東京都新規陽性者減少?菅義偉こそ「ワクチン功労者」
日刊ゲンダイさん、「ワクチン1日100万回」は荒唐無稽なんですか?
昨日、東京都の新規陽性者数が減少に転じました。これは偶然なのか、それとも潮流の変化なのかは、現時点ではわかりませんし、新規陽性者数自体、一喜一憂したところであまり意味はありません。ただ、ワクチンについては当初の当ウェブサイトの「予想」どおり、8月末に1.3~1.4億回、2回接種を終えた人の割合も5割前後に達するかもしれません。
東京都で新規陽性者が減少
東京都の新規陽性者数に、少し変化の兆しが出てきたのでしょうか。それとも一時的な減少でしょうか。
昨日の「新規陽性者」数は2447人と、前週から515人減少しました。
東京都・8月23日(月)の状況
- 新規陽性者数…2447人(前日比▲1945人、前週比▲515人)
- 7日間平均値…4659人(前日比▲74人、前週比+384人)
- 重症者数…272人(前日比+1人、前週比+4人)
- 新規死亡者数…5人(前日比▲3人、前週比±0人)
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』より著者作成)
新規陽性者数を前日と比べると、2000人近くの減少です。
もちろん、月曜日には新規陽性者数が減るという傾向にあるのですが、前週と比べても、新規陽性者はさらに減少しています。
重症者数は先週から横ばいが続く
また、重症者数については、8月17日(火)時点の276人をピークにいったん「頭打ち」となり、その後は一進一退の状況にあります。グラフで確認しておきましょう(図表1)。
図表1 新規陽性者数と重症者数
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)
この点、重症者数と「60歳以上の新規陽性者数」をグラフに重ね合わせてみると、とくに昨今の新規陽性者数の拡大局面においては、両者がピタリと重なっていますが(図表2)、これも冷静に考えてみれば、当然のことといえるかもしれません。
図表2 東京都における重症者数と年齢階層別新規陽性者数
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)
なぜなら、ワクチン普及以前において、年代別の重症化倍率が圧倒的に高かったのは高年層であり、若年層はワクチンを接種していなくても重症化倍率は圧倒的に低いことが、京都大学の西浦教授らの研究によって判明しているからです。
30歳代を1としたときの年代別の重症化倍率(ワクチン普及以前)
- 若年層:10歳未満…0.5倍/10歳代…0.2倍/20歳代…0.3倍
- 中年層:30歳代…1倍/40歳代…4倍/50歳代…10倍
- 高年層:60歳代…25倍/70歳代…47倍/80歳代…71倍/90歳代…78倍
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』P4)
しかも、コロナワクチンの接種は、いまや全国民の40%以上が終えた状況にあります。
もちろん、65歳以上を「優先接種させる高齢者」に設定したがために、結果的に、現時点において社会的に最も重症化リスクが高いのが50歳から64歳の層に移ったと考えられます。
実際、東京都の場合だと「1961年4月2日から1972年4月1日に生まれた方」(つまり50歳代)に対する優先枠が設定されるなどしましたが、これも結局のところ、社会的に見て重症化率が高い年齢層を手当てする試みと考えればよいでしょう。
なお、新規死亡者数については、以前から当ウェブサイトで懸念してきたとおり、わずかながら上昇傾向が認められます(図表3)が、それでもワクチン普及前と比べれば、状況はずいぶんと改善しています。
図表3 新規陽性者数と新規死亡者数
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』より著者作成)
世界平均を上回る日本の接種状況
もちろん、新規陽性者数で「一喜一憂」するのは適切ではないのですが、ただ、昨日の『日本のワクチン接種状況は「世界平均」を上回っていた』でも指摘したとおり、わが国のワクチン接種の実施状況は、決して主要国と比べて遅れているものではありません。
昨日時点で取得したデータを使って著者自身が手元で計算した接種実績は、図表4のとおりです。
図表4 総接種回数と接種率
区分 | 総接種回数 | 接種率 |
---|---|---|
全体合計 | 118,310,106 | |
うち1回目 | 66,534,506 | 52.34% |
うち2回目 | 51,775,600 | 40.73% |
65歳以上合計 | 62,034,004 | |
うち1回目 | 31,554,819 | 88.92% |
うち2回目 | 30,479,185 | 85.89% |
高齢者以外合計 | 56,276,102 | |
うち1回目 | 34,979,687 | 38.17% |
うち2回目 | 21,296,415 | 23.24% |
(【出所】VRSオープンデータおよび首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』データをもとに著者作成。8月23日時点で取得したVRSデータ、職域接種データ・重複計上データなどを使用。「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の人口で割った数値。高齢者接種率は累計接種回数を3548万6339人で、「高齢者以外」の接種率は、接種回数合計から65歳以上接種回数を引いた数値を、9164万2566人で割って求めたもの)
早ければ8月末に「2回目」が50%を達成?
昨日、つまり月曜日時点のデータには、日曜日までの接種データしか反映されません。
そして、土日祝はワクチン接種回数が減るのですが、それにしても公式データで1.18億回に達しています。
今週水曜日には日曜日までの職域接種データが、おそらくは100万回前後分は上積みされるほか、例の「ワクチン接種記録システム(VRS)」への未入力という問題もあるため、現実には現時点で1.2億回を達成していることは確実です。
また、VRSの接種実績は、盆休み前後でやや低迷したものの、現時点においては、平日で1日あたり150万回前後、休日でも100万回前後の「増分」が確認できるという状況が続いており、このペースでいけば、8月末に1.3~1.4億回、9月末に1.7~1.9億回の達成は十分に可能でしょう。
いや、下手をすると、「2回接種を終えた人の割合」自体は、早ければ8月末にも50%前後に達するかもしれません。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
さて、私たち国民がもっと知らなければならないのは、これまで政府がずっと言い続けてきたとおり、「感染拡大につながる行動」をとっていれば感染するかもしれない、という、ごく当たり前の教訓です。
これについては『【案の定】岐阜県が公表した「感染者の行動歴」を読む』で、岐阜県の事例をいくつか紹介したのですが、正直、「そりゃ感染するだろうに」、と思わざるを得ない事例ばかりです。
また、『「感染」拡大をもたらした真犯人は菅義偉総理ではない』でもしっかりと主張したとおり、結局のところ、新規陽性者数の拡大に関し、菅義偉政権の責任はほぼ皆無です。
というよりも、菅政権の功罪を議論するならば、むしろ菅総理が5月7日の時点で「1日100万回」という、当時からすれば多くの人を仰天させる目標を強引に掲げたことで、高齢者に対するワクチン接種が7月末でほぼ完了したという事実にこそ、着目すべきでしょう。
その意味で、「何が何でも高齢者へのワクチン接種」という「荒唐無稽な(※)」計画を立ててシャカリキでワクチン接種を進めたことが、今日の「新規陽性者数のわりに重症者は抑えられている」という状況の原因であることは明白でしょう。
ちなみに、5月の段階でこの「1日100万回接種」を荒唐無稽などと批判なさった日刊ゲンダイさんは、いい加減、この記事を撤回し、菅総理と国民に謝罪なさった方が良いと思うのですが、いかがでしょうか。
菅首相がシャカリキ「ワクチン1日100万回」計画の荒唐無稽
―――2021/05/11 13:25付 日刊ゲンダイDIGITALより
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
PCR検査については,保健所のマンパワーが限界になったので,保健所を通さなくても,公的PCRを取り扱う医療機関の自主判断で,無料の検査ができるようになりました。ただ,医療機関の数や,PCR検査を実施している時間が短いためもあってか,そういう病院はかなり混雑しているようで,受診した人の半数以上が陽性になっているようです。それを知っていると,受診するのも勇気が必用ですね。ウイルスのまっただ中に飛び込むわけですから。
デルタ株に関しては,航空機内での感染事例が多数報告されています。もっと混雑している通勤電車内で感染しない,とは考えにくいです。ただ,毎日電車で通勤している人達は,自然にある程度の免疫を獲得している可能性もあります。学校内感染も定説になってきましたので,飲食店ばかり責めるのも可哀想な気がします。そういう元気な人達の大半は,感染しても軽い風邪くらいの症状で済みます。あと,PCR検査に陽性になって保健所に連絡されると,治療はしてくれないのに行動制限だけかけられるので,発熱しても報告しない人の割合も増えてきたと思います。大半の人はすぐ治りますので。
東京都のPCR検査能力は1日2万6千人くらいのようで,陽性率がどこまで上昇するかで発表される数字は変わりますが,感染者の補足率はかなり下がっていると思います。このあたりは菅総理の政策の功績かも。今は発表される陽性者数の数字を小さく見せる戦略を,いろいろ練っていると思います。
TCR法の機械を導入して、自前で簡便検査しちゃう態勢になりました。
どうせ真陽性だろうが擬陽性だろうが具合の悪い人しか来ないし…。
それで愛読者さんの試算だと、例えば東京都でどれぐらいの市中感染者(捕捉されていない感染者)がいるんですか?
細かい計算は後日説明しますが、PCR検査陽性者の中の軽症の割合が1割くらい(通常は4割以上。集団感染した空母での全数調査だと7割が無症状)なので、感染者数が少なく濃厚接触者まで調査できていた頃みら体制に戻した場合は現在の発表数の2.5から3倍くらいになると思います。ただ、それ以外にもPCR検査を受けない人もいるので、また抗体調査をしてほしいですが、東京都は消極的なようです。このあたりは、小池さんもかなり問題があると思っています。
いまやコロナ対策が政府・東京都首脳のメンツになっている感がある。
コロナ重症者の入院を最優先させるために、他の病気の「不要不急の手術を後回しにしてベッドを空けろ」と指示を出すらしい。不要不急の手術など、あるのだろうか。他の病気の患者はどうでもいいとでもいうのだろうか(自分たちの沽券のために)。
先の大戦の終末期における御前会議で、阿南陸相は本土決戦を主張した(陸軍内部の意見を代弁しただけで、阿南さん自身は降伏を理解していたともいわれるが)のを想起する。
さらに小池さんは子供たちにパラリンピックを観戦させるという。
政府や都の首脳たちは見栄や沽券を脱して冷静になるべきだ。
昨日は新規陽性者がピークより減りました。コレが数日続けば第4波は収まりそうです。楽観的だな(笑)。私の30歳の息子も金曜日にモデルナを接種しました。企業内で集団接種です。次男も近々に接種、ああ、私の役目は終わった(爆笑)。
ところで、病院内で入院予定患者様を転院させたり、手術予定を変更するケースは、あります。コロナ棟には制限もあるので、軽い〜中等症状のコロナ患者を追加で受け入れ、その分厳重にスペースを区切り直して、一般病棟を減らす事はあります。
新型コロナ対応は、①未知のウィルスであること②相手が変化していくこと③データが未整備であること④国民世論が割れることから、誰が総理であろうと、難しい課題と思います。政治は、実証実験ができず、その意味では結果責任だとは思いますが、絶対値だけでなく、諸外国との比較も考慮すべきでしょう。7日間の新規死者数(人口100万人あたり8/22現在)で見れば、日本は1.8人と、世界8.9人、米国21.4人、英国10.1人と比べて明らかに少なく、現在の菅総理への非難は不当だと思います(新聞やテレビの報じ方はおかしい)。ただ、菅(すが)総理の発信力の乏しさは物足りない。緊急事態の時はリーダーの影響力が大きい(安倍さんや小泉さんや中曽根さんだったら…)。とはいえ総理だけに完全無欠を求めるのも、国民の傲慢でしょう。同じように未曾有の国難であった東日本大震災・原発事故当時の菅(かん)総理と比べれば、圧倒的によくやっていると評価します。
どうやら菅総裁は続投になりそうです。
やはり安部さんの後ろ楯は大きいし、党員票をとれそうな石破、河野は出馬見送りのようですか。
すでに衆議院選挙はある程度負けを見込んでいるようなので、意外と長期政権になるかもしれません。
グッドニューズ。脇の甘そうな岸田さんの出方は少し気になりますが、仕事をする菅政権長続き期待です。
横浜市在住ですが市長選挙の結果には落胆、衆院選が心配になりました。立憲・共産推薦の(パワハラ疑惑のある)候補なのにコロナ一点批判で菅さんお膝元で小此木さんが敗れるとは…。横浜市民何見てるんだか。
でも菅おろしは無いようだし、政党支持率から推して自民大敗は無さそうなので辛くも菅さん続投か。安倍さんから続くブレない政治姿勢維持を頼みます。
東京都では発症日別陽性者推移を公開しています。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/positive-number-by-developed-date/
報告日ベースでは発症ー診察ーPCR検査ー事務処理ー報告となりタイムラグが生じます。
そのため、同一報告日には複数の発症日が存在し、感染の傾向は正確ではありません。
但し、報告日データーから発症日を抜き出しているため、同一報告日には複数の発症日が存在するのでバックデーターが存在し、公表日から5日までの数値は低く出ます、それらを考慮しても8月10日をピークとし、減少傾向は確認されるのでピークアウトの可能性は高いでしょう。
また、全国レベルですが民間自費検査を除く公的PCR検査数の傾向を見ても8月11,12日の19万件をピークに減少を続け、8月19日以降10万件を下回っております。
なお、民間自費検査ほとんど変化はありません。
公的PCR検査は「有症状者、濃厚接触者等のコロナ感染の疑いが高い人間」を検査するので「有症状者、濃厚接触者等のコロナ感染の疑いが高い人間」が多くなれば公的PCR検査数は増え、少なくなれば公的PCR検査数は少なくなります、データーとしてもPCR検査数と陽性者数は同傾向を示しています。
なお、民間自費検査は感染状況とは全くリンクしませんのでPCR検査数から民間自費PCR検査数を除く必要があります。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html
ちなみに新規陽性者(報告日ベース)推移はバックデーターは存在しないがVRS入力と同じで報告日への遅延が起きますので傾向を日単位で見るのには問題があります。
そのため発症日別陽性者推移はバックデーターが存在するのですが、、
菅総理は実務者として、かつての民主党総理などより遥かに有能で確実に新型コロナにも対処していると思います。閣僚も戦後一貫して主流だっただけに人材の層が厚いと感じます(一部問題の方もおられますが)しかし、如何せんイメージ戦略が全くの下手なのか、軽視しているのか、対イメージに関して補佐役に有能な方がいないのか、世間の正当な評価を得られていないことは事実として受け入れる方がよいと思います。何も元々朴訥な総理自身がパフォーマンスをせずとも、手はいくらでもあります。
例えば、諸外国と比較した日本の新型コロナの正確な対策状況をTVで広報して市民に協力依頼を行うだけでも、マスコミのイメージ報道に迷わされ閉塞感のある世の中にある人々は目が覚めるように思います。
ちなみにこれだけ接種が進んでも世論調査では
ワクチン接種進み具合が遅い75%、順調18%ですね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210811/k10013193041000.html
・世界に対しての接種の遅れ(原因は野党なんですがね)
・接種開始時の予約殺到、予約が出来ない(最初は当然ですよね)
・架空予約が出来るシステムガー(周知したにもかかわらず結局何も起こらなかった)
・自治体の実績報告遅れなのに供給不足ガー(供給不足という供給側に問題がある表現をつかって印象操作)
・職域接種の打ち切り、供給不足ガー(予想を上回る申請があっただけなのにこれも供給不足という印象操作)
・64歳以下の接種が始まると予約が取れないの大合唱(接種開始と同じことが起きているだけでしょ)
マスコミから情報を遮断され、恣意的な情報しか得られない人間は実はすごいことが起きているとは理解できないのでしょうね。
ネットに押され自信を無くしていたマスコミも世論誘導に対しての自信を取り戻したのではないでしょうか。
こちらにいらっしゃる方達は、すでにご存じかと思いますが。
野党の邪魔がなければ6月頃には、今のワクチン接種率になっていたのでしょう。
国民の意見に多様性があるのは良いけど、これまでの日本のワクチン承認までの国会内でのプロセス・議論の経緯を踏まえた多様性であってほしいものです。
時々の陽性者数や病床数中心の取り上げで、一喜一憂するマスコミの取り上げ方は、意見の多様性の醸成に寄与していません。
次の選挙で野党の勢力が伸びるようならば、日本は韓国のことを笑えません。
以下は、AERAドットから。
「菅首相は戦犯に間違いないが、立憲、共産党もポンコツ過ぎたワクチン国会」
https://dot.asahi.com/dot/2021061700064.html
「菅首相が国賓級のおもてなしでワクチン前倒し要請もファイザーは“スルー”「野党のせい」と恨み節」
https://dot.asahi.com/dot/2021072500016.html?page=1
これが本当にワクチン効果であって欲しいと思います。
脚を引っ張る(夜盗、旧メデア、日本学術会議)がいる中でここまで行政を引っ張ってきた手腕は大きいと思っています。メデアが嘘つきなのは本当に不幸ですね。
医療機関への強制も始めるそうでけっこなことです。
利権団体として国民に理解された日本医師会を解体レベルに改変するチャンスです。
非協力な民間病院は非常時に足手まといです。(大病院制、グルーピング等システムの改変を)
無能な学術会議は税金を入れない方向で名誉職にでもしておけば良いのでは無いでしょうか
とにかくワクチンを打ちましょう。そしてワクチン・治療薬を開発しましょう
「ワクチン功労者」で言えば、菅さんの功績はホント大きいと思いますね。
マスコミも是々非々で報道してほしい。少なくとも、ウソや煽りはやめて頂きたいです。
菅さんの功績も大きいですが、私自身は、河野大臣の頑張りも大きかったんじゃないかと、ひそかに思ってます。「何が?」と言われれば困りますが。。。
決められない大臣や、セクシーな大臣では、こうは行かなかったのではないか。
結果論でしかありませんが、隠れた功労者としてリスペクトしたいです。
マスオ様
でも、石破さん、河野さん(は、良いとして)、小泉Jr.さんあたりが、求められる次の自民党の顔っていう、ばかばかしさ。
多くの人々は、何見ているんだろう。
麻生政権末期を思い起こすして、気分が悪すぎます。
菅政権のワクチン接種推進の効果もあって、「医療逼迫」と言われる我が国の現状は他の主要国に比し、死者、重症者について今なお上位の水準にあります。
で、勝手な予想です。
1)我が国はいずれ(早ければ10月中に?)主要国の中でワクチン摂取率1位となる
生真面目で同調性の高い国民性もあって、ワクチン拒否層が他国に比し少ないのではないかと思量。最終的には対象者の90%前後が接種すると予想。
2)デルタ株のピークアウト、東京は今週~来週、全国的には9月第2~3週となる
デルタ株が最初に確認されたインドでは4~6月にデルタ株が流行。その前の感染拡大期(2020年秋冬)のピーク陽性判定者数をデルタ株流行期の陽性判定者数が超えたのが4月下旬、ピークは5月下旬、4月下旬水準まで戻ったのが6月下旬。これを東京や日本全国に単純にあてはめ予想。
上記は希望も多分に含む予想ですが、この予想に近い展開となれば、自民党総裁選、衆院選挙でとりあえず菅総裁再選、菅政権継続となるのでは、とも予想します。
ワクチンの承認審査を行う医薬品医療機器総合機構(PMDA)が国内治験が必要とする指針を昨年9月に公表したこと、多くの薬害を経験してきた反省のもと厚労省が少数でも国内治験を行うべきとの姿勢を崩さなかったこと、野党が治験を行わないなど断じて認めないと猛反発したこと、これらの複合的要因により2か月の遅れが生じたものと考えます。
野党の邪魔は確かに大きかったと思いますが、海外事例のみに基づく特例承認は難しかったようにも思えます。
ただ、遅れさせた主犯格が、いざ接種が開始されると今度は接種が遅いなどと吠え、猛スピードで接種が進めば進んだでワクチンが滞っているとか難癖をつける…
政権批判のためには手段を選ばない二枚舌に辟易しますね。
これは4つ上の頓珍漢さんへの返信でした。
2013年ごろ、子宮頸がんワクチン接種後に発生した奇妙な症状(接種との因果関係は不明)についてマスメディアがバカ騒ぎをし、同ワクチン事業を事実上の壊滅に追い込んだことは記憶に新しいところです。
これで製薬企業も新規のワクチン開発に及び腰となり、国もひっくるめてこのトラウマが尾を引いたことで、ご指摘のとおり、今回のコロナ禍における日本のワクチン遅れが起こったと考えるべきでしょう。
現さま
日本のワクチン開発が待たれますが、メディアの妨害やら製薬会社と厚労省との怪しい関係やら、そういうグダグタにはならないでほしいものです。
今夜テレビで巨人戦中継していた。
ざっとみたところドームの内野は80%くらい、外野は70%くらい観客で埋まっていた。
パラリンピックに観客入れるかどうか議論してるときにこれっておかしくない?
巨人のオーナーが新聞社だからか?
>昨日の『日本のワクチン接種状況は「世界平均」を上回っていた』でも指摘したとおり、
いつも興味深い記事を有難うございます.既に記事公開から丸1日近く経ってしまっていますが,昨日の当該エントリにコメントし損なったので,遅ればせながらこちらにコメントさせて頂きます.
仮にも日本が橋本消費増税から始まる四半世紀に亙るデフレによって開発途上国レベルに既に落ちぶれてしまっているとでも主張したいのでない限り,接種率で日本が世界平均を上回るのは当たり前過ぎる話であって評価には値しません.
何しろ,世界平均となれば,ワクチン代を払うことさえ困難な経済規模でワクチン入手はWHOのワクチン配布プログラムに頼らざるを得ないアフリカやアジアの貧困国が接種率の平均値を大きく下げているのは確実だからです.日本の接種率を評価目的で他と比較するならせめて「先進国クラブ」とも言われるOECD諸国の中でどの程度なのかで見るべきだと思います.
それはともかく,ワクチン接種に関しては菅首相は良くやってくれていると思います.特に,1日100万ショットという非常に明確な目標を設定し国民に対して宣言したことは,ワクチン接種を提供する側にも受ける側にも強い動機付けとなった非常に良い政策だったと考えます.
これに関しては日本が対コロナ戦争で向かうべき方針を,非常に分かりやすく達成の可否も明確に評価できる優れた目標として我々国民に対してはっきりと示してくれたのですから,もっと多くの国民が高く評価してくれても良いのにと,マスコミの扇動に踊らされて菅内閣の対コロナ政策の評価が下がり続けている現状を極めて残念に思いますし,国民の多数が12年前のマスコミの扇動に乗って誤った選択をして味わった4年間の大変な苦渋を既に忘れてしまったのかと呆れています.
ワクチン接種に関しては、厚労省に実質丸投げで、別段、菅さんの貢献度はほぼないと思いますが。
誰がやっても、この程度の進捗は実現したでしょう。
むしろ、接種券方式に固執したこと、自衛隊による大規模接種や職域接種を強行したこと、公平性(と地方票?)への過剰な配慮から、優先すべき人口密集地へのワクチン配分が相対的に少なかったため、接種が遅れたこと、など、批判を恐れずに決断すれば防ぎえた問題点を、指導力で突破した事例は皆無に近いとさえ思えます。
個人的には、腐っても厚労省の実務能力は侮れないと思いましたが、菅さんへの評価は、ワクチンに関してはゼロです。