この10年間における最大の変化は「社会のネット化」

「高齢者はスマホ弱者」はもはや過去の話だ

早いもので、東日本大震災から10年が経過しました。「この10年で最も大きな社会的変化をひとつだけ挙げよ」、と言われれば、当ウェブサイト的には間違いなく、「社会のインターネット化の進展、とりわけスマートフォンの普及」と答えると思います。こうしたなか、いくつかの報道によれば、最近、高齢者のスマートフォン利用率が上昇し、従来テレビの主要な視聴者層であった中高年もテレビからそっぽを向き始めている可能性もあります。

本日、東日本大震災から10年

早いもので、本日であの東日本大震災から10年が経過します。

改めて、亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、被災者の方々には心からお見舞い申し上げたいと思います。また、ささやかながら、被災地の復興を支えるために、個人としてできることをこなしていきたいと思う次第です。

スマートフォンを考える

スマートフォンの爆発的普及は2010年から

さて、今になって思い出してみると、東日本大震災はインターネットが本格的に普及し始めるなかで生じた激甚災害であり、被災地の状況により異なるにせよ、多くの人々がインターネットを通じてリアルタイムに情報を得、連絡を取り合うという体験をしたのではないでしょうか。

昨日の『大震災から10年:「テレビは何か役立ちましたか?」』でも触れましたが、スマートフォンが爆発的に普及し始めたのは2010年前後のことです。総務省『令和2年版情報通信白書』に『情報通信機器の世帯保有率の推移』というグラフが掲載されています(図表1)。

図表1 情報通信機器の世帯保有率の推移

(【出所】総務省『令和2年版情報通信白書』の『図表5-2-1-1 情報通信機器の世帯保有率の推移』)

これで見ると、2010年に10%程度だったスマートフォンの普及率が2011年に30%弱、2012年に50%弱、2013年に60%を超過し、2015年には70%の大台に乗せています(ちなみに普及率は2017年から再び上昇して75%となり、2019年には83%だったそうです)。

2020年にはコロナ禍の「巣ごもり」の影響が生じているのかどうかが気になるところです。もしかすると、普及率はさらに上昇しているのかもしれません。

「高齢者はスマホを使わない」は「思い込み」

ところで、個人的体験で恐縮ですが、先日、昭和ヒトケタ生まれの伯母が、(固定電話ではなく)携帯電話から電話をかけてきました。

ちなみに彼女はもうすぐ90歳の大台に乗るという高齢者ですが、昔から新しい物好きであり、「新しいものに触れていると老けないわね」が口癖です。実際、現在でも目も耳が良く、ひとりでバスに乗って数キロ先のスーパーに買い物に出掛けるなど、矍鑠(かくしゃく)としています。

ひととおり近況報告をしたあとで、「ところで」と話題を変え、伯母が使っている携帯電話の端末について、尋ねてみました。

伯母の説明によると、この携帯電話は端末は数年前に自身で携帯ショップに足を運んで購入したのだそうです。購入にあたり、彼女自身の40代の孫、10代の曾孫らもいろいろアドバイスしたようですが、最終的には彼女が自身で機種を選んだと胸を張っていました。

(※ちなみに「操作性の点で気に入った」、「WindowsPCとの連携が良い」などの理由で、iPhoneではなくアンドロイド端末にしたのだそうです。)

そんな彼女は「最近はコロナが怖いからね、小学校の同期会もスマホでリモート開催するのよ」と得意げに自慢していましたが、「あれ?スマホでリモート会議ってできるんだっけ?」と思って調べてみたら、いちおうスマホ版のウェブ会議アプリが存在しているようです(画面も小さいので、使い辛くはないのでしょうか?)。

もちろん、彼女の事例を軽々しく高齢者一般に当てはめるべきではありませんが、少なくとも「高齢者はスマートフォンを使わない」という決めつけはいかがなものかと思います。

高齢者のスマホ使用率は77%=民間調査

気になって、シニア層のスマートフォン普及率がどうなっているのかを調べたところ、『iPhone Mania』というウェブサイトに2020年8月7日付で掲載された『シニアのスマホ利用率は77%、スマホ非利用者の44%がスマホに乗り換え検討』という記事を発見しました。

これによると、「MMD研究所」が昨年8月6日、60~79歳の男女を対象としたスマートフォンの利用状況に関する調査で、「スマートフォンの利用率は77%で過去最高を更新」したのだそうです。

といっても、記事をよく読むと、調査自体は「インターネットで実施」しているということでもあるため、そもそもインターネットにアクセスできない人がアンケートの母集団に含まれていない可能性があるのではないか、という疑問はあります。

もっとも、その点に関してはさておき、同研究所が(おそらくは)同一基準で実施している調査に基づけば、「シニアの携帯電話所有者のうちのスマートフォン利用者」の割合は年々上昇しており、2012年に12.7%だったものが、2020年には77%に達しているとされています。

この推移自体は先ほど挙げた総務省『情報通信白書』と整合する動きでもあります。いずれにせよ、「高齢者はスマートフォンを使わない」、「高齢者は情報弱者だ」、と決めつける人もいるのですが、それは単なる思い込みであるという可能性が高そうです。

コロナ禍が変える経済

時事通信「50代以上もコロナ禍でYouTube」

こうしたなか、数日前には時事通信にこんな記事も配信されていました。

50代以上もTVよりネット コロナ下でユーチューブ―民間調査

―――2021年03月09日16時07分付 時事通信より

時事通信によると、50代以上のインターネットの利用時間が増えているとする調査が公表されたのだそうです。調査を実施したのは市場調査会社のマクロミルで、「1日の平均ネット利用時間がテレビの視聴時間を上回った」のだとか。

具体的には、2020年7~12月を対象に、50歳以上の男女約1500人のメディア利用状況を分析したところ、1日平均利用時間はネットが3.3時間でテレビの3.2時間を上回ったとしています。また、「ネットを利用する時間が増えた」人の方が「テレビを利用する時間が増えた」人よりも多かったそうです。

時事通信は「若者のテレビ離れが言われて久しいが、中高年でも動画投稿サイト『ユーチューブ』などへのメディアシフトが加速しそうだ」と分析しています。もしもこの見立てが正しいならば、テレビの「視聴者離れ」が加速する、という意味でもあるのかもしれません。

ちなみにYouTubeの場合、視聴「回数」が表示されるほか、オンデマンドでさまざまな動画を無料で視聴することができます(※ただし、有料動画も含まれていますし、有料契約プランもあります)。

コンテンツを提供しているのは「ユーチューバー」などと呼ばれるクリエイターの方々ですが、その気になれば誰でもユーチューバーになれます。

マスコミ4媒体vsネット

ところで、先日の『埼玉県民様から:2020年版「日本の広告費」を読む』では、株式会社電通が公表した2020年版の『日本の広告費』というレポートについて紹介しました。

これは、株式会社電通の過去のレポートなどをもとに、「埼玉県民」様というハンドルネームの読者様がまとめてくださったデータを活用し、広告費がこの20年間でどう推移したかについて検討したものですが、非常に興味深いことがいくつか判明します。

まず、最も古い2000年のデータと、最新の2020年のデータを比較してみると、総広告費はほとんど変わっていませんが、マスコミ4媒体(新聞、テレビ、ラジオ、雑誌)の広告費が約40%減少する一方、ネット広告費がおよそ37倍に成長していることがわかります(図表2)。

図表2 広告費(2000年と2020年の比較)
媒体2000年→2020年増減と増減率
総広告費6兆1102億円→6兆1594億円+492億円(+0.81%)
 マスコミ4媒体3兆9707億円→2兆2536億円▲1兆7171億円(▲43.24%)
  うち、新聞1兆2474億円→3688億円▲8786億円(▲70.43%)
  うち、雑誌4369億円→1223億円▲3146億円(▲72.01%)
  うち、ラジオ2071億円→1066億円▲1005億円(▲48.53%)
  うち、テレビ2兆0793億円→1兆6559億円▲4234億円(▲20.36%)
 ネット590億円→2兆2290億円+2兆1700億円(+3677.97%)
 その他2兆0805億円→1兆6768億円▲4037億円(▲19.40%)

(【出所】株式会社電通『2020年 日本の広告費』および「埼玉県民」様提供の過去データより著者作成)

こうやってみると、なかなかすごい話です。

マスコミ4媒体広告費は2兆2536億円ですが、ネット広告費は2兆2290億円に達し、ほぼマスコミ4媒体広告費と並ぶまでに成長したからです。

この1年に限定しても、ネット広告費は伸び続けている

といっても、2020年に関しては、コロナ禍のためにマスコミ4媒体広告費が急減したという点もあります。というわけで、2019年と2020年の比較についても確認しておきましょう(図表3)。

図表3 広告費(2019年と2020年の比較)
媒体2019年→2020年増減と増減率
総広告費6兆9381億円→6兆1594億円▲7787億円(▲11.22%)
 マスコミ4媒体2兆6094億円→2兆2536億円▲3558億円(▲13.64%)
  うち、新聞4547億円→3688億円▲859億円(▲18.89%)
  うち、雑誌1675億円→1223億円▲452億円(▲26.99%)
  うち、ラジオ1260億円→1066億円▲194億円(▲15.40%)
  うち、テレビ1兆8612億円→1兆6559億円▲2053億円(▲11.03%)
 ネット2兆1048億円→2兆2290億円+1242億円(+5.90%)
 その他2兆2239億円→1兆6768億円▲5471億円(▲24.60%)

(【出所】株式会社電通『2020年 日本の広告費』および「埼玉県民」様提供の過去データより著者作成)

これによると、マスコミ4媒体広告費はこの1年で13.64%も落ち込んでいることが確認できますが、なんとかネット広告費に追い抜かれずに踏みとどまった、という言い方もできるかもしれません。

もっとも、ネット広告費はこのコロナ禍にかかわらず伸びているという事実も無視できません。あるいは、コロナ禍で広告主もオールドメディアからネットにシフトしたのだ、という言い方をしても良いかもしれません。

ネットの未来

さて、マスメディア業界を収益面から支えてきたのが広告であることは紛れもない事実でしょう。

もちろん、ヒトコトで「マスメディア」と言っても、新聞あり、テレビあり、ラジオあり、雑誌あり、と、さまざまな媒体がありますので、「マスメディア」ないし「マスコミ」を十把一からげに議論すべきではありません。

ただ、総じて広告主から見て、マスメディア(とくにテレビや新聞)が広告の出稿先として魅力のない媒体と化しつつある、という仮説が成り立ちます。

というよりも、「グーグル・アドセンスなどのウェブ広告を活用する」、「スマートフォン用のポイントアプリを開発する」など、いまやITを活用した広告戦略は欠かせません。

こうしたなか、当ウェブサイトではこれまでにしばしば紹介してきたとおり、ウェブ動画配信サイトには、なかなか興味深い動画が多数投稿されています。これについては約1年3ヵ月前の『低俗な地上波テレビ番組と高レベルなユーチューブ動画』で、こんな仮説を提示しました。

  • 広告収入が得られるため、優秀なクリエイターが自然と集まる
  • 面白い動画がたくさんあるので、視聴者も集まる
  • 動画の視聴回数、評価、視聴者属性に関する透明性も高いので、広告主も集まる
  • 広告主としては、地上波テレビではなく、ますますネット広告に力を入れる
  • ますます広告収入を目当てに優秀なクリエイターが集まる

このスパイラル、2019年末時点では「仮説」として提示していたものですが、その後のさまざまな情報を組み合わせていくと、この仮説を否定する証拠がほとんど出て来ないのもまた事実です。

いずれにせよ、すでに地域紙のなかには休刊・廃刊する動きが相次いでいるそうですが(『退職給付会計と税効果会計、そして大手新聞社の経営難』等参照)、こうした動きが大手地方紙、ローカルテレビ局、ラジオ局などに波及するのかどうかについては、引き続きチェックする価値はありそうです。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. なんちゃってギター弾き より:

    おはようございます。
    私事ですが今月から新聞やめました。何カ月もほとんど読んでなかったし、安くもないので支出抑制の一環ですね。テレビはCSなどで野球観戦するのでどうしようかなぁと思ってます。オープン戦も始まって、今年は通常どおりやってほしいです(汗)
    スマホは一度持つと買い換えても操作性があまり変わらないので高齢者でも使いやすいという話を聞いたことがあります。(出典不明)

    テレビの影響力は落ちているとはいいますが、新型コロナ禍の報道姿勢、煽り方を見ると、自分で自分の首を絞めているような気がしないでもないですが、自分たちの影響力があるんだということを示したいのではないかと思います。しかも、それをメインの情報源にしている人もまだまだ多いように感じます。

    1. 定年碁打ち より:

      なんちゃってギター弾き様

      操作性が変わらないの出典不明の件です。
      私の個人的な意見として、PCはwin7からwin10に変更で、かなり戸惑いました。
      アンドロイド-フォンは、端末の交換だけなので、osがヴァージョンアップしても
      操作性に違和感がありませんでした。
      バックアップデータも問題なく、引き継げました。

      以上、高齢者でも使い易いの一人でした。

      1. なんちゃってギター弾き より:

        定年碁打ち様

        情報ありがとうございます。
        操作性が変わらないのはありがたいですね。自分はまだ現役世代でして、ずっとiPhoneです。時々「え?」という変更が入りますが、それにしてもパソコンよりはずっと可愛いモノだと思っております。

  2. イーシャ より:

    個人的には、スマホにしか対応していないサイトが散見されるのが迷惑です。

  3. だんな より:

    ネトウヨの起源も2010年頃ニカ?

  4. Th より:

    某サイトで定期的に各カテゴリーの広告費推移の記事が投稿されるのですが、『テレビ』とは地上波だけなのか、Amazonプライムやネトフリも含むのか、その辺りの線引きがよくわかりません。

  5. 匿名 より:

    震災から10年目ということで、今日のテレビのトップニュースは「震災10年目」です。

    今日に限らず毎月11日になると「震災から〇年〇か月目です」とネタ切れを埋めるかのように、ニュースとしてしょっちゅう扱ってくれるので、まるでカウントダウンでもしてたかのようで、忘れようもありません。

    このような伝え方に、震災の被害者・犠牲者に対する敬意は感じませんね。

    御巣鷹山の日航ジャンボ機ニュースは、去年は静かだった気がします。
    コロナで登山が控えられたからでしょう。

  6. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
    (そう自分に言い聞かせないと、日本マスゴミ村と同じく、自分は間違えない存在と自惚れそうなので)
     日本もネット社会に変わったら、その結果、外国での発表を(自動翻訳でも使って)日本国内でも知ることが可能になります。そうなれば、(日本マスゴミ村の)海外特派員の仕事の一つが減ることになります。(デジタル配信を使えば、外国メディアの記事を、日本国内でも読むことが可能になります)
     蛇足ですが、日本マスゴミ村の海外特派員で、現地で独自視点で独自取材が出来る人がいれば、その人は生き残ることが出来るでしょう。
     駄文にて失礼しました。

  7. 匿名希望 より:

    初めてコメント致します。
    現在仏壇販売店に勤めている関係で、60〜70代のお客様の対応が多いのですが、確かに「スマホで調べてこの店を知った」と言う方が目立ちます。折込チラシ4割、ネット6割位でしょうか?折込を見て、ネットで確認したなどと言う方もおられます。又、来れない親族にスマホでSNSを使って撮った写真を見せながら相談する・・・などと言うシニアも結構いらっしゃいますね。

  8. カズ より:

    テレビも新聞も雑誌もチラシもネットでみられる時代です。
    ネットと他の広告媒体との境目が無くなりつつあるのかもですね。

    私の母も「操作性がダイレクトで字が大きくなるスマホに限る!」ってことです。

  9. ひろた より:

    ネットの未来。についてですが。
    YouTubeってほとんどが低俗、映像、編集は稚拙ですし収益をあげられるクリエイターってほんの一部でしかありません。
    もともとが他の媒体で活躍していたクリエイターが発表の場をネットに移している方はやっぱりちょっと能力が違いますけど。一部を除けばクリエイターと言っていいものやら。
    例えば、年収1000万稼ぐYouTuberはどれくらいいますか?上位100位くらいの収入ならなら広告代理店、制作会社にはゴロゴロいますよ。
    また、広告をみると安価であったり時には怪しげな広告も見受けられます。
    安価な雑貨、衣類、健康食品の通販への誘導、ゲーム。そういう広告主にとっては良いかもしれませんがそれ以外は魅力的な媒体ではありません。もちろん例外はありますが企業によってはレピテーションマネジメントからそうした媒体を選べばないです。
    現在はネットに力を入れるのは確かですがもっと複雑であり広告にとらわれることはありません。
    目的に応じて媒体など選ぶだけでありそれがテレビであろうがネットであろうが適して入ればよく広告の形になってなくてもまったく問題ありません。
    広告を取り巻くもの考え方が10年以上前からすでに変化しています。
    ラジオ局はすでに経営難から停波する局がでています。昨年は新潟県民エフエムが事業廃止。インターFMのように買収や統廃合はありますしコミュニティFMはスポンサー不足から事業廃止に追い込まれています。
    ラテ兼営がありますからまだ大丈夫なところはありますがそれ以外は厳しいと思います。
    私の母は、昭和一桁ですがとっくにスマホですし、現役の頃からPC使ってます。

  10. ぬくぬく より:

    場を盛り下げてしまうかもしれませんが、私の60代の両親は新聞とテレビが大好きです。新聞購読は止めようと口を酸っぱくして言っているのですが、なかなか止めません。とりあえず3か月止めることになりましたが。父はスポーツ新聞が好きで2日に1回の頻度で買ってきます。その度に私は父に「また買ってきて」と嫌味を言うのですが止めません。

    またテレビ好きは筋金入りですね。朝から寝るまで仕事がない時間はテレビを付けています。せめてワイドショーは頭が悪くなるから止めるよう言って、昼間は少し減りましたが、夜はドラマやバラエティーをずっと見ています。

    そんな両親ですが、二人ともスマホは所持しています。母はスマホのソーシャルゲームをよくやっています。二人ともスマホはそれなりに活用しています。

    ちなみに両親との仲は良好です。心配してくださる方がいるかもしれませんので。

    ネット広告費が増えるのは良いのですが、広告の総額が増えていないのが問題ですね。GDPが20年増えていないということですから。緊縮財政から積極財政への転換は待ったなしです。日本は「失われた20年」でかなり没落してしまいました。

    ワイドショーを見るべきではないと書いた記事をサイトに貼ります。できれば読んでください。

    1. 匿名 より:

      一応読んだけど「だから?」って感じ。有力サイトに自分のブログの宣伝を貼るのは如何なものかと。

      1. ぬくぬく より:

        つまらないと思われるのは辛いですね。それ以上の記事を書けない私が悪いのですが。

        >ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。

        新宿会計士さんは自分のブログの宣伝に活用しても良いと書いているので宣伝に使わせて貰っています。だから問題はないはずです。

        1. 新宿会計士 より:

          匿名のコメント主 様
          ぬくぬく 様
          その他のコメント主 様

          当ウェブサイトの管理人の新宿会計士と申します。いつもコメントありがとうございます。

          当ウェブサイトではコメント入力を自由とさせていただいており、その際、コメント主の方がご自身のブログ、SNSアカウントなどをお持ちの際には、宣伝目的で、そのリンクを自由に貼っていただくことが可能です。コメント本文に貼っていただいても構いませんし、名前欄の下にあるサイト欄に貼っていただいても構いません。

          (※ただし、コメント文字数に対してURLが多すぎるなどの場合は、スパム判定プラグインの誤作動を生じさせるおそれがあります。この場合、もし誤ってスパム判定されてしまっているのに管理人が気付けば手動でコメントのスパム認定を外していますが、承認されるまで時間がかかってしまう場合があることと、誤って削除してしまうことがあることについてはご了承ください。)

          なお、そのURLがスパムサイト(アダルトサイト、違法薬品販売サイト、犯罪誘発サイト、違法課金サイト、非合法・反社会的サイト等)である場合や、当ウェブサイトの趣旨に合致しない場合(たとえば当ウェブサイトと無関係な市民運動のサイト、宗教活動のサイト、企業PRサイト等)である場合には、予告なく削除することがあります。

          今回のケースに関しては、ぬくぬく様がご自身のブログサイトのURLリンクを示す行動自体は当ウェブサイトの趣旨に合致しており、まったく問題ございませんのでご安心ください。

          引き続き当ウェブサイトのご愛読並びにお気軽なコメントを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

          1. ぬくぬく より:

            新宿会計士さん。わざわざコメントありがとうございます。これからも宣伝に利用させて貰います。

            新宿会計士さんの考えと私の考えは必ずしも一致しないかもしれませんが、異なる意見をぶつけることこそ新しい意見が生まれる萌芽でもあります。意見が違ってもご寛恕願います。

            サイトには私がブログを書いている理由を書いた記事を貼っておきます。

        2. 通りすがり より:

          こういうサイトで匿名の煽りをあまり間に受けても仕方がない。ブログ主も良いって言ってるのなら堂々と自分のサイトを宣伝すれば良い。但し、このブログに記事リンクを貼ったらこのブログの読者からは批判的なコメントがこのブログに付くかも知れず、それを貴方も甘んじて受けねばならない。以前ラノベを書いてそのリンクを貼ってけちょんけちょんに批判されてる人が居たが、皆んなそう言う批判の、洗礼を受けて強くなるんだ。

          1. ぬくぬく より:

            ありがとうございます。罵倒されるのは2ちゃんねる(5ちゃんねる)で慣れています。散々レスバしましたから。まあ罵倒されるのは嬉しくはありませんが。ネットは評価するより批判する方が多いですからね。

            書いたコメントには反応が欲しいですね。マキャベリの言葉などを載せたり、政府の経済政策について書いたりしているのですがスルーされることが多く残念です。

  11. 愛読者 より:

    ガラケーを使っている高齢者が,キャリアからの3G停波のDMを見てショップに行くと,店員の営業に負けてスマホを契約してしまう,という現実をご存じでしょうね。問題は,スマホに替えたのはいいが,皆がちゃんと使えているかどうかです。誰か常時教えてくれる人が身近にいないと,苦戦する人も多いようです。最初の関門は「文字入力ができるかどうか」です。そこがクリアできた人は,LINEまでは行けるようです。WEBで検索というのは,意外と難しいみたいです。
    スマホ使いもいろいろなレベルがあって,私見では最上級レベルは,自分でアプリを作れる人だと思ってますが,これは非常に少ない。
    全然関係ないけど,1Gまで無料の楽天UNLIMITEDなかなかいいです。通信費0円が実現できました。それから,Adawayを入れていくと広告があまり来なくなります。

    1. 匿名 より:

      >ガラケーを使っている高齢者が,キャリアからの3G停波のDMを見てショップに行くと,店員の営業に負けてスマホを契約してしまう,という現実をご存じでしょうね。

      別スレで論破されたからって突っかかってるようにしか見えませんが、なぜそう好戦的なのでしょう。当然、高齢者がスタッフに騙され(?)てキャリアの高っかいプランを契約させられるケースは当然にあるでしょうが、それはこのブログエントリーの記事の内容とはあまり関係ないでしょう。

      >問題は,スマホに替えたのはいいが,皆がちゃんと使えているかどうかです。

      貴殿の仰るちゃんと仕えているかどうかの定義がわからないのですが、ブログ主の言う情報弱者 and/or 情報強者はテレビ新聞の情報しか得られない状態じゃなく、自分でググって調べるくらいのことはできる程度であれば新聞テレビの情報を鵜呑みにすることはないだろうって程度の使い方だと思いますよ。

      >誰か常時教えてくれる人が身近にいないと,苦戦する人も多いようです。

      それ、何を根拠に言ってます?何か情報源でも?
      別スレでも韓国との関係でフルボッコにされてましたけど、無駄に上から目線で書くという貴殿の態度も問題を産んでいるように思えてなりません。

  12. 夕刻 より:

    ここに投稿される賢者諸兄(=諸姉)のコメントを拝読するに,一仕事終えて悠々と老後(失礼!)を過ごされる方々(…と思しきご意見…)をときどきお見受けします。と,先日のエクセル論議でも発したように,おそらくその方々が現役当時,まさに今でいうAI初期,真っただ中だったのではないでしょうか。職場にはPCでなくまだワープロの時代で,そのうちようやくDOS(IBM-DOS,MS-DOS),それから3.1で,dir c: enter とかでファイルマネージャから必要な情報にアクセク,もとい,アクセスしてこなす。cmdが打てないと仕事になりませんでした。(…遠い目…)だからその意味では,「まだまだ若いもんには負けていられない」。笑

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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
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