「シックスアイズ」は日本の行動の結果、自然成立する

本稿はショートメモです。韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、なにやら面妖な記事が出ていました。それは、「日本がファイブアイズに編入される」、というものです。まことに恐縮ですが、シックスアイズは「編入される」べきものではありません。日本の行動がほかの国々に信頼され、結果として自然成立するものです。

普段から当ウェブサイトで報告しているとおり、外交の世界は「価値」と「利益」で把握するのがわかりやすいと思います。これは、①「基本的な価値を共有している国同士は仲良くできる」、②「戦略的な利益のためには、嫌な国とも付き合わねばならない」、という視点です。

上記の考え方は、まったく難しいものではありません。私たち個人というレベルでも、人間関係には①「ウマが合う人とは仲良く付き合える」、②「利害関係のためであれば、嫌な人とも付き合わなければならない」、という2つの種類が存在しているからです。

しょせん国家も人間の集合体ですから、外交といっても、人間関係の延長線上で把握すればよいだけの話です。

さて、以前の、『中国共産党が恐れる「シックスアイズ」こそ日本の進路』では、「ファイブアイズ」と呼ばれている諸国――米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランドの5ヵ国――における軍事情報の共有などの協定に、日本が加わる可能性について、話題に取り上げました。

中国共産党が恐れる「シックスアイズ」こそ日本の進路

それだけではありません。

この「ファイブアイズ」に日本を加えたうえで、現行の5ヵ国間の協力関係を、軍事協力だけでなく経済面も含めた包括的な関係にまで昇華させようとする考え方についても出ているようです。

当ウェブサイトとしては、現在の日本が「平和憲法ボケ」の影響から脱却しきっていないという事情も踏まえるならば、「ファイブアイズがシックスアイズに切り替わる」からといって、手放しに喜べるものなのかどうかは疑問だと考えていることは事実です。

ただ、それと同時に、国際的な連携にはさまざまな次元があってしかるべきでもあります。

日本の場合はG7、G20を筆頭に、TPP11、ASEAN+3、APECなど、さまざまな国際的な会議体に参加しています。

また、軍事面では米国と同盟を結び、経済面ではASEANなどとのあいだで「チェンマイ・イニシアティブ・マルチ化協定」(CMIM)と呼ばれる多国間通貨スワップ協定の仕組みにも関わっていますし、アジア開発銀行(ADB)などを通じてアジア諸国のインフラ金融に深く関与しています。

日本の外交にとっての今後の「本命」が国連常任理事国入りなのか、あるいは中露などの無法国家を排除した「新国連」を立ち上げることなのか、さらには「北太平洋条約機構」を立ち上げることなのかはわかりませんが、いずれにせよ重要なことは、日本が国際社会において貢献できる体制をしっかり整えることです。

そして、日本が軍事的自立を果たし、現在の日米同盟に加えて「日英同盟」、「日豪同盟」などの枠組みが成立するなど、国際社会から信頼されるような実績が重層的に積み重なっていけば、自然と「ファイブアイズ」は「シックスアイズ」に変わっていくのだと思います。

こうしたなか、最近、国を挙げて「G7に入りたい」などという寝言をおっしゃる某国のメディアに、面白い記事が掲載されています。

日本、米英など情報共有「ファイブ・アイズ」に編入の見通し

日本が英語圏5カ国の機密情報共有体である「ファイブ・アイズ」に編入されるという見通しが出てきた。<<…続きを読む>>
―――2020.08.20 12:05付 中央日報日本語版より

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に本日、「日本がファイブアイズに『編入』される見通しが出てきた」などとする記事が掲載されています。この「シックスアイズ」構想自体、すでに先月時点で出てきていた話題ですが、なぜ、中央日報が今になってこれを取り上げたのか、意味がよくわかりません。

ただ、「編入」という単語を使っている時点で、中央日報のこの記事が、「ファイブアイズ」、あるいは国際協力というものを正確に理解していないことはあきらかです。前述のとおり、「ファイブアイズ」は単なる協定というよりは、むしろ、「同じような行動を取る価値同盟」のようなものだからです。

実際、中央日報が引用する14日付の日本経済新聞の河野太郎防衛相に対するインタビューで、河野氏は次のような認識を示したのだとか。

  • 日本は以前から5ヵ国と情報交換している
  • それが恒常的になれば『シックス・アイズ』と言うかもしれない
  • 正式な加盟の手続きを取る必要性はない

つまり、形式的に「シックスアイズに加盟した」のではなく、外交、経済、軍事などで足並みをそろえた結果、自然とそれが「シックスアイズ」に転化していくのだ、というのが河野氏の見解です。これこそ、正しい理解でしょう。

いずれにせよ、くどいようですが、重要なのは国際協定などではなく、日本の今後の行動です。東シナ海や南シナ海での無法を許さない、人権侵害を許さない、といった言動のひとつひとつが、日本に対する信頼を積み重ねていくことにつながるのだと思う次第です。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    ファイブアイズがコルレオーネ一家だとすると、日本はトム・ヘイゲンの立ち位置な感じが。

    1. 農家の三男坊 より:

      >>ファイブアイズがコルレオーネ一家だとすると、日本はトム・ヘイゲンの立ち位置
      的確な比喩ですね。日本は白人国家でもキリスト教主体の国家でもありません。
      当面、完全に一心同体となる必要もなく、河野大臣のスタンスで良いと思います。

      一方、TPP11の強化として米国、イギリス、フランス、インド、タイ、太平洋島嶼国諸国、アルゼンチン、ブラジルへの拡大と非公開での台湾の参加を加速させるのが良いと思います。一方、価値観の違い過ぎる(信義を軽視する)韓国・インドネシアは10年以上店晒しで良いかと。

  2. だんな より:

    民主党政権では、有り得ない話だと思います。
    日本は、TPCPPのメンバーを、まとめ上げる事も重要だと思います。
    この記事には、「ウリ達を入れないのは、差別ニダ」は有りませんでしたね。 
    編入と言ってしまうところが、万年属国の悲しさですかね。

  3. だんな より:

    韓国には、「脆弱ファイブ」が有りましたね。

  4. りょうちん より:

    どのみち日本のSIGINT情報は米国に流れていたような気がしますが、双方向になるのでしょうか。

    1. わんわん より:

       SIGINT情報
       米国の場合
       アメリカ国家安全保障局(アメリカこっかあんぜんほしょうきょく、英語: National Security Agency:NSA)扱いかと思います

       その性質上諸外国に関する非常に高度な機密(一説では、大統領権限ですらアクセスできないレベルの情報も扱うと言われる)を扱うため、組織や活動内容、予算については明らかにされていない部分も多い。以前は組織の存在そのものすら国民に対しても公然ではなく「Never Say Anything(何も喋るな)」「No Such Agency(そんな部署はない)」の略だ、などというお決まりのジョークがあった。

       一部 双方向と言う感じではないでしょか?

    2. とくめい(プログラマー) より:

      SIGINT キーボードからの割り込みシグナル(CTRL+CとかDELとか)がまず頭に浮かびますね。
      (主題とは関係ない話ですみません)

  5. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    条約や国際協定を無視するド腐れ外道国が、羨ましそうにこっちを見んナッです。日本は「ファイブアイズに編入される」って、またいただけない日本語ですね〜(嘲笑)。統治される?信託統治?ちゃうちゃう。よーく考えて下さいな。

    韓国人はかなりショックだと思う。理由は、論評が無いから(爆笑)。こういう事実はあまり広げたくない。日本を戦犯国と呼び、三菱、日本製鉄、不二越などの企業は、徴用工として強制的に連れ去り(皆、身体弱いんか?立ち向かう若者はいないんだネ)、朝鮮人を虫ケラのごとくコキ使ったんだから。←ファイブアイズは真実を知ってるぞー。

    過去の遺恨の為に戦犯企業と罵しり、永遠に謝罪させる積もりが、ファイブアイズからは相応の評価をされている。日本と戦った米英豪が協力するんだぞー。

    日本と戦っていない韓国が日本を戦犯国って言えません!親分 中国、舎弟頭 ロシア、若頭 北朝鮮、三下 韓国のCRNS 4か国で仲良く情報交換してろ(笑)。まあ、毎日ドツキ回されてるのが目に浮かぶ(失笑)。

    1. 阿野煮鱒 より:

      > 日本を戦犯国と呼び

      これね、韓国人に「戦犯国の定義を述べよ」と問うても答えられずに、逆ギレすると思います。

      日本のマスゴミも、安易に戦犯という言葉を使います。野球やサッカーで試合に負けた側のチームから「○○が戦犯」などと敗北の責任者を選んで吊し上げます。戦争犯罪に「敗北の責任者」などという項目はありません。

      「A級戦犯が合祀されている靖国神社」などと書いている人たちは、その言葉がどんな意味を持っているか考えもせず、定義を説明できず、惰性で書いているのです。

      1. とくめい より:

        ただ敗戦国を「戦犯国」と呼んでいるだけなんでしょう。
        ドイツに対しても使っているようですから。
        「戦犯国」が戦争犯罪を行った国というのならばドレスデン爆撃や東京大空襲や広島・長崎の原爆等で一般市民を大量殺戮した国がそうなんですがね。

    2. ラスタ より:

      かつて日本は、朝鮮半島の人びとが慣れ親しんだ物々交換経済を破壊して雇用するという犯罪を犯したばかりか、給金として貨幣で支払うという悪辣な行為をしました。

      どうせ何がどうでも日本が悪いのだから、ここはひとつ贖罪のために、日本として南朝鮮を含めたセブンアイズを提案してみるってのも一興ではないでしょうか。
      南朝鮮としてはとても苦しい状況になりますね。のるかそるか、どっちもアウト。かなりな見ものになると想像します。

      それもこれも、南朝鮮自身が招いた事態であって、国家としての態度や品性って以前に頭が悪いのではないか。
      すみません。頭が悪いとは言い過ぎました。南朝鮮国家に対して謝罪します。お詫びと言ってはなんですが、私が土下座する銅像作ってみてほしい。知性というものの捉え方の違いを感じただけなのでした。

      毒舌ご容赦。暑くて疲れてんのかな。

  6. 迷王星 より:

    >自然とそれが「シックスアイズ」に転化していくのだ、というのが河野氏の見解です。

    河野防衛大臣のこの見解は流石に甘すぎるというかお人好し過ぎるのでは?

    アングロサクソンの根底にある本能的とも言うべき人種差別意識を舐め過ぎです。もちろんだからと言って日本がアングロサクソンと将来的には縁を切るべきだ、などと主張する気は全くありませんが。

    それどころか日本は彼らと協力して時代錯誤な帝国主義・拡張主義的な行動をとる共産チャイナに立ち向かわねばならない宿命にありますが、しかし同時にアングロサクソンの連中が日本を自分らと対等に扱うことは有り得ない(だからファイブ・アイズがシックス・アイズになることも有り得ない)ことも日本人は予め承知し覚悟した上で彼らと付き合わねばならないと思います。

    1. 町戸松庵 より:

      迷王星様、
      >アングロサクソンの根底にある本能的とも言うべき人種差別意識を舐め過ぎです。

      米国のアングロサクソン系の本拠である寄宿制の中高を含むプレパラトリー学校に5年間在籍した私の見解は一寸異なります。

      アングロサクソン系の少なくとも一部の人達の根底にはある種の人種的蔑視は存在しているでしょう。
      しかしそこで強調されるのは、約束を守る、ルールを守る、嘘を吐かない、フェアプレー精神を忘れない、常に責任のある行動をする、必要があれば何時でもリーダーシップを発揮する、そして利害を共有しない相手とは一生懸命に競争した後にも(同じ価値観の信奉者として)尊敬する、に尽きると思います。

      アングロサクソン系の人々と日本民族は人種も宗教も言語も違いますが、この「嘘を吐かない、ルールを守る、自分の行動には自分で責任を取る、相手を尊敬する」と言う騎士道や武士道に通じる一番大事な処で共通点があります。

      この共通点は広い世界でもかなり稀な部類に入り、西欧でもカトリック系の人間は「一週間に一回祭司さんに懺悔すればチョットした悪い事をしても構わないじゃないかな?」と考えている人達とは一線を画しています。 

      「海洋国家」と「大陸国家」の違いはここかも…

      英語圏では「 noble savage (高貴な野蛮人)」と言うコンセプトがありますが、悪い言い方をすると、日本人はその民族としての行動で「高貴な野蛮人」としての信頼と尊敬を勝ち取ったのかも知れません。

      因みにWikipediaには「 noble savage (高貴な野蛮人)」の項目は英語の他に仏語、スペイン語、ドイツ語、イタリヤ語、ロシヤ語や中国語版がありますが、韓国語版はありません。

      恐らく彼の国の皆さんには到底理解不能なコンセプトだと思います。

      1. ラスタ より:

        私は、日本人がWASPになるのは不可能なのだから、彼らから平等と見なされることは永遠にないと思っています。

        しかし、「騎士道や武士道に通じる一番大事な処」というご意見には激しく共感します。
        黄色人種の日本がなぜG7の待遇を受けているのか。そこにWASPを超えた共通の価値観と実行力を認めたからだろうと思うのです。

  7. より:

    要するに、日本もようやく大人扱いしてもらえるようになりつつあるということでしょう。スパイ防止法を持たない日本が完全に対等なパートナーとして扱われることはけしてないでしょうが、それでも彼らとの情報面、軍事面での連携強化はけして悪いことじゃありません。

    現時点で明白なのは、韓国には何の関係もない話だということです。大人の話に首を突っ込むんじゃないと叱ってあげましょう。

  8. 匿名 より:

    韓国は中国と北朝鮮とでサザンアイズでも作ればよろしい。

  9. 匿名 より:

     韓国は五星紅旗の“ファイブ・スターズ”に編入されるからいいじゃないの、日本のことなど気にしなくても。

  10. 自転車の修理ばかりしている より:

    シックスアイズとまではいかず、G7+1(ロシア)の要領でファイブアイズ+1(日本)となる気がしています。日本はこの中では言語・人種・宗教、旧連合国と旧枢軸国といった面で、あまりにも外様感が強いように感じます。新宿会計士様がご指摘のように、条約によってファイブアイズが成立しているわけではないので、ファイブアイズ+1が違和感なく経過していくようであれば、『「シックスアイズ」は日本の行動の結果、自然成立する』ことになるかもしれませんが、時間を要するでしょう。

    また、我々も「G7に入る!」と騒いでいる某国を他山の石として、あるサークルの選ばれたメンバーとなるということには、相応の責任と犠牲が伴うということを、もう一度思い起こすべきかと思います。この場合だと、日本は豪・NZの盾及び眼になることを期待されている筈です。中国との位置関係的にそうならざるを得ません。

    >軍事協力だけでなく経済面も含めた包括的な関係にまで昇華させよう

    私はこちらの方が米国の狙いであるような気がします。以前にも書きましたが、米国の見地からはG7でさえ異論が多すぎて機能していないという苛立ちがあるように思います。欧州大陸勢を排除した気の合う仲間で動きたい、もっと赤裸々に言えば米国とその子分で結束したいという意向を感じます。

    旧連合国も中露は敵対、独仏が結束して、そして英米だけになってしまった…「じゃあ白色系旧英連邦と日本で組むか」てなノリですかね。75年前は殺し合いをしていたのに、今は身内扱いというのは、信用してくれているのか、信用しきれないので取り込もうというのか、どちらでしょうか?

    なんにせよ、ファイブアイズは連合国側の中軸であり、それに迎えられるということになれば、わが国の戦後体制の決算という事になります。その面は喜ぶべきでしょう。

    1. 心配性のおばさん より:

      自転車の修理ばかりしている様 私もそのように思います。

      >ファイブアイズ+1(日本)となる気がしています。
      >あるサークルの選ばれたメンバーとなるということには、相応の責任と犠牲が伴うということを、もう一度思い起こすべきかと思います。

      日本は国際社会の信頼を維持するために、地道な努力を続けていると思いますが、シックスアイズに胸を張って加盟できる準備が整っているかというとどうでしょう?

      国内のメディアや国会内にも、中韓の内通者を多く抱え、取り締まりが出来ていない状況です。

      このような現状では、河野大臣の提案に「頑張り給え。」と言って貰えただけで、良しとすべきでしょう。

      実際の加盟を目指すのであれば、クリアすべきものはクリアしなくてはなりません。スパイ防止法の成立。不法滞在者の送還。なにより、普通の国として普通に戦うことができる国にならなければ、ファイブアイズからの本当の信頼は得られないと存じます。

      1. 心配性のおばさん より:

        現段階の日本であれば、ファイブアイズとのGSOMIAとしての+1がムリのない所じゃないかしら?

        1. 自転車の修理ばかりしている より:

          心配性のおばさん様

          全くおっしゃる通りで、「自衛しかできません」「攻撃兵器はあっても使えません」とか言っているようでは、名前だけのシックスアイズでしかないでしょう。

          現実的には、米の対中ブラフ札という面もある気がします。

      2. 方向音痴 より:

        心配性のおばさんへ
        同感です。
        シックスアイズはありえないのではと思います。
        ファイブアイズ+1がせいぜいではと。
        中国は2010年に国防動員法を施行しました。
        同法は海外に住む中国人全てに拘束力があり、従わない場合は刑事罰が待っています。
        スパイ活動、居住する国でのテロや政権転覆、社会撹乱とあらゆる攻撃を繰り出してきます。
        日本のようにスパイ防止法も無いような国家は、国家として脇があますぎです。
        ファイブアイズの情報が外部にダダ漏れでは信用されません。

        未確認で申し訳ありませんが話は変って、北戴河会議で中国は終に本性をむき出してしまったような………

        1. 心配性のおばさん より:

          北戴河会議については、雑談コーナーに日比野庵さんからの情報をUPしておきました。

          1. 方向音痴 より:

            ありがとうございます。

  11. 七味 より:

    >つまり、形式的に「シックスアイズに加盟した」のではなく、外交、経済、軍事などで足並みをそろえた結果、自然とそれが「シックスアイズ」に転化していくのだ、というのが河野氏の見解です。これこそ、正しい理解でしょう。

    日本が、ファイブアイズに加入するのではなくて、彼らと密な協力関係を構築していくことで、シックスアイズと呼ばれる関係になるかも、って認識は同意なのです♪
    ただ、米英豪加乳の5ヶ国は英連邦としての共通の土台があって、日本が彼らと完全に足並みを揃えれるかというと、あたしは少し懐疑的なのです♪
    対中国とか対ロシアみたいな部分では、利害も理念も一致出来るとは思うのですが、対仏とか対独みたいな欧州の中での事を考えると、必ずしも協調が取れる訳じゃないと思うのです♪

    だからファイブアイズに入るとか入らないとかじゃなくて、彼らとの信頼とか協力を進めていくって位の立ち位置で十分かなって、あたしは思うのです♪

  12. 農民 より:

     編入するような枠組みではないというのを理解していないというか、彼らが勝手に作り出す「30-50クラブに加入!」というような感覚で語っているのでは。実質の結びつきよりも体面の方に目が行く彼の国らしい。
     加入すれば協力できるわけじゃない、協力する価値と機が揃ったから仲間として扱われるだけ。賞のために研究するわけじゃなく地道な研究の結果に与えられるノーベル賞といい、過程と結果の順序が逆。

  13. 墺を見倣え より:

    > 「編入」という単語を使っている時点で、中央日報のこの記事が、「ファイ
    > ブアイズ」、あるいは国際協力というものを正確に理解していないことはあ
    > きらかです。

    「あきらか」とまでは行かないのでは。

    5つあっても、下半分余は今や御荷物です。
    従って、ファイブアイズが旧来通りの活動を続けるには、日本の何か(技術なのか、素材なのか、何なのかは知らんけど)が必要なのでは?
    無論、日本が黙って大人しくしてれば、いいようにツマミ喰いされるだけですから、河野大臣程度の姿勢は最低限必要でしょう。

    > つまり、形式的に「シックスアイズに加盟した」のではなく、

    先方から「加われ」という話が出たのでは?

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