台湾に続き、「友好国」にワクチンを優先提供する日本

菅政権の批判者さん、いったいあなたはどこを見ているのですか?

台湾の日台交流基金事務所が、花束で埋まりました。台湾へのワクチン提供は、大事な友人として当然のことでもあるのですが、それでも相手から感謝されるのは本当にうれしい話です。そして、その続報がさらに続きます。日本政府はワクチンをベトナムやマレーシアなどに提供することを検討している、というのです。さらに、日本国内ではワクチンの第1回目接種を終えた65歳以上対象者が、5人に1人に達しています。

日台ワクチン外交

AZ製ワクチンの台湾への供与

わが国が公的接種では当面使用しないとされる、英アストラゼネカ(AZ)製のワクチンを台湾に供与したという話題は、金曜日の『私たち日本の大事な友人である台湾に送られるワクチン』、『ワクチン台湾提供が「6月4日」に実現したことの意味』などで取り上げました。

大変に喜ばしい話と言わざるを得ません。

そもそも台湾は、東日本大震災で巨額の義援金を贈ってくれたことからもわかるとおり、極めて義理に厚い「国」です(※台湾を「国」と呼んでしまうのは、日本政府の公式見解とは整合しませんが、当ウェブサイトではあえて台湾を「国」と称したいと思います)。

そして、日本と台湾はそれ以降も、さまざまな局面で助け合ってきました。

たとえば、昨年春先のマスク不足の折、台湾からは「日本加油」、すなわち「日本頑張れ」という意味のメッセージが書かれたマスクが200万枚も寄贈される、という出来事がありました。

台湾から日本にマスク200万枚 台北市民が語る新型コロナと「日本加油」

―――2020年04月22日18時02分付 J-CASTニュースより

また、中国当局の輸入規制の影響により、台湾産のパイナップルの対中輸出が滞った際、台湾が日本をあらたな販路として開拓した、とする話題は、『台湾産パイナップル禁輸が中国へのセルフ経済制裁に?』でも取り上げたとおりです。

実際、『日本にとって台湾が韓国よりも重要な貿易相手になる日』などでも説明しましたが、台湾からのパイナップルの輸入が激増しています。財務省が公表する『普通貿易統計』から「HS0804.30-010」(生パイナップル)の輸入量は、図表1のとおりです。

図表1 HS0804.30-010の輸入額

(【出所】著者撮影)

台湾からの食品の輸入額は、貿易額全体から見れば微々たるものではありますが、それでもこのパイナップルの輸入急増は、驚異的です。2021年4月における台湾からのパイナップルの輸入額が異常なほど膨らんでいることがわかるからです。

(※もっとも、その副作用でしょうか、『【緊急速報】「酢豚パイン問題」が台湾パインで深刻化』でも取り上げたとおり、「パイナップルに酢豚を入れるかどうか」などの論点が、日本社会で再び政治問題化している点については、議論の公正さのためには指摘しておかねばならない点ではありますが…)。

ワクチン供与に対し花束の山で応じた台湾の一般国民

いずれにせよ、日台双方は、困ったときにはお互い助け合ってきたという関係であり、台湾は日本にとり、非常に貴重な友人でもあります。今回のAZ製ワクチンの台湾への提供についても、こうした「日台の相互支援劇」という中で出てきた、日台双方にとっての友好を象徴する出来事ではないでしょうか。

ことに、台湾へのワクチン供与については、その後もさまざまな「続報」があるのですが、そのなかでも心温まるものをひとつだけ取り上げておきましょう。

交流協会に花束続々 ワクチン供与「ありがとう日本」―台湾

―――2021年06月05日06時01分付 時事通信より

時事通信など、いくつかのメディアの報道によれば、台北にある日台交流協会台北事務所に、台湾の人々からたくさんの花が贈られ、それらの多くに「ありがとう日本」などのメッセージが添えられていた、というものです。

しかも、時事通信によれば、それらのほとんどが一般市民からのもので、なかには「匿名のものもあった」、とのこと。AZワクチンについては、わが国が公的接種に「当面は使わない」と述べているものであり、その余ったワクチンの一部を手渡したに過ぎないにも関わらず、ここまで歓迎されるとは、正直驚きます。

また、私たちの国・日本からすれば、台湾は「日本にとって、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人」です。

これは、べつに当ウェブサイトの主観で述べているものではありません。

外交青書 令和3年版』(※PDFファイル/大容量注意)の55ページに明確に記載されているものであり、まぎれもなく日本政府の公式見解です。

ただ、台湾の「花束の贈呈」という話題を目にするだけでも、やはり、台湾の人々は私たち日本人と基本的な価値を共有していると思わざるを得ません。「支援に感謝する」という行為ひとつとっても、そう思わざるを得ないのです。

ワクチン供与は友好国に広がる

ベトナム・マレーシアへの提供も?

さて、この台湾へのワクチン提供は、日本外交にとっては大きな「ヒット」であることは間違いありません。

外交というのは「国同士のおつき合い」のことですが、人間関係と同様、結局はお互いの国民の感情が良好であれば、いざというときにもさまざまな協力関係が期待できます。

こうしたなか、台湾は人々が温和であるという点もさることながら、地理的に見ても日本にとって大変に重要な位置にあります。シーレーン防衛の観点からは、台湾海峡の安定には私たち日本としても重大な関心を持たざるを得ない、というわけです。

ただ、「ワクチン外交」自体が有効であるというのは、台湾に対してのみ成り立つ論点ではありません。

日本はアジアに友人が多い国でもありますが、それらの友人が困っているならば、友人を助けるというのは日本としての責務でしょう。

こうしたなか、日経電子版には昨日、こんな記事が掲載されていました。

ワクチン、ベトナムへも提供 政府調整 

―――2021年6月5日 15:00付 日本経済新聞電子版より

日経によると、自民党の佐藤正久外交部会長は5日、BSテレ東の番組に出演し、ワクチンのベトナムへの提供を調整していることを明らかにしたのだそうです。その際、佐藤氏は次のようにも述べたのだとか。

ベトナムとも調整を始めた。良い流れができ始めている」。

これは、佐藤氏の述べるとおり、非常に良い流れです。

日経によれば、もしもベトナムへの提供が実現すれば、「124万回分を無償提供した台湾に続く2例目」で、ベトナムに提供するのは「台湾と同じAZ製」の見通しだそうです。この報道が正しければ、ワクチンの使い方としては非常に正しいといえます。

そもそもAZワクチンについては、日本政府が1.2億回分を確保し、薬事承認も済んでいるにもかかわらず、日本では当面、公的接種に使わないこととされているからであり、それを日本にとっての大切な友人に提供することは、まことに理にかなっています。

ベトナム以外にもワクチン提供が広まる?

さらに、日経には、こんな趣旨の記述もあります。

政府は感染状況だけでなく日本との関係などを踏まえ、東南アジアや中東、太平洋の島嶼国などへの支援も検討する」。

日本が使わないワクチンが1.2億回分確保されているとはいえ、数に限りがあるわけですから、提供する相手については「日本との関係を踏まえる」のも当然の判断です。

これに関連し、読売新聞オンラインには昨日、こんな記事も出ていました。

ワクチン提供、ベトナム・マレーシアにも…米とも連携して中国に対抗

―――2021/06/05 15:42付 読売新聞オンラインより

こちらの記事、日本政府が無償提供するワクチンがAZ製である、という見通しについては先ほどの日経の記事と同様ですが、無償提供を検討している相手国として「マレーシア」と明示されている点については、やや踏み込んでいます。

読売によると、これらのワクチンについては「国際機関を通さず、直接(相手国に)提供する」方向で検討が進められているとのことであり、数量は今後決定されるそうです。また、日経電子版の記事と同様、読売の記事でも、太平洋の島嶼国などへの提供が検討されているとしています。

ポイントは「友好国」

いずれにせよ、日経や読売などの報道にもあるとおり、日本政府がワクチンの提供先を決めるにあたり、相手国の感染状況に加え、「相手国との関係」をも考慮に入れているのだとしたら、これは純粋に歓迎すべき話です。

もちろん、コロナ危機は地球人類全体にとっての脅威であることは間違いありませんし、人類が共同してコロナと戦わねばならないことも間違いありません。

しかし、それと同時に、やはり現代の人間社会には「国境」というものが厳然として存在しており、まずは自国、次いで自国と密接な関係にある他国と、緊密に連携していく必要があります。

そういえば、『ワクチンスワップ構想巡り米国務省「まずは米国優先」』でも触れたとおり、米国の場合も、ワクチンは友好国を最優先にする考えを示しています。

たとえば、米国務省のネッド・プライス報道官は4月21日、ワクチンの供与を巡って、(隣国である)カナダとメキシコに加え、「クアッドとも協議している」と述べたことではないかと思います。

…what we’ve talked about in terms of our arrangements with Canada and Mexico and we’ve talked about in our arrangements with the Quad.“(※下線は引用者による加工)

「クアッド」とは日米豪印4ヵ国の連携のことですが、米国にとっても「①自国、②隣接するカナダ・メキシコ、③日豪印3ヵ国」、といった具合に、価値と利益を共有するかどうかの基準で外交に厳然たる優先順位をつけているのです。

日本も当然のことながら、価値と利益を共有する国々から優先してワクチンの共有を始めるべきですし、その第1号としての台湾はまことに絶妙なチョイスだったことは間違いありません。

今後はベトナム、マレーシアなどのASEAN諸国、太平洋島嶼国、モンゴル、インドなど、重要な国々とのワクチン協力を強化していくことが予想され、かつ、期待されるのです。;

日本国内では順調に

日本国内は大丈夫なの?

なお、こんな話題に関連して、世の中には、「貴重なワクチンを外国に提供して、大丈夫なの?」といった感想を持つ人がいることも事実でしょう。

しかし、日本政府はすでに、ファイザー製、モデルナ製のワクチンで国民全員への接種が可能と判断しています。結局、日本の現在の問題は、「ワクチン確保」のフェーズではなく、「どうやって迅速に接種を終わらせるか」、という点に尽きるのです。

そのついでに、昨日の『数字で見る「悪くない菅義偉政権コロナワクチン対応」』でも取り上げた、ワクチン接種の最新状況のデータのうちの一部分について、1日分だけアップデートしておきましょう。

予断を許さないにせよ、結論的にいえば、非常に順調です。

とくにコロナ禍を抑え込むうえで有効なのは、重症化率や死亡率が他の年代と比べて極めて高い高齢者層への優先的なワクチン接種であり、「65歳以上」に限っては、6月4日(金)時点で「1回目接種」を終えた人が5人に1人(!)に達しています(図表2)。

図表2 累計接種数・接種率(65歳以上)

(『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータより著者作成。なお、「接種率」とは累計接種数を『令和2年住民基本台帳年齢階級別人口』【※エクセルファイル】記載の日本の65歳以上人口3548万6339人で割った数値)

接種能力も上昇中

また、政府が公表しているデータを分析すると、1日当たりの接種数も伸びています。4月16日(金)以降のデータを使い、その日から1週間の接種数の合計(A)を求め、その(A)を単純に7で割ったもの(B)を示したものが、次の図表3です。

図表3 4月16日(金)以降の毎週の接種数合計と単純平均値
期間接種数合計1日当たり/前週比
5/28(金)~6/3(木)3,931,722561,675/+78,271
5/21(金)~5/27(木)3,383,828483,404/+106,515
5/14(金)~5/20(木)2,638,224376,889/+153,396
5/7(金)~5/13(木)1,564,451223,493/+118,602
4/30(金)~5/6(木)734,236104,891/▲45,872
4/23(金)~4/29(木)1,055,339150,763/+46,999
4/16(金)~4/22(木)726,348103,764/+50,374

(【出所】『新型コロナワクチンの接種状況(高齢者等)』オープンデータ、首相官邸『新型コロナワクチンについて』公表データより著者作成)

4月30日から5月6日までの接種数が極端に落ち込んでいるのは、この期間がちょうど「ゴールデンウィーク」を含んでいるからと考えられますが、こうした一時要因を除けば、1日当たりの接種数は、毎週、着実に10万件前後というペースで上昇し続けています。

このまま上昇が続くと単純に楽観視すべきでもありませんが、それでも直近データから判断する限り、少なくとも1日平均56万回、平日に限定すれば60~70万回の接種が行われている計算です(※データにはタイムラグがあるため、実際にはこれを上回ると考えられます)。

コロナとの戦いに勝利を収めつつある日本

もちろん、現時点でこのコロナとの戦いを巡り、過度に楽観的な視点を持つことは禁物です。

ただ、あくまでも客観的な情報だけを総合していけば、日本はコロナとの戦いに、勝利を見出しつつあることは間違いありません。

こうしたなか、マスメディアの世論調査では、依然として政権のコロナ対策に不満を抱く人が多いらしく、たとえば先週日曜日に公表された日経・テレ東の世論調査でも、菅義偉政権のコロナ対策を「評価しない」と答えた割合が64%に達していました。

内閣支持率40%、菅政権で最低 コロナ対策64%評価せず

―――2021年5月30日 20:00付 日本経済新聞電子版より

大変失礼ですが、コロナ対策を「評価しない」と答えたひとは、いったい何に基づいてそう判断されたのでしょうか?

あらためて、状況をまとめておきましょう。

もともと重症者数も死亡者数も低く抑えたこと。

国民全員に行き渡るだけのワクチンを確保したこと。

国全体として、接種能力が日々上昇していること。

そして、余ったワクチンを外国に提供し始めたこと。

これらすべては、日本のコロナ対策がうまくいっていることの証拠そのものでしょう。

日本の場合、もともと欧米諸国と比べて重症患者数も死亡者数も低かったという事情もありますが、現在の局面はもはや、「いつワクチンを打ち終わるかどうか」に焦点が移りつつあります。

もちろん、ワクチン接種に取り掛かるまで時間がかかったこと、緊急事態宣言で政府は「自粛のお願い」氏かしていないことなどに対し、不満を抱いている人が多いことは想像に難くありません。

しかし、大変に申し訳ないのですが、日本は法治国家であり、法律に書かれてもいないことを日本政府が国民に対して強制することはできません。

現在の法制上、「法的強制力を伴ったロックダウン」などができないことを踏まえるなら、安倍晋三総理やその後継者たる菅義偉総理は、最善の努力を尽くしていると言わざるを得ないと思う次第です。そこは、正当に評価すべきではないでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    好意を施せば恨を返してくる国との関わりが目立つせいか、好意のポジティブフィードバックが働く関係というのは心が安らぎますね。

    楽韓さんのところによれば、現在ファイザーだけでも週1000万ドーズ以上入ってきていて、仮に100万/日で接種してもとても捌ききれないのが現状のようで。200万でトントン。とてもアストラゼネカ打ってる余裕はない。これから夏場を迎えてディープフリーザーの稼働費もますます馬鹿にならなくなっていきますから、近いうちにファイザーも放出されることになるのかも。河野さんも「横並びを気にせず打てるところはじゃんじゃん打って」と言ってますしね。北朝鮮なら民間でワクチン接種突撃隊が組織されるんでしょうけど。

    パイナップルは輸出分は元々全生産量の5%ぐらいで、そのほとんどが中国向けだったという話だったので輸出先を確保できなくても需給調整はそれほど難しくはなかったのではと思いますが、それが日本に入ってきたらフィリピン産がどうなるのかちょっと気になった。廃棄するぐらいならフィリピンは代わりに中国に送ってあげればという気もしますね。台湾もフィリピンも中国もウィンウィンってことで。

  2. ダブルスタンダードは嫌い より:

    友好国に送るのは国益の為にも善い事だと
    。間違わないと確信してますが、零儀の国には悲韓三原則で。 昔、寄るな触るな近づくな。と、個人関係で言ってたんですが、隣国には見るな、話題にするなを付け加えねばと、思う今日此頃(嘘でふだいぶ前から)

  3. はにわファクトリー より:

    中央通訊がハノイ発で興味深い記事を報じています。
    『越南自購3000萬劑AZ 透露注資協助研究』
    https://www.cna.com.tw/news/aopl/202106050224.aspx

    (ぐぐる翻訳より)Vietnam has purchased 30 million doses of AZ vaccine. Vietnam Vaccine Joint Stock Company (VNVC), which is in charge of negotiations, recently revealed the details. In order to successfully conclude the contract, VNVC gave a deposit of US$30 million in early 2020 when AZ was still in the clinical research phase.

    外事報道に関する情報感度は高い。中央通訊のほうが日本国内主要メディアよりも数時間、どうかすると半日以上早いことがあります。外電を目にしたら海外メディアに目を配れ。

    1. 門外漢 より:

      はにわファクトリー 様
      越は手配済みだから、日本のAZは要らないってことですかね?
      越としては端境期の間に合わせ分は要る(台と同じ)んだが、敢えて不要というニュアンスで報じて、日本ザマーと言ってるだけなんでしょうか?

      1. 農家の三男坊 より:

        門外漢 様

         >敢えて不要というニュアンスで報じて、日本ザマーと言ってるだけなんでしょうか?

         中央通訊は台湾の国営通信社なので、それは無いと思います。

      2. より:

        ベトナムの総人口は約9,762万人(2020年、ベトナム統計総局)ですので、1,500万人分では全く不足しています。たとえ100万人分であっても、日本が”無償”供与してくれるのであれば、ベトナムにとってはありがたい話でしょう。

        というわけで、そこまで斜に構えて見る必要はないと思います。
        ちょっと某国メディア的”角度”に冒されてませんか?

      3. 門外漢 より:

        農家の三男坊 様
        龍 様
        ご教示有難うございました。
        早とちりで、大陸の報道と思ってしまいました。
        謝罪はしますが、賠償はしないニダ。

      4. はにわファクトリー より:

        上院議員3名がC-17輸送機で台北入りとの報道が出ています。3時間だけ滞在して韓国へまた戻って行くとのよし。米国75万回分のワクチン寄贈と発表。中央通訊側言説と突き合わせて齟齬がないか確認しないといけませんね。
        https://www.washingtonpost.com/world/3-us-senators-to-visit-taiwan-discuss-relations/2021/06/05/d06a1b8a-c60c-11eb-89a4-b7ae22aa193e_story.html

        1. より:

          ご紹介の記事+中央通訊社の記事では、以下は確認できませんでした。

          > 韓国へまた戻って行く

          3人の上院議員は韓国から出発したのでしょうか?

          まあ、それはともかく、現職のアメリカ上院議員が、しかも民主・共和両党が揃って訪台し、蔡英文総統と会談するというのは、北京を苛立たせることは間違いなく、政治的に大きな意味があります。おそらく、近々例の報道官あたりから、愉快なメッセージが発せられるものと思われます。
          これで、続いてイギリスあたりから、少量でもいいので、台湾への供与が行われたら、ますます面白い…、もとい、良いことなんですけどね。

          また、ご紹介のWP記事でちょっと気になったのが以下の箇所です。

          > to date has shared just 76 million doses with needy countries

          アメリカはすでに8,000万回分のワクチンを各国に提供する予定だと発表してますが、その内の7,600万回はCOVAXを通すようです。ということは、400万回分は二国間での直接供与ということになりますが、今回の台湾への75万回もそこに含まれるのでしょう。そして、もしかすると、先に韓国に提供された100万回分も含まれているのかもしれません。
          となると、アメリカのワクチン提供計画に「韓国は入ったのに日本は入らなかった」と大喜びしていた連中は、とんだ空騒ぎだったということになりますね。すでに実施済みで、お代わりはなしよ、ということなので。

          # ちょっと見方が曇り過ぎですか?

        2. はにわファクトリー より:

          龍さま

          >3人の上院議員は韓国から出発したのでしょうか?

          韓国を離陸した米軍機が着陸する様子を現地のTVカメラが松山空港で待ち受けていてライブ中継しました。そのときのテロップに3時間だけ滞在して韓国へ戻ると表示になってました。ご指摘のように意味深なことと当方もいぶかしく感じます。

          1. より:

            なるほど、そうでしたか……
            正直言って、さっぱり意味が分かりませんね。3人の上院議員は何のために訪韓したんでしょう?私が見落としているだけかもしれませんが、韓国では特に報道がないようですし。
            台湾へのワクチン供与にむりやり韓国を巻き込もうとする深慮遠謀かもしれませんね。

          2. はにわファクトリー より:

            ここに書き記されているようです。
            ・米国供与の75万回分はCOVAXの枠組みにならうと台湾高官
            ・滞在時間はわずか3時間だけだった
            https://www.cna.com.tw/news/firstnews/202106060105.aspx
            なんで韓国に立ち寄ったんでしょう。軍用機体の配置を画像から知る方法がありませんか。真相を知りたくてわくわkします。

  4. 匿名 より:

    「フォーカス台湾」によると今回のAZワクチンはあるだけ送った模様

    ”今回日本から届いたワクチンはアストラゼネカ製124万回分。これは日本が現時点で保有しているアストラゼネカ製ワクチンの全数だったとみられている。安全保障部門の高官によれば、ある日本側の関係者からは「現時点ではこれだけしかなく、申し訳ない」との言葉をかけられたという。”

    1. はにわファクトリー より:

      そのすべてが日本製です。

  5. 匿名隊員 より:

    「パイナップルに酢豚を入れるかどうか」ですか。
    丸ごと売っているのでくりぬいて器にすることはできますが…と変なところに引っかかってしまいましたすみません。

    1. はるちゃん より:

      酢豚の器にパイナップルを使うと言うアイデアは結構いけるかも知れませんね。
      他店との差別化戦略としてありかも。
      中華料理店の経営者の方々、早いもの勝ちですよ。

      1. より:

        すでにどこかでやっていると思います。
        おぼろげな記憶ではありますが、どこかで見たような気がするので。

        1. はるちゃん より:

          想像しただけで唾液が出ますね。
          健康に良いかも知れません。

  6. 匿名 より:

    お茶の輸入も進んでほしいです
    手作業で作るのでちょっと大量には難しいですが・・・

    来月は台湾発、世界で大ヒットしたPCゲーム「返校」の映画が日本でも公開されるので、良かったら観に行くのも良いと思います
    ホラーですが中国統治時代の1950年代を舞台としており、かなり政治・歴史的な問題提起の強い作品です

    かといって単に酷い目にあった、という話ではなく、当時の普通の高校生の視点から語られる物語なので、こちらのサイトにいらっしゃる方には楽しめる作品だと思います
    ゲームの初出は2017年で、アプリでも600円くらいで遊べます

    台湾の風俗が細かく書かれているのも○で、台湾に興味を持つ手始めにはぴったりです

  7. PONPON より:

    今朝のフジTVの「日曜報道 THE PRIME」において、台湾へのワクチン供与と台湾による感謝についての報道がなされていました。

    それは大変結構なのですが、問題は、出演の橋下徹氏が、「ワクチン外交の見地から、台湾に限らず、例えば韓国に対しても供与すべき」と発言した後、
    「日本は他国に積極的にワクチンを供与すべきか」、あるいは、「自国使用を優先させるべきか」の、二択のTVリモコンによるアンケート調査を実施したことです。

    明らかに韓国へのワクチン供与賛成の世論形成を狙った誘導的なアンケート調査でしたね。

    韓国をサポートするための台湾利用は止めて欲しいですね。

    1. より:

      > 「日本は他国に積極的にワクチンを供与すべきか」、あるいは、「自国使用を優先させるべきか」

      現在の状況では、これがそもそも二択になってないことに触れないのは、悪質な世論誘導を試みたものと判定します。さすがはフジテレビです。BSフジのプライムニュースが比較的まともに見えるのは、ただ単にMCの反町氏がまともであるというだけのことなのかもしれません。BS-TBSはMCが完全なバカなので、BSだからということもないのでしょう。

      なお、韓国へのAZワクチン供与を絶対不可とまでは言いませんが、大統領なりが公の場で頭を下げて要請してくることが絶対条件です。水面下での調整などで実施したら、後々「支援が遅かった」だの「ケチ臭い」だの「本当は必要なかったけど、どうしてもというから貰ってやった」などという頭が煮立つような妄言を繰り返してくれることが確実だからです。たとえ三跪九叩頭してこようが、非公開の場では意味がありません。

      1. 裏縦貫線 より:

        >>なお、韓国へのAZワクチン供与を絶対不可とまでは言いませんが、
        二国間供与は絶対不可と考えます。こちらこそCOVAXに任せましょう。それも他国製造分が大前提で。

        供与しなければ「恨みつらみ妬みそねみ」で済みますが、供与してしまうと妄言にとどまらず「薬害」が発生するのが火病を見るより明らかですので…

        1. より:

          文在寅大統領が公の場で日本に対して頭を下げて支援を乞うなどということは、それこそ”絶対に”ありえない話だと思ってますので、あまり心配していません(笑)
          せいぜい、上から目線で「供与を受けるにやぶさかではない(チラッ)」くらいが関の山でしょう。

          1. より:

            或いは、「イルボンとワクチン・スワップを結んでやるニダ」とか。

          2. 裏縦貫線 より:

            龍 様
            >>文在寅大統領が公の場で日本に対して頭を下げて支援を乞うなどということは
            それが案外有り得るんじゃないかと懸念しています。ワクチンを貰ってしまえば後はどうにでもできるので。単に放置するだけではなく、如何に頭を下げることすら出来ない雰囲気を醸成するかが大事です。

            文大統領うわべだけ頭を下げて懇願すればATMおよび事情を知らない欧米諸国が「ムンムンの誠意に答える番だ」の大合唱となり供与せざるを得ない空気となるのが厄介です。

          3. より:

            裏縦貫線様

            > 案外有り得るんじゃないかと懸念しています。

            そんなことしたら国内が持ちませんよ。これまでさんざん喧伝してきたK防疫とやらの虚構性を自白するようなもんですし、「日本に二度と敗けない」と豪語してきたのはなんなんだとなりますから。そうでなくとも旗色の宜しくない次期大統領選が必敗になってしまいます(まともな選挙をやればね)。

            「韓信の股くぐり」とかを持ち出して国民を煙に巻く老獪さがあればともかく、彼にできるのは臆面もない自画自賛と責任転嫁だけです。

        2. PONPON より:

          裏縦貫線様

          おっしゃるように薬害による訴訟リスクがありますね。
          それと、大なり小なり副反応があるので、その訴訟リスクもあります。

          一方、メリットは何もありません。

      2. PONPON より:

        龍 様

        あまりにも誘導バレバレでしたので、日曜報道 THE PRIME番組ディレクター等、制作側の連中はおバカさんですね。

        確かにBSフジはまともな感じですね。
        反町氏もさることながら、番組ディレクター等の制作側がまともなのでしょう。
        フジTVの中でも勢力争いがあり、非主流派がBSに追いやられているものと推測します。

        1. 匿名z より:

          反町氏が取締役になっていましたよ。

    2. はにわファクトリー より:

      「もの欲しそうな目でこっちを見るな」

      1. PONPON より:

        はにわファクトリー 様

        アメリカにはワクチン寄越せ!、と言えますが、日本に対してはプライドが邪魔して言えないのでしょう。
        なので、日本のTV局等のパートナーと協力し、日本の世論を操作。

    3. Naga より:

      橋下さんは司会的な立場の時でも自論を喋りすぎてウザイです。
      中国や韓国の話になると嫌な相手とも戦略的に付き合って実を取らなければ、と言いますがどんな実があるのか言わない。恐らく言ったとしても近視眼的な実しかなのじゃないかと思います。
      その実を取るためにこちらが取られる実には無頓着に思います。
      また政府や与党には厳しいことを言いますが、大阪や維新のことには甘いコメントになりますよね。

      1. PONPON より:

        Naga様

        橋下氏は、いつもそれなりに説得力のある説を繰り出すにも関わらず、特に韓国に対していつも甘い気がします。
        以前何かの番組で、それは本人も認めていました(理由は忘れましたが。。)

        娘さんが韓流にはまって「韓国に連れていけ、連れていけと迫られて悩んでいる」と、妙に嬉しそうな表情で話していたことは覚えていますが。。

      2. はるちゃん より:

        橋下徹氏は駆け引きの観点からの意見が多くて価値観がいまいちよく分かりません。
        目先の利益を得るための思い付きのような政策では隣の国と似たり寄ったりです。
        韓国にワクチンを供与する話は全く理解できません。
        日本にとって百害あって一利なしです。
        勘違いして「偉そうな乞食」になる事明白です。

        遅いとか、量が少ないとか、歴史問題があるのでワクチンの提供は当たり前だとか、薬害が出たので謝罪と賠償を要求するとかいつの間にか日本が加害者になっているでしょう。

    4. 匿名希望の平民 より:

      韓国にワクチンを供与など、絶対にやってはなりません。

      とにかく、この国は、「恩を仇で返す」国です。
      「日本供与のワクチンで薬害被害が出たニダ!副作用で、苦しんでいるニダ!
       日本の首相は、ウリに土下座をして謝罪し、たっぷりと賠償金をよこすニダ」
       というストーリーになることは、目に見えています。

      「薬害被害は全くなかったのに」「副作用は全くなかったのに」嘘つきババアが
      次から次へと偽の薬害被害を訴え、怪しげな韓国内の市民団体が、世界に向けて
      日本への嫌がらせ告げ口キャンペーンをすることは目に見えています。
      もしかすると、「薬害被害者の像」を日本大使館の前に建てるかもしれません。

      韓国に対しては、何が起ころうとも「非韓三原則」貫くべきです。

  8. めがねのおやじ より:

    台湾には震災やコロナ禍のマスクでお世話になりました。今回はAZワクチン124万回分供与で、困っている友邦国を日本が助ける格好になりました。

    画像を見ましたが、それを受けてたくさんの方がお花を日本事務所に贈ってくれるなんて、なんと私達と気持ちが分かり合えるのでしょうか。ウレシイ〜(^^)。

    しかしなにぶん外国である事は間違いないので、台湾にも国民党や親中勢力はいます。島嶼の領有権でも対立はあります。更に更に親しくなれば、そういう「負」の部分もトゲのように感じるでしょう。しかし、台湾の人々は私たち日本人と基本的価値を共有しているので、乗り越えれると思います。

    【古い嘘話や、最終確定済みの約束事を蒸し返して来て、謝罪や経済的な支援や技術移転をタカる某隣国があります。困った時は知恵をお互いに出そうと(自分らは出した事無いクセに)要求されて、食い逃げして持って来るのが遅い、役に立たなかった】(棒読み)と上から目線で言う南鮮とは比べ物になりません。

    ハッキリ言って日台鮮は、同じ人間の格好はしてますが、鮮人はDNAがオカシイのか、脳に根本的欠陥があるのか、相手にしてはいけない民族です。

    次のワクチン支援先はベトナム、そしてマレーシアですか。太平洋島嶼国も!今後は更にASEAN諸国、モンゴル、インドなどが米国との調整で供給先になるでしょう。

    しかし菅内閣の支持率40%、コロナ対策評価せずが64%って、この菅内閣の何が気に入らないのでしょうか?自分達にワクチンが回って来るのが遅いから?買い物やレジャーや飲み屋が閉まっているから?それはすべてコロナ禍を撲滅する為の対策でしょうに。

    私は1日70万人や80万人も接種していけば、武漢ウイルス+コロナウイルスに勝利出来ると思います。そして、武漢での中国の初期対応の酷さを、徹底的に調査するべきと思います。

  9. 農家の三男坊 より:

    >今後はベトナム、マレーシアなどのASEAN諸国、太平洋島嶼国、モンゴル、インドなど・・

    戦略的には仰る通りですが、ワクチン支援は、”あくまで人道支援”の視点から要請が有った国に、国益も考慮しながら実施すればよいと思います。要請もしていない国に支援スルスルは一寸・・・。

    韓国は別として、北朝鮮にも拉致問題の解決・北朝鮮で虐げられている日本人(妻)など関連者への接種(自衛隊艦船を派遣して実施するとか)を条件にワクチン供与を考えても良いと思います。

    北朝鮮が中共のワクチンを拒否しているか否かは不明ですが。

  10. ちょろんぼ より:

    ワクチン接種が遅いというのは、言っている本人達(マスコミを含み)が未だワクチンを
    接種していないから、遅れていると言っているのです。
    その人達が他の人達より速く接種を受けていたなら、文句は少しは減ります。
    AZワクチンを接種させてあげたら、良いと思います。
    何といっても、南朝鮮国で接種しているワクチンだから大変喜びますよ。
    (文句は無くなる事はありません。 政府を何でも批判するのが進歩的人の役目だからです。)

    1. 匿名 より:

      医療関係者や自衛隊と違って、今の日本のマスコミが機能不全に陥ったとしても問題はないでしょうから、優先しなくていいでしょう。
      むしろ存在が社会の足を引っ張っているくらいですから「劣後接種」を自ら申し出て社会の役に立て、と思います。
      マスコミ関係者は全国民の接種が終わった後の接種で。

      人数は少ないでしょうから効果も小さいでしょうが、国民はその「心」は受け取るでしょう。
      まあ、ほとんど(絶対)、ありえないでしょうけどね。

    2. ちょろんぼ より:

      橋本氏が南朝鮮にもワクチンをと言っているのは、背後で操っている方々の指示です。
      (本国からの指示ともいう)
      維新が与党側になれない一つの証と思います。
      ま~野党側に本国との柵を断ち切れと言っても無意味なんですが。

      追伸
      枝野大先生が政権を取ると張り切っておりましたが、22年度南朝鮮大統領の
      座を争う事を非常に興味があります。
      政治姿勢とか経済に対する考え方が、南朝鮮政治とよくお似合いだと思います。
      まさか、日本でなるとは、言っていないですよね~。

    3. 老害 より:

      ちょろんぼ さま

      > AZワクチンを接種させてあげたら、良いと思います。

      「世直し(お騒がせともいう)」のために崇高な使命感をお持ちの記者の皆さまです。
      そんな台湾の人々のお役に立つものをお使いになるのは、きっと心苦しいと思います。
      ほら、まだ動物実験が済んだばかりで、人体実験がこれからのワクチン候補がありますよね。記者の皆さんなら、きっと犠牲的精神で被験者になってくださいますよ。
      万が一、何かあっても、我々にとっては好〇〇(以下自粛)

      1. 裏縦貫線 より:

        シノ何とかって奴でしょうか。効果への疑問や副反応の懸念があるだとか、使いたくない理由があるなら、持ち前の使命感を発揮して堂々と報道すればいいのであります。自ら口を噤んでおいて「日本の報道の自由度ガー」なんて言えないですよね。世間に伝えるほどの懸念もないワクチンならば記者様が折角の最優先接種権を放棄して他人に先に打たせる必要もないはずですし。

    4. 匿名 より:

      ”俺は記者だ。社会に知らせる役があるー。”
      と 未接種で あちこち突撃されるのも 迷惑、害悪です。

      高齢の麻生さんや、難病抱える安倍さんに えんがちょが まとわりつくのも いやなものです。

      記者の倫理どうなんでしょうね。
      ロイターの記者が 入国隔離期間のお願いを破って 活動しコロナバラまきましたね。
      記者、マスコミは 特権意識があるのでしょう。

  11. お虎 より:

    台湾が日本に「好意」を示したの最初の事例は、おそらく蒋介石が「連合国4か国による日本分割統治」に反対したことが始まりだろう。昭和天皇はこれに謝意を示すべく、南京の汪兆銘政府から贈られた至宝・ひすいの衝立を、蒋介石に返還した。これは今、台北の故宮博物院に展示されている。
    蒋介石の行いは、冷静な計算の所産。共産軍との内戦にいそがしく、日本分割統治を行う余裕がなかったし、それならばと将来にそなえて日本に貸しをつくったのである。

    イギリスがインドで鉄道建設を始めた1830年ころ、世界のGDPシェア推計(産業革命研究者による)は清国30%、イギリス9%、英領インド18%、ロシア5.6%、フランス5.2%、アメリカ2.4%、日本2.8%、ドイツ諸邦3.5%とされる。これだけの経済力格差があるなかで欧米諸国は帝国主義路線に邁進し、おくればせながらイタリア、日本、ドイツが国民国家を建設して同じような路線に加わった。中国からみれば「屈辱の近代史」の始まり。

    その50年後・帝国主義はなやかなりし1880年ころになると、世界GDPシェア推計は清国12.5%、イギリス22.9%、英領インド2.8%、ロシア7.6%、フランス7.8%、アメリカ14.7%、日本2.4%、ドイツ諸邦8.5%となる。
    19世紀は経済ビッグバンであり、前述のインドもイギリスに収奪されながら成長はしていたのだが、それよりも帝国主義・本国の成長が著しかった。帝国主義というのは「実に儲かる政策」なのである。

    さて、現代に戻れば、中国の一帯一路というやつは、昔、列強にいじめられた中国が、それと同じことをやろうとしているのである。他方、FOIPも同じようなものであり、その他もろもろの国々にとっても、中国市場が甘い蜜であることは190年前と変わらない。日本も、停滞する国内経済を打開するために「ミニ大東亜共栄圏」を再現したいのであるから、脈のありそうな国々にワクチンをプレゼントするのはその一環。この点で中国のワクチン外交となんらかわりはない。橋本徹のように「韓国にワクチンを」などというのは、妄言にすぎない。

    1. へちまはたわしのみに非ず より:

      19世紀のGDP推計は初耳でした。軽く調べたところではそれらしき数字は得られませんでしたが、Wikipediaの歴史上の推定地域人口からすれば確からしいと思えます。

      こちらのサイトでも多く中国論は見られ、中国といえど民族的に不変でなく、西欧的政権交代と同列に捉えるべきでないなど、どれにも世には優れた人士がいるものだと感心している次第ですが、お虎様の数字に裏打ちされた説もなるほど納得できるものです。

      近代史を敷衍して現代中国、日本の政策を見れば、ぶっきらぼうではありますが、一帯一路は「屈辱の近代史」の奪還、FOIPは「ミニ大東亜共栄圏」にも、つい頷いてしまう次第で、大変ユニークな見解の提示に感謝いたします。

  12. だんな より:

    韓国が、台湾下げに出てきました。
    【萬物相】「T防疫」の転落
    https://news.yahoo.co.jp/articles/33e124ed6e09135a45d44d9a712ad855bc373407

    1. 老害 より:

      >台湾が「新型コロナ防疫模範国」から、他山の石とすべき「失敗事例国」に転落するまでは、本当にあっという間のことだった。

      自分たち(半島)の紹介をしていますな。

  13. カズ より:

    通貨スワップをこれ見よがしに友好国と締結し・・。と唱えた新宿会計士様の対韓論が、ワクチンによって具現化しつつありますね。

    頼まれてもいないのに、下手に関わってもありがた迷惑がられるだけなのだし、上手くいかなくて「協力者が出し惜しみしたせいだ」なんて逆恨みされたくないですものね。

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