日本国民の対ロシア親近感は史上最悪に=外交世論調査

ロシアに対する親近感が史上最悪レベルになったようです。内閣府が公表した『外交に関する世論調査』の最新版によれば、ロシアに対し「親しみを感じる」「どちらかといえば親しみを感じる」と答えた合計割合は過去最低の5.1%(0.5%+4.6%)に留まる一方、「親しみを感じない」「どちらかといえば親しみを感じない」と答えた合計割合は94.7%(27.3%+67.4%)と過去最大値を記録しました。また、ロシアに引きずられたためでしょうか、中国に対する親近感も悪化しているようです。

外交に関する世論調査の最新データ

今年も、大変興味深い結果が出てきました。

内閣府がほぼ毎年実施している『外交に関する世論調査』の最新版(2022年10月実施)が、2月3日付で公表されたのです。

現時点で手に入るのは『概略版』【※PDFファイル】の方であり、『詳細版』についてはまだ公表されていませんが、『概略版』の方でも全88ページとボリューム満点であり、また、当ウェブサイトとして関心を持って追いかけ続けているデータを網羅する分には十分です。

さっそくですが、その概要を確認してみましょう。

この世論調査では、米国、ロシア、中国、韓国の4ヵ国に対する①親近感、②その国との関係が良好かどうか、③その国との関係が重要かどうか、に関する調査が含まれています(※ただし、過去においては、②、③については実施されない年もありました)。

全体の状況

親近感では米国が他国を圧倒、ロシアは史上最悪レベル

まずは、4ヵ国に対する親近感です(図表1-1)。

図表1-1 米露中韓4ヵ国に対する親近感

これによると、「親しみを感じる」(※「どちらかというと」を含む、以下同じ)の選択肢を選んだ人は米国が87.2%(35.5%+51.7%)と他の3ヵ国を圧倒しており、しかも「親しみを感じない」については12.4%(7.8%+4.6%)に過ぎません。

一方、中国に対しては「親しみを感じる」が17.8%(2.2%+15.6%)、「親しみを感じない」が81.8%(35.9%+45.9%)で、「親しみを感じない」の選択肢を選んだ人が2016年1月調査以来、初めて8割を突破しています。

さらに、ロシアに対しては「親しみを感じる」が5.1%(0.5%+4.6%)と、この世論調査が始まった1978年以来最低を記録する一方で、「親しみを感じない」は、じつに94.7%(27.3%+67.4%)と、やはり過去最高を更新しました。

これに対して韓国については「親しみを感じる」が45.9%(11%+34.9%)、「親しみを感じない」が53.7%(29.2%+24.5%)とほぼ拮抗している状況にあります。

関係の良好さでは中露が低迷

次に、米露中韓4ヵ国との関係が「良好」かどうかに関する調査です(図表1-2)。

図表1-2 米露中韓4ヵ国との関係が良好かどうか

この質問でも、米国が他の3ヵ国を圧倒しています。

「良好だと思う」(※「どちらかというと良好だと思う」を含む、以下同じ)を選んだ人が圧倒的多数の84.9%(28.3%+56.6%)に達する一方、「良好だと思わない」はわずか10.6%(8.8%+1.8%)に留まっています。

また、中国については「良好だと思う」が11%(0.3%+10.7%)と前年と比べさらに落ち込む一方、「良好だと思わない」は前年並みの84.4%(41.6%+42.8%)で、92.8%が「良好と思わない」を選択した2012年10月調査と比べればまだマシであるにせよ、過去最悪レベルが続いている状況です。

さらにロシアについては「良好だと思う」が3.2%(0.1%+3.1%)とヒトケタ台で、1978年の調査開始以来の最低値を記録する一方、「良好だと思わない」に至ってはじつに92.3%(29.5%+62.8%)と、こちらも調査開始以来の最高値となっています。

その一方で、韓国に関しては、「良好だと思う」が28.3%(2.1%+26.2%)、「良好だと思わない」が67.3%(41.1%+26.2%)で、それぞれ2019年10月調査時点(「良好だと思う」7.5%、「r標高だと思わない」87.9%)からは改善しています。

相手国の重要さに関する認識は?

こうしたなかで、もうひとつ気になるのが、その相手国との関係が重要かどうか、という質問でしょう(図表1-3)。

図表1-3 米露中韓4ヵ国との関係が重要かどうか

こちらに関しては、図表1-1、図表1-2はまた違った姿が見えて来ます。「その国に親近感はないけれども、その国との関係は重要だ」、といった「割り切り」が見えてくるからです。

この設問においても、米国は他国を圧倒しています。というのも、「重要だと思う」(「どちらかというと重要だと思う」を含む、以下同じ)が93.8%(78.7%+15.1%)と圧倒的多数を占める反面、「重要だと思わない」は1.9%(1.4%+0.5%)に留まっているからです。

ただ、親近感や関係の良好さに関する評点が低いはずの中国に関しては、「重要だと思う」が73.5%(35.3%+38.2%)に達しており、これに対し、「重要だと思わない」は22.1%(13.7%+8.4%)に過ぎません。

同様に韓国に関しても「重要だと思う」が67.9%(27.8%+40.1%)で、中国ほどではないにせよ「この国との関係は重要だ」という認識が多数を占めており、これに対し「重要だと思わない」は27.6%(17.7%+9.9%)に留まります。

その一方で、ロシアに関しては「重要だと思う」が57.7%(24%+33.7%)と、2021年9月調査時点の73.1%から大幅に後退。「重要だと思わない」は37.9%(21.7%+16.2%)で、同じく前年の26.4%からは上昇している格好です。

このあたり、うがった見方ですが、ウクライナ戦争で敗色濃厚のロシアと、いま無理をしてでも関係を改善しなければならない、と考える日本国民が減っているということなのかもしれません。

米露中韓4ヵ国の状況

一貫して高い、米国に対する親近感

続いて、個別国に対する日本国民の認識の変化を確認しておきましょう。

米国に対しては、親近感を覚える日本国民が圧倒的多数を占めているという特徴があるのですが、これについては過去最高を更新した2021年9月調査と比べて親近感が低下しているにせよ、依然として史上最高値にあることがわかります(図表2-1)。

図表2-1 米国に対する親近感

また、米国との関係が「良好だと思う」割合については基本的に「高位安定」し、直近は前年と比べてやや低下しているものの、依然として8割を超えている一方で、「良好だと思わない」という割合も基本的には「低位安定」していることがわかります(図表2-2)。

図表2-2 米国との関係の良好さに関する認識

(※ただし、こちらの調査項目については、厳密には設問が異なるうえ、過去の十分な期間の調査結果が存在しないため、グラフ自体の起点は1988年以降となっている点についてはご注意ください。)

いずれにせよ、日本国民は米国との関係を非常に重要であり、かつ良好なものであると認識していることは間違いありません。

ロシアに対する親近感、関係性認識も史上最悪レベルに

一方で、前年と比べ顕著な変化が生じたのがロシアです。

親近感に関していえば、ロシアに対して「親しみを感じない」と回答した割合は94.7%と調査開始以来対露感情は最悪である一方、「親しみを感じる」と回答した割合は5.1%(しかも「どちらかというと」を除いた回答はわずか0.5%!)という惨状です(図表3-1)。

図表3-1 ロシアに対する親近感

(※なお、グラフは1978年から連続していますが、ソ連崩壊以前は「ロシア」ではなく「ソ連」に対する親近感を調査していました。)

これで見ると、現在の日本国民の対ロシア感情は、旧ソ連時代を含めて最悪の状態にあることは間違いありません。また、そんなロシアとの関係が「良好」だと考えている割合も、過去最低を更新し、「良好だと思わない」と答えた比率は9割を超えています。

図表3-2 ロシアとの関係の良好さに関する認識

日本国民のロシアに対して向けられる視線が過去で最も厳しいものであることは、間違いないでしょう。

中国に対する認識も悪化

興味深いのは、中国に対する親近感、中国との良好さに関する認識についても、ロシアに引きずられるかのように悪化しているという点でしょう。

このうち中国に対する親近感は、ここ数年、改善傾向にあったのが反転し、日中関係が最も厳しかったとされる2012年前後の状況に再び近づいています(図表4-1)。

図表4-1 中国に対する親近感

また、中国との関係が「良好だと思わない」と答えた割合は、前年と比べて小幅低下しているものの、「良好だと思う」と答えた割合はそれ以上に大きく下落しています(図表4-2)。

図表4-2 中国との関係の良好さに関する認識

こうした状況を踏まえると、日本国民の中国、ロシア両国に注がれる視線は、過去と比べて非常に厳しいものとなっていることは間違いありません。

韓国に対する認識は好転

こうしたなかで、中露両国とは顕著な違いを見せている相手国が、韓国です。

今回の調査では、(なぜか)韓国に対し「親しみを感じない」と回答した割合が顕著に減少する一方、「親しみを感じる」と回答した割合が急上昇していることが確認できます(図表5-1)。

図表5-1 韓国に対する親近感

結果的に、親しみを「感じる」割合と「感じない」割合がほぼ拮抗し始めているという格好です。

ただし、韓国との関係が「良好だと思う」と回答した割合は3割程度であり、「良好だと思わない」が依然として7割近くに達していて、この状況は2012年以降、あまり顕著に改善しているとは言い難いこともまた間違いありません(図表5-2)。

図表5-2 韓国との関係の良好さに関する認識

国民の認識は意外と冷徹

このあたり、今回の調査結果に対しては「違和感を覚える」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には、調査項目や手法が(コロナ禍の差異を除けば)ほぼ一貫している点などを踏まえると、日本国民の周辺国に対する基礎的な意識を知るうえで(不十分ながらも)信頼し得るものだと考えています。

いくらメディアが笛を吹こうが、やはり基本的な価値を共有する米国との関係を最も重要だと考える日本国民が多い一方、基本的な価値を共有していない国(中国、ロシア)に対して親近感を抱く日本国民は少ない、というのが実情でしょう。

その一方で、諸懸案の数々が積みあがっている相手国である韓国に対しては警戒感を抱く日本国民もいる反面、韓国に対する感情は緩和していることがわかりました。「韓流」の影響でしょうか?新聞、テレビなどのオールドメディアなどの社会に対する影響力は、まだまだ強いのかもしれません。

ただ、その相手国に親近感を覚えているかどうかという観点だけでなく、その相手国との関係が重要であるかどうかに関する認識を合わせて見ると、日本国民は「感情的には嫌いだが、利害関係的にはある程度はお付き合いをしなければならない」相手国が存在する、という点を、きちんと認識していることもうかがえます。

当たり前の話ですが、外交関係は「好き」、「嫌い」だけでは動きません。

基本的価値を共有している相手国(たとえば米国)との関係が良好であることは言うまでもないにせよ、基本的価値を共有していない相手国(たとえば中露韓)とも、必要に応じてお付き合いしなければならないことはあるのです。

もちろん、著者自身は、「基本的価値を共有しない相手国」とのお付き合いは最低限に留めるべきだとは考えているのですが、国際社会の現状を考えると、「短期的には」その相手国とうまく付き合っていかねばならないこともあります。

さらには、私たち日本国民がその相手国と関わりたくないと思っていても、その相手国が私たちの国と関わりを持とうとするケースもあるでしょう(たとえば「戦争を起こす」など)。

いずれにせよ、こうした基礎的な調査については、調査結果もさることながら、それを何度も読み返し、じっくりと意味を考えることが大事ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 理系初老 より:

    産経新聞によれば、「半導体の対中輸出規制、今春にも実施へ 省令改正検討」。オランダと足並みをそろえてステッパーを規制するなら、中国で作り続けたい韓国に大打撃でしょう。
    最近の「韓国に譲歩を。ホワイト国復帰を」という言語道断ニュースは、あちら系の「願望」「対日工作」に過ぎないと期待したい。

  2. 風吹 舞 より:

    お疲れ様です
    このK国の好感度ですが不自然に感じます。
    理由は、個人的にはここまでV字回復する要素が皆無であり、
    それと最近スーパー等小売店でK国の俳優、文字そして料理をやたらと見ることです。
    これは認知領域におけるK国の攻勢であると私は思っています。
    経済的にかなり追い詰められているようですので、カイザーシュラハト的な最後の大攻勢を仕掛けてきているのかもしれません。
    いずれにせよここが天王山、正念場かと考えます。
    失礼しました。

    1. 裏縦貫線 より:

      >> それと最近スーパー等小売店でK国の俳優、文字そして料理をやたらと見ることです。

      それ実感します。大手スナック菓子メーカーの商品でも見慣れない文字が踊っていたり、恵方巻きにすら「K国風」が並んでいたり…
      マスゴミ屋さんへの侵略が完了したので(またはマスゴミ屋さんが国民に相手にされなくなったので)食品を攻めているのかも知れません。

    2. 匿名 より:

      スーパーでは韓流?のコラボ商品がよくワゴンで半額セールなどしてるので
      売り込み頑張ってはいるけどそこまで人気無いなと思いました

      1. 匿名 より:

        韓国製品売れない→売れ残りのワゴンセールに大量に乗る→別の韓国製品が新製品コーナーに並ぶ→売れ残りの(以下繰り返し

        売れないと今度は前のと違う製品がしれっと入荷するんだよ。まるで韓国製品だから売れないのではなく、この製品がダメなだけです。と言わんが如く。

        急激円安騒動の辺りからやたら売り場に並ぶようになった気がするんだけど、なんか関係あるのかな?

    3. めがねのおやじ より:

      風吹 舞様
      仰る通り、日韓歌合戦をはじめ、テレビ、雑誌、ネットでも、やたらと韓国を絡ます作り(でっち上げに近い)が多いです。スーパーのコラボ企画もミエミエです。一般の視聴者や利用者、購買客は一度は騙されるかもしれない。

      韓国のV字回復は不自然ですね。そんなに好転する理由がありません。一つ身近な例で言えば「恵方巻き」。キムチやナムルや香辛料や朝鮮海苔は使いません。でもそれがさもトレンドの如く販売されてます(店で見てると売れてませんが)。韓国側の最後の足掻きと思います。

      1. 名無しちゃん より:

        >でもそれがさもトレンドの如く販売されてます(店で見てると売れてませんが)。

        売れてないように思うのは、偏見と売れた時を見てないだけだと思いますが。
        本当に売れなければただ潮が引くように廃番になって売り場から消えていきます。
        別に日本の消費者すべてが日韓関係に興味を持っているわけではないし、外交的には嫌韓であったとしても韓流や商品食品まで嫌いというわけでもありませんから。
        韓国人が反日だと言っても日本文化や日本製品が大好きなのとも似てますから。

        岸田には韓国に譲歩することは絶対反対ですが、個人的に韓国料理の招待を受けたら感謝して美味しくいただきますけどね、

    4. 風吹 舞 より:

      お疲れさまです。
      私事で恐縮ですが、昼食でどうしても冷凍のラーメンが食べたくなってセブンイレブンに行ったところ、”チゲラーメン”しかありませんでした。
      「なんでだ」と思いつつ、静かにカップ麺をレジに持っていきました。
      失礼しました。

  3. asimov より:

    更新ありがとうございます。

    依存度が高過ぎるのも考えものですが、米国への好感度や関係継続の意思が高いのは良いと思います。オーストラリアも高い割合です。

    EU、カナダ、台湾などもついでに調査して欲しかったところでしょうか。

    中露に対しては好感度は低くても、経済的にはなかなか踏ん切りが付かないようです。中国への貿易依存率は下降基調にありますが、あちらの都合で「止められても大丈夫」となるのは、あと何年かはかかりそうですね。中国にとっても日本との貿易を止めるのは損失に繋がるので、そう何度も使える手ではないとは思います。

    事実上の独裁政権国家としてのリスクはもちろんありますが。

    韓国に対しては、好意的評価の桁が二桁ほど多くなっているように、個人的には思います。まあ有効回答数が二千人もいないので、誤差かも知れません。w

    1. S より:

      asimov 様

      >韓国に対しては、好意的評価の桁が二桁ほど多くなっているように、個人的には思います

      まあ2桁はオーバーにしても、こと韓国についてはそちら系の人間によるおかしな改竄があっても、不思議ではないかも知れませんね。

      そもそも当の内閣府による『世論調査』のサイト、Q&Aのページにはこんな項目があります。

      Q:なぜ民間の調査会社に依頼しているのですか
      A:内閣府の世論調査は、効率的に調査を行うため、調査についての専門知識や技術を持つ民間の調査会社に業務を委託して実施しています。

      たとえば、「

    2. 伊江太 より:

      (前のコメント、変なところで誤って送信となってしまいました。つづきです。コメントするのは、伊江太です)

      asimov 様

      >韓国に対しては、好意的評価の桁が二桁ほど多くなっているように、個人的には思います

      まあ、2桁はオーバーにしても、こと韓国についてはそちら系の人間によるおかしな改竄があっても、不思議ではないかも知れませんね。

      そもそも当の内閣府による『世論調査』のサイト、Q&Aのページにはこんな項目があります。

      Q:なぜ民間の調査会社に依頼しているのですか
      A:内閣府の世論調査は、効率的に調査を行うため、調査についての専門知識や技術を持つ民間の調査会社に業務を委託して実施しています。

      たとえば、「Newsweek日本語版』の如く、どんな事柄であれ、日韓に葛藤が生じれば、無理矢理の反日、韓国推しの記事を書くのがお約束のメディアは、国内に事欠きませんから、多分内閣府の外郭団体であろう「民間の調査会社」の手で、何らかの改竄が加わっていたとしても、不思議ではないですね。

      そんな小細工を弄したとて、本当の「世論」に何ほどの効果があるのか、常々疑問には思っているのですが。

      1. asimov より:

        伊江太様コメントありがとうございます。

        二桁は自分の主観です。流石にそこまではいっていないとは思いますが。自分と似たような価値観の人が有効回収回答の大勢を占めれば、それくらいかなとは思います。w

        民間の調査会社も含め、何らかのバイアスは入っているかと思います。

        郵送での回収に加え、半数弱が有効回答に含まれていません。「少しぐらい」なら、都合の悪い意見を無効回答にすることも可能かと思います。

  4. はにわファクトリー より:

    内閣府の世論調査にはそのときどきの政権に対する忖度がバイアスとして反映されていると当方は考えます。内閣府は首相の道具であり、カスミ官庁に対する{権勢|牽制}として機能しています。

    1. 匿名 より:

      まあ、日韓合意の頃に例年ならその年末の合意の前に行われている筈の調査が翌年初めに延期されたのは少し気になりはしたけれど

    2. はにわファクトリー より:

      内閣府のアンケート、今度はこんなことを言い始めたよと、当方は都度冷ややかに読んでいます。「NHK 的な何か」にも通じるものがあります。

  5. クロワッサン より:

    でもロシア美女は別〜(*´∇`*)

    劣化が激しいとも聞くけど、ロシアに限りませんしね(-_-;)

    1. 呆け老人 より:

      某女性テニス選手を始め、ロシア人には美女が多いですね。

      それほど有名な人では無くても、嘗てJALはモスクワで給油していましたので、時には給油だけで外に出られないが機内で出たゴミを収集するための要員が乗り込んで来てゴミの回収をしていました。単純作業だから誰でも良いのでしょうが、中年くらいの女性でしたが実に綺麗な人でしたね。

      その後、ピースボートのオプショナルツアーでロシア人の家庭を訪問して昼食をご馳走になるものがあり参加しましたが、そこで会った複数の女性もかなり綺麗な人でした。

      秋田美人が綺麗というように寒い地方の人は綺麗な人が多いのかも知れませんが。

    2. 匿名 より:

      ロシア女性はかなり濃厚な愛情を要求してくるぞ。日本でいうところの束縛彼女的なノリだ。深く関わると結構面倒。少なくとも僕の知り合いのなかでは。

  6. めがねのおやじ より:

    ロシアに対しては当然の如く「親しみを感じない系」が94.7%と過去最悪。米国と日本は最高の友好国だし、日本国民も信頼してます。しかし、日本は米国にすべて差し出す気は無いし米国一辺倒では、梯子を外された時に困ります。

    その為にも豪、NZ、台、タイ、英、仏、加、印、シンガポール、インドネシア、ベトナムら基本的価値を共有している(してない部分もあるが)諸国との環作りは重要です。

    中露韓とは最低限のお付き合いに留めるべきですが、なかなか中国、露国とは急速に減少させるのは難しい。しかし中露から他国へのシフトは着実に進んでいます。もっとも先行しているのが、対韓国とは、なかなかオモロイ途中経過ですネ。

  7. カズ より:

    「中・露・韓及び(北)」は、完全天動説の国。
    米は天動説的ではあれども公転はしてるかと。

  8. 簿記3級 より:

    親しみを感じるという言葉は不適切だと思います。
    親しみの対義語はよそよそしく感じるですし、親しみを感じないという人達の中には一定数、滅ぼしたいという人も含まれるかと思います。

    我が国に友好的である非友好であるの方がデータの取り方として良いように思います。
    玉虫色なデータの収集には何か意味があるのでしょうか。

    1. 農民 より:

       例えば韓国中国は大嫌い(火の玉直球ど真ん中)ですが、毎日情報に触れていて親しんではいますしね。”親近感”という言葉に替えても、語義としては「縁は無いのに縁があるかのような感覚」というものですし。
       まぁ外国を扱う以上、「嫌いですか」なんてアンケートでは巡り巡って国際問題になってしまいかねませんし、建前というかプロトコルで”親しみ”なのでしょう。それを隠せないで問題ばかり起こすのが韓国ですし。お、やっぱ親しみあるな韓国。

      1. 簿記3級 より:

        動物である。オソ18やエゾシカ、イノシシ、アライグマ、キタキツネはプロトコールなんて気にしないのでまだ良心的ですね。
        日本のあらゆる文化の起源を主張する韓国様はシャトル外交を復活したいたのベースボールクラシックを一緒に視聴したいなどど仰るのでさぞ国民の親近感の日本に対する数値が高いのだと予想します。

  9. (^Д^) ロシアのラクダに親近感を覚えました より:

    【NEW YORY POST】February 2, 2023
    ロシア シベリアのオムスクにあるBeryozkaレクリエーションセンターで警備員がラクダを動かそうとした際にラクダの顔面にパンチ一発、ラクダは 激怒し警備員に噛みつきぬいぐるみのように投げ飛ばし踏んづけて、この警備員を殺した。
    一部の情報筋は、警備員がラクダを殴って挑発したと非難し、E2Wのニュースによると、地元情報筋は、「動物の顔を殴った後、男は自分の命で代償を払った」と語った。
    激怒したラクダの動画(18禁)
          ↓
    https://nypost.com/2023/02/02/enraged-camel-turns-on-taunting-man-tramples-him-video/

  10. 世相マンボウ* より:

    とても興味深い記事をありがとうございます。

    日頃、新聞やネットのコメント欄で
    目にする 日本市民(?)像 と違って
    実態はまともな多数派国民像が
    浮かび上がってきます。

    特に、
    『米国に親しみを感じない』割合は
    わずか4.6%にすぎないもので
    これは、年号政党と関係深い
    公安指定中核派HP前進では
    『米帝日帝の中国侵略を許すな(?)』
    が市民の願いだそうなのとは正反対です(笑)
    時事通信ヤフコメの投稿欄では
    「諸悪の根源は米帝」だの
    「ン本は米国のポチだ(?)属国だ(?)」だのの
    日本のどぶサヨ方面や韓流さんの
    日本の市民(?)を名乗った
    書き込みで溢れていますが、
    所詮そんなこんなの少数の人達だと
    いう構図が明らかになっていると感じます。

    韓国の評価は韓流さんの
    画策願望のようには高くなく
    しかしその本音有り様を考えると
    まだすごく高すぎるのは、
    K-POPなる韓流整形腰振り踊り
    を全面に押し出しての
    韓流ゴリ押しが功を奏して
    変に底上げされてしまっている
    と感じます。

  11. とおる より:

    概略版だからなのか、あるいは他の理由があるのか分かりませんが、北朝鮮に関する意識調査は、関心のある項目についてだけで親近感についての記載がないですね。
    韓国に対する評価と北朝鮮に対する評価と合わせて、間をとってみたかったんですが。

    なにせ朝鮮半島に合法的な国家は韓国ただ一国という建前になってますし、先ごろも日本が北朝鮮に対して自衛権を行使する場合、韓国政府の同意が必要などと言っていましたからね。
    韓国の言い分に則るなら、北朝鮮という韓国国内の反社会的勢力が日本に対してしでかしたことについて、韓国にはいずれ責任をもって代償を支払ってもらわないと困りますが、とりあえずマイナス評価分だけでも今から引き受けるべきでしょうw

  12. KY より:

     >当たり前の話ですが、外交関係は「好き」、「嫌い」だけでは動きません

     >基本的価値を共有していない相手国(たとえば中露韓)とも、必要に応じてお付き合いしなければならないことはあるのです

     個人レベルですら嫌いな人間と付き合わなければならない状況が発生するのだから国家間なら尚更でしょう。それを無視して「日韓断交」を軽々しく口にする人達が「憂国」を口にするなんてパヨクが「人権・平和」を口にするのと同じくらい滑稽ですね。

  13. 迷王星 より:

    >国民の認識は意外と冷徹

    対中,対露に関する日本国民の認識についてはその通りだと思いますが,対韓に関しては2022年に「親しみを感じる」が10%以上もアップしているのを見ると,日本国民の対韓認識は残念ながらとても冷徹とは言えませんね.

    文政権に代わって登場した尹政権が…文政権の極めて強い反日性向のコントラストで…相対的に随分と親日に舵を切って来たと錯覚したからでしょう.

    しかし,尹政権の実態としては,文政権時代に日本側で外相だった河野さんが当時の韓国駐日大使を「失礼極まりない!」と怒鳴りつけた基金案を懲りもせずに再び持ち出して,これで解決を図ろうとしているのですから,尹政権の本質的な反日度は前政権と何も変わってないという事実に,10%以上の直近1年で韓国に親しみを感じるようになった国民は気付いおらず,錯覚してしまった訳です.

    勿論,その錯覚には反日マスコミによる「韓国の新政権は日本に配慮した案を出してきたから日本側も理解してあげないと」という趣旨の洗脳報道が効果を上げたということもあるでしょう)日本国民が多かったからと推測されます.

    しかし,これでは2009年の政権交代に典型的に見られるようなマスゴミ報道に誘導されやすくて簡単に外国政府や外国人を信じてしまうというお人好し(と書いて「只のバカ」と読む)な日本国民の性質が,民主党政権時代という地獄の経験をしても余り改善していない (@_@; というべきでしょう.嗚呼

  14. 匿名2 より:

    一般の中国人は・・ロシア人は・・いい人ばかりなのに、なんで国家になるとあんな
    横暴な国になるのか・・?

    いいえ、よくあるその考え方、間違っています。

    全体を構成するのは部分なのです。騙されてはいけません。

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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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