アフガン崩壊に韓国政治家「覚悟なければ国は滅びる」
アフガニスタン政府があっけなく崩壊し、首都・カブールが陥落したことは、全世界に大きな衝撃を与えています。こうしたなか、韓国の「保守系」とされる政党における次期大統領選予備候補でもある崔在亨(さい・ざいひょう)氏が16日、自身のフェイスブックに「自らを守る決起がなければ国は滅びる」と書いたそうです。同氏の記事の前半にはおおむね同意できるのですが…。
アフガン政府崩壊
今朝の『鈴置論考「韓国大統領選への米中介入と韓国核武装論」』では、韓国観察者・鈴置高史氏の最新論考を取り上げつつ、これに加えて当ウェブサイトなりの味付けとして、最新のアフガン情勢について少しだけ取り上げました。
アフガニスタンで政府があっけなく崩壊し、首都・カブールがタリバンによって陥落したことは、全世界に対しても衝撃を与えているようです。
ただ、アフガニスタン自体は日本から距離があるがために、下手をすると数日も経過すれば忘れ去られてしまうかもしれませんが、当ウェブサイトの問題意識は、まさにこの点にあります。なぜなら、アフガン問題は私たち日本人にとっても、じつは大変に重要な教訓をいくつかもたらしてくれるからです。
そのなかでも最も重要なもののひとつは、「どんなに近代的な装備があっても、どんなに兵力がいても、「自らの国を守る」という覚悟を持たなければ、政府というものはあっけなく崩壊してしまうものなのだ」、という実例を示した、ということでしょう。
野党政治家の指摘が面白い
この点、今朝、「アフガンについては後日、別稿にてじっくりと議論したい」と述べたのですが、これについては撤回します。なぜなら、意外な国から、このアフガン問題に関する反応が出始めたからです。
このうち、本稿で取り上げたいのは、こんな話題です。
前監査院長で野党「国民の力」の大統領予備候補である崔在亨(さい・ざいひょう)氏は16日、自身のフェイスブックに、『自らを守る覚悟がなければ、国は滅びる』という趣旨のタイトルの記事を投稿し、文在寅(ぶん・ざいいん)政権の外交を姿勢を批判しました。
少し長くなってしまうのですが、自動翻訳機能などを使い、崔在亨氏の発言の概要を紹介しておきましょう(※部分的に訳がこなれていない点についてはご容赦ください)。
自らを守る決起がなければ、国は滅びる
アフガニスタン政府は今日事実上崩壊した。書類上は30万人いるとされるアフガニスタン政府軍は、それよりはるかに規模が小さく装備も貧弱なタリバン武装勢力の前に、いとも簡単に崩壊した、イギリス、ソ連に次いで21年間、大規模な資源を注ぎ込んだ米国も、失敗して退いた。
アフガニスタンは外交史で有名な19世紀の「グレートゲーム(Great Game)」の主舞台となるほど地政学的に複雑な国だ。しかし、教訓はひとつだ。自らを守る決起がなければどのような外部の助けも意味ないだろう。
北朝鮮の核は、私たちの安全保障の最大の脅威である。新型短距離ミサイルを開発した金正恩が年初に戦術核開発まで指示した。
それでも文在寅政権はこれを無視して、自分自身を守る韓米連合訓練を南北対話の障害引き揚げ追い込んでいる。
安易な情勢認識と無条件包容的に平和を守ることができるという誤った安保観が大きく心配だ。
大韓民国は、アフガニスタンではない。68年間、朝鮮半島の平和を守ってきた韓米同盟は9.11主犯アルカイダの掃討するために急造された米-アフガニスタン同盟とは比較できない。
しかし、アフガニスタンの崩壊のひどい姿を見守りながら、私たちは再び安全保障に対する警戒心を高めなければならない。
自らを守るという国民の団結した決起と独自の能力がない限り、その何も私たちの代わり守ることができないということは変わらない歴史の教訓である。
国民の力の大統領選挙予備候補・崔在亨
―――2021/08/16付 Facebookより
…。
とくに前半部分は大変に的を射た指摘だが…
いかがでしょうか。
とくに前半部分については、なかなかに的を射た指摘です。
韓国には、「日韓関係」を離れれば、日本の野党政治家(とくに立憲民主党や日本共産党の政治家)よりも遥かにマトモな外交センスを持っている人もいる、ということでしょう(※もっとも、この崔在亨氏にしたって、日韓関係についての認識がどのレベルなのかについては、怪しいものですが…)。
当ウェブサイトではこれまで、「韓国という国は、敵・味方を正確に識別することができず、自国にとって最も恩恵をもたらしている日本や米国を敵視し、自国にとって大きな脅威を与えている北朝鮮や中国を信頼する」、と申し上げて来ましたが、その実例、というわけでしょう。
もっとも、あまり崔在亨氏のことを褒めそやしても仕方がありません。というのも、後半部分を中心に、読んでいて頭に「疑問符」がいくつも浮かんでくるからです。
そもそも論として、崔在亨氏は米・アフガン関係を「2001年の9.11テロを契機に急造された同盟」などと位置付けているのですが、それを言い出せば米韓関係だって、1950年の朝鮮戦争を契機に急増された同盟関係でしょう。
しかも、崔在亨氏の主張を読むと、米韓関係はあたかも文在寅政権下で悪化したかのような書きぶりですが、現実には、危険な米中二股外交が激化したのは、一般に「保守派」とみなされ、朴正煕(ぼく・せいき)の長女でもある朴槿恵(ぼく・きんけい)前大統領が政権を握っていたころの話です。
また、そのさらに先代の李明博(り・めいはく)政権も、同じく「保守派」とされていましたが、その在任中の2010年3月の天安鑑の撃沈事件、同11月の延坪島への砲撃事件に対しては、北朝鮮に対し目に見える制裁をほとんど何も行っていません。
そのように考えていくと、崔在亨氏が前半で指摘する内容についても、「アフガン」を「韓国」に、「書類上は30万人」を「書類上は60万人」に、「タリバン武装勢力」を「北朝鮮軍」に、「イギリス、ソ連に次いで」を「日本に次いで」に、それぞれ置き換えれば、近未来の韓国の姿をそのまま示しているように思えてならないのです。
正直、「自らを守るという国民の団結した決起と独自の能力がない限り、その何も私たちの代わり守ることができないということは変わらない歴史の教訓である」の発言は、韓国の「保守政党」から大統領選に出馬しようとするほどの人物が述べると、説得力が全く違います(※皮肉です)。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
いずれにせよ、少なくとも今回のアフガンの一件が米国にどんな変化をもたらすか(あるいはもたらさないか)については、大変に注目しています。
米国では「第二次世界大戦後、日本を『統治』し、『ファシスト国家』を『信頼し得る自由民主主義国家』に『作り変えた』」、などとする幻想が信じ込まれているフシがありますし、また、「外交を通じて相手国を変えることができる」、などと本気で考えているように思えてなりません。
こうした誤解を米国が自ら是正することができるのかどうか、そして今回のアフガンの件をもとに、「朝鮮半島からは何が何でも米軍を撤退してはならない」とする方向に動くのかどうか、まずは見極めてみる価値があるかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
さすが経験者が言うと説得力が違うなあ、って、あれ?そういう話かと思った。
アメリカが派遣する兵力を減らした時点からすぐに
国防の崩壊になるか、自国防衛が成立するのか大きな岐路に立たされますね。
観測衛星的に「米軍いらない」なんてメッセージ出していると
いつのまにかっていうことになるので、平時から自国で国を守る体制を
構築することは大切ですね。
ふーん。
一応それなりの政治家らしき論調ですね。
でも、アフガニスタンの20年も、半島の68年も大差ありません。米軍が居て、それが撤退するというだけのことです。血盟も、永遠も、幻、です。いつか米軍も半島から去ります。
アフガニスタンの混乱はしばらく続くと思いますが、この米軍撤退ということが韓国の大統領選挙にどのような影響を与えるか?与えないか?
反日合戦以外の要素が、加わるか、どうか?
その辺が興味深く、注視したいと思います。
ちかのさま
韓国に影響は無いでしょう。
井戸の外を見て
自らの経験値として算入する能力は
韓国にはありません
素朴な疑問ですけど、確かに「今日のアフガニスタン、明日の韓国」かもしれませんが、「明後日の日本」の可能性もあるのではないでしょうか。というより(田中芳樹(著)の『銀河英雄伝説』の世界になりますが)「絶対に違う」と言い切れる国は、ないのではないでしょうか。
確かに日本にとっても「いつかその時」なんでしょうね。
脳死で反戦する勢力に足を引っ張られたくないのと同時に責任取るつもりもなく戦争を煽る勢力にもつきたくない。面倒な話です。
素朴な疑問は良いのですが、「「絶対に違う」と言い切れる国は、ないのではないでしょうか」と言われれば、「うん、そうだね」としか答えようがありません。
これ単体だとわりと不毛な問いかけで、むしろ「明後日の日本の姿かもしれない」を前提に「だから我々はどうすべきか」を考えておくことが重要かと思います。
現状、アメリカは中国の太平洋進出を抑える蓋として日本に期待しているふしはありますが、アメリカ自身の国益をそこなってまで日本を助ける義理はありません。
現状のラインで考えるなら、直近には危機に陥らないように他国と連携しつつ中国をうまく封じ込めること、もう少し長いスパンではアメリカが軽々しく見捨てないような価値を日本が示すことやアメリカだけに頼らない体制を構築することかと思われます(安倍前首相がクアッドたTPPを推し進めていたまさにこれかと思います)。日本人個々人としてはそのあたりを前提に、より望ましい政策を示す政治家を支持していく、あるいはもっと積極的に、例えばここの会計士さんのように情報や論説を発信していくのが良いのではないでしょうか。
ヤンよりラインハルトが好き様
(日本だけかもしれませんが)安全保障政策だけでなく、政策には環境で決まる効果の寿命があると思います。しかし、(役人か、学者か、マスゴミかは分かりませんが)その政策で飯を食ってきた人は、「その政策の寿命が尽きそうなのか」という議論をすること自体を、許しません。ただし、政策の改良なら話は別です。 個人的な考えですが、もし日本が滅びるとしたら、その人達の反対で、寿命が尽きた政策のままで、それに代わる全く新しい政策を考えることすら、許されなかった時ではないでしょうか。(なにしろ、前の政策の効果がなくなったことを認めない限り、次の政策を考えることが出来ないからです)
だから、まず「効果の寿命が尽きたか」の議論をどう始めるのか、ではないでしょうか。
蛇足ですが、憲法9条信者にとって、「憲法9条の効果の寿命が尽きたのではないか」という議論をすること自体、許さないのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
重要なのは、国が崩壊することもあり、日本も例外ではない、ということを忘れないことではないでしょうか。(その日本を滅ぼすのは、自民党政権かもしれませんし、朝日新聞かもしれません。また、日本人がポピュリズムになったから、しれません)
引きこもり中年様
アメリカの政治家や軍人自身が繰り返し「国家には永遠の友人(同盟)も永遠の敵もない」と述べていますからね.当然ながら日本も安閑とはしていられません.
アメリカと同盟を続けたいのであれば,アメリカにとって日本という国は同盟を維持する価値があるということを実証し続けねばなりません.
しかしアメリカ自身の価値評価の変化によって西太平洋を自分の海としておくことがメリットよりデメリットのほうが大きい(つまりグアムが米領でなくなっても良い)と判断すれば,日本がどれほど日米同盟の維持のために努力し同盟国としての価値を実証し続けようと,アメリカは容赦なく日本を切り捨てると予想します.
逆にアメリカが西太平洋を自分の海としておきたいと考える限りは,日本を手放さないでしょう.何故ならば,アメリカが日本を手放したら=日本が共産チャイナの手駒になってしまったら,台湾もフィリピンも米側同盟国として維持するのは不可能でしょう.その結果,最終的にアメリカはグアムを米領として維持し続けることは不可能になり,西太平洋を己の海として維持する橋頭保をアメリカは失い,十年ほど前に人民解放軍の海軍参謀総長が米太平洋艦隊司令官に行った提案(米中で太平洋を日付変更線で分割管理しようという提案)が実現することになるからです.
従って,アメリカが西太平洋を保持し続けたいと考えているにも関わらず,仮に日本に反米政権が誕生したならば,アメリカは日本に対して様々な介入を順番に行う(最初は盗聴等で得た情報をマスコミを使って新政権のスキャンダルを流す諜報や謀略と日本からの対米輸出を厳しく締め付ける一種の経済制裁とを組み合わせたレベル,それでも反米政権が崩壊しないならば反米の中心人物の暗殺,それでも駄目ならば自衛隊にクーデターを行わせるという軍事力による間接介入)でしょうね.
特に反米政権が自衛隊の上層部(一佐および将官レベル…このレベルはほぼ全員,米軍との共同訓練や交流を通じて徹底的に親米化教育を受けている)をどんどん入れ替えしようとしたら,自衛隊も反米化される前に途中の手段をすっ飛ばしてアメリカは最後の手段に訴える可能性があると考えます.そういう意味では現状のように自衛隊上層部が徹底して親米化されていることは日本の反米化・共産化に対する最大のストッパーになっているとも言えると考えます.
論理的に考えても,日本はアメリカにとってベトナム戦争や朝鮮戦争なんて比較にならないほど膨大な量の血を流して手に入れた非常に重要な地政学的位置にある子分であり玩具なのです.従って,この最重要の玩具を手放すのは最後(アメリカが西太平洋そのものを捨ててヒッキーに徹すると決断した時)だけでしょう.
参考資料
1. 米軍の戦死者数に関しては,次のナショジオの記事(COVID-19の死者数と各戦争での戦死者数との比較,但し昨年の5月時点)です.
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/043000269/
2. 第二次世界大戦での米軍の戦死者数の欧州戦線(対独戦)と太平洋戦線(対日戦)との内訳は,以下の教えて! gooの質問への答えにあります.
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9852889.html
ここに書かれている数字の出典は不明(ソースとして付けられているリンクは個人ブログで既にリンク切れ)なので盲信は危険なのですが,この答えにある両戦線での戦死者数の合計は上のナショジオ記事での第二次世界大戦全体での戦死者数とほぼ同じ(総数は共に29万人余りでナショジオとこの質問の答えの数字は600人ほどしか違わない…つまり相対誤差は0.2%)なので,欧州戦線と太平洋戦線の戦死者数の内訳比率は概ね正しいだろうと推定しても良いのではと思います.
>今日のアフガニスタン、明日の韓国かもしれませんが、「明後日の日本」の可能性もあるのではないでしょうか。
? どこの国のお金で世界が回っているのでしょうか。
私の個人的偏見ですが、あの地域(他も有りますが)は、あれが普通で、たまたまバーミヤン とかを破壊したから注目されただけかもしれませんね。 他にもイロイロ。
ランボーがいてくれたら解決(笑) だからこの辺は永遠に、、、。
それより、エチオピアのダム建設の方が心配です。
福岡在住者様
>どこの国のお金で世界が回っているのでしょうか。
米ドルが、世界の基軸通貨でない時代もありました。だから、(どれだけ先かは分かりませんが)米ドルが基軸通貨でなくなる時代が来る、そんな日もあり得るのではないでしょうか。
文氏にとっては願ったりの事例と見えているでしょう。米軍を撤退させたら統一が図れると。
干渉した以上は、無責任な撤退は許されない。
バイデンは、撤退を正当化していますが、米軍撤退が今回の自体を招いたのはあきらか。
バイデンは、国益にならないから撤退は間違っていないと。⇒ならば最初から派遣するな
今のバイデンなら、平気で韓国からも撤退するかもしれませんね。
北が南下して統一すれば、韓国民主党の本懐でしょう。内戦になったら撤退したアメリカが悪いと擦り付け。
「国民の力」の大統領予備候補、崔在亨氏の発言「大韓民国は、アフガニスタンではない」ここんところに、私も突っ込み入れます。
68年間と言うけど、実際その間に、全くの無抵抗でしょうが(笑)。北朝鮮に民間人爆殺されたり軍人も何の前触れもなく殺害された。アフガニスタンは違うよ。銃砲をぶっ放して来た。手荒い事もやった。一時は反政府組織を粉々にした。
韓国に何か実績ありますか?平壌を少数人員で急襲する気概も無いでしょ?だから長〜い事、休戦ラインがあるだけで、手をこまねいていた。
あんなポンコツ軍備・腹空かした北朝鮮軍が怖い上に、文などは一緒になろうとしている。アンタラは自由民主主義では無い。国土と国民を護る気が無いのは、68年間ずーっと見せて貰ったヨ!
東学党の乱も鎮圧できなくて外勢を引き込んだ挙げ句滅んだ李氏朝鮮の話をしているんでしょう。「大韓民国は李氏朝鮮だ」と言いたいんだと思います。
めがねのおやじ様 匿名様
北の軍部は「南に進撃して占領した地帯から喰いものもなんでも略奪して良し!」って下命するだけで、兵隊のモチベーションマックスですもんね…
がみ様
南朝鮮に突入しても、糧食は不衛生な虫入り、マンションは鉄骨抜いた倒壊確定物件、車はマジで火を噴くシナ風に言うなら「火車」(笑)。でも北朝鮮の「何にもネー」よりマシでしょう。
匿名様
ええ。いつも外国頼みでフラフラしてる。日本は関わらないのが一番です。「隣り」に居るだけです。
アフガンは内戦が終結しても、平和になる訳では有りません。
日本も「憲法9条が有るから平和」が、続く訳は有りません。
既に韓国大統領府は、中朝工作員に占拠され、人権弾圧と言論統制を進めています。
アフガンとの違いは、武装組織で無い事くらいでしょう。
朴槿恵政権の頃からの二股外交という話についてですが、朴槿恵政権の時は韓国主導の統一のため、中国を梃子にしようとしてすり寄った点が有りますが、現在韓国主導の統一という話は、見かけなくなりました。
文政権に変わるとスタートが、「三不の誓い」で、事実上韓国の安全保障主権を放棄する内容です。
こうやって見ると、既に「自由民主主義国家としての韓国」は、滅びたと考えるのが適当だと思います。
私はアフガニスタンの一件が朝鮮半島の近未来を暗示しているように感じます。
たとえは北朝鮮兵が韓国内に侵入してきたとして、韓国兵が北朝鮮兵に銃を向けられるでしょうか。無理だと思います。そもそも朝鮮半島有事には絶対に外国の関与が不可欠なのです。先の朝鮮戦争も結局のところ外国勢力同士の代理戦争だったわけです。
アメリカが公式に撤退する、または、北朝鮮に秘密裏に不干渉をささやく。もうこれだけで勝負は決します。兵の数も装備も資金も、戦闘意欲の差を埋められない、というのはタリバンとアフガニスタン正規軍の戦闘でも明らかです。
バイデンさんは案外今回みたいな発想の転換が出来る人のようです。朝鮮半島に同じことを仕掛ける可能性はありますね。ある意味トランプさんの方が韓国には良かったかも。
G様
トランプでもバイデンでも、アフガニスタンにとっては米国と結びついた政府の腐敗が酷かったのではないかと、想像しています。
バイデン政権の米軍撤退作戦もグダグダ。
バイデンさん自身が「大使館の屋上からヘリで脱出するようなことにはならない」と言っておきながら、結果はそうなった、というか。
ブリンケン国務長官も「撤退はトランプ政権が決めたことだ」と責任転嫁?
今回目立つのは、米国の情報収集能力と分析力の拙さ、でしょう。
勝ち馬に乗るというアフガニスタン気質と、部族優先主義。
部族=ウリ、と思えば、どこかの半島の気質にも通じるところがあるような気も、します。
ここに来る方たちはATMなんか読まないでしょうから、今日の中小企業の会社の1面をちょっと紹介します。トップは当然アフガンですが、準トップに「米軍撤収見通し甘く」という記事があります。中国辺りが困って米国批判するとその尻馬にのるような米国批判です。ま、分からないわけではありませんが。面白いのはその下の「余禄」。ベトナムの「終わりの日」を取り上げてありますが、当時の米国の撤収作戦で「米国には南の市民救出の義務はないと作戦に反対したのが、すでに上院議員だったバイデン現大統領という」としています。さらに「そしてほんの1か月前、アフガニスタンの現況はベトナム戦争時とは比較にならないと胸を張ったのもバイデン氏だ」と、これは批判のコラムでしょうね。確かにバイデン氏はオバマ氏と一緒で「言うだけ番長」みたいなところがあります。正確には知りませんが、米国が戦争を始めたのはすべて民主党政権、と言われています。民主党確かにへぼですよね。外交技術でなんとかならないので力に訴えてしまうのか。
ところで私が学生運動から急旋回した理由の一つがベトナム戦争終結。北軍がサイゴンに入ってきて100万人を超す難民、ボートピープルが出て目の当てられない惨状でした。共産軍のやり方です。今回、タリバンのカブール占拠で同じようなことが繰り返されないよう心から願っています。
オリンピック休戦を遵守しなかったタリバンは嫌いです
米国が、朝鮮戦争以降”負け”続けているのは、太平洋戦争で日本に対して行ったような敵を皆殺しにするような覚悟がなくなったことによるものです。
北朝鮮に核を使えば、朝鮮半島は分断国家にならなかったでしょうし、ベトナムで北爆を徹底し、ジャングルを更地にし、イラクではシリアも最初から潰し、アフガンではパキスタンもちゃんと滅ぼせば、「勝てた」でしょう。
米軍が負けるのは、決して軍事的に弱いからではありませんでした。
しかし、そんな弱い相手の舐めプに莫大な軍事費を浪費し尽くした結果、中国の台頭と、ロシア軍の復興を許し、相対的な軍事的優位が低下しました。
これから本当の意味で「強い米軍」が復活するかどうかは見物です。
りょうちん様
国際連盟に続き国際連合も末期的状況ですね。
そもそもが核で勝った連合国クラブで常任理事国は第二次世界大戦後に出来た国でも「核」持った順に特権を得ているいびつな核武力信奉クラブです。
英仏米露中などがこの思考と特権を持ち続けるのが究極の命題ならば、紛争に核を使うのは当然の帰結なのではないでしょうか?
逆説的に、既に終戦は決定していたのに後のプロパガンダ合戦と戦勝国の利権と単なる人体実験の為に核で大虐殺された日本だからこそ言えることかもしれません。
綺麗事では「使用出来ない武器」だという核に世界が振り回されるのはもう沢山です。
半島南北でもアフガニスタンでもイスラエルとパレスチナでもインドと中国の紛争でも核つかえば?とすら思います。
それで平和やら健全な地球環境やらが訪れるはずもないのですが、未だに核も含めた武力持ったもん勝ちだと世界が考えていて、本当の核の恐怖を根底では知らないのであれば各国平等に核の悲惨さを知るべきです。
韓国の掲示板とか読みますと、日本に核が2発落とされたのは当然だの散々な戯れ言が書いてありますが、マッカーサーは半島でも核を使いつもりでいたので更迭されたんですけどね?
落とされなきゃ悲惨さがイメージ出来ない野蛮な人類は核でいっぺん滅びたら…とさえ思います。
思想の左右を問わず宗教の差異を問わず核至上主義なんですから、ここらで人類は一度終わり、次の知的生命体に地球を譲る時期になったのかなぁ…とも思います。
AIも進化し人間が最大のボトルネックであり無駄である時代になってしまいました。
だって、敵国民を虐殺なんてしたら、国内の人権派が大騒ぎするじゃないですか。
だから、アメリカを相手にする国はアメリカ国内での宣伝に注力しますね。そこが民主主義国家の弱点だから。
日本はポーツマス条約の頃からアメリカ世論の影響力を軽視しすぎですね。
アメリカはもはや大規模な陸上部隊を投入できない国になってしまいましたが(兵士が死んだ時の政治的コストが高すぎる)、敵国民の大量死さえ許容できない「弱い国」になったしまったんではないですかね。
いわゆる小さい核兵器ですね。
日本が無条件降伏をしたのは、あの2発の原爆だったと思います。 終戦は、次はオイラ(東京)の所?という恐怖があったからだと思います。 帝国陸軍としては、本土地上戦を想定していたのですから、、、。 こんなことを言うと物凄い批判があるかもしれませんが。
ベトナムは日本のおかげで勝利しましたが、、、、。 チョウ極小核兵器は、北朝やその他に有効ですが、それをやったら、中国やロシアもやるのでヤヤこしい。
米国
米国
米国は他国を間接統治しようにも、他国の歴史等を知らないし
知る努力だけはしますが、努力だけで終わってしまうのです。
第二次大戦で日本を敗戦に追い込み、日本を従属国家化しました。
従属国家化でなく友好国にしたければ、戦争を起こさなくても、米国の力で可能でした。
ただ、米国の利益と西欧人の傲慢さでできなかっただけです。
(米国の利益=中国大陸の覇権を握る、欧州への利権確保
西欧人の傲慢さ=白人だけが人間であり、猿が人間のマネをする事は許されない)
その一番の問題はキリスト教国家である事だと思います。
キリスト教等一神教は、基本的に他の教団を破壊するという習性があり、米国が一番
白人が一番だとの思いから、派遣国の住民を見下します。
又、強大すぎる軍隊を短時間にどこの国にでも配備する能力があり、短時間に配備できると
言う事は、短時間に撤退する事もできると言い換える事もできます。
地元政府の手伝いとか言いますが、結局傲慢さが溢れ、地域住民と軋轢を起こし、
グダグダになってしまうのです。
これの変形バージョンが
1)独国がロシアに攻め込んだ時住民虐殺した事により、いらない膨大な
警備兵力をつぎ込む原因になりました。
2)捕鯨問題の「クジラがかわいそう問題」です。 白人はクジラを食べないので
他国の食習慣を無視して、クジラを取るなというヤツです。
某国から米国が撤退したいと言う思いは強いものです。
基地を置くメリットはありますが、現在では米国の予算問題や軍事技術の発達により
人員を使った戦争を極力避けようとしているフシがあります。
米本土・日本本土・空母を利用した空爆を主とし、陸は特殊部隊の派遣程度に
留めるでしょう。
では、某国の軍事力はどうかというと口撃力はありますが、基本的に逃げるか
日本のご首領様の名を冠した部隊のように、北の部隊を歓迎するかどちらかです。
日本や他の国のように抗戦しません。 できないのです。
朝鮮戦争で北が侵攻してきた時、あっという間に釜山迄侵攻されたのは、抗戦する
部隊が無かったからです。(注:一部の部隊は戦った)
北に飲み込まれて、念願の統一です。(ベトナムと同じですね)
「図説 蛮族の歴史 ~世界史を変えた侵略者たち」という面白い本がありますが、あんまりキリスト教は関係ないように思います。
「ヒャッハー」「新鮮な肉だぁ!!」に高度な理屈は必要ないのです。
平和とは戦争と戦争の間のこと。
今我々が出来ることは次の戦争を出来るだけ後にすること。
恒久的な平和など無い
安全とは一国の事、平和とは世界のこと。意味が違う
これはルトワック氏の書の中の言葉と銀河英雄伝の中の言葉。
さあ先ずは日本の安全のために何をなすべきか、考えましょう。
明治から30年後日露戦争を戦った、国力を高めた先祖を思い出しましょう。
普通の日本人様
全ての戦後・平和とやらは束の間の「戦前」でしかないのが人類史ですもんね…
朝鮮半島で朝鮮民族が国家を維持出来るかは、結局は中国とロシアの気分次第になりそうですね。
全くアフガン情勢は韓国にとっても他人事ではないです。
しかし、楽韓さんところにも書かれてますが、日本にとっても他人事ではないはずです。
韓国が米国に捨てられた後、日本だって捨てられる可能性もあるのです。少なくともこの先十年二十年はないでしょうが、今世紀後半にはアメリカの防衛線がグアムやハワイまで下がる可能性は少なからずあります。
韓国を反面教師として、日本が生き延びる道を我々も考えるべきです。
チキンサラダ様
>少なくともこの先十年二十年はないでしょうが、今世紀後半にはアメリカの防衛線がグアムやハワイまで下がる可能性は少なからずあります。
韓国を反面教師として、日本が生き延びる道を我々も考えるべきです。
同感です、そろそろ長期的な自主独立外交戦略を練るべきかと思います。
現状&しばらくは日米同盟は極めて有益、維持は必須、あるいは維持せざるを得ないですが、おっしゃる20年後以降はどうなのか?
色々な面で虎の尾を踏む可能性もありますが、そんな勇気をもった政治家の出現を期待します。
なおTPP、FOIP、習近平主席の国賓来日等を画策した安倍前首相が、その政治家象に近いかと思いますが、それはあくまで強固な日米同盟を前提としたものであり、日米同盟が無くなる、弱体化するという前提で長期戦略を練っている政治家はいないと思われます。
自国の防衛力を高めることも大事ですし、周辺の頼りになる国と同盟を組んでおくことも大事ですね。オーストラリア、インドは対中では有効な同盟国でしょう。
確かに安倍総理はそういうビジョンがありましたね。
アフガニスタンからの米軍撤退について、遠藤誉さんは中国の一帯一路に加え、ウイグル自治区の統治を利するものとして批判的です。
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20210815-00253276
確かにそうなのですが、アフガニスタンという底なし沼に中国を近づけ、自国の戦力を太平洋に集中させるという点では、悪い選択肢でもないように思えます。中国はソ連、アメリカとは違うやり方でアフガニスタンを安定に導くのか、二度あることはと申しますが…
くろだい様
近年、中国はアフガニスタンでは米軍の安保にタダノリ状態で進出を計っていたとか。
英国、ソ連、米国と、アフガニスタンは「帝国の墓場」と呼ばれる側面もありますよね。
しかし反面、アフガニスタンを押さえる者は世界を押さえる、という甘言もあります。
キンペーさんはその甘言にかなり乗り気?という説もあって、問題は中共の中の反対派のようですけど。
日本としても、中国がアフガニスタンやパキスタンに力を注がざるを得ない事態になれば、それはそれで有難い面もあるのではないでしょうか。
と、思います。
ちかの 様
米軍撤退により、中国は自身の手で、ウイグルのイスラム派による独立運動へのタリバンの支援を妨げる必要性が生じました。また、タリバンに、彼等が関係するアルカイダの中国への攻撃を牽制させる必要もあると思います。「一帯一路」と美しい言葉で飾りつつも、実は手を出さざるを得なかったという実情もあるのかもしれません。
アフガンは近世以前も、有力国の侵攻を尽く撃退するか、大いに苦しめています。だいたい、山岳民族って防衛力が異様に高いんですよね。
中国がアフガンに侵攻したらそれらの強国の轍を踏むことになりそうですが、実際はタリバン政権を傀儡化して経済植民地にするだけですよね。軍事侵攻しない限りは中国に害はないのでは?
チキンサラダ様
軍事侵攻は悪手で、彼らもその気はないでしょうね。「一帯一路の拡大」と言いながらメンツを保ちつつ、「とにかく大人しくしておいてね」というのが本音のような気がします。
(タリバーンの復権、中国にとってはチャンスよりもリスク)
https://news.yahoo.co.jp/articles/52496284e8f70af0c73c659f0bdff945129445b9
イスラム教原理主義のタリバンと宗教弾圧の中国共産党、どう見ても水と油、相性悪そうです。
アフガンは中国に押し付けた方が良さそうです。
異端意見を一つ。
朝鮮半島の住人さん達には簡単には払拭出来ない小中華思想が根付いているようだし、劣化版朱子学的な思考回路も、表面的には兎も角、西側の自由民主主義とは根本的に異質だし、朝鮮動乱で北側が勝っていた方が良かったと思います。
そうなっていれば、朝鮮半島は中国の自治区とかになって中国軍部の統制下でチベットのような存在なっていたかも知れませんし、他国の国民を無法拉致したり、核・生物・化学兵器技術をテロ国家に拡散する無責任国家も存在しなかったかも。
その代わり、日本は米軍の要塞みたいになってしまったかも知れませんが、ドイツの事例を見ればそうとも限らない。
恐らく世界の平和の為には朝鮮半島の住人さん達は中国の少数民族であり続けた方が良かったと思います。
あの地域(アフガニスタン)の人間は中世を生きているのではないか。
合意とか約束、条約など最初から守る気などない。
大英帝国、ロシア帝国、ソ連そしてアメリカ、みな逃げて行った。
今後何年も混迷を極めるだろう。
大統領は逃亡し、飛行機はしがみつく人を振り落としながら飛び去った。女たちはブルカをかぶり、学歴証書を焼き捨てる。
国が崩壊する様とはこのようなものなのですね。
私達はこの光景をしっかり覚えておかなければなりません。
米韓同盟が維持される事を前提とした議論はありますが、米韓関係が破綻した場合の議論もそろそろ始めても良いのではと思います。
兵器も地政学に影響されないサイバーや宇宙に移ってきていますから、安保政策も大きく見直されて然るべきかと。
価値観外交はこれまでの地政学による外交を置き換えるパラダイムシフトになる様に思います。
軍事力だけでなく、経済発展を「見せる」ことをしないと、国民が守りたいと思う国にはならないんでしょう。金が仇の世の中と言ってしまうと身も蓋もありませんが。
能く言われることですが、米は日本統治で勘違いしたんでしょうねえ。
日本が復興して西側のショーウインドウの役割を果たせたのは、戦前からの下地があったからで、米軍がいたから自動的に経済成長したのではありません。
半島も米軍が居たから漢江の奇跡が起きたのではなく、日本が基本条約に基づいて支援したからです。
南ベトナムは米軍だけが頑張ってました。かなりの金を注ぎ込んだと思いますが経済基盤を確立することは無かった。
アフガンでも同じだったように思います。民主主義と言う旗を振るだけでは腹は膨れません。
軽工業でも農業でも興して、自分たちで稼いで食えるようにしないと、国を守る覚悟なんて出て来ません。
中国辺りが「主義より金儲け」で取り込んでしまうと思います。
韓国も経済的に行き詰まれば「主義より金儲け」で中国に取り込まれるでしょうね。
アメリカは助けないかも。
どうもアフガニスタンは国というより、村国家の集合体といった感じで、もともと中央政府はあって無いようなもの。戦闘の末・・なんかじゃなく、各村国家はアメリカがバックのガニ大統領の中央政府を選ぶか、タリバンをとるかの選択(ある意味選挙?)の結果、タリバンが選出されみたいな感じの方が当っているみたいな感じです。どうもタリバンの方が秩序があり、ガニよりも優れているとみなされていたようです。亡くなられましたが、医師の中村さんはタリバンをずいぶん信頼し、評価されていたようですね。アメリカは、成功は日本だけ、あとはベトナム、イラク、アフガニスタンと失敗つづき。そもそもアメリカは門戸解放・機会均等政策で、(えげつない)金儲け許容、カネ儲けに国境はない(グローバリズム)・・という価値観を共有する勢力を支持してきましたからね。そりゃあ貧乏国の国民には支持されませんよね。アメリカももう懲りたでしょう。どこの国にも金儲けより大切なものがあり、国情に叶った秩序が必要だということです。多分、アメリカは、金儲けの前提として健全な民主主義的秩序があるのは当たり前と思っていたでしょうが、こういう発展途上国は、汚職とクーデターしかないのが相場です。因みに、アメリカ自身、国内にこのような価値観に反対する勢力が伸びていますしね。アメリカは今後、本当に守るに値する国家・勢力なのか(というより血を流すに値する価値)をよりいっそう吟味するようになるでしょう。さて、韓国の大統領選候補者とやらが「自らを守る決起がなければ国は滅びる」とか言ったらしいが、あいまいな言い方ですね。具体的に北朝鮮と言えばいいのに。南朝鮮人は無責任に気安く、北朝鮮にシンパを抱いているが、タリバンではないが、北朝鮮の極貧、恐怖政治に覚悟をもって臨んでいるとは思えない。自分たちにはアメリカの軍事力や日本の経済支援がバックにあるものとタカをくくってはいないか?(特に日本の経済支援についての勝手な期待は以前からそれをすごく感じます。)多分、この人はアフガンからアメリカが手を引いたことに不吉なものを感じたのでしょう。この感覚は当たっているような気がします。他の方も指摘されていますが、世の中、20世紀よりも相当にテクノロジーが発展し、朝鮮半島の地政学的重要性も絶対的なものではなくなってきているようにも感じます。
香港、ウイグルなどの人権問題や台湾、南シナ海での軍事的緊張の高まり、露骨な覇権主義などにより、アメリカなど西側諸国の中国に対する危機感が高まって来たため朝鮮半島に対する関心も今後ますます低下するのでしょうね。
アメリカが対中国で韓国の存在価値が無いと見切れば、韓国はアフガンと同じ運命を辿るかもしれないと思います。