「桜を見る会」で各社が一斉に同じ内容報じる不自然さ
昨日から今朝にかけて、メディアを賑わしているのが、「桜を見る会」を巡る安倍総理の疑惑です。不思議なことに、どのメディアもいっせいに、「関係者の話」として「公設第1秘書が任意で事情聴取を受けた」、「安倍事務所側が5年間で数百万円を負担していた疑いがある」、「ホテルが領収書を作成していた」など、ほぼ同じ内容を報じています。これは、何らかの政治的な意図を持ったリーク、という可能性があります。
非常に不自然:各メディアが一斉に報じた疑惑
安倍晋三総理大臣が主催した「桜を見る会」を巡り、こんな報道が出て来ました。
安倍前首相秘書ら聴取 東京地検特捜部 桜を見る会前夜祭めぐり
―――2020.11.23 18:38付 産経ニュースより
これは、東京地検特捜部が安倍総理の公設第1秘書らから任意で事情聴取した、とするもので、産経ニュース以外にもNHKを始めさまざまなメディアがいっせいに報じていますが、不思議なことに、内容はどれもほぼ同じです。
とりあえず産経の記事によれば、「桜を見る会」の前夜祭で、参加した有権者に飲食代を提供していたのは公選法違反(寄付行為)と政治資金規正法違反の罪に相当するとして、東京地検特捜部に対し、安倍総理らへの告発状が出ていたことを受けたものだとしています。
ただ、NHKや読売新聞、朝日新聞などの記事を読んでも、ほぼ同じ内容です。
- 「『桜を見る会』の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題で、会場のホテル側が作成した領収書には去年までの5年間にかかった懇親会の費用のうち安倍前総理大臣側が少なくとも800万円以上を負担したことを示す内容が記されていることが、複数の関係者への取材で新たに分かりました。東京地検特捜部もこうした経緯を把握し、安倍前総理大臣の公設第1秘書らから任意で事情を聴くなどして確認を進めているものとみられます。」(NHK)
- 「安倍晋三前首相(66)側が主催した『桜を見る会』の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった。特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性があるとみており、立件の可否を検討している。」(読売新聞)
- 「安倍晋三前首相の後援会が『桜を見る会』の前日に主催した夕食会をめぐり、安倍氏側が費用の一部として例年、1回あたり100万円以上を負担した疑いがあることが関係者への取材でわかった。『事務所側が補塡(ほてん)した事実は全くない』とした安倍氏の国会答弁と矛盾する可能性がある。東京地検特捜部は公設第1秘書らから任意で事情聴取し、政治団体の収支の記載を義務づけた政治資金規正法違反(不記載)に当たらないか慎重に調べている。」(朝日新聞)
つまり、これらの報道には次の共通点があります。
- 安倍総理の公設第1秘書に任意で事情聴取したことが関係者への取材で23日にわかった
- 補填した額は昨年までの5年間で合計数百万円との疑いがある
- 東京地検特捜部は政治資金規正法違反にあたらないか慎重に調べている
東京地検などがメディアにリークか?
以上から考えて、おそらく、これらのメディアが「関係者に取材した」のではなく、「関係者」がこれらのメディアに同じ内容をリークしたと見るのが正解でしょう。
もちろん、もしも安倍総理の事務所がこのようなことをやっていたのだとしたら、安倍総理側の説明に虚偽が含まれていた、政治資金規正法違反の疑いがある、などの点で、おおきな問題となり得ます(金額の多寡は置いておくとして)。
また、これに関連して読売新聞は今朝、「独自」と称して、ホテル側が「差額を受領した領収書を作成していた」、とする記事も出て来ました。
【独自】安倍氏側、5年間で800万円超補填か…ホテル側が差額受領の領収書作成
―――2020/11/24 06:38付 読売新聞オンラインより
これも「関係者の話」として報じられたもので、具体的に「会場のホテル側に支払われた総額が昨年までの5年間で計2300万円」、「参加者からの会費徴収額は計1400万円あまり」、「差引800万円超を安倍総理側が補填していた可能性があると見て、東京地検特捜部が捜査している」、とするものです。
ちなみにこれとほぼ同じ内容の報道は、NHKやTBS、日テレなど、複数のメディアも流しています。やはり東京地検特捜部の内部に、「世間の反応を見ながら情報を小出しにする」などして、積極的に情報をリークしている者がいる、という可能性を疑った方が良いのかもしれません。
日本を暗黒社会にするつもりか?
もちろん、安倍総理側が政治資金規正法違反を行っていたという可能性については、現時点では排除できません。客観的な証拠を積み上げた捜査の進展を待つ必要がありそうです。
ただ、検察といえば、以前の『江田憲司氏は「山本真千子疑惑」について説明したのですか?』などでも触れたとおり、野党などに対し積極的に捜査情報を漏らしていた疑いがあるという人物もいます。
もしも検察当局などが何らかの政治的な意図をもって、罪をでっち上げて政治家の動きを封殺しようとしているのだとしたら、これは大変に由々しき問題でもあります。極端な話、大統領が退任後に逮捕される某隣国と同じような暗黒社会にもなりかねません。
その意味では、当ウェブサイトとしてはこの捜査の進展については慎重に見守る必要があると考えている次第です。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
アベガーの禁断症状だと思います。
アメリカでは民主系の複数のテレビ局がまったく同じ反トランプ原稿を読み上げたと言う記事を見ました。それと同じことが日本でも行われたとしても不思議はありませんね。
裏にいるのがどういう者なのかはそのうちわかると思いますが…
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
(なにしろ、日本マスゴミ村と違って自分は間違う存在であると自覚しているので)
日本マスゴミ村としては、(特オチを恐れて)元の原稿(?)が一つしかないので、同じ原稿をコピーしているので、各社、同じ内容を報道しているのではないでしょうか。
駄文にて失礼しました。
新聞社に【独自】取材など存在しないことが再び事実として示された、まこと嘆かわしい事態と言えます。
>会場のホテル側が作成した領収書には
ホテル側が相手に「渡した」領収書ではなく、「作成した」領収書です。
相手に渡していない、領収書のドラフトでも見つけたんでしょうか。
これがすべてじゃないでしょうが、証拠としてはイマイチだけど、世論が乗ってくるなら行くぜ、ということでなんしょうかね。
KBS(韓国放送公社)は,2019年9月,報道番組「ニュース9」の曹国法相をめぐる一連のスキャンダルに関する放送内容を[偏向報道]だったと自ら,認定した
2020年6月には,20年以上続いたコメディー番組「ギャグコンサート」の放送を打ち切った
公開録画番組「ギャグコンサート」は,千六百席ホールの観客近くで,コメディアンらがネタを披露し,観客の反応に応じた即興のアドリブを交えたりする舞台だった
また,社会的に話題となった事件や,政治家らに対する辛辣な風刺が視聴者の留飲を下げてきた一面もあった.保守政権である李明博,朴槿恵両政権を激しく批判・風刺し,朴大統領や最側近と言われた崔順実氏のモノマネ・戯画化で,朴大統領弾劾への雰囲気醸成に大いに貢献した
露骨な政治的スタンスは,KBSディレクターの多くがコミュニスト的思想信条に起因する
批判精神と自由奔放な思考が「風刺」を生むが,自由奔放でなければならない筈の風刺に「自主規制」が入り,「ギャグコンサート」は色を失った
保守政権下で毎週見ることができていた政治風刺が,文在寅政権になってからは,ほぼ見られなくなってしまった
文政権発足後,風刺のネタが無くなったわけではない.与党や政権中枢からのスキャンダルは次々と明るみに出ている.特に,「タマネギ男」と皮肉られた曺国氏のスキャンダルは,コメディアンの立場からすれば,不正腐敗と偽善に満ちた「ネタの宝庫」だった筈だが,曺氏のスキャンダルで国全体が沸いていたときにも,「ギャグコンサート」では,曺氏への風刺はなく,逆に,曺氏を追及する検察への批判に終始していた.彼らが過去に放送していた政治風刺は「笑いを届けるための風刺」ではなく,笑いを利用した政治活動だったことが明らかになった.偏向的政治活動を国民から受信料を取っているKBSという公営放送がしていたのだ
政治風刺は,コミュニスト的政権誕生と同時に不用となり,多くのコメディアンらは「仕事」を失った
露骨な政治的スタンスは,KBSディレクターの多くがコミュニスト的思想信条をもっていることに起因する
日本も専門家、アナウンサーだけでなく芸能人が政治を騙るね。
韓国は政府が世論を作るようになったか。
東京地検特捜部からのリークの可能性があります。
安部事務所側が一部経費を負担していたということならば(事実の可能性大)、とうの昔に地検も把握していたでしょうから、なぜこの時期にリーク、つまり起訴への地慣らしを行ったのかのよいにも見えます。
昔から東京地検特捜部はアメリカとの連携(指令?)が有名ですが、日本ファーストの独自外交を目指す安倍元首相の存在がアメリカの一部勢力にとっては元々目障りだったのかもしれません。
ここで言う一部勢力とは、GHQ以来戦後一貫して日本をコントロールしようとしてきた国務省、CIA筋であり、日本がアメリカの影響下から離れて独自外交、独自の強い軍隊を持つことに強い危惧感を持ち、アメリカの国益維持の見地からアジアにおいては昔はソ連、今は中国に対してアメリア主導の日米韓の連携を重視する連中です。
最近、文政権がやけに日本政府にすり寄って連携を求めてくるのは、彼らの強い要請があるのかもしれず、その行為は上記推測と論理的に整合します。
菅政権は安倍元首相の強い影響下にあることから、安倍首相を政界から葬り去ることで菅政権に強いプレッシャーをかけることができます。
特に、RCEPの締結、習主席の国賓来日、韓国に対する輸出管理の強化等、アメリカの国益に反する日本の独自外交は彼らにとって容認することは困難です。
トランプ大統領は、上記伝統的な日米韓連携派とは一線を引き、むしろ韓国等同盟国を重要視せず、駐留米軍も縮小撤退の方針を示す等、アメリカが世界の警察官、ひいてはアメリカによる覇権から身を引くかのような政策をとっており、それは軍需産業と連携する伝統的な国務省官僚筋から見て許しがたいことなのでしょう。
次期トランプ大統領の芽が殆ど無くなった現状、伝統的な「世界へのアメリカの関与主義者」達が勢いを増しているのかもしれません。
マイケルグリーン等のCSIS(国務省OBの巣窟)の主要メンバー達は、早速時期首相の可能性が高い河野大臣に近づき、自らの陣営に引き込もうとしているように見えます。
河野大臣も将来的にファイブアイに入りたいと発言する等、彼らの意向に沿うような発言をしていますが、真意はどうなのでしょうか?
メディアにとって、「大事なお客様」が来日したタイミングと関係があるのでしょうか。私は日本シリーズの方が大事なのですが。
告発した側(メディア)が積極的に言いふらしているんでしょう。で、結局寿司は久兵衛だったの?
以前私は、トランプ大統領はこの選挙の状況を想定していたとこちらで書かせていただきました。この選挙で合法的に敵勢力を叩き潰すのが目的だろうと予想しました。今米国では、選挙で不正が行われた証拠固めの続報がいろいろ出てきています。米国は、事実上内戦状態です。他国も不正に加担しているようです。
トランプ大統領が最終的に勝利して、世界中で子供を誘拐している悪の勢力を叩き潰してくれることを願っています。
トランプ大統領に大変信頼されている安倍総理が、こんな時期にやり玉に挙げられたのは、バイデン陣営のあせりからの攻撃ではないかと推測します。東京地検が実際に動いているのかも怪しいものです。安倍総理の世界での人脈は、悪の勢力も侮りがたいのでしょう。少しでも力をそごうと必死なのではないかと思いました。
説得力がない言葉がたくさん入ってますけど、まあお気になさらずに。