ウェブ評論家が新聞・雑誌に進出する時代が到来した
本稿は、ちょっとした雑感です。先月、当ウェブサイト初の試みとして、『数字でみる「強い」日本経済』を上梓したのですが、新聞広告に加え、雑誌の書評欄で取り上げていただいたためでしょうか、アマゾンなどで売れ行きが好調です(※ただし、それらのおかげなのかどうかはよくわかりませんが…)。その意味では、新聞・雑誌などのメディアの影響力は、かなりあるのだと実感した次第です。こうしたなか、最近ではウェブサイト発の論客が、左派メディアにも登壇したようです。
改めて:株式会社ビジネス社様と正論編集部様に感謝
いくらインターネット環境が普及しているからといっても、新聞、テレビを中心としたマスメディアの社会的影響力は、いまだに絶大です。不肖ながら、そのことを痛感したのが、自分自身のある体験です。
先月の『ビジネス社様、正論編集部様、ありがとうございました』でも報告しましたが、当ウェブサイト初の試みとして、先般上梓した『数字でみる「強い」日本経済』については、株式会社ビジネス社様のご厚意により、産経新聞の朝刊に大きく広告を打っていただきました。
また、同日、産経新聞社『正論』編集部様から郵送していただいた『月刊正論2020年9月号』(P323)を読んだところ、書評欄で拙著を大きく取り上げていただいていました。本当にありがたい話だと言わざるを得ません。
【参考】『月刊正論2020年9月号』
(【出所】アマゾンアフィリエイトリンクより)
実際、この広告の直後、アマゾンなどでは拙著が急に売れ始め、一時期総合ランキングで500位近くにまで上昇しました。これなど、世の中的にはまったく無名の『新宿会計士の政治経済評論』なる著者の作品が一気に売れたのも、やはり新聞や雑誌などのパワーではないかと思う次第です。
その意味で、株式会社ビジネス社様と、雑誌『正論』編集部様には、深く御礼申し上げるしかありません。
ウェブ発の論客
さて、唐突にこんな話をしたのには、理由があります。
おそらく、現在は紙媒体・電波媒体という「レガシーメディア」と、ウェブ媒体という「ニューメディア」の勢力が拮抗する局面にあるのだと思いますが、あくまでも個人的な印象によれば、最近、ウェブサイト発の論客が、非常に増えている気がするのです。
たとえば、韓国人の歯医者さんで「シンシアリー」というペンネームを使うブロガーの方は、「ブログ発」の論客としては老舗の部類に入るでしょうし、ユーチューバーのKAZUYAさんも、インターネットを通じて著名になった人物のひとりではないかと思います。
また、ブログを通じて有名になられた方の例はほかにもありますし、最近だとツイッターで、フォロワー数が数万人から数十万人に達する保守系の論客が活躍されています(フォロワー数が18.5万人に達する猫組長さん、11.6万人に達するDappiさんなど)。
そして、これらの論客のなかには、おもに保守系のオピニオン誌に進出し、その結果、それらのオピニオン誌が完売御礼となる、というケースも増えているようですね。
当ウェブサイトとしては、これらの論客の方々の主張に100%同意しないこともありますが、ただ、「新聞・テレビなどのマスメディア(オールドメディア)ではなく、ウェブサイトという『ニューメディア』を使って有名になった」という意味では、非常に興味深い現象だと考えている次第です。
かくいう「新宿会計士」自身も、当ウェブサイトを読んだメディアの方々から、お声がけいただけるようになりつつあります(※もっとも、「新宿会計士」はあくまでもペンネームであり、本業もあるので、あまりこちらの世界で有名になりたいとも思いませんが…)。
左派メディアにも!?
ただ、ふと気になって、自分自身が存じ上げている「ウェブサイト発の著名論客」をリストアップしていくと、どうしても保守系(あるいは「元」保守系)の方々が目につき、立憲民主党などの左派政党を支持している人が少ないような気がしてならないのです。
そうなると、どうしても左派メディアにとっては、ウェブサイト発の論客というものは使いづらいのではないか、という気がしていたのですが、こうしたなか、あえてリンク先を示すことはしませんが、某慰安婦捏造系新聞社の子会社が運営する極左ウェブ評論サイトに、非常に左派的なツイート主が投稿されていたのです。
そのユーザーはフォロワーが3万人近くに達していて、左派論客のなかでは比較的、フォロワーが多い人物でもあります(といっても猫組長さんやDappiさんには遠く及びませんが…)。
逆に言えば、左派メディアも最近はウェブサイト発の論客に手を出し始めた、ということであり、左右の違いを超えて、オールドメディア側もウェブメディアを積極的に取り込みに行く、という流れができたのではないかと思う次第です。
やはり、時代は変わったものですね。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
あくまでも個人的な見解ですが、ウェブ評論の世界では、その論客自体、たいていの場合は無名です。したがって、無名なウェブ評論家が人々に信頼してもらうためには、「評論の内容」自体で勝負しなければなりません。
この点、オールドメディアを通じてすでに著名人である人々(とくにT原さんやI上さん、AO木さんなど)の場合だと、そのネームバリューだけで、さしたる苦労もなく、多くの人々に自説を送り届けることができるというのとは大きな違いがあります。
逆に言えば、ウェブ評論家の強みとは、「名前を知られていないから中味で勝負するしかない」のです。
そして、ちょっと気を抜けば、すぐに人々の信頼を失い、たちまち無名の世界にさようなら、というわけですね(もっとも、個人的には、ウェブ評論というのは純粋に中身で勝負ができるので面白い、と感じている次第ですが…)。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
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海外の評価 日本にはジャーナリズムがない
各種メディアの偏向にうんざりしている私にとってうなずかざるを得ない
ネット評論
玉石混淆 情報過多の時代に取捨選択は個人の資質が問われる
東京在住の新宿会計士様には視聴できない(と思います、たしか)関西の読売TVが毎週日曜日の午後三時の放映している時事問題バラエティ(?)番組で「そこまで言って委員会」というのがあるんですが、これが中々面白いんです。幸い東海エリアでは放映されているので欠かさず(でもないか)観ているんですが、レギュラーメンバーがけっこう過激な発言をしたりするわけです。
TV局もその辺りは心得ているので(というかそれが売りだったりもいう気もします)、完全録画番組なのです。ですから時事問題を取り扱う番組としてはテーマがちょっと時期的に後ろズレする傾向もありますが、それでもとにかく面白い。
特に竹田恒泰氏とか須田慎一郎氏などとかく一言多い(失礼)面々が時折過激な発言や特定の団体や個人を名指しで扱き下ろしたりするもんですから、危なくて生放送などできるものではないのでしょう。
因みにそうした過激な発言がされた際にもそれを削除したりはせず、ピーという警告音を被せてそのまま放送してしまいますので、視聴者にはそれとなく、あの団体のことかとか、アイツのことだなとさりげなくわかる仕掛けとなっています。
何を云いたいのかと申しますと私はこの番組こそ、新宿会計士様の云われるレガシーメディアとニューメディア両側にまたがる工夫が成されている番組だと評価しているのです。
つまり放送コードの基準すれすれのところで、なんとか踏ん張っている番組なのではと思っているわけです。レガシーメディアがそれぞれのコード基準を守り、一見進歩的な姿勢を醸し出すべく左派的あるいは進歩的保守の御知識人程度しか出演させないところに、レガシーメディアの衰退があると思います。
一方のニューメディア側にはそのような面倒くさいコードや規制はありませんから、とんでもないヘイトや極端な錯誤あるいはフェイクさえなければある程度過激な表現や言動が許されています。それ故建前を嫌い本音を評価する視聴者らの支持を得ているのではないかなと思うわけです。
まぁ、読売TVのようなやり方もあるワケですから、レガシーメディアの方ももう少し番組作りを工夫し、制作側があくまでもファクトを伝える覚悟をもって臨めば、まだまだ生き残るチャンスはいくらでもあるとは思います。
愛知県東部在住様
初めまして。「そこまで言って委員会SP」について、大変お気に入りの様子と見ました。確かに私もずっと以前(4年前)、よみうりテレビのスタジオ収録に参加したほど、気に入ってました。収録参加は普通女性が圧倒的に多いですよね。
私もネットで応募したものの、男で爺だから駄目だろうと思っていたら、スマホに参加OKの電話がありました(笑いと驚き!)。2本分収録するので、かなり拘束されます。また休憩時間はほとんどありません(ツライです)。
結論から言うと、それなりにというか、ざっくばらんな話の駆け引きで楽しめました。しかし、ここの会計士さんのサイトを見るようになってから、日曜日午後1時30分、よみうりテレビを見なくなりました。
マンネリもありますが、旬の提議が少ないのと、「トランプには疑問だらけ、隣国への発言はまとめの部分で弱い。中国にも正面切って入らない」と思います。あッ!イチに我が家からテレビが無くなった為でした(笑)。テレビ、マジ要らんわ。無くしてから後悔した事無いです。
やはり『テレビで公人あるいは高名な方は発言が控えめになる。また良い事を話しても、放映ではカットされる』という事実です。私の放送オンエアも、端折って大変残念な仕上がりでした。
ココで私が今、何の話をしているか、分からない方の為(つまり首都圏民ネ)に簡単に内容を説明します。
(放送時間) 13:30〜15:00・地方局は異なる時間帯もあり。
(視聴エリア)
新潟、長野、山梨、静岡県から西日本は殆ど視聴出来ます。不可は福井県、沖縄県のみ。東日本では関東広域圏が不可(日テレは関西の下に付くような事は絶対にプライドが許さない。阿呆やな笑)、視聴可能は北海道、宮城県、秋田県です。
(レギュラーメンバー)
辛坊治郎氏
秘書 黒木千晶(読売テレビアナウンサー)
竹田恒泰氏
(準レギュラー)*以下からほぼ6人。
宮家邦彦氏
長谷川一洋氏
村田晃嗣氏
須田慎一郎氏
門田隆将氏
丸田佳奈氏(産婦人科医)
安倍晋三氏(総理になられた後も出演)
井上和彦氏
花田紀凱氏
中田 宏氏
山口もえ氏
朴一氏
武田邦彦氏
石平氏
金美齢氏
愛知県東部在住様は、
『この番組こそ、新宿会計士様の云われるレガシーメディアとニューメディア両側にまたがる工夫が成されている番組だと評価している』との事。
いや、私は失礼ながら違うと思う。4年前迄は毎週見てましたが、この番組も所詮レガシーメディアです。苦し紛れの番組ですね。発言がかなり抑えられるんです。バシッと言う人には「それはキツ過ぎ」「極論だよ」「相手の立場を考えよう」との火消し意見が出る。
韓国の反日、中国の侮日行動に対しても、マトメは、そういう流れにしようとディレクターが「紙」で指示する。スポンサーの意向か?
また、『左派的あるいは進歩的保守の御知識人程度しか出演させない』のではなくて、金慶珠氏や田嶋陽子氏や舛添要一氏は出演がグッと減りました。或いは東京在住の左派系、リベラル系の方はわざわざ大阪迄、文句言われに来ません。つまり準レギュラー陣や視聴者参加者(モノは言えないが態度)から反発されるからです。
辛坊治郎氏によると『東京人にはこの番組に出るの嫌やと言って断られる。だから公開での論壇にならない』との事です。レガシーは集まらないんですよね。ボロクソに言われるのがイヤだから(笑)。
この番組もピークは超えたと思います。もう、飽きられてます。出演者の高齢化も激しいし。また番組内では、以前から左傾の方は、困った時にマトモな意見が言えず、情に訴える。相手の質問にマトモに答えない。違う角度で怒り口調でモノを言う。特亜3か国と同じです。
「〜委員会」よりも、私はYouTubeやブログを見てる方が情報量や話の深みを感じるようになりました。なお、決して私は、愛知県東部在住様を非難するつもりで投稿しているのではありません。失礼します。
めがねのおやじ 様
私の拙い投稿に返信を頂きありがとうございます。
スタジオ収録にも参加されたのですか、それは凄い、羨ましいですね。(笑)
まぁ私はあれは娯楽番組だという認識ですので、めがねのおやじ様のご意見には特に異論もありません。文中にも「時事問題バラエティ(?)番組」とご紹介している所以であります。
お笑いの好みは人それぞれ、ということで。(笑)
ただあの番組は関西圏の番組なので、関西人の知的芸人(?)がけっこう多く出演されています。息子が関西の大学を出ており、そこの教授なども出演されることがたまにあったりして、またその人などは比較的まともな(あの番組の出演者の中にあってはという限定付きですが)人物なのでその方の出演を愉しみにしていたりもしております。
まぁ娯楽番組といえども、下手な政治討論番組よりも面白いかもしれないと思い、これを視聴あたわざるであろう東京在住の新宿会計士様へ、ご紹介かたがたという意味も含めてのご案内でした。
めがねのおやじ 様
ささやかな追伸です。
ご紹介頂いた準メンバーの中から下記の重要人部が抜けております。
何らかの事情があったのかもしれませんが、この二人が欠けるとこの番組の魅力が相当色褪せるものと危惧致しますので追記させて頂きます。
準メンバー
桂ざこば
田嶋陽子(笑)
以上老婆心ながら(笑)
めがねのおやじ 様
追伸の追伸です。(笑)
準メンバー ×
準レギュラー ○
でした。
以上
愛知県東部在住様
桂ざこば師匠は4年ぐらい前に脳溢血で入院しました。もう復帰してるんですか?YouTubeで師匠の落語の話し方を見たら、ちょっと心配ですが、お変わりないでしょうか?
田嶋陽子氏は、竹田恒泰氏の喧嘩相手で、私の見てた頃は、いつも最後は意味不明な雑音を出してて、辛坊治郎氏が「もう来んな!」と言われてましたっけ(でも、よく出てる。笑)「東京で暇な方が来てる」とも。他の人も東京在住が多いのにね(笑)。
関西の大学教授がお気に入りとは、もしかしてD大学の教授ですか?私も好みです!
めがねのおやじ 様
ざこば師匠は復帰後一二回お見かけしたような記憶があるのですが・・・。その点曖昧です。
どことなく以前のようなお元気さがなくてちょっと心配です。
田嶋陽子氏はなんといってもお間抜けパヨクの右代表ですから絶対に外せない準レギュラーですよね。
あのオツムがお花畑のような失笑を誘う発言の数々は、番組にさりげない彩りを添えてくれるものと信じて止みません。(笑)
はい、M先生です。著書も読んだことはないのですが、仰ってることは至極真っ当だと思っています。息子は直接教えて頂いたことがあったのかどうかは存じませんが、たしか入学した年に学長に就任されたので、今でも息子と一緒に観ていると「あっ今日は学長が出てるわ」と懐かしそうに呟いたりします。(笑)
やしきたかじんが関東が嫌いなせいか、東京では放送されず。たまに田舎に帰るとよく見ていました。なかなか面白い。過激な部分は音声がカット。ゲストがなかなかいい人をもってくる。楽しみでしたよ。
やしきたかじんが嫌いだったのは、関東キー局の職員だったかと思います。
なので、そこまで言って委員会 のゴールデンタイムでの全国ネットの話が来た時も断ってたと記憶しています。
実際、たかじんの他の番組はTVKなどのキー局以外では放送してました。
そこまで言って委員会 が関東で放送しないのは、関東で放送すると各方面から猛抗議が来て関西でやるより発言の自由度が減るからではないでしょうか。
生前、やしきたかじんが、関東で放送する番組では自由に発言出来ないみたいなことを言ってたことがあったような気がします。
わんわんさん
お疲れ様です。
私も前までそう思っていました。
しかし、よくよく考えると海外も実際は酷い有様なんですよ。
自ら名をあげ行動力のある個人がほんの一握りいて、その人を讃えているというだけで
組織として見ると日本ですら霞む程の偏向を行っている事が非常に多い。
ジャーナリズムというものは基本的に幻想なんです。
ただ一つ日本と大きく違うのは、海外では発信する側が立ち位置を
ある程度明確にしているところがそこそこある、という事です。
日本の報道機関にジャーナリズムが無いようにしか見えないのは
ロクでもない海外の報道スタイルを、(報道機関にとって都合の)良いところだけ
まねているのが原因です。
参考元の海外がそもそもマトモでないのですから、それを表面上まねているだけの日本が
良く見えるはずがないですよね。
WLTさま
海外のメディアも己を省みないのは了承済みです w
結局
良心的ジャーナリスト(個人)は誰か?と言う問題に行き着くと考えています
最近 日本国内ではジャーナリズムの復権が叫ばれているようですが冷ややかな目で注目しています
結局のところ、自称ジャーナリストの方々の多くに「所詮ジャーナリストなどというのは賎業なのだ」という自覚が欠如しているためではないかと思ってます。かつて幾人かの本当に尊敬すべきジャーナリストが存在していたのかもしれませんが、自称ジャーナリストの方々は、ただそれだけを持って、自分も”ジャーナリスト”なのだから尊敬を集めて然るべきだと勘違いしているのでしょう。バカですね。
私が不肖宮嶋こと宮嶋茂樹氏をそこそこ評価しているのは、彼がカメラマンなどというのはどうしようもない賎業であるということを深く自覚し、己の偏見やロクデナシぶりをそのままに、戦場の最前線の突っ込んでいかざるをえないカメラマンという人種の因業をそのまま描きだしているからです。彼は取って付けたようなキレイゴトはけして言いません。泣き言も呪詛もそのまま書きます。しかし、確かに彼は現場に立った人間だけが書けることを書いていると思います。かなり癖のある文章で、けして上手い文章とも思えませんが、一読の価値はありますよ。
一昔前までは、インターネット上で保守的なことを言うと、AAにもあるようなオタクとして嘲笑気味に捉えられていましたよね。
だから左派の方たちのブログなどでの論客が少なかったのではないでしょうか?議論が活発になるのは良いことですね。
連投すいません。
逆に言うと、世間の方たちもウェブ上での意見の力も見過ごせないという考えに変わってきているのでしょう。その点で言うと、新聞やマスメディアに匹敵しているのですね。
そして少し話はそれますが、天気予報を見るため朝は情報番組を決まった時間に少し見ていますが、テレビでTwitterで話題の動画をいくつか放送しているコーナーがあるのですが、テレビがそれやっちゃうか〜と薄寒いものを感じてしまいます。
グーグルで「しんじゅく」というキーワードを入れると、「新宿会計士」のいうキーワード候補が出てきちゃうくらいです。自分のPC環境が使えない、外出時にこのブログを見つけるのがすごく楽です。
新しく出た雑誌を毎号発売されるたびに買うのではなく、テーマを絞ってバックナンバーを一気に買うようなことをしていますが、「新宿会計士」さんが寄稿されている雑誌を大量に見つけてしまいます。よく考えると、今まで買った雑誌にも会計士さんだとは気が付かないで読んでいた雑誌記事もあります。結構すごいことですよね。
シンシアリーさんもブロガーから文筆家になったのですが、改めて時代の変化を感じています。
新聞社やテレビ局のWeb記事でも、本文よりコメント欄に書き込む人のレベルが高くて、そっちを読む方が勉強になったりします。オールドメディアの人間を超えていると思います。オールドメディアって、もはや時代に必要とされていないというか。
これから唯一気がかりなのはコメント欄です、今はありがたくオープンにしていただいていますが、ネットの誹謗・中傷事件にみられるように、インターネットも ユーザーが増える=いいことだとは限らない、と感じております。
私も英語圏の外国人(どこの国か分からないような人たち、Nowhere man と僕は読んでいます)に苦戦しております。コメント欄を閉じたいと思っていますが、借りているシステムの仕様上それができません。
ニューヨークタイムズでは、寄せられるコメントの多くがレベルが低くひどい内容だとして、コメントのフィルタリングスタッフを雇って対応しているらしいですが、対応が追い付かないそうです。(事実、記事欄にはコメント欄が表示されない仕様になっています。コメント表示ボタンを押すとコメントが見られるように放っていますが、すべての記事にコメントを表示させるようにはなってないそうです)
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
Web評論に関して当方は現在のWeb評論を含むインターネット上にある優良オピニサイトは以下二点で非常に恵まれた状況になっていると思います。
・現在の日米関係は戦後初めて「アメリカの国家戦略の形成」に日本の意志が反映されていることができる状況である。(アフター安倍でこの状況を維持可能かは大いに疑問ですが(笑))
トランプ大統領の選挙公約通りならば中国包囲網の形成志向はありえないと思います。おそらく安倍首相の個人的資質(システムではない(笑))で虎戦略を変更した可能性は大です。
・日本のインテリジェンス形成にあたり基となるデータ収集はオールドメディアよりインターネット上の場で多く収集していると思います。
この状況が顕す状況は「自国語で」インターネット上に非常に秀逸な議論や意見を行う事ができるならば、日本のインテリジェンス形成システムを通じてアメリカの世界戦略に影響を与える事が可能なのです。
5年前にはこういった事は英語を駆使しないと無理でしたし、おそらく5年後も同様に英語を駆使しないとアメリカの世界戦略に影響を与える事ができないと思います。
安倍首相の在任中という限られた期間ですがこれって凄い事と思いますね。
皆様もコメントや議論を行いがいがあるというモノです(笑)。
以上です。駄文失礼しました。
上記コメントに以下の誤字があります。すみません。
虎戦略→トランプの戦略
中国という龍へのアメリカの虎戦略という意味実は正解かもしれないですが(笑)。
会計士様の新刊、産経新聞に広告載ってました。
やはり、新聞広告も効果が大きいのですか。
パよくはレガシーメディアで、教え諭すから出来るのてあって、ネットでの議論では理論が穴だらけなのでボロが出やすくて少ないのではないか。
ということは、自由な議論こそが左翼の弱点であって、ネット環境が拡がっていく今後は左翼的なものの衰退の始まりではないか。