朝日新聞の購読料値上げ、経営学的にどう考えるべきか
このインターネット社会において、ビジネスモデルとして破綻しつつあるものの典型例は、新聞でしょう。高い購読料を支払い、ネットと比べて明らかに古い情報が記載された重くてかさばる紙媒体が届くのですから、よっぽどチラシが好き、地元の訃報ネタが知りたい、といった需要でもない限り、わざわざ新聞を購読するメリットがあるのかどうかは疑問でもあります。こうしたなか、ある新聞が購読料を値上げすると発表したようです。
目次
生物も経営学も同じようなもの?
社会人になって以降、とある理由があって、高校の生物の教科書を読む機会がありました。
その際、自分の中で「あぁ、経営学も生物も同じようなことを議論しているのだなぁ」、と妙に納得したものです。もっと言えば、「生存競争」という概念は、たんに動物や植物などの生命体について成り立つだけでなく、人間社会においても同様に成り立つのではないか、という仮説が、自分のなかで芽生えたのです。
会計学の世界では、一般に、その企業の状態を、ストックとフローで把握します。
ストックとは資産や負債の状況、つまりその企業の財務が健全かどうかという視点であり、フローとは毎期の売上高、売上原価、販管費といった営業損益項目や、配当金、利息などの財務費用、さらには特別損益項目を見て、その企業が「儲かっているかどうか」という視点のことです。
そして、儲かっている企業の場合は、財務が多少不健全でも、まったく問題なく経営が回っていきます。ちょうど、周囲に食べるものがたくさんあるような状態だと思えば良いでしょう。昔話に出てくるキリギリスのように、夏場にとくに食べるものを蓄えず、遊んで過ごすよなものです。
一方、本業で儲からなくなったとしても、過去に蓄えた資産がたくさん存在する企業の場合は、多少赤字を計上したとしても、当面は経営を続けていくことができます。エサが取れない冬場、動物が栄養を蓄え込んで冬眠するようなものだと思えば良いと思います。
そして、動物であろうが企業であろうが、最大のポイントは、「環境の変化に応じて生きて行けるかどうか」にあると思います。
たとえば、エサを食べることができなくなってきた場合、それは自分自身の老化によるものなのか、たんに季節要因が移ろいエサがなくなっただけなのか、それとも周辺環境が抜本的に変わってしまったからなのかによって、生き残り戦略も変えていかねばなりません。
また、自分自身の巣に、あるいは自分自身の体内に、どれだけ栄養の蓄えがあるかによって、その切迫感も変わって来るでしょう。
たとえば病気を患い、運動能力が減退し、エサを捕食することができなくなってしまった場合、その動物が生き延びられない可能性は非常に高くなるかもしれません。しかし、自分自身は元気で、単純に周囲の季節が変わっただけであれば、巣篭りして春が来るのを待てばよいはずです。
経営環境が変われば優良企業でも生き残れない
企業経営の場合もこれとまったく同じで、売上高が減ってきた、利益が減ってきたという状況については、それは自社の製品に問題があるからなのか、それとも社会環境の変化によって生じた問題なのかについては、対応がまったく異なります。
たとえば、ソロバンを製造している企業があったとしましょう。
あれだけ飛ぶように売れていたソロバンが、ある日、パタッと売れなくなってしまったとします。その理由は、いったい何でしょうか。
自社のソロバンに欠陥があって、他社のソロバンは売れてるのに自社のソロバンだけが売れなくなった、ということであれば、自社の商品の欠陥をすぐに修正しなければなりません。場合によっては販売済みのソロバンを回収し、正常品と交換しなければ、自社が信頼を失ってしまいかねないからです。
一方、自社のソロバンは自信作で、製品が悪いわけではないにもかかわらず、ソロバンが売れなくなってしまった場合もあります。他社製のソロバンも一斉に売れなくなってしまいました。
はたして何が起きたのでしょうか。
そう、世の中に電卓が出現し、猛烈に普及を始めたのです。
その会社のソロバンは高品質かもしれませんが、世の中の人々はソロバンではなく、電卓を好んで使うようになりました。だからこそ、ソロバンをオフィスや学校で使う需要が急激に失われていったのです。
原因が自社にあるのか、環境にあるのか
つまり、ここでポイントは、2つあります。
その企業が生存を脅かされる事態が生じた原因が、①自社にあるのか、それとも②社会環境の変化にあるのか、という違いです。この2つ、対処方法がまったく異なります。
まず、①原因が自社にある場合、たとえば自社が欠陥製品を世に送り出してしまった場合には、基本的には存続が非常に難しくなりかねません。
厳しい自然界の生物の場合、エサが取れなくなった原因が自分自身の運動能力の減退にある場合、その個体はもはや生存できないという事態もあり得ます。
一方、ビジネス界の場合は、自社が欠陥製品を送り出してしまった場合には、いちおう、社会に対し謝罪し、リコールするという方法で、自身の失敗をなんとか回復する、というやり方があります。
そういえば、実名を出すのは控えますが、2000年6月に某乳業会社の大阪工場で、汚染された脱脂粉乳などの原料を使用した結果、黄色ブドウ球菌が生み出す毒素「エンテロトキシン」が含まれた製品を世に送り出し、集団食中毒を発生させた、という事件がありました(いわゆる集団食中毒事件)。
下手すると会社ごと吹っ飛ばすほどの事件であり、その翌年には、そのグループ会社が「牛肉偽装事件」を発生させ、問題のグループ会社は廃業・解散に追い込まれ、乳業会社自体は企業再編のすえ、社名を変えて現在も存続しています。
(※ちなみに著者自身は、同社の製品については見かけても絶対に手を出さないようにしています。)
これに対し、②のように、社会環境の変化により、昔は儲かっていた業種が、いまやすっかり構造不況業種に姿を変える、という事例もあります。
たとえば、かつて石炭は「産業のコメ」、「黒い宝石」などとももてはやされ、炭鉱は非常に重視されましたし、炭鉱のある街が大いににぎわい、発展したという事例もありました。2006年に当時の財政再建団体(現在の財政再生団体)に転落した北海道夕張市など、その典型例でしょう。
そして、その夕張市は最盛期の昭和35年(つまり1960年)で116,908人を数えましたが、平成30年(つまり2018年)時点ではその7%、8,211人に留まります(詳細は夕張市ウェブサイト『夕張市の人口推移』等をご参照ください)。
つまり、企業や法人、自治体などの場合は、その衰退の原因が自分自身にあるのか、社会環境にあるのか、それらの複合的な要因にあるのか、などによって、対処法がまったく変わって来るのです。
(※もっとも、夕張市が財政再建団体に転落した直接の原因はほかにあるのですが、これについては本稿では割愛します。)
マスメディアは大変ですね!
さて、当ウェブサイトでいつも申し上げているとおり、現在の社会環境下で存続が危ぶまれている業種の最たるものは新聞社でしょうし、また、今後10年から20年という期間で見れば、テレビ局がその後を追う可能性は非常に高いでしょう。
その理由は簡単です。
新聞についてはインターネットの出現と普及、スマートフォンなどのデバイスの普及により、すでにビジネスモデルとしては破綻しているからです。そして、ネット環境の進歩に伴い、テレビについても近い将来、ビジネスモデルが行き詰る可能性が極めて高いと考えられるからです。
このうちテレビ局に関しては、『コロナ禍でのテレビ局経営:在京5局はすべて減収減益』で在京テレビ局の減収減益という話題とともにすでに取り上げていますので、本稿ではとりあえず割愛し、以下では新聞業界に話を絞ってみたいと思います。
新聞はビジネスモデルが破綻している
そもそも論ですが、新聞の場合は、情報を印刷した紙を、物理的に各家庭に送り届けるということで成り立っています。しかし、紙媒体の場合、印刷できる情報量には限りがあるのに加え、物理的に印刷技術を使うため、あとになって情報の変更、アップデート等ができません。
さらには、大掛かりな印刷設備が必要ですし、刷り上がった新聞紙を大型トラックなどに載せて各販売店に物理的に送り届け、各販売店はそれらをバイクや自転車などで物理的に各家庭に配達しなければならないのです。
当然、そのコストを維持するためには、読者は新聞の購読料を支払わなければなりませんし、各販売店も朝刊にチラシを折り込むことで、広告料収入を収益の柱とせざるを得ない、というわけです。
しかし、2010年頃から急速に普及し始めたスマートフォンには、それこそリアルタイムで情報が配信されて来ます。いちいち紙に印刷し、刷り上がった新聞紙を送り届ける、という、時間も手間もかかる作業が、丸ごと省略されるのです。
総務省『情報通信白書(令和2年版)』の『図表5-2-1-1 情報通信機器の世帯保有率の推移』という図表によると、スマートフォンは2019年において83.4%も普及していることがわかります。
もちろん、世の中には変化を拒む人というものもいますので、「わしゃ新聞は絶対に紙でないと読まんぞぉ!」と拘っている人もいるのかもしれませんが、そのような人が社会のメインストリームを構成することは考えられません。
また、「チラシが欲しいから」、「地方紙の訃報欄が読みたいから」、問った具合に、新聞に拘る人もいるかもしれませんが、これも時間の問題で、やがてはチラシもアプリで読む人が増えてくるかもしれませんし、「訃報ドットコム」のようなサイトが出現するかもしれません。
いずれにせよ、スマートフォンに最新の話題が配信されることの快適さを覚えた圧倒的多数の人々は、いまさら新聞に回帰しようとは思わないでしょうし、新聞を読む理由は、ひとつずつ消えて行かざるを得ません。
つまり、現在の新聞業界が置かれているのは、動物でいえば環境そのものが変わり、エサ(=売上高)自体が期待できなくなってしまっている、という状況なのです。
そうなると、住む場所を変えるか、食べるエサを変えるか、自分自身を変えるか、などしか考えられないのですが、そこで重要なのは、「先手を打つことができるかどうか」という点と、もし出遅れた場合は「変化するまでに残された時間」です。
デジタル化で先行し、すでに次々と投資を進めている日経新聞は、企業経営としては(現在の新聞業界の中では)非常に成功した事例といえるかもしれません(相変わらず記事のクオリティが高いとは言い切れない点は別として)。
また、過去に儲かっていたなどの理由で、資産の蓄積に余裕があるのであれば、先行事例なども参考にしながら、「次のビジネス」をゆっくりと探しても良いでしょう。さらには、(著者自身はあまり感心しませんが)経営の多角化を図っていくのもひとつの判断といえるかもしれません。
具体的な事例で見れば、機内食の会社、中高年用の出会い系サイトの会社、といった事例があるようです(敢えてどことは申しませんが)。
朝日新聞の値上げはどうでるか
こうしたなか、朝日新聞が来月から、月ぎめ購読料を現在の4,037円から4,400円に値上げする(※いずれも税込み)、という情報が入って来ました。
<お知らせ>読者のみなさまへ 購読料改定のお願い 来月から月ぎめ4400円に 朝日新聞社
―――2021年6月10日 5時00分付 朝日新聞デジタル日本語版より
これはなかなか興味深い判断です。
株式会社朝日新聞社といえば、大手全国紙のなかではかなり詳細な決算を公表しているため、当ウェブサイトとしてもしばしば公表物をベースにした財務分析を実施しています(直近だと、『株式会社朝日新聞社の決算:一過性要因とその他の要因』で話題に取り上げました)。
朝日新聞社は2021年3月期決算において、連結ベースで70億円を超える営業赤字状態に陥るとともに、「退職給付に係る負債」などに対して認識していた繰延税金資産の取崩が発生しているため、今期は400億円を超える最終赤字に転落しています。
同社の決算が、「紙媒体としての新聞の苦境」に基づくものなのか、過去の報道に基づくものなのかは、よくわかりません。その理由は、同業他社がまともにほとんど決算を公表していないからです。
ただ、個人的な感想を申し上げるならば、朝日新聞社は先ほどの事例でいう「経営に余裕がある会社」でもあります。
正直、エネルギーの蓄積がある動物は、真冬はわざわざエネルギーを使ってエサを探しに行くよりも、冬眠した方が効率的です。朝日新聞社の場合も、財政状態は極めて健全なのですから、このタイミングで値上げする必要があったのかは個人的には疑問です。
いずれにせよ、この値上げが凶と出るか、凶と出るかについては、経営学的見地から興味深く眺めてみたいと思う次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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また一歩死に近づいた。
今朝のこの社説も自タヒを早める要因になりそうです。
・(社説)日韓歴史問題 外交解決の責任果たせ
https://www.asahi.com/articles/DA3S14934370.html?iref=pc_rensai_long_16_article
内容は、事実誤認ばかりで、気持ち悪く、読むに堪えないものですが、自分に都合の良い判決は、「判決に従え」といい、意に沿わないものであれば、「外交努力で解決せよ」のツートラック(おっと、二枚舌)は、もはや通用しないとわからないもんでしょうかね。
マスオ様
厚顔無恥のお手本みたいな社説ですね。よくもまあいけしゃあしゃあとこんなもの書けるものです。そんな厚顔無恥な連中だからこそ、値上げできるんでしょう。
ジロウ様、まったく同感です。
自分が捏造したことが原因だという事を微塵も感じさせない厚顔無恥ぶりです。
どこの国の新聞だって話ですよね。
他社と合わせた説も散見しますが、このタイミングというのが解せないのは確かに
販売店からの突き上げに、
値上げ分で押し紙減らして売り上げ額維持、押し紙減らした分経費圧縮!
みたいな最悪手ぶち上げてこれから販売店に叩かれるターン??
1番最後の段落の
>いずれにせよ、この値上げが凶と出るか、凶と出るかについては、
会計士様の本音が出ていると言うべきか、それともふざけておられるのか、とても興味深いです。
GGさま
眼から鱗でした。全く気が付かずに脳内変換してました。
会計士様の文章は大変論理的、平易なので理解しやすいのですが、時に大変意味深な文章を書かれますね。今後も注意深く拝読します。
「凶と出るか、大凶と出るかについては」
の方がよかったですね。
以後気を付けます
毎日の更新お疲れ様です。凶と出るか。悪と成るか。
大した価値もないのに
4400円もすることに驚いた。
巨人ファンなのとスーパーのチラシ好きで、読売朝刊を購読していて4200円です。
バナナとか野菜を保存するのに、古新聞で包むととても具合良いです。
本来のニュース内容についてはネットで見ていることとどう違うかを楽しんでます。
が、家内が昔の人間で新聞好きだから購読してる、というのが実情です。
環境保全の意味からも、早晩、紙媒体の新聞は淘汰されるのだろうと思います。
新聞紙は壜に入った高級な日本酒を保存する(光を遮断する)のにも適しています。
今朝、家内が近くの商業施設の特売情報をスマホで確認しいているのにはビックリしました。紙媒体のチラシを絶対視していたのが、こんな現状です。
本当に新聞の終焉も近いのかもしれません。
星のおーじ 様。
チョット読売と話し合いの余地が有ると思います。
私は大阪で読売新聞を購読していました。
勧誘の『女性』のおばちゃんはワタシの『顔』をしげしげ見て、何故か朝夕3000円と指値で来ました。私は女性の勧誘員の為、モチロンOKしました。5年程前でした。それに比べて4400とは...、そんな商売はワタシの回りでは、トノサマ商売と言っています。そんな商売では遠くない将来、倒産してしまいます。
年52,800円なら、結構良いクロスバイク買えますけど、
52800円があったら、皆さんは何をしますか?買いますか?
使わずにインデックス積立投信に回すかもしれません。
こんばんは。
HNのとおり、愛用のギター弦を52セット買います(笑)
私もVTかVTIの購入資金に回します。
ベム「早く富裕層になりたい!」
さすがは皆さん!
朝日新聞を購読するよりも、お金の有効な使い方をご存知ですね。
「年52,800円を、朝日新聞の購読以外に使う方法なんて存在しない」なんて思ってましたから(皮と肉)
参考にさせて戴きます。
※もっと知りたいです。
おそらく使い心地の良い低価格なノートPCを買いますね、きっと。
タダでも高い気が…
時代は変わった。昔は貯金すると利息がついたが 今は下手すると管理料を取られて 実質マイナス金利。だとすると 新聞もそろそろマイナス購読料かなww
私、日経です。電子版+紙は電子版だけよりも1000円高いだけですが、販売店が月1000円のキャッシュバックをしてくれるので(クオカードで)紙は実質無料です。(つまり紙はおまけ扱い)電子版だけの契約をしたら販売店から電話があり決めました。(このキャッシュバックたぶん日経本社にはないしょでやっているんだと思います)紙はざっと目を通すのに使い、電子版は株や為替の検索に使っています。朝の通勤電車の中で紙の新聞読んでる人、本当に少なくなりましたね。夕刊の株式欄、使っている人いるの?夕刊が届くころには後場が終わっているのに。
マスオ様
もー、朝日の社説読んじゃいましたよーー。
ほんとうに酷くって、ときどき深呼吸をしながらでないと読み進めませんでした。
「日本による植民地支配下で起きた問題」
→違います。ここでいう問題は、韓国側の事実誤認と嘘によるものです。朝日新聞はその火種を作った張本人です。
「かつて意に沿わぬ支配によって文化をも奪った日本」
→違います。日韓併合は正しく合意されたものです。斯様に言うならば、韓国に高度な文化を授けたことの非は日本にあり、ぺんぺん草も生えない土地にしておけば良かった、と言っていることになります。
「両国の政治の意思に立脚した外交解決しか道はない」
→違います。約束を反故にすることを前提とした解決などありません。
「司法判断の尊重を主張してきた文在寅政権だけに、大胆な決断の契機とすることも可能」
→不可能です。任期(人気)僅かのポピュリスト・文在寅には何もできません。
「加害の歴史に責任を持つ日本政府は、謙虚な姿勢で最大限の協力を惜しむべきではない。」
→出発時点で間違っています。加害とは何のことを言っているのか根拠を示すべきです。これまで朝日新聞が示した根拠は偽りであることが判明されています。それをネタにして日本が一方的に謙虚な姿勢と協力をさせるとは正にマッチポンプです。
気持の悪さが半端なく、救いようがありませんでした。
頓珍韓様、1つ1つ丁寧にご指摘、お疲れ様でございます。
大変、忍耐の作業だったとお察ししますw
ホント、どこの国の社説だって、気分が悪くなりますよね。
> もー、朝日の社説読んじゃいましたよーー。
朝日の罠にハマったニダ。謝罪も賠償もしないニダwww
頓珍韓様
加害の歴史に責任を持てというならば、欧米列強、及び歴史上もっとも朝鮮に被害を与えた中国に対してもいうべきですね。
あとライダハンの韓国に対しても。
ジャーナリズムと自称するからには、加害国の国籍なんて関係ないはずですから。。
タイムリーな分析ありがとうございます。
ソロバンと電卓の喩えは、ソロバンとExcelくらいの隔絶が実際にはありますね。
ソロバンはまだ指を動かすことで頭ながよくなるとか強弁できますが、電卓技能検定とかどういう意義が現代にあるのか・・・。
しかし月4400円は普通なら光回線引きますね。
りょうちん様
> しかし月4400円は普通なら光回線引きますね。
この使い方は一番良い使い方のような気がします。
そこでアイディアなのですが、「〇〇新聞購読しているご家庭は光回線工事費+○ヶ月利用料0円!(ただし新規の場合に限る)」というサービスがあれば、良いのではないかと思いました。
どちらかと言うと、ヘビーな新聞購読者層はインターネットに疎い人が多く、小学生でも学校でパソコンが配られているのにも関わらず、IT社会から置き去りにされているにではないかと危惧します。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(そう自分に言い聞かせないと、朝日新聞と同じく、自分は間違えない存在と自惚れそうなので)
朝日新聞は、今回の料金改定のなかで、「サービス向上に努めます」と書いてありました。(それにしても、井沢元彦(著)の『逆説の日本史』の世界ではありませんが、決して値上げではなく、料金改定と書くのですね)
確かに、値上げする以上、サービス向上と書くしかありませんが、新聞業界で、サービス向上できる余地があるのでしょうか。(もしかしたら、宅配する人へのサービス向上で、軽くするのかもしれません)
駄文にて失礼しました。
すみません。追加です。
朝日新聞に新サービスが出来ることを忘れていました。それは、(極論ですが)朝日新聞本社が料金を肩代わりしてでもチラシを増やすことです。一層のこと、テレビ欄以外は全てチラシでもよいのではないでしょうか。(本体よりおまけの方が大きい雑誌で、思い付きました)
駄文にて失礼しました。
大新聞一面の下面広告の劣悪さをご存じありませんか?
インチキ医療本のオンパレード。
「新聞に載っているんだからちゃんとした本だ!」
という効果を狙っているのがアリアリなのにお金さえ出せば新聞社は信用を量り売りしています。
りょうちん さま
医学博士(自称?)の書いたトンデモ本が多すぎます。
引きこもり中年様
一応世間的に『新聞』を名乗るには第三種郵便物の要件を満たさねばならず、広告割合が50%まででないといけません。
一説には広告掲載のために記事を作っているとも言われていますが…
朝日新聞は「*報道しない自由*に基づいたジャーナリズム」を謳歌しすぎたのかも。
個人的には『「*報道しない自由*に基づいたジャーナリズム」を選択しない自由』を行使しようと思っています。
選択肢は他にいくらでもありますからね。
市場が萎んで売上も落ちているなら、コアな朝日新聞ファンに絞ると言うのもありかと思います。
共産党みたいなもので、朝日以外はダメと言う人は結構いる様な気もします。
まんさく様
コアな読者が殆どの場合、値上げしても購読を辞めず、結局、値上額×購読者数=売上増額、とウハウハ状態になりますので、朝日は朝日を支持するコアな読者が殆どだと踏んでいるのでしょうね。。
しかし実際は、うちの実家の母親のように、深く考えず惰性的にとっているだけの家庭も多いと思います。
実家も含めたそんな家庭に対して、これだけの年間値上げ分があれば、もっとこんな買い物ができるよ、と誘ってみようかと思います。
Q.購読料の値上げが意味するものとは?
A.特定購買層にフォーカスした先鋭化。
値下げしたからって、離れたお客様は戻ってこないのです。
御誌には「やよい軒のごはん」のような求心力はありません。
信者は耐えられるのでしょうか。もうそろそろ恍惚感に浸って憑いていけないと思いますが・・・
商品に魅力が無くなってお客さんの入りが悪くなったコンビニが一律値上げをして形勢挽回を図っているようなものですね。
偽怨傷者の金の肥え、諸行無常の響きあり。
おでん文字(←おいしいおでんへの風評被害)で印刷してとなりの国に売りゃいいんじゃないの?
向こうの方が喜んで買ってくれるような記事書きゃ良いでしょ。
その余裕があるかどうか知らんけど押し紙印刷分減らせば作れるんじゃね?
> 朝日新聞デジタル日本語版 ww
大事なお知らせなのに、間違いがあるので添削しておきましょう。
“<お知らせ>読者のみなさまへ 購読料改定のお願い 来月から月ぎめ4400円に 朝日新聞社” (朝日新聞 DIGITAL 2021年6月10日 5時00分)
都合の悪いことは、全て他人が間違っている。
さすが、朝
鮮日報といったところでしょうか。正しくは、
「新聞社がフェイクニュースを垂れ流す今、ネットの役割は増しています。」
ですね。
ついにそこに気付く人物が出てきたか…
自然過ぎて大草原wwwwwwwww
>ネット上にフェイクニュースが飛び交う今、新聞の役割は増していると考えています。
「フェイクニュースの本家・本元は私たちです!!」
という力強いメッセージですネ。
会計士さま、読者さま。
今般の値上げが、
朝日新聞事業の、来期の決算に与える影響(想定損益)について、試算リポートをお願いできないでしょうか。
どうも数年でまた赤字化するような・・
すみません。試算出来るような能力はないので予想だけ。
値上げが激しい読者離れをよんで、「一切売り上げ増加しない」を予想します。つまり値上げ割合以上に実売り上げ部数が落ちる。普通なら売れる数が減ったら(在庫を管理すれば)生産数も減るので、経費も減るはずですが、例の押し紙で印刷だけはしなきゃいけない。経費は一切減らない。むしろ押し紙維持のための裏経費の増大。
つまり売り上げ減少経費増大。結果損失拡大。ああやっぱり値上げは愚策だったんだ。
となりそうな予感がします。
Gさま、レスに感謝です。
公称500万部×400円×12ケ月の購読売り上げ増はおいくら。
ただし、安定した年5%の購読売り上げ減w
広告主の劣化による、単価安での広告収入減。
想定される購読解約の割合。
これによる、販売店の押紙への抵抗
前期70億赤字が黒字化する目算だろうが、
だとしても何年持つのか・・
(数年での値上げは無理と思料される)
朝日新聞の購読料を初めて知ってびっくりです。
あんな頭が腐るような記事を垂れ流してあの値段にびっくりしました。
さらに値上げだなんて。新聞社以外の値上げには批判記事をいやらしくこれでもかと書くくせに。
私も古い人間なのでまだ紙の新聞を購読していますが、朝日と比べたら格段に私好みの記事が多くて月額3,034円です。
>具体的な事例で見れば、機内食の会社、中高年用の出会い系サイトの会社、といった事例があるようです(敢えてどことは申しませんが)。
Meeting Terrace(ミーティングテラス)~無料説明会開催!|株式会社エクシオジャパンのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000010925.html
出会い系サイト事業は2020年2月1日にエクシオジャパンに譲渡したとのことですので、諦めたようですね。
機内食の会社は調べても出てきませんでした。
どなたか知っていたら教えていただけませんでしょうか?
朝日エアポートサービス のようですね。
朝日ビルディングと村山家が株主ということで、グループの本業(不動産業)からは近い会社のようです。AASケータリングという関西空港の機内食の関連会社はグルメ杵屋に売却済みのようですが、大阪空港の機内食や飲食店・土産物店や空港関係のサービス業などはまだ残しているようです。
私は1993年以来27年ぶりの値上げ(消費税転嫁を除く)という点に注目したいです。
つまり、それだけの間値上げが出来なかったのです。
なぜか?
値上げすると購読者が離れるきっかけになるからです。良い記事を量産して、読者の心を掴んでいたらそんな心配は要りません。暴利を貪ることはできませんが、必要な経費に見合う値上げなら怖くありません。
日本企業でも技術に自信があるところは値上げも躊躇なく出来ます。そういう企業が世界に打って出ることができるわけです。
「値上げが出来る」は強さの証です。
一方、新聞なんて惰性でお金を払う最たるものです。まあ、記事も面白くないし偏向してるしでやめたくても、いざ行動に移そうとすると激しい販売店の引き留めにあいます。めんどくさい、一応天ぷらの時とか便利、そんな消極的な理由で購読を続けている人結構います。
そんな、惰性で稼ぐ新聞にとって「値上げ」は、最も購読者を失いかねない危険な行為なのです。
さあ、この6月でどれだけ読者が離れるか?ワクワクしながら観察しましょう。
消費税で思い出しました。そういや新聞って軽減税率でしたね。消費税増税1回値上げ(読者離れ危機)を回避したんですよね。たかが2%と思いましたが、値上げが超リスクであることと照らし合わせると、新聞業界はとんでもない恩が政府に対してありますね。
まあ、結局そんな温情だけでは乗り越えられなかったのですが。
ガリガリ君、値上げの時の売上は前年同月比10%「増えた」そうです。かくいう私もなんか応援したくなり(術中に嵌り)、ガリガリ君はあんま買わないけど「Sof」は贔屓にしています。お口の恋人とかいうのが嫌いなのもありますが。雪見だけ商標権譲って潰れねぇかな……
ホラ”消費増税でもがんばって値上げをしなかった”朝日新聞さんですから、きっと熱心なファンから応援してもらえますよヘーキヘーキ。
朝日新聞はまだまだ経営状態は良いのですね。大変残念です。会社が相当傾くまで、自分たちの問題点を認識できないのが殆どの会社ですから。
今回の値上げが、どの程度購読者数に影響を与えるかは予断を許しませんね。近年、一般的な読者は離れつつある影響で、「頭が壊れても朝日新聞」層の比率は高まっているでしょうから。
なお、新聞社に就職する一般的な学生の質はどんどん下がり続けているようですね。その分、さらに左巻きの人間の比率が増えているとも言えますが。
朝日新聞社は社名改変もありましたが、先代を辿れば百数十年続いているので、読売、(毎日 エ?)と共に全国紙の老舗新聞です。今でも500万部(公称)発行とは、さすがです(褒め言葉じゃないヨ)。
しかし、時代の流れに着いていけなかったのは事実でしょう。紙に印刷して宅配迄する、というのも前時代的な骨董品的スタイルです。更に配信が半日前のニュースなんて、今はもうお役に立ちません。また情報伝達の発達とは別に、自分で自らの首も絞めました。
それは、一言で言うと【嘘でも屁理屈でも構わないから、体勢批判をする事】が社是であります。朝日新聞社は、ほぼ戦後は一貫して労組、学生、貧民層、在日人の意見を拡大して報道して来ました。
逆に保守、資産家、富裕層、企業人は徹底して叩く。また国際関係では、米国は日本を支配する悪い奴、ロシア(ソ連)は科学が進んだ崇高な社会主義の国(今はさすがに紙面に出ない)、中国は日本が迷惑をかけた国、自主発展は共産党指導が素晴らしい為。
朝鮮は北朝鮮が正しく、韓国は米国の傀儡だ。世界の核は廃絶せよ、日本には米軍も非核三原則を遵守してくれている(はずだ 笑)、広島長崎は世界の平和のシンボルだ。
ーーー朝日のウリって、ナニでしょうか?結局今の野党(立憲民主党、日本共産党)と同じで、文句を言うだけではないですか?社会の木鐸とか木魚なら、常識の範囲で、実現可能な夢を読者に語りかけるのが社説なり指針と思います。
名刺1枚で、どんな大企業のトップにも取材出来る、与野党最高幹部に会える、夜の宴席にも呼ばれる、大朝日は俺らが動かしてんダ〜、市民は黙って読んでろ〜って、まさか今時、思ってはいないよネ?(笑)
新聞記者や営業担当記者、レイアウト・校正、デスク、写真担当(そう言えば今は記者がコンデジやミラーレスを持って、写真も撮っているらしい。綺麗に撮れるから、写真班要らないネ。ヘリコで撮影の時だけ写真班登場! 笑)、役員まで、皆さん社会に不要なモノである事、気がつかないか?
もう今スグに退職しても、まともなサラリーマンや起業をやろうなんて無理だから、隣国のように唐揚げ屋か、、たこ焼き屋、コンビニの夜間店員ぐらいしか出来ないよ(これらの職業をバカにしている訳ではありません。要らん事喋らないで済む仕事ですわ)。数年後には廃刊ですね。
「朝日新聞社は10日、朝夕刊セット版の月ぎめ購読料を7月1日から363円値上げして税込みで4400円にし、朝刊のみの統合版は407円上げて3500円にすると発表した。値上げは1993年12月以来、27年7カ月ぶり。販売・広告収入が減り、経営努力が限界に達したという。
朝刊1部は150円から160円、夕刊は50円から60円に上げる。
朝日新聞社によると、93年12月に約820万部だった部数は昨年8月に500万部を割った。広告収入は2008年のリーマン・ショックなどで年々減り、新型コロナウイルスの流行も経営に影響した」ーーーーと、ひと事のように、東京新聞始め共同通信経由で他の地方紙にも掲載されてます。反応をみて、「ウチも上げますよ〜」とアドバルーン上げてます。
すみません、後ろ15行はミスりました。不要です。
値上げの意味ですか?
そりゃ、人数は少なくても商品を本当に愛してくれるお客様がいるだろうから、そんなお客様を大事にする高級化路線への第一歩じゃないでしょうか?
>新聞を広げるのを楽しみにお待ちいただけるよう、
って言ってるとおりだと思うのです♪ お客様に楽しんでもらうために、記事を丁寧に作り込もうとすれば、きっと時間も労力もかかるのです♪
これまでも、さんごとかいろんなことをやってきたけど、これまで以上に手間暇をかけて完成度を高めていくんだと思うのです♪
そんな記事を心から楽しんでくれる真の愛好家を大切にしながら、他にはない朝日独自性を大切にしていくんだと思うのです♪
七味 さま
>そんな記事を心から楽しんでくれる真の愛好家を大切にしながら、他にはない朝日独自性を大切にしていくんだと思うのです♪
朝日新聞:「私どもにお任せください。無から記事をひねり出して見せます。」
老害さま
煙も無い所からでも、煙も出せます。
火が起きていなくても、大火事にする事は出きます。
(記事の炎上化ではございません)
これが真のジャーナリズム宣言!!
一日あたり150円前後の購買料金ですか。
ちょうどトイレット・ペーパーひと巻きのお値段です。
朝日新聞が内容をトイレット・ペーパーに印刷してくれれば瞑想しか使えていなかた時分を株式相場とかスポーツチームの動向、TVの番組のチェックができて、しかも事後処理迄できて便利(失礼)です。
しかし、一日に一つのロールは使い切れませんね。
そういえば新聞でお尻を拭いてトイレを詰まらせろと主張した某新聞の政治部長様がいらしてですな…。
お別れの時が来~たのを
皆に教えたのさ~
今は もう 用がない
おじいさんの 古新聞
実はうちはまだそこです
役所に赤旗新聞置いてありません?
あれが気持ち悪くて。
あ、ちなみに私は虚構新聞を愛読しております。
私はつのだじろう先生の恐怖新聞を愛読しておりました。
それ読んだらあかんやつや
私は、経営的には正しい判断な気がします。
値段設定に関わらず、新規購読者は増えないでしょうし発行部数は加速度的に下がっていくのは誰の目に見ても明らかだと思います。
これは朝日新聞に限った話ではなく、新聞業界全体の問題でしょう。
経営の判断としては、値段を上げた際の購読者離れの損益と、利益を天秤にかけたのではないでしょうか?メイン購読者が高齢者かつ、ある程度の裕福層であることを考えれば、離反率を上回る収益が得られる考えるのは妥当だと考えます。
文氏と同じく自暴自棄になったのでしょう。
新聞を長いこと取ってないので分かりませんが、新聞の購読料は自動引き落としの方が多いですよね。となると、値上げしても気づかない方が多い、ということは考えられませんか。それとも値上げは承諾が必要とかあるのでしょうか。
朝日新聞 購読料改定(本体価格 4,000円、税込4,400円)
「新聞は軽減税率適用では?」
あっ間違えてしまいましたね。
でも赤字なんですから少しの差額は、勘弁してちょうだい!!
総務省の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によれば、新聞及びニュースサイトなどからテキストでニュースを得る手段について、”紙の新聞”はH25年に59.3%であったものが、R1年度には28.5%と半減しています。
そして、その支持層は40代から60代(上記の調査対象は13歳~69歳)が圧倒的となっていますので、”紙の新聞”の辿る道は誰の目にも明らかです。
反日新聞社による値上げの決断は、こういった行く末を見据えた上でのものであり、購読者層が元気なうちに巻き上げられるだけ巻き上げる、多少離れてしまうのもやむを得ない、という程度の作戦のように思います。
なにせ、新聞通信調査会の世論調査では、現在の新聞購読料について70代以上の購読者層の5割超が「価格は妥当である」と答えたというのですから、まあそういうことなのでしょう。
前から不思議なんですけど、旭日旗大嫌いな朝鮮の方々は、旭日旗そのものの朝日新聞社旗を、なぜ糾弾しないんでしょうね。
あっ、お仲間だからなんですね。
沿道・観客席をオフィシャルスポンサー新聞社様の社旗で埋め尽くした中に1本だけ旭日旗を入れた光景を全世界生中継して、特定国の反応を見てみたいところです。