米投資家「国境を閉じるな、これからは中国の時代だ」
ジム・ロジャーズ氏という方がいらっしゃいます。世間では「投資家」として有名ですが、当ウェブサイト的には「私なら日本を脱出し中韓に移住する」だの、「日本人は東京五輪後に自動小銃で武装せよ」だの、「黒田東彦はクレイジーだ」だの、なにかと支離滅裂な発言でネタとして楽しませていただける貴重な人材でもあります。そんなジム・ロジャーズ氏が最近、やたらと日本のウェブ評論サイトに顔を出されているようであり、複数のメディアの主張をまとめると「国境を閉じるな、これからは中国の時代だ」、といったところですが、これらの発言を眺めていると、実に味わい深いと言わざるを得ません。
ジム・ロジャーズ氏の迷言集
ジム・ロジャーズ氏といえば、世間では投資家として有名なのだそうですが、当ウェブサイトとしては貴重な「ネタの提供源」として活用させていただいています。
たとえば、『【どうぞご自由に】米投資家「私なら日本脱出し中韓に移住」』では、次のような発言を紹介しました。
「私が日本に住む10歳の子供であれば、一刻も早く日本を飛び出すことを考えるだろう。中国や韓国に移住したほうが、よほど豊かに生活できるのだから。」
どうぞご自由に、としか言い様がありません。
また、『米著名投資家「日本人は自動小銃で武装せよ」』では、東京五輪を契機に治安が悪化するはずだ、などとして、
「もし私が今、10歳の日本人ならば、自分自身にAK-47(自動小銃)を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう」
とする発言についても取り上げました。
少々論理が飛躍しすぎていて、何やらよくわからないというのが正直なところですが、そのジム・ロジャーズ氏の「ホンネ」が出たのが、おそらく『ジム・ロジャーズ氏「黒田日銀総裁はクレイジー」』でも取り上げた、次の発言でしょう。
「日銀の黒田総裁は、恐るべき規模で金融緩和を行い、さらに国債や上場投資信託を大量に買い入れている。黒田総裁はクレージーだ。安倍首相と黒田総裁は日本を破滅に導いている。今すぐ辞任すべきである」
外国人に日本の総理大臣や日銀総裁の人事に口出しして欲しくはありませんが(笑)、いずれにせよ、ジム・ロジャーズ氏の発言を真に受けるのが正しいとも思えません。どなたかがツイッターなどで発言されていたとおり、みずから積極的に自分自身の手の内を明かす投資家などいないからです。
本日は豪華2本建て
ちなみに、ジム・ロジャーズ氏の論考が頻繁に掲載されているウェブ評論サイトは、『東洋経済オンライン』や朝日新聞系の『AERA.dot』ですが、豪華なことに、本日はこの両サイトにジム・ロジャーズ氏がご登場になられているようです。
ジム・ロジャーズ「中国は必ず世界の覇権を握る」/新型コロナでアメリカの凋落はもはや決定的
ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。前回の「日本は20年後、必ず没落する」に引き続き、『ジム・ロジャーズ 大予測:激動する世界の見方(東洋経済新報社)』から天才投資家による世界情勢の見方をお伝えしたいと思います。<<…続きを読む>>
―――2020/05/29 6:00付 東洋経済オンラインより
東洋経済の方の記事では、ジム・ロジャーズ氏は「天才投資家」と持ち上げられていますが、そのジム・ロジャーズ氏の今度の主張は、
「長期的な視点に立てば、今回の新型コロナ危機を分岐点として、世界経済の成長が大きく減速し、アメリカや欧州の凋落が決定的になる」
というものだそうです。
あらゆる国が国境を閉じ、国境を越えた経済活動が停止したこと自体、大航海時代以来の自由貿易に逆行する動きであり、第1次大戦後のブロック経済が第2次大戦の遠因にあったという点を挙げたうえで、今回の局面が米欧凋落の契機になる、ということなのでしょう。
ただ、珍しく理論的にツッコミを入れてみたいのですが、「開放された国境と世界経済の成長に大きく依存して成長してきた国」といえば、中国そのものではないでしょうか。「国境を閉じたことで世界経済の成長が大きく減速」するなら、崩壊するのはむしろ中国のほうではないかと思えるのですが、いかがでしょうか。
国境閉じないスウェーデン見習え
そのジム・ロジャーズ氏は同日、『AERA.dot』にもご登壇になり、こんな論説をかましています。
ジム・ロジャーズ「国を閉じないスウェーデンを見習え」
「世界3大投資家」の一人とされるジム・ロジャーズ氏の本誌連載「世界3大投資家 ジム・ロジャーズがズバリ予言 2020年、お金と世界はこう動く」。今回は、ロックダウンがもたらした弊害について。<<…続きを読む>>
―――2020.5.29 08:00付 AERA.dotより
スウェーデンといえば、5月28日時点における人口100万人あたりの感染者数は約3500人で、130人少々に留まっている日本と比べると25倍に達していますが、そのスウェーデンの状況が「悪くはない」というのもなかなか凄い主張だと思います。
もちろん、国境を閉じることが防疫上、どのような効果をもたらすのかについては、いずれ科学的見地から事例の研究を行い、明らかにすることが求められると思いますし、現時点では「効果がある」とも「効果がない」とも申し上げるべきではないでしょう。
ただ、国境を開いたとしたときに、防疫上考えられる、コロナのさらなるパンデミックという点に言及せず、「国境を閉じないスウェーデンに見習え」も無責任極まりない発想でしょう。
オマケに1つ:「日本経済は大変なことになる」
以上、本稿では「豪華2本建て」でジム・ロジャーズ氏の発言の紹介を終えようと思っていたのですが、もうひとつ、ウェブ評論サイト『日経ビジネス電子版』に、こんな記事も発見してしまいました。
ジム・ロジャーズ 2021~22年の日本経済は大変なことになる
日経ビジネスの取材に対し、2019年時点で「2020年にも未曾有の危機が到来する」と予言していた世界的な投資家のジム・ロジャーズ氏。5月25日に日経BPから出版した新刊『危機の時代 伝説の投資家が語る経済とマネーの未来』では、大恐慌からリーマン・ショック、ブラックマンデー、新型コロナウイルスに至るまで、歴史を振り返りつつ、繰り返される危機の本質とどのように行動すべきかを詳細に読み解いている。<<…続きを読む>>
―――2020年5月27日付 日経ビジネス電子版より
こちらの記事は本日ではなく27日付のものですが、「絶対に破綻する」はずの日本のウェブ評論サイトに、やたらとご登場になられているのも不思議です。やはりそこまでして日本人にメッセージを伝えたいと思っているからなのか、はたまた単に暇なのでしょうか。
(※日経ビジネスといえば、日本を代表する優れた韓国観察者である鈴置高史氏や、日本を代表する優れたチャイナ・ウォッチャーである福島香織氏の連載が終了した時点で読まなくなったという方も多いような気がしますが、これも同誌の編集方針なので、何も言うつもりはありません。)
日経電子版の記事では、ジム・ロジャーズ氏は次のように述べます。
「日本は、すでに膨大な債務を抱えている。そして人口も減少している。事態に対処するためにさらに借金を増やさざるを得ない中にあって、人口は今後もますます減り続けていくだろう」
「国の借金論」と「人口減少論」は「日本は絶対に成長しない教」という宗教のお題目でもありますが、正直、日本が「国の借金」とやらを1000兆円以上積み上げておいて、いまだに金利がゼロやマイナスとなっている点を踏まえると、どうもジム・ロジャーズ氏が経済学を得意とされているようには見受けられません。
いずれにせよ、ジム・ロジャーズ氏が一生懸命に日本のメディアにご登場になられているという事実については、実に興味深い話だとしか言い様がないのです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
そんな日韓関係論を巡って、素晴らしい書籍が出てきた。鈴置高史氏著『韓国消滅』(https://t.co/PKOiMb9a7T)。
日韓関係問題に関心がある人だけでなく、日本人全てに読んでほしい良著。
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【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました
自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。 |
【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました
日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。 |
その人の思想や主張を持知りながら専門家の意見として代弁させるところが、マスメディアのずるいところだと思います。
ジム・ロジャーズ氏
明らかに反日思想の方なのでスルーしてますw
いつも知的好奇心を刺激する記事の配信ありがとうございます。
ジムロジャーズ氏の
「国境を閉じるな、これからは中国の時代だ」
は管理人様に取っては不本意かもしれないですが、
社会が無策ならばそれが現実になると思います。
厳密に言えば、人間の自由と権利は一切無くなったAIとネットワークが人間を管理して無能な(とはいっても今の人間より遥かに有能)人間をこの世から自由にリストラする中華専制システムに基づくシステムであり、情報の全ては権力者がフィルターを通じて決定するだけなく、権力者に不都合な存在は過去を含めて消去される世の中になると思います。
おそらくAIとネットワークの技術発達は最終的に人間の自由と権利を根こそぎ奪います。
今は自由と権利を人間が享受する人数が多い最後の時代ではないでしょうか。
以上です。駄文失礼しました。
ジムロジャース、飛ばない豚はタダの豚がしっくりくる見た目w
天才投資家(笑)?
確かに’70年代(半世紀前)の10年間くらいは、クォンタム・ファンドを設立したりしてトップクラスの運用をやったプロの投資家だった人のようですが、その後は第一線を引退しています。
今の職業は 雑誌レベルの「物書き」、話題作りのエンターテイナーみたいな人でしょうか。 自分の資産を本当に投資していたらとっくに破産していると思います。 つまり スポンサーの依頼通り発言する「役者」なんでしょうね。
たぶん、本国アメリカでは誰にも相手にされず居場所がないので 海外に逃げて来たのでしょう。
日本にもいますよね。 詐欺師的な元官僚、物書き、地方議員、、、。
ジムロジャース殿は高名な投資家と記憶しておりましたが、一昨年あたりに北朝鮮が経済開放して新しい市場ができると思い込んで、大韓航空株をしこたま買ったという記事を読んだ記憶があります。
その後に日本と韓国との輸出管理の問題で、韓国と日本の人の行き来が減って大韓航空の業績が悪くなったのを、一方的に日本が悪いという論調を書いていたと記憶しています。
たぶん、韓国や中国の株式を大量に買い込んだんでしょう。俗にいうポジショントークと言われる程度の戯言です。
本当にあれだけ言ってて大韓航空株をどうしたのか教えてほしいですよね。
冒険投資家で、グローバル経済の発展に乗っかった発展途上国に投資してしこたま儲けたので、その手法が忘れられないのでしょう。いまでは投資に値する国は減って、残っているのは変な国ばかりなんですけどねえ。
航空株で大損したと言うのはこの方ではなかったかな?
シンガポール在住 子供には中国語を学ばせているようです
「子供が15歳なら韓国語1歳なら中国語…略」
韓国語?わけわからん
↑中国よりの発言ばかり WHOの事務総長と同じですね
同感です。
売り逃げを目論んでるけど多分上手く行ってないんでしょうね。
典型的な詐欺師の手口
K資金でも貰ってるんでしょう
相手にする必要ありません
1990年頃まで中国はまだ閉鎖的でした。
低賃金を武器にしてサプライチェーンを上手に利用しながら世界経済に食い込んでいった訳です。
価格的なことは中国の値上げもすすんでいるので(知財を無視するから安いともいえる)
時間は少しかかるでしょうが別に中国に依存しなくても経済は回ります。
日本以上に少子高齢化が進む中国は焦りこそあれ、余裕はないでしょう。
日本人を扇動することで一儲けを企んでいるのが見え見えですね。
ジョージ・ソロスにしろこのジムさんにしても、「その種」の人たちです。金融関係の記事にもよく現れる方々ですが、経済専門家ではなく、金融でお遊びをしている「ギャンブラー」にすぎません。
「その種」の会社であるゴールドマンサックスにしろブルームバーグというメディアにしろ、韓国経済が不調の兆しを見せているときに「韓国企業株を買え!」という、その種の人たちの集まりです。※むろん、国家が不景気であっても、中身を判断したうえで株の価値を判断するべき、と言えますが。分かっている人は分かっているでしょうけど。
実はこのジム・ロジャースさんに関わらず、特に日本がらみの記事はこうした「怪談」じみた話題に満ち満ちています。経済から政治にかかわらず、それこそ日本文化紹介や日本語学習者のための英語のサイトにも「怪談」が満ち溢れています。日本人は自分たちは良い国に住んでいるし世界の人たちも分かってくれるだろうと、楽観的な態度です。毎日のように英語の日本がらみの話題を見ている私の身からするとこうした「怪談」が大勢を占めてしまっています。
こうしたジム・ロジャースさんの例を反面教師に、日本もいい加減「自分から打って出る」くらいの気構えが必要です。受け身になってはいけません。
ジム・ロジャースさんのよう話をする人が「100%」間違えているとは言いきれないないのが、今我々が立たされている状況です。消費増税の時、それを批判する流れがほとんどありませんでした(※野党の主張は論外)。保守を自任する人たちでさえ、データも見ずに「社会保障費財源確保のために、消費増税はやむを得ない」などと断定している人がほとんどでした。
ジム・ロジャースさんのような人が感じていることも、「100%間違っている」とは断定できません。多くの日本国民が、情勢が変化していることを理解し、正しい選択・素早く賢い対応ができているかが疑問です。
内戦や戦争に巻き込まれているような国を除き、主だった主要国は後進国を含め、この数十年のGDPの伸びを軽く分析しても、ゼロ成長というよりマイナス成長をしてしまっているのもまた日本くらいですから。このジムさんのような人が怪談話をしてしまうというのもうなずけてしまいます。
さて、経済予測といった数ある将来分析の中で、ほぼ100%確実に信頼できる未来予測データがあります。それは「人口予測」です。戦争や大災害のような事態が起こるときを除き、人口予測は確実です。「20年後の50歳代の人口は?」というのは、現在の30代の人口を調べて統計学的な数式を使って自然減を考慮して未来の人口予測はほぼ確実に当たります。
チャイナの場合「一人っ子政策」という時限爆弾を抱えています。2020年代は、この労働人口減・その他人口減による衰退を見る時代に入ると思われます(※もう始まってますが)。
日本の少子・高齢化も問題ですが、チャイナのこの問題は我々の想像をはるかに超えるスケールで影響すると予想できます。チャイナへの投資価値?自己責任で。
サムライアベンジャー 様
ニッセイ基礎研究所のレポートは大変興味深いです。
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=59452&pno=4?site=nli
上記のレポートでは中国の介護保険制度はまだこれからのようです。
高齢化に伴う負担を個人と国が担うわけですが
中国として外貨を稼げないビジネスモデルはあり得ないのです。
今後は相当苦しいと思います。
ジム・ロジャース氏がまだイグ・ノーベル経済学賞を受賞していないのは、学会の怠慢だと思います。
上のほうでも何人かが書いていますが,ジム・ロジャーズは,以前「大韓航空株を買った」という話で「老いぼれた」とか随分叩けれていました。でも,やっぱりあれは口先介入で,うまく売り抜けたように見えます。最近はまた日本株を買っている,とかいう記事がありますが,記事になるころは売り抜けのための準備と分析したほうが賢明です。私でも今の相場は最後の饗宴ということぐらいわかります。でも,今後のチャートの予想は比較的容易なので,もう少し遊んでみるかな。
北朝鮮投資の話も,その後,ロシア人たちが国連決議を無視して北朝鮮労働者を雇い続ける理由として「北朝鮮労働者は他の民族よりずっと勤勉で仕事の質が高い」と称賛するのを聞いて,納得しました。
本題ですが『ジム・ロジャーズ「中国は必ず世界の覇権を握る」』という記事がテーマですよね。私も内心同じようなことを考えていて,欧米v.s.中国の試合の勝者は,大半の人の予想と期待を裏切る可能性も高いと思っていました。ロシアと同じで,貿易で締め付けようとしても,基本的に必要なものは国内でほぼ全部生産できる国ですから,容易ではありません。ロシアも為替レートで外国製品を買いにくいところを除けば,ロシア人が困窮しているわけではありません。
世界の歴史を見ていると,民主主義より専制君主制のほうが,競争では有利に働いた先例が多いからです。意思決定の速さとか,個人の私権の制限というのが強力な武器になります。そうなってほしい,とは思いませんが。
Chinaは、全白人先進国(含む日本)に完敗だよ。
兵器はソ連ロシアのパクりもの。車のエンジンすら造れない、5Gも半導体も肉も大豆も輸入頼りのChinaなど烈火の如く怒ったアメリカに瞬殺されるだけ。
常々、情報弱者()とネトウヨが、思想的にではなく経済的に差が付かないかなぁー、と考えておりました。
国民の敵NHKやATMの従業員が年収一千万超え、奥さんは美人でご子息は名門大学といったリア充で、ネトウヨの実態が年金暮らしの引き籠もりニートしかもハゲデブ爺とか、イヤじゃないですか。でも現実にはこちらの方があり得そうでしょ。
ジム・ロジャーズさんの価値はここにあるのかも知れません。情弱は彼を信じて破産、ネトウヨは逆張りしてウハウハ、なら宜しいんじゃね?
日本のメディアは、そういう結末を狙ってジム爺を召喚しているのですから罪深いですね。自分自身は決して彼の言う通りの投資をするつもりはなく、しっかりと国債を買っておきながら、大切なはずの読者に中国株・韓国株を買わせるのです。
それは長期的にはマスゴミの支持母体を枯らしていくことになるのですから、私はジム爺さんの活躍を応援します。
因みに私は髪の薄い引き籠もり爺ですが、年金はもらっておりません。奥さんは美人です。(笑)
>「国境を閉じるな、これからは中国の時代だ」
・・それは、あなたの願望なのかな?
*それを回避したいから自由陣営は閉じたがっているのかと・・。
中国国境を完全に閉鎖した場合,中国より先に,欧米や日本のほうが先に音をあげる,という意味でしょう。中国との物流を分析してみれば,大体正しい結論だと思います。コロナで中国のマスクが入ってこなくて困ったのは,どこの国でしたか?
愛読者 様
>コロナで中国のマスクが入ってこなくて困ったのは,どこの国でしたか?
でも しばらく我慢したら辛抱たまらず結構出してますよね。 アルコール消毒液は国内地方企業が生産・販売して私は先月後半 駅前の薬局でGETしました。 佐賀県唐津市産だったか、、、。
中国は確かに大国で影響力は大きいですが、過大評価すると相手の戦術にはまってしまいます。エネルギーは? 食料は? 国内の不満は? 金が回らなくなった時の中国人の反応は?
日本企業は ここから締めだされると確かに甚大な被害を被りますが、それ以上に中国経済の被害は深刻になると思います。 雇用、中国内日本企業の製品に依存している中国・海外企業、、、、。
それでも 中国共産党はしばらく「気づかないふり」をするでしょうが、不満分子が爆発すると手が付けられなくなります。
思い出して下さい。 尖閣諸島を国有化した時 反日デモがありましたが、標的は目立つ日本企業のみです。 実力のある(部品・機械)製造業の被害を聞いたことがありません。(あくまでも私の知る業界ですが)
大きいですが、あくまでも取引先です。 親会社ではありません。
愛読者 様
>中国との物流
確かに短期的には困ってしまうのかもですが、「それを何とかしよう」と言うのがEPNの考え方ではないのでしょうか?
製造の原材料となる鉱物資源の多くを中国に依存してるのは事実なのでしょうが、それらの調達によって製造された素部材の多くは再度中国に還流し、最終消費されるのは主として自国内と米国なのだと思います。
「鉱物資源の確保」が前提なのですが、最終消費のかなりの部分を米国が占めてるのですから製品化の過程を自陣ブロック経済圏内で代替すれば「脱中国」でも経済は回りそうな気がします。
また、中国側にも「食べないと生存できない」事情があります。鉱物資源や電子製品じゃお腹いっぱいにはなりません。
*返信ありがとうございました。
マスクで困ったりしてませんよ、我が国は。
マスクを買い占め日本から取り上げ武漢ウィルスを蔓延させようとした支那朝鮮が大失敗、レアアースと同じですね。
埋もれていたこれまでの蓄積(発明)が、掘り起こされ made in China のマスクは不要となった。
マスクは、潔癖症の日本人一人一人が使うもの。汚い不衛生とバレたChinaマスクは徹底的に忌避される、企業用のレアアースより徹底的に忌避される。
マスコミが、(Chinaから輸入した)布マスクがカビていたと大騒ぎ。これじゃあChineseマスクは捌けないわな。
彼はチャイナマネーにどっぷりなのでしょうか。
今回の記事を読んで、以前、新宿先生が仰っていた、
「五分五分で当たる予想よりも、8割外れる予想の方が重要」だったかな?
(こんな意味だったと思います、この言葉も俊逸でした)
を思い出した次第です。
上の投稿の書き落としの追加です。
> 国境を閉じないスウェーデンに見習え
これは「スウェーデンは国民全体として集団免疫獲得が終了した」という分析に基づくものだと思います。今後,スウェーデンは新型コロナを恐れることなく,自由に経済活動ができるわけです。この点はきちんと理解しておきましょう。
> 「国の借金論」と「人口減少論」は「日本は絶対に成長しない教」という宗教のお題目でもありますが、正直、日本が「国の借金」とやらを1000兆円以上積み上げておいて、いまだに金利がゼロやマイナスとなっている点を踏まえると、どうもジム・ロジャーズ氏が経済学を得意とされているようには見受けられません。
個人的には,ジム・ロジャースの分析のほうが当たっていると思います。というより。それを想定して,対策を用意しています。数学用語でカタストロフィーという概念があって,それまで安定して動いていたシステムが,突然破綻する現象を含みます。1000兆円以上の国債を超低金利で発行できていたものが,他の環境変数の変化をきっかけにしてハイパーインフレに変化する,というのは数学的には不自然な現象ではありません。株も上昇を続けているように見えていたものが,ある日突然大暴落したりするでしょ。
ジムおじさんは あまのじゃく です。今から kだー でも 売られてます。で、cだー でも 賠償?問題浮上。 日本ダメー と 言う事は ニコニコマーク
経済のことを考えるなら、スウェーデン方式も一手段としてはありだと思っています。しかし、一個人としては、積極的に死ぬ可能性を上げるつもりはないので、スウェーデン方式はなしです。
ある環境下になれば、中国の時代であり、朝鮮半島の時代であり、日本は没落して行くんでしょうけれど、それを規定する大きなファクターは国際政治であって、氏の天才的な投資判断がそれを左右することはない。面白い予想屋さんの域を出ない。
いつも楽しみに拝読しております。
東洋経済のジム・ロジャーズ氏(以下「ジム爺」)の記事は、毎回シンガポール在住のFPで花輪さんというおばさま(以下「花輪婆」)が、ジム爺の言葉を紹介する形になっています。花輪婆の記事は2016年末から続いており、亡くなったグッチーさんと競馬仲間の連載を読むついでに時々覗いていました。
2019年7月にジム爺の連載が始まる前は一貫してシンガポール上げ日本下げのスタイルでしたので、私はテマセクなどを含めた、中国に相当な投資ポジションを持っている方々のプロパガンダという認識で読んでいます。
中国バイアスのジム爺と花輪婆がどんな予想をしようと彼らの自由ですが、ことが米中対決という究極の二者択一の構図となった以上、世界中の投資家が中国を選ぶことはあり得ないと思います。だって、中国が世界の覇権を握ったら、どんなに投資が成功しても私有財産を認めない中国共産党にすべて奪われてしまうということですよね。天才投資家ジム爺の資産を含めて。
この人は虎視眈々と焼け野原となった時の韓国を狙うハゲタカとしか思えない
スウェーデン方式は、国境開放はダメでしょうが、もし日本も緊急事態宣言を発布しなくても、
スウェーデンほどは死者が出なかったと思うんですよね
BCG効果なのか、人種的な違いなのか、日本人にはある程度の免疫が前からあったのか、
理由は分かりませんけど
スウェーデンは間違ってたんでしょうけど、日本で同じ事をやってたらどうだったのか?
経済は最も大事な問題です。コロナなどより遥かに。経済が死ねばコロナより遥かに死者が出て、国民全体が困窮します
経済は政治というマクロな視点でも、生活というミクロな視点でも最も大事なファクタ―だと思っているので。
なので、緊急事態宣言が正しかったのかどうかの裁定は、私の中ではまだ保留です
難しいですね
スウェーデン方式は「老人は病気で死んでも仕方ない」って感覚じゃないと無理かなぁ。
親がコロナにかかっても病院にも行けず「仕方ないね」ですませる必要がある。
日本は食事まで補助するほど「長生きさせる」ことに価値を見出してるから難しい。
それでリターンのある投資家ならではの発言ですね。
そうでない人には、関係ないですな。
命あっての物種ですので。
あまり深く考える必要もないのですが、自称投資の天才さまは、「本業」の投資で大損して、移住先ゆえ日銭のやりくりもままならなず朝日新聞出版とか東洋経済などに「小遣い稼ぎ」に出ているだけでしょう.
わざわざ不安を掻き立てるような「日本滅亡論」にすればするほど、「炎上商法」さながらにホイホイと飛びつく人が(もちろん当サイトのような「ウォッチャー」とは別の)先に挙げた出版社にシンパシーを寄せる層に多いですから.
そういった「朝日新聞(出版)とか東洋経済の隊列」に福島氏やOBの鈴置氏さえも切り捨てて日経新聞や日経ビジネスが加わっているのは残念なことです.もう一つ加えればかつてコテコテの保守雑誌「諸君」を発行していた文藝春秋さえ「世界」でしかお目にかからなかったような著者が増えてきて左傾化が著しい、オールドメディアはいまや他の層に見捨てられ、「ある特殊な呼称を名付けられている世代」を中心にした思想を持つ人にしか支持されなくなっているようですね.
大きく広げた風呂敷 ジムじいさんの予測 ソロスと別れて立ち上げた御自慢のファンドさ
運用費用も手数料も 足枷なファンドさ
今は 世間 動かない 大予測