【速報】水産庁が北朝鮮漁船との衝突動画公表

本日の「速報」です。水産庁は本日、水産庁漁業取締船と「北朝鮮籍とみられる漁船」との接触事故に関する動画を公表しました。

水産庁は本日、水産庁の漁業取締船と北朝鮮籍とみられる漁船の接触事故に関する動画を公表しました(水産庁ウェブサイト『水産庁漁業取締船と北朝鮮籍とみられる漁船の接触事案についての映像の公表について』参照)。

これは、今月7日に日本海大和堆やまとたい周辺のわが国の排他的経済水域(EEZ)内で発生した事故ですが、北朝鮮は12日、日本に対して

取締船が正常に航行していた北朝鮮漁船を沈没させた

などと主張し、日本政府に「賠償」と「再発防止策」を講じるよう求めたものです(※次の時事通信の記事参照)。

日本に賠償と再発防止要求=漁船衝突で北朝鮮(2019年10月12日18時22分付 時事通信より)

では、実際にはどうだったのでしょうか。

水産庁の取締船から撮影した動画を直接見れば、日本の主張が正しいか、北朝鮮の主張が正しいかは、一目瞭然でしょう(沈没に至るのは動画の6:00~7:30)。

なお、「動画公表」という意味では、昨年12月、韓国の海軍駆逐艦がわが国の哨戒機にレーダー照射を仕掛けて来たときに防衛省が同が公表したのが記憶に新しいところですが(『【速報】防衛省が動画を公開』参照)、今回の水産庁の措置も非常によいものです。

ただし、YouTubeについてはコメント機能や「いいね!」の表示機能がオフになっている点においては、若干の不満が残りますが…。

いずれにせよ、韓国や北朝鮮がなにかわけのわからないことを日本に対して主張してきたら、日本はこうやって粛々と動画を公表するのが良いと思います。

本文は以上です。

読者コメント欄はこのあとに続きます。当ウェブサイトは読者コメントも読みごたえがありますので、ぜひ、ご一読ください。なお、現在、「ランキング」に参加しています。「知的好奇心を刺激される記事だ」と思った方はランキングバナーをクリックしてください。

にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

このエントリーをはてなブックマークに追加    

読者コメント一覧

  1. 匿名 より:

    今度は北朝鮮から捏造反論動画が来るのかな?

  2. 電気屋さん より:

    おそらくこの動画を北朝鮮は無視する事でしょう、今までと同じ主張を壊れたレコードの様に繰り返すと思われます。
    連中は苦し紛れにこの海域の主権を主張したそうですが最悪「報復」と称して日本の船舶に対する攻撃を行う恐れが有るのではないでしょうか?既に日本側への妨害行動は度々やっているので一段エスカレートさせる訳です。
    最悪改憲の遅れの代償を血で支払う事になりかねません。

  3. 墺を見倣え より:

    海上保安庁の人員と装備を2~3倍増させないといけない様に思います。

    中国並みに、早期退役軍艦のペンキ塗り替えて海上保安庁に回すとか。

  4. 暇人Z より:

    画像的にお笑いネタのようになっていますが、白頭山登頂も忘れないで w
    今までにないもの、ロフテッドではないICBMとかあるのだろうか

  5. クロワッサン より:

    更新お疲れ様です!

    まぁ、北も南も同じ民族ですからねぇ…。

    >いずれにせよ、韓国や北朝鮮がなにかわけのわからないことを日本に対して主張してきたら、日本はこうやって粛々と動画を公表するのが良いと思います。

    fantasy peninsulaの平壌運転って奴ですね。

  6. 名無しA より:

    今日のプライムニュースで見ました。

    率直な感想として、
     1)北朝鮮の船ボロ杉
     2)日本の取り締まり、優し杉。
    日本の漁師さんから、「あれじゃますます
    来ちゃうじゃないか、我々を見捨てるのか」と
    文句のメールが来てました。

    水産庁の取り締まり船ですが、民間からの借り上げ
    だそうで、船員も1人を除いて民間人だったそうです。
    はじめて知りました。水産庁、海上保安庁の人員
    装備拡充は必須ですね。

    1. よくわかってないジジイ より:

      海上保安庁かと思ったら水産庁だったのですね。水産庁までこのような取り締まりをするとは知りませんでした。

  7. 理系初老 より:

    お疲れ様です。

    この水産庁動画公開といい、中東海域への「日本独自」自衛隊派遣検討といい、安部政権いいですね。
    しかも、さらに右に舵を切りたい私をなだめるようにに、観艦式中止とパレード中止という、冷静な判断。
    加えて日・スコットランドラグビー戦は頑張ってやるぞという日本人の心意気。

    いやーもう安部政権のうちは日本大丈夫のような気がしてきました。あまいでしょうか。

  8. めがねのおやじ より:

    更新ありがとうございます。

    あのボロ船に60人も乗って居たんですか。何をしてたんでしょう?放水銃でアッと言う間に沈没(笑)。水産庁様、ご苦労さまです。良い絵だと思います。

    これで北が大人しくなる事は無いですが、出来れば朝鮮語訳と英語訳のテロップを付けたものを追加して欲しいです。

    1. GSOMIA より:

      1,2本の放水銃で沈没させるには最低でも数十分は放水し続けなければ無理ですよ。それも一切溢さずに。
      そして、漁船が傾きだしてからは放水してません。

      衝突は漁船の船首付近で衝突し、そのまま船尾まで擦りながら抜けていってるので、船側か船底外板にかなり長い損傷を受けたと思われます。沈没の速さもそれを示してます。

      接触しているにも拘らず、漁船は水産庁の船に押し戻される事なく進み続けている事から、水産庁側の船はほぼ停止状態か微速だったと分かります。動いてなければ当然、避ける事も出来ません。

      水産庁側に責があったような言い方はやめてください。

      1. めがねのおやじ より:

        GSOMIA様

        どこが気に障ったのか、放水銃の件でしょうか。何も水産庁に責があるようなつもりはしていませんよ。放水したのは事実です。北朝鮮がぶつかって来たのも事実です。

        私の過去のコメント是非ご覧下さい。安倍政権、自衛隊、保安庁、一切非難する書き込みをしてません。自民党にはしてますが。

        放水銃で一発に沈んだなどと責めるのは、貴方の読解力が低すぎます。GSOMIAさん、あまり聞かない名前だが、私は3年間、日に1〜2本はコメントさせていただいてます。

        私の普段の主張を知りもしないで、的外れの言いがかりはやめてください。ただの煽りですか?

        1. gommer より:

          めかねおやじさん

          HNのGSOMIAの正体はgommerです。予測変換でミスったようです。すいません。

          めがのおやじさんのスタンスを承知しているからこそ、放水でアッと言う間に沈没という表記はダメだろと思いました。

          ざあまみろ、くらいの意味だろうとは理解しますが、北朝鮮からクレームされてる状況を鑑みると、思って無いならそんな表現はしないほうが良いでしょう。

          放水による沈没だとの本気の主張なら、真面目に反論しますが、そうではないのですよね。

  9. めたぼーん より:

    難癖には冷静に対象する姿勢は頼もしいと思いますが、もっと強く発信しても良いかなと思います。

  10. 引きこもり中年 より:

     独断と偏見かもしれないと、お断りしてコメントさせていただきます。

     今回の「北朝鮮漁船の沈没事件」で、(日本マスゴミ村の)ATMの代弁者
    や、「憲法9条信者」で「安倍総理が悪い教司教」が、安倍総理批判を行お
    うとすることが、予測されます。(日本の野党は、(菅内閣時代の尖閣沖の
    中国漁船衝突事件があるので)表立っての批判は避けると思います)
     ただし、この批判が、「水産庁が放水したこと自体が、けしからん」にな
    るのか、「安倍総理の取り締まりが生ぬるい」になるのかは、分かりません。

     駄文にて失礼しました。
     

  11. 匿名 より:

    自明のことなので新宿会計士さんは書いてませんが、この動画は北朝鮮に対するものでなく、日本国民と国際社会に対するものです。
    「日本側は抑制的にかつ適切に対処したに過ぎない。北朝鮮側が不法であり、むちゃくちゃなことをしただけ。これが証拠」
    こうやってひとつひとつ、北朝鮮は異常な行為を繰り返してることを世に知らしめる。淡々と、着々と。
    北朝鮮に対しては、今すぐにでも完全に完膚なく叩き潰したくなりますが、今はさらなる孤立と経済的締め付けで力を削いでいくのが重要。じわじわと効いてるからこそ、こういう衝突が起こっているのですから。

※【重要】ご注意:他サイトの文章の転載は可能な限りお控えください。

やむを得ず他サイトの文章を引用する場合、引用率(引用する文字数の元サイトの文字数に対する比率)は10%以下にしてください。著作権侵害コメントにつきましては、発見次第、削除します。

※現在、ロシア語、中国語、韓国語などによる、ウィルスサイト・ポルノサイトなどへの誘導目的のスパムコメントが激増しており、その関係で、通常の読者コメントも誤って「スパム」に判定される事例が増えています。そのようなコメントは後刻、極力手作業で修正しています。コメントを入力後、反映されない場合でも、少し待ち頂けると幸いです。

※【重要】ご注意:人格攻撃等に関するコメントは禁止です。

当ウェブサイトのポリシーのページなどに再三示していますが、基本的に第三者の人格等を攻撃するようなコメントについては書き込まないでください。今後は警告なしに削除します。なお、コメントにつきましては、これらの注意点を踏まえたうえで、ご自由になさってください。また、コメントにあたって、メールアドレス、URLの入力は必要ありません(メールアドレスは開示されません)。ブログ、ツイッターアカウントなどをお持ちの方は、該当するURLを記載するなど、宣伝にもご活用ください。なお、原則として頂いたコメントには個別に返信いたしませんが、必ず目を通しておりますし、本文で取り上げることもございます。是非、お気軽なコメントを賜りますと幸いです。

電気屋さん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

【おしらせ】人生で10冊目の出版をしました

自称元徴用工問題、自称元慰安婦問題、火器管制レーダー照射、天皇陛下侮辱、旭日旗侮辱…。韓国によるわが国に対する不法行為は留まるところを知りませんが、こうしたなか、「韓国の不法行為に基づく責任を、法的・経済的・政治的に追及する手段」を真面目に考察してみました。類書のない議論をお楽しみください。

【おしらせ】人生で9冊目の出版をしました

日本経済の姿について、客観的な数字で読んでみました。結論からいえば、日本は財政危機の状況にはありません。むしろ日本が必要としているのは大幅な減税と財政出動、そして国債の大幅な増発です。日本経済復活を考えるうえでの議論のたたき台として、ぜひとも本書をご活用賜りますと幸いです。
関連記事・スポンサーリンク・広告