クアッド参加を巡り中国の顔色をうかがう韓国メディア
韓国メディア『中央日報』(日本語版)を読んでいると、「クアッドは対中包囲網ではない」、「だから韓国もクアッドに加わるべき」などとする議論が掲載されていました。昨日の『「クアッドは対中牽制に非ず、参加して利用を」=韓国』でも紹介したのとそっくりな議論ですね。そして、読んでいて噴飯物だと感じる点もまたそっくりなのです。
目次
FOIPこそ知的好奇心をかきたてる対象
これまでに何百回、何千回と記載してきたとおり、当ウェブサイトは「読んで下さった方々の知的好奇心を刺激すること」を目的に運営しています。そして、この「知的好奇心」とは、一見バラバラな情報をかき集め、再構成するだけでも、結構、刺激されたりするものではないかと思います。
こうしたなか、日本外交における絶好の「知的格闘」の材料は、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」でしょう(※ちなみにFOIPは “Free and Open Indo-Pacific” の略です)。
『【資料】G7外相会合コミュニケ』などでも紹介したとおり、英国・ロンドンで5月初旬に行われた「G7外相・開発相会合」やそのサイドラインでの2ヵ国間・3ヵ国間会談で、このFOIPは中国と並ぶ大きなテーマでした。
個人的な理解に基づけば、FOIPとはもともと、麻生太郎総理の「自由と繁栄の弧」、安倍晋三総理の「セキュリティ・ダイヤモンド」などの構想に源流を持ち、各国が国際法を守り、自由主義経済を謳歌しようとする考え方です。
そして、その実質的な矛先が、「自由と繁栄、法の支配」に反する国である中国に向けられていることは間違いありません。
FOIPを活用する日本
日本外交は良い意味で「狡猾」になった
もっとも、日本政府が狡猾になったと思えるのは、決してこのFOIPと中国を関連付けないようにしている点にあります。実際、外相会合コミュニケを読み返してみても、FOIPと中国は明らかな別物として記載されています。
非常に極端な話を申し上げるならば、「FOIPの精神を理解し、尊重する」とコミットするのであれば、FOIPに中国やロシアが入って来たとしても構わないはずです(※もちろん、これらの無法国家がFOIPに入ることは絶対にないと思いますが…)。
だいいち、FOIPとはその名のとおり、「自由で開かれたインド太平洋を実現しましょう」という構想のことであり、これに公然と反対すること自体、「インド太平洋を不自由で閉鎖された空間にしよう」と主張していることと同じでしょう。
したがって、FOIP自体が一種の「踏み絵」となっていることは間違いありません。
ドイツ以外のG7がFOIPに賛意または協力
もちろん、このFOIPに対し、すべての国が強くコミットしているわけではありません。
外務省ウェブサイト『茂木外務大臣のG7外務・開発大臣会合(英国)出席並びにスロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ及びポーランド訪問(令和3年4月29日~5月8日)』に掲載された、次の会合のリンクを読むと、そのことはより一層ハッキリします。
少なくともG7に関しては、このFOIPには米国、カナダ、英国、フランス、イタリアの5ヵ国から、何らかの協力ないしは関与の確約が得られました。つまり、ドイツを除くすべてのG7諸国が、このFOIPに賛同してくれた、というわけです。
そして、このFOIPが今後の日本外交の方向性を決定づける重要な概念となりつつあることは、間違いありません。
実際、日本は遠く離れた欧州諸国(※ドイツを除く)との安全保障上の関係を深めつつあります。たとえば、英国は空母打撃群を、フランスは陸軍を日本に派遣するなどしており、また、フランスに関しては日米仏3ヵ国での共同訓練を九州で実施する方針としています。
【主張】英空母群が日本へ 「自由の海」を守る契機に
―――2021.5.4 05:00付 産経ニュースより
「日本との協力関係確認」 九州で共同訓練―仏国防省報道官インタビュー
―――2021年05月11日07時05分付 時事通信より
つまり、FOIPはいまや、日米2ヵ国を基軸としつつ、これに豪州・インドを加えた「日米豪印クアッド」、さらにはカナダ、フランス、英国などを加えた関係にまで発展しつつある、というわけであり、非常に頼もしい限りです。
日本にとっての「本当の敵」は中国ではなく財務省
ただし、そうなってくると、安全保障面における日本の貧弱な国内法、あるいは非常に貧弱な防衛予算などをどうにかしなければならない、という話も出てくるわけです。
当ウェブサイトで長らく、「憲法改正もさることながら、財務省を筆頭とする『国民の敵』を退治することも重要だ」と申し上げているのは、憲法を改正したからといって、すぐに日本の防衛力が高まるわけではない、という危機意識に基づいています。
その意味では、日本にとっての「本当の敵」は、中国ではなく、誤った緊縮財政と増税原理主義で日本経済をぶっ壊し続けている財務省ではないかとすら思えます。
極端な話、改憲は後回しにして、対外的にはFOIPを推進しつつ、国内的には軍事・経済的な強国として再浮上するよう、3つの「悪の枢軸」(官僚機構、マスメディア、利権野党)の社会的影響力を無力化する努力を続けるのが正解なのかもしれません。
もちろん、その「努力する」の主語が、「私たち日本国民」であることは言うまでもないことです。
韓国の「クアッド論争」
「FOIP」を無視し「クアッド」に着目する韓国
さて、こうした安全保障環境の激変に対し、周回遅れの議論をしているのが韓国です。
先ほど挙げた「日米豪印クアッド(quad)」とは、FOIPに強くコミットしている4ヵ国の協議体のことであり、くどいようですが、意味があるのは「FOIP」であって、「4ヵ国」を意味する「クアッド」自体は、本来、さほど重要ではありません。
FOIPに強くコミットする国が5ヵ国になれば「クインテット」「ファイブ」「イツツ」など「5」を意味する用語に変更すれば良いだけの話でしょう。
それなのに、韓国メディアの報道を読んでいると、たいていの場合、「クアッド」を主語にした記事を見かけるのですが、「FOIP」という用語については無視されるか、あるいは触れられても中途半端にしか説明されないことが多いです。
韓国メディア『中央日報』(日本語版)に今朝掲載された次の記事などは、その典型例でしょう。
【時視各角】クアッド、中国を意識する理由はなくなった=韓国
―――2021.05.11 07:59付 中央日報日本語版より
まさに、昨日の『「クアッドは対中牽制に非ず、参加して利用を」=韓国』で紹介したのとそっくりな議論であり、かつ、「噴飯物」だと感じてしまう点もまた同様にそっくりです。
日本語にして2000文字弱の記事ですが、「クアッド」という用語は記事本文中16回出て来るにも関わらず、「FOIP」、「自由で開かれたインド太平洋」、「インド洋・太平洋」などの極めて重要な用語は、ただの1回も出て来ません。
これを執筆しているのは中央日報のコラムニストの方ですが、そのような方でありながら、なぜFOIPという用語を頑なに無視するのか、興味は尽きないところです。
そして、この記事自体も、「クアッド加入」という表現で始まります。
要するに、韓国が「クアッド」に加入すれば、中国の経済報復を受けるかもしれない、という、韓国国内ではわりと真剣に議論されているらしい懸念が出て来るのです。よっぽど中国が怖いのでしょうか。
それはさておき、このコラムでは、「中国を怒らせることはないから韓国もクアッド入りを決断せよ」と促していますが、その「中国を怒らせることはない」という論拠は、大きく2つあるようです。
ひとつ目は、米国の国家安全保障会議(NSC)のエドガード・ケーガン上級部長が「クアッドはアジア版NATOでも安保同盟でもない」、「ワクチン、気候変動、サイバー安保など公共財的イシューをめぐり協力する連帯」と述べたこと。
ふたつ目は、インドが現時点において、クアッドを集団安保体制に発展させることを望んでおらず、いかなる合同軍事訓練にも反対している、ということなのだとか。
ナンセンス極まりない考え方
では、この考え方は、妥当なのでしょうか。
端的に言えば、ナンセンスです。
そもそも日米豪印は「FOIPを尊重する4ヵ国」のことであり、大事なのはFOIPであってクアッドではありません。
また、『初のFOIP首脳会談、日本にとってはまずまずの成果』でも説明したとおり、現在のところ、実際に日米豪印4ヵ国連合が「我々4ヵ国は中国と敵対する」と宣言したわけではありません。3月の日米豪印首脳会談の共同声明を読んでも、どこにもそんなことは書かれていません。
だいいち、このコラムニストの方は、しきりに「クアッドに加入」などと述べていらっしゃいますが、これもじつにナンセンスな話です。べつに日米豪印連携は単なる協議体のようなものに過ぎず、国際的な条約が存在するものでもありません。
いずれにせよ、「クアッド」という「4ヵ国連合」だけに着目するから、こういう誤解をするのでしょう。
実際、このコラムニスト氏は、インドが現状、クアッドをもとにした集団安保体制への移行に否定的であるという点をもって、「クアッドが中国牽制用の安保体制に発展する可能性はほとんどない」と述べているのですが、これも「日米豪印」しか見ていないからそのような誤解をするのでしょう。
状況によっては将来、インドがクアッドから除外され、英国やフランスなどが加わるかもしれませんし、将来的にインド太平洋版NATOが創設される場合、クアッドとは別枠で議論が進むかもしれないというだけの話です。
いずれにせよ、FOIPの理念を頑なに無視し、日米豪印という連携をうらやましがるから、こんなおかしな議論が出て来るのではないでしょうか。
自国の対中恐怖症を過小評価する
このコラムのおかしな点は、それだけではありません。
「クアッドに加入すれば中国の過酷な報復があるという論理も問いただす必要がある」、という記述を読んでも、自国が置かれている状況、あるいは過去の自国の行動が見えていないのではないかと感じざるを得ません。その矛盾が最も強く出て来るのは、おそらく次の文章で始まる記述でしょう。
「クアッド創設メンバーのインド・日本はそのままにして韓国だけを攻撃するというのは、中国の立場でも矛盾がある」。
当ウェブサイトの文責で内容を要約すると、「韓国がクアッド入りした際、日印両国に攻撃せずに韓国だけを攻撃すれば、中国が非難される」、「万が一、韓国だけが攻撃されたとしても、経済的な報復の影響は限定的だ」、などとしています。
噴飯物です。
日本が韓国に対して2019年7月に輸出管理適正化措置を発表した際には偉そうにWTOに提訴するなどと息巻いたわりに、2017年に中国が「THAAD制裁」をしてきたときに敢然とそれに立ち向かわなかったことを、お忘れになっているのでしょうか?
韓国は「絶対に反撃をしてこない」という確証がある場合には、その相手に対し、徹底的に嫌がらせを行います。文在寅政権下の韓国が日本に対し、国際法違反、国家的侮辱、外交欠礼、準戦闘行為などの不法行為を仕掛けて来たことなど、その典型例でしょう。
これに対し、韓国は日本に対して行ったような不法行為を、中国や北朝鮮に対しては、絶対に仕掛けません。
2010年3月に韓国海軍の「天安」艦が北朝鮮に撃沈され、多くの犠牲者が出た際にも、また、同年11月に延坪島が砲撃されて死傷者が生じた際にも、韓国は不思議なほど、北朝鮮に対して報復を行っていません。
ましてや中国が2017年ごろから韓国に仕掛けた、高高度ミサイル防衛システム(THAAD)に対する報復に対しては、お得意の「WTO提訴」や「告げ口外交」などを一切しかけておらず、それどころか中国に「三不の誓い(※)」を宣言して降伏してしまったほどです。
(※「三不の誓い」とは:THAADを追加配備しない、米国のミサイル防衛システムに参加しない、日米韓を軍事同盟に発展させない、という誓いのこと。)
当然、中国も「同盟の環」のなかで、「一番弱い部分」を狙って攻撃して来るでしょう。中国は日本やインドに対しては一目置いている一方、韓国に対してはなかば属国のような意識で接しています。
当然、韓国が「日米豪印+韓」のような枠組みに加われば、そのことを理由に、「韓国だけ」を狙い撃ちにした経済報復を下してくる可能性は非常に高いでしょう。輸出の対中依存度が極めて高い韓国にとって、これはひとたまりもありません。
歪んだ属国根性
じつは、このこと自体、このコラムニスト氏も(無意識に、かもしれませんが)言及しています。
「韓国に報復した中国がなぜ台湾やベトナムには特に攻撃をしなかったのか。これは各国に対する認識の違いのためというのが専門家らの見解だ。その間、台湾・ベトナムは中国の圧力に屈しなかった」。
個人的主観で恐縮ですが、中国は、見た目は大国ですが、現実には非常に小心者の国です。日本も台湾もベトナムも、基本的には中国の圧力に屈しない国です。そして、中国は相手が屈しないと見るや、ただちに方向転換するという国でもあるからです。
いずれにせよ、韓国という国は、自国に対して最大限の脅威を与えて来る北朝鮮や中国に対し敢然と戦わず、自国にほとんど何の脅威も与えていない日本という国を最大限苛立たせるような行動を取っている国でもあります。
こうした歪んだ考え方の一端に触れることができるという意味では、この中央日報の記事自体も、執筆したコラムニストの方の意図とまったく異なる意味において、「知的好奇心を刺激する材料」なのかもしれません。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。
ツイート @新宿会計士をフォロー
読者コメント一覧
※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。
やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。
※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。
※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。
当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。
コメントを残す
【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
今後、南朝鮮とマジメに付き合うべきではない理由がこういうところに滲み出ているような印象ですね。益々、拒絶も受け入れもせず、無視するしかない国のように感じます。
早晩崩壊する国のようですからどうでも良いことでしょうけど。
政府が悪いが、その政府を支持する国民もまた悪いという感じがします。
>政府が悪いが、その政府を支持する国民もまた悪いという感じがします。
私の個人的な見立てだと逆で、「現実と乖離した義務教育を受けて洗脳された国民が悪いから悪い政権を選んでしまう」のだと思います。
だから、政権が変わっても、用いられる音頭が変わるだけで、本質は変わりません。
ご紹介頂いた中央日報の記事へのコメントなのです♪
>中国の干渉から永遠に自由にはなれない。
自由を求めるのは、失敗も挫折も受け入れなきゃならない茨の道なのです♪
三不の誓いをたてて得られた平穏こそを大切にすべきなのです♪
七味さま
「属国は属国らしくしろ」と読み取りました(笑)
だんな様
それもあるけど、
あんたが入ると、失敗確定じゃない。フラグ立てないでください♪
o(`ω´*)oプンスカ!!
というのもあるのです♪
間違いなく中国は韓国だけを狙い撃ちしてきます。日本と韓国を同時に攻撃したら、日本と共同して対応すれば良いとなって、引き剥がしが困難になってしまいます。
韓国「だけ」が猛攻撃を食らうことで誰にも相談できず孤立します。まあ、余計なおせっかいなどしないほど日本が疎遠であるということも中国は狙ってくるでしょう。アメリカもそこまで韓国が重要とも思わないでしょう。もちろん韓国離脱はアメリカにとって痛手ですが、助けることで、日本との共同戦線が弱まる悪影響も考慮しなくてはなりません。
残念ながら、韓国はもう中国陣営しかないですね。
クアッドは四辺形、ハワイ-東京-デリー-キャンベラを結ぶセキュリティダイアモンド構想から来てますが、ソウルは五角形となり得る位置なので、ステータス的に自分が入ったからペンタだー、とか言いたい説。
根っこは素敵4か国に伍してるアピール、世界何位の強大国的フレーズが大好きなので。
自由でオープンとか言えば「俺んとこは違うってえのかぁ!?」と中国様に睨まれるけど、ステータスは誇示したいアンビバレンツ。
米韓同盟にせよ、G7+だろうが、韓国はおいしい所だけをただ食いして逃げることを世界各国が認識し始めたので、FOIPについても蚊帳の外に置かれている理由と思います。中央日報の記事は、誰も韓国に期待していないのに、韓国が参加するか否かが、さも国際的な重要課題になっていると思い込みたいバイアスが強すぎるようです。
韓国人は夜郎自大という成句を知らないんでしょう。
今となっては、韓国の向背など、FOIPにとっては、軍事的にはもちろん、政治的にも経済的にも、ほとんどどうでもいいことなんですがね。むしろ、こちら側に付くふりをされる方がよほど有害です。
事大なら大得意ニダ!!
鬼ごっこで逃げている4人の子供たちに一人の少年がやってきた。
少年「仲間に入れて」
4人「いいよ。今鬼ごっこしているんだ。鬼から一緒に逃げよう」
少年「鬼に捕まりたくないから、鬼ごっこはしない」
4人「ふーん。鬼になりたいの?」
少年「僕が仲間に入れないんだったら、違う遊びにしたら?」
4人「じゃあ、こんどね」
少年は、4人にまとわりつきながら、ずっと公園を駆け回っている。
ときに、鬼に向かって「鬼さん、みんなこっちに隠れているよ」と伝えたり、鬼が来ると意味もなく逃たりしながら、一人遊びをしていた。
子供の世界では、彼は遊び仲間にはなない。
更新ありがとうございます。
ったく、クアッドちゃう、FOIPや!って言ってんのに。韓国はわざとクアッドに固執する。どうしても日本生まれのFOIPとは言いたく無いようだ。
しかし、日本政府も何回も韓国、中国、露国らの「誹謗・言いがかり・食い逃げ」外交感染症に悩まされたお陰で、ワクチンが効いたのか、やり方が狡猾になったと思います(笑)。つまり、決してこのFOIPと中国は関連ないよ〜ん、とイメージ作りしている点です。
FOIPに興味を見せて前向きなのが、米国、英国、仏国、伊国、豪州、日本。オーイ、EUのボス〜!ドイツは中国側か?態度を明らかにしろ。韓国なんかどうせ入れないし、入れさせない。
「中国を怒らせないから入っても大丈夫ダ」ーーへ?中国は怒るよ、きっと。そこらが何千年、分かってないヘボ属国なんだな〜(笑)。
別スレにこの記事にコメントした記憶が有るけど、見つからないニダ。K忘症かも知れないニダと心配したら、見つかったので、コピペします。
まずは、QUAD(FOIP)の意味を損得勘定でしか考えられておらず、「自由」についての視点が無い事が分かります。
韓国が加入すれば、中国から制裁されるのは、既に中国が「制裁する」と言ってますので間違い有りません。日本に制裁せずに韓国だけに制裁するのは、おかしいニダと言っても、中国から見た日韓の位置付けが違うのは明らかで、中国の言う事を聞いて来た今までの行動を変えようとしても、中国様が許してくれる訳は有りません。
台湾、ベトナムと比較しようとしていますが、「三不の誓い」で属国を選んだ韓国と同列になる物では無いのです。
韓国は米中の選択が出来るでは無く、既に中国を選択してしまっていて、後はアメリカや自由主義諸国をどうやって騙すかとなっています。
クアッド加入の本質も、「どうやって騙すか」になるのは間違い有りません。
まあ、部分的に加入するニダとは言うでしょうが、全面的には入らないと思います。
韓国野党「韓米ワクチンスワップを促す決議案」…「クアッドの検討も必要」
https://s.japanese.joins.com/JArticle/278542?servcode=200§code=240
「はぁ?」という話ですが、馬鹿の一念は恐ろしい。
>「今回の決議案が与野党合意で成立すれば、新型肺炎危機克服に向けた超党派的協力の出発点になるだろう」
いや、決めるのはアメリカですが。
だんな様
アストラゼネカのワクチンなら、まわしてもらえるかも?
米国は、もうアストラゼネカのはいらない、って言ってるらしいですから~。
ちかのさま
アメリカからワクチンを分けて貰える可能性は、有るんじゃないかと思っています。
AZのワクチンだと、貰っておいて文句を言うんじゃないかなぁ。
何れにせよ、恩にならず恨になるんでしょう。
彼ら的には、FOIPとQUADのツートラックなのかな?
FOIP:自由で開かれたインド太平洋
QUAD:重要非軍事的課題を協力して解決していく国際的連帯
韓国的にはこういう意味であるのかも。
FOIP … Forgettable Operational Inversed Position
QUAD … Qualified Utilization by Awesome Demands
印中は構造的に敵対なので、もしクアッド…集団安保から外れるとしたら、単独で中国と戦うという方向性になるだけだと思うんですが。
なんか韓国の方は、インドを随分低く見ているような?そもそも実力として陸軍規模は中国に近く、空母もちです。加えて、中国にしてみれば大陸側インド戦線と太平洋沿岸戦線の二正面なんて絶対にあってはならない事態であり、まさに連合のおかげで中国の身動きを封じている状態、つまりはインドのクアッド側での重要性もおのずと高くなるのですが。
比べると韓国の実力と連合に加わった際の役割って……ウンマァガンバレ。
余談ですが、インドを馬鹿にするような動画をあげたyoutuberが炎上したそうです。日印離間?さすがに陰謀論か。
「韓国に報復した中国がなぜ台湾やベトナムには特に攻撃をしなかったのか。これは各国に対する認識の違いのためというのが専門家らの見解だ。その間、台湾・ベトナムは中国の圧力に屈しなかった。
(中略) いつまでTHAAD配備、クアッド加入のような主権的事案まで中国の表情を眺めて決めるのだろうか。韓国は扱いやすい国という認識が変わらない限り、中国の干渉から永遠に自由にはなれない。」
⇒この中央日報コラムの結論部分は、全く正しいと思います。しかし、「韓国は扱いやすい国」という中国の認識を変えるためにはどうすべきかということが示されていません。
中央日報さん、よろしいですか、中国の韓国に対する認識を変えるためには、ベトナムや台湾がやっているように、「単に中国に対してだけではなく、アメリカに対しても日本に対しても、全く同じ基準で『良いことには賛成する、悪いことには反対する』という行動をする必要があるのですよ。そのためには「国民情緒法」を廃止して「国際法」に従うことが大前提になりますよ。韓国人にそれができますかね。仮に、それができるのならば、FOIP加入も夢ではないと思いますよ。
なんでこんなどうしようもないクズみたいな国になっちゃったんですかねぇ・・・
朝鮮民族の価値観では普通なんでしょうか?
国の付き合いもご近所付き合いと同じだと言ってましたけど、
人間に置き換えるととんでもないゴミクズ野郎ですよね・・・。
>中国は、見た目は大国ですが、現実には非常に小心者の国です。
個々人の場合ですと、小心者が身に余る(つまり精神の成長度に見合ってない過分な)武器、例えばピストルでもナイフでも、を持つと極めて危険です。
精神的に成熟した人間ならば持っている武器を使うか否かの判断を適切に出来ますが、幼稚な人間はちょっとしたことでも「メンツが潰された」などと直ぐに相手に対して武器を使って自分の未熟さ故の恥をかいたことを消そうとする。
国家の場合も同様だと思いますね。何しろ共産チャイナを動かしている習近平ら北京の指導部は彼らの発言(報道官を通しての)を聞く限り、明らかに未熟極まりない子供で、その子供が分不相応な核兵器や空母機動部隊などを始めとする強大な軍事力を保有することを世界は愚かにも許してしまった。これほど危険なことはない。
>そして、中国は相手が屈しないと見るや、ただちに方向転換するという国でもあるからです。
これはどうでしょう、本当でしょうか?
寧ろ、相手が屈しなければ、共産チャイナは「中華5000年の大国のメンツが立たない」とばかりに武器を持った手を振り上げる危険性が極めて高いと私は思いますよ。
阿Q正伝を思い出してみましょう。中国こそは精神勝利法の本家本元宗主国なのです。
どうせなら、中国が阿Qの末路までトレースしてくれれば申し分ないんですがね。
>ひとつ目は、米国の国家安全保障会議(NSC)のエドガード・ケーガン上級部長が
>「クアッドはアジア版NATOでも安保同盟でもない」、「ワクチン、気候変動、
>サイバー安保など公共財的イシューをめぐり協力する連帯」と述べたこと。
日本では殆ど報道されていませんが、NATO諸国では米国の欧州に対する安全保障に対するコミットメントの不確かさや米国に対する軍事技術の依存に憂慮して、NATOを補完し、米国の外交優先度(”アメリカ・ファースト”)から独立した安全保障の機構である「PESCO(常設防衛協力枠組み)」の構成を始めました。
既存の国家関係から嫌われ者の特定国家を排除するのは厄介ですので、嫌われ者の特定国家を抜いた新しい平行機構を構築して、現行の機構を発展的に解消してしまえば同じような結果が得られるでしょう。
日本が提唱したFOIP(クアッド)も日米韓の三角同盟を発展的に解消する方便では?
>3つの「悪の枢軸」(官僚機構、マスメディア、利権野党)の社会的影響力を無力化する努力
これが必要なのは間違いないですね
ちょっと話はズレますが、野党の9条プロパガンダ汚染は本当に深刻です
どのくらいまずいかというと、例えば防衛という文字が出ると「製品を売れません」と言い出す国内企業がそれなりに存在します。
国内の力で自国の防衛ができない国家は本当に生き残れるのでしょうか
日本とて実は隣国を眺めて余裕をフカしていられない、いびつな状況にあるかもしれないと思う次第です
多少外れるコメント、御容赦ください
先日インドと、EUの首脳会議が有りましたね。以下インド公式発表から
ttps://pib.gov.in/PressReleaseIframePage.aspx?PRID=1717098
主な項目として、
①インドとEUの「戦略的パートナーシップ」の強化
②自由貿易協定(FTA)の交渉再開で合意
③EU-インド「接続パートナーシップ」の開始で合意
———————————
①について、民主主義、基本的自由、法の支配、多国間主義への共通のコミットメントに基づいて、さらに強化していく。
また、i) 外交・安全保障・ii) COVID-19・気候・環境・iii) 貿易・接続性・技術の3つの主要テーマ分野についてより緊密な協力関係を築くことについて話し合った。
③について、デジタル、エネルギー、輸送、人と人との接続性の強化に焦点を当て、社会的、経済的、財政的、気候的および環境的持続可能性の共通の原則、および国際法と公約の尊重に基づいています。また、インド太平洋を含む「第三国」*1での接続イニシアチブをサポートするための新しい相乗効果を促進します。
*1 EU側の資料では、「アフリカ・中央アジア」と記されてます
ttps://ec.europa.eu/commission/presscorner/api/files/attachment/868888/EU_India_Connectivity_Partnership_EN.pdf.pdf
公式発表文では、直接触れられて居ませんが、「中国」をかなり意識したものと解釈出来ますね。
印度を介して、西に、「CONNECTIVITY PARTNERSHIP」、東に「FOIP」と中国の構想に対して、包囲網が構築されて行きますね。
今回の、インドとEUの首脳について、会議新宿会計士さんの評価をお聞きしてみたいと思いました。
訂正です、
×今回の、インドとEUの首脳について、会議新宿会計士さんの評価をお聞きしてみたいと思いました。
〇今回の、インドとEUの首脳会議について、新宿会計士さんの評価をお聞きしてみたいと思いました。
済みませんでした。