ワクチン接種で重症化が減り、意識は変わる=尾身会長
コロナ対策の本当のボトルネックは不勉強すぎるマスメディア記者だった
菅義偉総理大臣、「基本的対処方針分科会」の尾身茂会長は昨日、記者会見を行い、沖縄県を除く9都道府県で緊急事態宣言を解除するなどの方針を明らかにしました。この会見を見ていて痛感したのは、科学的な対処の必要性もさることながら、ちゃんと基本的な知識を勉強することです。少し厳しい言い方ですが、基本的な勉強すらせずに質問に立つ日本のマスメディア記者は、いったい何様なのかと思ってしまいます。
2021/06/18 14:00付追記
本文中に誤植がありましたので修正しております。「某都民」様、ご指摘大変ありがとうございました。
目次
菅総理の記者会見
緊急事態宣言、沖縄を除いて解除へ
菅義偉総理大臣は昨日、記者会見を行いました。
菅内閣総理大臣記者会見
―――2021/06/17付 首相官邸ウェブサイトより
菅総理の冒頭発言は、文字にすると3000字を超える長文であり、また、テーマとしてはさまざまなものが含まれています。本稿ではコロナに焦点を絞り、菅総理や「基本的対処方針分科会」の尾身茂会長の発言の概要を紹介していきたいと思います。
まずは、コロナ緊急事態宣言、蔓延防止措置等に関する部分の一部について、当ウェブサイトの文責において内容を要約しておきましょう(※原文について知りたい方は直接首相官邸のウェブサイトの該当ページをご参照ください)。
- 緊急事態宣言は、沖縄県については7月11日まで延長するが、9都道府県については6月20日をもって解除し、10都道府県に対し蔓延防止等重点措置を7月11日まで適用・延長する
- 全国の感染者数は5月中旬以降減少が続いているが、地域によっては感染者数に下げ止まりが見られるほか、変異株により感染の拡大が従来よりも速いスピードで進む可能性が指摘されている
- 今後大きなリバウンドを起こさないために、感染者数の上昇をできるだけ抑え、一日も早く希望する方へのワクチン接種を進め、医療崩壊を起こさないことが大事。飲食の時短営業、スポーツなどの人数制限を継続するとともに、国民の皆さまにもマスク、手洗い、三密回避をお願いしたい
- ワクチン接種はこの1週間で合計730万回、1日平均100万回を超えるペースで増加しており、累計接種回数は2700万回、1回でも接種した人は2000万人を超えた。7月末には希望する高齢者への2回の接種が完了する見込み
- 東京都の事例などで見ても、すでに新規感染者に占める高齢者や医療従事者の割合が低下している
ワクチン接種は急速に進む
このあたり、世間の大方の予想をはるかに上回るスピードでワクチン接種が進んでいること、医療従事者の新規感染数が東京都で激減していることなどについては、いずれも当ウェブサイトでこれまで報告してきた内容でもあります(『接種が先行する医療従事者の新規陽性数が東京都で激減』等参照)。
菅総理を批判する人は、「飲食の時短営業、スポーツなどの人数制限、国民の皆さまへのご協力のお願い」あたりに注目するのだと思いますが、それは決して公正な態度ではありません。わが国の法制上、政府には強制力を伴った外出禁止令、隔離などの措置を講じることができない点を忘れてはなりません。
また、一部では「7月末には高齢者向け接種は終わっていない」という批判も出ていますし、「1日100万回」は過去データの遡及修正も含まれているため、正確な数値ではありません。
しかし、日本全体として見れば、接種実績は間違いなく積み上がっており、このペースで進めば、著者自身の予測では、少なくとも1回目を打ち終わる高齢者は今月中に人口の8割前後には達すると思います。「7月中に希望する高齢者のほぼ全員」というのは、誇張ではありません。
尾身会長の卓見
尾身会長「ワクチン接種が進むことの意味」
次に、記者とのQ&Aです。
何人かの記者が質問に立ったのですが、質問された記者のなかには、大変失礼ながら、正直あまり知的レベルが高いとはいえないようなものも含まれており、正直、読んでいてフラストレーションを感じるものもありました。
こうしたなか、本稿で最初に注目したいのは、文化放送の山本記者の質問に対し、菅総理から話を振られた尾身茂会長が述べた内容です。少し長いので、前半と後半に分けて紹介します。
「ワクチン接種が進むと、私は今、総理がおっしゃったように、重症化する人の数は随分減ると思います。それから、かなりの、希望する人のほとんどが接種をした場合には、今まで我々は去年、当初2月、3月の頃に思っていたこのコロナウイルスに対する人々の意識、不安感というものは、これはかなり私は変わると思います。そういう意味では、さらに、このワクチンがそれだけの数の人が打つと感染対策もしやすくなる、感染対策の効果が出やすくなるということは期待できると思います。」
まず、尾身会長が指摘する内容は、当ウェブサイトでも何度か紹介してきた、「高齢者の重症化率が高い」、「ワクチン接種が進めばそもそも新規陽性者数が減る」という統計的事実とも整合しています。
ただ、「人々の不安感」というものに関しては、ワクチン接種が進んだところで完全に払拭されるものでもないと思います。というのも、メディアや野党などが、統計的事実などを無視し、いたずらに国民の不安を煽るという側面もあるためです(最近だとネット五毛と呼ばれる人たちもそうでしょうか)。
ただ、ワクチン接種が進めば、それだけ感染対策もしやすくなり、かつ、感染対策の効果も出やすくなる、というのは、まさに尾身会長の指摘どおりでしょう。
「ガードを下げるのはまだ早い」
そのうえで、後半部分についても読んでいきましょう。
「そういう中で、ただ、全員が打つわけではないのでということもあるし、ワクチンの効果というのは皆さん御承知のように100パーセントではないので、随分安心感という意味では今までとは違ったレベルに来ると思いますけれども、かなりの多くの人が打ったから、じゃあもうこれでガードを下げていいということには、まだ少し私は早い。これはだから両面あって、恐らく多くの人が打つとコロナウイルスに対する感じ方、安心感というのは、これは随分変わると思いますけれども、だからといって一方、それで全てのガードを下げるというには少しまだ早いので、少し慎重に、マスクなんかもすぐに取るということではなくて、しばらくの間は、しかし、ワクチンが接種がどんどんどんどん加速すれば、随分気持ちの上では変わる。ただし、感染対策を、全くガードを下ろすというのには、少しまだ早いというのが我々の判断です。」
全面的に同意します。
ワクチン接種率が100%に達することはありませんし、ワクチンの効果は100%ではありません。さらには、ワクチンが効かない変異株の存在も指摘されています。逆に、社会全体で気持ちが弛緩することのほうが怖いのかもしれません。
集団免疫、わかりやすくいうと…
次に、テレビ東京の篠原記者が集団免疫について質問をしたのですが、これに対する尾身会長の回答も、大変に参考になります。「専門家が考えている集団免疫を翻訳すると、こういう具合だ」として、集団免疫について、わかりやすく説明したからです。
これも少し長いのですが、文章を小分けにし、整理しながら引用しましょう。
「1つは、自然に感染した人がいますよね。これは欧米なんかでは、ワクチンを接種した人と同様、かなりの数は自然にもう感染をした人、その上にワクチンを打った人がいるわけです。したがって、この自然に感染した人とワクチンを打った人、どちらかで免疫を獲得した人が、その地域の中で何パーセントということはなかなか各国の状況によっても違うからはっきりは言えませんけれども、かなりという言い方しかできませんけれども、そういう人が何らかの形で免疫を獲得し、その結果、特にマスクをしたり注意をしなくても、ふだんの生活ができるような状況を集団免疫というふうに、我々は、一般的な言葉で言うとそういうことになると思います。」
つまり、確たる具体的な割合までは明示できないにせよ、「自然感染ないしワクチン接種など、何らかのかたちで免疫を獲得し、普段どおりの生活ができるようになった人」が集団内に占める割合が高まっている状況、ということですね。
「そういう中で、10月、11月、今かなり政府、自治体の努力のおかげで、かなりワクチンの接種率が上がっていますよね。そういう中で多くの人が、どれだけワクチンの接種をするかは分かりませんけれども、そうすると、先ほど私が申し上げたように、多分3つのことが起こると思います。」
この「3つのこと」とは、①感染しても重症化する症例が以前と比べ少なくなること、②人々に安心感が生じてくること、③クラスターなどに対しても、以前と比べ感染の防御がしやすくなること、です。
英国のようにリバウンドする事例もある
尾身会長は続けます。
「しかし、だからといって一方、そうなると、日本の10月、11月、かなりは行ったとしても、それで小さなクラスターが起きないかというと多分そうではなくて、小さなクラスターは時々起きる可能性がある。それはなぜかというと、特に若い人が、恐らく高齢者ほどワクチンを接種するということは、たくさんの人に打ってもらいたいと私は個人的には思いますけれども、多分、高齢者ほど接種率は上がらないということがあると思いますし、そもそもワクチンは非常に優れたワクチンですけれども、100パーセント、そういう意味では、時々あるいは、そういう意味では感染が完全に下火になってコントロールできるというのは、まだ私は早いと思います。」
この尾身会長の懸念は、おそらくそのとおりでしょう。
そもそもワクチンというものは「100%絶対に効く」という保証があるものではありませんし、また、高齢層もさることながら、おそらく若年層の接種率も100%に達することはないからです。だからこそ、尾身会長は「ガードを完全に下ろすという時期は、もうしばらく先になる」と指摘しているのでしょう。
そのうえで、尾身会長はこう指摘します。
「実は皆さん御承知のようにイギリスはワクチンの接種率が非常に高いですよね。しかし、そこで急にロックダウンなんかを解除すると、あっという間に新規の感染者が増えていますから、あれだけの接種率をやっても、人々の行動次第では、たまたまイギリスはまだ重症者とか死亡者は抑えられていますけれども、ともかく新規の感染者は、あれだけ行っていてもですよね。社会の行動、人々の意識あるいは政府の対応の仕方、自治体の対応の仕方ではすぐに行ってしまうので、私は、そこは、安心はするのだけれども、急に解除みたいなことはしないでやった方がいいと思います。」
非常に科学的で納得のいく説明ではないかと思う次第です。
ワクチンの最新状況
首相官邸データ:もうすぐ3000万回に!
さて、現在のワクチン接種状況について、誰でも気軽に確認できるのが、首相官邸ウェブサイトの『新型コロナワクチンについて』のページで公表されている、ワクチン接種者数に関するデータです。
このページに掲載されているワクチンの総接種回数、現時点では2日前、つまり6月16日時点のものが掲載されており、これによれば「医療従事者等」が9,556,960回で増分は118,735回、「高齢者等」が18,099,427回で増分は1,161,201回です。
これをひとつにまとめておきましょう(図表1)。
図表1 2021年6月16日時点のワクチン総接種回数
区分 | 総接種回数 | 増分 |
---|---|---|
医療従事者等 | 9,556,960 | +118,735 |
高齢者等 | 18,099,427 | +1,161,201 |
合計 | 27,656,387 | +1,279,936 |
(【出所】2021年6月18日午前時点の首相官邸ウェブサイト『新型コロナワクチンについて』より著者作成)
この分だと、来週早々にも3000万回が達成できそうです。いや、入力漏れを勘案すれば、すでに3000万回に達していると見るべきでしょうか。
ちなみにこのデータの「増分」、厳密には「前日比」ではなく「前回公表値との変化」を意味しているのですが、「医療従事者等」の部分は休日分がまとめてカウントされるため、休日明け(今週の事例だと月曜日)に大きく増える傾向にあります。
しかし、6月16日は月曜日ではなく、水曜日であるにも関わらず、総接種回数は1日で128万回も増えているのは、非常に重要な兆候です。菅政権が掲げる「1日100万回」どころではありません。
総接種回数が減っているように見えるが…
実際、「高齢者等」の部分の元データ、「ワクチン接種記録システム(VRS)」オープンデータ(※)で確認すると、先週の時点で、すでに接種実績は1日あたり80万回を超えていた可能性があります。
(※「https://vrs-data.cio.go.jp/vaccination/opendata/latest/prefecture.ndjson」という文字列をウェブブラウザのURL欄に打ち込むと入手可能)
まずは、「1日当たり接種数」です(図表2、図表3)。
図表2 1日当たり接種数(医療従事者等+一般人)
(【出所】『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータ、首相官邸『新型コロナワクチンについて』公表データより著者作成)
図表3 1日当たり接種数(1回目+2回目)
(【出所】『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータ、首相官邸『新型コロナワクチンについて』公表データより著者作成)
図表2では、ワクチン接種総回数が今週に入って減少しているように見えますが、これはしばしば指摘しているとおり、VRSのデータがリアルタイムで反映されていないためです。過去にさかのぼって訂正されるデータを見ると、「登録漏れ」は1日30万回から40万回分はあります。
「2回目接種」も増えて来た!
それよりも注目したいのは、図表3で、「2回目接種」をした人が徐々に増えて来たことでしょう。
6月17日時点で、65歳以上に限った接種数・接種率(図表4)、これに医療従事者等や64歳以下に対する接種数を合算して接種率を計算したもの(図表5)についても確認しておきましょう。
図表4 累計接種数・接種率(65歳以上)
(『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータより著者作成。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の日本の65歳以上人口3548万6339人で割った数値。図表5の「接種率」とは分母が異なる点に注意)
図表5 累計接種数・接種率(医療従事者等+それ以外の一般国民の合算)
(『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータ、首相官邸『新型コロナワクチンについて』公表データより著者作成。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の日本の人口1億2712万8905人で割った数値。図表4の「接種率」とは分母が異なる点に注意)
これらのグラフ、図表1のものとは数値が異なっており、また、「医療従事者等」とそれ以外の一般人に対する接種状況についても、データの取得時点が異なっているため、かなり不正確(というよりも相当の過少計上)となっている点にはご注意ください。
現在、計算上は高齢者への1回目接種率が41.07%ですが、おそらく現時点で半数近くに達していると考えて良さそうですし、高齢者に対する2回目接種率も10%を超えて来ました。
全国民に対しては、分母が大きいため、「接種率」はなかなか上昇していませんが、それでも表示上は16.23%、実質的にはおそらく20%に達していると考えて良いでしょう。2回目接種率も6%を超えています。
低レベルすぎるマスメディア記者
さて、客観的なデータから判断する限り、ワクチン接種は一部メディアなどの予想をはるかに超える速度で進んでおり、大変に好ましいことです。
ただし、尾身会長の発言などからもわかるとおり、決してワクチンは万能の対策ではありません。接種率が100%に達することはないのに加え、ワクチンも100%の効果を発揮するわけでもなく、また、ワクチン接種が進んでもリバウンドした英国のような事例もあるからです。
しかし、逆にいえば、コロナ禍が始まってからの1年あまりで、参考にすべきさまざまな事例も出て来たこともまた事実でしょう。
個人的に菅総理の記者会見録を読んでいて衝撃的だったのは、多くの記者が自分自身の思い込み、決めつけで長々質問をしているということでした。その典型例は、こんな事例でしょう。
「XX新聞のXXです。東京五輪・パラリンピック開催のリスクの認識について伺います。総理は、東京五輪・パラリンピックを安全・安心に開催すると繰り返されていますが、開催に伴い感染リスクがどれだけ増大するかについてはこれまで説明されていません。選手や大会関係者に限らず、国内全体で人の移動が増えるリスクや観客を入れた場合のリスクを、どう考えられますか。安全・安心の根拠を示さずに開催を強調されても、開催に不安を感じる国民は納得できません。国民の命に責任を持つ政府として、安全・安心との言葉を繰り返すのではなくて、総理としてのリスクの認識、評価をお示しください。なお、今回も各社からの再質問があった場合、応じていただけるようお願い申し上げます。」
いったい何様なのでしょうか、この記者は。
「安全・安心の根拠」を示してもあなたが理解できていないだけでしょう、と言いたい気持ちでいっぱいになります。
もちろん、文化放送の山本記者、テレ東の篠原記者などのように、簡潔かつポイントを突いた質問ができる記者もいるのですが、残念ながらそのような記者は少数派であるように思えてなりません。
なお、もうひとつ、非常に噴飯物の質問をしている記者がいたのですが、これについては可能ならば別稿にて紹介したいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
あの会見を一番冷静正確に報道しているのがこのサイトだと言うところに
日本のマスコミの問題がありますね。
暫くの間はマスク外せるわけありませんよ。
艦隊防御システムを超える程のミサイルを飽和攻撃として打ち込まれるような状況。
つまりワクチンを打ったが、時間が経過してやや抗体量が低下しているところに
未接種のスーパースプレッダーが登場して濃厚接触して大量のウイルスに曝露する状況。
では感染しますよ。感染防御の手を緩めればイギリスだってあの有様です。
今後ワクチンのインセンティブがないと中々接種率が上がらないようなので
少し考えてみました。
現在、ワクチンは無償でかつコロナ感染症の治療費も無償です。
通常の病気でも高額の医療費がかかった時は、月8から10万以上は支払ずに済むように
制度設計されています。
つまり重症疾患で何か月かICUに入って数百万円かかっても高額療養費制度の恩恵で
毎月8から10万の支払いで済むようになっています。
因みに生保の方は、医療扶助で現物支給されますので負担は一切ありません、念のため。
接種が一周したら、無償のワクチンを医学的理由無く拒否する場合は、
高額療養費制度の分ぐらい払ってもらっても良いのではないかと思います。
またオリンピック・パラリンピックの観客がどうしても欲しいなら
ワクチン接種済みを条件にしてはいかがと思います。
ワクチンにはいささか懐疑的なところがあります。
イスラエルとか英国とか、効果を過大評価し過ぎているよう。
日本では武漢風邪は無視できるかも?
勿論、流行時の対策は準備が必要でしょう。
私は懐疑的、とはいえ、ワクチンに反対ではありません。
経済を回すために、十分な対策済みを訴えるためなら・・・。
今、必要だと思っているのは、病室やベッドの確保です。
流行から1年以上経って、米欧の一桁以下くらいの患者数で医療崩壊とか。
馬鹿じゃないんか知らん。
ベッドの確保とか、医療要員の確保とか、
補正予算で担保されているのでは・・・。
成功できなかった新薬開発経験者 様
御承知と思いますが、ワクチンの効果は完全ではありません、抗体作ってその上で感染予防をするのが重要かと。
コロナを少なくともタミフルのない時代のインフルエンザにする手段と思っています。接種済みの医療者に感染者の減少は確実に出てきていますし。
今は何としても接種率をあげたいのでワクチン万歳!でいようと思っています。
医療従事者のワクチン接種が進行する以前は、「決死隊志願者は一歩前に!」の
世界なので病床の確保以前にスタッフ確保が苦しくなっていました。
また内地から沖縄に派遣された救急医の仕事の一つは、ECMO使用経験の少ない沖縄の医師に代わって、現在人工呼吸器のついている患者をECMOの適応か判断して転送するかどうかを判断することだそうです。コロナによる重症呼吸不全患者発生を抑制できるなら沖縄にいた救急医の数で足りていたはずなのです。
病床数は数字合わせ出来てもスタッフはなかなかそうはいかないのが現実化と思います。
多分、東京新聞、中日新聞の清水、と名乗ってましたよね。全国放送していたので伏せ字にする必要もないかと。
今回の尾身さんの話はよく納得出来ました。首相官邸の発表、そして尾身会長の発表をストレートに聞けて良かったです。
誠に適切なフォローでした。ありがとうございます。 こうした板は 主催者と良質な参加者で 質が担保されていると思います。
来週からは、企業や大学などでの接種も本格化しますね。
現場のある製造業などは、リモート対応など出来ませんから、取引先や納品のための物流会社なども含め、接種を加速化させると思います。
今現在で100万回/日だとすれば、あと数十万回くらいは上乗せできるんじゃないかな。楽しみです。
頼んでもいないのに国民の代表面して、訳の分からない質問をするからメディアの信用が無くなり、結果として自分の首を絞めるって思わないんでしょうかね。某政党みたいにコアなファンは存在するのでしょうが。
地方住みです。先月末に2回目の接種を済ませ、若年層並みの副作用から回復までに2週間を要しましたが、気管支に持病を抱える身としては、コロナに感染することなくワクチンを接種出来たことに感謝しかありません。
来週月曜に3週間が経過し中和抗体でしたか?が出来てる筈ではあるのですが、生活を大きく変えるつもりはありません。
ワクチンは重症化を防いでくれる程度と思い、これまで同様に手洗い、手指消毒、うがい、マスクは継続します。
コロナに感染しにくくなれば、インフルに狙われるかもしれませんし、折角馴染んだ防疫手段を手放す気にはなれません。(真偽のほどは定かではないのですが、人に感染する鳥インフルエンザウィルスが中国で確認された…というニュースをどこぞのサイトで目にしました。)
そういえば、家内が市町村接種か職域接種かで迷っていたのですが、市町村はファイザーで職域はモデルナだそうです。市町村接種は現段階では既往症のある方からだそうで職域接種よりかなり接種タイミングが遅くなりそう…とのことで職域に決めるそうです。
日本国内はファイザーとモデルナのmRNAコンビで全量を賄い、国内生産のAZは後進国や友好国への支援に回すようですね。どこぞの国がところ構わず喚いていたワクチンハブを日本が担うということでしょうか?
今、思うとAZは国内生産といい既定路線だったのでしょうか?
もし、そうなら「やるなぁ、日本政府!」です。
>しかし、6月16日は月曜日ではなく、火曜日であるにも関わらず、
此方の箇所、6月16日は水曜日ですよ!
某都民 様
いつもコメントありがとうございます。また、誤植のご指摘大変ありがとうございました。早速修正いたします。
引き続きのご愛読並びにお気軽なコメントのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
新宿会計士 様
今時、新聞でも誤植はしないと思いますけどねww
www
最新の状況を言うと、職域接種の方針がワクチン接種についてのゲームチェンジャーになってるようですね。
大手企業が、自分たちの子会社含め従業員だけでなく、その家族や取引先委託先、さらには近隣住民にまで拡げて接種しようと取り組んでいます。積極的な姿勢を見せることで企業イメージ向上にもつながります。もう既にワクチンの職域接種分については取り合いになってるみたいです。自治体や医療機関分が横取りされることはないでしょうが。
そういった競争で、他国ではあり得ないレベルで急速に接種が進むと推測されます。既に3000万接種ですか。これが日本の実力ですし、これからもっと凄い実力を日本は見せるでしょう。
G 様
現在の所
職域接種と大規模接種はモデルナ
個別接種は今の所ファイザー
と棲み分けていますが、7月下旬のファイザー最終入荷後は
わかりません。
その通りです。
祝もうすぐ3,000万回接種達成、高齢者接種ほぼ希望者全員に行き渡る。
尾身会長の「ガード下げてはいけない」も仰る通りです。小売業、飲食業、サービス業が悲鳴をあげ、野党がイチャモンつけようと、スケールダウンしてはいけません。
阿呆記者の「東京五輪・パラリンピック開催のリスクの認識について総理は、これまで説明されていません。」笑笑。何を言うか。逝ってヨシ!
「なお、今回も各社からの再質問があった場合、応じていただけるようお願い申し上げます。」命がけでやってんだよ。粗探し、日本の足を引っ張るだけの質問は、やる必要無い。
開催したらどの程度感染リスクが上がるか、など今の時点でわかる人間など誰もいません。前例がないのだから当然です。もし明確に答えたらソイツはただの嘘つきです。と、同じようなテーマにて、峰宗太郎先生が著書で語っていました(あちらはTVなどに出演してベラベラと無責任な情報をばらまく自称専門家への苦言でしたか)。
わかるわけが無い質問をぶつける記者には悪意しか感じられません。(もし本気なら低能さを憐れみますが)国民が知って公益に資する情報を引き出したいのではなく、政治家が解答に困る・回答すると損をするだけの質問をぶつける。そんなメディアなど不要どころか邪魔でしかない。
また、このやりとりや経緯を見ても、”独裁者スガが、都合の悪いことを言う尾身会長を疎んじている”とかいうクソ設定がいかにうすっぺらいかよくわかります。なんで最高責任者が解決策を持っている人間を弾く必要があるやら。
一方、かの国では交雑接種だか交差接種だかとやらの「大規模人体実験?」が始まるらしいですね。
実験結果には興味がありますが、かの国でちゃんとした追跡と検証がができるのかなぁ…
職域接種に懸ける意気込みは非常に大きなものがあります。現場の意気込みです。
1000本単位での申請と言う事で、当初は大企業だけと見られていましたが、テレワークが実施出来ない中小企業や飲食業者は死活問題で、何時までも自粛してた日にゃあ干上がってしまいますから、共同での接種を申請するようで政府も補助金を積み増したりしてます。
1000本を確保する為、家族も対象に入れたりしてます。
医師会は打ち手が居ないなどとほざいていましたが、出すものを出せば集まるらしく、職域接種の打ち手はどこからともなく集まって来るようです。
個別接種でも、クリニックにとって接種の技術料は結構魅力らしく、先生が患者に電話して勧誘してるなんて話も聞きました。
多分太郎ちゃんが自分で担いで配達しなければならないくらいの勢いで進むと思います。
安全神話ボケの日本人相手に安心と安全をセットで口にする政府の説明にも問題はあろうかとは思いますが、ワクチン接種が遅いといちゃもんをつけたその口で、副反応を煽るマスゴミは狂ってるとしか思えません。
世の中には100%安全なんてものはないのに、彼らの頭の中だけには存在するようです。
子宮頸がんワクチンの接種率が世界一低い状況を作り出した責任を全く感じてないマスゴミは、子宮癌で苦しむ患者さんとその家族に土下座して詫びるべきです。
>子宮頸がんワクチンの接種率が世界一低い状況を作り出した責任を全く感じてないマスゴミは、子宮癌で苦しむ患者さんとその家族に土下座して詫びるべきです。
個人的には土下座どころでは済ませたくないです。万〇に値すると言っても言い過ぎではないと思っています。
マスゴミは「報道」という名の経済活動なので,高視聴率・高部数の達成が第一目標です。できるだけ,民衆の気を引きつけ,気に入られるる記事を書かないといけません。お隣の韓国の報道を見ているうちに分かってきました。
自分たちは間違わない、という確信をもってるという点でも似てますね。
実際は間違いだらけなわけですが、まったく。
マスメディアの常套手段と言うか、もはや習性と言うべきなのかはわかりませんが、彼らは「白か黒か」という二値での判断しかできません。そして、100%ピュアホワイトでなければ「黒だ! 黒だ!」と大騒ぎし、「だから危険だ、不安だ」と煽るのです。
以前、脳科学者の中野信子さんがどこかで話してましたが、どうやら日本人は「不安遺伝子」を持つ人の割合が高いらしく、つまりは「不安」に煽られやすい民族だということになります。日本のマスメディアがやたらと不安を煽ろうとするのは、その方が「愚民」どもが食いつきやすい=商売になるということなのかもしれません。あるいは、「不安」に煽られやすい人こそが記者になり、己が持つ不安を「正当な不安」として、ますます煽るような記事ばかり量産するのかもしれません。いずれにしても、今回のコロナ禍では、過剰に不安ばかりを煽るしか能のなかったマスメディアが、ただただ有害な存在でしかなかったことを示したと言えると考えています。
でもなぁ、楽韓さんのところでも度々推奨されている峰宗太郎さんの著書「新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実」(日経プレミアシリーズ)くらいは読んでおけよとは思いますね。これは素人にもとても分かりやすく、コロナウィルスやワクチンについて解説してある本です。せめてこれを読んでおけば、バカな質問の7割は減るだろうにと思います。
> 彼ら(マスメディア)は「白か黒か」という二値での判断しかできません。
みんな「確率」とか「統計」とか,真面目に勉強していないので,確率(分布)による評価,という世界が見えないのです。前のほうで「民という漢字は目を潰された人からきている」と書いている秀逸なコメントがありましたが,マスコミも「見えてない人」達の集団です。ただ,誰かに目を潰されたのではなく,若い頃数理系の教科の勉強をしっかりしなかったので,科学的考察力とか数理的思考力という目が形成されなかった,という自己責任です。
龍 様
愛読者 様
日本の教育では確率とか統計についての学習はほとんどできていません。工学系でもそうです。結果どうしても白か黒かになってしまうのです。
モノづくりの現場でも許容誤差を無視して、出来るだけ設計数値に近づけようとします。職人ならそこまで突き詰めるべきなんでしょうけど、これじゃ生産性は上がりません。
完璧主義は不安感から来る強迫観念のなせる業なのかも知れませんね。
パーツは一定の範囲でバラついていても、組み上げると正確に作動する、逆集成の誤謬みたいな考え方が必要なんだと思います。そういうのが多様性社会なんじゃないかと。
よく聞く話ですが、”欧米先進国”などでの、例えば建築物などの設計図面には、必ず「ここまでは誤差があっても良いよ」という記述が入っているそうですが、それを見た日本の大工さんたちはビックリするそうです。「初めから誤差があることを見込むだなんて、そんなんダメに決まってるだろう、べらぼうめ」なのだとか。
門外漢様の言われるように、このような感覚には一長一短あるでしょうが、日本の工業力の根底には、このような職人気質が頑として存在し、そして少なくともかつてはそれこそが日本の工業力の源泉の一つだったという点は否めないと思います(*)。そればかりに拘るのは問題がありますが、日本の特色として、けして捨て去るべきものではないでしょう。
(*) 職人気質とは無縁のデジタル機器の普及とともに、日本の電機産業が
衰退したのも、ある意味では当然なのかもしれません。
やはり、大きな問題は「確率」と「統計」をきちんと理解していない人が少なくないという点にあると思います。例えば、完全確率1/10の確率のくじを、10回引いたら必ず当たるもんだと思っている人は、けして少なくないのではないでしょうか? あるいは、1/200の確率で大当たりが出るパチンコ台で、200回回したのに大当たりが出ないと、「インチキだ!遠隔操作だ!」と騒ぐ人は?
パチンコの話であれば笑い話にもできますが、より深刻な話としては、「確率」や「統計」といった概念を理解していないと、リスク管理ができないということです。それは同時に「どの程度のリスクならば許容できるか/すべきか」ということを考えることができないことを意味し、ただ「漠然とした不安」に苛まれるだけとなります。
日本の教育課程で「確率」や「統計」をきちんと教えてないのだとしたら、それはつまりリスク管理の根本を何も教えていないということになります。それが「根拠もない漠然とした不安」、あるいは「(根拠もなく)なんとなく大丈夫だと思ってた」に繋がるのだとしたら、かなり深刻度は高いと言わねばなりません。
龍さま
>100%ピュアホワイトでなければ「黒だ! 黒だ!」と大騒ぎし、「だから危険だ、不安だ」と煽るのです。
私も、いかにすれば「この世には完全・完璧は存在しない」ことを、一般の人に分かってもらえるか考えることがあります。それで思うに、日本人には、「人が努力すれば『完全・完璧』を作りだすことが可能」という根強い信仰があるように思えます。貴コメントにある誤差の話もそうですし、日本社会において、このワクチンや原発やその他製品などでも100%の安全を求める主張が一定勢力を保ち続けていることでも分かります。
これを逆に言えば、不完全なモノは稀・軽微であっても、当事者の至らなさ・努力不足の証として、無限の努力を要求する根拠となります。これが何に由来するのか?多分、「為せば成る!精神一到、何事成らざらん!」重視の日本式朱子学あたりでしょう。或いは「一所懸命(鎌倉仏教由来?)」かも知れません。これは、我々は余り意識していませんが、未だ根強く日本人の思想基盤をなしているのでしょう。いずれこの思想が、凝り性の日本人を生み出し、日本製品=高品質の評判を生み出してきたのは確かです。ただ一方で、日本製品を過剰品質のワナに陥らせ、特にデジタル製品(過剰品質があまり意味を持たない)において韓国・台湾の後塵を拝する結果になったとも思っています。
他方、一神教の西欧社会では、神ならぬ身の人間はどんなに努力しても不完全でしかあり得ません。昔、「不完全なこの世界に完璧を求める私は、何と愚かなんでしょう♪」なんて歌もありました。ですから失敗は当たり前。そこから、「人は不完全、失敗を恐れず挑戦することが信仰の実践」という考えが生まれてくるのかな?なんて考えています。それが、欧米社会がリスクに対し「是々非々・ドライ」に応対できる理由かも知れません。
ということで、日本人が確率や統計をキチンと学んでないのはその通りですが、それ以前に、上記した思想レベルでの意識改革が必要な気がします。ただ上記した、「為せば成る!」精神は、何かを極める時の原動力になるという長所があります。故に、日本社会における過剰な安全・品質要求を緩和させようとする余り「角を矯めて牛を殺す」ことのないよう注意が必要です。ただこれも「言うは易く行うは難し」で「途なお遠し」ですね。(溜息)
>>例えば建築物などの設計図面には、必ず「ここまでは誤差があっても良いよ」という記述が入っているそうですが、それを見た日本の大工さんたちはビックリするそうです。
建築ではそんなことになっているのですか????
機械図面では全然そんなことないです。寸法値に公差の明記無い場合であっても図面の注記で「指示なき公差は下表による」などで規定していますし、不具合が生じたとき部品寸法が公差の範囲内なら部品不良ではなく設計不良です。公差の最悪値の積み重ねでも正しく機能するように設計するのは、特に量産品では当然ではないかと。
もっとも設計意図が何であれ闇雲に厳しい公差を指示したら実際モノを作る側から『出来るわけねーだろ』と叱られます。一方、例えば100±1mmなら100mmを狙って加工するのが基本であり、「99mmでいーや」で製作するのは流石にダメでしょう。
電気(アナログ)の世界でも、受動部品の許容差を織り込んで設計します。
https://cega.jp/jis/jis_c_5062/
能動部品はさらに個体差があるので、フィードバック等で一定の動作範囲に押さえ込みます。
許容差の少ない部品は、当然ながら高額になります。どうしても必要な箇所には高精度部品を使いますが、そうでなければ一定の誤差は問題が起こらないように全体で案配しながら仕上げます。
時事通信の世論調査結果の中に、ワクチン接種に関する物が有りました。
内閣支持横ばい33% ワクチン「遅い」69%―時事世論調査
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021061800828&g=pol
選択肢の問題も有ると思いますが、「順調だ」は20%との事です。
私のコメントとしては、「始まったら思ってたより早く、状況は良い」ですが、スタートがあと1.2ヶ月早ければと思います。
因みに、立憲の支持率は、2.9%と3%を切りました(内閣不信任案提出前の調査)。
ついでにオリンピック開催についての世論調査は、以下のリンクです。
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021061800830&g=pol
あんまり変わらない。
接種券なんてくだらないやり方に拘泥しなければ2週間は早くなったでしょうに。
ついでに言えばファイザーへの接種後のデータ提供に同意してれば数か月、余裕でオリンピックに間に合った。
厚労省は大臣以下全員縛り首です。
市井の内科医 様
先日以来、市井の内科医様の仰る接種券方式への疑義とマイナンバーの利用を考えていました。本日、河野大臣の記者会見要旨を見てようやく判ったように思います。
接種券方式、つまり受動的な接種方式が以下の問題を惹起したということでしょうか。
・集団接種での接種券なし問題
・接種券なしで打てないとの誤解によるワクチン廃棄問題
・VRSへの入力遅延による自治体へのワクチン配分の混乱
マイナンバーの利用は法整備云々とはいえ、当初番号法の導入時に目的とされた税・社会保険・災害の利用から見て適合していますし、案内・予約はともかくとして全員がマイナンバーを提示して接種資格を照会、接種後は接種記録が各自治体に届く形だったなら接種場所等の相当な柔軟性、迅速性が活かせたのではないかと思料します。
事後孔明的ではありますが確かに今少し気の利いた真似はできなかったのか、COCOAでは不具合の検証報告書を出したように、この事態が終息した後、次に活かすためにも縛り首より前に検証してもらいたいと思います。
なぜもっとマイナンバーを活用しないのだというご意見には100%同意します。
でも、マイナンバー制度導入時の大騒ぎ、さらにマイナンバーカードの普及率を考えると、現実的にはまだまだ容易ではないんだろうなと思います。
さらに、どうやらマイナンバー制度を省庁横断的に運用するシステムが碌に整備されていないらしいという大きな問題があります。今年3月(だったと記憶)に予定されていた健康保険証をマイナンバーカードに統合するという計画の実施が延期されてしまいました。これはカードの普及率だけでなく、システム側の問題もあったと聞いています。また、マイナンバーと銀行口座をリンクさせるという話も頓挫したままです。
現時点でのシステム側の整備状況に関する詳細な情報を持っていないため、憶測のレベルでしかありませんが、どうやら、マイナンバー制度を十分に活用するためには、システム側も国民側も準備不足なのではないかと思っています。
一部(であってほしい)勢力は、「マイナンバー制度は国民を監視統制し、抑圧するための道具である」と宣伝しました。どの程度の国民がそれを真に受けたかは不明ですが、少なからぬ国民の間にマイナンバー制度が「なんとなく怪しい」「うさんくさそう」という雰囲気が醸成されたことは否定できませんし、今なお完全には払拭されてはいないと思います。
システム側の問題については、近く発足予定のデジタル庁(もう少しマシなネーミングはなかったのかよ!)に期待するとして、国民側にある「なんとなくもやもやしたもの」をどう解消していくのか、その点がポイントかもしれません。
龍 様
一部の国民の中に私も入ります。
住基ネットの時に飛躍的に住民サービスが向上する筈でした。
いつの間にかそれは無かった話になって、マイナンバーが出て来ました。これで飛躍的に住民サービスが向上するんだそうです。
これを聞いた時から胡散臭いと思ってます。案の定、今回何の役にも立ってません。
多分公務員だって殆ど持って無いと思います。
そんなに有意義なカードなら、これを機会に無料で配布すれば良かったのです。
デジタル庁が出来ればまた形を変えて出てくると思います。私は期待していません。
マイナンバーを省庁横断的に使用できないようにしてるのは、意図的ですね。マイナンバー制度に反対する勢力がマイナンバーをとにかく使えないものにする努力を続けた結果、そうなってます。
アメリカではソーシャルセキュリティーナンバーで、医療も納税も身分証明も簡単に管理できるのに、日本のマイナンバーは似て非なる制度になってますね。
マイナンバーが実効的に運用されると脱税できなくなる層が必死で骨抜きにしていると聞きます。
そもそも、接種券なんか無しにして、マイナンバーカード、またはカード番号と身分証提示で接種可能にすれば、印刷する時間と金が節約できます。数千万枚の接種券の印刷費用と送料で、接種システムの開発費なんか、絶対賄えるはずです。別にデータを統合するとか、下らない役所同士の話は後回しでいいんです。打ったか打ってないか、どのワクチンのどのロットを打ったか、それだけが記録に残ればいいんですから。それなのに、医療機関では、持参された接種券にワクチン同梱のバーコードシールを貼付しますが、当然人力です。自治体ではそれを回収して集計して、ワクチン接種名簿に入力して、みたいな作業を、これまた人力でやってるはずです、アホか。マイナンバー管理をすれば自衛隊の大規模接種場に空きがあるので、65歳未満の接種を前倒しします、でもまだ接種券が届いてません、みたいな話も不要になりますね。問診票も不要。持病をもってる患者は主治医に確認を取っておくこと、これだけで十分です。それで問診の手間も激減しますし、暇な医者の小銭稼ぎのバイト代も節約できます。そもそも、問診なんて医者である必要はないし。医者がいるのは、打った後に何か起きたときだけです。
まあ、こうも非効率なやり方をこの非常時に押し通すとは、厚労省も医師会も、舌噛んで死ねと言いたいです。
はにわファクトリー 様
2月、4月の雑談記事ではにわファクトリー様はVRSは失敗するだろうと見立てていますが、現在のVRSでの”接種状況の見える化”の効果は否定できません。
「内閣官房IT戦略室はピエロを踊っており、マイナンバーうんぬんは茶番。あれは失敗必須でないですか。官房に調達能力や調整能力があるとは思えないので、うまく行かないでしょう」
https://shinjukuacc.com/20210215-00/#comment-147740
「デジタル庁一派(知り合いがいます)による厚労省叩きに加担するのは大いに疑問です。VRSは大失敗すると当方はみています」
https://shinjukuacc.com/20210417-00/#comment-157347
以上の事例から、プロパガンダで踊っていたのは、はにわファクトリー様に他ならないものと考えます。
へちまはたわしのみに非ず さま
朝日新聞社にリークしたのは誰でしょうか。文春砲に加勢したのは誰でしょうか。VRS がなくても接種はうまくいっていたはずなのです。成敗すべきはIT総合戦略室であり、政府CIOであるとの意見が巷間に生まれるとすれば、それは政局となりやしませんか。
はにわファクトリー 様
マイナンバーがあればうまくいっていたはずと考えるのはナイーブ過ぎるならば、
VRSがなくても接種はうまくいっていたはずと考えるのもナイーブです。
IT総合戦略室、政府CIOを成敗との意見が巷間に生まれるのは、尚更です。
マイナンバーがあればうまくいっていたはずと考えるのはナイーブ過ぎます。
プロパガンダに踊らされていませんか。
ところで、平井卓也大臣、早く罷免して政府から取り除かないと、選挙の争点になってしまします。ディジタル庁は成功しないように思えてなりません。
※インデント位置を誤ったので修正のため再投稿します。
はにわファクトリー 様
2月、4月の雑談記事ではにわファクトリー様はVRSは失敗するだろうと見立てていますが、現在のVRSでの”接種状況の見える化”の効果は否定できません。
「内閣官房IT戦略室はピエロを踊っており、マイナンバーうんぬんは茶番。あれは失敗必須でないですか。官房に調達能力や調整能力があるとは思えないので、うまく行かないでしょう」
https://shinjukuacc.com/20210215-00/#comment-147740
「デジタル庁一派(知り合いがいます)による厚労省叩きに加担するのは大いに疑問です。VRSは大失敗すると当方はみています」
https://shinjukuacc.com/20210417-00/#comment-157347
以上の事例から、プロパガンダで踊っていたのは、はにわファクトリー様に他ならないものと考えます。
日本の全病院が持つ入院病床のうちコロナ対応に使われているのは2%です。
その2%内で「医療崩壊」音頭とかマスコミが踊って期待しているようです。
他の98%の病床は他診療科目での入院患者用に温存されています。
10%がコロナ対応になっただけで現在の4倍の体制になります。
医療崩壊ははるか彼方の空想の世界です。
ポン学術会議と違い、医師会なんてのはブルジョア団体の最たるものなので、まだぱの皆さんに蚕食されきっていなかったようですね。
医師会が他の学術団体と大きく異なるのは,いろいろな資格の認定権を持っていることでしょう。正確には,もっと細分化された診療科毎の学会が認定する場合が多いですが,講習会や学習会を開催して,論文等も含めて業績・結果を評価して,医師に対する様々な資格を認定する,というのは,かなり独特な制度だと思います。あと,政府に対するかなり強力な圧力団体(他の学会に比較して)だと思います。ただ,開業医に比べて勤務医が冷遇されている,とか,いろいろな内部批判も多いように感じます。研修医の待遇はもっとひどいですが。日本薬剤師会も多少似たところがあるでしょうか。他の学会も,医師会を真似してか,政府への圧力団体の性格をやや強めているところもあります。
でも、医師会通さないと駄目な資格って、産業医ぐらいでは?
正直、急性期病院の勤務医は産業医なんてやってる暇ないので、医師会に入ったこともなければ、入るメリットも感じたことないです。
医師会は開業医の利益代表団体で、勤務医から見れば、医者たるもの医療技術より経営が大事、国は医療技術ではなく医師免許に対して報酬を払え、という趣旨の政策提言をしてる変な人達、という印象しかありません。
あれじゃあ、医者が尊敬されなくなったのも無理はない。
医師会と勤務医を一緒にしてほしくない、が本音です。
VRSのログです. 6月9分が以下のように, 登録されていってます
2021-06-09 773619 ← 745508 ← 715732 ← 679338 ← 640708 ← 635144 ← 635144
日本がワクチンで出遅れた最大の原因は野党が全力で特別承認を阻止したことであり、それを一切報道しないマスコミの責任でもあります。日本のワクチン開発が遅れてしまっているのも主には同じ理由からです。
インターネット、SNSが普及してやっと情報が手に入るようになって、今まで如何にマスコミが偏向し、自分に都合の悪い情報は流さなかったが分かりました。同時に新聞記者の頭の悪さも。
多くのサラリーマン記者や報道キャスターは自分がプロパガンダの片棒を担がされているのを自覚しているのでしょうか。今日の新聞や報道番組は事実を伝える部分より解説の方が長くて、しかも事実と主張が混在していて、お隣の国の新聞のことを笑えません。新聞の見出しからして、それはアンタがそう思うだけだろというのが多いです。先ずは事実は事実、見解は見解とはっきり区別することから改善してほしいです(もう手遅れですけど)。
蛇足ですが、民法の朝・夕の報道番組はCMの間にニュースが埋め込まれている感じで全体がCMじゃないかと思うくらいです(食事の時に家内がTVをつけているためやむなく耳にはいってしまう)。 夜9時から10時台の報道番組をわざわざ見ようというコアな人はあまり多くなく、大部分は朝・夕のニュースを見る程度です。その時間帯のニュースをCMの間に混ぜ込むのは、CMは気付かないうちに頭に刷り込むように制作されており、CMの効果につけ込み報道との相乗効果を狙った一種の作戦とも言えます(単にゴールデンタイムの広告費稼ぎだろというのは置いておいて)。 昼のワイドナショーやニュースショーについてどのような仕掛けがされているかは、見るほど暇ではないので分かりません。
国産ワクチンに期待されている方も多いと思いますが、
COVIT-19については、効果の面でファイザー、モデルナがとてつもなく優れており、市場では先発品扱い、第一選択薬の地位を固めているところだと思います。
一方、これから出てくるであろう”国産ワクチン”(S社製)は効果面で既存品を陵駕できるのか(すなわち100%の確率で確実に中和抗体が形成される Or 既存品より早いスピードで免疫を一回接種だけで獲得できる、いやいや効果はともかく調整、保管、保存、流通の優位性だけ)、陵駕できなければ国際的にも日本国内的にも”ジェネリック”扱いになり、海外への輸出も×になるのではないかと想像できます。薬価の面でファイザーの0.8倍くらい?になってしまったら、マニアックな医療機関しか買わなくなるかもしれません。
と、いいますか、市場的なCOVIT-19ワクチンは承認される頃には終わってるという説もあります。
そうなると、作りだしたとしても需要がないので製造スケジュールもスカスカ、設備も空きっぱなし、仕方なしに国の求める最低数量しか製造しなくなる。。。売れないからしゃーないか。
そんな市場的に魅力の少なくなるかもしれないワクチン製剤をS社が今後頑張って開発して製造販売するのか、それとも、とある維新政党からの圧力で強制的に承認まで進めさせられるのか…。
どうなるかわかりませんが、「国産ワクチンでしかダメだ!ニホンガー!」との勢力も身近にポツポツと出だしましたので、思わず書いてみました。
お目汚し申し訳ございませんでした。
今回騒動で、ワクチンは戦略物資だということを多くの国が気づいたと思います。 ワクチン製造を半導体と同じ道をたどらないようにするためには、経済原理に任せるだけでは救えないところまで来ていると思います。
変異種も含め今後もワクチンは必須なものですが、一つ朗報がありました。
大阪のモリモト医薬が完全な状態でワクチンを乾燥粉末化する技術に前進しています。
接種現場で生理食塩水に溶かして使うまで常温で大量に搬送したり保管出来る技術です。
中東や南米や接種者の少ない地域に安全かつ低コストでワクチンが届けられるように日本企業の技術が活かせるといいなぁと願っています。
なんか違和感を感じていましたが、COVIDですよー
うわ。COVIDだ。
どうしましょう?(逆ギレ)w
日本がワクチンで出遅れたまたは国産ワクチンで後手に回った元凶もポン学術会議同様に、なにやら怪しげな権利団体の暗躍で日本が脆弱化され続け、それを国民が知らされない既存マスコミの自由が放置されていたためであると思っています。
1970年代から始まり1992年に東京高裁で悪夢の判決が出たワクチン訴訟が最たるものです。
その判決では国や医療機関や製薬会社の副反応被害者への賠償に「科学的根拠は不要」とされました。
日本は地勢的・気候的に毎年インフルエンザ始め感染症の脅威があり、この判決以前は主食の米を備蓄するが如く流行の規模に関わらず疾病対策の戦略的国策としてワクチン研究・製造・保管備蓄が行われていましたが壊滅してしまいました。
それはまるで、2006年に福島県立大野病院で産科医が晒し者裁判にかけられて、余りの理不尽さとリスクの大きさに産婦人科医を志す医学生が激減したのと同様の惨劇でした。
少子化に拍車をかけるような騒動でもありました。
また医療ではありませんが、学費無償化だの大学全入だのの胡散臭い人権だかなんだか論も、そういう流れにしたい勢力の活動の一環かも知れません。
当方教員家家系出身なもので客観的に傍観しているのですが、日教組ぞろぞろ時代よりも以上に現在の初等教育は教師が崩壊しています。
特に小学校教員を目指す方の崩壊が顕著でとんでもないことになっています。
国公立の教育大・教育学部卒業生は第一志望が一般職公務員・官僚・民間企業で、失敗した方々が中高の社会科・国語教師を志望します。まぁ理数系や英語教師は目指しません。
教育以外の学部出身大卒者が過程履修で取得出来る教員免許は経済・経営・商業・政治・法学部卒等は「社会科」、文学部は「国語」、外文・他国語学部が「英語」…
社会科と国語だけが熾烈な採用競争ではあります。
一般大学の学科では別途教育を受け資格を取らないと小学校教諭免許は取れず、志望者もいません。
その結果、小学校教諭の構成はびっくりする事が起きています。
あの東南アジア留学生が入国したら行方不明続出の銭湯の2階にキャンパスがある「東京」と名のつく群馬の学校法人なんぞも多数小学校教諭を排出してますし、中央大学近郊の私立教育大学などは受験の赤本を昔手にした時に戦慄が走りました!
入試の日本史設問で『読み仮名を書きなさい「大化の改新」』『漢字で書きなさい「じんしんのらん」』…
日本史の問題ですか?(本当に出題されたそうです)
小学校教諭は体育・音楽・美術・理科・算数・理科(実験含む)も教えなければならない大変広範囲の学識が必要な重職ではあります。
でも現在ややこしい科目は非正規雇用の「代用教員」や「実験助手」等が担ってるのが現実なのです。
人権信者の方々によって本当の人権は破壊され尽くしています。
医学でもその他の分野でも同様です。
これがポン派閥の理想なのかと思うと泣けてきます。
はぁ…
誤字すげぇ…
私は教師ではありません。
>ポン派閥
初めて聞く用語です。
がみ様
情報ありがとうございました。
ファイザーワクチンを投与する状態に調合したあとのスプレードライ化か、調節する前の原薬の状態でにドライするのか、個人的に興味があります。
ま、どちらにしても先発ワクチンさんにとってはひと手間かける工程が外注で省略できるので、結果が良ければCOVIT-19ワクチン製造の継続と販売戦略に固定得意先として寄与できるかと思います。
一番怖いのが「ワクチンで制覇→みんな打った!→来年から絶対に売れないからワクチン製造やーめた!」ですもんね。
と、勝手に妄想して遊んでます。
国というか厚労省は永続的なワクチン安定供給を担保してるのでしょうか?
重ねの妄想、ごめんなさい。
お目汚し申し訳ないです。