日韓首脳電話会談の韓国側の報道発表は「ウソだらけ」
昨日の『岸田首相が日韓電話会談後に良い意味で余計なヒトコト』でも取り上げた、岸田文雄首相と文在寅(ぶん・ざいいん)韓国大統領との初の日韓電話首脳会談については、韓国政府側からも発表がありました。これが大変に噴飯物です。日本側の発表とはまったく異なる内容が多く含まれているからです。調べたらすぐにわかるようなウソを、どうして平気で繰り返すのでしょうか。「韓国の特殊性」という、韓国観察者である鈴置高史氏の指摘の正しさを、痛感せざるを得ません。
目次
日韓首脳会談:日本側の発表
日韓電話首脳会談、岸田首相の「良い意味での余計なヒトコト」
日韓電話首脳会談を巡っては、昨日の『岸田首相が日韓電話会談後に良い意味で余計なヒトコト』で、15日の夜行われた日韓電話首脳会談について、岸田文雄首相自身の記者会見をもとに、岸田政権の韓国に対する認識(というよりも扱いの軽さ)を、あらためて確認しました。
内容自体は、「北朝鮮問題などにおける日韓・日米韓連携の重要性」を強調しつつも、自称元徴用工問題や自称元慰安婦問題を巡っては「日本の一貫した立場に基づき韓国側に適切な対応を強く求める」、といったもので、正直、内容としては「サプライズ」はほとんどありませんでした。
ただし、唯一の「例外」が、冒頭発言の最後にあった、「対面での首脳会談については、今のところ何も決まっていない」とする趣旨の発言でしょう。
岸田首相は10月4日に就任して以来、「クアッド」を構成する米豪印に加えて近隣国である中露両国、さらには英国との電話首脳会談を行っていて、このうち米国、ロシア、インドの各国については対面での会談の可能性に言及がありました。
韓国については(記者からの質問に答えたものであるとはいえ)わざわざ「対面での首脳会談は何も決まっていない」と断言するあたり、当ウェブサイトとしては「良い意味での余計なヒトコト」だったのではないかと申し上げた次第です。
外務省の発表もアッサリしたもの
さて、当ウェブサイトでは、昨日は首相官邸のウェブサイトの発表を参考に、岸田首相ご本人の発言を取り上げましたが、これに加えて外務省が発表している概要についても紹介しておきましょう。
日韓首脳電話会談
10月15日、午後6時40分から約35分間、岸田文雄内閣総理大臣は、文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
冒頭、岸田総理大臣から、内閣総理大臣就任の挨拶と共に、就任直後に祝意の書簡を頂いたことに謝意を伝達したのに対し、文大統領から、内閣総理大臣就任への祝意が示されました。
岸田総理大臣から、旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題等により日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある旨述べた上で、これらの問題に関する日本の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めました。
岸田総理大臣から、地域の厳しい安全保障環境の下では、北朝鮮への対応を始め、日韓・日米韓の連携を一層深めていくことが不可欠である旨述べるとともに、拉致問題について、引き続きの支持と協力を求めました。これに対し、文大統領から、拉致問題についての日本の立場への支持が示された上で、両首脳は、日韓・日米韓の連携の重要性について改めて一致しました。
両首脳は、新型コロナ対策等の課題に共に取り組んでいくことで一致しました。
―――2021/10/15付 外務省HPより
文章は全部で500文字弱であり、また、例の「余計なヒトコト」が含まれていないことなどを除けば、内容としては岸田首相が記者会見で述べたものとほとんど変わりません(岸田首相の記者会見内容自体も、冒頭発言部分だけで見れば400文字少々でした)。
ただし、これについては「韓国だけ特別に短い」という意味ではありません。
たとえば、このあたりは先行して開催された日米、日豪、日露、日中、日印、日英の各会談も、これよりは多少長い印象があるにせよ、報道発表文自体はだいたい500~700文字程度であり、むしろ政府や外務省の発表はこういうものだ、という意味だと考えた方がよさそうです。
韓国側の発表は?
韓国大統領府の発表は日本政府・外務省の3倍
ただし、外交に関するこの手の議論を展開する際には、相手国がどう発表したかについても確認しておく価値はあります。
この点、昨日の議論では間に合いませんでしたが、現時点では韓国大統領府ウェブサイト上で、韓国政府側の報道発表が公表されています。
文在寅大統領、岸田・日本新任総理との通話関連書面ブリーフィング【※韓国語】
―――2021-10-15付 韓国大統領府HPより
日本語に直訳すれば1300文字を超える、なかなかの長文です。冒頭発言で400文字少々だった岸田首相の発表内容と比べて3倍以上という長さですが、ここでは翻訳エンジンなどの力も借りつつ、日本語に訳したものを紹介しましょう。
便宜上、文章には①~⑫の番号を付しています(※かなりの長文であることに加え、ところどころ、翻訳がこなれていない部分もありますが、ご了承ください)。
①文在寅大統領は日本の第100代総理に就任した岸田文雄総理と、今日の午後6時40分から約30分間通話し、就任を祝いました。
②文大統領は「民主主義と市場経済という価値を共有する最も近い隣国であり、北東アジア地域を越えて、世界の平和と繁栄のためにも協力しなければなら仲間だと思う」とし、「韓半島問題以外にも、コロナ危機と気候変動への対応、グローバルなサプライチェーンの問題など新たな課題に対抗し、両国が一緒に対応し、ポストコロナ時代を希望がある未来に開いていくために、両国間の協力をさらに強固にしなければならない」と述べました。
③岸田首相は「暖かいお祝いの言葉に感謝します。厳重な安全保障の状況下で、日韓、日米韓共助が重要である」とし「韓日両国を未来志向的な関係に発展させようという文大統領の言葉に共感する」と述べました。
④文大統領は「両国関係がいくつかの懸案により困難を経験しているが、意志を持って、お互いに努力するとともに克服していくことができると考えている」と述べました。
⑤文大統領は、強制徴用問題と関連して、「1965年韓日請求権協定の適用範囲のための法的解釈に違いがある問題」とし「両国間の外交的解決策を模索することが望ましいとみなし、外交当局間の協議とコミュニケーションを加速しよう」と提案しました。
⑥文大統領はまた、慰安婦問題と関連し、「被害者の方々が納得しながらも、外交関係に支障をきたさない解決策を模索することが何よりも重要であると考えであり、生存している被害者のおばあさんたちも少なく、両国が解決することができる時間はさほど多く残されていない」と強調しました。
⑦岸田首相は強制徴用問題と慰安婦問題に対する日本の立場を説明し、両国首脳の率直な意見交換を評価しつつ、外交当局間のコミュニケーションと協議加速を促すと言いました。
⑧文大統領は「北朝鮮の核ミサイル能力増強を防ぎ、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着を達成するために、北朝鮮との対話と外交をすぐに再開する必要がある」とし、「金正恩委員長と条件なしで直接向き合うという岸田首相の意志を高く評価する」と言いました。
⑨岸田首相は、北朝鮮の核ミサイル活動が地域と国際社会の平和と安全に脅威になるとしつつ、外交的努力が重要であり、北米対話が早期に再開されることを期待するとし、同時に、国連安全保障理事会決議の完全な履行と地域の抑止力の強化が重要であるとしました。
⑩文大統領は日本人拉致問題と関連しても、今までしてきたように、韓国政府も継続関心を持って協力するとしており、岸田首相は謝意を表しました。
⑪文大統領は、両国国民間の緊密な交流は、韓日関係の発展の基盤であり、強固な支えであることを強調し、特別な入国手続きの再開など、可能な措置を早急に設け、両国間の人的交流の活性化再開の重要性を表明しており、岸田首相はコロナ対応と日韓間の往来回復などのために一緒に努力していこうとしました。
⑫文大統領は岸田首相とよいコミュニケーションが取れることを願って、直接会って両国関係の発展の方向について虚心坦懐に意見を交換することを期待するとして、岸田首相は、両国首脳間の虚心坦懐なコミュニケーションが非常に重要であるという点に共感を表しました。
…。
日本側の発言を勝手に捏造して発表?
言いたいことはたくさんあるのですが、そのなかでもとくに興味深いのは、③と⑦と⑨の3つです。
このあたり、日本政府の基準に照らせば、明らかにアウトでしょう。相手国がどのように話したかを、ここまで踏み込んで紹介してしまうのは、非常にリスクが高い行為だからです。しかも、③、⑦、⑨には、それぞれ、日本側の発表と照らし合わせると、次のとおり、明らかな齟齬、ないしは矛盾があります。
③の文章
- <日本側>岸田総理大臣から、地域の厳しい安全保障環境の下では、北朝鮮への対応を始め、日韓・日米韓の連携を一層深めていくことが不可欠である旨述べるとともに、拉致問題について、引き続きの支持と協力を求めました。これに対し、文大統領から、拉致問題についての日本の立場への支持が示された上で、両首脳は、日韓・日米韓の連携の重要性について改めて一致しました。
- <韓国側>岸田首相は「暖かいお祝いの言葉に感謝します。厳重な安全保障の状況下で、日韓、日米韓共助が重要である」とし「韓日両国を未来志向的な関係に発展させようという文大統領の言葉に共感する」と述べました。
- <問題点>「日韓両国を未来志向的な関係に発展させようという文在寅氏の言葉に共感する」という韓国側の記載に相当する日本側の記載はどこにもない。
⑦の文章
- <日本側>岸田総理大臣から、旧朝鮮半島出身労働者問題や慰安婦問題等により日韓関係は引き続き非常に厳しい状況にある旨述べた上で、これらの問題に関する日本の一貫した立場に基づき、韓国側に適切な対応を強く求めました。
- <韓国側>岸田首相は強制徴用問題と慰安婦問題に対する日本の立場を説明し、両国首脳の率直な意見交換を評価しつつ、外交当局間のコミュニケーションと協議加速を促すと言いました。
- <問題点>日本側が韓国側に、自称元徴用工・自称元慰安婦などの問題を巡り、「日韓関係は非常に厳しいと岸田首相が述べた」こと、「適切な対応を強く求めた」ことへの言及が韓国側の発表にないばかりか、日本側の発表にない「率直な意見交換を評価する」「外交当局間のコミュニケーションと協議加速を促す」とする記述が勝手に追加されている。
⑨の文章
- <問題点>これに対応する記述は日本側にはいっさい存在しない。
…。
いかがでしょうか。
「相手が言ってもいないことを勝手に発表する」という「韓国節」は、健在ですね。
もちろん、岸田首相のことですから、30分少々の対話のなかで、韓国大統領府が発表したようなことをポロッと口に出してしまっていた可能性は否定できません(だからこそ、当ウェブサイトとしては『日韓電話首脳会談は史上初「自動音声対応」でいかが?』のなかで、「自動録音対応にしたらどうか」と提案した次第です。個人的にはマジメな提案だったつもりですが…)。
ただ、韓国側のみが発表したのならばともかく、今回の首脳会談については、日本側も、(普段の日本政府の行動に照らせば)わりと迅速にその内容を公表した方であり、コリア・ウォッチャーとしては、日韓双方の発表を読み比べて、どちらが正しかの判断を下せば良いので、さほど困惑するものではありません。
いずれにせよ、日韓の報道発表にここまで盛大な齟齬・矛盾があるということは、少なくともどちらか片方がウソをついていることになるのですが、コリア・ウォッチャーの世界では、やはり「韓国のいつもの平常運転」と位置付けざるを得ないのです。
日韓両国はすでに価値を共有していない
さて、上記③、⑦、⑨の文章にもさまざまな問題はあるのですが、文在寅氏の発言の部分にも、何かと「噴飯物」の記述が多々含まれています。
①はどうでも良いとして、②の部分にもかなりの問題があります。
「民主主義と市場経済という価値を共有する最も近い隣国であり、北東アジア地域を越えて、世界の平和と繁栄のためにも協力しなければなら仲間だ」。
残念ながら、『日韓電話会談から見える日本外交上の韓国の地位の低下』でも報告したとおり、日本の側としては、すでに韓国を「基本的価値を共有する国」とはみなしていません。このあたり、韓国側の認識がずいぶんとズレているように思えてなりません。
また、④の発想に関しても、いただけません。
「両国関係がいくつかの懸案により困難を経験しているが、意志を持って、お互いに努力するとともに克服していくことができると考えている」。
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題を筆頭とする日韓間の諸懸案は、韓国が国際的な法、条約、約束などを守るか守らないか、という一点にかかっているのであり、日韓が「お互いに」努力する話ではありません。
自称元慰安婦問題は2015年12月の慰安婦合意により、自称元徴用工問題は2019年1月の日韓請求権協定に従った外交解決努力により、すでに日本としてできる外交的な努力を尽くしています。これ以上、日本に努力できることはありません。
「日韓両国が」、ではない!
また、次の⑤⑥についてもなかなか噴飯物です。
⑤「文大統領は、強制徴用問題と関連して、『1965年韓日請求権協定の適用範囲のための法的解釈に違いがある問題』とし『両国間の外交的解決策を模索することが望ましいとみなし、外交当局間の協議とコミュニケーションを加速しよう』と提案しました」。
外交当局の協議やコミュニケーションに応じなかったのは韓国側なのに、この期に及んで「外交的解決策の模索」とは、呆れます。だいいち、日韓で解釈に相違があるとおっしゃるならば、それこそ国際司法裁判所(ICJ)に付託しましょうよ、という話になりませんかね?
⑥「文大統領はまた、慰安婦問題と関連し、『被害者の方々が納得しながらも、外交関係に支障をきたさない解決策を模索することが何よりも重要であると考えであり、生存している被害者のおばあさんたちも少なく、両国が解決することができる時間はさほど多く残されていない』と強調しました」。
自称元慰安婦問題に関しては、2015年12月の日韓慰安婦合意をもって、最終的かつ不可逆的に解決済みです。
そのうえで、12番目のこんな文章です。
⑫「文大統領は岸田首相とよいコミュニケーションが取れることを願って、直接会って両国関係の発展の方向について虚心坦懐に意見を交換することを期待するとして、岸田首相は、両国首脳間の虚心坦懐なコミュニケーションが非常に重要であるという点に共感を表しました」。
これこそまさに、岸田首相の「対面での首脳会談については、今のところ何も決まってはおりません」とうまく完結している、というわけです。
すぐわかるウソを…
いずれにせよ、今回の韓国政府の報道発表を眺めていて思ったのは、「ちょっと調べたらすぐにわかる」ようなウソを大量に盛り込むという点への違和感です。
岸田首相が「日韓両国を未来志向的な関係に発展させようという文在寅氏の言葉に共感する」だの、「外交当局間のコミュニケーションと協議加速を促す」だのと述べただの、勝手な発表があまりにも多すぎるのです。
こうした事実関係を踏まえたら、韓国観察者の鈴置高史氏が7月16日付『デイリー新潮』の『文在寅が菅首相をストーカーするのはなぜか 「北京五輪説」「米国圧力説」……やはり「監獄回避説」が有力』で述べた、こんな内容が、本当に心に染み入るのです。
「平気で約束を破り、堂々と他人を裏切る韓国と首脳会談を開こうとする国はまず出てこない。何を取りきめようが、すぐに反故にされるからです。日本と韓国がうまくいかない原因は『日韓関係の特殊性』ではなく『韓国の特殊性』にあるのです」。
今回の首脳会談、まさにこの「韓国の特殊性」が余すところなく示された首脳会談だったのではないでしょうか。
左派メディアの反応
さて、これについて、いちおう、韓国の左派メディア『ハンギョレ新聞』が社説に仕立てていたようなので、いちおう、リンク先を紹介しておきましょう。
[社説]韓日首脳の「出遅れた」電話会談、両国の関係改善に向けた努力続けるべき
―――2021-10-16 07:07付 ハンギョレ新聞日本語版より
ハンギョレ新聞は今回の首脳会談が、岸田首相が4日に就任して以来の「11日目にして行われた初の意思疎通」としつつも、いちおう、両国の記者会見の内容をチェックしたうえで社説に仕立てています。
ただ、残念ながら、思い込みが多すぎます。
たとえば、岸田首相が日韓首脳会談に応じるのが就任後11日目になったことについて、次のように述べます。
「31日の衆院選を控え、自民党の支持基盤である保守層に岸田首相が『韓国に弱腰にならない』ことを見せようとする意図的な行動だと、日本のマスコミは分析している。岸田首相が国内政治問題のためにこのような形で韓日関係の最初のボタンをかけたことは非常に残念だ」。
自分たちの国がそうだからといって、相手もそうだと思うのは、単なる自己投影でしょう。
そもそも現在の日本にとって、外交上も安全保障上も、さらには経済上も、韓国の地位は明らかに低下しています。岸田首相が就任以来、優先的に会談を行った相手国が米豪印という同盟国・同士国、中露という近隣大国であるというのにも、ちゃんとした理由があると考えるべきでしょう。
ハンギョレ新聞の残念な思い込みは、それだけではありません。
「韓日関係は歴史問題と輸出規制をめぐって最悪の状態に悪化した。しかし、日本国内でも韓国に対する輸出規制のため、日本経済がさらに大きな被害を被ったという批判が高まっているにもかかわらず、日本の政治家たちが韓日関係改善を韓国に対する譲歩と見なし、『韓国が解決策を示すべき』という主張を繰り返していることは理解し難い」。
「理解しがたい」のはこの文章の方でしょう。
そもそも『「不等号の向き」を盛大に勘違いする「加害者・韓国」』でも例に出したとおり、どうもハンギョレ新聞の社内には、こんな「不等式」があるように思えてなりません。
(歴史問題)+(日本の輸出規制)>(強制徴用判決)+(GSOMIA破棄)…①
ただ、この不等式の左辺にある「日本の輸出規制」と呼ばれるものについては、日本がそんなものを発動した事実はありませんし、「歴史問題」についても、韓国が思っているほどの価値は、もはや存在しません。
しかし、「強制徴用判決」(※自称元徴用工判決の誤植と思われる)や日韓GSOMIA(秘密軍事情報保護協定)破棄騒動については、韓国という国が国際的な約束を守らないという意味において、まさに韓国の異常性が強烈に出ている、というわけです。
ハンギョレ新聞は、文在寅氏の任期があまり残っていないこと、韓国の世論が日本に強く反発していることなどから、「韓日関係の早期回復を期待することは難しい見込み」だとしつつも、東アジア情勢のなかで「両国の協力はいつになく切実だ」と述べます。
もしそういった認識をお持ちなのであれば、ぜひ、自国の海軍が2018年12月20日に行った火器管制レーダー照射という不法行為を、あるいは自国の政府が2019年8月22日に決断したGSOMIA破棄騒動の経緯を、思い出してみてほしいものです。
やはり、アジア情勢が緊迫するなかであるからこそ、わが国は「真に信頼に値する国」との連携を強化しなければなりませんし、そうでない国との関係については「テーパリング」せざるを得ないのではないか、と思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
日本政府が先に発表すると言いましたが、韓国側の嘘を分かりやすくする為です。
今後も、総選挙が終わったら、参議院選挙が終わって岸田首相の政権基盤が固まったらと、日本側の譲歩のみを期待するだけでしょう。
立憲共産党政権になったらと言わないのは、無理だと思っているからなのか、立憲共産党への後押しなのかは分かりません。
いつのも understand なのでは?
「(言いたいことは)解った」と応じれば、”共感を得た”ことに自動翻訳されるのです。
”下に立つ” なんて言葉の響きが勘違いの元凶だったりするのかな・・?
おそらく、そこまですら行ってないのではないかと。
「○○と発言した → 否定されなかった → 共感された」となります。ここで、うっかり相槌など打とうものなら、「賛同された」に変換されます。
曲がりなりにも、電話でとは言え、首脳会談なんですから、相手方の発言に対して「お前はアホか」とは返せません。儀礼的な相槌、または外交的修辞を駆使した嫌味で返すのがせいぜいです。しかしながら、皆様ご存じのように、韓国人には「儀礼的な相槌」や「嫌味」は全く通じません。すべて言葉の表面的な意味だけを、しかも自分に都合の良いように解釈します。
なぜそうなるのかを議論しだすととても長くなりそうなので、2点ほど出発点になるかもしれない点を挙げておきたいと思います。
1. 朝鮮半島では、修辞術に相当するものが全く発達しなかったのかもしれない。大仰で
空疎な修飾語を付けたがる癖は残ったが、言葉の重層的な意味は捨象されてきたのか
もしれない。李朝時代、公式な文書はすべて漢文だったため、母語で深く思考を紡ぐ
訓練を全く行ってこなかったのかもしれない。
2. 韓国人は他者からの賞賛を異様なまでに渇仰する(ように見える)。そのため、ちょっ
とした言葉であっても、すべて賞賛や賛同の言葉であるかのように拡大解釈してしま
う(ようだ)。このような傾向は、朝鮮式朱子学の影響という観点では説明できない。
ちょっとした誉め言葉にも随喜の涙を流す(ように装わなければならない)ような、よ
ほど抑圧されまくった歴史しか持っていないのかもしれない。
まあ、思い付きレベルではあるのですが。
龍 様
まさかの “沈黙=共感” だったのですね。(絶句!)
彼らが、中身よりも表層的な体面を重んじたり承認欲求の権化だったりする傾向は、”ワンちゃん”のようにあらゆる事象を上か下かで判断する序列社会の弊害そのものなのかもですね。
彼らの行動原理は、「飽くなき格付けとの闘い」であり、格は上がれども下がることは許されないのだと考えれば、枝葉末節に至るまで順序にこだわる国民性も腑に落ちる気がします。
個人的には「医食同源(意食同源?)」って説も・・。
m(_ _)m
*返信ありがとうございました。
ここではあまり論じられていませんが、
・電話会談があったのは衆議院解散後であり、岸田総理は既に国会議員ではなかった(総理大臣ではある:日本国憲法 第71条)
・売春婦ハガーの代表とも言える河村建夫氏の引退決定後
という微妙なタイミングだったことの意味を考えてみるのも、面白いかもしれません。
イーシャ様
ハ━━ヽ(*´∀`*)ノ━━ィ♡
考えてみたのです♪
>・電話会談があったのは衆議院解散後であり、岸田総理は既に国会議員ではなかった
国民の代表である国会議員としては文大統領との会談はできないけど、行政機関の長たる総理大臣としては会談できる♪
↓
(*・/(・д・*) 国民の意識と行政の行動は別ものだよ♪
ってことだったりして??
..・ヾ(。>д<)シ ひゃうぅぅぅ..
韓国人は、毎回嘘発表したら信じる人がいなくなるかもしれないとは考えないのかな?
恐らく自分側の対面しか考えていないんだと思います。
相手が信じようが信じまいがゴリ押して、反論をシャットアウトすれば良いと。
そもそも嘘だと思ってないのだから没問題。
韓国側発表の⑪も、気になるところです。
>⑪文大統領は、…… 特別な入国手続きの再開など、可能な措置を早急に設け、……以下省略。
東京の感染者数は、ここ1週間ほど50人前後を推移しています。とある交通機関は、”外国人観光客のいない観光地は、今アナ場です”との情報(!)を流してくれるています。また、今年4月に訪れた奈良では、鹿さんたちがのんびり草を食んでおり、その表情はつきものが落ちたように非常に穏やかなものでした。
未曾有の新コロナ禍にあって、日本は今、かように小康状態を保っています。流行再発を加速させるもと、新たな災いのタネ等を持ち込んで欲しくありません。かの国との人的交流は “No Thanks” です。かの国も “No Japan” 中のようなので、どうぞそのまま続けて下さい。
素朴な疑問ですが、韓国国民は、韓国大統領が、外国首脳との会談で、何を合意したかが分からない、ということでしょうか。もっとも中国相手だったら、「中国皇帝様が、こう指示された」と正しく発表するので、例外ですが。(もしかしたら、日本も(北朝鮮に倣って)短波放送(?)で、韓国向けに正しい情報を発信する必要があるのかもしれません)
蛇足ですが、韓国政府は、日本の総理にも、アメリカの大統領にも、「韓国国民に、こう発表してしまったのだから、それに合わせてくれ」と言っているのでしょう。
駄文にて失礼しました。
> 韓国国民は、韓国大統領が、外国首脳との会談で、何を合意したかが分からない
青瓦台の発表通りに信じているのでしょう。そして、毎回後頭部を殴られるところまでが様式美です。
> 「韓国国民に、こう発表してしまったのだから、それに合わせてくれ」
韓国国内ではよくある交渉術らしいですよ。
龍さま
>青瓦台の発表通りに信じているのでしょう
青瓦台の発表が「朝鮮脳に受け入れられやすい内容」なんだと思います。
韓国ネット民のコメントを見ると、朝鮮脳に受け入れられにくい記事は、親日派が書いた記事だとか言い掛かりを付けて非難する内容になります。
韓国政府は、愚民(支持者)に迎合する傾向が強く、支持率を上げるなどのメリットが、有るんだと思います。
案の定というか、予想通りのなりゆきです。自民党親韓派の親玉の圧力に抗しきれなかったのか、岸田氏自身の八方美人的脇の甘さなのか、はたまた外務省官僚の画策は知りませんが、韓国紙の内容を信じる普通の人々は一定数はいるでしょう。こちらのウェブを訪れる方々には常識なれど、普通の人は韓国の公式発表には嘘が多いなどと夢にも思わないので、わざわざ日本側の発表と見比べる人などいません。
これにより、「岸田、けしからん」と自民票が減るのか、あるいは賛成票が増えるのかは不明ですが、どちらにせよ選挙戦のさなかに党政策の看板の混乱を招く余計なことをしたものです。
今回の韓国側発表ですが、単に日本側発表では重要ではないので省いているだけで③以外は特に嘘が多いとまでは言えないように思います。
ただ、韓国側発言の内容は勘違いも甚だしく、会談は時間の無駄でしたね。
会談の記録とは話し合った内容を淡々と記録するのが目的であり、話してないことを盛り込んだりするのは勿論のこと、重要とか重要でないなどの判断を勝手にして内容を省いたりはしないのが原則です。会社内でそんなことをすると、アナタ、クビになります。
⑤の中の、「法的解釈に違いがある」が一番の問題ですよね。
だから日本は、協定に従って第三国による仲裁手続きを求めたのに、それを無視したのは韓国ですから。
つまり外交的対話を拒否しているのは、韓国です。
文在寅大統領のこの言葉は詭弁です。
こんな無意味な、しかし有害な発言を繰り出すばかりの外交の天災ムンムンに、まともに会談しようと思う主要先進国の首脳は、もうほとんどいないと思います。
韓国政府の発表が事実と異なることはよくあり、韓国マスコミも理解しているようなので、まあこの程度のことは放っておきましょう。10/11発表のリアルメーターの世論調査では、今後の日韓関係改善のためには、韓国民の58.4%が「日本政府の態度の変化が優先」で、29.1%が「韓国政府の積極的な関係改善」だそうです。29.1%を見て「韓国民の意識も変わりつつあるのかな」とみるのか、58.4%を見て「まだまだ時間がかかりそうだな」とみるのか、ですよね(私は後者)。対韓外交は、基本的には①国際法、国家間の合意は守れとの一貫した立場堅持②原則首脳外交は行わない③日米韓の枠組はこちらから破棄しない④クアッド、FOIP、TPPなど韓国抜きでの国際関係の構築、そして⑤日本国内の一部知識人に残る「日本は日韓関係の改善に動き出すべき」(工藤泰志言論NPO代表)などへの対応でしょう。韓国が本当にレッドチーム入りしそうな時は再考しないといけませんが、そんな度胸もなく、コウモリ外交を続けるだけでしょう。それにより、日韓関係は段階的先細り(テーパリング)でも良い、と考えます。
私も同感。
完全なレッドチーム入りする度胸はないので、関係が先細りしてくだけですね。
ただ、李在明が大統領になったらひょっとしたらへんな度胸見せるかもと楽心配しております。
「韓国政府の積極的な関係改善」とは、韓国政府がもっと積極的に日本を説得して韓国の要求に従わせると言う意味です。
韓国政府が妥協すると言う意味では無いと思いますが・・・。
韓国側が日韓基本条約及び其の付随協約を不平等条約だと受け止めるのは自由なのですが、自称不平等条約を改めたいなら、日本の明治政府が欧米との不平等条約を改めた歴史を参考にした取り組みをする位は頭を働かせて欲しいですね。
しかも、今なら国際司法裁判所とかがある訳ですし。
1965年韓日請求権協定の適用範囲のための法的解釈に違いがある問題 >
これは「法的解釈に違いがある問題」というよりも、文大統領およびその政権に関わる者すべての「読解力の致命的欠落による問題」と言い換えるべきではないでしょうか?
「完全かつ最終的に解決」とはっきり明記されている協定文を理解できないというのは、もはや彼らの識字率の貧困さに起因している問題としか思えません。
愛知県東部在住 さん
『「完全かつ最終的に解決」とはっきり明記されている協定文を理解できない』のではなく、解釈に相違がある場合の解決方法の部分を理解出来ていないのではと。
K三権分立で押し通そうとして失敗して。
>岸田首相のことですから、
>30分少々の対話のなかで、
>韓国大統領府が発表したようなことを
>ポロッと口に出してしまっていた
>可能性は否定できません
外務省は岸田首相の発言を
中心にまとめたら500文字弱。
韓国は文大統領の発言を中心に
据えたので1300文字を超えた。
会談と言うより文大統領の独り言に
岸田首相が壁に徹して相槌を打った
だけのように見受けられます。
岸田首相の反応が余りにも薄いので
韓国側が盛りに盛ってもこれが
限界だったと言うことで・・・・・
なので、いくら韓国側が共感を
強調しようとも肝心の日韓対話に
向けた日程調整は韓国側の発表でも
全く言及できなかったのでしょう。
追伸。
韓国側は言いたいことを遮られずに
言い尽くし明確な否定が無かった時点で
「共感を得た」と発表しているように
見受けられますので自動音声対応どころか
留守番電話対応でも今回ぐらい
盛って発表していたと思います。
反社会性パーソナリティ障害(ASPD)という精神病理学用語があります。その特徴はというと、
>個人的利益や快楽のために違法行為,欺瞞行為,搾取的行為,無謀な行為を行い,良心の呵責を感じない;患者は以下のことを行うことがある:
① 自分の行動を正当化または合理化する(例,敗者は負けるべくして負けたと考える,自分自身の利益を追及する)
② 被害者を馬鹿だったまたは無力だったと責める
③ 自分の行動が他者に及ぼす搾取的で有害な影響に関心を示さない
以上、MSDマニュアルプロフェッショナル版より
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB/08-%E7%B2%BE%E7%A5%9E%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3/%E5%8F%8D%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3-aspd
長く社会経験を積んでこられた方なら、こんなタイプの人間にひとりやふたり心当たりはあると思います。そして、このサイトの読者なら、唐突にこんなことをわたしが言い出したか、その理由も。
だって、そっくりなんですもん。
ASPDと判定される人物の親、またその子も同じ傾向を示すことが多いのは、よく知られた事実で、それ故この障害は遺伝的なものと考えられがちなのですが、こういう精神的傾向って一般的な幼児性の表れじゃないでしょうか。発育過程で正しい社会生活を送れるように矯められることがなかったという環境要因のほうが、この障害の成因としてはむしろ大きいんじゃないかという気がします。
であれば、そうした矯正力がはたらかない社会があれば、この障害傾向は集団的、民族的色彩を帯びる、言わば反社会性エスニシティ障害とよぶにふさわしい状況ができあがるでしょう。それが外から見れば「アンタ馬鹿」というしかない、ある国の精神状況の説明になると思えるのですがね。
こういう人間が身の周りにいたら、相手にせず近よらせないのが一番です。あからさまに非難、排斥など試みるのは愚策です。そして、接近阻止戦術が採れるのはこちらがある程度以上の力を持ち、毅然と振る舞える場合に限られます。こういう手合いは、歪んだ自己愛から、やたらに承認欲求が強いものです。それが上記②の特徴に結びつくのですが、いくら避けようとしても「弱い」と見なした相手には徹底的に絡んできます。それが「反社会性」とよばれる最大の所以でしょう。そして自らの欲求を「不当に」はねつけられたと感じたら、いわゆるストーカー殺人のような事態を引き起こしても、自分が悪かったとは最後まで納得しない。そういうメンタリティを生む。
で結論です。いま念頭にある「ある国」との関係について言えば、ナンチャラ3原則なるもの、とくに「相手にしない」の項目は、あまり杓子定規に適用しないのが無難というのが、世間知というものかも知れません。電話して欲しがってれば、いの一番にかけて変に舞い上がられても困るから、そこそこ「お前さんならこの辺で満足しとき」くらいの順番で、かけるだけはかける。相手について言及するときには、枕詞として「重要な○国」を必ず付ける。まあ、それくらいしとけば、これ以上順位を下げられては困ると、相手に思わせるくらいの精神的効果はあるでしょう、(かな?)
長口舌の挙げ句、ナンジャこの結論は(笑)。
伊江太さま
病気の特徴では無く、朝鮮人の特徴の話ですよね。
だんな様
氏より育ちとみるべきか? — 伊江太
半万年の宿痾というべきか? — だんな
ちょっと実験で確かめるというわけにはいかないですね(笑)。
伊江太さま
遺伝要因も環境要因もぴったりニダ。
伊江太さま
だんなさま
私は、てっきりかのお方や例の方々のことかと思ってしまいました。
どうも、両者に親和性があるような、ないような……。
いわゆる徴用工問題について、双方の主張は下記の如くですれ違っている状況です。今回、文大統領が「法的解釈に違いがある」と言っているのは、そのすれ違いのことを言いたいのだと思います。
日本側:本事案も請求権協定に含まれ、請求権協定で解決済
韓国側:請求権協定の適用範囲外の新たな未解決事案。
いずれ、この事案の本丸は「日韓併合の合法性」で、請求権交渉でも結論が出なかったものです。ただ最終的に、韓国のメンツと日本の資金援助とをバーターする形で「暗黙的に合意」したはずのものだったと思います。朴槿恵政権までは、この事案に関しては自己抑制されていたことがその暗黙合意の証でしょう。ですが、それを文在寅政権が、日本の資金援助を食い逃げして蒸し返しているということです。
日本側としてできることは、この事案が、あくまでも請求権協定の適用範囲内(つまり日韓併合は合法)であり、かつその協定で解決済を主張し続けることです。国際司法裁判所への提訴も検討しうるでしょう。そして、韓国側の行為を国際法違反(請求権協定違反)として指弾し続け、実害があれば応分の対抗措置をとる、ということでしょう。
そして、韓国側の、日本の誠意を踏みにじるやり方(上記暗黙合意を食い逃げしたこと)に対しては、日米韓関係が続く限り、「徹底して冷や飯を喰わせ、干す」程度のことしかできないでしょうが、それでも相当効くと思いますけどね。
―――ご参考;徴用工裁判の韓国大法院判決+韓国側主張の要旨―――
日韓基本条約、請求権協定では、日韓併合の合法性に関して決着していない。
→それ故、韓国側は「日韓併合を非合法」と認定する(現韓国憲法も同様)。
→それに基づき、旧日本帝国総督府による半島支配は非合法。
→従って、その非合法統治への、被告(日本企業)の協力は不法行為。
→原告(自称徴用工)はその不法行為により精神的苦痛を受けた。
→原告の精神的苦痛に対して被告は慰謝料を払うべきである。
さらに、
→日本側は日韓併合を非合法と認めておらず、それ故、本事案が有り得ることを認めていない。
→従って、本事案が請求権協定の適用範囲外であることは明白である。
→本事案は、請求権協定の適用範囲外ゆえ、日本側が要求する、請求権協定に基づく協議も仲裁付託も有り得ない。
岸田首相、文大統領突き放し…韓国経済“絶望” 日韓電話首脳会談、関係修復は望み薄 火が付く通貨・株「売り」 識者「経済協力のメリットないに等しい」
https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/news/211016/pol2110160002-s1.html
室谷氏、真田氏のコメントが有ります。
個人的には真田氏のコメントが、良いですね。
韓国政府は、「自称元徴用工判決」を受けた日本政府の「国際法違反を是正せよ」という要求に対して、「三権分立制度のため、行政府は司法府の判断に介入できない」と主張してきました。
しかし、最近は「日韓請求権協定の適用範囲に関する日韓両国の法的解釈の相違が問題の原因だ」として、「日韓請求権協定の解釈の問題だ」と主張を変えてきています。
これを言い換えると、「日本政府は、日韓請求権協定に関する独善的な解釈に基づき、韓国政府に対して『国際法違反を是正せよ』と一方的に要求しているだけだ。」ということになります。
しかし、日韓請求権協定第3条は「協定の『解釈』及び実施に関する両締約国の紛争」の解決手続を定めており、「協定の『解釈』に関する紛争」は協定第3条に定める手続きにより解決することを日韓両政府が約束したことは条文上疑う余地がありません。
今後とも、韓国政府の「協定の解釈の問題だ」という主張に日本政府が何も反論しないと、詳しいことを知らない日韓両国民や第三国政府は、「韓国政府の言い分にも理がある」と信じかねません。
日本政府は、「日本政府が、協定の『解釈』に関する紛争を、協定第3条により解決するよう申し入れたのに対して韓国政府がこれを拒否したのは、明確な協定違反であり、国際法違反だ」と強く主張すべきだと思います。
各位お怒りのご様子ですが、今までに「ホントだらけの」韓国発表なんてありましたかねえww
たまには本当のことを言わないと嘘に騙される人もいなくなるのにね
岸田首相が関わった自称「慰安婦合意」をなぜ破ったのか、破った本人が大統領であるうちに直接聞いても良かったと思います。
「一度や二度との合意で済むと思うな。」
「解釈の違い。」
もしくは、新たな詭弁。
平行線からテーパリングへの、ひとつの確認のためにはなるのでないでしょうか?
あることないこと法螺を吹くので、鼻毛を伸ばし愚鈍を装い変質者に成りきる兵法三十六計の二十七計は韓国人には利用されるため通用しなさそうですね。
面会の頻度を1年、1年2ヶ月と徐々に間隔を伸ばしていくことが大事かと思います。