言論NPO調査から見えるのは「日本の対韓無関心」?

俗に、「好きの反対は無関心」、といわれます。特定非営利活動法人言論NPOが昨日公表した、韓国のシンクタンク「東アジア研究院」と共同で実施した世論調査を眺めてみると、日韓世論の「すれちがい」もさることながら、日本側の韓国に対する「無関心」という実情が透けて見えるのです。

言論NPOの世論調査

「特定非営利活動法人言論NPO」(以下、本稿では「言論NPO」)は韓国のシンクタンク「東アジア研究院」と共同で、日韓両国民を対象とした世論調査を毎年実施しているそうで、当ウェブサイトでも2年前の『好きの反対は無関心 言論NPO調査に見る日本人の意識変化』で話題として取り上げたこともあります。

言論NPOは昨日、その最新版を発表しました。

国民意識の改善はまだだが、新しい変化が見え始めた

―――2021年9月28日付 言論NPOウェブサイトより

全文を読むためには、言論NPOへの会員登録が必要です。会員登録ならば無料で可能だそうですので、言論NPOの回し者ではありませんが、もしご興味があれば会員登録のうえで直接リンク先記事を読んでみてください。

本稿では、言論NPOウェブサイトのなかで会員登録なしで読み取れる情報を中心としつつ、一部のメディアが報じた同調査結果(たとえば、韓国メディア『中央日報』の次の記事など)をもとに、最新の日韓世論の一部をレビューしてみたいと思います(一部、会員登録が必要な情報も含まれます)。

韓国人「日本嫌い」8ポイント減り「中国嫌い」14ポイント増える

―――2021.09.29 06:40付 中央日報日本語版より

日韓世論のすれ違い

まずは、日韓両国民の意識です。

Q1-1 相手国に対する印象(日本世論)
  • 良い印象…25.4%
  • 良くない印象…48.8%
  • どちらともいえない…25.7%
Q1-1 相手国に対する印象(韓国世論)
  • 良い印象…20.5%
  • 良くない印象…63.2%
  • どちらともいえない…16.3%

相手国に対して「良い印象」を抱いている人は、日韓ともに20%台です。その一方、「良くない印象」を抱いているのは日本側が50%弱であるのに対し、韓国側では63.2%に達しています。

次に、日韓関係に関するお互いの国の見方です。

Q2-3 相手国は友好国か
  • A 今も友好国だと思う
  • B 以前は友好国だったが、現在はそう思えない
  • C 以前から友好国だと思ったことはない
  • D どちらともいえない
  • E わからない
Q2-3 相手国は友好国か(日本世論)
  • A…8.7%
  • B…19.3%
  • C…21.6%
  • D…35.6%
  • E…14.5%
Q2-3 相手国は友好国か(韓国世論)
  • A…5.4%
  • B…19.9%
  • C…54.9%
  • D…15.5%
  • E…15.5%
Q3-1 日韓関係の重要性をどう見ているか
  • (日本側)日韓関係が「重要である」…46.6%
  • (韓国側)韓日関係が「重要である」…79.1%

これらも、大変興味深い関係です。

順番が前後しますが、まず、韓国から見て日本との関係が「重要だ」と答えた割合は79.1%にも達しているのに対し、日本から見て韓国との関係が「重要だ」と答えた割合は46.6%です。

次に、相手が「友好国か」という質問に対しては、「以前から友好国だと思ったことはない」が韓国側で半数を超えているのに対し、日本側では最多回答が3分の1以上を占める「どちらともいえない」だというのも特徴的でしょう。

すなわち、「日本は友好国ではないけれども韓日関係は重要だ」とする見解が韓国側世論から見えるのに対し、日本側世論からは、「いちおう重要ではあるけれども、相手が友好国であるかどうかにはあまり関心がない」という実態が浮かび上がってくるのです。

日韓関係を「改善」すべきか→日本では3割超が「わからない」

同様に、現在と未来の日韓関係をどう考えているのかについては、こんな具合です。

Q2-1 日韓関係を改善すべきか
  • A そう思う
  • B そう思わない
  • C わからない
Q2-1 日韓関係を改善すべきか(日本世論)
  • A…46.7%
  • B…21.4%
  • C…31.6%
Q2-1 日韓関係を改善すべきか(韓国世論)
  • A…71.1%
  • B…23.0%
  • C…5.8%

これも興味深いところです。

韓国側では「関係を改善すべき」とする見解が世論の7割を超えているのに対し、日本側では46.7%と半数に達していません。また、日本側では「わからない」が3割を超えているのですが、これは韓国側での「韓日関係」への関心度合いと比べ、日本側で日韓関係への関心が低いことの裏返しでしょうか。

「韓国のクアッド参加」、日本側では4割弱が「NO」

こうしたなか、大変に興味深いと思うのが、Q9-3です。

Q9-3 クアッドに韓国を加えるべきか
  • A そう思う
  • B そう思わない
  • C わからない
Q9-3 クアッドに韓国を加えるべきか(日本世論)
  • A…11.4%
  • B…39.4%
  • C…48.9%
Q9-3 クアッドに韓国を加えるべきか(韓国世論)
  • A…51.1%
  • B…18.1%
  • C…30.8%

いかがでしょうか。

「クアッド」について、言論NPOウェブサイトに定義は設けられていませんが、当ウェブサイトなりに定義するならば、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に強くコミットしている日米豪印4ヵ国の協議体」、でしょうか。

韓国側では「わからない」が3割を超えていますが、「そう思う」が過半数を占めていることを踏まえるならば、「自分の国はクアッドに入れてもらった方が良い」とする見解が、とりあえずは韓国側世論の多数であると見て良いでしょう。

その一方、日本側では「わからない」が半数近くに達し、次に「そう思わない」が4割弱を占め、「そう思う」と答えたのは10%少々に過ぎませんでした。このあたりは個人的見解ですが、「日韓関係に関心がない」というよりも「FOIP自体をよく知らない」という人が多いからなのかもしれません。

ただ、クアッドないしFOIPを理解している人であれば、これが一種の「価値同盟」であることに気付いている人も多いでしょうから、基本的価値(国際法や約束を守る、ウソをつかない、など)を共有していない国がその同盟に入ることに抵抗を示すのも当然のことかもしれません。

このあたりは、さまざまな世論調査(たとえば内閣府が公表している『外交に関する世論調査』)なども参考に、日韓両国世論の意識の変化について追いかけてみても面白いのかもしれません。

【参考】日本国民の韓国に対する親しみ

(【出所】内閣府『外交に関する世論調査』より著者作成。ただし、2020年に関しては実施方式が異なっており、内閣府の元資料では連続したグラフとして表示されていない点に注意。)

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. sqsq より:

    昔読んだ本で日本と韓国の関係をHate vs Hate の関係と表現していた。
    日本の国力が落ちてきて今後もこの関係は続くだろう。
    関係を改善しようなどと言うのは、何か下心があると考えた方がいい。
    こういう隣国同士の関係はめずらしくない。
    インドとパキスタン、トルコとギリシャ、イギリスとアイルランド等々。

  2. 門外漢 より:

    韓国の気分を単純に読むと、嫌いだが利用する気満々、という所なんだと思います。

  3. イーシャ より:

    オールドメディアのごり押しを除けば、韓国が因縁をつけてくるから、小馬鹿にしながら反論しているのが実情ではないでしょうか。
    「こっちを見ないでいてくれるなら、韓国なんかどうでもいい」というのが本音ですね。

  4. だんな より:

    質問内容が抽象的で、日韓で同じ質問でも日韓両国が考える「関係改善」の意味あい等が違うので、調査結果の評価は、微妙だと思います。
    相手国の考える「関係改善」についての善し悪しの質問を個別にすれば回答内容は大きく変わるでしょう。
    相手国が、重要だというのも理由が違う様に思います。
    FOIPについては、CPTPPなどと同じで、韓国は自分の希望で加盟出来る前提での回答結果だと思います。
    韓国人に「中国は嫌いでも、逆らうのは怖い?」の質問をしてやれば良いのに。

  5. 伊江太 より:

    アチラ流の解釈による「日韓関係」の改善というのが、
    こちらから見れば「冗談じゃない」というものばかりというのは、
    考えてみれば「とんでもない」ことですね。

    隣国同士、仲が悪いのが普通とは言っても、
    世界を見渡して、こんな二国間関係なんて、他にあるのかな?

  6. サムライアベンジャー より:

     世論調査の結果を見ても、問題を起こしているのは相手ですからね。日本側に非がありません。韓国との将来の関係なんて考えたくない、当然の反応でしょうか。

     ただ、あまりにも話にならない韓国はやっぱり理解が難しい。私的には、
    https://nihonsinwa.com/
    上のブロガーさんがおっしゃる、「認知バイアス」「韓国人は機能的文盲」という2つの点が何か腑に落ちました。

     ただ韓国人だけかというと、(英語版)首相官邸Facebookページに、反捕鯨のコピペ文を貼っている、オーストラリア人をはじめとした白人さんたちも、「機能的文盲」の集まりだと感じます。話してわかりあうという姿勢ではありませんから。

     日本が今後も「戦略的無視」ができるかどうかが、一つのカギですが。

    1. 迷王星 より:

      「機能的文盲」という言葉を勝手に変な意味で使うのは避けたほうが宜しいかと.

      参考に挙げておられるブログでの使い方は知りません(少し見たが当該ブログ主がどのような意味で使用しているか判然としない)が,少なくともこちらの理屈(そして恐らくはICJなどで争っても通用する理屈)が全く通用しないということを「機能的文盲」と呼ぶのは全くの誤用です.

      機能的文盲の意味は「文は読める(例えば文を構成する文字をその順番に正しく音に出して発音できる)が,その文の意味は理解できない」ことを指します.この言葉の意味はそれ以上でもそれ以下でもありません.理屈が通るなどという意味は含んでいません.

      たとえばすぐあとのぱらぐらふでかくつもりのぶんしょうをにほんごでもかんじとかたかなとをすててひらがなだけでかいてみるとひじょうによみにくくなるのはつぎのとおりです.さらにじょしをくわえてとうてんはつかわないことにするとどうじにかっこのぶぶんはのぞいてしまいましょう.

      かんこくじんのばあいはあれだけきょういくねっしんなくにのこくみんでありながらきのうてきもんもうのひりつがいようにたかいりゆうはかんじをはいしてしまいひょうおんもじのはんぐるのみでしかもひょうおんもじのみをさいようしているくにぐにのげんごのかきことばでひろくつかわれているたんごごとにくうはくでくぎるわかちがきをせずれんぞくしてべったりとはんぐるもじをならべてかいているからでしょう.

      どうです,音読は出来ても単語の区切りが視覚的に全く捉えられず意味を読み取る気力が失せたでしょう.韓国での書き言葉は基本的に全てこの調子だと考えれば,韓国人が帰納的文盲になるのは何も不思議ではありません.上の文章を漢字仮名交じりの普通の日本語表記で書くと次の通りです.(一か所,括弧で括った句を挿入しました)

      韓国人の場合,あれだけ教育熱心な国の国民でありながら機能的文盲の比率が異様に高い理由は漢字を排してしまい表音文字のハングルのみで,しかも表音文字のみを採用している国々の言語の書き言葉で広く使われている(多くの場合は)単語毎に空白で区切る分かち書きをせず連続してべったりとハングル文字を並べているからでしょう.

      しかも平仮名とカタカナという2種類の表音文字セットを有する日本語とは違い,英語のアルファベットのようにハングルという1種類の文字セットしか持たないのですから,更に読みづらくなるのは当然です.

      日本の小学校で教える所謂ローマ字は表音文字であるラテン文字アルファベットによる日本語表記ですが,その場合,必ず単語毎に空白で区切る分かち書き(考えたら助詞の概念は全く教えていないのに,小学校のローマ字授業では「は」とか「の」など名詞に付く助詞に関してはちゃんと分かち書きしろと教える一方で助動詞とかは全く分かち書きさせず動詞の活用にくっついたままで書かせていたような気が.考えたら滅茶苦茶ですね)

      人間集団同士で理屈が通らない原因は,ほぼ例外なく宗教や歴史観(いずれも当然ながら虚偽に基づく場合も大いにある)等の相違に基づく根本的な価値観の相違や強い偏見,あるいは一方または双方の集団が集団ヒステリー状態になっていることです.機能的文盲とは全く関係ありません.

      オーストラリアを始めとするキリスト教国の多くが鯨食を非難するのは,聖書に書いてある食用にして良いものの中に鯨が入っていないことと,特に日本の捕鯨に対する非難が強いのは何よりも「黄色い猿」への偏見・蔑視と黄色い猿共が先進国面してハイテクだの何だのと騒がれているのが神に選ばれた民である筈の白人種としては非常に不愉快なのですよ(要するに太平洋戦争のころと彼らの本音は何も変わっていないということ).それぐらいは察してあげなさい.

      1. サムライアベンジャー より:

        >> 迷王星 さま
         「機能的文盲」について、知見不足でして私もよくわたっ勝ったつもりで聞いていたわけではないことをお詫びいたします。

         英語で日本文化についてのWebサイトを作っていて、こちらの意図するところと全く違う意味で食いついてくる外国人(ほとんどは東南アジア人)を見ていて、つい「機能的文盲」という結論に達しまして。

         韓国人に関しては集団ヒステリーという言葉が表してくれると思います。自分の都合の悪いことは見なかったり、擁護を捏造しているのを見ると、自分たちは徳が高いので嘘をついてもいいという「徳治主義」の概念も見られますが。徳が高い=相手の上に立つためウソに罪悪感がない、と言いましょうか。事実の存在が薄い。これではまともなコミュニケーションが取れず、日本が譲歩ばかりなのも分かります。

      2. バシラス・アンシラシスは土壌常在菌 より:

        二種類の表音文字について
        ヨーロッパでも、大文字だけの時代は長い文章だと読みにくくて不便だったらしい

  7. sey g より:

    こういうのは、単純化すると本質が見えてきます。
    学校でA君はB君に対し、アイツは万引き犯だと嘘をひろめ、黙っててやるからBよ金を出せというのに単純化できます。
    ここで、B君は嘘を黙ってて貰えるならと金を払って来ましたが、なんかA君の嘘をみんな信じてないから、もう無視で。
    で、アンケートではA君はB君と仲直りすべきというのは、まだ利用価値があるかもっと金を搾り取れると思ってるのでしょう。
    A君はベツニ力があるわけでなく、金があるわけでもなく、成績が言い訳でもありません。
    ただ、最初の嘘が時流に乗り上手くひろがっただけ。
    そんなA君とこれまでの事を水に流して仲良くなど出来ません。
    普通B君の親族なら、そんな悪友とさっさと手を切れというでしょう。
    いや、仲良くすべしというのは、現実的をみてないか理想論しか語らない、仕事の出来ない人間だと思うのです。

  8. sqsq より:

    常に序列を気にして世界13大大国(14番に落ちると14大大国という)、3大xx強国(こういう表現のときはxxの分野で3位のことが多い、2位なら首位圏という)、XXハブ、等々、自分たちが上や中心にいるのをたしかめないと気が済まない。
    たしか中央日報日本語版で「夏冬のオリンピックを開催した国の中で世界陸上の開催地になったのは世界でも4か国しかない」というのがあった。こんなことを数えている国、他にある?これが出た時点で平昌オリンピックはまだやっていなかった。また韓国のテレビニュースで13歳男子の平均身長が日本を抜きましたというのがあった。こんなどうでもいいような統計でも日本との差を気にしている。
    心理学者に聞いてみたい。これは劣等感の裏返しなのか。

  9. 世相観望(お魚なのに 蔓防と間違えられるので) より:

    日韓関係の現状について
    韓流の人たちがことさら口にする
    「関係改善(?)」の言葉は
    消滅前の総会屋さんの企業への
    「そんなこといわんと、昔の”ええ関係”に 
     戻ろやないか」(?)とのセリフと
    オーバーラップして滑稽です。

    なんせ、日韓関係は過去の、
    嘘捏造元に日本が謝罪と
    金品差し出す誤った関係から
    絶賛改善中なのですから。

    まあ、
    ただのマリシャスプロパガンダも
    芸術と人権騙ればなんでもありでウッシッシの
    韓流脱糞派アーチスト
    自称従軍慰安婦像撒き散らし組
    の人たちにしても、
    韓流整形へそ出し踊りK-POP
    ゴリ押しの人たちにしても
    言ってる口とでどこはほぼ同じであり
    もちろんここの例外はしっかり峻別した上で
    およそモロモロ韓流というものは
    そうしあものだとの正しい認識を
    持つことが必要と考えます。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

だんな へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告