」して以来、何度となく取り上げて来ました。
とくに、これまでの韓国メディアの報道等によれば、イランの中央銀行が韓国国内の2つの銀行に開設したウォン資金口座に溜まっている、米ドルに換算して70~90億ドルに相当する預金が凍結されており、しかもろくに金利も付与されていないようです。
(※なお、ほかの報道等によれば、凍結されているウォン資金はこれらの2つの銀行口座に加え、イランのメラト銀行ソウル支店のウォン資金も含めて合計で約90億ドル、という情報もありますが、このあたりは情報が錯綜しているのが実情です。)
ただ、これについて個人的には、自然に考えて、「イランにとっては極めて危険な行為である」ということなど、最初から容易にわかっていたはずです。というのも、そもそも韓国の通貨・ウォンは、国際的に広く通用する通貨ではなく、したがって、石油取引などの決済通貨としては不向きだからです。
というよりも、韓国ウォンは国際商取引における送金通貨としても、金融商品の発行通貨としても、非常にマイナーな存在であり、「オフショア韓国ウォン市場」(※韓国国外で取引されるウォン市場)というものも、ほとんど存在しません。
たとえば、先日の『資料集:最新のSWIFT人民元決済シェアランキング』では、国際的な資金決済システムである「SWIFT」の最新データを紹介しましたが、このデータを見ても、韓国の通貨・ウォン(KRW)は少なくとも過去5年間において、上位20位圏内には一切登場しません。
このようなマイナー通貨の場合、その通貨の取引は通貨発行国(つまり韓国国内)において行うしかなく、また、韓国の当局が資金の国外送金を禁止してしまえば、そのような資金をイランが本国に持ち帰る(あるいは第三国に送金する)ことなどできなくなってしまうことなど、容易に想像ができた話です。
その意味では、うかつにも韓国国内にウォン資金口座を開設したイランにも、資金凍結の責任が皆無だといえなくはありません。
「無法国家同士で勝手にやってくれ」
しかし、もともと「韓国ウォン建て取引」自体、米国のイラン制裁を回避する目的だったとされています。
たとえば、韓国メディア『中央日報』(日本語版)の2016年1月28日付『政府「韓国ウォン口座維持協議を」…イランは返答せず』という記事には、こんな記述があります。
「イランと金融取引が厳格に制限された状況でもそれなりに貿易が維持されたのは、ウリィ銀行と企業銀行に開設された韓国ウォン口座のおかげだった。韓・イラン当局が苦心の末に開いた『う回路』であり『抜け道』だった」。
「迂回路」だ、「抜け道」だといった表現がナチュラルに大手紙に掲載されるということ自体、どうも強い違和感を禁じ得ませんが、それにも増して驚くのは、「迂回路」「抜け道」と騙っていたわりに、これが現在のイラン・韓国間の外交問題に発展しているという事実です。
結局のところ、問題のあるスキームを考案し、実際にトラブルになったときにはそれを解決する能力もないという意味において、他人事ながらも「興味深い」と思ってしげしげと眺めてしまう、というわけですね。
いずれにせよ、韓国人船舶・船長抑留問題とこのイラン資金凍結問題については、リンクすると考えるのが自然な発想でしょう。
「無法国家同士、勝手にやり合ってくれ」、という感想を持つ人もいるかもしれませんが、私たちの国・日本にとっては、この問題はどういう展開を辿り、どういうオチがつくのかという点において、観察する価値があることも間違いありません。
信頼できない国にウォン資金口座を開設する時点で…
こうしたなか、これに関連する最新の動きが、昨日からいくつかのメディアで報じられています。これは、イランの現地メディアが22日、「韓国が凍結資金を制限なしで返還することに同意した」と報じたことに対し、韓国外交部が23日に入り、これを否定した、というものです。
まず、イラン側の報道発表です。中東のメディア『アルジャジーラ』(英語版)には2月22日時点で、こんな記事が出ていました。
South Korea agrees to partial release of blocked Iranian money
―――2021/02/22付 ALJAZEERA英語版より
アルジャジーラはイラン中央銀行(CBI)などの報道発表をもとに、韓国がイランに対し、米国のイラン制裁に関連して凍結されている「100億ドル近い資金」のうちの「一部分」について、凍結を解除することで合意したと報じました。
具体的には、CBIのアブドルナスル・ヘンマティ総裁と韓国の柳静鉉(りゅう・じょうげん)駐イラン大使が会談し、資金を引き出すうえでの「金額、送金先、中継銀行などの具体的な手続についての必要な合意がなされた」、などとしています(ただし、具体的な金額は明らかにしていません)。
ちなみに、韓国国内に凍結されている金額を巡って、イランのモハンマド・ジャバード・ザリーフ外相は日曜日、アルジャジーラに対し「約100億ドル近い金額」と述べたそうですが、内訳はよくわかりません(2つの銀行に凍結された資金が70億ドル、メラト銀行の資金が20~30億ドル、といったところでしょうか)。
具体的な金額の報道が発言者によって異なるというのも、個人的には何だか違和感がありますが、気にしないことにしましょう。いずれにせよ、アルジャジーラは柳静鉉大使が「韓国としてはイランが凍結された資金を動かすための必要な手段を講じる準備はできている」と述べた、と報じているのです。
韓国側は見解を否定
ところが、これと真逆の見解を取っているのが、韓国側です。
これらについては2月23日時点で、たとえば『聯合ニュース』(日本語版)の『凍結資産の活用策 「提案にイランが同意」=韓国政府』や中央日報の『イラン「韓国と凍結資金の無制限使用合意」…フェイクニュース級「言論プレー」の背景は』などに記載されています。
ここではそれらの最新版として、韓国メディア『韓国経済新聞』(韓経)が配信し、中央日報(日本語版)に掲載された、次の記事を紹介しておきましょう。
韓経:韓国・イラン、「凍結資金解除」めぐり神経戦
―――2021.02.24 07:16付 中央日報日本語版より
韓経によると、「両国が合意したと伝えられたスイスの口座を通した資金移転方案には米国の承認が不可欠」だとしつつ、「米国が早期内にイラン制裁を解除したり例外を認めたりする可能性は低」いとして、この案が実現するまでには「少なくない時間がかかる」と結論付けています。
いちおう、韓国外交部の報道官は23日の定例会見で、両国が凍結資金の移転に関連して「スイスの口座を使う」という方案には「共感した」としつつも、韓経はこれらについて「米国の決断がなくては不可能」だと結論付けています。
どちらがウソでどちらが本当なのかについては、わかりません。
現状ではイランの主張に信頼性が乏しそうだが…
もっとも、ロイターが昨晩発した次の記事を読む限りにおいては、現状ではイランの側の発表が先走り過ぎていた、という可能性が高いように思えます。
Iran says it hopes South Korea, Japan will release $1 billion in blocked funds
―――2021/02/23 21:43付 ロイターより
ロイターによると、イラン政府は韓国に凍結された70億ドル相当の資金だけでなく、日本に凍結された30億ドルの資金についても、その一部の凍結が解除されると述べたのだそうです。
その際、具体的には、まずは10億ドルの資金が送金される、などとしていますが、果たしてこれは事実でしょうか。
これについて、AFPBBニュースは今朝、イランが国際原子力機関(IAEA)に対する核施設への抜き打ち査察の制限を開始したと報じています。
イラン、IAEA査察の制限開始 米に制裁解除求め
―――2021年2月24日 6:22付 AFPBBニュースより
これは、米国がドナルド・J・トランプ前政権下でイランに課した制裁の解除を拒んでいるとして講じた措置であり、これによって2015年の核合意に参加した英仏独は「非常に遺憾」などと批判している、とする記事です。
自然に考えて、このような状況下で凍結が部分的に解除されるというのは考え辛いといえます。
いずれにせよ、本件は単なる二国関係を越えて、「瀬戸際外交が好きな国同士が争えばいかなる状況になるか」という視点でも、今後の展開を観察する価値がありそうです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
両国とも国内外向けに、色々とアピールが有るんだとは思いますが、どうせ韓国が、またいい加減な事を言ったのが、発端だと思います。
「韓国とは対話も約束も意味がない」という点では、どこの国相手でも一緒だという事だと思います。
>「迂回路」だ、「抜け道」だといった表現がナチュラルに大手紙に掲載されるということ自体、どうも強い違和感を禁じ得ませんが、それにも増して驚くのは、「迂回路」「抜け道」と騙っていたわりに、これが現在のイラン・韓国間の外交問題に発展しているという事実です。
合法でも違法でもなく脱法である事を狙う価値観であるって事ですかね。。。
法律が改正されて脱法から違法になったらアウトですが。
日本に対していつもやってることなのに、自分がされた途端に笑
70億ドルの元金として、金利をつけて複利で回したら、そこそこ膨らむなー
この件についても、いつも通り韓国が自己に都合よく場当たり的に解釈し、またイラン側も韓国を日本と同じような西側民主主義国家という前提で話し合っているので、着地点が見えず混乱に陥っているのであろう。
まさにコミュニケーションギャップであり、日米中に頼らない自主外交能力経験に乏しい韓国の現状を表しているものと言えよう。
日本にとって注目すべきは、ヤフーニュースのコメントが圧倒的に韓国批判であることだ。日本の国益に直接関係が無いにも関わらずだ。
これがもし10年前だと、そうはなっていなかったように思う。
日本のニュースコメントをチェックしているであろうアメリカにとっても、日本の反韓意識がここまで高いとは想像もしていなかっただろうから、日米韓の連携はもはや不可能であると悟りつつあるのではないか。
日本人、特に企業や政府等で意思決定権を持っている中高年男性の怒りが、噴火直前のマグマのように煮えたぎっているのを感じる。。
PONPONさま
米国は、日韓関係が最早修復不能なレベルであることは認識していると思います。
というのは、日本人は、(と一括りに言ってしまうのは問題ですが)普通はとても穏やかで多少自分にマイナスであっても、争いを起こして周囲に迷惑を掛けることを良しとはしないけど、我慢の限界を越えてブチキレたらとんでもない事態を引き起こすという性質であることは、他ならぬ米国が一番知っているはずだからです。第二次世界大戦で、経済力は米国の1/10、軍事力、技術力も米国に及ばない小国の日本が米国相手にあれだけの戦いをしたからです。米国としては戦争には勝利したけど、想像以上の人的(兵士)、経済的犠牲が必要だったからです。
だから日韓問題では、日本人の平時の穏健さを頼みにして日本側に妥協をさせて問題を解決したつもりだったわけです。しかし、その時点では米国も日本も韓国をよく理解できてなかったのだと思います。そして米国の正義、日本を悪として築いて来た戦後の国際秩序を守るには都合がよかったし、日本人は政府が妥協したことに不満があって政府を批判したりしても、政府が外国と約束してしまったのだから受け入れざるを得ないと考えて無法な振る舞いをしないだけの理解もあったので、国内の安定が乱れることもなかったわけです。それで韓国は歴史認識問題を最強のカードとして振り回せば、米国は絶対に韓国の味方だし、それは米国が韓国を重要視しているからだと勘違いして増長してしまったのです。そして最近は経済的に発展して先進国の仲間入りしたという自信(過信、自惚れ)が加わって、米国とも対等に口が利けるようになったと錯覚してもうやりたい放題で、その錯覚から上の立場の韓国か日本との約束を反故にするのは当たり前と我が国を見下した振る舞いをし過ぎた結果、日本人がブチキレて今の日韓関係になっているのだと思います。
だから日本政府の韓国に対する物言いは、現在でも抑制的過ぎるほどだし、具体的な制裁発動もしていないけれど、冷たく韓国を無視して、韓国に「約束を守れ。国際法違反の状態を是正しろ。」と繰り返すだけで日韓関係を維持する姿勢を見せず強硬な姿勢を貫いているのは、もう今でのやり方では日本を説得することはできないと感じていると思います。ましてこれまで米国の仲裁を受け入れてきた国民の間からも、「制裁せよ。」との声が大きくなっているのは米国としても見逃せないはずです。日本人が制裁などという穏やかならざる声を上げるのは、北朝鮮の拉致問題とこの韓国に対するもの以外にはありませんからね。
ご意見に概ね賛成します。
しかし、多少の不安があるのは、アメリカがどこまで現状を正しく認識しているかと点です。阿野煮鱒様が常々言っておられるように、アメリカのアジアに関するインテリジェンスはズタボロです。20世紀以降、間違ってなかったことが無いくらいにダメダメです。
確かに、この数年、特に朴槿恵政権誕生以降の韓国の挙動を見れば、いくらなんでもある程度は理解できるでしょうし、ここ1,2年のアメリカの韓国に対する姿勢を見れば、以前のようなやり方ではダメだくらいは学んだでしょうが、なぜ韓国があのような「躾の全くなってないガキ」のようになったのかまでは理解が及んでないように思えます。
アメリカが多少は現状認識を改めたまでは良いとして、問題の根本にまで視線が及んでない(と思われる)ことを踏まえて考えていくべきだろうと思います。
在日が国会議員に与野党問わずいっぱい居る様になってしまった時点で手遅れっぽい。次回以降の選挙で選挙民がマスゴミの扇動にのせられなければチャンスは有る。
イジワルばあさん様
「戦後のアメリカ国務省による、日本に対する韓国への譲歩の強要の歴史」はその通りだと思います。
1965年に締結された日韓請求権協定については、韓国が国力が弱い時に締結した不利な協定なので日韓は再協定すべき、という主張が韓国のみならず日本の左派学者、マスメディア等から出ていますが、
詳細に協定締結の経緯を調べてみれば、協定の中身は韓国の主張がほぼ認められたものであり、日本の主張はほぼ認められなかったことが良く解ります(例 在日韓国人の扱い等)。
なぜ韓国の主張が認められたかと言えば、当時のアメリカ政府による対共産圏の防波堤としての韓国、及びそのコストをアメリカでなく日本に負わす、という戦略に沿った介入があったとされています。
その介入は、当時ではある程度やむを得なかったと言えなくもないですが(あくまでアメリカの立場では)、その構図がその後もずっと続き、国務省内の官僚組織にそのDNAと利権が醸造されたものと推測されます。
先のラムザイヤー教授の論文についても、匿名前提で日本を批判した国務省の役人はそういった連中の一人と推測します。
もっとも、韓国への見方を変えつつあるバイデン政権からすりと、勝手に発言するなと後でブリンケン国務長官から失跡を受けたかもしれませんが。。
Aljazeera English は目を配っておく価値があります。
9.11 の時まで当方はアメリカ発報道を主要ニュースサイトへ結構直接読みに行ってました。あの事件の直後に悟りを得てアメリカメディアを読まないと決意しもう20年になります。読む値打ちがないことに気が付いたからです。代わりに BBC News / Aljazeera English の読み込み読み取りに注力しています。Aljazeera English は「世界を向こう側から見る」視座を提供してくれる有力情報源と当方は確信してます。衛星放送やインターネット提供ビデオクリップも高品質で好感が持てます。ドキュメンタリーものに至っては視たいものがたくさんあり過ぎとても時間が足りません。
「硬派な現代人こそ Aljazeera」
持ち上げ過ぎとのソシリは甘受いたします。
アルジャジーラの経営収入を占める番組使用料のタニマチ大手がNHKなんだそうで。
皮肉なもんです。
更新ありがとうございます。
こんなに拗れるまで、イランの金を韓国の金融機関でポッポナイナイしていた韓国側に非があると思います。極秘で動かす事は、出来たはず。上手くいけば米国が「動かすな!」と言ってるからと、利子も渡さず知らん顔する積もりだった。
ところがタヌキとキツネ(笑)、イランも何するか分からんよ〜。文さん、24時間精鋭部隊を付けて、やっと五分かな。無人誘導小型ジェット機が燃料満載で青瓦台大統領執務室に突入するとか、、、いや〜中東国は怖いでんなぁ〜(冷笑)。
釜山港コンテナふ頭(新港を含む)に無人機が突入する妄想が浮かびました。あるいは(まがまがしいことに)仁川空港を離陸したジェット貨物機かも知れません。一機だけなら事故やもと…
はにわファクトリー様
韓国で、最近「重大事故」が多発している。
そうか、釜山港には帰れないのか……
まあ、逢いたいわけでもなし。
アメリカがイラン核合意に復帰するって話だから、制裁が緩和されたらイランがどうするか興味あります。
韓国が「瀬戸際外交」しかできないという点には賛成ですが、イランが「瀬戸際外交」を繰り広げているという点については、若干の違和感があります。
確かにイランはいかにも傍迷惑な振る舞いをしばしばしているようにも見えますが、それはイランが、現在の「国際常識」であるところの西欧的価値観や法感覚よりも、イスラム的価値観や法感覚を優先しているためではないかと思うのです。実際、イランは外交などにおいて、嘘八百を並べて平然としているとか、約束や合意をあからさまにひっくり返すような真似はほとんどしていないと思います。多少の小細工も、ある意味「駆け引き」の範囲でしょう。少なくとも、韓国のように「嘘でも何でも言ったもの勝ち」とか、「騙された方が悪い」などといった振舞いは、皆無ではないにせよ、それほど目立つものではないと思います。
想像するに、今回の事態も、在イラン韓国大使が本国との調整なしに勝手に発言し(船舶などが解放されれば得点になるし、嘘だとバレても解放後ならばなんとでも言い繕えるし)、慌てて本国が否定したという構図ではないかと思います。ただ、この想像が正しかったとすると、今後韓国大使は交渉の窓口として一切信用してもらえなくなるでしょうね。特命全権大使の発言には、本来それほどの重みがありますし、確か、イスラムでも嘘は重罪のはずですから。
イスラム法による裁きが。
これは、韓国との約束を当てにするイランが悪い。
無法国家への対処を、彼らが示してくれた。
一顧だにしないこと。毅然と対峙すること。
言質をとられないこと。
「決まったことは、何もない」としか応えないこと。
韓国てすごい
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/02/24/2021022480106.html
災い転じて福となそうとする!
https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd5d367954ef4d5b8c8b89aa672108b39bc584d
『米国、スイスを通じた韓国のイラン凍結資金の移転には同意』
なのだそうです。
ハンギョレなので確度に難あり、ですが。
これで晴れて70億ドルをイランに返せる訳ですが、そんな大金が口座に残ってますかねえ?
イランはムスリムだから利息は請求しないんでしょうか?