朝鮮半島生命線説を巡る「勘違い」は「用日派」の存在

昨日は『ハイレベル防衛交流面でも大幅に後退していた日韓関係』を巡り、コメント欄でもちょっとした議論が交わされていたようです。コメント欄における議論は読者の皆さまにお任せしたいのですが、本稿ではあらためて、「朝鮮半島生命線説」という考え方を悪用し、むしろ「用日派」こそが日本を良いように利用してきたのではないかとする仮説を提示しておきたいと思います。

【御礼】拙著の売れ行き、なぜか好調

『夕刊フジ』と産経新聞系のウェブサイト『zakzak』に取り上げられた影響でしょうか(『「韓国に3つの制裁でコストを負担させよ」=夕刊フジ』等参照)、先月刊行した拙著『韓国がなくても日本経済はまったく心配ない』の売れ行きが好調のようです。

アマゾンのランキング上では、数日前には300位以内に入りましたし、昨日も1000位以内には入り続けているようです。お買い求めいただいた皆様には、深く御礼申し上げます(なお、読んでくださった皆さまには、アマゾンで高評価をつけていただく必要はありませんが、書評を書いてくださると幸いです)。

朝鮮半島生命線説

「朝鮮半島生命線説」は思考停止の事例

ただ、個人的な希望としては、この書籍が売れる、売れないではなく、むしろ本書などをきっかけとして、安全保障や経済がもっと深く議論されるようになってほしいと考えています。というのも、わが国では得てして、「こうだ」という決めつけで思考停止に陥っているような事例が多々あるからです。

その典型例が、「朝鮮半島生命線説」です。

朝鮮半島生命線説とは?

①韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。

②このような事態を避けるため、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。

このうち①については、地理的には間違いとはいえません。対馬から朝鮮半島までは、最も近いところで50キロほどしか離れていないからです。実際、対馬では携帯電話が勝手に韓国のキャリアの電波を拾い、国際ローミング状態になってしまう、といった事例も聞きます。

また、最近、韓国で「韓日トンネル」への期待が一方的に高まっていたようですが(『一帯一路・日韓トンネル・鉄道共同体構想は「与太話」』等参照)、コストを度外視すれば、少なくとも技術的には、日韓をトンネルでつなぐというのも可能でしょう。

何が間違っているのか→コストパフォーマンスの問題

ただ、そのくらいに距離が近いのだとしても、日本が韓国を「あらゆるコストを払ってでも」友好国に留めておかねばならない、という話にはなりません。というよりも、それこそ思考停止そのものです。なにごとも、費用対効果というものが存在します。あまりにもコストが高すぎるならば、違う方法を編み出さねばなりません。

何より、過去に韓国が日本に対し仕掛けてきたさまざまな不法行為もさることながら、日本にとっては韓国との関係を維持することが、日本の安全保障に本当に役に立っていたのかを社会全体で検証・評価しなければなりません。

この点、著者なりの分析によれば、日本(や米国)が韓国の地政学的重要性を過大評価し、韓国をを甘やかしたことが、今日の韓国の増長をもたらしたと考えています。その弊害のひとつが、「米中二股外交」です。

韓国は米国の同盟国という地位にありながら、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」にかたくなにコミットしようとせず、それどころか中国と米国を両天秤にかけるような行動を取っています。これだとあまりに危険であり、かつ、あまりに無責任過ぎます。

ちなみに米中二股外交は日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏の韓国論で出てくる概念ですが、これは言い得て妙、というほかありません。

「親日政権が誕生するよう、日本も努力すべき」

この点、日本国内でも、「保守派」とされる論客の方ですら、「文在寅(ぶん・ざいいん)政権の次には親日・親米政権が発足するよう、日本も努力すべきだろう」などと論じているケースがあるのですが、これはさまざまな意味で間違っています。

そもそも論ですが、韓国の米中二股外交が激化したのが、「保守政権」であったはずの朴槿恵(ぼく・きんけい)前政権時代だったという点は、意外と見過ごされています。というよりも、韓国に「用日政権」「反日政権」が存在していたことはあれど、果たして「親日政権」が存在していたことがあるのでしょうか。

さらに、米国あたりは「外交で相手国を変えることができる」と勘違いしているフシがありますが、外交を通じて相手国を変えようとしても、それは無理な話です。これは私たち一般人に当てはめてみれば、非常によくわかるでしょう。

たとえば、親は子供に「勉強しなさい」と口を酸っぱくして要求するかもしれませんが、口頭で「勉強しなさい」と言って子供が勉強するくらいなら、世の親はそれほど苦労しないでしょう。現実には、「勉強しなさい」で勉強する子供はほとんどいないでしょう。

結局、親が子供に勉強させようと思えば、そうするように誘導するしかありませんし、そもそも勉強嫌いな子に勉強させることなどできっこない相談です。

これと同じで、韓国に対して「約束を守れ」、「ウソをつくな」と要求しても、それは無理な相談というものです。

敢えてやり方があるとすれば、「ウソをつかない」、「約束を守る」という場合に、「こんなに良いことがある」という実例を示してあげて、それによって相手国が「ウソをつかず、約束を守った方が得だ」と自分の中で納得するように仕向ければ良い、という考え方は成り立ちます。

しかし、そう努力するよりも、韓国が敵対国になってしまっても大丈夫なように、韓国以外に信頼できる友邦を探した方が、はるかにコスト・パフォーマンスは良いのではないでしょうか。

その意味で、「親日政権が誕生するよう、日本が努力すべき」とする主張をなさる方は、「親日政権」とやらが誕生するために、日本が具体的にいかなる努力をすべきだというのか、詳しい説明を聞いてみたい気もします。

本当の敵は反日派ではなく用日派

「やはり朝鮮半島は脅威だ」と考えるならば…

もちろん、地理的に近い韓国が北朝鮮と合邦し、「民族の核」を持ち、日本を牽制するというのは、現実的な脅威のひとつです(あまり考えたくないシナリオですが…)。地理的に近いため、大陸間弾道ミサイルによらずとも、短距離ミサイルさえあれば、日本に核兵器を打ち込むことができるからです。

その意味では、「朝鮮半島生命線説」の前段(つまり①の部分)については、あながち間違った考え方ではありません。

ただ、「①韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす」が正しかったとしても、「②日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかねばならない」という考え方は、必然的に成り立つものではありません。

むしろ、①が正しいのだとしても、それに対する処方箋としては、発想を逆転し、「韓国は潜在的な敵対国だ」という前提で割り切ってしまう、というものがあっても良いでしょう。

具体的には、北朝鮮から核兵器、生物・化学兵器、ミサイルなどの大量破壊兵器を取り上げ、あわせて韓国がそれらを開発できないように、経済力・技術力を取り上げてしまう、というわけです。

「韓国の親日派に働きかける」

さて、上記の議論を展開するうえで参考となるのが、昨日の『ハイレベル防衛交流面でも大幅に後退していた日韓関係』に対していただいた、こんな趣旨のコメントです(コメント内容は適宜、当ウェブサイト側にてわかりやすく書き換えたうえで、番号を付しています)。

  • ①日韓のハイレベル防衛交流が停滞することで、結果的に日韓分断が進むため、韓国の反日勢力が喜ぶ結果となるだろう
  • ②もちろん、韓国が日本に対して行ってきた不法行為は許されるものではないが、それらの不法行為を仕掛けてきた勢力にとっては、「日韓分断」という思い通りにことが運んでいるという点は不愉快だ
  • ③日韓断交が日本にとって致命的ではないとしても、それによって最も喜ぶのは中国と北朝鮮であり、韓国人もそのことに気付いていないフシがある
  • ④韓国の反日派が嫌がるのは、韓国の良識派と日本の世論が手を組むことであり、その反日派の欺瞞を糾弾することだ
  • ⑤日韓断交という事態に向かう前に、韓国世論を牛耳る詐欺師を集中的に叩く世論が日本に怒ってほしいものだ

…。

このコメントを拝読し、思わず20年前の自分自身を思い出してしまいました。

というのも当時、「韓国には日本との友好を望んでいる良識的な人たちがおり、そのような人たちと組めば、盧武鉉(ろ・ぶげん)大統領に代表される反日的な勢力を韓国から駆逐し、日韓友好が実現するのではないか」、などと考えていた時期もあったからです。

実際、このコメント主様の文章も、②、④、⑤の部分は意見であるため、さまざまな見解があることは認めますが、①、③の部分は何も間違っていません。その意味で、このコメント主様の見識はかなり高いと思う次第です。

親日派

もっとも、当ウェブサイトでもっと宣伝しなければならないのは、韓国には「親日派」という勢力はほとんどおらず、圧倒的多数が「反日派」か「用日派」に過ぎない、という当ウェブサイトなりの見立てです。

すなわち、日韓断交で一番喜ぶのは韓国国内の反日派(≒親北派、親中派)であり、中国であり、北朝鮮である、という点については間違っていないのですが、もし何らかの形で「反日派」を抑え込み、日韓断交を避けたとしても、「用日派」を抑え込むことはできません。

むしろ表面上は「日韓友好」を装いながら、都合よく日本を利用しようとするという意味で、「用日派」の方が日本にとってタチが悪いと思います。

ちなみにウェブ言論活動を始めた10年前くらいから、個人的には「韓国との国交を維持することのコストが、それにより得られるベネフィットを上回っている」という疑念を持っていたのですが、これが最近、確信に変わりつつあります。

たしかに日韓断交は可能なら避けるべきものかもしれませんが、それと同時に、「日韓断交を何が何でも避けること」を優先するあまり、国としての原理をないがしろにするのはいかがなものかと思うのです。

このため、当ウェブサイトとしてはやはり、「日韓断交が避けられない状態になる可能性は相応に高い」という前提を置いたうえで、そのことを前提として日本が国家戦略を組んでいくべきだ、とする持論を変えるつもりはない、と申し上げておきたいと思う次第です。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

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読者コメント一覧

  1. 愛読者 より:

    ご主張を拝読して「この作戦で戦ったら負けるな」と思いました。どうも,日本人特有の島国的感情論が出てしまうようで,欧米の感覚とはかけ離れているように感じました。そもそも,比較的日本よりの人達をわざわざ敵に回そうというのはバカとしか言えません。社内政治をやっても多数決で負けそうです。以前書いた「調略」の原則の正反対です。少し,感情を抑えて冷静に判断するようにお勧めします。

    1. クロワッサン より:

      愛読者 さん

      >そもそも,比較的日本よりの人達をわざわざ敵に回そうというのはバカとしか言えません。

      そもそも、韓国社会の「比較的日本よりの人達」は韓国人によって韓国社会から排除される状況なのでは?

      親米親日の真っ当な人間なら何とかして逃げ出そうとするのが韓国社会なのでは?

      在日コリアンに関わる総連や民団もですが、反日卑日侮日憎日のマジキチメンヘラリスカブスに非ずんばコリアンに非ず、なレベルなのでは?

      「コリアンであれば、反日卑日侮日憎日のマジキチメンヘラリスカブスである。何故ならば、今はコリアンの中に真っ当な人間が居てもコリアン達によって排除されていく。故に、コリアンとして残るのは反日卑日侮日憎日のマジキチメンヘラリスカブスになる」という理解で良いと考えますが。

    2. IVD より:

      愛読者様

      コメント失礼します。
      このサイトの主張は「比較的日本よりの人達をわざわざ敵に回そう」と言うものでは無いと思います。
      「比較的日本寄りの人達が離れそうになったからと言って、あらゆるコストを支払ってでも引き止めようという思考停止に陥らず、離れた場合のことを考えておきましょう(そしてその可能性は相応に高い)」というものと理解しています。
      私個人は「旗色のはっきりしない味方は敵よりも厄介だ(敵に回ってもらった方が対応しやすい)」と思っているバカですが。。。

    3. 徳明 より:

      私も、同様の質問を投げかけたい。
      「<比較的>日本よりの人たち」というのが、かの国にどれほどいるというのか?

      まさか、頼んでもいないのに「鬼滅の刃」を観て主人公の耳飾りのデザインに文句を言って変えさせるような人も<比較的>に含まれるのでしょうか?
      「NO JAPAN」を叫びながら、代替が利かないもの、そもそも日本由来と気づいていないものは不問に付して、「選択的運用」としたり顔で嘯く人たちは<比較的>のうちに入るのでしょうか?
      そういう人に反論できず、表面上は反日活動をしている人は<比較的>なんでしょうか。

      そもそも独立国家であれば、これらは全て自分の国の中で話し合うべきことで、日本からどうにかする筋合いのものではありません。

      あちらの歴代大統領は、政権がレームダックすると、安易に反日発言や行動をして支持率を上げようとし、実際、それによっていとも簡単に踊らされるあちらの国民を目の当たりしてきた身にとしては、「<比較的>日本よりの人たち」なんて人は絶滅危惧種だとしか思えない。

      新宿会計士さんは、いままでの経験から、あちらの国が「費用対効果」の面で、すこぶる割が合わない、という結論に達したと主張されているわけです。
      それを、具体的な根拠を示さず「日本人特有の島国的感情論」と断じるあなたの方が、思考停止かつ周回遅れの主張をしているんじゃないですか。

      愛読者さんの書き込みは、ライムザイヤー教授の論文に対する反発と同じで、まともな反論ではなくとにかく人格攻撃や論文の悪口文句のオンパレードで評価を貶めようとする「印象操作」のやり口に通じる、非常に残念な主張です。

      ご自身の主張に少しでも説得力を持たせたいのであれば、少なくとも、「日本より」の人の割合を具体的に示す必要はあると思います。
      もちろん、印象操作をしたいだけなら、別に根拠なくてもいいです。
      ただし、いまは昔のように通じなくなっていますが。

    4. PONPON より:

      愛読者様

      あなたは、新宿会計士様の以下の高説を理解しましたか?
      理解したならば、感情的等という感想はでてくるはずもありません。
      今一度、過去からの投稿も含めてご熟読を!

      「朝鮮半島生命線説は、コストパフォーマンス面からもはや誤った説」
      「もはや誤った説である朝鮮半島生命線説を信仰するのは思考停止」
      「思考停止から脱して現実的かつ未来志向的な議論が必要」
      「そのためには従来連携を模索していた用日派がそもそも日本の国益に資するのか疑問」
      「用日派は親日派ではない、現実は親日派はほぼいない」
      「用日派と連携することでプラスの面もあるがもはやマイナスの面が多い」
      「プラスの面である韓国防波堤理論にしても現状防波堤にはなりえないのではないか」
      「連携することで歴史問題等で譲歩を強いられむしろ日本の国益に大いにマイナス」

      そして、最後に以下で結んでいます。
      「たしかに日韓断交は可能なら避けるべきものかもしれませんが、それと同時に、「日韓断交を何が何でも避けること」を優先するあまり、国としての原理をないがしろにするのはいかがなものかと思うのです。」

      「このため、当ウェブサイトとしてはやはり、「日韓断交が避けられない状態になる可能性は相応に高い」という前提を置いたうえで、そのことを前提として日本が国家戦略を組んでいくべきだ、とする持論を変えるつもりはない、と申し上げておきたいと思う次第です。

    5. Nobody より:

      韓国内に住み、感情的に日本が好きか嫌いかを
       好日と嫌日
      とします
      韓国内に住み、政治経済的に日本と結び付くことを考えるか、日本との交わりを立とうとするかを
       用日と断日
      とします。

      組み合わせとしては

       ②好日・断日 | ①好日・用日
      ——————————-
       ④嫌日・断日 | ③嫌日・用日

      が考えられます。
      ①の態度を韓国内で取る事は皆無に近いという判断に間違いはないと思います。
      ②は映画や音楽などの趣味の世界、たとえば日本製品購入はしないけど あつもり に熱中するパターンとして存在しています。
      ③は韓国政治家のワンパターンであるツートラックが当てはまります。一般的な用日派でもありますね。
       『慰安婦』問題や『徴用工』問題でいつまでも謝罪と金をむしり取ろうとする経営方針もある意味③に入りそうです。完全に断日してしまえば、金はむしり取れないのですから。
      ④は現在の文在寅政権

      こう考えると、
      >比較的日本よりの人達
      というグループはどこに属するのでしょうか。私としては精々②の好日・断日か、③の中でも特に分厚い仮面を被り(用)日をとなえる嫌日・用日派のことの様に思えるのですが。

      1. Nobody より:

        訂正です

        日本との交わりを立とうとするかを

        日本との交わりを断とうとするかを

    6. 匿名 より:

      費用対効果が割に合わねえっつてんだよ 在日コリアンかKpop信者かしらねえが、お前が言ってるのはお前を嫌いな、隙アラバ殴りつけてくる下っ端に拘泥して金や労力をジャンジャン注ぎ込めって言ってるようなものだ
      要はナンセンスのお花畑思考だ まあお前が韓国由来の用日派なら、意図はわかるがな
      お前たちにつきあってられねえんだわ日本は 暇じゃないんでね

    7. 頓珍韓 より:

      愛読者様

      >日本人特有の島国的感情論が出てしまうようで,欧米の感覚とはかけ離れているように感じました

      >比較的日本よりの人達をわざわざ敵に回そうというのはバカ

      欧米の韓国に対する感覚というのは、無知であること&「親日」「反日」「用日」というフレーム外にいることが、日本とは異なります。
      日もしも韓国が「親日」「反日」「用日」という枠で日本を見なければ、日本も欧米のような感覚で保守政権を期待するかもしれません。
      (日韓関係に大して興味が無い多くの日本人も、欧米感覚に等しく、韓国の次期政権に保守派を望むのではないかと思います。)

      正直な私心を言えば、韓国には、「そんなフレームを作るな。少しでも同じ価値観を共有できればうれしいねってぐらいの関係でありたいのであってね、日本よりにならなくても良いからと、大人の付き合いしましょうよ。お互いに過剰に期待なんてすべきじゃないし、逆恨みなんてみっともない。そんな観点から物事見るのは良くない。」と言いたいのです。多分、愛読者様もこういうことを言いたいのだと勝手に想像しているのですが、ちがいますかね。

      しかしながら、実際の韓国は「親日」「反日」「用日」のフレームの中に日本を置いて見ています。
      韓国の色眼鏡で見る日本は、常にそして過剰に、「友好国」にも「敵」にも「鴨葱」になるとみられています
      (私としては韓国が、過去の経緯から「友好国」になるとは思っていませんが)

      その状況において、サイト主様は以下の様な分析を語っています。

      >韓国には「親日派」という勢力はほとんどおらず、圧倒的多数が「反日派」か「用日派」に過ぎない、という当ウェブサイトなりの見立てです。

      さて、どうしてそういう分析なのかを考えてみました。

      韓国は曲がりなりにも民主主義国家です。
      現在、民意が選んでいるのは左派政権です。
      彼らは非常に分かりやすく、明に暗に、日本を敵国としてみなしていて、とても危険です。
      政府も多くの国民も反日気質である状況です。
      この人たちは、愛読者様がおっしゃる「比較的日本よりの人達」ではないですね。
      しかし、現在、左派は勢いを失ってきており、次期政権を保守派が奪おうとしています。
      そこで、保守派がかつて政権を担っていた当時、日本と韓国の関係はどうだったか考えてみましょう。
      「愛読者」様であればご存じだと思いますので割愛しますが、日本を使って利益誘導してきた人々です。
      いわゆる「用日」です。
      「用日」っていう言葉に、私は若干の違和感を覚えるのですが、アメリカだって中国だってどの国だって時と場合で「用日」をしているじゃないか、という理由で。
      しかし、韓国の「用日」は違うのです。
      決してwin-winの関係ではなく、日本を貶めことを梃として我田引水、搾取をするのです。
      端的に言って、保守派に期待するのは、「暴漢」より「詐欺師」を好んで選ぶようなことでしょう。
      故に、私は、愛読者様がおっしゃる「比較的日本よりの人達」の中からも、保守派は除外すべきです。

      では、「比較的日本よりの人達」とはどういう人達でしょうか。
      私が思うに、今が明治期ならば「金玉均ら朝鮮開化派」のような方達ではないかと思います。
      彼らは、日本の明治維新を見本として朝鮮半島にも近代国家を作るために尽力しました。
      自ら立とうとしていた人達です。
      これは、別に日本から利益誘導するための行為ではなく、日本に近づいたのは単純な彼らの愛国的な判断であり行動だったのでしょう。
      日本の協力を得ながらクーデターも行いました。
      その金玉均は、残念ながら志半ばで上海で暗殺され、李氏朝鮮によって死後に死刑宣告され凌遅刑に処されたうえで四肢を八つ裂きにされることになりました。
      彼の死を嘆いた福沢諭吉は、朝鮮半島がイギリス・ロシア・中国に侵されないことで日本の国防にも資すると考え、朝鮮半島が日本のパートナーになってほしいと願っていました。また、意気に感じて、いうなれば感情論で彼らを応援することを惜しまなかったのです。しかし彼の死を見た福沢諭吉は深く考えた結果が「脱亜論」につながるのです。

      話は逸れましたが、さて、非常に少ない現代の「比較的日本よりの人達」に対して日本はどのように応対すべきでしょうか。
      私が思うに、今の日本が彼らを焚きつけることは金玉均と同じ結果にしかならない、と思うのです。
      民主主義国家という韓国ですが、国内で正論を言う人々は「親日派」フレームで見られ酷い扱いを受けているのをご存じでしょう。
      日本政府が、「比較的日本よりの人達」を擁護することは、状況を悪化させることになりかねません。
      現状は、民間で国際社会の場を使って応援をする、程度が限度でしょう。
      また、保守だろうが左派だろうが韓国政府に日本が忖度の態度を示すことは、今まで行ってきた韓国の無法を追認することにしかなりません。
      これは、後世に禍根を残す結果としかならないでしょう。
      その意味で、「無視」と「正当な制裁」の2択しか、今の韓国に対して日本ができることはない。

      私としては、状況分析なしに今の韓国に期待できてしまうことはセンチメントに過ぎるのではないか、と感じます。

    8. 某都民 より:

      言っている事が、武藤元駐韓大使と同じ様に捉えられますね。
      愛読者様が親韓派であったとしても、それは思想の自由です。

      身も蓋もないですが、嫌なら直接自民党やら内閣官房等に直接コンタクト取ったらいいんでないですか?
      一個人サイトで感情的に喚いても誰も何も得しませんし、時間の無駄ではないでしょうか。

    9. 路傍の小石 より:

      愛読者様
      >どうも,日本人特有の島国的感情論が出てしまうようで,欧米の感覚とはかけ離れているように感じました。

      矢張り大陸国家と海洋国家に住む国民性の違いで、日本人は時に島国根性と自嘲しますが、大陸の大らかさ、大胆さ、スケール感を体験した人は憧憬の念も芽生えるのでしょう。反対に、大陸から島国国家を見ると内戦はもう無い、外敵も気安く攻めて来ない、海洋性気候が生存に適している等、憧れの見方もするでしょう。そこには明らかに国民性に大きな違いが有る筈です。さて、相当以前のブログ(出所失念で申し訳無いですが?にて)に、英国人の地政学学者?が「大陸国家はお互い殴り合い・殺し合いの喧嘩をしてれば良い、海洋国家は海岸防備を固め対岸を監視していれば良い」と。因みに「米国は大陸国家・海洋国家の両面を持っているから非常に強靭である」と。
      こと、日本に当て嵌めると1274・1281年の文永弘安の役が頭を過ぎります。何をそんな太古の昔を題材にと思う方が多いと思いますが、地政学的史実としては、「大陸国に関わったら関わった方が負け、海洋国に関わったら関わった方が負け」と言う格言が有るそうで、まさにこの役を我々のご先祖が身を持って体験し撃退した訳です。さて、朝鮮半島も大陸です。中韓北共に自国内で殴り合い殺し合いの喧嘩真っ最中ですが、まさに大陸国家の面目躍如たるところ。この観点からして、理不尽な大陸国と付き合うなら、相当な距離感と警戒感と自制心を持って応ずるべきで、これを観念的に示されたのが「助けない・教えない・関わらない」の非韓三原則であると私は思います。昨日のやり取りで、韓国にはもっと積極的に関与すべきの意見が散見されましたが、やはりここは絶対に関わってはいけないと思う。しかし、かかってくる火の粉は振り払い絶対に延焼させない。この為に国防体制・国会審議・国内法整備を万全にと願うだけです。

      1. 路傍の小石 より:

        書き損じが有りますので追記させて下さい

        日本は1910年の日韓併合で大陸に不深く関わってしまった。その結果は塗炭の苦しみを日本国民に強いてしまった。

    10. より:

      シンシアリー氏が、なぜ歯科医という安定した職業を捨ててまで日本に「亡命」せざるを得なかったのか、少しでも考えてみれば答えは明白でしょう。
      さらに言えば、今や韓国では逆賊扱いされているらしい呉善花氏が、なぜそんな扱いを受けるに至ったか、少しでも考えてみれば答えは明白でしょう。

      韓国に、正しい意味での「親日派」が存在していることは、わざわざ説明されるまでもなく明らかです。しかし、シンシアリー氏や呉善花氏が故国で何故そんな仕打ちを受けるに至ったのか、考えてみたことすらないのですか? 失礼ながら、見識を疑わざるを得ませんね。

    11. 愛読者 より:

      外交では「敵の敵は味方」という格言があります。同床異夢でもね。反文在寅派は,とりあえず,味方に付けておかないといけません。あと,日韓のみの問題ではないので,アメリカ,イギリス,オーストラリア,インドなどとも歩調を合わせて韓国をつきあわないといけません。基本的に多数派工作に失敗したほうが敗者です。
      あと「夷をもって夷を制す」という原則もご存知ですよね。韓国内での確執を利用するのがいいわけで,一致団結して反日本に向かわせてはいけません。
      同床異夢解消は,文在寅政権が倒れた後の話でしょう。

      1. より:

        反文在寅派が日本の味方になり得ると見做す点ですでに破綻していると思います。
        朴正熙以降だけを見ても、右派が日本にとって「味方」であったことなどありません。つまりは、期待するだけ無駄です。
        ただし、韓国の一層の弱体化を図るという意味で、韓国内の左右葛藤を煽るというのであれば、反対はしません。

      2. 路傍の小石 より:

        愛読者様のご意見は全く理解出来ません、嫌悪すら感じます。

        ⓵「敵の敵の味方」という格言を貴方は駆使すべきと?⬅︎根拠不明
        米国もロシアも中東やアフガンで全部この格言で失敗していますから何ら貴方の言う事に信頼性は有りません。
        ⓶ 「日韓のみの問題ではないので,アメリカ,イギリス,オーストラリア,インドなどとも歩調を合わせて韓国とつきあわないといけません」⬅︎貴方はFOIPの事言いたいの?もしもそうなら韓国外交部長官カンギョンは他国排除は良くないとこの構想を否定していますよ。それとイギリスは日本の間違いじゃ無いですか?ただし先々入るかも知れませんが。
        ⓷ 「夷をもって夷を制す」韓国内での確執を利用するのがいいわけで,一致団結して反日本に向かわせてはいけません⬅︎貴方まさに朝鮮儒教的(日本人としてこの道徳的意味を理解出来ませんが)発想ですんね。何故日本が朝鮮土着儒教を理解して反日本を食い止めないといけないのですか?、韓国こそ日本にそこまで関わろうとするなら、日本の八百万の神を理解する方が先じゃないのですか? 私は朝鮮の道徳を理解したいなんて一切思いません、気持ち悪くて。

      3. より:

        ちょっとだけ追加しておきましょう。

        > 「夷をもって夷を制す」

        その原則とやらを実行した北宋・南宋がどのような末路を迎えたか、よもやご存じないということはないですよね?
        そんなのは原則でも何でもなく、朱子学にかぶれた愚か者の寝言であることは、まさに歴史が証明しているのです。

      4. 頓珍韓 より:

        愛読者様

        貴殿が仰ってた当初の「比較的日本よりの人達」から「反文在寅派」に話が変わったので、ちょっと困ります。
        両者って一緒だとおもっているんですか?

        、、、話をあわせますが、
        「反文在寅派」の人たちをなんで日本が助ける必要があるのでしょうか。
        第一、韓国民が文在寅が好きなら仕方ないじゃないではないですか。
        巷では文政権について「北が中国がー、裏でー糸引いてるよー」って散々言われているの知らないわけないでしょう。
        左派が次の政権になったら、それでも変わらないってことですよ。
        韓国の民意を尊重しないのですか?
        それとも、懇ろにして調略しますか?
        しかし、それを韓国の人々は嫌っていますよ。
        「反文在寅派」だって、そう思っているでしょう。
        日本がそれをしたとして、すぐに暴露されますよ。
        前例があるでしょ。
        そういう国ですよ。 
        勝手に頑張れよ、って話です。

        それより、日本は米その他の国とで強固な体制を作る方がよっぽどメリットがあります。
        韓国がどうなろうとも、日本政府においては害が及ばぬ限りは動かぬべきですよ。
        そして、それなりの準備はしないといけません。

        自国の問題に他国を巻き込んで大戦に導いたのが朝鮮の歴史です。
        それを忘れてはなりません。

        1. 路傍の小石 より:

          頓珍韓様
          >自国の問題に他国を巻き込んで大戦に導いたのが朝鮮の歴史です。

          朝鮮では「夷をもって夷を制す」の原則で、自分は手を汚さずに楽して調略戦に持ち込む狡猾な作戦、だから2度と関わってはいけないのでしょうね。

          1. 頓珍韓 より:

            そうですね。

            「夷をもって夷を制す」で反文在寅派を助けるとは、ミイラ取りがミイラになるような、日米中韓が混沌と燃え盛るバックドラフトの中にある小さな栗を拾おうとする様なお話に思います。

      5. IVD より:

        愛読者様

        >>反文在寅派は,とりあえず,味方に付けておかないといけません。

        ここが理解できません。
        多数派工作や調略は外交の世界で少なからずあるとしても、日本の価値観や利益を犠牲にしてまで、反文在寅派を味方にしておく価値があるのか。とりあえずでは割に合いません。

        >>夷を以て夷を制す

        韓国内の確執を利用するのは戦術として理解できます。でも利用されていたのは、朝鮮半島の確執に金を注ぎ込み血を流してきた日本や米国、中国、ロシアだった、というオチはありませんか?

  2. はにわファクトリー より:

    日本国内にうごめき活動している「用日派≒親北派、親中派」がいるとすれば、いそうですが、パンダ特急とかパンダ幹事長とかパンダ外交官とかパンダ新聞記者とかに外見が似ているように近ごろ思えてなりません。キムチ新聞記者のことはよく分かりません。

  3. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    「文在寅(ぶん・ざいいん)政権の次には親日・親米政権が発足するよう、日本も努力すべきだろう」。はて、どんな大統領なら日本は支援出来るのでしょうか?

    朴槿恵?李明博?いわゆる日本を都合の良い時だけ利用したり、難癖付けて0対100をムリクリ100対0に持っていったり、天皇陛下や上皇陛下を侮辱したり、日本米国の情報を中国、北に渡したりする蝙蝠の、何処が日本が支援に値するのでしょうか?

    昨日の匿名さんといい、本日も「比較的日本寄りの人をわざわざ敵に回すのはバカ」「感情を抑えて冷静に判断せよ」と言った論調の方がいらっしゃるので、驚いています。ごく少数と思いたい。

    これまで、米国(日本)対中国の間で二股かけてたのが韓国です。冷静にコトに当たって来たのは日本です。韓国は駄々っ子でその上、頭も相当悪い。どちらに付けば国が繁栄し、民主主義の社会になるか、子供でも分かるでしょう。

    何度も何度も謝罪して来たのは日本。また国際法も平気で破る。これらは進歩派だけでなく、より厄介な「親日派」も、同じ事をおこないます。つまり「用日派」です。日本と真剣に友邦国になろうと言う方は、ほとんど居ない。私は0に近いと思う。圧倒的多数が「反日派」か「用日派」に過ぎないです。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      仮に、仮にですよ、「親日」の韓国民が居たとして、それが何?どーしたの??っつーハナシですわネ
      自称進んだ民主主義国家において選挙で選ばれた政権が反日的活動を行うのはそりゃ「民意」の反映でしかないデショ
      ソコわざと視ないフリして「居たとしても政権取れない政策に影響及ぼせない程度かつ市井にもほぼ表出されないくらいの少数民意」を、外国である日本が日本の姿勢政策決定に反映させて韓国民の民意に影響を与えようだなんて…
      民主主義国家に対してなら傲慢だし内政干渉したいのか?ってハナシで逆効果でしかないと思いますケド
      仮に仮に仮に文政権の執政で現在将来韓国民が困窮することになってるなったとしても、それは文政権を選択した韓国民が払うべき民主主義のコストでしかないですわナァ

      1. めがねのおやじ より:

        引っ掛かったオタク様

        仰る事、ごもっともです。仮に超、極超少数が居ても、日本がナンカするという話ではありませんね。

  4. 名無しさん より:

    > 韓国には「親日派」という勢力はほとんどおらず、圧倒的多数が「反日派」か「用日派」に過ぎない
    同感です。また心から親日を願う人は韓国での財産を処分して日本に渡ってきて日本永住→帰化を志向する様な。韓国に踏みとどまって、韓国に親日の「私」が居て、韓国を親日国にしようなどとはほとんど誰も思わない。
    韓国保守派の薄っぺらさともしかしたら根っこが同じなのかも知れません。
    「大韓民国」を一皮剥いたら35年間の日本統治下の朝鮮が現れ、更に一皮剥いたら500年間の利氏朝鮮時代が現れる。親日感情はゆで卵の殻と白身の間の薄皮の様な存在なのかも。

  5. イーシャ より:

    昨日の匿名さんは、別に悪気があっての発言ではないと感じました。
    まだまだ、そう考える人も多いことを、改めて認識させて頂いた気がします。
    だからこそ、韓国は「仲よく」できる相手ではないことを、理路整然と地道に説いてゆく必要があります。

    1. だんな より:

      イーシャさま
      韓流ドラマやK popにかぶれてる人は、竹島を取られた経緯を知ってる人より多いと思います。
      隣国だから仲良い方が良いと考える人も、多数派だと思います。
      問題は、色々と深いでしょう。

    2. クロワッサン より:

      イーシャ さん

      日本に居れば「約束を破る事は人間として恥ずべき行為である」との価値観が身に付きますが、

      韓国に居れば「約束を破る事は自分が上位者、強者である事を誇示する立派な行為である」との価値観が身に付くところから、

      「日韓両国の価値観の違いを分かり易く例えると、女性に対するレイプを男らしさを誇示する立派な行為として扱うのが韓国で、女性を性欲処理の道具扱いして人権を踏み躙る卑劣で卑怯な行為として扱うのが日本であり、基本的に共生不可能な存在以外の何者でもない」という説明で良いと前々から考えています。

      1. 門外漢 より:

        クロワッサン 様

        >女性に対するレイプを男らしさを誇示

        日本にも、「元気がある」と言った総理経験者が居たように思いますが。

        1. クロワッサン より:

          門外漢 さん

          太田誠一元議員の事であれば、「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と述べた後に落選した事などを鑑みれば、日本社会で女性に対するレイプを男らしさを誇示する事だと考える者は「排除される側」に回るのではないかと考えます。

          で、例え話に戻ると、韓国社会で女性に対するレイプを男らしさを誇示する事だと考える者は「称揚される側」に回るのではないかと考えます。

    3. 頓珍韓 より:

      イーシャ様

      >昨日の匿名さんは、別に悪気があっての発言ではないと感じました。

      私もそのように思っています。
      ただ、悪気のある人は別の目的があるので、友好的な態度を示して相手のスキを作るなんてこともします。

      日韓関係の話題に限って言えば、悪気のない人ってこんなかしら。
      ・日韓に興味がなくて、いい加減に考える人
      ・韓国が好きすぎて盲目な人
      ・日本が好きすぎて盲目な人
      ・友愛思想の持主(はとぽっぽー)

      ですので、自らが悪気のない人になっているのではないかと言う意味で、と自省しつつ。

      1. イーシャ より:

        頓珍韓 様

        > 悪気のある人は別の目的があるので
        少なくとも、日本語がわかる韓国人や在日なら耐えられないような文言を、回を追うごとに調子を強めて織り込むようにしています。

    4. 引っ掛かったオタク より:

      悪気が無い分コワイかも知れやせんゼ

      1. イーシャ より:

        そういう人がいるからこそ、何度でも繰り返し、わかりやすく説明を繰り返さねばならないのです。

    5. より:

      昨日の匿名さんがそうではないことを祈りますが、どれほど理路整然と説明しても、「でもでもやはり隣国なんだし……」というところから一歩も進めない人は決して少なくありません。そして「人類皆兄弟」式のお花畑思考に固執する人も珍しくはありません。

      正直なところ、私はその手の人々と議論することに少々疲れました。

      1. 引っ掛かったオタク より:

        炊き上がりコワイのはどんならんしな~
        初っぱなの水加減からやり直さんならんわ~

        みたいなアンバイですかナァ

  6. 阿野煮鱒 より:

    自称保守、自称愛国者の中で、周回遅れがいまだに一定の勢力を保つ現実に嘆息します。
    左右の立場の問題ではないということを痛感しました。
    Information(事実)→Intelligence(分析・解釈)の精度を高めよ、というのは、言うは易く行うは難し、です。

  7. クロワッサン より:

    >これと同じで、韓国に対して「約束を守れ」、「ウソをつくな」と要求しても、それは無理な相談というものです。
    >敢えてやり方があるとすれば、「ウソをつかない」、「約束を守る」という場合に、「こんなに良いことがある」という実例を示してあげて、それによって相手国が「ウソをつかず、約束を守った方が得だ」と自分の中で納得するように仕向ければ良い、という考え方は成り立ちます。

    その場合は中国政府の対韓国姿勢が一番費用対効果に優れている気がするのですが、日本は文明国なので未開で非文明的な姿勢を取れないのがネックですね。

    >しかし、そう努力するよりも、韓国が敵対国になってしまっても大丈夫なように、韓国以外に信頼できる友邦を探した方が、はるかにコスト・パフォーマンスは良いのではないでしょうか。

    あとは、中国政府の国際秩序への挑戦が失敗で終わると分かったら、戦勝国に対する中国の負の感情の生け贄として韓国を如何に上手く置くか、も大事だと思います。
    韓国の従北は名誉支那人としての厚遇も期待しての事だから、準戦勝国民になるならそれ位の不利益は享受するんじゃないかと。

  8. 匿名二番 より:

    おはようございます。昨日の匿名でございます。

    読者の皆様、改めまして当方のコメントに多くのご意見をお寄せいただきありがとうございました。大変有意義な勉強をさせて頂きました。

    そして新宿会計士様、まさか本論で取り上げて頂けるとは笑
    一愛読者として光栄ですm(_ _)m

    そして私のコメントに直接評価を添えて頂いたこと、嬉しく思っております。
    これについて蛇足ではありますが、再度私見を述べさせて頂ければと思います。

    当方これより仕事に入りますので、投稿は夜になってしまうかと思いますが、よろしければまたご意見頂戴できますと幸いです。

    では皆様、お気をつけてm(_ _)m

  9. だんな より:

    韓国では、親日派という事を過去に遡ってまで、差別か行われています。
    日本では、朝鮮半島の事実を述べると、差別だと言って騒ぐ連中が大勢います。

    将来起こらない事を二つ
    「韓国に親日政権が出来る」
    「日韓の価値観の乖離が解消される」

    1. IVD より:

      だんな様

      >>将来起こらない事を二つ
      起こり得ませんね笑
      日本人の考える「日韓友好」と韓国人の考える「日韓友好」が違い過ぎる。
      そういう意味では、日本人の視点で「親日政権が出来る」はあり得ないですが、韓国人の視点で「親日政権が出来る」はあり得ますね。

      1. だんな より:

        IVDさま
        >韓国人の視点で「親日政権が出来る」はあり得ますね。

        韓国人の視点で政権が親日に見える事は、有ると思います(ここ最近とか)。
        大統領選挙は、「日韓戦」の構図に持ち込むと思いますので、親日政権は出来ないと思います。

        1. IVD より:

          だんな様

          >>大統領選挙は、「日韓戦」の構図に持ち込むと思いますので、親日政権は出来ないと思います。

          仰る通りで。
          そうして頂けると私としても望ましいです。

  10. パーヨクのエ作員 より:

    いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
    以下は当方自身や皆様にも耳に痛い仮説ですが、朝鮮半島の人間の行動様式は妄想とはいえ「上の連中にオール・イン」です。

    そのわりに上の連中様をかる~く裏切って捨てますが(笑)。

    さて、日本の国際社会での行動において彼らがついて行くにふさわしい行動をどれだけ行ったでしょうか(笑)。

    日米が「落ち目」になってからの安倍晋三のFOIPやTPP11位しかないのです(笑)。

    彼らがついて行くにふさわしいと考える対象は中国が一番です。次にアメリカです。

    日本は今まで彼らが「親日」と言われても着いて行く価値がなかった頼りなさを反省して国力と国際社会での地位の向上を行うべきではないでしょうか。

    耳に痛い仮説は以上です。駄文失礼しました。

    1. だんな より:

      パーヨクの工作員さま
      寄生虫は、付いて来ないで結構です。
      駆除しましょ。

      1. パーヨクのエ作員 より:

        だんな様
        当方の駄文にコメントを賜りありがとうございました。

        だんな様>寄生虫は、付いて来ないで結構です。

        その意見は大いに賛同するのですが、日本が事大の価値がなかったと半島の人間に見なされた事実は、それはそれとして「自国をより強くするべき反省点」として受け止めるべきかなと思います。

        創氏改名は満州や中国大陸で彼らがご主人様コスプレすることがそもそもの目的でしたので、戦前の日本程戦後の日本は彼らには価値がなかったと思います。

        とはいえ、日本を軽視して未だに愚かな行動に走る寄生虫どもに、自らの愚かさを思い知らせてきっちり駆除する事は徹底的にすべきと思いますね(笑)。

    2. 匿名 より:

      FOIP、tpp
      それだけあれば上等
      最上級である
      韓国猿はいらん

  11. きたたろう より:

    ①苛烈な朝鮮半島支配
    ②朝鮮の少女を拉致して性奴隷に。心ある謝罪も賠償もしていない
    ③無理矢理に朝鮮の青少年を日本の企業や炭鉱で働かせた

    これ等は単なる「歴史的事実」であるので別に反日してる訳ではない。日本の食べ物は好きだし、日本のアニメや映画も好き。
    だから全然反日ではない。ダメなのは日本政府。

    ⋅⋅⋅⋅⋅というのが韓国人の心理。それなら思いっきり反日してもらった方が、まだマシのように思います。日本人が彼らの考えを変えることなど不可能。韓国人を変えられるのは韓国人だけでしょう。その目はわずかですが有ります。期待薄ではありますが⋅⋅⋅

  12. カズ より:

    韓国は、法の解釈・適用において「例外が通らないことの方が珍しいんじゃないの?」って状況からも、法治国家の体を為してるとは言い難いのかと・・。

    自身の損得でしか判断を下さない彼らとの対話に、建設的な意味合いが見出せるとは思えないんですよね。
    (◞‸◟)ザンネンダケド・・。

    *鼻先の人参がないとコントロールできない関係なんて論外です。

  13. WLT より:

    お疲れ様です。
    「理解のある(ように見える)人を仲間に入れよう、手を組もう」

    私も昔はこの考えを持っていましたが
    これも根の部分である民族的価値観がほぼ共通している国同士でしか
    実際にはできないんですよね。

    私は大口歩也さんという方の執筆する韓国関係の論考を長年読んで
    韓国人の言動と行動を「親日 or 反日」という
    単純なカテゴリ分けで判断する事は極めて危険だ
    という結論に至りました。

  14. 簿記3級 より:

    生命線論者の方々は何かしら韓国に期待しているようですね。一体彼らに何を求めとんねんと素直に疑問に思います。

    何も期待しない。除草剤でも撒いておけが唯一の正解だと思います。工作を行うことは否定しませんが何か作物でも実るとは思えません。

    人も土地もその特性にあった才能を伸ばすのが一番だと思います、反日に才能があるのに無理やり親日の勉強をされる親は虐待です。

    土地であれば、親日の花は決して咲かない土地です、世界に一つのだけの反日の花を綺麗に咲かことが土地自身が望んでいることだと思います。

  15. パーヨクのエ作員 より:

    管理人様
    >韓国には「親日派」という勢力はほとんどおらず

    彼らが「売国奴」と規定する意味合いの「チニルパ」はそれこそ山の様に捨てる程存在すると思います(笑)。

  16. sey g より:

    会計士様の論に対する反論で、自分には韓国人の知人がいます。彼は至極真っ当な人間でこの様な人物が増える様に日本から働きかけるのが良いのではないか?いわゆる北風と太陽の太陽政策です。
    これは、考え方があまりにも日本人しています。
    まず問題なのは、政府、メディア、日本から見える大多数の韓国人なのであって、表出しない韓国人など関係ないのです。
    そして、ここからが大切です。
    韓国では、戦前をしっている老人が日本の支配は良かったと事実を喋って若者に殴り殺された事件があり、若者は喝采を浴びかなり減刑されています。
    その様な社会で、親日派が大勢力になると思いますか?
    まず、多数になる前に全員殺されています。
    そして、そんな韓国で どうやって親日派を多数派にするのですか?その方法を発表し、それが実現可能で初めて議論が始まります。
    それ無しに、韓国内の親日派を育てろとは笑止千万。
    あと、韓国内の親日派を多数にする簡単な方法はあります。
    それは、GDPを世界一にし、軍備拡張し、中国に戦争に勝ったらいいんです。
    したら、李完用の様な、、、ごめんなさい。それでも用日派しか増えませんわ。
    結論、韓国に親日派が多数派になることはありません。

  17. 匿名29号 より:

    「朝鮮半島生命線説」は”説”という割に纏まった論文・論考は見かけません。1913に松岡洋右が唱えた「(当時日本の支配下にあった朝鮮半島を守るには)満蒙は我が国の生命線」が下敷きになっているのでしょう。しかしこれは当時のロシアの南下政策を元に出てきたキャッチコピーみたいなもので当時はだいぶ流行したとか。元祖流行語大賞ですね。
    満蒙が中国・ロシア領となったからには朝鮮半島が防衛ラインとなるので今度は「朝鮮半島は我が国の生命線」と言うには、時代背景・軍事技術が違いすぎます。ロシアが南下しようと思えば北海道の方が近いし、黄海、東シナ海を高速で突っ切る強力な海軍を擁する中国が日本に侵攻するために北朝鮮、韓国の2国を迂回する遠回りを選ぶ理由はあまりありません。

    日本人が抱く恐怖の最たるものは韓国が完全に中国属国となり釜山近郊にミサイル基地を作られることでしょう。福岡までは数分で届き、迎撃は困難です。
    嘗てナチスドイツがV1,V2ロケットでロンドンを爆撃しても壊滅できなかったように核を持たないミサイルだけで都市を壊滅させるのは物理的には大変ではありますが、心理的ダメージを与えるのには有効でしょう。
    しかしそれならば、なにも韓国からでなくとも中国国内からミサイルを発射しても同じことで、韓国が地政学的な要になるというのは、現代ではあまり説得力がないように思います。むしろ韓国人がそう思い込みたい都市伝説の一種と言ったら乱暴すぎるでしょうか。

    1. りょうちん より:

      「ICBMはBMDで技術的に撃墜できない。」という現実をどれだけの人が知っていることやら。

      1. 匿名29号 より:

        ICBMが登場ですか。 詳しい方はいろいろと 言いたいことがおありでしょう。聞きたいですね。上の文は呼び水みたいなものですから。

  18. 庄之助 より:

    何時も何時もこのサイトで勉強させて頂いております。
    先日に引き続き、また国益を無視した元外交官が、暴論を展開しているので、リンクを貼り付けておきます。
    https://diamond.jp/articles/-/265163?page=6

    1. 匿名 より:

      リンク先の内容を見て思わず出た一言、「バカジャネーノ!」

  19. ぬくぬく より:

    次の二つのことは絶対に軽視してはいけない。
    第一は、忍耐と寛容をもってすれば、人間の敵意といえども溶解できるなどと、思ってはならない。
    第二は、報酬や援助を与えれば、敵対関係すらも好転させうると、思ってはいけない。

    ――――――――――――――『政略論』――――――――――――――

    韓国に譲歩したり、援助したりしても反日が親日になることはあり得ません。用日派が日本を利用しようとすり寄ってくるだけです。

    誰の言葉だったか忘れましたが「国家(英国?)には永遠の敵も永遠の友も存在しない」のです。竹島はいつか取り返さねばなりませんが、韓国と国交断絶までする必要はないでしょう。ビジネスライクに冷淡に付き合えば良いだけです。

    朝鮮半島が「大陸最強国」つまり戦前・冷戦中は帝政ロシア、ソ連。現在は支那の支配下に陥らなければ良いのです。反日政権であることは容認しましょう。米国の中南米に対する態度のようなものです。米国は影に日向に中南米諸国に介入していますが。

    戦前の朝鮮半島併合は間違いでした。朝鮮半島を守る軍事負担と朝鮮半島への投資で日本本土が損をしたからです。

    韓国には援助も譲歩も一切せず、貿易だけやりましょう。韓国への直接投資もできれば止めたいところです。貿易は貿易黒字が得で貿易赤字が損ということはありません。それは時代遅れの重商主義です。貿易によりGDPが増えれば良いのです。輸入はGDPを増やします。

    韓国が反日、侮日をしてきたら容赦なく制裁しましょう。そうすれば反日政権でも日本を侮ることはなくなるはずです。

    サイトは韓国に限らず反日国家、反日政権との付き合い方を書いた記事を載せておきます。時間があれば読んでくれると嬉しいです。

  20. わんわん より:

    >①韓国は地理的に見て日本に非常に近く、この地域が日本の敵対勢力に入れば日本の安全保障に深刻な脅威をもたらす。

    ②このような事態を避けるため、日本はあらゆるコストを払ってでも、朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない。

     朝鮮半島生命線説についての異論です
    ①については過去においては清・ロシアを念頭においたものでしたが 現在はどうでしょうか?
     現在の敵対勢力は中国・ロシア・北朝鮮・韓国が該当するかと思います
     朝鮮民族が半島にいる限り脅威と考えるべきではないでしょうか?
    >「やはり朝鮮半島は脅威だ」と考えるならば…
    以下 全段

     当然の考察かと思います
    その為には何が必要か?
     日米をはじめ世界的制裁ではないかと思います

    ②について
     ひっかかるのが「あらゆる」と「朝鮮半島を日本の友好国に引きとどめておかなければならない」言う表現です
     「あらゆる」つまり「あるかぎりの・すべての・ありとあらゆる」と言うことです
    コストパフォーマンスを考えるうえでは不当な表現ですね
     「ある程度」と言うのが適切かと思います
     朝鮮半島を(略) と言うのも違うと思います
    日本の領土(竹島)を侵略した時点で「敵国」だと思います
     日本のではなく「米国」のではないかと思います

    朝鮮半島の行方
    ①人口減少による民族・国家の消滅そして米国管理下ヘ
    ②経済破綻により国家破綻 米国管理下ヘ
    ③現状
    ④ロシアの管理下
    ⑤中国管理下
    ⑥韓国・北朝鮮に先に手出しをさせ焦土化後米国による管理

     理想は①です
    ③はいろいろな意見もあるでしょうが米国任せの破綻待ち
    ④はクリミア併合により経済制裁されているので中国よりは危険度が低いとみています
    ⑤は中共と(中国)軍部の内戦(クーデター)の可能性もあります(半島などかまってられない)
    ⑥コチラでよくみかけるものですが
    お気持ちは理解できますが「極論」の印象はぬぐえません
    コストパフォーマンスが悪すぎ(日露戦争と同じで戦勝国賠償金はまったく期待できない)日本人の大部分はどの国であろうと戦争は反対だと思います

    朝鮮民族の危険性
     仲良くできればそれにこしたことはないが
    相手は「1000年の恨」などと言っているの民族なのでとても無理
    以前のコメントにも書いたが
    米国に見捨てられた場合 核武装して日本を核攻撃の対象にします
     情で動くので核攻撃しかねません
    ※自滅の時間稼ぎのためにコストに見合った妥協や話し合い(話し合い自体無理なのであくまで「ふり」)は必要になる可能性はあります
     

    日本のすべきこと
    ①ロビー活動潰し
    ②自滅へのお手伝い(断交・経済制裁等)

  21. 匿名 より:

    千島樺太交換条約ではありませんが、台湾韓国交換密約を中国と結ぶというのはどうですかね。中国が台湾をあきらめる代わりに、日本・米国は中国が韓国・北朝鮮を併合するのを黙認するというものです。核兵器を持った反日朝鮮半島よりもましかなと思います。また、蔡総統からも文大統領からも間違いなく感謝されます。韓国国民も内紛から解放され平和に暮らせます。先々中国に内乱が発生したら韓国、北朝鮮、中国朝鮮族で独立することも目指せます。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      実も名も欲しい中共はノッテコナイものかと推察サレマス…

      1. 匿名29号 より:

        そう言う匿名様は北朝鮮、韓国と台湾のどちらかを選べと言われたら、どちらを選びますか?

        1. 匿名 より:

          台湾を選びます。しかし、中国にもメリットがあります。統一朝鮮が成立すると、統一朝鮮は中国朝鮮族に触手を伸ばすと思います。中国にとっては面倒な話で、それなら根こそぎ自国民にしてしまえという発想はありうると思います。複数国にまたがる民族問題はややこしいと思います。韓国は、異常ではありますが優秀でもあると思いますので、突拍子もないものを含め多面的な対応策を事前に検討しておく必要があり、それが抑止力にもなると考えています。

  22. 匿名二番 より:

    「こんにちわ!ぼく悪い匿名じゃないよ!」

    ・・・・・・。

    こんばんは。昨日の匿名です。
    今朝コメントに書かせていただいた通り、今回の話題に対して追加で私見を述べさせていただければと思います。
    また冗長になるかもしれませんが(なりそう)、お付き合いいただけますと幸いです。

    え~、何と申しましょうか、最初に釈明というか、言い訳をさせていただきたいのですが・・・
    今回書かせていただいたコメントに対して、どうにも私が日韓友好論者であるかのようなご指摘を多く賜りまして、「なんでかなー」と思い自分の書いた文章を読み返してみたのですが、なんでもクソもなかったですね。

    「日韓断交の展開が不愉快」「右派と連携すべき」から始まり、韓国の用日を許すかのような書き方の数々、断行の代わりに韓国右派と仲良くやっていこう的な・・・「こりゃ誤解されるわ」と、どうにも自分の未熟さに恥じ入っているところです。

    まず用日に関してですが。
    昨日のコメントで、「反日さえなければ用日にそれほど問題は感じない」と書かせていただきました。
    この「反日さえなければ」という状況は、私の考えるところ、
    「韓国が自国の過ちをすべて認め、世界に向けて訂正および釈明を行い、日本に心からの謝罪を行って許しを請う」という、【最低の最低限の大前提】をクリアした状態を指しています。

    「韓国の反日団体を潰す=上記のような状態になる」ワケがないにもかかわらず、そこをすっ飛ばして論を展開してしまっていました。アホでした。

    少なくとも現段階において、私は韓国からのいかなる用日も、親日も、許容するつもりはありません。
    親日とか「ふざけんな」です。どの口がほざきやがるとしか言いようがありません。

    まずは謝れと。筋を通せと。
    そこをなぁなぁにして「協力するから用日は続けさせて」なんて真似を、日本が許す道理はありません。

    と言う訳で、私は基本的に新宿会計士様が主張される「用日反対論」および「断韓までも視野に入れた日韓関係の再構築論」には賛成しています。
    日本政府の基本姿勢は現在の延長でOKだ思います。
    政府の皆様には、「ん?約束一つ守れんのかこのクソザコナメクジ」と言い続けて頂ければ結構。
    相手が親日だろうが用日だろうが、「日本政府が」こちらから韓国に手を差し伸べるような真似は厳に控えるべきかと。それこそ、相手に誤ったメッセージを送りかねません。

    異なる点があるとすれば、新宿会計士様および読者の皆様の多くは「断韓」を「割とアリ」とお考えのようにお見受けする一方、私は「断韓は開戦に次ぐ最悪の最終手段」だと考えている点です。

    もちろん、断韓を避けるために原則を曲げるような真似には断固反対です。
    だからこその最終手段ではあるのですが、そのあたりについての私の考えを、この場をお借りして少し書かせていただきたいと思います。

    まず、仮に日韓断交が実現したとします。
    日韓断交と韓国の自由主義陣営追放はニアイコールだと考えますので、その後起こる展開としては

    韓国経済が滅びます。
    レッドチームに正式に加入します。
    半島は阿鼻叫喚の地獄となります。
    日本では不届き者が祝杯が交わします。

    レッドチームに加入した以上、彼らのボスは中共となります。
    米がおらず、同じレッドチームとなれば、多少の障害はあれど朝鮮の赤化統一は時間の問題だと思われます。
    デフォルトと統一のダブルパンチで死に体の韓国経済には中共の資産が流れ込み、大半の韓国人は長い貧困に苦しみながらも、なんだかんだと持ち直す展開が予想されます。
    とはいえ当面のあいだ、半島の混沌ぶりを肴に日本人のメシがひときわ味わい深くなることは疑いようのない事実でしょう。

    しかし、です。

    言うまでもなく、日本に見放され、自由なき貧困へと叩き落された韓国人の「恨」という名の逆恨みは、頂点に達していることでしょう。
    私はそこで、その韓国人の反日感情を、「中共が利用しないはずが無い」と思うのです。

    そもそも日韓は、同じ自由主義陣営にいる今ですら、枚挙に暇がないほどいざこざが絶えない間柄です。
    それがもし完全に袂を分かったなら、どれほどの「いざこざ」が日韓の間に起こるのでしょうか。

    「日韓分断」の使命を果たした反日団体は、そこで反日を止めるでしょうか?
    私は絶対にやめないと思います。
    理由は2つ、

    ①中共に完全に飲み込まれないために、民族意識を高揚させる必要がある
    ②中共の指示で反日が行われる

    ①はどうでもいいですが、問題は②です。
    中共は、間違いなく韓国を利用して日本を煽ってくると思います。

    それこそ、今の尖閣諸島の比ではないほど。
    対馬の領土主張くらい仕掛けてくるかもしれません。
    今の韓国の「日本ディス」が可愛く思えるほどの、日本の国威を貶めるためのありとあらゆる下種で野蛮で卑劣な挑発が、日本海を挟んで絶え間なく繰り返されるのではないかと思うのです。

    中共にとって、人口7000万でそこそこの軍事力と核を持ち、反日に燃える統一朝鮮は、日本に対する「絶好の当て馬」となり得ます。

    それに対して、日本は耐え続けるしか方法がありません。
    今、尖閣諸島でやられているのと同じように。

    もしその韓国の「ナメた真似」の横行に日本の堪忍袋の緒が切れ果て、「日韓開戦」に至ったとしたら・・・

    自由主義陣営にいたはずの2国が血みどろの戦いを繰り広げ、中共が笑う図の完成です。
    その先にある展開など、考えたくもありません。

    ・・・・・という。
    もちろんこれは、単なる私の妄想に過ぎません。
    しかし韓国の「恨」の異常な攻撃性と、中共の領土拡大野心を考えれば、あながち的外れな仮説でもないように思えるのです。

    現在の韓国は敵でしょうか?
    その振る舞いを考えれば、潜在的な敵と考えておくべきでしょう。

    しかし、日本にとっては「どうでもいい敵」です。はっきり言えばザコです。
    日本にとって「どうでもよくない敵」は、どう考えても中共の方です。

    隣国同士に諍いを起こし、漁夫の利を得る。紀元前からあるような戦法です。
    私が日韓断交を恐れるのは、断韓から赤化統一への一連の展開が、「中共が日韓へ”離間の計”を仕掛けてくるのに絶好の環境を整えてしまう」と考えるからです。

    忌々しいのは、もしその展開になった場合、日本が実際に「韓国からの挑発」を受け続けた際に、武力行使以外でそれを防ぐ手立てが思い浮かばないという点です。

    断交した時点で経済交流も途絶えているでしょうから、今のような「首輪」はありません。
    レッドチームにいる以上、仮に国際社会に訴え経済制裁を発動したとしても、どれほどの効果を発揮できるのか。
    私がアホだから思いつかないだけなのかもしれませんが、どうにも・・・

    韓国には勝てるかもしれません。しかし戦った時点で、日本は中共に対して負けに等しい状況に追いやられてしまうかもしれません。

    そして考えるだにおぞましい、「韓国からの調子に乗り切った軍事挑発」を受け続けざるを得ないような未来が待つのなら、「今の方がマシ」、です。

    少なくとも、新宿会計士様が仰る「断交を想定した策」を考える場合、この「中共が仕掛けてきかねない統一韓国からの軍事挑発をいかに捌くか」について、十分な想定と対策を織り込むことは必要なのではないかと。

    そしてそれは、個人的には、非常に困難を極める立案作業になるのではないかと思えるのです。

    と、仮定に過ぎないクソ面白くもない話をずいぶん長く書いてしまいました。
    というか本題は、「断交まで見据えた対韓政策の中で、日本世論が韓国右派の後押しをするように動く」ことのメリットのプレゼンをすることだったはずなのですが、どうしてこうなった。

    まあその、それはそれで、これは個人的に日韓断交許容派の方に感想を聞いてみたかった「妄想」なので、またコメントにてご意見頂戴できますと幸いです。

    ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
    そして新宿会計士様、当方の拙い文章をこのブログにて取り上げていただきありがとうございました。
    改めて感謝の意を表したいと思います。

    1. 下の匿名 より:

      こちらに返信するつもりが、別コメントになってしまいました。

    2. イーシャ より:

      いろんな考え方はあると思いますが、経済破綻すれば人口7000万は無理でしょう。
      南は今の人口を維持できず、半分以上は間引かれます。
      残りも、北の奴隷かな。韓国人が考えるような統一国家にはなりません。

      個人的意見としては、中国がコストをかければかけるだけ中国が弱体化するような極貧国にして引導を渡す方が、有効だと考えます。

      1. 匿名29号 より:

        日韓断交していきなり統一は話を端折りすぎじゃないですか。まだ米韓同盟が残っているし、今の韓国の最大の貿易相手は中国なので、日韓断交したら簡単に阿鼻叫喚の世界になればよいですが。

    3. 頓珍韓 より:

      結局、中国に飲み込まれるんでしょうね。
      韓国もチベット、ウイグル同じ扱い、韓族の声は、なかなか世界に届かなくなりますね。

      そうなったら、私はチベット、ウイグル問題に注力します。

    4. WLT より:

      ざっと読みましたが、うーん・・・。
      この未来のストーリーには、仮定を真面目に考えられるだけの過去の歴史的な類似ケース等すら提示されていません。
      そのため、説得力を感じないのです。

      詳しい過程の部分をすっとばして、日本や同盟国その他は何一つ動かず、いきなり中国側にとってこれ以上無い理想の通りに叶った場合の未来が前提の話なので
      正直答えようがないです。

      1. 匿名二番 より:

        こんばんは。返信が遅れて申し訳ありません。

        皆様、今回も当方の駄文にご意見をお寄せ頂きありがとうございます。
        頂戴したコメントも踏まえ、もう少し私見を述べさせていただければと思います。

        まず今回の私の妄想についてなのですが、まあ妄想ですので笑、何か具体的な資料に基づいた主張ではありません。
        断交後の展望について、無数にある中の、一つの「可能性らしきもの」について言及させていただいたにすぎません。
        「リアリティが無さすぎてなんとも言いようがない」という仰りようは、ごもっともだと思いますw
        不本意ながら、私は現在の状況にうまく当てはまるような過去の事例を、まだ発見できておりませんし・・・

        ただそんな私の妄想にも、断交に伴う状況を踏まえたいくつかの重要なご意見を頂戴できたことは嬉しく思っております。

        例えば断交によって韓国は大きく弱体化する可能性があり、それに日本も積極的に加担することで逆に中共に大きな負担を背負わせることが出来るよう仕向ければ、私の仮説のような状況を未然に防ぐことができるのではないか、とか。

        日韓は断交しても米韓同盟を残すことができれば、米の手によって韓国を管理することが可能になるだろう、とか。

        それ以前に「中共が付いているのに断交だけで韓国がどれほど弱体化するものなのか」とか、逆に「案外中共にあっさり飲み込まれ、存在感なんて無くなるんじゃないか」とか。

        どれも検討に値する、重要な着眼点かと存じます。

        これらはいずれも具体的な資料に基づく根拠が提示されているわけではありませんが、しかし私はこういった仮説の積み重ねが意味のないことだとは思いません。

        むしろ現在の状況を考えるに、これこそが日韓断交を見据える「今」重要なことなのではないかと感じるのです。

        これは私が周回遅れで、知識がないからそう思うだけなのかもしれません。
        しかし私の見る限り、現在の断交論の中で「断交による直接的影響」を実証的に検討したものはあっても、「実証はできないけど断交によって中共はこんなことを企んでるんじゃねーの」という展望を語るような内容のものは、あまり見受けられないように思えるのです。

        日韓断交は、日本が自ら青写真を描き、用意した道ではありません。
        明らかに、「敵側の工作によって誘導された展開」です。

        わざわざ誘導してくる以上、日本としては当然「その先の展開も用意してある」と考えておかなくてはなりません。
        (「そんな先のことはっきり分かんねーし、相手もそこまで考えてないっしょ」みたいな発想は平和ボケですよねw)
        にも拘わらず、「断交そのもの」ではなく「断交後の展望」に関する議論があまり活発でないように見受けられる現状は、果たして健全であると言えるのでしょうか?

        私は断交によって今回私が仮定したような危険が生じるかもしれないからといって、「日韓断交反対」を主張しているわけではありません。
        日本政府がいつまた不条理な用日を仕掛けてくるかもしれない韓国に対し、「いいから約束守れや、こっちはいつでも行くところまで行ったんぞ?」という強気の姿勢を堅持するためにも、日韓断交という選択肢は残しておくべきです。

        しかし、日本がそれを具体的に視野に入れざるを得なくなった今だからこそ、断交にはどのような展開がありどのような危険が潜み、それに日本はどのように対処していくべきかを論じること、例え実証的とはなり得なかったとしても、仮説を積み重ね論を活性化させていくことは必要であると考えるのです。

        敵が用意した局面に自分から飛び込んでおいて、「対策が不十分でした」じゃ目も当てられません。
        私は「まだ日本は断交に潜む危険性への検討が不十分であり、そのような状態で中共が長年仕掛け続けてきた断交という展開へ進むのは危険ではないか」と判断しています。

        もしこれが私の杞憂に過ぎないということであれば、私にとっては嬉しい限りです。

        韓国に対し高い知見をお持ちの新宿会計士様および読者の皆様、「日韓断交後の東アジアの展望」について、皆様のお考えをお聞かせ頂けないでしょうか。

        不躾な願いとは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

        1. 阿野煮鱒 より:

          断交は目標ではないと何度言えば。

          1. 匿名二番 より:

            >阿野煮鱒様

            少し断交にこだわりすぎてしまいましたw

            そうですね。肝心なのは断交云々ではなく、「日本からは動けない、しかし韓国の自力更生も期待できない」という平行線の中で、「じゃあ国益のため何をすべきか」です。

        2. へちまはたわしのみに非ず より:

          匿名二番 様

          まず、論考に言葉を惜しまない丁寧な姿勢、議論への真摯な態度が素晴らしいと思います。
          ”その後、どうなの?”は、議論に値するテーマです。
          物事は終わり方たる目的があって、手段たる始め方があるためです。

          日韓関係の記事のコメントは多い傾向がありますが、”その後”に触れた記事・コメントは多くないように思えます。
          議論の集約のため、可能なら雑談専用記事のように議論専用記事を設けてもらい、そこで議論を深めるのが良いのではないでしょうか。

          1. 匿名二番 より:

            >へちまはたわしのみに非ず様

            「このブログの方々にこれではクドいかな・・・」とか悩みながら書いてるのが実際のところです。

            >物事は終わり方たる目的があって、手段たる始め方がある

            当方の言いたいことを、なんともカッコイイ格言でまとめて下さりありがとうございますw

            >議論の集約のため、可能なら雑談専用記事のように議論専用記事を設けてもらい、そこで議論を深めるのが良いのではないでしょうか。

            なんという素敵なご提案・・・!そのような場をいただけるなら、私としては嬉しい限りです。

  23. 匿名 より:

    匿名二番さんのお話は、一石を投じるお話だと思いました。
    管理不能になる未来より、管理可能(の確率が高い)現状を維持した方がいいのではないか、と。
    この未来はあり得ると思います。
    当然断韓すべきかどうかを国民一人一人が判断するために必要な想定の一つかもしれませんね。覚悟を問うべき。

    日本ですから、今国交のない北朝鮮に対するように、武力行使までには「遺憾砲」を何十発と発射した後のことだとは思いますが、最悪の場合はということですね。

    私には断韓で捨てるものがないと思っていたのですが、うん、そうでもないなと思い始めました。
    脳ミソが足りないので、他の有識者の方々のご意見を拝見したい。とても。

    関係ありませんが、こちらのある常連さんに文体がとても似ていますが、気のせいだと思っています。

    1. 引っ掛かったオタク より:

      既に管理できとらんっちゃけんがこがなしゃーしー…ゲフンゲフン

    2. 阿野煮鱒 より:

      周回遅れの論題を蒸し返して、このサイトの議論の水準を大いに後退させたと思います。退屈であくびが出ます。
      ただし、特定の指向を持つ人々が集うと先鋭化しがちであり、狭い世界で切磋琢磨しているものの、日本の現状は、まだまま生ぬるいということは再認識できました。

    3. 頓珍韓 より:

      日韓関係でこじれると、というか韓国の一方的な問題について大体アメリカが仲介しますが、譲歩を常に日本に求めてくる構図が多かったと思います。
      これは、声の小さい方に譲歩を求めている故だと思います。
      ところが、今、まさに文在寅氏のおかげで、日本人が韓国を見る目が変わっています。
      この状況は、非常によろしい。
      状況一転、アメリカが譲歩を迫るべきは韓国になるのではないか、と思います。
      現在、韓国抜きの国際政治が進んでいます。
      アメリカにとって日韓どちらが重要か。
      韓国の瀬戸際外交も、日米で腹が決まれば滑稽なだけです。
      日本はいつまでも韓国のケツを拭くとおもわせないことが寛容。
      アメリカのドスは痺れることでしょうし、目も覚めるかもしれませんね。
      しっかり韓国には米中どちらを選ぶか決めさせればよろしいでしょう。

      日本は「もうまっぴら、米韓で同盟を組んでいるのだから、お前ら勝手にやれ」ぐらいで丁度良いのではないかと思います。

      1. 頓珍韓 より:

        追記失礼します。

        これが韓国を管理するということになるでしょう。

    4. このコメントの匿名 より:

      なぜか私のコメントに返信を頂いたので。

      匿名二番さんのコメントで、今よりエスカレートした「韓国からの調子に乗り切った軍事挑発」があるという想定が、私にはあまりありませんでした。

      韓国との国交断絶をおっしゃる方のうち、ここまでを織り込んでいない人は結構いるんじゃないかと思ったんです。これはこちらのブログだけじゃなく、嫌韓サイトのコメンターなども含めてです。
      私も、今より対日姿勢が酷くなるというより、衰退して存在してないかのような国になるのか、程度の認識でしたが。

      でも、断韓の末に現れる未来で得られるもの、捨てるものについて、いろいろと想定して議論するのは大事だなと思った次第です。

      私は、日本は韓国に毅然として対していくだけと思っており、国交断絶は結果としてそうなるなら仕方がないくらいに思っています。国交断絶そのものは目的だと思っていません。

      で、将来韓国からのエスカレートした無管理の軍事挑発がある「かもしれない」から、今韓国に対する制裁を含めた厳しい対応に手心を加えるかというと、否です。
      可能性でしか無いのにそれを回避しようとすれば、すべての対韓措置を緩めなければならなくなります。その結果訪れる未来は、今よりもっと酷いものになるでしょう。
      匿名二番さんの言う未来があったとしても、今の国交がない北朝鮮のように挑発したくてもできない状態を作ることもできます。
      一生懸命その時の現状に対応していくだけだろうと思います。

      引っかかったオタクさん>
      今は腐ってもアメリカ一家の一員で、アメリカのゲンコツがあります。
      それが無い状態と、今も管理できていないから同じというのは違うでしょう。

      頓珍韓さん>
      おっしゃることに同意します。
      国交断絶するべきでないから、日本はアメリカと韓国の要求にすべて応じて譲歩すべきとは全く思いません。

      ○○さん>
      反論するつもりがない人は、「バカは相手にしない」とわざわざ書くまでもなく、黙ってればいいと思います。
      バカにも人権はあります。バカには敬意も払わなくていいという意思表示には議論を封じることと、侮蔑意外の意図を思いつきません。

      1. より:

        在韓米軍という重しもしくは軛が外れれば、韓国が日本に対して軍事的な挑発に及ぶことは十分想定されます。少なくとも、ここ10年ほどの韓国軍の増強は、誰が見ようと対日戦を意識しているものとしか思えません。
        そのような状況において、「だから韓国と揉めないよう譲歩しよう」などというのは、論外を通り越した敗北主義者の言ですね。韓国による対日侵攻を招き寄せる以外の結果に繋がりませんので。
        従って、わが国としては、韓国が軍事的挑発など思いもつかない程度に軍事的能力を高める必要があります。けして望ましい状況だとは思いませんが、韓国が妄想を振り払えない以上、対応せざるを得ません。

        1. イーシャ より:

          日本を狙って戦力を釜山付近に集中させた隙に、
          北がソウルを制圧するまでがお約束。

  24. 横浜憂国士 より:

    私事で恐縮ですが、小生30年前、韓国旅行中に妻と知り合い結婚しました。

    日本人と結婚して日本に住もうと決意するくらいなので、日本は韓国より進んだ安全で住みやすい国という印象は持っていたようです。
    韓国も過去は北の脅威から守るため軍事国家にならざる得なかったが、ようやく民主主義国家の仲間入りができたという認識もありました。
    反日は一部の過激な人達で、「相変わらずまたやってる」と見ているようでした。

    日本に来て、慰安婦、日本統治時代の医療・教育・インフラ整備、戦後の経済支援などの情報に接してかなりショックを受けたようです。
    (韓国で教えられたことと真逆なので)

    「警官が皆やさしい、植民地時代の憲兵はどこに行った…」
    「誇りにしていたハングルが諭吉先生が発展普及させたとは…」(慶応にすこし行っていた)
    「独島はウリタンで、国際裁判を拒否しているのは日本だと思っていたのに逆なの⁉」
    「子供のころ夢中になったアトムもサリーちゃんも日本のものだったとは…」

    面白い話にはこと欠きません。(エッセー本を一冊出版してしまったくらいです)

    妻は向学心があり、嘘・ごまかしが嫌いで、食事・家事・美容・健康にも手を抜かず、声楽をやっていて歌がうまく、友人も私より多いです。
    「人間的に私よりよくできている」、子供たちからもそう言われます。

    反日・嫌韓のテレビ番組は見ようとしませんし、話題にもしません。
    日本に来て直ぐ帰化しましたが、家で韓国家庭料理や韓国語を教えていて韓国文化への愛着は強いと思います。
    習う人も料理や食事が楽しみだったり、韓流なファンだったりと、当たり前ですが「普通の女性たち」です。

    妻も「韓国で生まれ育って日本に来た普通の女性」だと思っています。

    日本人として韓国人に多く接している方だと思いますが、「反日」「用日」は会ったことも言われたこともありません。
    (そういう人たちは私を避けるので、益々理解できなくなってしまうのかも)
    あるとすれば韓国の偏った政策、教育、マスコミが今の普通の韓国人の心情を生み出しているのではないでしょうか?
    (マスコミに関しては韓国のことだけを言えないけど)

    以上、取り止めもなく書いてお粗末でした。

    1. 阿野煮鱒 より:

      個人対個人で韓国人接すれば、そういう風になると思いますよ。
      私も個人的に接した韓国人とは、楽しい想い出が色々あります。
      それはそれとして、国と国との関係には、なんら影響がありません。

      1. 匿名29号 より:

        個人個人はよい人が多く、反日を唱えるのは一部の過激な人達だということをよく聞きます。それは韓国に限らずどの国でも、中国、ロシア、北朝鮮でさえもその通りだと思います。
        逆に日本人は個人として付き合いにくい人が多いとさえ感じます(そりゃ、オメーがひねくれているからだろ、とかは無しにして)

        しかし、その良い人が集まって国家となると、全く個々人の人格とは別の挙動を為すようになるのは不思議です。 やはり集団の性格は個々人の性格の延長ではないのでしょうね。

        1. 横浜憂国士 より:

          『声の大きい者が勝つ』、という傾向が日本より強いのでしょうね。

          ロシア、北は分かりませんが、IT・ゲーム会社をやっていて韓国、中国(含む朝鮮族)から来た技術者、留学生はかなり社員として採用していました。

          私の経験では明らかに違います。

          中国 ー 報酬に関してはかなりうるさい(いつもアップの要求をする)。
          韓国 ー 報酬より日本の技術、文化を学ぼうとする意欲が高い。

          もっとも条件が良いところがあればすぐ転職するのはどちらも同じでしたが。

          東日本大震災の際には、放射能を恐れて韓国へ帰る社員が何人もいました。(中国人はなし、真実を知っている感じ)
          韓国人は素直というか、日本の事は何事もネガティブに捉える所があるのかと思いました。

  25. 陰謀論者 より:

     日韓断交は、「先に言ったほうが負け」でしょう。離婚と同じで要求した側がより多くを失い補償することになるでしょう。私は断交もやむなしと思いますが、日本から切り出す愚策だけは絶対にしてほしくありません。
     ただ断交についてあたまを悩ませたり議論してもおそらく無駄でありませう。断交などという手段を飛び越えて日本に宣戦布告なり、無通告で侵略をしてくることに備えねばなりません。「竹島」がかの国の成功体験です。同じことをしてくることに備えねばなりません。反社勢力とどうやって対峙し、自らの生命と財産を守るかというスタンスで臨まないと不意を突かれることになりますぞ。

    1. 阿野煮鱒 より:

      日韓関係において、断交はあまたある選択肢の一つであり、手段の一つです。
      本質的な目標は、日本の国益の増大であり、地位と名誉の向上です。
      仰るとおり、断交を目標にしては、韓国にしてやられます。

    2. より:

      日本側から韓国に対して断交を申し渡すなんぞ、愚策中の愚策です。わざわざ韓国に対して、反日宣伝の正当性を主張するネタを与えるだけだからです。
      現在の状況を鑑みると、断交も選択肢の一つだとは思いますが、その際には向こうから断交を宣言するよう仕向ける、あるいは追い込むことが重要です。そうなれば、ついでに「いくつかの」懸念も解決することができるかもしれませんしね。

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