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都合が悪い事実を徹底的に無視する中央日報の論説委員

本稿は、ショートメモです。本日、韓国メディア『中央日報』(日本語版)に、論説委員という立場の人物が執筆したとされる、なかなか強烈な記事が掲載されています。正直、ここまで自分にとって都合が悪い事実から目を背けられるとは驚きです。ただ、それと同時にもうひとつ感じるのは、この人物の「用日派」的な主張の裏に見え隠れする、韓国国内における「保守派」と「左派」の対決です。

歪んだ歴史認識

以前から報告しているとおり、当ウェブサイトとしては、韓国国内には「親日派」などいないと考えています。というのも、韓国メディアの報道を眺めていると、真摯に「日本と手を取り合い、未来に向けて発展していきたい」という考え方を見かけることは、ほとんどないからです。

韓国に存在するのは、保守派を中心とする、「歴史問題を悪用して日本から利益を得てやろう」と考える「用日派」と、左派を中心とする、純粋に「日本(や米国)との関係は北朝鮮との赤化統一の邪魔だ」と考える「純粋反日派」なのだと思います。

ただ、彼らに共通点があるとしたら、それは「歴史」です。そもそも韓国が日本について言及するときには、かならずそれが枕詞のように出てきます。

日本が朝鮮半島を統治した1910年から1945年までの35年間を、韓国国内では「36年の日帝強占期」と呼ぶようですし(年数計算を間違えている点については、敢えて突っ込みません)、この「36年の日帝強占期」は韓国にとっては「暗黒時代だった」ということにされています。

もちろん、彼らがときとしてウソ、偽りの歴史認識を振りかざしながら、私たちの国・日本の名誉と尊厳を傷つけていることについては看過できませんし、(これまでがどうだったはともかくとして、)少なくとも今後、私たちが彼らから受ける攻撃に対しては、敢然と反撃していかねばならないことは、いうまでもありません。

しかし、それと同時に、彼らが歪んだ歴史認識を抱くこと自体は彼らの自由ですし、本来、私たち日本人には実害がない限り、これについて何かを述べるべき立場にはありません。歪んだ歴史認識を抱くことで生じる不利益は、今後はすべて彼ら自身に跳ね返っていくことでしょう。

(※もっとも、私たちに何らかの被害が生じることだけは、絶対に避けねばならないのですが…。)

中央日報論説委員「第2、第3の安倍氏」

さて、わが国では今月、「菅義偉総理」が誕生することはほぼ間違いないでしょう。

「菅(かん)首相」ならばともかく、第2次安倍政権発足以来、安倍晋三総理大臣を支えてきた有能な「菅(すが)総理」であれば、韓国に対して下手な譲歩をする心配はあまりないと考えて良いと思います(楽観はできませんが…)。

こうしたなか、韓国メディア『中央日報』(日本語版)には本日、何やら奇妙な記事が掲載されています。

【時視各角】第2、第3の安倍氏を懐に迎える勇気

―――2020.09.08 08:48付 中央日報日本語版より

執筆者は中央日報の論説委員の方だそうですが、日本語版記事は文字数にして1600字あまり。中央日報としてはなかなかの分量の記事ではないでしょうか。

タイトルに「第2、第3の安倍」とありますが、本文ではさっそく、こんな記述が。

日本国内や国際社会の総体的評価とは別に、韓国人は最悪の韓日関係にした張本人として安倍氏を記憶している。歴史修正主義と強固なナショナリズムに根ざした安倍氏の挑発的行動と政策が、韓国人の気持ちを不快なものにし、自国で開いたG20サミットの時には文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談を拒否して仲間はずれにした露骨な『韓国たたき』が怒りを呼んだ。」。

ここまで事実関係を無視するか…

まことに失礼ながら、議論の出発点において、事実誤認も甚だしいと言わざるを得ません。

もちろん、日韓関係がかつてないほどにこじれていることは確かでしょうし、日韓のギクシャクが本格的に始まった期間と第2次以降の安倍政権の在任期間が重なっていることもまた事実でしょう。

しかし、「時期的に重なっている」からといって、「安倍が韓日関係を最悪の状態にした」、という結論にはなりません。自称元徴用工判決問題を放置し、日韓関係を現在進行形で法的に破壊しようとしているのは韓国の側ですし、国会議長という要職にある者が天皇陛下を公然と侮辱したのも韓国の側です。

もっといえば、日本が安全保障上の措置として対韓輸出管理適正化に踏み切った際、それを「輸出『規制』」だと偽り、日韓GSOMIAを破棄しましたし、さらには現在、日本をWTOに提訴する手続が進行中でもあります。

この対韓輸出管理適正化措置も、「韓国が日本から輸出された物資の軍事転用を許した疑いがある」ために発動された、という見方もありますので、もしその見方が正しければ、もともとの原因を作ったのもやはり韓国の側です。

そういえば、安全保障という意味では、2018年12月には、日本海能登半島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、韓国の駆逐艦「広開土大王」が日本の海自P1哨戒機に火器管制レーダーを照射した、という事件も発生しました。

このレーダー照射は、ケースによっては準戦闘行為となることもあるなど、大変危険な行為です。過去にはレーダー照射を契機に戦争が始まってしまったという事例もあるようですし、「韓国が日本に対して戦争を仕掛けた」と評価されても仕方がないかもしれません。

以上の事実関係を踏まえると、「論説委員」を名乗る人物がこの認識というのも非常にお寒い状況ですね。くどいようですが、少なくとも2017年5月の文在寅(ぶん・ざいいん)政権発足以降で見て、日韓関係が壊れるきっかけを作ったのは、すべて韓国の側です。

余談ですが、

昨年の輸出規制を契機に起きた不買運動スローガンが(中略)『ノー安倍』に変わったのは、そのような怒りを代弁している。経緯がどうであれ、『ノー安倍』は成功したので、韓日関係は改善だけが残っているという期待感が巷にはある

のくだり、外国人にわが国の首脳を侮辱されている気がして、日本国民の1人としては大変に不快な思いを抱きます。病気で止むを得ず退任する大宰相に対する敬意は欠片も感じられないからです。

左派に対するルサンチマン?

もっとも、当ウェブサイトがこの記事に注目した理由は、自分たちの責任を棚に上げて「韓日関係悪化は安倍のせいだ」とやっていることだけが理由ではありません。

韓国国内の「用日派」と呼ばれる人たちの思考パターンが余すところなく出ているからです。

過去20数年間で振り子の中心軸そのものが大きく右側に移動した結果、重りの方向と振幅は無意味になった。自民党は代表的なタカ派である清和会(現細田派)の独走が普通のことになり、派閥間の色の違いも消えてしまった。合理的で謙虚な歴史認識所有者や改憲党論に反対する政治家は立つ瀬がない。野党はもっと支離滅裂だ。そのため安倍氏が退いても、第2、第3の安倍氏が登場するよりほかはない。

韓国がいう「日帝36年の蛮行」という寝言を信じ込む輩を「合理的で謙虚な歴史認識所有者」とは片腹痛いという気がしますが、それと同時に、日本の野党の皆さんが、韓国メディアの論説委員からも「支離滅裂」と言われてしまうというのも興味深い点ですね。

ただ、この記述からは、「韓国に慮ってくれた日本」が消滅していることに対する危機感や、その状況を作り出した左派に対するルサンチマンのようなものが出ているとも言えます。それがもっと露骨になるのが、次のくだりでしょう。

もう一つ深刻な問題は、日本国内で親韓派が消滅直前になった点だ。(中略)これは日本のせいばかりにするのはなく、韓国側にも問題がないかどうか振り返らなくてはならないことだ。

この記述、「日本に譲歩させてきた」という韓国外交にとっての「成果」を、暗に「文在寅政権が台無しにした」と責めているようにも見受けられるのです。つまり、韓国国内の「保守派=用日派」と「左派=純粋な反日派」の対立ですね。

そういえば、最近になって自称元慰安婦らと彼女らを支援してきた「(旧)挺隊協」なる組織との内紛が発生していて、同時に支援団体の元代表だった尹美香(いん・びこう)国会議員に対しても寄付金の着服疑惑などが出ているようです。

これも結局のところ、安倍政権が韓国の歴史問題に「エサ」を与えなくなったからではないか、というのが当ウェブサイトの見立てです(『相次ぐ韓国の自爆、日本が「エサ」与えなくなったから』等参照)。

そして、日本が韓国の国内問題に「エサ」を投下しないようにすれば、韓国の支離滅裂な言い分は、とりあえず破滅に向かいます。もちろん、それだけで十分だとは申し上げませんが、日本が韓国に「エサ」を与えなくなったこと自体は、良い方向への変化であることは間違いありません。

「両国の指導者が」の間違い

さて、この論説委員は小渕恵三元首相と金大中(きん・だいちゅう)元大統領の両名が「過去を乗り越えて未来志向的な関係への転換を盛り込んだ韓日パートナーシップ宣言を採択」したことを評価しているようですが、その「未来志向的な関係」を破壊したのが自分たちの側であるということを無視しています。

こうしたなか、リンク先記事の末尾には、こんな記述もあります。

このように、韓日両国政府の間には抜け出すことが難しい不信のドロ沼が横たわっている。永遠に恨み合いながら生きていくつもりなら関係ないが、そうでないのなら両国の指導者が立ち上がって打開するしかない」。

お言葉ながら、おそらく日本のホンネは「韓国とは無関係になりたい」というものであって、日本には韓国を「永遠に恨む」つもりなどありません。「指導者が立ち上がって事態を打開する」必要性があるのは韓国の側であって、少なくとも日本の側ではないことだけは間違いないでしょう。

新宿会計士:

View Comments (39)

  • 別記事で私が“だんな”様にコメントしたように、これは「もはや日本の譲歩に期待できない。今後は韓国が譲歩せよ」というために、いきなりそれは言えないので、まずは国民感情に沿って認知をひずませ、徐々に結論に向けて論旨を変えていく記事と見ます。

  • 未開人が「俺たちの祈祷・呪詛が効いた!!」と喜んでいる図。

    やつら神話時代に生きてんな。

    • 全く同感です。

      日本人と朝鮮半島の住民の皆さんとは「価値観」と言うよりは、もっと根本的な思考回路の時点で異なっていると思います。

      論理的思考の流れは
      「前提」→「仮説・推論」→「結論」

      ですが、朝鮮脳では全ての段階が固定されていて、日本に関する事項には全ての「思考」が無理やり以下のテンプレートに当て嵌められてしまいます。

      前提:日本は悪で劣等だ
      仮説・推論:日本の行動は悪に違いない
      結論:日本は悪だから謝罪し、朝鮮に隷属すべきだ

      即ち朝鮮脳を持った御仁には現実と観察に即した思考は期待出来ません。

      この「根拠の無いテンプレートに無理やり押し込む思考回路」から抜け出せないから、韓国では自然科学も独自の技術も発展出来ません。

      • 思考も感性違うと思います。
        アカデミー賞を取ったと言うパラサイトを見る機会があって見た感想ですが…

        嘘はつくのは当たり前、騙されるのが馬鹿
        書類は偽造しても問題はない。わからないのが馬鹿
        来年大学生になるんだから今、学生証を偽造してもそれは未来にもらう物を先にもらってるだけで問題はない。
        他人の仕事は悪評を作ってでも蹴落としていい。
        姉、兄は下のものを養う義務がある。
        義務を果たさない奴は殺されても仕方ない。
        弱みを見せたら死ぬまでむしり取らなければならない。
        などなど

        本当に今の日本にしてきている行動が圧縮されたような映画でした。

        まさしく違う生き物と言う感じでした。

        • 匿名くん 様、

          そうですよね。

          自分の前提と仮説が正しい事を絶対に疑わない脳ミソしか持っていない、そして『「自分にとっての正しい事」を押し通す為にはウソも約束破りも正当化出来る』と思い込んでいる御仁とは対話も相互理解も出来ません。

        • 匿名くん 様

           まったく、おっしゃる通りです。
          知れば知るほど、韓国と韓国人のことが嫌になります。

          韓国政府は、日韓の政治問題に対して、自国民を引き込みました。
          これは、大きな間違いす。
          外交問題に、国民を巻き込むべきではありません。
          国家間で解決するべきです。
          国民を巻き込むと、お互いに、嫌悪感情が芽生え、それに振り回されて、
          国民感情により、解決できる問題も解決できなくなります。

  • 韓国人の日本に対する、このような「悪女の深情け」的な口上や行動が、日本において嫌韓ファンを増やすことにつながっているとは思います。(笑)

    で、私個人は、既にこのような情の深さには不感症になっており何の感興も湧きません。日本としても、できるだけ距離を置き、必要最小限かつ是々非々で機械的に対応すれば良いと思います。

  • そもそも韓国語版の記事が存在するのかどうかが気になりますね。もし存在しなければ日本人向けに書いたということになりますが、これじゃあ「用日」は無理ですよとしか言いようがない。お粗末すぎです。
    まあ、日本語記事とはいえあんまりにも身もふたもない事実を書いたら粛清されてしまうのでしょうけど。
    韓国語版があったら「親日家認定」されてしまうんじゃないですかね。親日要素はどこにもないですが、日本に擦り寄りたい気持ちが漏れ漏れです。気持ち悪い。

      • ありがとうございます。
        コメントした読者もろとも酷い目に合わなければよいのですが。

        あ、やっぱり、記事の内容考えますと、どうなってもいいですね。文政権にすり寄るか、日本にすり寄るか、真実を書くか。中途半端なんですよね。

  • > 日本のホンネは「韓国とは無関係になりたい」というものであって
    その通りですね。
    無関係でいられるなら、韓国が永遠に存在しようと、今すぐ民族ごと消滅しようと、どうでもいい。
    いつまでも絡んでくるなら早く消滅して欲しい。いや、積極的に滅ぼしたい。

  •  元記事と関係ないんだけどね。消費税減税に景気持ち上げ効果は薄い。減税するなら法人税、ってのを続けよう。
     国の税収がざっくり63兆円で、内訳は消費税43%、個人所得税29%、法人税23%、資産税その他5%、てな感じ。ざっくり、消費税は1%ごとに2.7兆円くらいなのかな。なので2%減税すると5.4、食品除けばざっくり5兆円が消える。ほぼ防衛省予算に相当。
     おおざっぱにいうと、EUの主要国は消費税収割合が日本より多く、アメリカ兄貴は少ない。日本は両者の中間って感じなのかな。消費税を下げる必要はない。下げたところで、いまある問題点を解決する効果は少ないと思うしね。選挙の争点なら受けるよ。目先の損得に夢中になる人が圧倒的に多いんだから、これは仕方がない。

     日本の政策課題のひとつに地方創生があるね。ロシアのスレッド一読したら、あっちもこっちも「シャッター街です」という投稿が多くて。
    「ふるさとは遠きにありて思うもの」らしいが、一方「誰か故郷を思わざる」ってフレーズもあるように、故郷が寂れるのはさみしいものだし、寂れれば国防にも穴が開く。健全な国防意識は郷土愛とセットだから。

     で、法人税減税に戻すが、一律減税では芸がない。例えば、
     東京 25%
     政令指定都市、県庁所在地、50万以上 22%
     人口30-50万 20%
     20-30万 18%
     10-20万 15%
     5-10万 10%
     5万未満 8%
     という7階層にわける。そして人口増減による階層移動は5年ごとに見直し、市区町村の合併は認めるが分割(減税狙い)は認めない、という単純な仕組みにしておく。

     企業がくればその土地は栄えるよ。東京とて、増税するわけじゃないんだから、文句はいわせない。

    • そのむかし、稲山さん永野さんという人たちが「鉄は国家なり」といったらしいが、いまは「税は国家なり」だろうね。

      こうやれば、世界中から企業と人が来るかもしれない。先に、税区分は簡単に、って書いたが、関連法はけっこうあるから、準備怠りなくしたいところだ。外国人の不動産所有とか、外国人による日本へのヘイト行動の制限とかね。日本への帰化を望む人への準備とかも重要。

      • おとら 様

        >新宿会計士様の投稿と明らかに違うものですが、、
        これはルール無視です(笑)が、確かに税制からの地方再生も「有り」ですね。

        東京電力がトヨタのように、「名古屋本社」と同様「福島本社」作り 東日本大震災対応をやったら どうだったんでしょうね。 集られるんでしょうか?

        原子力発電所がある「村」「町」「市」が、電気料金を下げて企業誘致と住民誘致も「有り」だと思うのです。

        •  福島の東電原発跡地の周辺は、廃炉作業で大勢の作業員が集まっています。福島在住の知人によれば、周囲には新しい街というか商業施設ができはじめているようです。

        • >東京電力がトヨタのように、「名古屋本社」と同様「福島本社」作り 東日本大震災対応をやったら どうだったんでしょうね。 集られるんでしょうか?

          もうあります。
          福島復興本社なるものを東電はつくりました。

          • ケロお様

            情報有難うございます。
            原発がある所は過疎化が進む中、苦渋の選択として誘致した自治体が多いと思います。 自治体に入るお金もありますが、定期点検などの長期出張で近隣のビジネスホテルも潤うと思います。

            同様に地域住民・中小地場企業に対して「電気料金値下げ」をやったらどうでしょうかね。

    • 韓国には関係ないのですが、おとらさんの地方活性化策には、同じような感じのことを考えていました。

      自分は、首都移転先特区を全国に20カ所作って、そこに戦略的に新たな都市づくりをするという考えです。
      もちろん、特区においては法人税が一定期間割引かれることと、移転助成金を補助される。
      それと、「子供の数プラスワンLDK住居空間」という施作を併せ打って欲しいのです。
      三人の子供がいたら、4LDKということです。
      日本の少子化は、住居の部屋数のために阻害されている理由も多いと思うのです。特に都市部のマンションや、賃貸のサラリーマンにとっては、ある一定の収入があっても、一人っ子が多かったりします。
      三人の子供を目指す施作として、特区での住居環境を整備することも併せて打って、子供三人の潮流感が発生するかチャレンジしてみたいとこです。
      大手の企業を対象に、3000名以上の社員を特区移動したならば、家族含めて約1万人の移動となります。
      特区一カ所に、3万人の社員移動で、家族入れて約10万人の移動。これを20カ所。合計200万人首都圏脱出地方創生計画。これくらい大胆にやれないでしょうかね。
      その新しい街では、子供が増えるとかなら、最高なのですよ。子育て特区にもなるということです。

      •  特区はさておき(おらは、日本中の過疎地を盛り上げたい)、あなたの文章を、おらなりに「現役世代の支援は住宅と高等教育だ」と読み取ったつもりです。そうであれば、おらは大同意です。
         地位と収入が約束されている職業の人はさておき、人の世は浮き沈みがつきものです。そして子がいればなおのこと、沈んだときが厳しい。良質で安価な住宅の提供、意欲ある子への高等教育無償が担保されていれば、沈んだときでも人は堪えられ、再起しやすい。
         おらが幼い頃、公立高校授業料は年9600円、国大は年36000円でした。・・・月日が過ぎて、住宅公団がURになって、国大がなんちゃら法人になって、おらの考えと真逆の方向に向かったときは残念でしたが、最近は、教育に関しては無償化の道筋ができてきました(あとは、勉強しないやつを卒業させないように)。安部さんは社会主義的な政策も取り込んできたんですね。このあたりも評価できる。野党の諸君も努力が必要。

    • 地方創生とあわせて、限界集落対策なんかも必要と思うのです♪

      生まれ育った地で暮らしたいというお年寄りの望みは大事にしたいけど、ほんの数人しかいない集落を維持するのも大変なのです♪

      • 地方活性化についてですが、このコロナ禍の結果としての「在宅勤務の普遍化」は「何処にいてもオンラインで仕事は出来る業種」に携わっている人なら必ずしも「職場」の通勤距離内に都市部の割高な家に住む必要は無くなるハズです。

        私事で恐縮ですが、娘は米国ニューヨーク市マンハッタンに職場があって、先月までオフィスに徒歩圏内の月30万円を超える家賃のアパートに住んでいましたが、コロナ禍の影響でこの無期限の在宅勤務になったのでマンハッタンから北方200㎞の田舎に大きな一軒家を買って引っ越しました。 何しろマンハッタンでは35階建てのアパートから外出しようとすると、2名迄の人数制限があるエレベーターを30分位待つことになるのですからストレスは半端無いです。

  • 更新ありがとうございます。

    中央日報さんもっとまともな記事を書いてや!(笑)。安倍総理の評価は「日本国内や国際社会の総体的評価」として、
    ①よく全力で仕事をされたリーダー
    ②日本人ではかつてないほど対外関係で努力した人
    ③辞められるのは惜しいが仕方ない
    だよ。

    韓国人だけだぞ(北もか 半笑)「最悪の韓日関係にした張本人」なんて失礼極まる発言をジャーナリストがするのは!あ、ATMらはそうだな(笑)。言わば現代の伊藤博文公か?菅義偉氏も身辺気をつけないと。

     大阪G20サミットの時は、文在寅とは話す雰囲気でも無かった。文が反日行為・侮日行為を煽りまくり、また安倍総理はあの時、他の元首が沢山おられて、二者会談が目一杯だ。

    とても敵国Dランク大統領の相手なんざ、するヒマも無かった。確か同胞の在日朝鮮韓国人らと、鶴橋の焼肉屋に行ったはず。そら話が合うやろ。連れて帰ってくれ!

    • めがねのおやじさま
      大阪G20サミットの時は、「日本に入れてやっただけでも、ありがたいと思え」と思ってました。

      • だんな様

        仰る通りです。今なら空港指定で「一度、波照間空港で入国・検疫してから関空に入る事」と出来ましたのに(笑)。

  • 何度読んでも「韓国人の身勝手な分析」の記事だと思いますね。
    阿野煮鱒 さんが言う「もはや日本の譲歩に期待できない。今後は韓国が譲歩せよ」
    楽韓さんが言う「ムン・ジェイン政権に対して対日外交を変化させていくことを求めているコラムなのですが。」
    というのは、記事の最後の部分から来るんでしょうけどね。
    だとすると、「新しい用日の勧め」なんじゃ無いかな。
    韓国が考える「日韓関係は、必ず日本から解決して来る」からは、一歩も出ていないと思います。

    • まあ、だんな様を論破しようがしまいが、私の見方も楽韓さんの見方も、「韓国が譲歩せよ? 無理、絶対、無理」という結論ですので、「新しい用日の勧め」だろうが「韓国の路線転換の勧め」だろうが、どの道行き着く先に違いは出ないでしょう。

      しかしながら、もはや日本が韓国に譲歩しない可能性を示唆している意味で、この記事は画期的なのです。それを直裁に言えないので、愚民に迎合せざるを得ない書き方に留まらざるを得ない故に、誰の耳にも届かない空しい訴えになっています。

      まともに言ったら、吊し上げられて社会的に抹殺されます。これが韓国社会の限界です。

      • 阿野煮鱒 さま
        論破するとかいうつもりは、有りません。
        阿野煮鱒 さん、楽韓さんの見方で、読もうとしても駄目なんですよね。
        最初に書いた、私の脳が「韓国は変わらない」になっている可能性が、高いと思います。

  • 絶対に過たないムン酋長率いる左派政権が国を治めていて、国民の半数もそれを支持し、親日派認定された人の破墓法とか財産没収ート法が国会提出されたりしてる状態で、日本がどうしろと、この論説委員の方はおっしゃりたいのか?

    けっこうな昔から、「反日」をお題に保守も左派も国を挙げて大喜利やってきていたことに、やっと日本も気が付いたんですよ。そして、真面目に対応したことが間違いだったと思い知らされた。
    だから、あちらの酋長が誰になっても、日本の首相が代わっても、もう昔のような関係に戻ることを日本国民は許しません。

    こっちみんな。

  • >このように、韓日両国政府の間には抜け出すことが難しい不信のドロ沼が横たわっている。永遠に恨み合いながら生きていくつもりなら関係ないが、そうでないのなら両国の指導者が立ち上がって打開するしかない。

    韓国にとって日本を恨む事はアイデンティティ。

    永世加害者の日本を永遠に恨む永世被害者でありたいのが韓国。

    日本を恨まない同胞を排除して対日レイシストとしての純度を上げ続けるのが本国人と在日コリアン。

    地球上の何処であろうと日本人と共生出来ない生き物になっちゃってる。

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