低俗な地上波テレビ番組と高レベルなユーチューブ動画

私自身、普段はまったくテレビを見ない人間ですが、最近、動画はやたらと視聴するようになりました。とくに面白いのが、小型のカメラと自撮り棒を片手に動画を撮影してユーチューブに投稿する、「ユーチューバー」と呼ばれる人たちの制作した動画です。ハッキリ言って、そこらの地上波の番組よりもはるかに面白くてためになる動画も多く、また、チャンネル登録者が30万人を超えている日本のユーチューブチャンネルは、現時点で1000弱にも達しているそうです。5Gの普及を前に、いまや地上波テレビのビジネスモデルは、根底から崩壊しつつあると断言して間違いないでしょう。

陰鬱な正月特番

長い正月休みが始まりました

気が付いたら、今年もあと数日でお終いです。

今年は日並びもよく、いくつかの会社はすでに12月27日(金)で仕事納めを迎えているそうですが、土日が休みの会社の場合だと、

12月28日(土)~1月5日(日)

と、ほぼ1週間の休みがもらえる計算ですね。

世間が年末年始休みモードに入り、街も正月商戦で華やかですし、福袋など、毎年定番の商品には相変わらず高い人気があるようです。また、子供の頃だと、もらったばかりのお年玉を握りしめて近所のおもちゃ屋さんに向かったという記憶を持つ方も多いのではないでしょうか。

いずれにせよ、「正月」と聞けば、私たち日本人にとっては、あの独特の年末年始の雰囲気を共有しているのではないかと思う次第です。

ただ、海外の事情に詳しい人の説明によれば、年末年始に、こんなに長い休みを取る国は、あまり例がないのだそうです。

たとえば、私たちの国に最も近い隣国である韓国や中国、台湾などの場合、年末年始の休日は1月1日だけであり、むしろ本格的な連休は旧正月なのだそうです(※2020年の場合は1月24日以降で、いつまで休むかは国により異なるようです)。

各国の年末年始休暇
  • 日本…12月30日(月)~1月3日(金)(※金融機関の場合は12月31日~1月3日)
  • 韓国…1月24日(金)~27日(月)
  • 中国…1月24日(金)~30日(木)
  • 台湾…1月23日(木)~29日(水)
  • 香港…1月25日(土)~28日(火)
  • マカオ…1月24日(金)~29日(水)

(【出所】著者調べ)

同じ東アジア諸国であっても、旧正月とまったく関係がない日本と、旧正月を大事にする中華圏(+韓国)、という構図がくっきりとしている格好です。

一方で、欧米諸国はクリスマスシーズンに長期休暇を取ったばかりだからでしょうか、新年に長期休むという風習はあまりなく、これと比べても、日本がG7諸国のなかでも非常に特徴的な国だ、という言い方をしても良いでしょう。

正月番組の思い出

さて、ひと昔前だと娯楽が少なく、長い期間休みをもらっても暇を持て余す、という人もいたのではないでしょうか。

こうしたなか、テレビ番組は格好の「暇つぶしの道具」だったのではないかと思います。

あくまでも個人的な思い出に基づく印象ですが、どの局にチャンネルを回しても、地上波各局は正月の特番を組み、着物などで着飾った芸能人たちが画面上で大騒ぎする、といった番組が多かったような気がします(※現在でもそうなのでしょうか)。

先日、動画サイト『ユーチューブ』に発見した映像が、なかなか酷い代物です(※あえて局名と番組名については伏せておきたいと思います。また、著作権侵害がなされている可能性があるため、リンクについても紹介しません)。

この映像は2007年1月3日に放送された正月番組のものだそうですが、芸能人が2人、音楽に合わせて踊りながらしりとりをするもので、たとえば「おせち」という単語であれば、「ち」で終わるため、「ち」で始まる単語(たとえば「チーズ」)を続けて「おせチーズ」と発音するという、非常に単純なものです。

「ミュージック・スタート!」

(音楽が流れる)

芸能人A「おせち、おせち、おせチーズ」

芸能人B「おせち、おせち、おせ●●●」

(●●●には非常に低俗な単語が入ります。)

なお、動画のリンクについてはお示ししません。検索サイトで「おせち、おせち テレビ番組」などと入力していただければ出て来ると思いますので、ご興味があればご自身で検索してください。

2007年頃の地上波テレビでは、正月早々、こんな低俗な番組を垂れ流していたのです。呆れて物も言えませんね。

正直、正月早々こんな番組を見ていたら、頭が悪くなります。

いや、頭が悪い人が、正月早々、こんな番組を見るとでもいうのでしょうか。

テレビのレベル

受動視聴の被害

もちろん、地上波テレビ放送のすべてが「低俗だ」と決めつけるつもりはありません。というよりも、「低俗かどうか」という判断は、視聴する人の主観に依存するので、なんとも判断が下しづらいポイントでもあります。

ただし、ここで少し、個人的な経験をお話ししておきたいと思います。

私自身はかれこれ四半世紀、テレビは自宅にも職場にも設置しておらず、普段、テレビをまったく見ない生活を続けています。そのきっかけは、転職に伴って東京で独り暮らしを始めた際、うっかりテレビを買うのを忘れていたのですが、今日に至るまですっかり買いそびれた、という単純なものです。

ただ、いったんテレビを見ない生活に慣れてしまうと、不思議なもので、テレビが点いていると落ち着かなくなってしまいます。たとえば、レストランや居酒屋などに入ったときに、自分の席から見える場所にテレビが点いていたら、気が散って、目の前の人との対話に集中できなくなってしまうのです。

やはり、タバコを吸わない人が「受動喫煙」の被害を感じる人がいるのと同じで、普段テレビをまったく見ない人間にとっては、地上波の放送を無理やり視聴させられるのを不快に感じる人がいても不思議ではありません。

(※もっとも、レストランや居酒屋でテレビを点けるかどうかはその店の判断であり、客としては「テレビを消してくれ」と店に依頼するわけにもいかず、我慢するしかありませんが…。)

こうした「受動視聴」をせざるを得ないケースとしては、レストラン、居酒屋以外にも、たとえば出張先のホテルの朝食会場や空港・病院の待合室などで四六時中、テレビが点けっぱなしになっているというパターンがあります。

ちなみに、こういうシチュエーションでは、どんな内容が放送されているのかという点に加え、周囲の人がテレビを見ているかどうかを簡単にチェックしてみるのですが、あくまでも個人的印象ですが、テレビを見ている人はほとんどいない気がします。

とくに最近だとスマートフォンが普及しているためでしょうか、ホテルの朝食会場や空港・病院の待合室では、大音量で点けっぱなしのテレビを視聴している人は、とくにビジネスマン世代ではほぼ皆無ではないかと思う次第です。

「びみしい」「いわくらぐし」

さて、そういう事情もあるため、私自身は自宅にも職場にもテレビを置いていないため、能動的にテレビを「観る」ことはしませんが、外出をする機会が増えれば増えるほど、受動的にテレビを「見る」ことはあるのです。

とくに、個人的には10年ほど前、地方出張をする機会が非常に多かったのですが、とくに印象に残っているのが、2013年3月ごろに某地方空港で見た、次のような番組です。

  • 芸能人と思しき複数の男女が出演している
  • 出演者はCGのゲーム画面を操りながら、簡単なクイズ(例:漢字の読み方など)に答えていく
  • 答えを間違えるとCGのゲーム画面で「爆発」が生じる
  • そこでスタジオは爆笑に包まれる

…。

ちなみに、驚くべきポイントは2つあります。

1つ目は、この番組のクイズで出てきた問題は、「美味しい(おいしい)」だの、「岩倉具視(いわくら・ともみ)」だのといった、ちょっと一般常識があれば誰でも非常に簡単な漢字の読み方ばかりである、ということで、2つ目は、この番組に出ていた出演者らが、ことごとく答えを間違っていたことです。

たとえば、ゲーム画面を操った出演者らは、「美味しい」を「びあじ?しい?」「びみ?しい?」、「岩倉具視」を「いわくら?ぐみ?ぐし?」などと叫んで、ゲーム画面で「不正解!」という表示とともに大爆発が生じ、そこでスタジオは大爆笑に包まれる、というわけです。

大変申し訳ないのですが、この番組を見た瞬間、次の2つの仮説が浮かびました。

  • バカ騒ぎするしか能がない芸能人らが、教養のなさを露呈しながら笑いを取る番組である。
  • 番組製作者や出演者らは、本気でこれらの問題が「難問だ」と思っている。

前者が真相ならば、出演者らは自分たちのバカさ加減を、テレビ放送という公共の電波を使って全国に届けることで笑いを取るという、相当に自虐的な人たちですし、後者が真相ならば、思わず「視聴者をバカにしているのかな?」と思ってしまったほどです。

低レベルのスパイラル

くどいようですが、私自身がすべての地上波テレビの番組を視聴しているわけではないのにくわえ、「テレビ番組が低俗かどうか」というのは、見る人の主観にも依存するため、「テレビは低レベルだ」と決めつけるつもりはありません。

ただ、インターネット上のさまざまなつぶやきなどを眺めていると、一般的に「地上波テレビ番組のレベルは高くない」と感じている人がそれなりに多いことは事実ですし、ここでは「地上波テレビ番組のレべルは総じて低い」という命題が正しかったとすれば、その原因は何かと考えてみる必要があるでしょう。

わかりやすい説明は、次のような「低レベルのスパイラル」です。

  • 番組のレベルが落ちる
  • 教養のある人々がテレビを視聴しなくなる
  • 番組のレベルを落とさざるを得なくなる
  • ますます視聴者のレベルが落ちる

ちなみに、NHK以外の地上波テレビ局は、収入源の大部分をスポンサーからの広告に依存しており、スポンサーはテレビで広告を出稿するに当たり、その番組を見ている(観ている)人々の性別、年齢、学歴、年収水準、嗜好などを意識するはずです。

個人的には、テレビを日常的に視聴する人たちの特性(とくに年齢と学歴、年収など)には非常に高い関心があるのですが、もしかするとここ10年、あるいは20年で、テレビの視聴者層自体が変質して来ている可能性はあると思います。

そもそも「視聴率」って…

ただ、ここで根源的にもうひとつ、重要な疑念があります。

そもそも「視聴率」とは、いったい何でしょうか?

以前、『「27時間テレビ」から漂う、テレビ業界自体の問題点』でも報告したとおり、この「視聴率」という代物は、非常に怪しいと言わざるを得ません。

「27時間テレビ」から漂う、テレビ業界自体の問題点

日テレ広告ガイド』というウェブサイトによれば、視聴率の調査はビデオリサーチという会社が独占していて、関東地区、関西地区、名古屋地区、北部九州地区、その他の地区によって調査方法が異なっており、

  • 「ピープルメータ(PM)という機械を使って世帯/個人のリアルタイム/タイムシフトの視聴率を同時に調査する」(関東・関西・名古屋地区)
  • 「PMでリアルタイムの個人と世帯の視聴率を同時に調査する」(北部九州地区)
  • 「オンラインメータという機会を使って世帯視聴率を調査し、日記式アンケートで個人視聴率を調査する」(上記以外の地区)

という区分だそうです。

しかも、調査自体も「視聴開始時と視聴終了時に視聴者がボタン入力する」などのきわめてアナログ的な手法で計測されていて、あくまでもサンプル調査に過ぎず、正直、視聴率自体を信頼して良いのかどうかという疑問は残ります。

広告を出稿する側から見て、「どんな階層の人が・いつ・どのコンテンツを見たのか」、あるいは「どの層にどのCMを流すか」という点が選べるのと選べないのとでは、広告の効果はまったく異なります。

企業の広告出稿担当者であれば、「自社が払った広告料がどれだけの売上をもたらしたか」を統計的・科学的に検証したいと思うはずですが、こうしたことがテレビ広告だとまったくできなくなっているのではないか、という気がしてなりません。

テレビを捨てて…

地上波テレビを「観る」、は、成り立たない?

さて、当ウェブサイトでは先日の『「報道機関」を個人が経営できる時代がやってきた!』のなかで、インターネット環境とウェブ技術の発展にともない、これまで「報道機関」と呼ばれる組織が担ってきた機能の一部または全部を、個人が代替できる時代が到来しつつある、と報告しました。

「報道機関」を個人が経営できる時代がやってきた!

要するに、テレビ局や新聞社などでなくても、その気になれば、インターネットを使って情報発信をすることができてしまう、というわけです。

私自身がテレビを「観」ない最大の理由は、テレビを通じて自分が知りたい情報を適時に得ることが難しいからです。

そもそも論ですが、先ほど、「『観る』は能動的な行為」で、「『見る』は受動的な行為だ」と申し上げましたが、よく考えてみると、「地上波テレビの視聴」とは、最大でもわずか8局という限られたチャンネルで流れてくる情報を視聴者が受け取るだけのものです。

したがって、そもそも「地上波テレビ」を「観る」という「能動的行為」が成り立つとしたら、それは、たまたま「①目当ての番組があって」、かつ、「②その時間にテレビの前に座っていることができる」という幸運に恵まれたときに限られているはずです。

(地上波ではありませんが)BSフジの『プライムニュース』で鈴置高史先生や真田幸光先生が出演されるときには、メモを片手にテレビの前に座るという人がいるかもしれませんが、そのような番組がそこまで多いとも思えません。

したがって、「地上波テレビを観る」という能動的行為自体、そもそもほとんど成り立たないものなのかもしれませんね。

インターネットを覗いてみよう!

さて、公共の地上波を低俗な番組が占領している間に、インターネット空間ではおもしろいコンテンツがどんどんと生まれています。そして、最近の動画サイトだと、非常に画質や音質の高い動画を再生することができるようになりました。

地上波テレビと異なり、動画サイトで配信されている動画には、製作費は決して高くないと思しき、しかし、工夫や発想が素晴らしく、とても面白いと感じてしまう動画がたくさんあります。

個人的に注目するユーチューバーのひとりが、「ジブリおじさん」という名前で活動する、シンガポール在住の男性(チャンネル登録者数10.7万人)です。

「ジブリおじさん」さん、「おじさん」と名乗ってはいますが、おそらくは20代後半から、せいぜい30代前半くらいの方で、以前は路上ライブ(※彼は演奏がとても上手です)の動画も多数配信されていたのですが、最近は旅動画や「食べる動画」などを積極的に制作・配信されているようです。

そのなかでもとくに面白いのが、次の動画です。

シンガポールで最も危険な場所『イーシュン』に潜入🇸🇬|そこで見たものとは

個人的に、シンガポールには仕事で行ったこともあるのですが、失礼ながら「イーシュン」という地名は初めて聞きました。動画の趣旨についてはリンク先で直接ご確認いただければと思うのですが、この動画を巡って、シンガポールのローカルメディアが記事にしているのです。

S’pore-based Japanese vlogger scores surprise hits with videos on Yishun, HDB flats(2019/12/27付 TODAYより)

たしかに、日本人ユーチューバーが地元を詳しく取り上げてくれているとなれば、シンガポール人としても面白いと思うようです。実際、「ジブリおじさん」さんは英語に堪能で、動画でも英語の字幕が付いているため、シンガポール人も多数視聴したらしく、ある動画が日本とシンガポールで同時に話題になったわけです。

ちなみにこの人物の他の動画も、ほとんどは個人で(あるいは協力者と2人で)撮影・編集したものばかりで、等身大の目線から作成されていて親しみやすいだけでなく、クオリティ自体も非常に高く、「自分自身がそこに旅をしている」かのような体験ができてしまうという優れものです。

(なお、旅行動画というジャンルでは、チャンネル登録者35.5万人の「スーツ」さんや、チャンネル登録者数16.5万人の「おのだ」さんの動画も面白いので、是非、覗いてみてください。)。

発想が面白すぎる!

発想が面白いという意味では、こんな動画も紹介しておきましょう。

【手作り】太鼓の達人作ったったwwww

これは、チャンネル登録者数67.8万人を誇る「よみぃ」さんというピアニスト・作曲家・ユーチューバーの方が投稿したもので、ゲームセンターなどにある「太鼓の達人」というゲームを手作りしてしまおう(!)という、とても奇抜な(というか凄い)企画です。

ご存知の方も多いと思いますが、「太鼓の達人」とは、バンダイナムコが開発した音楽ゲームで、画面に表示される「ドン」「カッ」などの符合に合わせ、タイコをバチで叩いて楽しむゲームです。

これがゲームセンターに登場したのは2001年頃だそうですが、大ヒットを繰り返し、現在ではどのゲームセンターに行ってもこの筐体が設置されていて、日々、さまざまな曲が配信されているのだそうです。

リンク先の動画では、「よみぃ」さんやその友人らが、模造紙を細長く切ったものに手書きで「ドン」「カッ」を書き、それをグルグルと巻き取って、手でそれを引っ張り、プレイヤーが「タタコン」を使ってプレイする、という面白いことをやっています。

ただ、単なる「オモシロ動画」ではなく、実際に「よみぃ」さんがピアノを弾きながら、音楽を流すという趣向のものです。「よみぃ」さんの他の動画を視聴していただければわかりますが、「よみぃ」さんのピアノの腕は超一流であり、また、絶対音感を持っている人物でもあります。

ちなみに、次の動画では「よみぃ」さんの凄さがわかると思います。

「ピアノの音が1音だけ違うドッキリ」を違わなくするドッキリ仕掛けたったwww

ネタバレを防ぐため、内容については視聴してみてのお楽しみ、としましょう。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

さて、チャンネル登録者数30万人以上の日本のユーチューブチャンネルは、現時点で1000近く存在しているようです。途方もない数ですね(笑)

ちなみに当ウェブサイトで言及することがあるスーツさんはランキングで650位くらい、よみぃさんは300位くらいだそうですが、逆にいえば、誰でも自分に合ったユーチューブチャンネルを1つや2つは見つけられるのではないか、ということでしょう。

ユーチューブの場合だと「視聴率」ではなく「再生回数」が厳密にカウントされますし、コメント機能や「高評価」「低評価」機能もありますので、地上波テレビと比べると視聴者数、視聴者属性などの透明性は非常に高いといえます。

結局のところ、ユーチューブで儲けるためにはチャンネル登録者数が必要ですが、チャンネル登録してもらうためにはそれなりのクオリティの動画を配信しなければなりません。このため、下手をすると、すでに地上波よりもはるかに高いレベルの動画も出現し始めているのです。つまり、

  • 広告収入が得られるため、優秀なクリエイターが自然と集まる
  • 面白い動画がたくさんあるので、視聴者も集まる
  • 動画の視聴回数、評価、視聴者属性に関する透明性も高いので、広告主も集まる
  • 広告主としては、地上波テレビではなく、ますますネット広告に力を入れる
  • ますます広告収入を目当てに優秀なクリエイターが集まる

という、良い意味でのスパイラルが生じているようです。

地上波テレビの経営は、5Gの登場を待たずに、意外と早く崩壊するのかもしれませんね。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. tk より:

    今秋にテレビ東京の社長がスポット広告収入がガタ落ちしたと嘆いていましたね
    テレビ東京は低予算のインディーズ的な番組が多いのですが、今や有名youtuberの金をかけたコンテンツよりも安っぽく見えてしまう始末
    他のテレビ局も不動産などで本業を補い、利益を出している状態のようです
    来年の東京五輪が地上派テレビの最後の花火になるかもしれません

    1. ハゲ親父🐧 より:

      tk様
      そういえば、東京五輪がテレビ普及の契機でしたね。🐧

      1. めがねのおやじ より:

        ハゲ親父様

        突然失礼します。テレビ普及は1959年4月の「皇太子殿下美智子妃殿下ご成婚」だったと思います。この直前に家庭用テレビが爆発的に売れました。

        我が家は1958年です。私は覚えてませんが、長姉が「テレビで読売巨人の川上が打っていた。監督ではない」と言ってましたから(笑)。毎夜近くの人らが見に来てましたっけ。

        1964年東京五輪時は、白黒14〜16インチ程度の手でガチャガチャチャンネルを回す「ロータリー式チャンネル」のテレビ。

        ほとんどの家庭に既にあったと思います(大概の家庭は月賦です)。カラーは給料の10か月とか。とても庶民は買えませんでした(笑)。

        1. ハゲ親父🐧 より:

          そういえば、カラーテレビに変わった頃はテレビの画面に総天然色とかいうテロップが流されていました。🐧

  2. はにわファクトリー より:

    当方もYoutube視聴に時間をずいぶん使っているタイプです。TVは電源をまったく入れていません。近頃気に入っている動画とは、旅行したい先の「旅モノ・地史モノ」を地元に住んでいるひとが語ってくれるというものです。スマホ動画の画質向上はすばらしい。Youtubeコメントにどんなことが書かれているかに注目していいでしょう。書籍やTVラジオではまるで得ることができない遠く離れたひとたちの「歴史認識・史観」に触れることができるのです。好事家のみならず研究者さんたちは真剣に取り組むべき豊穣な情報源と思います。

  3. 匿名 より:

    自分が単に嫌いというだけで相手を低俗と罵ってマウントするような人だったんですね、悲しいです。

    どれだけ論理的に説明してもだめです。答えを決めてからその答えに合わせた論理を作って正当化しているだけですよ。

    嫌いなら嫌いと言ってください、子供のわがままのように。そして好きなものを理由をつけずに好きと言ってください。
    私はむしろそういう人の方がリスペクトできます。

    1. ハゲ親父🐧 より:

      嫌いだニダ。🐧

    2. 後期高齢者 より:

      大嫌いだ

    3. 自転車の修理ばかりしている より:

      匿名様

      論理的な説明は後付けだからダメだとおっしゃいますが、その「嫌いだから貶している」という決めつけがあなた自身の「答えを決めてからの正当化」ではありませんか?

      新宿会計士様は、報道が嫌いだから非難しているのではなく、報道が非難されるようなことばかりしているから嫌いになったのだと私は思いますが、その辺りの因果関係をどうして前者だと判定できたのか、教えていただけば幸いです。

    4. 自転車の修理ばかりしている より:

      匿名様

      連投失礼。

      好きなら好き、嫌いなら嫌いというのは率直で人間として好ましいですが、こういう評論系サイトにそれを投稿することはあまり有意義だとは思いません。

      「私は花より団子が好きだ」
      「ああ、そう。個人の勝手だものね」

      話が転がらないじゃないですか。新宿会計士様が方針として掲げておられる「討論を通じての考えの深化」には繋がらないと思います。論を交わすためにはパトスだけでなくロゴスが必要です。その辺りは日韓の噛み合わない議論を見ていればよくわかると思います。

      科学的論理を否定するのは朝日新聞ぐらいで十分です。

      1. とある広島市民 より:

        同感です。

        子供のわがままのように好き嫌いを放言するだけのサイトに、知的好奇心を刺激されることはありません。
        ここは一つ一つ調査し分析され、客観的な事実を基に考察されているから大変面白いのです(これだけの量を頻繁に更新されるのは、本当に大変だろうなといつも感じています)。

    5. 簿記3級 より:

      こういう頼んでいないのに後頭部を殴られた的なコメントは好きです。

    6. 匿名 より:

      低俗なものは嫌いです。
      人格攻撃は、もーっと嫌いです。

  4. 匿名 より:

    マスゴミ・オールドメディア批判的な記事にはすぐこういう脊髄反射のような反応が起きますね

  5. 老害 より:

    >・バカ騒ぎするしか能がない芸能人らが、教養のなさを露呈しながら笑いを取る番組である。

    受けるために、計算尽くで低能を装う芸能人もいる気がします。
    それが透けて見えると、見ていられない番組になりますが。
    ボケるにも、芸が必要です。

    1. 自転車の修理ばかりしている より:

      老害様

      受けるためにボケを装うのは芸人根性としてありそうだと感じます。
      それよりウソ寒いのは、実は全部台本があって、この人はおバカ役、あの人はお利口役というふうに割り振られているのじゃないか、番組として成立させるためのすべてお芝居なのではないかという考えです。

      我々はTVの中のおバカを笑っていますが、番組制作者はそれに騙される視聴者を更に上から笑っているのかもしれません。

      1. 日本人で良かった(銀河英雄伝説を無視できない大人) より:

        その通りだと思います。
        確信ではありませんが「驚きの映像」など各番組で使い回しているのですが出演者は異常な驚きを見せます。
        笑点でも台本がある!との話も聞きますので。
        それを分って楽しむかですが私はノーサンキュ ですね

        1. 自転車の修理ばかりしている より:

          日本人で良かった(銀河英雄伝説を無視できない大人)様

          うろ覚えなのですが、何かのドキュメンタリー「風」番組で、終了時のテロップに放送作家の名前が挙げられていて「?」となった覚えがあります。

          まあ、あまりに全てを疑いだすと「カプリコン・1」になってしまうのですが。

    2. 匿名 より:

      自覚しながら計算づくでやっている人間もいると思います
      ただそれは芸ではなくテレビ局・芸能事務所に対する忖度(彼ら自身が広めた意味合いで)の技だと感じますね

  6. ラジオはMMT より:

    我が家では、Netflixなどの動画配信中心ですね。

    テレビで見るのはドキュメンタリーばかりです。最近、気に入ってるのは、トウェルブTVのchina hourで、中国中央電視台(CCTV)が作ってるんですが、あまりのクオリティの高さにびっくりしてます。中国人スタッフの皆さん、根性あります。

  7. 一見さん より:

    最近同居してる80過ぎの親が生きてる間に東京オリンピック見たいだろうなぁと思って4Kテレビを購入しましたが、
    仕事が休みの日の朝に(平日です)リビングに入るとテレ朝の玉川の見たくもない顔がアップで映ってて閉口します。
    私も私室にテレビはありますが、数分文字放送のニュースを見たら後はアマプラとYouTube専用モニターに変貌します。
    見てる内容は「番組」として構成されているものが多いですね。高画質の定点ライブカメラをボケーっと見続けてることもありますが。
    たまに遊びに来る甥は来るなりスマホを繋いでゲーム実況動画ばかり見ています。

    世代によってテレビから「受け取りたい情報」が全く異なってるんですが、放送業界の人やスポンサーは今のままの体制で進んでいったら
    世代が代わったタイミングで自分らのお仕事が消滅してしまうと考えた事も無いんでしょうか?
    まぁ、NHKを筆頭に組織が肥大化しすぎてしまって考えたとしても身動き取れないんでしょうが。

  8. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     地上波テレビにしても、ユーチューブにしても、番組が面白いかどうか
    は作り手の発想次第だと思います。(だから、ユーチューブにしてもピン
    キリなのです)
     しかし、この2つで大きく違うところは制作に関わる人の人数ではない
    でしょうか。人数が多い程、全員が(ある程度)納得させるためには、あ
    るいは何処かも文句が出ないようにするためには、無難な番組にする、あ
    るいは最低レベルの人に合わせる必要があるのではないでしょうか。
     トップが覚悟を決めて冒険できないという点では、テレビ局だけでなく
    日本企業全般の言えることなのかも、しれません。

     駄文にて失礼しました。
     

  9. 寺子屋かっちゃん より:

    地上波はやはり、チャンネルが限られていることがネックですね。前述のクイズ番組も、そもそも会計士さんの言う「教養の高い人」はそもそもその番組を見ないかもしれないし、恐らく学生のいるファミリー層を狙っているのではないでしょうか。とすれば、難しい漢字過ぎても子どもが離れるし、かといって簡単すぎるとそれはそれで親も子も離れますよね。絶対にクリアできないゲームや誰でも簡単にクリアできるゲームが売れないのと同じでしょうか。「岩倉具視」「美味しい」くらいであれば、一般教養のある大人であれば分かって当たり前で幼い子どもからすごいと思ってもらえるかもしれないし、勉強して知識のついた子供であれば親からすごいねと褒めてもらえるかもしれない。解答者はあくまでキャラクターであり、「おバカキャラ」と「物知りキャラ」のバランスを大事にしなければ、見ている方も飽きてしまう。おバカな解答をしていた芸能人が実は実は頭が回る賢い人だった、ということもありますよね。なにはともあれ広い層を狙った結果、そのコンテンツが物足りない人も多々出てくるでしょう。それはYouTubeも同じだとは思いますし、YouTubeにも「低俗」なものはあると思いますが、それらは淘汰され、良いチャンネルが残っていくのでしょう。それでも、地上波よりも圧倒的なチャンネルが存在します。長々と私見を書き連ねてしまいましたが、やがてテレビ業界は立ち行かなくなっていくのだろうと私も思います。

  10. tk より:

    youtubeで中国製の某三国志ドラマが視聴できてしまうのですが、驚きなのは全96話で総製作費が35億円程度だということです。
    大河ドラマの1年の予算がこれと同程度らしいのですが、悲しいかな、スケールや物語の質において向こうのほうが遥かに優ります
    何よりも、戦国時代なのにお花畑な平和主義を押し付けがちな大河ドラマと違って、ちゃんと血沸肉踊る合戦を正当化している(戦いの時代だから当たり前の話ですが)
    点も評価できます。
    さて、来年の大河ドラマも、明智光秀が「虐殺は嫌でござりまする」と苦悩する平和主義者と画かれそうでゲンナリしそうです。

  11. より:

     発達障害もちとしては、NHK他が研究と事実に基づく、健常者(納税者)にとってお得になる障害者情報を流してくれる点は、「楽しさ」以外の情報番組としては価値があると認識します。
     ネットだと興味あるものしか見ないので、公共放送(or電波独占放送)は、自ら検索しないような「公にとって有益となる最新の技術、研究」を流して欲しいところ。そして日本の技術や研究の投資を促す流れを生んで欲しい(税金の無駄遣いダメー的なものではなくorz)
     医師と当事者による「Aという協力が少しご配慮頂けたら、Bという素敵な成果の出る仕事を達成→納税額増」しかし「Aという協力がないと、障害者年金でギリッギリの生活→更に悪化→医療費と生活保護費増」というような
    健常者の協力が最終的には全体にとって有益になるんだよーっというケースとか、
    逆に健常者に協力ばかり求めてると健常者もうつ病等により、医療費増えるから、仕組み(法や福祉)を使って、健常者が負担を負わない番組を増やして欲しい。
     当方もテレビを持たなくなって5〜6年になりますが、病院やお店に行くと点いていて、聴覚過敏がつらいので、基本的にノイズキャンセラー(イヤホン)が必携となります。

  12. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    地上波テレビを見なくなって、多分3年過ぎました。会計士さんの話に出てくる、さして難しくない漢字の読み方、カタカナで出題して漢字書かす。

    それを間違える。大音響で爆死、笑いを誘う。こんなん、何年もやってて、某一流大学卒はほぼ、正解、芸人は間違い。某東京大学チームは正解、、何が面白いのか訳わかりません。非常に腹立たしさを感じる。

    それといつの頃からか、途中でCM入ると画面が再開すると、20秒ほど巻き戻しになる。時間稼ぎか?見ていた頃、イライラしました。内容は低俗、見る人に合わせてるのでしょう。

    YouTubeで私が今はまっているのは、音楽の生演奏です。特にアコーディオン、ピアノ、クラシックギター。とても良い。高名な方もシロウトさんも、バックの絵と音楽がマッチして、素晴らしいです。

  13. 酒が弱い九州男児 より:

    低レベルのスパイラルの下りですが、私の考えるスパイラルは、新宿先生の「番組のレベルが落ちる」理由として、左派、人権派弁護士、自称インテリなどが「言葉狩り」や「差別」を前面に出し、やれることが少なくなってくることで、業界自体が縛られていっていることだと思います。

    視聴者のクレームを気にして、放送禁止用語や自粛する演出などが増えることにより、自由にチャレンジできることが少なくなり、そうなると比較的自由に何事にもチャレンジできるYouTubeとは品質(レベル)の差がでてくるのは当たり前だと考えます。

    普段「表現の自由」を標榜するマスコミにとって、自縛的なこのスパイラルはに皮肉と言うのではないかと思う次第です。

  14. 匿名 より:

    テレビは洗脳のツールで、国民を愚民化するためのものと苫米地さんの著作で読みましたが(いろいろな論者が指摘していますが)、まともな国民はテレビを見なくなりました。一部の新聞も同様です。

    ネットや書籍で情報が取れますし、テレビ局自体が愚民になってしまったようです。

  15. 通り過ぎます より:

    昭和の頃、大宅壮一がテレビのおかげで一億総白痴化なったといってました。
    テレビを製作する側が、地上波は(教養に興味がない・受身で十分な)一般の最低基準に合わせてるのでしょう。

    自分もたいした能力もありませんが、受身でいたくあありません。ネット時代でよかったと思うこのごろです。

  16. 匿名 より:

    現在の構造でのTV業界が崩壊したらどうなるのか?逆にコワイ世の中になるかもしれませんね。地上波TVは概ね受動的で、衛星/有線は概ね能動的です。しかしネットは両者の特性を備え能動的かつ受動的だと言えます。というのも、YOUTUBEでもそうですが、個人の嗜好を判断して自動的に動画を提案してきます。何気なしに(ほぼ受動的に)、興味をひくサムネイルとタイトルがあると視聴してしまうワケです。それなりに知的な人でも、ユダヤ陰謀論(根拠ないデマ)の同じような動画を何度も見てたりとか(例え悪いかも)。なので、知的水準やイデオロギーが原因で、得ている情報の隔絶が広がり、より分断された世の中になっていき、安定とは程遠い感じになるのではないかと思います。TVの洗脳もコワイですが、ネットの中毒性もコワイです、、

  17. だんな より:

    私は、テレビ見てます。NHKの受信料も払ってます。
    Youtubeは、以前よりあまり見なくなりました。
    この中では、変わり者ですな。
    テレビで見るのは、スポーツがメインです。
    バラエティも、さんまやたけしなら見ます。
    オールドメディアは、信用していませんので、ニュースはどういう嘘をつくかと思ってみてます。
    だけど、選択を狭める必要はなく、自由に見ればいいと思います。

  18. H より:

    私はTV見ます
    N◯Kだとブラ◯モ◯とか好きです

    民放もYoutubeもネットも
    低俗争いしたら変わらない
    ように思います

    見る側のレベルに合うものが
    作られるのではないでしょうか

  19. 匿名 より:

    情報精査能力といいますか?情報テリラシー?
    自分自身、一応、身に着けていると思いますが
    仕事で疲れて帰ったときに、受動的にTVを見る時にでも
    製作側の意図とか狙いがわかり過ぎの番組があります。

  20. 愛読者 より:

    テレビ局にいる友達が昔ぼやいていたことですが「BSでチャンネルが増えて,制作しないといけない番組は増えてけど,BSはCM収入が少なくで,地上波の番組制作予算を圧迫している」とのこと。最近は,視聴率低下で,もっと制作予算が減っているはず。テレビ番組表を見ても,これなら低予算で作れそう,という番組が増えていると思いませんか。もっとも,制作費をかければ,いい番組が作れるわけではありませんが。個人的には,昔から視聴率の低そうな番組を結構見ています。NHK教育の囲碁・将棋番組は毎週欠かさず(録画して)見ていますが,視聴率1%あるかないかだったと思います。NHK BSの朝のワールドニュースも視聴率低いかな。もう少し視聴率が高そうなのはNHK特集とか。民法はあまり見なくて,ずっと昔,小池百合子氏がキャスターをしてたときのテレビ東京のワールドビジネスサテライトとか好きでしたが,まだ残っているのかな?娯楽系だと「ブラタモリ」は結構面白いです。

  21. はぐれ鳥 より:

    TVも、長い目で見れば、世の中に支持されるもの(配信媒体・コンテンツ)が生き延び、そうでないものは淘汰される、という単純な世界だと思います。配信媒体で言えば、フィルム映画はTVに追われ、そして今度は、TVがインターネット動画に追われ、将来は、インターネット動画に代わるものが出現するでしょう。コンテンツも同様です。質のいいものというより、消費者ニーズがあるものが、たとえ低俗でも生き延びるでしょう。その点、ユーチューブなどは、コンテンツの多様性が、TVとは比較にならないほどあるので有利ですね。

    生物進化とのアナロジーで言えば、紙媒体の大手新聞もそうですが、TVが、インターネット時代に生き残っていくには、特殊化(いわゆるガラパゴス化)するしかないと思います。というか、現在の新聞・TVのあり方を墨守し続ければ、自然と特殊化すると思います。但しその場合、既存の新聞・TVの市場は、インターネット経由のメディア・コンテンツに喰われ、縮小していくでしょうから、ニッチなコンテンツに特化し、小さな市場でも生きていけるよう、自分の体格を小型化する等の努力(生物進化の場合の島嶼適応)は必要です。

    まあ、私もTVをよく見る方だと思います。ただ、見たいコンテンツ(最近は中国の歴史ドラマやドキュメンタリーなど)を録画予約し、放送後まとめて見る事が多いです。確かに、現在のTV放送は、地上波・BS共に、私の興味を引くコンテンツが少ないのも事実です。もっとも多すぎても、一日中TVばかり見ることになるので、それはそれで問題ですが。それにつけても、NHKの受信料、早く何とかしたいですよね。

  22. M より:

    テレビはビジネスモデルが古くて、インターネットの新しいビジネスモデルに対抗できない。
    コンテンツ量、時間の自由、デバイスの自由、双方向性、参入障壁の低さ等々、太刀打ち不可能。

    強みは電波の占拠くらいしか思いつかない。

  23. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    改めまして、私はテレビが嫌いです(笑)。家から無くなって3年経ちましたが、何も不足には思いません。私自身変わり者なんで、テレビ芸人というのが、これまた嫌いでねー。

    タ◯リ、さ◯ま、◯田◯矢、◯ジョー◯、◯田◯キ子、局アナとコメンテーター。テレビあった頃から、映った瞬間消してました(笑)。

    馬鹿笑い狙い、スポーツ選手をいじくるような運動会モドキ的番組。つまらないコント、スタジオ参加者はよく笑うし、絵が綺麗から女性のみ、CM多過ぎ(音量もデカくなる)、、が大きな理由でしょうか。

    こんなん見てたら阿呆になりますよ。NHKは作りや内容が良いと言う方もいらっしゃいますが、結構な経費使ってるんだから、当然じゃないかと思いますし、朝の連ドラや大河ドラマ等、完全にマンネリを通り越してます。

    結局テレビがマスコミの王座だった時代は、S30〜H25ぐらいまで、もう今や完全に過去の遺物級ですネ。

  24. 匿名 より:

    どうでもよい話ですが、年末年始を休む日本は特殊という指摘ですが、米国駐在やドイツとビジネスをしていた経験では、彼らはクリスマスから1月1日までは休暇を取るので、若干日にちのずれはありますが、日本と同じ感覚です。

  25. カズ より:

    YouTubeの特徴は、多様なチャンネルからの「選ぶ楽しみ」にあるのだと思います。
    嗜好の合う特定視聴者獲得のための創意工夫には感心するものがあります。

    TVは、万人受けを狙わなければならない宿命もあって、ある程度の低俗化傾向は避けられないのかもですね。

    ただ、バラエティを一括りに「低俗な」と決めつけるのではなくて、「びみしい」との解答を期待しての視聴者も存在する訳なのですから、YouTubeと同様に多様な選択肢のひとつとしての位置付けであれば充分にアリなのだと思います。〔嫌なら見なければいいので・・。

    けれどもニュース報道や歴史ドキュメンタリーにおいても、事実をねじ曲げてまでスポンサーの意に沿うだけの安直な番組制作しかできないのであれば、TV放送の存在意義自体に疑問を呈さざるを得なくなってしまうのかもしれないんですけどね。

  26. りょうちん より:

    今、家族が見ていたのですが、マジでBPOに電話しようかと思ったのが、

    認知症のある後期高齢者をクイズの回答者にして、頓珍漢な答えをさせて笑いを取る

    という醜悪な番組です。
    この番組を企画して収録して、放映するまでに誰一人問題意識を持たないというTV業界の人権意識にびっくりです。

  27. 愚塵 より:

    事実をねじまげてまで自衛隊配備に反対する番組をたれ流すとは、まるで中国の国営放送っ
    .
    https://monqu.web.fc2.com/isigakiNHK.html

  28. 愚塵 より:

    NHK印象操作報道の被害者談
    .
    https://monqu.web.fc2.com/fuwafuwamodern.html

  29. 七味 より:

    テレビはあんまし見ないけど、全く見ない訳じゃないのです♪

    朝のニュースと天気予報はそれなりに見てるし、たまにレポーター役の芸能人(名前が出てこない(>︿<。))が街中をブラブラする番組とかも見てるのです♪

    あと、ぽかっと時間があるときにザッピングして面白そうなのに当たることもありますしね♪

    あと、YouTubeはほとんど見てないのです。テレビもそうなんですが、動画って自分のペースじゃないから結構苦手なんです♪
    ・・・・なんていうか、風景だったら、たくさんの写真をのんびり自分のペースでめくっていきたいのです♪

    ところで新宿会計士様の論稿の最後で
    ・ますます広告収入を目当てに優秀なクリエイターが集まる
    とされていますが、将来は、番組制作会社みたいな組織でYouTuberやるようなのが現れて、学生さんとかの就職先として人気でてりするのかな?って思ったのです♪

    1. よーかん より:

      芸能人YouTuberや一部の保守系チャンネルの番組はテロップの出し方などから、テレビ局の下請け制作会社に編集の実作業を任しているのだろうと思ってます。特に芸能人YouTuberはテレビの自由にモノを言えない雰囲気に嫌気がさしてYouTubeに流れてきている感じがしてて、非常に良い傾向だと思います。

  30. 特命 より:

    子供の頃、冬休みのテレビ番組で「芸能人隠し芸大会」を楽しみにしていました。今はテレビを見ないのでまだあるのかすら知らないですが。
    当時は番組のために半年ほど練習されて、かなりしっかりした作りのものを披露されていました。ドリフの加藤さんの連獅子に大変感動したのを今でも覚えています。
    それがいつの間にか、半月ほどの練習で一発芸程度のものしか披露されなくなったので、見るのを止めてしまいました。
    芸能人の方々も忙しくなったのか制作費がないからなのか…いずれにしてもテレビ番組の質が昔より落ちているのは確実だと思います。
    紅白も冗長な作りになって見なくなりましたしね。

  31. 匿名 より:

    YouTubeではしくじり企業シリーズがすきですね
    倒産した企業の歴史と何故倒産したかを15分程度で面白おかしくまとめてます
    これは絶対にテレビではできない番組でためになります
    JALとか日産とか取り扱ってるので地上波で同じような放送は絶対無理でしょう

  32. こんとん より:

    本年も様々な記事の投稿ありがとうございました。これからも無理のない範囲での更新頂ければ嬉しいです。

    さて、タイトルの低俗な地上波テレビと高レベルなユーチュブですが、本意は理解できますが全てを一様にレッテル貼ることはいかがかと思われます。
    地上波テレビもユーチューブもインフラの種類に過ぎず、それらインフラにより提供されるコンテンテンツには、低俗なユーチューブも数多く存在し、高レベルな地上波コンテンツも探せば存在すると思うからです。

    返信コメントで例を挙げられている方の通り、NHKのブラタモリは私も好きなコンテンツですし、日テレ系の鉄腕DASH(ジャニーズのTOKIOがやってる番組ですが)は農業や漁業・工芸や建築etcと開始以来10年以上に渡り日本の伝統文化の紹介と保存継承を主題とした高尚なコンテンツだと私的には感じます
    (丁度年末の特番紹介で、無人島に古来の反射炉を手作りするという企画を今見てましたがw)

    まぁYoutubeや初期のニコニコ動画が数万単位の低俗なチャンネルやコンテンツの中に、数十~数百の優良コンテンツが有るのと同様に、地上波テレビも24時間*365日ダラダラ放送してる中に数個の優良コンテンツが有るに過ぎませんがw

    勿論、地上波テレビが低額な電波利用料を寡占した利権独占状態で制作・利益計上を行っている、とか、放送法で遵守すべき放送の公平性や中立性から逸脱した内容が多い、とか、種々の大問題がありその部分を糾弾する必要性は強く感じておりますが、そこと地上波テレビが総じて低俗でありYoutubeを中心としたネットコンテンツが上位で優秀であるというタイトル付けを行うのは、本論からずれるのではないかと感じ、コメントさせていただきました。

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