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「低空威嚇飛行」の捏造が3年で事実になってしまう?

今から3年前の「日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」とする捏造が、いつのまにか完全に事実として定着しているのかもしれません。2018年12月に発生した火器管制レーダー照射事件、もちろん、事実関係は「韓国が加害者、日本が被害者」ですが、どうもこれが完全に逆転しているのではないかと思しき記事を発見してしまったのです。たった3年で捏造が事実になってしまうとは、おそろしい話です。

火器管制レーダー照射事件

何かと不自然な「火器管制レーダー照射」

少し、古い話をします。

今から3年前少々の2018年12月20日、石川県能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国海軍駆逐艦「広開土大王」が、わが国の海自P1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射する、という事件が発生しました。

この事件、『【速報】韓国駆逐艦が自衛隊機に向けて火器レーダー照射』でも触れましたが、当時の岩屋毅防衛大臣が事件発生の翌日、記者会見でこの事件について速報的に明らかにしたものですが、ときと場合を間違えるとれっきとした戦闘行為とみなされる、大変危険な行為でもあります。

この事件、当初から情報が錯綜していましたし、現在でも「じつは瀬取の現場だったのだ」、「現場にいたのは北朝鮮のスパイだった」、など、さまざまな説を唱えている方もいらっしゃるようです。

ただ、本稿で注目しておきたいのが、この火器管制レーダー照射事件が日韓の防衛協力にどういう影響を与えたのか、という論点です。

なにせ、日韓両国は米国を介し、間接的な同盟関係にあるようなものです(※ただし、現実には、日韓両国は直接の軍事同盟を結んでいませんが…)。その韓国が、間接的な「友軍」であるはずの日本の自衛隊機に火器管制レーダーを当てたというのは、日本の防衛当局にはかなりの衝撃を与えたのではないでしょうか。

また、当時は韓国で2018年10月30日と11月29日に、日本の最高裁に相当する「大法院」が日本企業に対し、日韓請求権協定に違反する状態を作り出す判決(いわゆる自称元徴用工判決)を相次いで下した直後で、日韓の外交関係も緊張状態に入りつつありました。

こうしたなかで、韓国側の「狙い」がいったいどこにあるのかが読めず、当時、個人的には、「もしかして韓国は本気で日本を相手に戦争でも始めるつもりなのか」、などと思ったこともまた事実です(『韓国は日本に宣戦布告でもするつもりなのか?』等参照)。

当ウェブサイトで昨日、『【速報】韓国駆逐艦が自衛隊機に向けて火器レーダー照射』にてお伝えしたとおり、複数のメディアによると、韓国の駆逐艦が20日午後3時ごろ、石川県能登半島沖の日本のEEZ内で自衛隊機に対し、火器レーダーを照射したそうです。これについて韓国政府側は「正常な作戦活動の範囲内だった」と述べているそうですが、そうした下らない言い訳が通用するはずなどありません。やはり、2018年12月20日をもって、「日米韓3ヵ国連携」の枠組みは、事実上、崩壊したと見るのが正解ではないでしょうか?レーダー照射...
韓国は日本に宣戦布告でもするつもりなのか? - 新宿会計士の政治経済評論

言い訳に終始した韓国

ただ、それと同時に、もっと不可思議だったのは、火器管制レーダーを照射した「加害者」である韓国軍が、いつまでたってもその事実すら認めず、さまざまな言い訳に終始したことです。

一部、韓国政府高官の公式発表ではなく、当時の韓国メディアの報道ベースという情報もありますが、ごく大ざっぱにまとめれば、次のような「言い訳」が韓国側から出てきていました。

韓国海軍駆逐艦と韓国海上警察当局は当時、行方不明となった北朝鮮の漁船を捜索中だった。悪天候のため、駆逐艦は搭載しているすべてのレーダーを稼働中であり、そのうちの探索用レーダーがたまたま自衛隊機に当たっただけだ」。

こうした言い分の一部は、韓国メディア『聯合ニュース』(日本語版)の次の記事で確認することができます。

海自機に射撃レーダー照射 「追跡の目的ではない」=韓国国防部

―――2018.12.21 21:05付 聯合ニュース日本語版より

しかし、こうした言い分を、韓国政府はすぐに引っ込めてしまいます。

その理由は、「悪天候だった」という韓国政府の当初の言い分が、日本の防衛省がアップロードした動画によって、木っ端微塵に打ち砕かれてしまったからです。

動画を視聴していただければわかりますが、天候はじつに良好です。全部で13分ほどの動画ですが、これを視聴すれば、韓国側のさまざまな言い分がウソであることが、動かぬ証拠付きで、すべて露呈するのです。

この動画公開の意義については、『さらば密室外交 防衛省による動画公開を歓迎すべき理由』などでも詳述しましたが、いわば、日韓間の外交が「密室外交」に別れを告げ、オープンベースに切り替わった、という点にあったのだと思います。

防衛省が昨日の夕方、「レーダー照射現場の飛行動画」を公開したことで、日韓関係は決定的に変質したと思います。それについて改めてじっくりと考えてみたいと思います。やはりポイントは「密室道徳外交」から「オープンの場で正論を主張する外交」への転換でしょう。そして、日韓両国が「オープンの場で正論を主張し合えるような関係」に脱皮できるならばハッピーですし、もし脱皮できないのならば、そのような関係を「健全な友好関係」と呼ぶべきではありません。密室道徳外交よ、さらばここ数日、当ウェブサイト『新宿会計士の政治...
さらば密室外交 防衛省による動画公開を歓迎すべき理由 - 新宿会計士の政治経済評論

次々と変わる、韓国側の言い分

もっとも、韓国側の言い分は、次々と変わります。

日本側がこの動画を公開するより少し前から、韓国側ではこんな言い分が出始めました(『やっぱり出てきた!「威嚇飛行をした日本の方が悪い」の詭弁』等参照)。

韓国軍関係者によると、当時、日本の哨戒機は韓国艦艇の上空を飛行するなど、むしろ『威嚇飛行』を行っていたという。この関係者は『日本の哨戒機は艦艇が捜索救助作戦を始めてからしばらく後、接近してきた』、『艦艇の上空を飛行するなど、むしろ威嚇的だった』と述べた」。

数日前から当ウェブサイトで精力的に追いかけているテーマが、海自哨戒機への韓国海軍による火器レーダー照射事件です。この事件を巡っては、韓国メディアで「複数の韓国軍関係者」なる者による、珍奇な主張が出てきているそうです。いわば、「威嚇飛行」(?)をしかけてきた日本が悪い、という、常人には理解不能な理論ですが、ただ、自分たちが困ったときに、むちゃくちゃな言い訳を持ち出して来て相手に責任をなすりつけるという意味では、しょせんは韓国も北朝鮮と同じ民族の国なのかもしれませんね。2018/12/24 15:30追記本記事...
やっぱり出てきた!「威嚇飛行をした日本の方が悪い」の詭弁 - 新宿会計士の政治経済評論

そして、この言い分は、そのうち韓国政府の公式のものに変わりました。つまり、「韓国軍に対し、日本の自衛隊哨戒機が低空を威嚇飛行してきた」、「むしろ日本の側が、なぜ威嚇飛行をしてきたのか、答える義務がある」、というものです。

さらには、韓国政府が公開した動画というものが、じつに噴飯物でした。

いちおう、日本語版でも作成・公開されているのですが、こちらは「証拠動画」というよりはむしろ、「逆ギレ動画」と述べた方が正確なものでした。

正直、防衛省が公開した、客観的事実を淡々と記録した動画との違いは、一目瞭然であり、両動画を見比べて視聴すれば、どちらの言い分が正しいかについては明らかでしょう。

レーダー照射の「後遺症」

防衛省の協議打ち切り、そして防衛協力の停滞

ただ、それでも韓国政府側は、火器管制レーダーを照射したという事実をかたくなに認めず、むしろ「日本が低空威嚇飛行を仕掛けてきた」というウソを堂々と付き続け、さらにはこの問題での日韓両国の非公開協議に際しても、その内容を勝手にメディアにリークするなどの行為を続けました。

結局のところ、防衛省側はこの問題を巡る日韓協議を打ち切り、「最終見解」を公表したのです(『【速報】レーダー照射事件巡り、防衛省が「最終見解」を公表』等参照)。

韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案(最終見解)

―――2019/1/21付 防衛省HPより

いずれにせよ、両国政府が公表している客観的な情報などを統合していくならば、火器管制レーダー照射事件が発生したことは間違いないものの、それに対し韓国政府は公式に謝罪もしておらず、また、真相究明についても非協力的であり、再発防止策も講じられていません。

正直、日韓の防衛協力は、この火器管制レーダー照射事件と、それに続く韓国側の不誠実な対応により、有名無実化したと見るのが正解でしょう。

このあたり、現在でも日本政府は、ことあるごとに、「日韓・日米韓の協力が必要だ」、などと述べ続けています。

しかし、『ついに日韓ハイレベル防衛交流「ゼロ回」に=防衛白書』などでも触れたとおり、日韓の「ハイレベル防衛交流」――「防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官、事務次官、防衛審議官、各幕僚長」が「それぞれのカウンターパート」と実施する2国間会談――が滞っていることもまた事実です。

本稿は、速報です。ついに韓国との「ハイレベル交流実績」が「ゼロ回」になってしまいました。コロナ禍のために対話が停滞しているためなのか、それとも「それ以外の理由」があるのかはさておき、事実として、防衛省が本日公表した『令和3年版防衛白書』によれば、韓国は昨年4月からの1年間で「交流実績ゼロ」だったのです。「竹島」云々より、むしろこちらの方が重要なのかもしれませんね。ハイレベル交流実績以前の『ハイレベル防衛交流面でも大幅に後退していた日韓関係』で、過去数年分の防衛白書を確認したところ、韓国との「...
ついに日韓ハイレベル防衛交流「ゼロ回」に=防衛白書 - 新宿会計士の政治経済評論

実際、過去数年分の防衛白書の記述を確認すると、2021年度はついにこのハイレベル防衛交流の回数がゼロ回になってしまったことが確認できます(図表)。

図表 ハイレベル級協議の開催回数(※クリックで拡大)

(【出所】過去の防衛白書より著者作成)

これなどまさに、火器管制レーダー照射事件と、それにともなう「低空威嚇飛行」という虚偽の言い分などが、日本の韓国に対する防衛面での「協力相手」としての信頼性を損なった証拠であるように思えてなりません。

「軍事専門家なら真相を理解しているはず」?

もしかすると、後世の歴史家などは、この火器管制レーダー照射事件を、「日韓関係が破綻する間接的なきっかけのひとつ」に位置付けるのではないでしょうか。

ただ、日韓関係の破綻を望まない人は、こんな「希望的観測」を述べるかもしれません。

韓国政府の言い分は、たしかにおかしい。だが、韓国国内でも軍事の専門家であれば、日韓軍事協力が必要であるということをちゃんと理解しているだろうし、火器管制レーダー照射事件も韓国側に全面的な落ち度があると知っているはずだ」。

…。

すなわち、韓国政府が「日本は低空威嚇飛行を謝罪せよ」などと「逆ギレ」した理由が、「絶対に日本に頭を下げたくない」という、単なるメンツの問題にあるのであり、その真相については韓国側も十分に理解しているに違いない、という観測です。

正直、「甘い」と言わざるを得ません。

韓国メディア『中央日報』(日本語版)に昨日掲載されたこんな記事を読んでいて、正直、韓国とは話が通じない、と痛感してしまったのです。

対立の裏で手を握る米仏…韓日はなぜ「国益中心」になれないのか

―――2021.12.25 10:19付 中央日報日本語版より

記事を執筆したのは「軍事安保研究所長」という方だそうです。

ざっくり要約すると、こんな主張です。

米国が豪州、英国などと『AUKUS』と呼ばれる同盟を枠組みを結成したことに対し、フランスが激怒するなどの事件があったにも関わらず、米仏両国は軍事協力を続けている。どうして韓日両国は米仏関係のようになることができないのだろうか」。

加害者と被害者が逆転してしまっている!

一見すると正当な主張であるようにも見えるのですが、私たち日本人読者はこの記事の最後の段落に含まれる、こんな文章を読んで、思わずのけぞってしまいます。

米国とフランス、英国とフランスの間に起きていることを見ると、韓日関係を思い出す。両国には歴史問題、通商紛争だけでなく軍事葛藤もある。もちろん海上哨戒機の低空威嚇飛行事件に対して日本は責任回避で一貫している」。

なんと、驚いたことに、この記述では加害者と被害者が逆転してしまっています。

この著者の方にとっては火器管制レーダー照射事件が「低空威嚇飛行事件」に置き換わってしまい、また、「責任回避で一貫している」のが韓国ではなく日本になってしまっているのです。

これは、なかなかに衝撃的です。

日本語には、あまりに驚き、呆れた際には、「開いた口がふさがらない」という表現がありますが、まさにこの記述は「開いた口もふさがらなくなる」という状態に相当すると考えて良いでしょう。

著者の方は、次のように主張します。

今のように韓日関係を放置するのは韓国の国益にプラスにならない。インド太平洋地域の安全保障環境が尋常でないからだ。少なくとも日本との戦略的意思疎通チャンネルは設けるべきでないだろうか」。

このあたり、日韓の防衛対話の質や量がかなり少なくなってきていることは間違いないのですが、その原因を作った側が、「日本との戦略的意思疎通チャネルが必要だ」とは、なかなかに呆れる言い分です。

あれでしょうか。

いわゆる「歴史問題」も、この火器管制レーダー照射事件と同様、途中で加害者と被害者が入れ替わってしまった、ということでしょうか。

3年前に、勝手に自分たちで捏造した言い分が、いつのまにかあたかも事実であるかのごとく信じ込まれているというのは、本当に恐ろしい気がします。

最も可能性が高い「落としどころ」

さて、普段から当ウェブサイトでは、日韓間に横たわる諸懸案を巡っては、結局のところ、「落としどころ」は次の3つのどれかしかないと考えています。

日韓諸懸案を巡る「3つの落としどころ」
  • ①韓国が国際法や国際約束を守る方向に舵を切ることによって、日韓関係の破綻を回避する
  • ②日本が原理原則を捻じ曲げ、韓国に対して譲歩することによって、日韓関係の破綻を回避する
  • ③韓国が国際法や国際約束を守らず、日本も韓国に譲歩しない結果、日韓関係が破綻する

(【出所】著者作成)

火器管制レーダー照射問題に当てはめて考えるならば、次の3つです。

火器管制レーダー照射事件を巡る「3つの落としどころ」
  • ①韓国が火器管制レーダー照射事件の事実を認め、日本に対して真摯に謝罪し、関係者を処罰したうえで再発防止策などの適切な措置を講じることで、日韓の防衛協力を復活させる。
  • ②日本が火器管制レーダー照射事件についてうやむやにし、あるいは日本がやってもいない「低空威嚇飛行」の事実を認めて韓国に形のうえで謝罪し、日韓の防衛協力を復活させる。
  • ③韓国が火器管制レーダー照射事件の事実を頑なに認めず、日本側は韓国がそうした姿勢を取り続ける限り、韓国との対話を拒絶することで、やがては日韓の防衛協力が消滅してしまう。

(【出所】著者作成)

韓国側が上記①の対応を取る可能性は、極めて低い、というのが現状でもあります。そうなると、残る選択肢は②か③しかありません。

あらかじめお断りしておきますが、日本国民の1人として、上記②の対応を日本政府にはとっていただきたくありませんし、もしもそんな対応を日本政府が取るのであれば、私たち有権者は、次回選挙では自民党を敗北させるかもしれません。

この点、「何が何でも、日韓関係が破綻してはならない」という命題を満たすためには、やはり①ではなく②の落としどころを日本が探らねばならない可能性は非常に高いといえるでしょう。

ただ、当ウェブサイトでは繰り返し申し上げてきたとおり、この「何が何でも、日韓関係が破綻してはならない」という命題自体が、じつは誤っている可能性が濃厚です(※このあたりは一部の自称保守派の論客も勘違いしている部分です)。

実際のところ、日韓関係は日米関係の従属変数であり、米韓同盟自体が将来、どうなっていくのかわからないなかで、「日韓関係が絶対に破綻してはならないものだ」という先入観で議論することから、私たちもそろそろ脱却した方が良いのではないか、と思う次第です。

新宿会計士:

View Comments (48)

  • 哨戒機と駆逐艦ですよね。
    散歩中に出会ったチワワに、ビビったシェパードが吠えまくった。
    それくらい変な話なんですけど。
    たぶん彼等は信じているんでしょうなあ。

    • 慰安婦問題も低空飛行も
      全て韓国が主張する通りなら
      丸腰の飛行機に戦闘艦が恐怖したとか
      無抵抗で20万人の女性を差し出したとか
      韓国にとって非常に恥ずかしい不名誉な話であって
      現場の不甲斐ない当事者に怒りが向かないのは不思議ですよね

    • 彼らはプロ被害者ですから、日本を加害者にでっち上げるためには、何でもします。
      BANK然り、挺対協然り、国ぐるみと分かっていても、証拠がなければ、なんとでもなると考えるチンピラですから。

      レーダー照射も打ち切りになった時点で、韓国内では、自衛隊の蛮行となるのはわかり切っていたこと。
      中途半端に抗議するのではなく、やるなら徹底して制裁までしなきゃ禍根が残るということでしょう。
      朝鮮人を一時的にでも日本国民としたことから、続いていることですがね。

      • プロ被害者、そうかプロの当り屋なんだ。
        話が通じないのも道理、反社だから。

    • このP-1型「哨戒機」は短魚雷や機雷、対艦ミサイルを搭載可能なので、その時の装備次第で駆逐艦や潜水艦を相手の戦力投射半径の外側から撃沈可能です。

  • >どうして韓日両国は米仏関係のようになることができないのだろうか

    米仏が対立基調においても協調できるのは ”利害の一致” があるからです。(普通の関係)
    日韓間が協調できないのは韓国側の要求が ”理外の一致” にあるからです。(不通の関係)

    お話になりません・・。

  • お疲れさまです。

    英国とフランスの関係は、どちらもツートラックというような言葉を使ってないとおもいますし、ツートラックの関係ではないとおもいます。

    ウソつきや、ツートラックという国には、そういった国として対応した方が良いとおもいます。

    • この国の言うツートラックとは、心の中でアカンベーをしながら、仲直りの右手を差し出すことと理解しています。

  • 韓国国内でファンタジーが定着してるのはお好きにどうぞだけど、日本は真実を世界発信することに注力してほしい。てか、日韓協力とかもうあきらめてさっさとレッドチーム入りを宣言すればすっきりするのに。

    • 韓国は絶対にあきらめないし、レッドチーム入り宣言もしません。彼等はたとえ国家が消滅してもコウモリを続けます。国民情緒に象徴される無自覚と同調で外交するから、対立した時にますます火病を起こします。その行動の典型例が、日本に対する執拗かつ悪質なストーカー。そのストーカーは悪意を持って永遠に続く。

  •  会計士様が目撃+結果を見てしまった通り、これがK儒教の全てです。K儒教のすべてが遺憾なく発揮された事例という意味では、教科書のようですね。

     K儒教の性善説では「韓国は漢民族の後継民族なので徳が高い。徳の高い人間は徳の高い結果が出せるはず。良い結果のためなら、どんなウソをついてもいい。徳の高い者だけがよい結果を出せるのだから」と考えるからです。

     ウソをつくのを悪いことだと思っていませんし、言い分がコロコロ変わるのも、徳の高さを証明するために整合性や時系列を無視します。徳の高さの証明には、ウソをついてもいいのです。彼らの中では矛盾してません。

     徳の低い日本が加害者で、徳の高い韓国は被害者である。徳の低い日本は譲歩すべきで、徳の高い韓国の言い分はすべて正しいはずである。いや、正しくなければいけない。

    ・・・というような思考をしてるので話が成立しません。事実も平気で歪めます。「その時の感情」がすべてであり、事実の価値が低いからです。

     この一件で彼らの思考を十分把握したと思います。加害者と被害者が逆転し、韓国側は自分の意見はすべて正しいと思っているので永久に変えるつもりはありません。
     韓国と関わると、話し合いの解決のためにはこちら側が「永遠の譲歩」をするしかありません。それが嫌なら話し合いしないか、中国のように「力で押さえつける」しか方法がありません。

     TV番組で「日韓関係」について専門家(もどき?)が出ていていつも苦笑してしまいます。いくら議論して日本側が譲歩案を出したところで、また同じ問題が繰り返されるのです。韓国について「議論自体が無駄」です。もうどういう民族か分かってますし、変わることは永遠にありません。

    • 別に嘘をついているつもりはないですよ。真実の前には事実などどうでもいいだけで。

      • 確かに、韓国人にとって事実の価値は大変低いでしょうね、「徳の高さ」を証明するために、事実はどうでもいいんでしょう。

        同時にまた、「ウソをついている」「証言を2転3転も変えている」という実感もないでしょうね。「ウソをついている?ウリたちが?」という感覚なのでしょう。つまり話しても無駄。

  • 虚言癖の人は、自分のついたウソを最後は信じてしまいます。
    バイト先で虚言癖同僚がいた時、どの様に行動すべきか。
    出来るだけ関わらない関係で、過ごすと思います。
    もし、自分に関係する様になれば、例えばお金の貸し借り、責任の転嫁等 実害がかかるなら全力で拒否し、またその様な関係にならない様出来るだけ距離をとった行動をするでしょう。
    しかし、日本は既にお金の貸し借りの関係、責任の転嫁などをされ 韓国から抱き着き攻撃をされてる状態です。
    手遅れです。
    昔の人は朝鮮の事をよく知ってました。
    福澤先生の言うことを、何故日本人は忘れてしまったのでしょうか。
    やはり戦後の教育、日本が全て悪く世界は善人ばかり という嘘が原因か。
    世界は悪意に満ちている と日本が特殊だと教えるべきです。

    • 全く同意デス。
      江戸時代や明治時代の知識人のほうが朝鮮のことをよく知っていたといえますね。

      拉致問題に尽力してくれている西岡力先生なんかも、北朝鮮を非難しながら、韓国人には愛着があるみたいな言い方してますし。同じ民族だから変わらないのに。

  • 独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、韓国と同じく、自分は間違えない存在と自惚れるので)
    人というのは、自分の生活に関係がない限り、自分たちの常識が他の国の常識と違っていても、気にはならないものではないでしょうか。そして、もしそれで自分たちの生活に悪影響が出る事態になれば、「自分も誰かに騙された」と騒ぎだすのです。だから、もし韓国がそのような事態になれば、「(日本政府か、朝日新聞かは分かりませんが)韓国は日本に騙された」と騒ぎだすのです。だから、韓国が自国での常識が(日本以外の)国で通用しなくて生活に悪影響があっても、それも日本の責任にするでしょう。
    駄文にて失礼しました。

  • この件と直接関係がないけど、昔室谷克実氏の韓国関係の本を読んでいて韓国人は日本人とは違うと思ったエピソードがでていた。
    在韓日系企業で責任ある仕事を任せている韓国人。自分の従弟の奥さんの弟の結婚式に出るために大切な仕事を平気でキャンセルする。韓国人にとってその結婚式に出ることが「公」で仕事は「私」。
    日本人とは公私の考えが逆転している。赤の他人に金で雇われていることなど「私」にすぎないということなのだろう。
    490円と480円のタバコがあると、490円が圧倒的に売れる。
    理由は480円のタバコを吸っていると「あの人は10円を惜しんで安いタバコを吸っている」と思われるからだという。こういうのを読むと明らかに違う人たちという感覚を覚える。
    容姿が似ていて同じ西側の国と思うから誤解が生じる。むしろ中国やモンゴルに近い人たちと考えたほうがいいのではないか。

    • sqsq  様

      中国やモンゴルの方々に  ・・をお詫びします迄がお約束ですね。

      特に、角界には多くのモンゴル人の方がいらっしゃっていますが
      日本の作法を学びどうかしようと努力しているので、それぞれ例外はありますが、朝鮮人と一緒にするのは失礼です。

    • 》赤の他人に金で雇われていることなど「私」にすぎないということなのだろう。

      その通りだと思いますが……。

      • そのとおりですね。
        私用より社用を優先するの日本の悪い考え方です。
        韓国に限らず、先進国では家庭優先。

        軽重に限らず、私用を優先するべき。
        縛られるのは、経営責任のある役員くらいでしょう。

        • >韓国に限らず、先進国では家庭優先。

          いいえ、米国に限って言えば、「法規・規則と約束・契約優先」ですな。 

          「先進国」では決め事と約束を破るのはご法度ですよ。
          規則と契約の範囲内でどのくらい融通を利かせるか否かは個々の当事者次第ですがね。

  • カエサルの名言に「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」というものがあります。韓国人にとっては「韓国海軍が海上自衛隊のP-1哨戒機に対して火器管制レーダーを照射した」という事実は、見たくないものなんでしょう。全羅南道の長鼓峰古墳が発掘された後、すぐに埋め戻されたのも同じ理由でしょう(そういえば中国が死者40人負傷者200人の大惨事を出した鉄道車両を埋めたこともありましたね)。そういう国だと理解した上で、付き合うより仕方ありません。隣国が引っ越すことはありませんので。
    当面は「日本の一貫した立場に基づき、改めて韓国側に適切な措置を講ずることを強く求める」で良いと思います。韓国が対応するまではテーパリング(段階的縮小)あるのみです。

  • 新聞ジャーナリズムこそ「ディスインフォーメーション」の発生源であるとよく分かる事例です。NHKや日本経済新聞が繰り返し表明することがいつしか事実や真実になってしまうのと同じことです。朝日新聞記者?論外でしょう。

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