共同通信の調査でも維新と立民の政党支持率が「逆転」
本日の「小ネタ」です。産経・FNN、毎日新聞に続き、共同通信の世論調査でも、政党支持率で日本維新の会と立憲民主党の逆転が生じたようです。
維新の会の支持率、共同調査でも野党トップに
昨日公表された共同通信の世論調査が興味深いです。
政府コロナ対応、評価せず57% 感染拡大で生活に不安84%
共同通信社が8~10日に実施した全国電話世論調査によると、新型コロナウイルスへの政府対応を「評価しない」との回答が57.5%になった。<<…続きを読む>>
―――2020.5.10 19:37付 共同通信より
例に武漢コロナウィルス騒動を巡っては、政府の対応を「評価しない」とする回答が57.5%と前回調査(3月中旬)の44.3%から急伸する一方、「評価する」は48.3%から34.1%に低下したそうです。
ただ、「政府の対応を評価しない」とする回答が多数を占めているわりには、内閣支持率は41.7%で、不支持率(43.0%)を下回っているものの、40.4%だった前回調査からは小幅伸びている点は意外な気がします。
それよりも、個人的に興味を感じたのは、日本維新の会の支持率が最大野党である立憲民主党のそれを上回っているという点でしょう。
上記リンク先記事によると、
「政党支持率は、日本維新の会が大きく伸ばし、野党で首位となった。自民党35.1%、立憲民主党6.9%、国民民主党1.2%、公明党5.3%、共産党3.2%、維新8.7%、社民0.7%、NHKから国民を守る党0.2%、れいわ新選組1.5%。『支持する政党はない』とした無党派層は35.5%だった。」
とあります。
というよりも、すでに先月の『内閣支持率の逆転と無関係に「ズッコケ」る立憲民主党』や『立憲民主党・福山氏「支持率低下はセクキャバが原因」』でも紹介しましたが、産経・FNNや毎日新聞の世論調査でも、立憲民主党に対する政党支持率は日本維新の会に追い抜かれています(図表1)。
図表1 維新と立憲に対する政党支持率
メディアと調査日 | 維新 | 立憲 |
---|---|---|
産経・FNN(4/11~12) | 5.2% | 3.7% |
毎日新聞(4/18~19) | 6% | 5% |
共同通信(5/8~10) | 8.7% | 6.9% |
(【出所】著者調べ)
最大野党に対する支持率
あくまでも個人的な印象で恐縮ですが、これは今までの日本ではなかなか見られなかった現象ではないかと思います。というのも、2009年の政権交代と2012年の政権再交代あたりまでであれば、内閣支持率が下落する局面では、最大野党への上昇する、というのが基本パターンだったからです。
自民党から民主党への政権交代が発生した2009年のケースでいえば、麻生太郎内閣に対する支持率は、時事通信の調査で10%~20%台を低迷する一方、不支持率については瞬間風速的に60%を超える局面も見られました(時事通信『内閣支持24.1%に低下』参照)。
実際、同年8月の衆議院議員総選挙では、480議席中、自民党の獲得議席数は119議席にとどまる一方、最大野党だった民主党が3分の2近い308議席を獲得して圧勝しました。
これに対し、3年3ヵ月の民主党政権に対する実質的な審判でもあった2012年12月の衆議院議員総選挙では、その民主党の獲得議席数は57議席にとどまり惨敗する一方、自民党は294議席を確保して圧勝しています。
ところが、2012年12月に第二次安倍政権が発足して以降で見ると、どうも「政権支持率が低下した局面で最大野党に対する支持が集まる」という現象が、見られなくなりました。
たとえば、「もりかけ『問題』」が新聞、テレビをにぎわしていた2017年7月頃、主要メディアの世論調査では、軒並み、政権不支持率が政権支持率を上回りました。
図表2 主要メディアの世論調査(2017年7月)
メディアと調査日 | 支持 | 不支持 |
---|---|---|
読売新聞(7/7~9) | 36% | 52% |
朝日新聞(7/8~9) | 33% | 47% |
毎日新聞(7/22~23) | 26% | 56% |
日経・テレ東(7/21~23) | 39% | 52% |
NHK(7/7~9) | 35% | 48% |
共同通信(7/15~16) | 35.8% | 53.1% |
産経・FNN(7/22~23) | 34.7% | 56.1% |
ニコニコ動画(7/20) | 51.7% | 24.1% |
(【出所】当時の各メディア報道より著者作成)
それにも関わらず、その直後の2017年10月に実施された衆議院議員総選挙では、自民党が465議席中284議席を獲得する一方、最大野党だった民進党は立憲民主党や「希望の党」などに「空中分解」。
立憲民主党は55議席を獲得して最大野党の地位に収まったものの、これは議員定数の12%ていどに過ぎませんでした。
下らないスキャンダルに現を抜かす野党とマスメディア
では、なぜ民主党、民進党、立憲民主党が長期的に凋落傾向にあったのか。
その最大の要因は、何といっても、「スキャンダルと国会妨害」を野党の役割だ、などと立憲民主党やマスメディアが勘違いしている点にあるのではないでしょうか。
これについては『ネット層ほど政権支持率と改憲支持率が高いことの意味』でも触れた、「ネット層」(インターネットのニューズサイトやSNSを情報源としている層)ほど内閣支持率が高く、「新聞・テレビ層」ほど内閣支持率が低かった、とする朝日新聞の調査も参考になります。
そして、コロナ以前であれば、それでも新聞、テレビを中心とするマスメディアだけから情報を得ている人たちが一定数存在していたのですが、コロナの影響で人々のインターネットへの接続時間が長くなり、結果的に読者・視聴者新聞・テレビ離れが一気に進み始めているのかもしれません。
その結果、マスメディアがあまりきちんと報じてこなかった、立憲民主党を筆頭とする野党のあまりの酷さに気付く国民が増え、それが「まだマシ」に見える日本維新の会に対する支持率につながっている、という仮説が成り立つのです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
もっとも、政党支持率だけでは日本国民の正確な声はわかりません。
やはり、これについてもっと詳しく知るためには、「究極の世論調査」(?)である衆議院議員総選挙が行われるのが手っ取り早いのかもしれません。
さすがにこのコロナ騒動のさなか、解散総選挙に踏み切ることは難しいと思われますが、コロナ騒動がある程度終息すれば、いずれ、任期満了の前に衆議院議員総選挙が行われるかもしれません。
その結果、立憲民主党が現在の「最大野党」の地位を維持することができるのか。
あるいは、2017年のときのように、立憲民主党が選挙を目前にして空中分解するのか。
興味は尽きないところです。
本文は以上です。
日韓関係が特殊なのではなく、韓国が特殊なのだ―――。
— 新宿会計士 (@shinjukuacc) September 22, 2024
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ここのところ、マスコミは黒川検事長の定年延長問題を叩いていますが、
この件に関して維新は延長賛成側に回っているんですよね。
ルーティーンの自民叩きのついでに維新に対してもダメージを与え、
野党第一党の立場を取り戻したいのが本音なんじゃないかと疑う今日この頃。
どんな仕事をする時にも言えるのでしょうが、
常に誰かに見られている、と思って仕事しないと支持は得られない、と言う事が頭をよぎります。新人教育のイの一番ですが、某民主党の皆様、マスコミの皆様はもう一度振り返るべきですね。ブーメランとか言われる言動も根っこはこのレベル。
良くも悪くもコロナで更に多くの方が”見ている”訳ですから…
立民の支持率が下がったのは、自業自得。
維新が上昇したのは、吉村知事の一人勝ち(小池知事も勝ち組かな?)の影響だと思います。
維新は、いかんせん地域政党から抜け出し切れてませんので、限界有りますよね。
維新が嫌韓に舵を切れば(無いけど)、10%超えてくると思うんですよね。
コロナパンデミック収束後はやい時期に衆議院議員総選挙を実施すべきと思います。🐧
何があっても野党第一党から立憲民主党・国民民主党等の特定野党は排除すべき。🐧
ハゲ親父様
賛成です。コロナ収束したら、スグに衆議院議員選挙をするべきです。日本維新の会が伸びるのも結構、立憲民主と国民民主と日本共産党を潰せる流れだと思います。
左傾野党と民進系の無所属の大モノ、二度と立候補しないようにズタボロにして欲しい!
ただの印象ではあるのですが、武漢コロナへの危機感が蔓延する最中に桜、もりかけで騒いだことが国民に漠然とした不安を植え付けたのでしょう。
なぜ入国制限などのコロナ対策で政府を急かさなかったのか、なぜ減税や早急な給付金手当で政府の尻を叩かなかったのか。なぜ国民に顔を向けて激励をせずに、政権にばかり顔を向けて噛みついていたのか、という印象が強かったのかと。
マスコミと組んで騒げる能力があるなら、なぜこの緊急時に国民に向けて言論のリーダーシップを取れなかったのか。首相や厚労省に任せきりだったという怠慢への悪印象ではないかと。もう使える場面ないやん、と。
更新ありがとうございます。
この世の中を現実で体感してて、「セイフガー」なんて言っている人は、何時も文句言ってる人!むしろ支持するが41.7%なら御の字だ。
日本維新の会が伸びて他の野党が縮む。維新は橋下氏と吉村知事と大阪臭が強いので(笑)、嫌いな人は徹底的に嫌いだね。
私は好き嫌いでもないが、道州制、大阪都を言っている時は反感を感じてました。今は吉村知事がいろいろマスコミで「大阪の考え、コロナ対策」などでモノを言っているが、少々出過ぎ。もう少し控えめにした方がいい。十分露出したよ。
今、野党が維新に賛意とか乗っかってても、立民や国民民主や日共は、必ずや脚を引っ張る事をする。左傾野党とはキッチリ線引きしなさい。
もちろん日本政府の対応にすべて満足しているわけではありませんが、それでも現状の被害でとどまっているのは、元々医療のインフラが整っている中で医療体制を守ることを重点を置き優先順位をつけ対応することができている部分は評価してよいと思います。あとは緩やかな規制の中でも、規則を守ろうとする公共意識の高さですね。順位をつけることは嫌いですが、コントロールできている方だと思います。忘れてはいけないのは全て人間が行うことということだと思います。
地方自治体の首長の対応も注目されていますね。もちろん頑張っている部分は評価すべきだと思いますが、それで全て無批判に評価する風潮は違うと思います。いずれも重責ですが、首相と首長では背負うものが違います。
「溺れるものは藁をも掴む」と言いますが、歴史や直近であれば韓国の例から学ぶとすれば、コロナ対応のことだけで評価するのはやめた方がよいと思うのです。徒に強い口調、断定的な表現には気をつけたほうがよいと思います。いまこそ冷静にバランス感覚を持つことが必要と思います。
政党支持率 (NHK)
2009.8 民主党 29.0% 自民党 26.6%
2012.12 自民党 26.6% 民主党 16.1%
2020.3 自民党 36.5% 立憲 6.3%
新宿氏が書かれる様に、政権交代前には野党第一党の支持率が
第一党を上回り、猛烈な風が吹きましたが、立憲は無風どころか
猛烈な逆風です。上の数値(2020.3)は立憲がやや調子がいい時ですが、
それでさえこの程度。もし来月衆院選が行われ、
マスゴミが猛烈なメディアリンチをしても選挙結果は前とほぼ同じでしょう
私は維新は唯一の代案を持つ野党という事と、
実際に大阪をある程度再生させた事で評価していますが、
昨今のマスゴミの吉村知事アゲは、「それに比べアベは・・・」
と言いたいだけのムーブな気もします
石破、小池、吉村、韓国、マスゴミが何かを持ち上げる時は、
いつも「それに比べアベは・・・」をやりたいのがミエミエです
まあ、吉村知事は実際によくやってると思ってますが
左傾マスゴミが辛いのは、立憲・共産がゴミ過ぎて、
枝野をスターに仕立てる事など無理だし、、
別に本心では上がって欲しくも無い維新の支持率が野党第一党になってしまう程、
立憲がゴミクズという事でしょう
枝野はどう見ても政権を獲る気が無いし、左翼はとにかく改憲さえ阻止できれば、
他はどうでもいい、どんなに無様に見えようが良い、という戦略があるかも知れません
隠れ維新としては嬉しいニュースです。
東京に候補者を立てれたら、そして当選出来たら将来有望かと…。
そして…テン、テン、テン…
組む相手を間違わないで欲しいものです。
俺は賢いんだ…、石原慎太郎。バッチが欲しい熊本の…松野某。
宮崎の東某。神奈川の江田某。
特に東京の小池百合子は最悪。
蛇足です。
橋下徹はイマイチだと思っています。
吉村知事より松井市長の方が好きだなぁ。
ケンカ出来る人間が好きだなぁ。
追記
年長者の石原さんほか、敬称略ですが、
この人達には敬称を付ける気がしないのです。
が、不満の方には、御意見は承ります。
独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。
立民としては、野党第一党の地位を失ったことに焦って、ますます、政
権批判に力を入れるのでしょうか。確かに、「安倍総理の新型コロナウィ
ルス感染対策は失敗である」と言っているだけなら、これほど楽なことは
ありませんし。
駄文にて失礼しました。
日経、TV東京も出ました。
世論調査 5月
政党支持率
自民:34(-3)
公明:3(-1)
維新:4(+1)
立憲:3(-5)
共産:1(-2)
れ新:1(±0)
国民:0(-1)
社民:0(-1)
N国:0(±0)
支持なし:50(+12)
ここでも、維新が逆転してますね。
維新が大阪で支持を伸ばしたのは、中国や韓国で感染者の急増にいち早く危機感を持ったからです。自民安倍サイドは横浜で客船が新型コロナウイルスの発生するまでは、実に対応が緩慢でした。しかしそれ以上に野党特に立民の対応はひどかったです。国会質疑では最後の方でちっと触れただけです、それが今の数字に表れています。立民は安倍マスクがと言う程度しか問題にせず、非常事態宣言にも最初は消極的であった、確かにアベマスクはマズイ政策でしたが。この感染は言葉は悪いがある意味、立民の絶好のチャンスでした。それにも気がつかず、事の優先順位,軽重の判断も出来ない政党であることを露呈させてくれました。もう、このを党を論じる必要は無いでしょう。自民はこの感染が落ち着く見通しがつけば、間をおかずポスト安倍に動いた方がよいでしょう。憲法改正も次の人でいいでしょう、河野太郎さんあたりに期待したいが。
タナカ珈琲様
いえいえ一切意見などありません。仰る通りです。お隣りで見てて、ここ10何年かで大阪は見事に変わりました。
「文句言うだけかな」と思ってましたが、府と市の二重行政を無くしつつあるし、以前の非効率、汚ない大阪のイメージを一新しました。
公務員の意識改革をして、部長・局長らは反旗を翻しましたが、橋下、松井、吉村知事に抑えられた。活力ある街になってます。それに比べて我が県知事は、、やはり官僚出は駄目ですね。
認知気味でもエラソーな石原慎太郎。熊本の松野某って、いつもワイシャツの一番上の釦外して、胸を露出気味のラウンジの支配人風の方ですか(笑)?無い無い。再選も無いと思う。
ま、東京の小池百合子は最悪の選択でしたね。それを言うと、「他県の者に言われたく無い!あん時ゃ選択肢が無かったんだ!」とココで言われました。やっぱりコメントする方も都民さんはプライドが高いのかな?(笑)
めがねのおやじ様
タナカ珈琲様
横から失礼いたします
前回の都知事選には他にも色々
いたんですけどね~
N国の立花氏、在特の桜井氏、
お馴染みのマック赤坂氏等々
あ、共産党支援の鳥越なんてのも
いましたね
私が桜井氏に入れた事は内緒です
関西生まれ、関西育ち、現都民の
私としては維新の頑張りは羨ましい
既得権益に乗っかっていない勢力が
全国に広がらないか期待させます
次の都知事選は反中共を掲げる候補
を探すと思います
めがねのおやじ様、「あん時ゃ選択肢がなかったんだ!」。ありましたよ、決してぶれない男(櫻井誠)に投票しました!
H様
拝承です。
H様が桜井氏に投票した事は、墓場まで持って行きます。
自己研鑽により高みを目指すのではなくて、他者をを貶めることで相対的に高く在ろうとする人たちです。
支持率の推移も社会がその存在意義に疑問を感じ始めた結果なのかと・・。(居ない方がマシってこと。)
他者の(政策の)足を引っ張るばかりじゃなくて、自身の(政治の)腕を磨いて欲しい。そうでなければ(政界から)足を洗って欲しい。
・・です。
パチ倒応援ブログをみてると維新は微妙かなぁって、素人ながらの感想です。
維新が良い政策を出す事があれば、賛成はしますけど。
都構想の住民投票一度否決されたのだから、二回目は不要って思うのです。
二重行政をやめる方法を都構想以外で考えれば良いのに。都構想に固執してるところに、なんか裏がありそうで。
丸山議員の件で、ロシアに謝罪した件もなんか違うなぁと。
民進分裂の時、立民は排除の論理で本家筋の国民から弾かれましたが、それに対する「判官びいき」が働き、まさかの大勝。
あの時はエダノもまさか野党第一党になれるとは思っていなかったでしょうよ。
つまり棚ぼたの第一党なんですが、それに気づかず実力=固い支持層があると過信したんでしょうね。
その後の国会で、それなりに頑張れば良かったのに、伝統芸の「アベガー」だけではね。
メディアはもともと政局を創り出すことで、マッチポンプ的言辞を弄して、政界に入り込んで甘い汁を吸ってきました。
なので立民の化けの皮が剥がれ、煽っても煽っても自民の支持率が下がらない=政局にならないことは困った状況なのです。
勿論これはメディアに操られていた国民(政党に非ず)が、ネットによって覚醒したと言う事なのでしょう。
メディアは今後立民を放り出して、維新を担ぎ出すこともあるのではないかと思いますが、左を宣言しているメディアとしては、右の維新を担ぐ理由が何か無いと難しいですね。
(全くの与太話ですが)ここの怖いオジさんたちにどう言われようと、現都知事は再選するんですわ・・・
現状を憂うる者様
悔しいですが、次回の都知事選は私の嫌いな小池百合子の当選でしょう。
ワタシの好きでない(嫌い迄は行ってない)橋下徹が立候補すれば、
ひょっとして、ひょっとすると面白い都知事選にナルのに…と、妄想しています。
なるほど! その二人のがち勝負に、勘違いM添氏がピョっこりと割って入…
TBSの世論調査も出ました。
立憲は、野党第一党を守っています。
https://news.tbs.co.jp/newsi_sp/yoron/backnumber/20200509/q1-2.html
安倍ートランプの関係が鉄板過ぎますね
どっちかが崩れるとどうなるかわかりませんが
昔のラジオ番組、スネークマンショーのネタにプロを目指すアマチュアバンドのスタジオ練習スケッチがあって、その時に往年のロックバンド、ディープパープルのスモークオンザウォーターのフレーズを奏でたリードギターに対して傲慢なボーカルが怒鳴って演奏を止めさせ
「お前もう70年代は終わったんだぞ!オールドウェーブじゃないんだ、俺たちはあくまでもニューウェーブ!ヨロシク。そこんとこヨロシク」
っていうのがありました。(今から考えて1980年代当時のニューウェーブミュージックって何だったのかサッパリ判りませんが。格好やPVで奇抜なことやりゃニューウェーブだったのか。)
それを援用して言わせてもらえば今の左系政治人や「リベラルマスコミ」には
「お前らもう米ソ冷戦は終わったんだぞ!コミンテルンももう無えんだ、俺たちが居るのはあくまで21世紀ポスト冷戦世界!ヨロシク。そこんとこヨロシク。」と言いたいところです。
保守と革新、という分け方が果たして日本の政治状況に合致しているのか。では保守とは?革新とは?といった問いかけと見直しが今や必要なんではないかと。
「失業追放理論」たるカール・マルクスの「資本論」がベースになった社会科学的イデオロギー国家、ソビエト連邦が無くなってしまって久しい現在における保守とか革新というものは何か?ソ連崩壊以降にその分け方に意味があるのか、という問いを今の政党は考えるべきだと思う。
それ無し故の混乱の渦中にいまだに居るのが左系政治人と「リベラルマスコミ(彼らをリベラルと呼ぶこと自体、冷戦の産物なのではないか)」だと思います。