【緊急速報】本日は「竹島の日」であるだけでなく…

緊急速報です。本日は「竹島の日」であるとともに、私たち人類に対する「真の支配者」を称える日でもあります。

時事通信がこんな報道を流しています。

広がる「猫の日」商戦 グッズ販売から共同埋葬まで(2020年02月22日13時45分付 時事通信より)

時事通信は本日付の記事で、2019年における飼育数が977万匹であり、これはイヌ(879万匹)を上回ったとする「ペットフード協会」の推計値を紹介しています。ちなみにネコがイヌを上回るのは3年連続だそうです。

こうしたなか、同じ時事通信のウェブサイトには、こんな記事も掲載されているようです。

ネコはなぜニャアと鳴くのか(抄)

食用、労働、愛玩と利用目的はさまざまだが、ほとんどの家畜は、野生の動物を人間が捕獲し、飼い慣らしたり、交配による改良を加えたりして現在に至る。ところが、自ら望んで家畜になった動物が1種類だけいる。それがネコだ。<<…続きを読む>>
―――時事通信社『地方行政』2019年4月11日号より

時事通信によると、ネコが家畜化されたのは、メソポタミア周辺で人間の定住がはじまり、農耕の発達によって穀物の貯蔵が開始されたことにともない、それらを狙うネズミを召し上がるネコさんたちが、徐々に人間の生活に入り込んだ、といった仮説が述べられています。

しかし、この時事通信の記事には、いくかの事実誤認がありますが、そのなかでも最たるものは、「ネコは自ら望んで人間の家畜になった」という記載でしょう。おそらくこの記載はおおきく間違っています。ただしくは、

ネコは自ら望んで人間の家畜となったフリをして、実質的な支配者として君臨している

ではないでしょうか。

さらにいえば、この時事通信の記事の末尾には、「馬」とあります。

常識的に考えれば、この「馬」とは、おそらく執筆者のペンネームなのだと思いたいのですが、ここでひとつ、敢えて「本当にこの文章をウマが書いた」という可能性についても提示しておきたいと思います。つまり、「ザ・家畜」のひとつであるウマが、ネコを妬んでこれを執筆した、という格好です。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ちなみに時事通信の記事によると、ネコがにゃぁと鳴くのは人間とコミュニケーションを取るためであり、それ以外の目的はありません。

そもそも、ネコが『ニャア』と鳴くのは人間とコミュニケーションをするためで、ネコ同士のコミュニケーションでは『ニャア』とは言わない。甘えたような声を『猫なで声』というが、それはネコが人間を籠絡(ろうらく)する手段として鳴き声を利用してきたことを、人間も気付いていたからだろう。

だったらなおさら、「ネコが私たち人類の家畜になった」のではなく、「ネコに籠絡された私たち人類が、まさにネコに支配されている」、ということにほかならないのではないでしょうか。

本文は以上です。

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読者コメント一覧

  1. タナカ珈琲 より:

    2が並びました、新宿会計士さんのユーモアには笑っちゃいました。

    私の住んでいる、スリゥオン−コンドには、老猫が住んでいます…。
    一年前には、爪を立てて噛んできましたが、今では甘噛みです〜。
    エントランスのベンチに1日の半分は寝ています。
    もう、半年の寿命かと想像しています。合掌。

  2. 凱方楠 より:

    記事の投稿時刻まで2並び・・・

    1. 怒髪天 より:

      2年後の同日を楽しみにしてますよ。笑

  3. カズ より:

    猫なで声は、求愛のサインではないのでしょうか?

    盛りの頃の甘いささやきは聞いていて恥ずかしいほどです。

    夜も眠れなくなるくらいに・・。ヤカマシー!!

  4. 猫足らず より:

    ユーモアのないレスで申し訳ありません。

    こちらのサイトによると日本には”馬”さんという名字の方が440人居るそうです。
    https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E9%A6%AC

    また、ニャー は子猫が母親に対して出す声で、猫は人間を養育者として見ているのではないかと考えられるそうです。猫を飼った事がある人は共感出来ると思います。

    1. 新宿会計士 より:

      猫足らず 様

      ハンドルネームまで記事に相応しいですね(笑)
      また、貴重な情報提供につきましても感謝申し上げます。ウマがネコの名誉を貶めるために執筆した記事であるという可能性はやや低下したといえるでしょう。

  5. こんとん より:

    タイトル見て内容理解余裕でしたw今日は
    我が家でも王様に従事する下僕の一人としてお仕えしております

    ネコと和解せよ!

  6. H より:

    しまった!昨日の夜に言ってたのに
    2並び投稿忘れてた

    さすが会計士様です
    美しい並びです

  7. 農民 より:

    NNNの魔の手がこんなところにまで…恐ろしや

  8. 名無Uさん より:

    更新、ありがとうございます。
    深刻な状況の中で、新宿会計士様は余裕を忘れていませんね…
    その心構えに自分も見習いたいところです。(笑)

    人類にまつわる家畜史は、日本の歴史にとっても、世界の歴史にとっても、極めて重要なテーマであるとは思います。残念ながら、自分はそこまでは手が出ません…
    馬の能力を最大限に引き出す方途を追及した民族が、遊牧騎馬民族へと発展し、地球最大の軍事力を保有することになりました。彼らは中世においてユーラシア大陸の大部分を席捲し、世界の一体化を推し進めることになりました。
    また、家畜が持つウイルスが変異し、人類にたびたび大きな疫病をもたらすことも無視できません。

    そう言えば、ネコがもたらすウイルス感染症ってあったのでしょうか?
    イヌには狂犬病があり、豚は豚コレラやアフリカ豚熱を聞きます。鶏や鴨には鳥インフルエンザやサルモネラ菌があり、牛には狂牛病(BSE)があります。
    や、こんな記事の時には不謹慎でしたね…(笑)

    1. 農民 より:

      人間にもとなると、ほとんど聞かないものの猫にも狂犬病はあるようです。
      猫同士(や他の動物)では猫白血病、猫エイズ、猫クラミジア、他にウイルスと名の付く感染症は多種。犬と同様に予防接種が推奨されます。とはいえ猫好きでも徹底してやっている方は多数派ではなさそう。
      犬や狐ほどではないにせよ、彼らも恐ろしい一面を持っているのです。救われたければモフろうなどと見返りを求めず鋭い顎に畏怖しながらちゅ~るを奉納するのです。

      1. こんとん より:

        猫の場合はF.I.P.という伝染性腹膜炎がありますね。今流行りのコロナウィルスの一種(猫Cov)が突然に強毒性を持ち、発症すると短期間でほぼ死に至るという恐ろしい病です。

        我が家でも数ヶ月前に保護猫から譲渡いただいた愛猫が突然発症し悲嘆に暮れておりましたが、獣医さんより未承認ではあるが効果の高い薬を紹介されまもなく投与3ヶ月近くで寛解するのではと安堵しています。

        ※但し日本では未承認薬であり非常に高価なことや、購入先が開発元の米製薬会社(ギリアド)ではなく、経緯のわからない中国の会社であること(一応、海外有志のWebSite見るにギリアドは黙認ぽいですがw)いろいろとリスキーであるため手放しでオススメはしませんが・・・
        どんな猫でも(特に幼少時)発症する可能性はあり、現状予防も発症後の確実な治療も難しいようなので、一応情報提供の一種として。我が家の愛猫に効果はありましたが、保証するものではなく自己責任で捉えて下さい

        1. 農民 より:

          約3か月分の薬代を見てケタを二度見しました…愛あればこそですね、尊敬します。

          大雑把には中国製品は回避していますが、パクリだけでは利益が出せないような先端技術においては様々な面を持っていますね、正邪両面に壮大な国です。

          ともあれ快方に向かっているようなら何よりです、今後の幸せな猫生活をお祈りします。

        2. こんとん より:

          農民様。

          ①未承認薬であり効果が確実に実証されてるわけでは無いこと
          ②製造元の化学式を元に(多分)勝手にコピーした中国製品しか選択肢が無いこと
          ③進行が早く当方の病状はWebSite等や情報収集するに割と重くステージ進行しており、投薬しても効果が出る前に体力が保たない可能性が高かったこと(食欲・排泄ともになく、後肢への神経障害で歩けない状態だった)

          主に下に行くほどリスク高く判断して、当初は私は見送る意思を伝えました。
          但し、家人から「ダメ元でも出来ることは全部やってあげたい」の強い要望に押し切られる形で投薬治療を開始しました。本当は猫のためと言うより家人の気持ちを納得させるためと云う気持ちで

          結果、当方では劇的な症状の改善が見られ、私の判断の不明を恥じている次第にございますw
          素人判断は危険ですねえ^^(結果良かったわけですが)

    2. 農民 より:

      馬の軍事利用と世界史について触れられていますのでついでに…

      古代エジプトでは猫は神でした。まぁ我が家でも神なんですが。
      そのエジプトに侵攻を企てたペルシア軍はなんと軍事に猫を利用。武器をもたせたり偵察に用いたりしたわけではなく、なんと猫を盾に進軍をしたそうです(盾に猫をくくりつけた、盾に猫を描いた、戦列に猫を投げ込んだ…など色々聞きますが)。卑劣。ロシアの対戦車犬や機雷イルカも真っ青。
      挙句に勝ったペルシアは「お前ら猫のせいで負けてやんのw」と侮辱のためにエジプト人の顔に猫を投げつけてまわったそうです。それなんてご褒美?

      1. とある福岡市民 より:

        農民様
        > なんと猫を盾に進軍をした

         え?そんな戦いあったんですか?めっちゃ気になる!

         ……と思って調べたらありましたね。紀元前525年、アケメネス朝ペルシア第2代、カンビュセス2世がエジプトに遠征した時に、エジプトの入口にあたるシナイ半島北部で行われたペルシウムの戦いですね。
         しかし猫を盾にするとは卑怯な(笑) エジプト人にはそれだけ猫が大切だったんですねえ。

         カンビュセス2世の父、キュロス2世がメディア王国に謀反を起こし、パルパゴス(「ヒストリエ」では「ばーーーーっかじゃねえの!?」で有名な人ですね)が協力してアケメネス朝ペルシアが建国されてから20年ちょっと後の話ですね。

         

    3. ケロお より:

      名無Uさんさま
      猫からヒトに移る病気ということでしたら、「猫ひっかき病」というふざけた名前の病気があります。本当です。
      あとは、狂犬病を猫が媒介することもあります。狂犬病と猫のコンボは生物兵器になるのではという妄想を、第1回投稿「理系研究者の新型コロナウイルス考察」で書きましたのでよろしければ。(ダイレクトマーケティング)
      https://shinjukuacc.com/20200210-03/

      1. Hiroshi.N より:

        ケロお様
        「猫ひっかき病」はふざけた名前ですが、症状はふざけていられません。
        我が家の2匹はいずれも野良上がりで、信頼関係を構築するまでにひどい目にあったことがあります。
        いろいろな意味で怒らせたら怖い生き物です。

      2. 名無Uさん より:

        農民様、ケロお様へ

        返信、ありがとうございます。
        やはり、ネコにも感染症がありましたか…
        動植物である以上、必ず細菌やウイルスを持っているでしょうね…
        ミミズだって、おけらだって、アメンボだって…(笑)

        アケメネス朝ペルシアの征服戦争はさらっと流しただけで、ペルシア軍の『鬼畜(笑)』の戦術の内容は知りませんでした…
        日本人の知識の大半は欧米経由ですから、どうしてもギリシア諸都市を攻撃したペルシア戦争の方に集中してしまうようですね…
        いやはや、実に深い世界です。

  9. 五十子さんの目 より:

     そろそろ猫の繁殖期に入り、近隣からは時折「ンナーオゥ」「ゴロニャーゴ」と甘やかな鳴き声が響いてまいります😺我が家では現在、元・野良猫(4ヶ月)と元・捨て猫(3ヶ月)が食う寝る遊ぶの日々を満喫中ですが、1ヶ月半で保護猫活動家さん宅の裏庭に遺棄され、14匹の同輩と共に成長していたという元・捨て猫は鳴き声でも行動でも家族に猛アピールしてきますが、母猫と共に野外生活を送っていたところを捕獲された元・野良猫の方は、引き取り当初こそ親を求めて不安鳴き(ニャー!ニャー!ニャー!と必死にけたたましく叫ぶ)していたものの、環境に慣れて落ち着いてくると、全くと言っていいほど鳴かなくなりました。鳴くと居場所がバレる=危険なので、野良猫は発情期か喧嘩時以外は鳴かないのが基本で、人に飼われるようになってもあまり鳴かない猫になることが多いそうです。

  10. 匿名 より:

    にゃんにゃんしよう

  11. にゅるす より:

    竹島を政治利用し、2が並ぶタイミングで無関係なリンクを応用してニャアネタに論点をすり替える情報発信力は韓国顔負けの妙技。今日も新宿会計士様は侮れません(笑)

    ではニャアの日ついでに猫の話を少し。
    私の家では生後数ヵ月の頃から飼っていた猫娘がおりました。
    ちょうど両親が熟年離婚の危機。そんなタイミングで我が家に迷いこんできた小さな子猫は、すっかり冷めきった夫婦関係に和をもたらし、家庭崩壊から救ってくれた奇跡の家族でした。
    そうです。まさに猫によって家庭の運命を支配された瞬間にほかなりません

    そんな愛猫も12歳の時に感染症で右耳を失い、高齢の16歳を過ぎた頃から病気がちに。治癒の見込みがない循環器障害を患って寝たきりとなったまま昨年暮れに老衰で永眠。享年18歳。
    最後は家に来てくれてありがとうと涙止まらないまま火葬場へ送り出しました。

  12. 宇宙戦士バルディオス より:

     大のネコ好きである家内に言わせると、「ネコ(=^・^=)にとって、人間は飼い主ではなく、下僕かお世話係という感覚」だそうで。その昔は、飼い猫にエサを持って行くと「くるしゅうない。ちこう寄れ。食べて遣わす」、「カリカリばかりではつまらぬ。そちは、たまには缶詰を持って参れ」という態度を取られていたとのこと。そのおネコ様は、時たまふらっといなくなるかと思うと、何日かしてしれっとした顔で帰って来て、後でわかったところだと、図々しくも近所の家に上がりこんで、ご飯を貰って居候していたそうです。

  13. ケロお より:

    犬も自ら家畜化した説がありますね。
    「人の近くにいると餌もらえる。余所者が来たとき吠えるだけで、あとは寝てるだけとか楽勝すぎwww」
    「狩りに行くとき、危険なトドメさしを人がやるから楽でいいよね」

    1月11日は犬の日だったそうです。ワンワンワン!

  14. Umibozu より:

    コロナの件もある大変なときにブレイクネタ・・・いや”最重要案件”を取り上げての更新ありがとうございます。
    普段にも増して体力・気力を使うときかとは思いますが、管理人さんも体調管理にお気をつけて!

    それにしてもこちら方面に来るとは思ってませんでした。ついにネコノミクスの勢力がここまで及ぶとは・・・「ネコの国は近づいた」を痛感せずにはおれません(笑)

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