ウクライナ戦争でウクライナ側が反転攻勢に出ており、ロシアが劣勢に立たされ始めている、とする話題を当ウェブサイトにて取り上げたところ、ツイッター上で「新宿会計士さん、真顔でフェイク論考を信じているようだ」、「実際にはロシア圧勝状態」などとするメンションを受けました。そのうえで、何やら怪しげなブログの名前を出してきたのですが、そのわりにそのブログのどこをどう読んだら元記事が「フェイク論考」だと判断できるのか、その思考プロセスに言及が一切ありません。不思議です。
目次
議論の大切さ
事実と意見を見分けましょう
著者自身、かれこれ6年以上にわたって、当ウェブサイトなどを通じた政治経済評論活動を行っているのですが、こうしたなかでひとつ気を付けている点があるとしたら、「事実と意見を分けること」です。
自己診断するに、当ウェブサイトが毎月100~200万件のページビュー(PV)をいただくほどのサイトになった理由のひとつは、「客観的に誰でも確認できる情報」と、「その情報から導き出される仮説・推論・分析など」を、可能な限り分けようとしているからではないかと、勝手に思っています。
もちろん、当ウェブサイトで常にそのような行動ができているとは限りませんし、むしろ著者自身の専門領域(とくに金融、エクセル、ハンバーガー)から外れるような分野においては、正直、「その筋」の人から見れば、やはり「おかしなことを書いているな」と思われているかもしれません(とくに猫論やビアンカ・フローラ問題など)。
いずれにせよ、ここで重要な点があるとしたら、やはり基本的には「客観的な事実関係」と、それらをもとにした「主観的な意見・分析」については可能な限り分離すること、議論の透明性を確保することだと考えています。
したがって、読者コメントについても、ルールを守っていただいている限りにおいては、基本的には自動承認しているつもりです。
読者コメント欄を通じた「工作活動」?
なお、少しだけ余談です。
当ウェブサイトから明確に排除している読者コメントとしては、たとえば「▼海外からの外国語などによる詐欺サイト、ポルノサイト、ウイルスサイトへの誘導コメント、▼特定個人、特定民族などへの誹謗中傷コメント、▼犯罪予告コメント、▼著作権法違反コメント」――、などが挙げられますが、それだけではありません。
どうも最近、特定の組織(あるいはその組織に所属する個人)、特定の思想を持った個人などから当ウェブサイトに対し、スパム的なコメント、攻撃的なコメント、さらにひどい場合には「工作活動」的なコメントまでが寄せられるようになっているのです。
これらのコメントについては、一定の共通点があります。
- 特定のテーマの記事に対して、定型的な批判コメントを書き捨てる
- IPアドレスについては偽装していることが多い
- 主張には根拠がないことも多く、酷い場合は論旨不明、支離滅裂である
とくに特定の組織を批判したときに、それらの組織を擁護する立場から、毎回ほとんど同じ内容のコメントがつくこともあったのですが(そのような人物を、当ウェブサイトではすでに3人ほど特定しています)、他の読者に論破されても、ほとぼりが冷めたら再び同じ趣旨のコメントを書き込む、というわけです。
たかだか月間PVが100~200万件程度の弱小ウェブサイトに、ご苦労様なことです。
この点、当ウェブサイトはコメント主の皆さまの思想、信条、あるいはそのコメントのレベルの高さ・低さなどによって、特定のコメントを排除することは可能な限り避けているのですが、それが特定の組織の意向を受けたコメント、あるいはその可能性があるコメントであれば、話は違ってきます。
その性質上、排除する措置を講じる必要も出てくるのです。
その具体的な排除基準については、おそらく書き込んでいる者にとっては何となくわかっていることと思いますが、敢えて明らかにしません。なお、それらの工作コメントのすべてを排除するのではなく、一部のコメントについては敢えて残しているのですが、それが何を意味するかについても、明示することはしません。
もっとも、面白いもので、記者クラブの問題点を指摘すれば、記者クラブ擁護の立場から支離滅裂なコメントが次々と湧いたりするのですが、財務省の「国の借金」論を批判した際には、こうした「工作コメント」はほとんど湧きません。さすが財務省は統制が取れているようです(笑)。
ウクライナフェイク論
「ウクライナ反攻はフェイク」「実際にはロシアの圧勝状態だ」
さて、こうしたどうでもよい余談はこのくらいにし、本論に入りたいと思います。その「本論」とは、「科学的根拠のない陰謀論を唱える人ほど自信満々である」、という傾向のことです。その意味では、本稿は先日の『反科学の人たちの科学的知識は「最低レベル」だった?』の「続編」のようなものです。
『ナゾロジー』というウェブサイトに昨日、興味深い記事が掲載されていました。科学者らの総意に反対する人たちの科学的知識は最低レベルだった、というのです。反ワクチン派の人たちは、生物学に対する知見もなしに反対しているのかもしれません。「統一教会問題」や「もりかけさくら」、「トランプ陰謀説」など、証拠もなく「怪しい」「怪しい」と唱える人たちには、是非ともこの記事を読み、テストを試してみていただきたいと思う次第です。旧統一教会問題、自民党は「怪しい」!「(旧)統一教会が自民党とズブズブの関係を構築し... 反科学の人たちの科学的知識は「最低レベル」だった? - 新宿会計士の政治経済評論 |
大雑把に言えば、科学的知識が乏しい人ほど、科学者の総意の意見を否定する傾向がある、とする調査結果について取り上げてみたのですが、これに関して早速、具体的な実例が出てきたのです。
敢えて実名を出すのは控えますが、昨日の『ウクライナ反転攻勢がもたらすロシアの「余裕のなさ」』に対し、ツイッター上でとあるアカウントから、「新宿会計士さんはフェイク論考を信じている」、「実際はロシア圧勝状態」などとするメンションがあったのです。
ロシアの余裕のなさの原因は、夏場以降、ウクライナ側がHIMARSなどの最新兵器を導入し、反転攻勢を強めていることにあるのかもしれません。ロシアが北方領土で軍事演習を実施したのも、こうした余裕のなさのあらわれではないでしょうか。しかも、共同通信の吉田成之氏の指摘によれば、2022年10月以降、米国のウクライナに対する武器供与がさらに加速するというのです。余裕を失うロシアウクライナの重要性ロシアがウクライナに対する国際法に違反した戦争を仕掛けてから、すでに半年が経過しました。ウクライナといえば日本から... ウクライナ反転攻勢がもたらすロシアの「余裕のなさ」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
はて?
少なくとも当ウェブサイトにおいて共同通信の吉田成之氏の論考を取り上げた理由は、著者自身が吉田氏の主張を「信じている」からではありません。吉田氏の論考について、信頼に足る合理的な根拠があると考えたからこそ、ウェブサイトに取り上げたのです。
この手の「信じる」という表現が出てきたときは、要注意です。なぜなら、科学は「信じる」対象ではないからです(※余談ですが、例の「140文字の文章しか理解できない人物」も、ツイッター上で「私は科学を信じるが…」などとおっしゃっていましたね)。
よくカン違いされることが多いのですが、科学というものは「神様が与えてくれた学問体系」ではありません。「人類がさまざまな現象を観察し、考えに考え抜いた結果至った結論」の体系であり、また、思考プロセスそのものでもあるのです。
陰謀論を信じる人の自己投影
ただ、一般に人々は「自己投影」するものですが、このツイート主の方の「信じる」という表現に、何となくこの方の思考パターンのヒントがあるように思えてなりません。
そこで、この方が昨日発信した他のツイートをひととおり眺めてみたのですが、これが非常にわかりやすいのです。ジャンル(?)としては、「トランプ(前米大統領)支持」、「反ワクチン」、「自民党と統一教会の関係の追及」、といった具合で、驚くほどに典型的な陰謀論ばかりです。
このうち「トランプ陰謀論」とは、2020年秋の米大統領選以降、急速に普及した、「本当はドナルド・J・トランプ米大統領(当時)が勝っていたのに、ジョー・バイデン候補に不正票が大量にカウントされて選挙結果が覆された」、などとする言説のことです。
実際、これについては当ウェブサイトでも少し検証を試みたことはあります。ただ、たしかに両候補者の得票数を積み上げたら、前回の大統領選と比べて票数が水膨れしていたという事実は確認できたものの、それ以上に「不正があったに違いない」という確たる証拠にたどり着くことはできませんでした。
しかし、読者コメント欄でも「不正は間違いなく存在した」、「それはすでに立証されている」などと主張するコメントが寄せられたのですが、それらは裁判手続で共和党陣営が主張したものに過ぎず、裁判で認められたものではなく、ましてや「不正の証拠が立証されたもの」ですらありませんでした。
また、「ワクチンを接種したら体に悪い」、といった主張もしつこく、当ウェブサイトにも「ワクチン接種を煽るような記事を掲載するのはやめてほしい」といった注文が付けられたこともあったのですが、そのわりに、こうした主張をしている人たちの医学的知識は非常に低かったりします。
さらに「自民党と統一教会の関係」に至っては、問題の定義すらなされておらず、ただひたすら、新聞・テレビなどのオールドメディアが繰り返す「もりかけ・さくら(MKS)ロジック」を妄信し、自分で勝手に疑惑を作り上げているというものが多いようです。
これらに共通するのは「非科学的態度」そのものでしょう。
ウクライナ戦争をどう評価するか
さて、せっかくウクライナ戦争の話題が出たので、これについても簡単に振り返っておきましょう。
当ウェブサイトの場合は、「いくつかの情報を組み合わせる限り、7月以降の戦況はロシアに不利だと判断できる」とする見解を掲載し続けてきたのですが、これは著者自身が「そう信じている」からではありません。
たとえば英国防衛省の『インテリジェンス・アップデート』などの情報源を利用する理由は、過去に発信された情報と、その後の報道などで明らかになった情報を突合した結果、(誇張が全くないとは言いませんが、)少なくとも客観性と信頼性があると「判断した」からです。
また、ロシアにとって選挙が不利だという間接的な証拠は、たとえば『タス通信』(英語版)を含めたロシア自身のメディアによる報道からも得られています。
ロシアのメディアによるこれまでの報道だと、ロシアは最初からドンバス地方とクリミア半島周辺地方にしか軍隊を展開していないことになっている(いわゆる「限定的な特殊軍事作戦」)にも関わらず、ロシア・メディアの報道内容が、自身のその設定と猛烈に矛盾を来しているからです。
こうした矛盾については、結局のところ、「ロシアのメディアがウソをついている」と考えなければ辻褄が合わなくなりますので、やはりロシア当局の発表などと異なり、現時点の戦況については、「ロシアは局地的に勝利を収めてきたが、ここに来て状況が変わり始めた」と「判断」できる、というわけです。
さらには、今年6月には英軍の制服組トップが「ロシアは戦略面で敗北した」と述べましたが(『英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」』等参照)、これについては西側諸国の金融制裁とそれに伴う金額的影響など、統計資料を見れば客観的に誰にでもわかる話です。
ロシアのラブロフ外相はBBCのインタビューに対し、「我々はウクライナに侵攻していない」と述べたそうです。なかなかに驚く認識ですし、「ウソにウソを積み重ねるとウソに呑み込まれる」という実例そのものでもあります。その一方で英軍制服組トップのラダキン参謀総長は「ロシアはすでに戦略的に敗北した」とする認識を示したのだとか。ロシアが払った犠牲が大きすぎるロシアによるウクライナ侵略の開始から、もうすぐ4ヵ月が経過します。非常に残念なことに、ロシアによる違法な侵略行為はいまだに続いており、ウクライナで多く... 英軍制服組トップ「ロシアはすでに戦略的に敗北した」 - 新宿会計士の政治経済評論 |
どうしてこの手の簡単な基礎統計すら確認せず、ましてや相手国の報道などの裏付けを取ることなしに、「ロシアが圧勝状態にある」などと「信じ」てしまうのでしょうか?
客観的事実と仮定を組み合わせて「仮説」を導出することもある
くどいようですが、当ウェブサイトでは、「客観的事実」と、そこから導き出されるであろう「仮説」や「結論」などについては可能な限り分離し、読者の皆さまにとってはその結論に至る過程を後追い(トレース)していただけることが大事だと考えています(実践できているかどうかは別として)。
ごくまれに、個人的な実体験をもとに、「普通はこうでしょ?」などとやや乱暴な議論を展開することもあるのですが(『個人的実体験に基づく「自称元徴用工訴訟の不自然さ」』等参照)、基本的には、議論の出発点としては、客観的な事実関係、統計数値などを重視したいと考えています。
また、当たり前の話ですが、限られた情報だけでは正確な結論が出ないことがあります。
そのような場合には、「Aだったと仮定したら、Bという結論になる可能性がある」、「しかしCだったと仮定したら、Dという結論になる可能性もある」、といった具合に、「仮定を置いて可能性の議論を行うこと」も大切でしょう。
先ほどの事例でいえば、たしかに英国やウクライナなどの発表を鵜呑みに信じて、「ロシアの敗北が間近だ」、などと決めつけてしまうことは、逆に不適切です。
ただ、当ウェブサイトの場合、英国やウクライナなどの情報を議論に使う際には、「情報源が情報源だけに、これを盲信すべきではないが、仮にこれが事実だとしたら」、などと「仮定を置く」ことに努めてきたつもりです。
このことからも、当ウェブサイトにおいて、戦況がウクライナにとって有利であることについては「有力な仮説のひとつ」であると「考えている」のであって、決して「信じている」わけではない、という点については、くだんのツイート主の方には是非ともご理解いただきたいとは思います。
もっとも、このツイート主の方の、昨日における一連のツイートを眺めてみたところ、結論的には、そうした点を期待するのは難しそうに思えます。なぜなら、先ほども指摘したとおり、いくつかのツイートに共通しているのは、「科学的思考態度の欠如」だからです。
個人的な経験上、科学的思考態度を拒絶する人たちは、得てして「俺は独自の情報源を持っているんだぞ」、と自信満々になることもあります。実際、該当するツイート主の方は、とあるブログの名前を挙げたうえで、「実際にはロシア圧勝状態」、「このブログを見てほしいものだ」、などとつぶやいていらっしゃいます。
そのブログの実名を、本稿で挙げることはしません。正直、わざわざアクセスする価値があるとも思えないからです。もしもそのブログ記事をもとに、「共同通信の吉田氏の記事はフェイクだ」、「実際にはロシア圧勝状態」だと「判断」したのであれば、そのブログのどこをどう読んでそう判断したのかまでを指摘するのが筋でしょう。
説明と立証は別次元の話
ここで思い出すのは、とある会合でたまたま同席した「スピリチュアル・カウンセラー」の方と会話した際のエピソードです。この方は会合の休憩時間に、唐突に「あなたのオフィスを緑色に塗り替えたら、緑色のパワーを得られるようになりますよ!」と話しかけてきたのです。
このスピリチュアル・カウンセラーの方いわく、2014年11月に米国の何とか大学で、壁の色を塗り替えた状態で目隠しをした被験者をその部屋に入れ、「色のパワー」を言い当てるという実験が行われ、その結果、壁の色の「波動」によってその被験者の健康状態が変わることが「立証された」、というのです。
この時点で、この方のおっしゃっている内容は、明らかにメチャクチャです。「説明」と「立証」は別次元の話だからです。
そもそも「色のパワー」が何なのか、という疑問点もさることながら、その「実験」がいかなる条件で実施されたのか、さらにはたまたま実験で「被験者が色のパワー(?)を言い当てることができた」という結果が出たからといって、「壁の色で健康状態が変わること」が「立証された」というのは、議論の飛躍も良いところです。
要は「御社も波動カウンセリングを受けませんか?」という営業だったのですが、この手の与太話に引っかかる人は、もしかしたら例の「取材商法」にも引っかかるのかもしれませんね。
(※ちなみにこの「色のパワーの波動理論」、冷静に考えたら、「国の借金が国民1人あたり1000万円を超えるほどたくさんあるから、日本は財政破綻する」という主張も、怪しさでいえば「五十歩百歩」、といったところでしょうか。)
いずれにせよ、私たち人類にとって「科学的思考態度」は大変に重要なものですが、社会のインターネット化が進むに従い、その重要性はますます強まっています。インターネット空間においては、情報を発信するのにも、情報を受け取るのにも、「免許」など必要ないからです。
その意味では、ウクライナ戦争もワクチン議論も統一教会問題もMKSも、究極的には情報の受け手である私たち一般人が、「リテラシー」を問われる局面であることは間違いないでしょう。
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当該記事読みましたが 即刻コメント欄に他の人からのコメントが有り ああそうなんだと思いました。一般的に匿名さんの投稿は 反日メディアの無署名記事と同じ扱い(誰かの指示もしくは空気の指示により書かれた物)で眺めています。
「信じる」「信じない」と言うのは、結局、宗教ですからね。
少なくとも、私はそう思っています。
「信じる」もそうですが、私はこの手合いによく見られる「擁護」という表現も気になります。
自分は対立するどちらかの側か(例えば自民と立憲とか)に味方をし、もう一方の側に敵対しなければならない、くらいに思ってるんじゃないか、と思います。
韓国のウリナムも同じだと思っています。
自民にしても立憲にしても、是々非々で事実に基づいて評価すればいいだけで、確認できた事実が変われば、結論もかわるだけの話だと思いますが。
自分の属する集団と、そうでない「奴ら」を区別して味方をしたり敵対したりする行動は、人間だけでなくチンパンジーなどのサルにもあるんだそうです。原初的な現象らしいです。
陰謀論者というのは先日の論考にあった反科学の人たちに似ていますね。
どちらも自分の得た情報の真偽を考え、自分で論拠を確認するということをおろそかにする人だと思います。
たとえば前回の科学知識テストでも、答えがおかしいのではないかと思う箇所があったのですが、それをそのままにしとくかどうかで差が出ますね。
(私が疑問だったのは”ヘリウムは地球だけで採れる”が偽だったことです。地球以外で採ることはまだできていないはずなので)
ニュースやSNSなどの情報もおそらく鵜呑みにする人は陰謀論も正論もごちゃまぜにして自分の信じたい方を信じるのだと思います。
すみません。自己レスです。
科学知識テストの中の ”ヘリウムが採れる” ということばは誤訳でした。
元の英語では helium can be found でした。
すみません。
このテストを英語から翻訳した人は実力不足というのが結論かな。
宇宙で二番目に多く存在する元素なのにと思ったらすごい誤訳ですね。月でヘリウム3を採取なんて話自体はありますけど。
自分も昔 妖怪辞典などの本をみて 妖怪の存在を「信じて」ました。
信じるといっても、昔の人はそう見えていたとか、感じていたとかで やはり電灯とかの科学の力が妖怪を駆逐していったのだと。
しかし、今は ポケモンや妖怪ウォッチなどをみて 「あれは、金儲けの為の創作物」なんだと勝手に理解しました。
人は誰でも入ってくる情報は受け止めます。
が、そこに常識や知識が 入ってくる情報をガードしたり受け入れたり取捨選択します。
そこに好みとかもあるでしょう。
例えば、森村誠一の「悪魔の飽食」で731部隊の数々の人体実験があると信じれば、米国の中に情報が残ってなくても、それは実験結果を提出したから優遇されて消されたんだと人体実験があるという常識でしか物事を見られなくなります。
小学生の頃、学校の先生が左翼で歴史の授業で「三光作戦」なるものの説明をしてました。「殺し尽くし焼き尽くし奪い尽くす」で三光らしい。
しかし日本では光に尽くすという意味はなく、後に知ったのですが 中国には光に尽くすという意味があります。
貰った給料を全部使い切って贅沢する人を月光族というらしいです。
子供心に何故ナニナニしつくすに光がつくのかと不思議に思ってましたが、左翼の先生は日本軍は中国で残虐行為をしたと信じてるので その様なプロパガンダも素直に受け入れてしまうのです。
韓国でも同じで、子供の頃からの反日教育で 後に正しい情報がきても 持ってる常識や知識が 正しい情報を排除します。
おそらく、ここで 変な反論をする人は 持ってる知識に偏りがあるので、素直に会計士様の論を読めないのだと思います。
ある論を信じる信じないで評価する人は議論に参加すべきではないと思います。
評価は「理解できる/理解できない」がまずあり、その先に「論を支持する/論を支持しない」につながるものでしょう、というのはやや原理主義的かとも思いますが、信じるかどうかはしょせんはお気持ちでしかないのです。
信じる信じないの議論は神学論争になっちゃって、結論が出ないですよね。
議論する目的があるとすると、互いの信仰者を増やす布教活動でしかなくて。
あえて結論を出すなら、人それぞれ。(笑)
これまでの自分の認識や考えを確信させてくれる情報ばかり収集する「確証バイアス」に取り憑かれた人達なんでしょうか。
確証バイアスの強い人は知能が低い訳でもなく、実際に自然科学の研究でも見られがちという話も聞きましたがさて…
まあ、単に性格・個性という単純なものなのかもしれませんけどね。
いつもお世話になります。このブログを何年も運用されているブログ主さまは、私のようなコメントを時々書き込むだけの人とは比較にならない労力と時間をかけ、そして経験をされているのは間違いありません。
従って、その経験から得たノウハウや見識で色々な事象に対する判断能力も高まるでしょうし、運用方法や提供内容も改善がなされているのだと推察します。
このままお続けされることを期待するところです。
このご意見に非常に強く同意します。
純粋なアホの他にアフィリエイト稼ぎだったり偽情報流して世の中が混乱したら
俺の勝ちみたいな歪んだ自己顕示欲抱えている人らもいますね
ただ陰謀論にかぶれているだけならかわいいもんですが、その怪しい信条を元にSNSなどに妄想を撒き散らしたり、ましてや似非フェミなどのように意図的にそれらの事象を利用して、まともな人間なら考えもつかない汚いビジネスを立ち上げて金儲けを企む腹黒い連中が跋扈しているのはどうにも納得できかねますね。