岸田首相にお灸据えたいなら自民でなく宏池会へどうぞ
岸田首相が打ち出した「月額数十円のポイント還元」をめぐっては、考えるほどにバカげた政策だと言わざるを得ません。ただ、自民党支持者の方のうち、岸田首相に不満があるという人も、下手に参院選で「自民党にお灸を据える」などと考えない方が良いでしょう。そのようなことをするのであれば、自民党の総議席数が変わらないようにしつつ、岸田派候補をピンポイントで狙って落選させる方が現実的です。
月額数十円のポイント還元
「この電力危機にあって、政府の最大の役割は、まずは電力の安定供給の確保にこそある」――。
昨日の『政府は節電ではなく電力安定供給にこそ全力で取り組め』では、このように申し上げました。
何の話を申し上げているのかといえば、岸田文雄首相が21日の『物価・賃金・生活総合対策本部』の初会合で、こんなことを述べたという話題です。
「エネルギー価格については、これまでのガソリン価格の激変緩和策に加え、電気料金については、消費者向けに、一定の定額部分とともに、利用効率化に応じて、幅広く利用できるポイントを付与する制度をつくるとともに、事業者がもう一段の節電をした場合に、電力会社が節電分を買い取る制度を導入することで、実質的に電気代負担を軽減いたします」。
「利用の効率化」をどう測定するのかはよくわかりませんが、要するに、節電をしたらポイントを付与するよ、という仕組みのことだそうです。
これに関しては続報で、260kWhを消費するモデル世帯の場合、毎月数十円がポイントで還元される、といったものがありました(『電力会社「節電に協力したら毎月数十円差し上げます」』参照)。
FITを廃止した方がよくないですか?
しかも、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に関していえば、2022年5月以降の1年間は再エネ賦課金が1kWhあたり3.45円に設定されています(資源エネルギー庁『なっとく!再生可能エネルギー』等参照)。
一般家庭の電力消費量が260kWhだったと仮定すれば、当てはめれば毎月897円、1年間で10,764円(!)という、家計にとっては決して無視できない金額が、再生可能エネルギーのために徴収されてしまっているのです。
「再生可能エネルギーでござい」などと言いつつ、年間1万円を超える金額を徴収しておきながら、「やっぱり電力供給が追い付きません」というのも言語道断ですし、「節電をしてくれたら毎月数十円をポイントで還元してあげます」と言われてカチンと来ない人がいれば尊敬に値します。
月額たかだか数十円のポイントを付与されるよりも、FITを廃止(あるいは適用を中断)する方が、国民経済にとってははるかに有益です。
というよりも、FITがありながら電力不足が生じているという事実は、FITが電力の安定供給にまったく役立っていないばかりか、国民経済にとっては大変有害なものである、という証拠でもあります。
このあたり、過去に当ウェブサイトでは「NHKが2020年10月以降、月額の受信料を35円引き下げます」と発表したというエピソードなども思い出しますが(『「金融資産1兆円以上」のNHKが月額35円値下げ』等参照)、「月額数十円のポイント還元」を、社会常識的には「経済対策」とは言いません。
なにより、政府が今すぐ取り組むべきは、原発再稼働を含めた電力の安定供給に向けたロードマップの策定と実行です。下手に「数十円のポイント」などというバカげた政策を実施し、高齢者や乳幼児のいる過程でエアコンのスイッチを切ったりすれば、体調を崩す人が続出するおそれすらあります。
岸田首相のスペックの問題
正直、『じつは岸田政権下でひそかに進み始めている原発再稼働』でもふれたとおり、岸田政権下で原発の再稼働が(少しずつではありますが)進み始めていることについては評価したいと個人的には思っているものの、やはり首相ご本人のスペックという問題は、いかんともしがたいものかもしれません。
ただし、ここでやはり冷静になっておく必要はあります。
これまでに何度となく報告してきたとおり、岸田首相ご自慢の出身派閥は宏池会です。シンガポールのシャングリラ会合の基調講演でいきなり「宏池会」の名前を出すくらいには、岸田首相は宏池会のことを愛していらっしゃるのでしょう。
「私の故郷、広島の先輩であり、私の属する政治集団『宏池会』の先輩リーダーである、宮澤喜一元総理は、『冷(※以下略)」
国際会合で自身が所属する派閥の名前を出す首相というのも珍しいのですが、その宏池会出身で宮澤喜一以来の首相に就任した岸田首相には申し訳ないものの、著者調べに基づけば、宏池会(岸田派)自体は所属議員が44人で自民党内第4派閥に過ぎません。
自民党の主要5大派閥の勢力(衆参両院)
- 安倍派…94議員(衆60/参34)
- 茂木派…54議員(衆33/参21)
- 麻生派…50議員(衆38/参12)
- 岸田派…44議員(衆32/参12)
- 二階派…43議員(衆35/参8)
- その他…88議員(衆65/参23)
- 合計…373議員(衆263/参110)
(【出所】著者調べ)
しかも、衆議院議員に限定すれば、所属議員数は32人に過ぎず、衆院では二階派や茂木派に抜かれて第5派閥に過ぎませんし、「比例ゾンビ議員」も7人です(※ただし、吉川赳議員が離党したので比例ゾンビ率が少しだけ下がりました)。
自民党の主要5大派閥の衆院議員とそのうちの比例ゾンビ
- 安倍派…60議席中15人(比例ゾンビ率25.00%)
- 茂木派…33議席中7人(比例ゾンビ率21.21%)
- 麻生派…38議席中5人(比例ゾンビ率13.16%)
- 岸田派…32議席中7人(比例ゾンビ率21.88%)
- 二階派…35議席中8人(比例ゾンビ率22.86%)
- その他…65議席中14人(比例ゾンビ率21.54%)
- 合計…263議席中56人(比例ゾンビ率0.00%)
(【出所】著者調べ)
このように考えていくならば、「毎月数十円のポイント還元」というバカげた政策がたまに出てくることはあるかもしれませんが、あまりにもバカげた政策に対しては、基本的には自民党の側から修正が入る可能性が高いと考えて良いでしょう。
夏の参院選では「比例で岸田派議員を落選させる」のも一手
さらにいえば、「自民党支持者ではあるけれども宏池会の支持者ではない」という人は、もっと直接的な意思表明方法があります。それが、夏の参院選です。
このあたり、「自民党にお灸を据えてやる!」などと怪気炎を上げたい気持ちもわからないではないのですが、参院には解散もなく、任期も6年にも及ぶため、下手に変な議員を当選させてしまうと、あとあと苦労するのは日本国民です。
実際、2007年の参院選で自民党が敗北したことが、第一次政権を率いていた安倍晋三総理が辞任し、その2年後に自民党が下野する間接的な原因となったことは間違いありませんし、2010年の参院選では菅直人首相(当時)が率いる民主党が敗北し、これによって民主党の政権運営が難しくなりました。
個人的には今夏の参院選で、立憲民主党の千葉選挙区、京都選挙区の候補者が当選するのかどうか、あるいは社民党の党首が無事落選できるのかどうか、といった論点にも注目しているのですが、それ以上に注目しているのが、自民党の比例代表での当選者です。
自民党は今回の参院選では比例代表で33人の候補を擁立していますが、このうち現職・元職議員については、著者自身が調べた限り、次の図表のとおり、岸田派が3名、二階派が4名ほど含まれています。
図表 比例代表候補のうち現・元職議員と前回得票数、所属派閥
候補者氏名 | 前回得票数 | 備考 |
---|---|---|
青山 繁晴(あおやま しげはる) | 481,890 | 無派閥 |
片山 さつき(かたやま さつき) | 393,382 | 無派閥 |
山谷 惠里子(やまたに えりこ) | 249,844 | 安倍派 |
山田 宏(やまだ ひろし) | 149,834 | 安倍派 |
岩城 光英(いわき みつひで) | (落選) | 安倍派 |
井上 義行(いのうえ よしゆき) | (落選) | 安倍派 |
足立 敏之(あだち としゆき) | 293,799 | 岸田派 |
藤木 眞也(ふじき しんや) | 236,119 | 岸田派 |
水落 敏栄(みずおち としえい) | 114,485 | 岸田派 |
今井 絵理子(いまい えりこ) | 319,360 | 麻生派 |
藤末 健三(ふじすえ けんぞう) | 143,188 | 麻生派 |
宇都 隆史(うと たかし) | 137,994 | 茂木派 |
自見 英子(じみ はなこ) | 210,562 | 二階派 |
進藤 金日子(しんどう かねひこ) | 182,467 | 二階派 |
尾立 源幸(おだち もとゆき) | (落選) | 二階派 |
木村 義雄(きむら よしお) | (落選) | 二階派 |
(【出所】自民党『参議院2022 比例代表候補一覧』、総務省『平成28年7月10日執行 参議院議員通常選挙 速報結果』などを参考に著者作成。所属派閥は著者による調査)
自民党の岸田派以外の候補に投票することで、結果としてこの3名の方が落選すれば、岸田派は現職参議院議員12人のうちの4分の1を失うことになります。そして、岸田派以外の候補者が当選するため、自民党全体の議席は変わりません。
このように考えていくと、たとえば「自民党のことは応援しているけれども岸田首相のことは応援したくない」という人が仮にいたとすれば、その人は参議院の比例代表で、少なくとも岸田派以外の候補者に投票するなどして、間接的に岸田首相に対する不信任を表明することもできるでしょう。
保守政党の躍進は吉か凶か
このあたり、あまり特定の政党の悪口は言いたくないのですが、「保守政党」を名乗るいくつかの政党が議席獲得を狙っている点については、ちょっとした懸念材料でもあります。
そもそも法案を提出するには、衆議院で20人以上、参議院で10人以上の賛成者が必要です(衆議院ウェブサイト『議案の審査』参照)。したがって、少数政党だと「泡沫政党」として、ほとんど何もできずに終わってしまう恐れもあります。
もちろん、少人数の政党であっても、自民党が少数政党になっている場合、組閣、あるいは重要法案を通すときなどはキャスティング・ボードを握ることができるケースもあるのですが、せっかく議席を得たとしても、現在の自民党の強さに照らせば、泡沫政党は泡沫政党に終わるという可能性が濃厚でしょう。
いや、もちろん、「自民党よりも右」という政党が出現し、議席を確保することは、それなりに意義があります。ことに、結果的に立憲民主党や日本共産党、社民党などの議席を減らすことになるのであれば、そのこと自体が有益です。
しかし、基本的には「保守政党」が左派政党から票を奪うということは考え辛いところであり、結局は保守同士が票を食い合う、といった展開が懸念されるところでもあるのです。
いずれにせよ、「どこに投票してほしい」とは申しませんが、どうかご自身でご判断のうえ、選挙では、必ず投票してください。今回の選挙に関しても、少なくとも当ウェブサイトの読者の皆様におかれては、「棄権」「白票」という愚かな行動をなさらないことを痛切に希望したいと思います。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
比例選挙で大いに参考とさせていただきます。ありがとうございます。
ただ、私の選挙区では、自民の新人候補、調べた限りかなり怪しいです。派閥も先の首相選挙で誰に投票したかも公表されていないので個人の想像ですが、キッシー臭がプンプンします。なので、選挙区は維新にするかもしれません。
新宿会計士殿、皆様、お早う御座います。
脱糞民主党始め政権運営能力が無いのが明らかな野党に投票するなど、ロシアに依るウクライナ侵略迄始まった昨今、私の選択肢には決してありません。自民党支持をせざるを得ないのです。そして何より、聞くだけで何もしない岸田首相には、出来るだけ早く退陣して貰いたいと願っています。斯様に考える有権者は多いのではないでしょうか。
参院選では「比例で岸田派議員を落選させる」方策のご説明と、特に新宿会計士殿による「所属派閥調査」誠に有難う御座います。私の選挙区で立候補する自民党議員が岸田派ではないのが確認出来ました。
本日6月23日(木)から期日前投票も始まりましたので、必ず、岸田派以外の立候補者に投票に参ります。
駝鳥 様
残念ながら私の選挙区は広島なので宮澤洋一氏(宏池会)になります。
野党候補も期待は出来ませんし、どうしようか悩んでいます。
ところで自由民主党所属の行橋市議である小坪慎也氏は、比例代表は自見英子氏(志帥会)へと訴えているみたいですね。
#参議院全国比例 は #自見はなこ 一本で行く。外国人医療不適切問題を改善。
https://samurai20.jp/2022/06/jimi/
小坪氏はバリバリの保守派にも拘わらず志帥会の議員を推すことが多く、選挙区である武田良太氏は致し方無いにせよ、五輪担当大臣で失態を演じた櫻田義孝氏を持ち上げていました。
nanashi 様、コメント有難う御座います。
選挙区に疑惑の候補者が居るのでは悩みますね。私の選挙区に宏池会候補が居たら、私もいっそ野党に投票するでしょう。ちなみに私は早速昨日期日前投票に出向きました。
鈴置論稿と、今朝新宿会計士殿がUpした「鈴置論考「韓国が岸田チャンスを使わないはずがない」を読み、何度騙されても懲りない愚かな岸田リスクに改めてぞっとしました。
https://shinjukuacc.com/20220624-01/
節電でポイント還元は、あまり意味が無さそうに思えます。
正直、やらない方がいいでしょう。
しかしこれ、どこの誰が言い出して、押し通したんでしょうね?
自分にはまったく、出所が掴めていません。
そういう意味では、この出所も分からないままに「いいことは安倍元総理や自民の派閥のおかげ」「ダメなことは岸田のせい」と判断するのはバイアスが掛かった安直な判断に思えます。
安部氏がいくら求めても岸田氏が首相としてウンと言わなかった案件はいくらでもあります。
出所が分ろうが分かるまいが最終的に責任をとるのは、それを世に出した首相です。
責任の配分をどう考えるかは人それぞれの感性の問題であり。総理の責任がゼロということは無いでしょう。
問題は。誰が? どこが? 原因になったかです。
責任者に責任を取らせました。でも、原因は残ったままです。むしろ勢力拡大しました。などでは、意味がありません。
総理がチェック、承認の責任者であり、原因の一旦であることは否定しませんが。ここさえ何とかなればというなら、それは原因の分析不足、場当たり的な対応の印象を自分は感じます。
再発防止に繋がるとは思えません。
環境対策のひとつとして、セクシー元大臣が考えていたに一票
「自民党のことは応援しているけれども岸田首相のことは応援したくない」という人ですが ダントツの青山氏と書くのと前回落選者の氏名を書くのと効果は同じなのでしょうか。
強者に票が集まるより、水落さんより順位が下の非宏池会候補者に票が集まったほうが、順位逆転に直接寄与しますね。
云うて一票しか投げれまへんよってなァ
青山氏の掲げる政策目標に賛同或いは共鳴するならその政策目標の実現可能性向上に寄与する可能性を勘案して青山氏でしょう(発言力に寄与できればきっしーにももっと影響力を発揮…さすがにキビシイ?)し、
宏池会弱体化が主目的なら宏池会候補者より得票下位とみられる他派候補者に、となりそうですが…
宏池会が弱体化すれば相対的に他派の影響力は上がるワケで遠廻りに誰か或いは何処かへの掩護射撃にはなる??
Z殿がその一票に何を載せたいか、投票日までゆるりと検討でヨロ???
自分がどこに投票すべきか、という論点では無いと思います。
私は単に、入れたい人に入れますけどね。
助言ありがとうございます。総理じゃないがじっくり「検討します」。
大変参考になりました。
株主を諸悪の根源とする岸田政権は支持できませんでした。しかし自民党以外に支持する政党がなく思い悩んでいたので、参考にさせていただきます。
経済政策として消費税減税をどうしてもすることができない自民党は今回は選ぶことができないです、立憲民主はあり得ないし自民党に少しでもまともに意見が言えそうな国民民主が日本維新で、国民は人数が少なすぎるのでやはり日本維新かと、経済政策なられいわでもありですがやはりその選択はありません
やはり賃金を上げるためには経済を良くして景気が良くなって賃金を上げないと人が来ない状態にならないと、円安の中で輸出企業等はいいでしょうが、国内の消費はどんどん悪くなり不景気の中で倒産する会社がたくさん出てきて、失業者が増える中で、また補助金をだしていくのなら、今経済対策のために財政を出すほうが、一番効率の良い消費税減税がベストと考えます
しかし、水落 敏栄議員の選挙向けで無い名字…。
まあ世襲議員でもないからどうしようもないんですけど。
岸田首相が何もしない、だけならいいのですが、どうにもリベラルの匂いがして不安です。
防衛大臣や防衛事務次官の人事が、財務省関係者に占めらそうです。
防衛費の増額も知らんぷりするかもしれません。
鳩山の後継にでもなる気でしょうか?
次期防衛次官の鈴木氏、経歴は防衛畑にみえます。
財務省と関係あるんですか?
鈴木敦夫
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%95%A6%E5%A4%AB
すみません、「防衛大臣」を読み落としていました。
今回の参院選はほんとに悩ましいですね。
岸田さんの方向性が見えなくて、打ち出すことのピンボケ具合を見るととても
支持したくない。でも参院選でねじれると6年(正確には3年後も参院選あるが半数改選なので)
継続し、今後の政策実現とくに憲法改正に影響が大きい。
保守色が強い新興勢力の応援もしたいけど、、、。特に参政党は、以前からCGSのコンテンツは非常にためになると思って見ていました。でもすぐにでも憲法改正に着手する必要があると思いましたので、今回は投票先を考えます。
神の見えざる手、は意外と絶妙なさじ加減を取ってくれると思うので、楽しみでもありますね。
参院選の結果がどうあれ自民では内閣改造が行われる。
焦点は幹事長と防衛相の2点。
2年後に自民総裁選を控える。
次期総理を公言する茂木を幹事長には置けないだろう。
甘利の後任幹事長に茂木を推薦したのは麻生。
今度は誰を幹事長にして茂木をどこに置くのか。
次は防衛相。
岸を寺田に変えるという観測がある。
寺田は財務省出身の広島地盤の岸田子飼いの宏池会議員。
目的は防衛費2%の実現を妨害すること。
旧大蔵省は先の大戦の戦費調達に加担したという贖罪をもって再出発した組織。
現在の財務省にもそれは引き継がれていて全力で防衛費増額を阻止してくる。
岸田は金融と同じく安全保障にもまるで理解がない。
財政再建や増税と同様、財務省の言いなりになるのは目に見えている。
果たしてこの2つの人事はどうなるのか?
それは次の自民総裁選に直結する。
岸田の人事に要注目だ。
FIT廃止。
我が家の近所でも醜い太陽光発電所によりはげ山が増えて居ます。
それも外資による物が少なからず有るとか
CO2削減が目標で有ったはず。なのにはげ山が増えて居る。
ずれていませんか。
電力単価は上がり続け(現状10~20%)肝心の安定供給が危ぶまれている。
ケントウシのキッシーなどど揶揄するのもとっくに過ぎました。
夏の参議院選には記事の内容を参考にさせて頂きます
良いアイデアだと思います。
しかし岸田派の議員、殆ど初めて聞くような名ばかり。
今回の参院選で参院において非改選分も含めて与党が過半数を切る大敗は今後6年間祟るので困りますが,今回の改選分に関して与党が半分を取れず敗北し岸田首相の責任論が浮上する事態となるのは我が国の将来にとって良いことだと私は思います.
無策な岸田従中政権の幕を速やかに降ろさせず,衆院の任期満了に伴う次の総選挙まで更に3年も続けることを許してしまったら,日本は本当に大変な状況に陥りかねません.