東京都の新規陽性者の4割弱が20代であるという事実
連日、東京都の新規陽性者数が過去最多を更新し続けており、昨日は1日で3865人に達しました。ただ、委細に見てみると、このうち4割弱が20歳代であり、また、前回の「感染爆発(?)局面」と比べて、重症者も増えておらず、死亡者に至っては激減してしまっているのです。もちろん、だからといって「油断して良い」という話ではありませんが、少なくとも私たち国民は冷静にならなければなりません。また、怒りを向ける対象が菅義偉総理大臣ではないことだけは間違いないと断言できます。
目次
東京都の新規陽性者数が連日過去最多
連日、東京都の新規陽性者数(※新規「感染」者、ではありません)が過去最多を更新しています。
東京都・7月29日(木)の状況
- 新規陽性者数…3865人(前日比+688人/前週比+1886人)
- 7日間平均値…2224人(前日比+269人/前週比+851人)
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータをもとに著者作成)
これをグラフ化しておきましょう(図表1)
図表1 東京都・新規陽性者とその7日間平均値、および重症者数
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』オープンデータをもとに著者作成)
この図表1では、1年分の新規陽性者数(とその7日間平均値)に加え、直近(つまり昨日時点)の状況についてはわざと色と太さを変えて強調しています。
こうやって眺めてみると、たしかに昨日の「3865人」という人数のインパクトは、相当に強烈です。何の前提知識もなしに、このグラフだけを見せられたら、きっと多くの人が驚いてしまうでしょう。
実際、こうした状況を受け、時事通信が昨日配信した次の記事によれば、東京都が昨日開いた「新型コロナウィルスのモニタリング会議」では、専門家らが「経験のない爆発的な感染拡大」に向かっている、などとしたうえで、医療逼迫への強い懸念も述べた、などとされています。
専門家、「経験ない爆発的拡大」 新型コロナ、医療逼迫に危機感 都会議
―――2021/7/29 17:35付 Yahoo!ニュースより【時事通信配信】
大変なことになってきましたね。
統計でみる「深刻さ」
統計的事実:重症者数はどうなっているのか?
ただ、現在の状況がどれほど危機的なのかに関しては、世論に流されず、冷静に判断することもまた必要でしょう。
ここで、統計的事実だけを申し上げます。
まず、東京都の『新型コロナウイルス感染症重症患者数』オープンデータによれば、東京都における昨日時点の重症者数については81人(前日比+1人)、前日比死者数に関しては3人(前日比▲3人)です。新規陽性者数のわりに、現在のところ、重症者と死亡者は(いまのところは)顕著には増えていないのです。
次に、上記図表1から判明する、新規「感染」者数が多かった昨年末から今年初めの時期の18週間分のデータと、昨日を最終日とする18週間分のデータを比べてみると、興味深いことが判明します。
まずは、新規陽性者数と重症者数を比べてみましょう。図表2-1が昨年末から今年初めにかけての18週間、図表2-2が直近の18週間で、比較しやすくするために、タテ軸の最大値は、左軸(新規陽性者数とその平均値)を4500人、右軸(重症者数)を450人で、それぞれ合わせています。
図表2-1 東京都・新規陽性者数と重症者数(11月1日~3月7日)
図表2-2 東京都・新規陽性者数と重症者数(4月15日~7月29日)
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』オープンデータをもとに著者作成)
いかがでしょうか。
昨年の「感染」爆発局面は、新規陽性者数の上昇とともに、重症者数についても、さほどのタイムラグを伴わずに上昇していたことが確認できます。しかし、今般の「感染」爆発局面においては、新規陽性者数の上昇のわりに、重症者数がほとんど増えていないことが確認できます。
(※もちろん、若年層のワクチン接種はさほど進捗していないと考えられるため、これから上昇していく可能性もありますが…。)
統計的事実:前日比死亡者数はどうなっているのか?
一方、もっと露骨なのが前日比の死亡者数でしょう。
今度はタテ軸について、左軸(新規陽性者数とその平均値)は4500人で同じですが、右軸、つまり前日比の死亡者数については最大値を90人で表示してみましょう。図表3-1が昨年末から今年初めにかけての18週間、図表3-2が直近の18週間です。
図表3-1 東京都・新規陽性者数と前日比死亡者数(11月1日~3月7日)
図表3-2 東京都・新規陽性者数と前日比死亡者数(4月15日~7月29日)
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』、『新型コロナウイルス感染症重症患者数』オープンデータをもとに著者作成)
いかがでしょうか。
図表3-1からは、新規陽性者数が増えるにつれて死亡者数についても徐々に増え、新規陽性者数のピークから約3~4週間後に死亡者数についてもピークが訪れていることがわかります。
ところが、図表3-2に関しては、死亡者数がむしろ、6月下旬ごろから急減しており、現在のところ、新規陽性者数の急増にもかかわらず、増えていく気配を示していません(※もちろん、これも「今後増えていく」のかもしれませんが…)。
このあたりは、非常に興味深い現象ではないでしょうか。
統計的事実:20歳代で4割近くを占める
ついでに、さらに興味深い統計的事実を見ておきましょう。
新規陽性者数で連日のように「過去最多」を更新しているなかで、その年齢別の新規陽性者数を眺めてみると、新規陽性者数のうち20歳代が、なんと4割近くに達しているのです(図表4)。
図表4 東京都・新規陽性者の年代別構成(7月29日)
年代 | 新規陽性者(前日比) | 構成比 |
---|---|---|
10歳未満 | 120(▲18) | 3.10% |
10歳代 | 323(+73) | 8.36% |
20歳代 | 1417(+339) | 36.66% |
30歳代 | 782(+102) | 20.23% |
40歳代 | 612(+127) | 15.83% |
50歳代 | 407(+33) | 10.53% |
60歳代 | 122(+23) | 3.16% |
70歳代 | 47(+10) | 1.22% |
80歳代 | 31(+5) | 0.80% |
90歳代 | 3(▲6) | 0.08% |
100歳以上 | 1(±0) | 0.03% |
合計 | 3865(+688) | 100.00% |
(【出所】東京都『新型コロナウイルス陽性患者発表詳細』オープンデータをもとに著者作成)
20歳代の新規陽性者が1000人を大きく超え、全体の36.66%を占めているのを筆頭に、30歳代(20.23%)、40歳代(15.83%)、50歳代(10.53%)と続いて、10歳代が8.36%、10歳未満と60歳代がそれぞれ3.10%と3.16%であり、70歳以上については合計しても1%未満です。
すなわち、新規陽性者は50歳代以下で全体の95%近くを占めていて、とりわけ20歳代が「感染拡大」の中心を担っているであろうことが伺える、というわけです。
必要なのは「路上呑み」の取り締まりでは?
若年層は重症化リスクが低いとされるが…
当ウェブサイトではこれまで、「若年層は武漢肺炎を発症しても重症化リスクは他の年代と比べて低いことが知られている」とするデータを紹介して来たものの、だからといって「若年層の新規陽性者の急増」については、放置して良いとは考えていません。
年代別の重症化倍率:30歳代を1とすると…
- 若年層:10歳未満…0.5倍/10歳代…0.2倍/20歳代…0.3倍
- 中年層:30歳代…1倍/40歳代…4倍/50歳代…10倍
- 高年層:60歳代…25倍/70歳代…47倍/80歳代…71倍/90歳代…78倍
(【出所】厚生労働省『新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識』P4)
なぜなら、この重症化倍率は、あくまでも統計的に知られている内容をまとめたものに過ぎず、「若年層は重症化しない」と断言するものではないからです。
もちろん、政策の優先順位として、まずは医療従事者などの「クリティカルワーカー」、次いで高齢者などにワクチン接種を実施するというのは、判断としては極めて正しいといえます。図表2-2や図表3-2でもわかるとおり、時期的に判断してワクチン接種進捗により重症者数や死亡者数が激減したという可能性は高いでしょう。
しかし、若年層にも重症化事例はありますし、「感染」者の絶対数が増えれば、重症者の絶対数も増えていくはずです。実際、先ほどの図表4でも、新規陽性者に占める60歳以上のいわゆる高齢者の割合は低いものの、それでも着実に新規陽性者数が増えていることが確認できます。
また、厚生労働省『ファイザー社の新型コロナワクチンについて』のページによれば、ワクチンには新型コロナウィルス感染症の発症を予防する効果があり、発症予防効果は約95%だと記載されています(ただし、十分な免疫が生じるためには、2回目接種から7日程度必要だそうです)。
ただ、逆にいえば、ワクチンで「武漢肺炎の発症を100%必ず抑え込むことができる」というものでもありません。
だからこそ、現在必要なのは、「集・近・閉(しゅう・きん・ぺい)を避けること」、「うがい・手洗い・マスク着用の励行」です。
小池百合子さん、ちゃんと仕事しなさい!
なにより、路上でだらしなく呑んでいる者たちや、密になって「東京五輪中止」などを叫んでいる活動家らを取り締まるのは、まさに地方自治体(たとえば東京都)の役割でしょう。
武漢肺炎の深刻化以来、1年半が経過するにも関わらず、その間、小池百合子東京都知事と東京都議会議員の皆さんは、いったい何をなさってきたのでしょうか。
いずれにせよ、政府に責任を押し付けるのはあまりにも筋違いであり、ましてや「菅義偉が悪い」などと叫ぶのは責任転嫁も良いところでしょう。
菅義偉総理大臣といえば、むしろ5月7日に「1日100万回接種」目標を掲げた「功労者」であり、もしもここで「1日100万回」目標を掲げていなければ、ワクチン接種が間に合わず、重症者も死亡者も激増していたかもしれません。
したがって、小池百合子さんを筆頭とする東京都幹部、東京都議会議員の皆さんが、今日にでもやらなければならないことは、少なくとも次の2つです。
- 東京都の繁華街における「路上呑み」や「マスクなしデモ行進」を取り締まること(必要に応じて条例を作ることを含む)
- 菅義偉総理大臣を筆頭とする政府・政権に対し、医療従事者と高齢者へのワクチン接種を進めてくれたことへの感謝を表明すること
国民も政府に逆ギレすべきでない
さて、東京都における現在の「『感染』者急増」局面(※くどいようですが、念のため補足しておくと、「新規陽性者」であって「新規『感染』者」ではありません)で、こんな主張のブログがあったそうです。
「東京五輪は神に呪われている。菅義偉(※原文ママ)の失敗は後世に語り継がれるだろう」。
神に呪われているのはこのブログの執筆者様ではないかという気もしますが、それはさておき、冷静に考えて、新規陽性者の急拡大と東京五輪に関係はあるのでしょうか。
現時点において、「数字に基づいて」判断するための、信頼すべきデータが著者自身の手元にはありません。
もちろん、「五輪で浮かれた国民が自粛をやめて遊び呆けた結果、感染爆発が生じた」という可能性はありますし、もしそうであるならば、「五輪が原因」だと言えなくもありません。
ただ、統計的事実から推定する限り、今般の新規陽性者数の増加局面については、7日間平均値が上昇に転じた7月第1週頃と考えるのが妥当であり、このように考えるならば、今般の「感染爆発」局面の原因を東京五輪に求めるには、かなりの無理があります。
やはり、「夏場で自粛できない人たちが街中で呑んでいる」、などの要因が、それなりに大きいのではないかという気がしてなりません。
いずれにせよ、緊急事態宣言中に人出が減らないのは、現行憲法上、強制力を持ったロックダウン措置を講じることが難しいという点にあるのであって、菅義偉総理大臣の責任ではありません。
すべては憲法を変えられない国会、そしてなにより、憲法改正を妨害している日本共産党をはじめとする政党に議席を与え続けている私たち日本国民の責任であり、これを菅総理(や前任の安倍晋三総理)らの責任にするのは、むしろ「逆ギレ」のたぐいでしょう。
いずれにせよ、このあたりについては、引き続き、さまざまな情報に関心を持って調査する価値がありそうです。
【重要】本日のまとめ
- 集・近・閉(しゅう・きん・ぺい)を避け、うがい・手洗い・マスク着用などを心がけましょう。
- 12歳以上の人は、ワクチン接種が可能なタイミングで、できるだけワクチン接種を受けましょう。
- 無責任な報道をする新聞、テレビは見ないようにし、選挙には必ず行きましょう。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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前回の宣言解除後の街中は、大騒ぎする飲み好きで人出が増えていたので再宣言賛成です。とにかく接種率40%を超えないと感染が落ち着かないでしょう。パラリンピックが始まるまでには落ち着きそうですが。
専門部会の尾見先生は、国民が危機感を共有していないのが原因、みたいなことを言っていますが、その理由についてはなぜか語りません。
なぜ危機感を危機感を共有できないのか、それは「重症者と死亡者は(いまのところは)顕著には増えていない」からでしょう。国民は感じ始めているのです。この疾病は専門家やマスコミがあおるほど恐ろしいものではないのでないかということを。オオカミ少年の寓話に例えれば、オオカミはいつまでたっても出てこない、いや出てくるとしてもそれはオオカミではなくて野良犬程度のものだろうと(もちろん、野良犬でも危険な場合はあるのでそれなり警戒は必要でしょうが)。うすうす気づいていても、だれもそれをあえて口に出せないもどかしさ、「王様は裸だ」と誰かが叫ぶのを待っている状態ではないでしょうか?
私はそのうち繰り返される緊急事態宣言に切れて、死亡者や重傷者数の推移に注目すべき、という意見が大きくなってくるのではないかと思います(希望的観測?)。マスコミの論調は倒閣運動のためと思われるので変わらないでしょうが、この五輪の盛り上がりを機に、「世論」が変わっていくことを期待しています。
たかさま
>国民が危機感を共有していないのが原因
私もこの発言を聞いて、「どんな危機感なのか具体的に教えて!」と思いました。
自分の周りでは、陽性者もなく、ワクチン接種も比較的順調で、正直、直近で危機感が増す要素がないので、、、
>死亡者や重傷者数の推移
世間さまは派手な内容を好むのか、自身の雑談内で、重症者の増加は少ないみたいだよと言っても食いつきは悪いですね、、、
たかさまのように、なんとか世論が変わっていくのを私も期待してやみません。
都知事の不作為が論じられていますが同感です。もともと経済とコロナ抑制の二本柱だったはずです。各都道府県別の死亡者数やワクチンの摂取状況が公表されていますが 経済の落ち込み度合いも含めた 比較ができると 各人が自分たちの知事の選択がいかに重要かの理解が進み ひいては国政選挙の投票率の向上にも結びつくと思っています。なんとか新宿会計士さんに分析してもらいたいと思っています。
東京では路上飲みが市民権を得ていることに地方住み?としては驚きです。よほど絶好の酒盛りスペースのメッカがあるのだと思いますが余りイメージが沸きません。駅前の鉢植え前でどんちゃん騒ぎをしている感じなのでしょうか。
市民権など得ていません。
私は外出が減ってはいますが、大学がある街に住んでいますが見たことありません。
地元商店街も自粛要請をきっちり守っています。
写真で、よく見るのは渋谷ですね。類は友を呼ぶっていうやつでしょう。
市民権を得ていないとの事で安心しました。普通に考えて日本広しと言えど市民権を得ているのは釜ヶ崎、寿町、山谷の公園くらいのものかと思います。工場労働者の夜勤上がりじゃあるまいし行儀の悪い。
確かに・・・一切見たことがないですね(人口七万人の田舎)
夜中に親不孝通りなんかに行けばいるのかもしれませんが
ヤフコメ民によれば「感染者爆発」が拡がっているそうです。重篤な肺炎だったものがゾンビ化したり体が爆発したりと恐ろしい変異をしたものですね(白目
冗談はさておき、用語の意味がわからない、間違い自体に気付けない方々が、油断して路上飲みしたり殊更に騒ぎを大きくたりと、両極端に走るようです。
どのみち我々市民が(って書くと胡散臭くなるのほんと勘弁してほしい)がとるべき行動自体はあまり変化はないはずです。粛々と対策を続け、体調管理し、可能な範囲でできるだけ消費活動をする、それだけですね。
>もちろん、「五輪で浮かれた国民が自粛をやめて遊び呆けた結果、感染爆発が生じた」という可能性はありますし、もしそうであるならば、「五輪が原因」だと言えなくもありません。
どちらかといううと行政側と国民の分断を図ったマスコミのせいでしょう。
・陽性者を感染者と呼び変え、連日感染ガ~と恐怖をあおり
・対案もないのに政府の無策ガ~、後手後手ガ~、PCR検査ガ~
・野党の妨害で遅れたワクチン承認なのに接種が遅い
・接種が始まれば予約が取れない、架空予約ガ~
・接種が順調になれば自治体の責任でもワクチン供給ガ~
・オリンピックは変異株の展覧会とヘイト発言
・オリンピックによる感染爆発ガ~
・選挙対策、利権の為に命よりオリンピックを優先、強硬開催ガ~
等と視聴率の為に国民を煽り、政府は加害者、国民は被害者の対立軸を作り
・政府が無策だから自粛要請は無視します。
・政府がオリンピックを強行するのだから俺たちだって遊び回るぜ。
と、感染防止に協力しない理由にしてしまっていることの方が大きいと思います。
陽性者が多いのは問題だと言いながら、他人が悪いから自分が感染まき散らす行動をしても仕方ない!とか支離滅裂にもほどがある。そういう論理性ゼロ自制心ゼロの人間は五輪一つ無くなったところで何かほかの理由つけて自分の行動を正当化するだけですね。
東京都新規陽性者のうち、高齢者のワクチン接種有無をどこかで発表しているのでしょうか。このようなデータがあるとワクチンの有効性が確認できると思います。
若い人が感染しても風邪のレベルなんでしょう。
そういう人が自宅療養、40台50台の家族にうつして重症化。
感染力のあるうちに外出、外でうつして。。。
しばらくは感染者増続きそうですね。
40台、50台に早くワクチン。
青壮年層は自己責任もあります
自重して行動してもらいたいものです
若年者へのワクチン接種を急ぎましょう
今はまだ重症者病床には高齢者ワクチン接種の蓄えがあるけど、予想の悪いケースの方で推移しているから9月にかけていずれ蓄えを使い尽くすでしょうね。現在の焦眉の急は急増する入院患者をどこでどういう風に面倒を見るかでしょう。重症者が増えなくてもそっちの面倒だけで医療崩壊しそうな勢いですし。50歳以下は基本自宅療養になるんだろうか?パルスオキシメーター足りるんですかね?マスコミもただ喚いているだけで何故予想を超えて広がっているのか説明するでもなく。五輪のせいにするのに至っては、逆だろと。選手に伝染さないように最善を尽くしますと、都民が騒がしくて集中をそいでごめんなさいと謝罪するべきだろと。
年齢別構成と共に、男女別の陽性者数および感染経路、入院者数の年齢構成などを併せて見ると、職場の仲間や大学の仲間と飲んで騒いで感染拡大する図式が透けて見えます。
男女別:
https://datastudio.google.com/reporting/c1dfbd03-0aa7-457d-81d2-3ca5be34706b/page/KNtNB?s=mM99TXFS68A
感染経路等(東京都モニタリング会議資料、資料4、P-5, P-18など)
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/349/56kai/20210729_04.pdf
20代は男、女ともに同様数字ですが、30代以上は女は男の2/3以下程度です。
つまり大学の仲間、会社の仲間の飲み会でウイルスに被爆し、若くて軽症(ちょっと風邪の感じ)のうっかりした感染者が職場、学校でウイルスを撒き散らし、感染拡大。
感染者は家に持ち帰って家庭内感染拡大。
もう一つは未成年者が学校、塾などで仲間内から被爆、家に帰って感染拡大。成人にも拡大。
学校は夏休みになったので、感染ループの過半は切れていると期待。
成人の職場・大学でのループをどう切るか?
飲酒は理性を失わせるのは科学的事実であり、まずそこから断ち切るべき。
最新統計データ、参考になりました。ありがとうございます。
これだけ、傾向が顕著であれば、都もそれに合わせて対策するべきでしょう。
私の周りにも、最近、闇営業している飲み屋が増えてきました。きっと自粛疲れもあるのでしょうが、ルールをちゃんと守っている飲食店も多い中、こういうところからきちんと条例作ってやっていってはどうかと思います。
小池さん、ちゃんと仕事!お願いします!
若年層であっても半年後になお後遺症が残っている可能性もありますし、気を付けてほしい所です。
性的不能となればその後の人生設計に影響しますし、疲労感や集中力の低下、記憶障害、呼吸困難というのは社会生活を送る上で障害となります。
若い人に対しては重症化リスクこそ低いが、罹った場合その後の人生を左右しかねない後遺症が残る可能性があることをしっかりと周知すべきなのです。
ちょっと偏見になるかもですいません。
緊急事態宣言がずっと出ている沖縄も”お酒”の 感じが ゆるい気がします。 夏場になると 酔って路上寝している光景が よくテレビにでてました。前後不覚になるような状態では 感染予防に気を配ることなどできるわけありません。
いまも そのような慣習が続いていたら 酒の場 経由で感染が広がっているのかもしれません。
更新ありがとうございます。
東京都の新規陽性者数、3865人。まだ増える要素はありますね。20〜30歳代、40歳代のワクチン摂取者が限りなくゼロなんですから。
夜の路上座り込みや立ち飲み、取り締まりを強化すれば減ります。心情的には我慢しろ、ばかりじゃ難しいのは分かりますが、もうしばらくでしょう。高齢者が罹ったり、高齢者の死者が増えている訳じゃないから大丈夫です。
日本では花見の習慣があるためか、アメリカよりも屋外の飲酒に寛容です。だからといって、所かまわず座り込んで、しかも大騒ぎしながら飲むのは育ちが悪すぎます。
私も酒大好き人間ですが、迷惑な酔っぱらいを嫌悪しております。
さて、以前書きましたがもう一度。(半分本気)
昔の野犬狩りみたいに路上飲みの若者を拉致して、コロナワクチン(中国製も可)の強制注射と体内へのマイクロチップ注入を行いましょう。マイクロチップは、過去どこで何回注射したかを確認するためです。3回目以降は、生理食塩水注射で済ませます。
拉致回数が2桁に達した場合は、密かに近隣国へ送り込みます。地上の楽園なら、労働力として受け入れてくれませんかね。
いつもながら実績の数値を基に論理を構築,提示して頂く営みには敬服します。
そこから見えてくるリスクが何かも的確だと思います。
これは持論なのですが、
評価する指標については一貫した方が良いと思ってます。
なので、コロナ感染当初より提示されている「陽性者」を
=「感染者」として最初に提起していく事自体は間違ってないと信じてます。
勿論、危険性をより明確にする情報として、死者数・重症者数を必ずつないでアピールしていく必要は在るでしょう。
ただ、「陽性者」指標の提示で、「現在の急拡大」傾向が喫緊の課題として見えて来たのは事実だと思います。
システム開発が私の現場ですが、
課題の解決の早道は、今ある課題インシデントの見える化である筈です。
いま「陽性者」となっている人をどんどん取材し、
何が悪かったのか、
今行っている対策として抑止されている行為の何かによるものなのか
今その為にどういう状況に置かれているのか
マスコミの手持ちの1/3でも半分でも、どんどん国民に見せればいい。
見せる方も見せられる方も気が重い話です。
が、一年程前は、どこぞの民放さんだったか、実際に陽性者を取材し「市中感染しか考えられない」みたいな言質を不安として垂れ流していた筈です。
街頭を闊歩する方々を取材し、不満・不安・言い訳を言わせて垂れ流す暇があったら、今こそそれと同じ事が出来るのでは?と思ったりしてます。
オールドメディアとはいえ、今でも影響力が有るのは事実。
忌み嫌うだけではなくて、何とか利用する方策がないものでしょうか。