お寿司を3Dプリンタで作る時代
寿司といえば、「回転するのかしないのか」という論点に加え、もっと重要なのは、肝心の食材が揃うかどうか、という論点でしょう。これに関し、東京MXテレビによれば、東京ビッグサイト前の「食の祭典」イベントで、3Dフードプリンターを使用した寿司ネタが登場したそうです。ウニなどの柔らかい食材も再現でき、思い通りの寿司ネタを作ることが可能だとか。これを「食材不足の救世主」とみるか、それとも「ディストピア飯」とみるか。議論はわかれそうです。
寿司といえば最近、「回転ずしといいながら回転を維持しつつも回転しなくなった」などの、かなり意味不明な問題(『回転を維持しながら回らなくなる衝撃的な回転寿司登場』等参照)などを含め、これまで当ウェブサイトでもずいぶんと取り上げてきました。
すでに一部のすしチェーン店では、回転レーンに寿司が流れてこないなどの問題もあるのですが、こうしたなか、『日刊SPA!』というウェブサイトに1年前、こんな記事も掲載されていました。
二度と食べられなくなる寿司ネタも?食卓から魚が消える日
―――2022年05月07日付 日刊SPA!より
ウクライナ戦争勃発に伴う物価上昇・輸送コスト上昇などに加え、海外の寿司需要の高まりにより、日本人の口に入る寿司ネタの価格が上昇している、というわけです。お子様に大人気のサーモン、マグロ、いか、あん肝、白子、タマゴ、かっぱ巻き、プリンといった海鮮ネタは、手に入らなくなるのでしょうか。
こうしたなかで、ひとつの「朗報」が出てきました。
ビッグサイト前で食のフェスティバル 東京都が手がける「食の未来」を体験
―――2023.05.22 10:00付 東京MXテレビより
東京MXテレビによると、5月19日に東京ビッグサイト前で開催された「食の祭典」イベントで3Dフードプリンターを使った寿司ネタが登場したというのです。
「こちらは世界最先端の3Dフードプリンターです。魚のすり身や魚介の粉を使って、思い通りの寿司ネタを作ることが可能です。こちらのバスタブ型のプリンターでは、ウニなどの柔らかい食材も再現できるといいます」。
これについて記事では、山形大学の古川教授のこんな発言が取り上げられています。
「粉ですと長期保存が可能ということで、フードロス削減につながるということなんですね。あと食べる量しか作らないので、食べ残しがなくなりますね」。
なかなかに、興味深い話題です。現時点だと現在、1つのネタを作るのに10分以上かかるため、改良の余地がありそうですが、それと同時にネット上ではこれについて、「ディストピア飯」(※)などの反応も出ているようです。
食材購入に向けた大競争時代の救世主なのか、効率化社会の成れの果てなのか。
議論はわかれそうです。
※なお、ディストピア飯については、『ねとらぼ』の次の記事もご参照ください。
これが未来の食事か…… コンビニのブロック食品を並べた「ディストピア飯」から絶望感ただよう
―――2017年09月05日 11時24分付 ねとらぼより
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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真理として「ヒトを減らさなきゃ何も変わらん」と言い出せる科学者は現れないんだろうか?
ヒトの個体数が諸問題の根元。
それだと「誰が増やす”権利”を得られて、誰が得られないのか」で
争いが始まってしまいますからね。多分、言ってはいけないタブーなんでしょう。
>ヒトの個体数が諸問題の根元。
少々短絡的 現在のサイズのままならそうだが 問題は個体数×サイズ
ヒトが細菌・ウイルスサイズになれば個体数は問題にならない
参考
劉慈欣 短編集 「流浪地球」収録 ミクロ紀元
(地球温暖化問題において)人類のサイズを1割程度縮小させればO2消費が削減(つまりCO2が削減)されるとの話がでていました
3Dで食べ物?
悪ノリし過ぎでしょう。
そんなことするなら、3Dで寿司ネタの型を作って、粉末を練ったものを型に流し込んで大量生産した方が安上がりでは?